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JJazz.Net Blog Title

2011年7月アーカイブ

orange pekoeのvocalナガシマトモコが初のソロ活動!

orange pekoeのギタリスト、藤本一馬さんも最近、ソロ作品をリリースされましたが、
vocalナガシマトモコさんもソロ活動を開始。
全曲カバーソングで好評を博したという東京公演に続き、大阪公演が決定!
Soul、Jazz、Brazil、Rock等の様々なジャンルの曲から、"静かな美しい曲"をテーマに選ばれた曲に
KEIKOの優しくもグルーヴィーなRhodesの音色と及川景子のアラブバイオリンが情熱的に絡まり、
他では味わえない世界観が展開されます!

9月からは、orange pekoeとしてアコースティック・ツアーが決定していますが、
orange pekoeとは一味違う一面をみることができるはず!
このスペシャルな一夜を、どうぞお見逃しなく!


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■ナガシマトモコ、静かな美しい曲をうたう
~Tomoko Nagashima sings cover songs-Arabic Jazzy Soul Night-■

<日時>
2011年8月13日(土) Open18:00/Start19:00

<出演>
ナガシマトモコ
Key:keiko(from This Time)、Violin:及川景子

<料金>
前売 4,500円 / 当日 5,000円 (入場時DRINK代別途500円必要)

<会場>
心斎橋JANUS

<チケット>
・チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード144-513)
・ローソンチケット 0570-00-0777(Lコード56903)
・e+ http://eplus.jp/
・JANUS店頭(予約可)

<問合せ>
心斎橋JANUS TEL:06-6214-7255


◆プロフィール◆
【orange pekoe(ナガシマトモコ)】
ナガシマトモコ (ヴォーカル、作詞)と藤本一馬(ギター、作曲、編曲)により1998年に結成され、関西のカフェ、クラブを中心に活動を開始。ジャズ、ラテン、ブラジル、ソウルなど、様々な音楽を独自に昇華した自作自演のスタイルでデビューと共に各方面から高い評価を得、その後もジャンルやシーンにとらわれない良質な音楽を発表し続けている。現在まで6枚のオリジナルアルバムをリリースし、韓国やニューヨークでの公演など海外にも活動の幅を広げてきた。ライブステージにおいては真にアコースティックで二人の息づかいが聞こえるデュオ編成、またグルーヴィーで迫力溢れるバンド編成のどちらの表現も追求し、昨年は歌とギターのみによるデュオ・スタイルでのツアー「orange pekoe acoustic duo tour 2010」、また「orange pekoe with the Big Band party night!!!」と 題して総勢18人からなるビッグバンド編成でのライブも成功裏に終えた。今年は国内のイベントやフェス加え、タイのジャズフェスへも参加。秋からはデュオツアー2011がスタートし、ビッグバンドライブも開催予定。さらに、藤本一馬のソロアルバム「SUN DANCE」がリリース、またナガシマトモコのソロとしての活動も始動。ソウルフルでポジティヴなヴァイブレーションが溢れる歌と、アコースティックで美しい楽曲、高い演奏性が聴く者を魅了している。

"GAP" DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN@LIQUIDROOM:ライブ情報 / LIVE INFO

コルトレーン、ファラオ、マッコイなどなどのリリースで皆さんご存知のレーベル「impulse!」から新作がリリースされることが決定した菊地成孔率いるDCPRG。
かのレーベルからの新作はお久しぶり&日本人ミュージシャンは初!ということで、ますます注目を集める中、アートリンゼイが参加した前回のライブも記憶に新しいですが、さらに同じ会場リキッドで、ライブです!
すごそ~!

[Text:樋口亨]


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GAP(golden after play)


<日時>
2011年7月31日(日)
OPEN 17:30
START 18:30

<出演>
DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN(デート・コース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデン)

菊地成孔 (cond、CDJ、key)
坪口昌恭 (key)
成澤功章(Key)
大村孝佳 (g)
アリガス (b)
大儀見元 (perc)
千住宗臣 (ds)
田中教順 (ds)
津上研太 (sax)
高井汐人 (sax)
類家心平 (tp)

<会場>
LIQUIDROOM

<料金>
前売り4,500円(税込)
all standing
drink別

<チケット購入>
チケットぴあ【Pコード:143-975】
LAWSON TICKET【Lコード:74066】
イープラス
LIQUIDROOM店頭

<お問合せ>
LIQUIDROOM 03-5464-0800

LA♥JPN♥LA:ニュース / NEWS

東日本大震災の被災者支援チャリティーアルバムです。
L.A.と日本から、新世代のアーティストが集結しています!
ビートミュージックが好きな方には、特におすすめです。

こういう企画は、定期的に継続して、色々なところから出てくるといいです。

[Text:樋口亨]


