Canadian Independent Music Association(CIMA)が主催する、カナダの音楽アーチストを紹介するトレード・ミッションが来日。過去3回の訪日ミッションでは、350万カナダドル(約3億2800万円) にも上るビジネスが生まれ、208件もの商取引が成立。第4回目の今回は音楽会社/団体12社と8組のミュージシャンが来日。最新のカナダ音楽を紹介し、原盤や著作権のライセンス、肖像権等の著作隣接権、レコードデビュー、コンサート機会の創出、そしてデジタルやモバイルコンテンツを通して新しい音楽ビジネスでの成果を目指すことを目的とした。
そのショーケース・ライブ『Canadian Blast』が11月17日(カナダ大使館内・オスカー・ピーターソン・シアター)、19日(渋谷・duo music exchage)の2日間にわたって行われました。
Brandi Disterheft(ブランディ・ディスターヘフト)は、オスカー・ピーターソンからも"オスカーにもShe is what we call serious."と賛辞をもらったベーシスト/ボーカリスト。NYでロン・カーターに師事。2008年にリリースしたデビューアルバム『Debut』がJUNO Awardの「Jazz Album of the Year」を獲得している。クラシックも好きだけあってアルコでのピッチも見事だ。
Setlist
He May Be Yours(Helen Humes)/May I Love(G.Gershwin)/If Dreams Come True(sung by Nancy Wilson)/Gratitude(Brandi Disterheft)/Tritocism(Lucky Thompson/Oscar Pettiford)/Compared To What(Les McCan)
これまで誰も体験したことのない、ピアノの新たな世界を創造したい。電子楽器の可能性を追求し続けて35年、カシオの情熱はいま、CELVIANO Grand Hybridとして結実しました。普遍の音楽表現の道具としてあり続けてきたピアノ─ 1700年代までさかのぼるその永い歴史を丹念にひもとき、ピアノづくりの伝統を研究・分析。そこにカシオの革新的な技術をそそぎこむことで、ベルリン、ハンブルク、ウィーンで生まれた、時代を超えて愛される「3つのピアノ」の魅力を1台に集約。その魅力を思いのままに奏でる歓びを実現する、こだわりの「音」と「タッチ」に辿り着いたのです。それは伝統と革新の融合がもたらした、ピアノの新たなる系譜。 触れて、感じて、堪能してください。
特別企画として「冨田ラボ × 原雅明 × 柳樂光隆(本書監修)」ポップス界の名匠と語った、今日のジャズを知るための誌上鼎談。そして、2015年を象徴する一枚、ケンドリック・ラマー「To Pimp A Butterfly」のプロデューサー、テラス・マーティンへの独自取材。ロバート・グラスパーがケンドリック・ラマーの作品について語るインタビューもあり。さらに、今回の「Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN」での来日で一気に注目あつめるであろうスナーキー・パピーとハイエイタス・カイヨーテ。彼らを中心とした新たなムーヴメントを『Next Jazz Funk』として紹介。ほかにも、クラブ・カルチャーとの接点や独自発展するUKジャズ、ラテン・ジャズからクラシック音楽とのクロスオーヴァーまで今後の注目すべきシーンの作品を取り上げているほか、2015年現在の重要作を約200枚をガイド。
シリーズ最新刊、要チェックなガイド本です。
■タイトル:『Jazz The New Chapter 3』
■監修:柳樂光隆
■出版社:シンコーミュージック・エンタテイメント
■発売日:2015年9月10日
■判型:B5 判
■頁数:160 頁(本文のみ)
NYのさまざまなクラブやホールで、ジャズの名プレーヤー、そしてジャズの冒険的なスピリットを持ちながら新たなサウンドを生み出すアーティストやDJが一ヵ月にわたり連夜ライヴを繰り広げる一大イベントとしてNYで2011年にスタートした「Blue Note JAZZ FESTIVAL」。今年で5回目を迎え、すっかりNYの夏の風物詩として定着したこのフェスティバルが、1日限りの野外フェスに形を変えて日本に上陸するのが「Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN」。ジャズというキーワードのもとに、ジャンルを超えて良質な音楽を奏でる面々が集結します。
群馬県桐生市出身、ニューヨーク在住。アメリカ/ヨーロッパを中心に世界中でツアーを行なっている、日本を代表するジャズ・ピアニスト。クラシックの名門・桐朋学園大学音楽学部を経て、米バークリー音楽大学に留学しジャズに転向、首席で卒業。2001年に澤野工房より日本CDデビュー。さらに2003年TVドキュメンタリー「情熱大陸」(MBS系)に出演、その国際的活動が日本でも広く知られるところとなった。2005年にユニバーサルミュージックよりメジャー・デビュー。これまでリリースしたアルバムはすべて国内のあらゆるJAZZチャートで1位を獲得し、第23回日本ゴールドディスク大賞、スイングジャーナル誌ジャズディスク大賞、NISSAN presents JAZZ JAPAN AWARDなど権威ある賞を多数受賞。2012年に初の全国ホールツアーを敢行。2013年、誰もが知るクラシックの名曲を超絶アレンジした『モルト・カンタービレ』をリリース、2度目の全国ホールツアーを成功させ、大きな話題を呼んだ。メジャーデビュー10周年となる今年の夏に最新作『シンコペーション・ハザード』をリリースし、秋には3度目となる全国ホールツアーを敢行する。