ベッカ・スティーヴンスが、4年ぶりにソロ・アルバム『Maple to Paper』をリリース。
近年は、ザ・シークレット・トリオやアタッカ・クアルテット等とのコラボレーション作品が続いていた彼女ですが、今作は、キャリア初の全曲ギター弾き語りによるソロ・オリジナルアルバムとなります。
2022年から母親の死、娘の出産という人生における二つの重大な変化が訪れ、
さらに理解者でありコラボレイターでもあったデヴィッド・クロスビーも死去するという境遇も。
アーティストとしての活動と、プライべートな人生の間の葛藤、自分自身への問いかけを赤裸々に綴り、歌へと発展させました。
シンプルなギターの奏法と、ハーモニーを持たない歌唱が、
彼女のメッセージをより力強いものにしています。
このソロアルバム発売を前に、来日公演が決定。
恵比寿BLUE NOTE PLACEにて2日間に渡って行われます。
インティメイトな彼女の世界観を味わえるまたとない機会、ぜひ足をお運びください!
【BECCA STEVENS Solo"Maple to Paper"】
さらなる進化を遂げる注目のシンガーソングライター、ベッカ・スティーヴンスが
4年ぶりの新作『メイプル・トゥ・ペイパー』発売直前にソロでのプレミアライヴをBNPにて披露!
【日時】
2024年8月24日(土)&25(日)
Open 18:00 / Start 19:00
*1ステージのみ、75分程の公演
*ライブ以外の時間帯は、ミュージックセレクターによる音楽をお楽しみいただけます
【出演】
ベッカ・スティーヴンス(ギター、ヴォーカル)
【場所】
BLUE NOTE PLACE
東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイス
tel:03-5789-8818
https://www.bluenoteplace.jp/guide/#Access
【料金】
ミュージックチャージ ¥6,600(税込)+テーブルチャージ ¥1,100(税込)
TOTAL ¥7,700(税込)
Becca Stevens
ノースカロライナ出身のシンガー・ソングライター/マルチ・インストゥルメンタリスト。音楽一家という環境でクラシックとアパラチアン・フォークの素養を持ち、ノースカロライナ芸術学校でクラシック・ギターを専攻したのち、ニューヨークの「The New School for Jazz and Contemporary Music」でジャズ・コンテンポラリー音楽専攻に入学、ジャズと作曲を学ぶ(当時の同級生にホセ・ジェイムズなどがいる)。2006年に学内の友人たちとベッカ・スティーヴンス・バンドを結成、2008年にはデビュー作『Tea By Sea』を発表。当時「ニューヨーク最良の秘宝」と呼ばれ、以降は本格的なプロ・ミュージジャンとしての活動を始める。ジャズ/ポップス/インディー・ロック/フォーク/ワールド・ミュージック等のリズムやハーモニーからインスピレーション受けたリニア感ある独特な楽曲、複数の弦楽器を操る高い技術、そして卓越したヴォーカル技術によって現代ジャズ・シーンの境界を大きく広げていく存在となっている。
自身のアルバムは、フォーキーで高度なアンサンブルの『Weightless』(2011)、インディー・ロックに接近した『Perfect Animal』(2014)、多重コーラスとスケールアップしたプロダクションを駆使して伝説的女性達をテーマとした『Regina』(2017)、40名以上のミュージシャンを集めてダンサブルなエレクトリック・ポップを作った『WONDERBLOOM』(2020)を発表。コラボ・アルバムとしてはグレッチェン・パーラト&レベッカ・マーティンと組んだ『Tillery』(2016)、中近東~バルカン音楽をとりいれた『Becca Stevens & The Secret Trio』(2021)、弦楽アンサンブルと共にオリジナル曲の再解釈にアプーチした『Becca Stevens | Attacca Quartet』(2022)を発表している。
また、デビュー以降は数々のミュージシャンのアルバムにゲストとしても呼ばれており、ホセ・ジェイムズ/ビョーケストラ/ブラッド・メルドー/テイラー・アイグスティ/グレッチェン・パーラト/エスペランサ/ローラ・マヴーラ/アントニオ・サンチェス/メトロポール・オルケスト/アンブローズ・アキンムシーレ/ルイス・コール/ジェイコブ・コリアー他その参加作は膨大。2016年頃からスナーキー・パピーのマイケル・リーグが主宰するGroundUpとの繋がりが生まれ、2017年アルバム『Regina』から同レーベルからのリリースが続いている。それによってスナーキー・パピーとの共演、デヴィッド・クロスビーのライトハウス・バンドへの参加と活動領域が大きく広がっている。