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LA♥JPN♥LA Vol. 1


『LA♥JPN♥LA』は、2011年3月11日に起きた東北震災の犠牲者を支援するために一致団結したロサンジェルスと日本のアーティストをフィーチャーしたチャリティ・コンピレーション。LA在住のライター兼DJのハシムBがキュレーションをし、日本のdisques cordeレーベルが協力して制作されたこのコンピの第一弾には、LAの人気イベントLow End Theoryとビート・シーンを代表するSweatson Klank (Take), Mike Gao, Co.fee, Ras G, Samiyam、そしてLAシーンの影響を感 じさせるEmufucka, fitz ambro$e, Bun, MONO X MONKEY, a.z., ichiro_など日本の新星ビートメイカーが参加している。また、GagleやJazzy Sportのメンバー でもあるMitsu The Beats、ストーンズ・スロウ所属の80年代ファンク・マスターであるDam-Funk、そしてCoffee & Cigarettes Band(DJ Kensei & Sagaraxx), Shingo Suzuki(Ovall), Inner Science, Rebel Musical, Chikaramanga(TRES Records)などはメロウでメランコリックなビートを提供し、ビート・ムーブメントの多面性を見せつけている。マーズ・ヴォルタのキーボード奏者であるアイキー・オウェンズ率いるフリー・モラル・エージェンツはエモーショナルなライヴ音源を提供し、KutmahはMC Dakimをフィーチャーしたアバ ンギャルド・ラップ・チューンで参加。Low End TheoryのレジデントMCであるNocandoは、DJ Nobodyがプロデュースし、日本に捧げた"West Side Rentals"を提供。
「Suite For Ma Dukes」で知られるMiguel Atwood-Ferguson & Carlos Nino、 Dublabのメンバーで構成されるGolden Hits、LA在住のジャズ・フォーク・シン ガーGaby Hernandez、そしてCarlos Nino率いるフォーク・ユニットTurn On The Sunlightが提供するアコースティックでアンビエントな楽曲は、リスナーを癒すに違いない。

このコンピレーションの第一の目的は東北震災の犠牲者を長期的にサポートすることだが、L.A.と日本から登場している新世代のアーティストを紹介し、国境を越えた音楽的交流に脚光を当てた内容の作品でもある。今後、さらに多くの アーティストが参加した第二弾、第三弾がそれぞれ8月末、9月末にリリースされる(Vol. 2にはLAと日本のアーティストによる極めてヘビーなビートと実験的ラップをフィーチャー、Vol. 3はダウンテンポだけではなく、テクノ、ロック、 フォークなどの型破りな楽曲も収録)。

このコンピレーションの売り上げは全て日本赤十字社とCivic Forceに寄付される。

日本赤十字社

Civic Force


<発売日>
7/27よりiTunes Storeで先行発売。
その後、amazon、bleep、beatport、boomkatよりワールドワイドに配信。

<形式>
ダウンロード配信アルバム(CDリリースはありません)

<レーベル>
Onkyovizion/Disques Corde

<収録曲>
1. Into Eternity − Carlos Nino + Miguel Atwood-Ferguson
2. Wait So Long - DJ Mitsu the Beats
3. IT STARTED IN THE HEART - Kutmah feat. Dakim
4. Ghost of a Rose - Emufucka
5. Morning After Pills (Instrumental) - Sweatson Klank
6. nitta B - fitz ambro$e
7. Japan Groove - Dam-Funk
8. Vilal Loop - MONO X MONKEY
9. Liv Inn - Co.fee
10. Rakuda (駱駝) - Ramza
11. fullspeed - Mike Gao
12. Just Like That - Bun / Fumitake Tamura
13. Change - Ras G
14. beat71 - a.z
15. The Ripple - Gaby Hernandez & The Life Force Trio
16. lighting - Inner Science
17. Pillowillow - Golden Hits
18. Rebirth - Shingo Suzuki
19. Mi Hermano - Chikaramanga
20. From C&C With Love - Coffee & Cigarettes Band
21. helping hand - Samiyam
22. No...No... - u..
23. IOLITE (live at the low end theory) - REE MORAL AGENTS
24. The Silver (銀の腕輪) - REBEL MUSICAL feat. FULL VIOLET
25. West SIde - Rentals Nocando
26. near from here - ichiro_
27. I Love You (ambient) - Turn On The Sunlight

<詳細>
http://lalovesjapan.bandcamp.com/

http://lalovesjapan.tumblr.com/

『MOVEMENTS』 at eleven:ライブ情報 / LIVE INFO

音楽を通して世界とコミュニケーションし、変わらぬスタイルを貫くDJ・プロデューサーのJUZU aka MOOCHY。
彼が定期的に行っているパーティー「MOVEMENTS」が開催されます。
豪華メンバーです。
You must check it out!!!

