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PLAY PIANO Vol.4 ゲスト 中島ノブユキ

毎回こだわりのピアニストをお迎えする「PLAY PIANO with Clavinova」

昔ピアノを習っていた方。
ピアノを弾く喜び、音楽する楽しみ、忘れていませんか?
大人になった今、ピアノを始めてみようかな、という方もいらしゃるはず!
この番組を聴けばきっとピアノを弾いてみたくなるはずです。


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今回の特集/インタビューは、ミュージシャンからも高い評価を受けるピアニスト中島ノブユキさん!

2010年は映画『人間失格』のサウンドトラックや、
約3年振りとなるオリジナル作『メランコリア』のリリースなど、何かと話題を提供してくれました。

そんな中島さんのサウンドといえば、
心の奥深いところに染み入るような、繊細で美しい世界感が魅力。
音楽だけ聴くと簡単には足を踏み込めないような、少しミステリアスな印象でしたが、
実際お会いするととっても気さく(笑)

番組では、中島さんの音楽の礎となった、意外な?ルーツを知る事ができます。


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中島さんが演奏してくれたのはClavinova CVPシリーズ
生演奏ではピアノ・ソロの他に、ピアノと他の音と組み合わせ「人間失格のテーマ」のアンサンブルを。
クラビノーバ一台だけですが、まるで良質な室内楽のよう、中島さんの世界観を見事に再現してくれました。

色んな音色がある中、中島さんが興味を持たれたのは「CPシリーズ」。思わず「懐かしい~」。
CPシリーズは80年代によく使われたピアノということで、
ホール・アンド・オーツのフレーズもちらりと披露してくれました。これはレア。
中島さん曰く「ホール・アンド・オーツって立ってピアノ弾いてましたね~」

ほんとだ(笑)



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そんなCPの音色を使い、
「スタイル演奏」機能で披露してくれた演奏はなんとクラブミュージック
これまでうかがい知ることのなかった、中島さんのアナザー・サイドを発見できます。

ほんとにプライベートで楽しんでいるような雰囲気です。


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番組を聴いても分かりますが、中島さん、お茶目。
パリに留学中、好きだった料理は何ですか?と聞いた所「クスクスです」と即答。
やはり敢えて外してきます(笑)


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中島さんご自身も楽しまれていますが、
それを聴いている我々も知らず知らずに笑顔に。
大人になればなるほど、音楽の楽しさに気付かされますね。




■NAKAJIMA NOBUYUKI RECENT WORKS■
メランコリア


メランコリア / 中島ノブユキ

リリース:2010年10月6日
Spiral Records
製品番号:XQAW-1101




■NAKAJIMA NOBUYUKI FAVORITE ALBUM■
Open To Love


Open To Love / Paul Bley

リリース:1988年11月21日
ECM
製品番号:827751


『ピアノソロを弾く時はこの作品を意識している。音数やタッチとか。
やっぱり僕は余韻が好き。音の消えかけていく過程が好きなんです。』
by 中島ノブユキ


→中島ノブユキOfficial Site

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ブログでは毎回Clavinovaの多彩な機能をご紹介

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中島さんも驚いていたのが自然な楽器の音色。
弦の擦れる音なんて超リアル!ギターのボディーを叩く音も再現できます!

これはスーパーアーティキュレーションボイスというもので、
ギターの弦がすれる音やサックスの息づかいなど、
楽器固有の奏法から生まれる表情を、打鍵の強弱やペダルを踏むことで表現できる音色のこと。
ほんと、耳を澄ましてみても生の楽器にしか聴こえません。


大人の自由時間。音楽する楽しみを忘れていた方へ。


→CVP Playガイド

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