[Text:樋口亨]


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MOVEMENTS
2011.7.29 FRI @eleven

まず、東北で起きた地震、それによる津波で多くの人が亡くなりました。また、福島での原発の爆発により放射能が日本全土に散布され、空を汚し、海を汚し、今も世界に被害を広げています。しかし、本来音楽とはこの様な辛く、不条理な状況で強く輝くものと信じます。今回のMovementsも、この日本で今現在も活動を続けるメンバーで盛り上げます!さあ叫びましょう! 俺達、私達はここで生きていると。

■DANCE FLOOR

LIVE:
JAKAM & THE SPECIAL FORCES

DJ:
DJ KENSEI (C&C BAND)
MACKA-CHIN (NITRO MICROPHONE UNDERGROUND)
JUZU a.k.a. MOOCHY
BING a.k.a. TOSHIO KAJIWARA,
CHIDA (ene)

VJ: sati. (HUEMM)

■LOUNGE FLOOR

LIVE:
THE TCHIKY'S
東京月桃三味線
KENJI IKEGAMI

DJ:
サラーム海上
HEMO+MOOFIRE
Shhhhh
Q a.k.a. INSIDEMAN
OISHI HAJIME
DAI

LIVE PAINT:
SYUNO VEN from Aizu/Sendai
WITNESS from Fukuoka

FOOD:
MANGOSTEEN
PARADISE ALLEY from Kamakura

DECO: PRAZMA

OPEN/START: 22:00
DOOR 3000yen W/F 2500yen

http://www.nxs.jp/

http://www.go-to-eleven.com/

Be STRONG Be FREE:ライブ情報 / LIVE INFO

注目の日本人クリエイターの作品を、国内外に向けて発信しているエレクトロニック・ミュージック・レーベル「UNKNOWN season」。
スタートして8ヶ月が経つタイミングで、初のレーベル主催パーティーです!
作品の方も、この夏のアンセムとなるような、すでに海外でも評判の3タイトルがドドーンとリリースされます。
夏を楽しんでダンスしましょう♪

[Text:樋口亨]


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Be STRONG Be FREE


<日時>
2011年7月29日(金) Open:20:00

<出演>
DJ Kent aka The Backwoods
Gonno
CONVERGE+(Takashi Sasaki & DJ ENDO)
Ryoma Takemasa
Through Tone
Check!!!(Cherry & Tec)
Yoshi Horino

<料金>
DOOR:2500円-1D
FLYER : 1500円 - 1D

<会場>
club LOOP

<詳細>
UNKNOWN season
UNKNOWN season blog

PIANO LOVER Vol.11 ゲスト 松本茜:PIANO LOVER

毎回こだわりのピアニストをお迎えする「PIANO LOVER」
今回の特集/インタビューは、松本茜さん!

高校1年生の時、バークリー音楽大学の奨学金オーディションに合格。
そして、若干20歳の大学生時代にメジャーデビューという才能溢れる新世代のピアニストです。

まだお若いですが、ジャズに真摯に向き合う姿は流石。
自分のしたい事、目指している事が明確です。

そしてなんといってもチャーミング!
こんな娘さんがいたらきっとお父さんも鼻高々ですよね~。


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自由な所に魅せられた、"ジャズとの出会い"。
とても素敵なエピソードを聞かせて頂きました♪。

学生の頃からいろんなコンテストで活躍。
さぞやすごい英才教育を受けていたかと思いきや、ほぼ独学。
CDが先生だった!?
節目節目に大切な出会いもあったようです。

詳しくは番組をお聴き下さい~。


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番組後半では、ピアノと松本さんについて。

ピアノの魅力についてお伺いしたところ、
野球(!?)に例え、分かりやすく言葉にして頂きました。
まさか松本さんから野球の話がでてくるとは・・・意外(笑)。

松本さんがピアノを弾く上で大事にしていることは、
「完全に脱力をして、どこにも無駄な力が入っていない状態で演奏すること。」
松本さんがおっしゃる通り、これって基本的な事かもしれませんが、
何をするにも、自分をリラックスさせて解放させてあげることが重要なのかもしれませんね。

そして、ヤマハのハイブリッド・ピアノ「AvantGrand N3」を使って生演奏もして頂きました。


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「音の出かたやタッチも弾いていて気持ち良いですね。
これまでも電子ピアノやサイレントピアノを弾いてきましたが、
鍵盤を押し切る前に音が出たりすることがあったんです。
これだと自分でコントロールして弾きやすいし、ダイナミクスに関しても強弱がつけやすいですね。」

より本番に近い状態で、ストレスなく演奏できるAvantGrand。
詳しくは番組をお聴きください。

今年に入って、ピアスをあけられたとのことで、現在ピアスを集めるのが楽しいそうですよ。

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そんな松本さんに、JAZZをやる上で心がけていることを尋ねてみました。
「はしごを昇っている感じだと思うんです。どんどん昇っていかないと上にいけない。
途中で留まることができなくて、止まると落ちてしまう感じ。
だから、さぼったり、向上心がなくなると下手になってしまうと思うんです。
地道にやり続けることが大事だと思っています。」
本当に前向きですね~。それにしても"はしご"やら"野球"やら例え上手です(笑)

そして自身がリーダーを務めるバンド、NEW ROMAN TRIOでも活動中。
6月には『夏うたJAZZ』をリリース。あの"夏うた"達がジャズアレンジで生まれ変わっていますよ。
NEW ROMAN TRIOとしてTOURもあります。
是非、生で松本茜さんの世界を味わってみてください~。


『夏うたJAZZ


夏うたJAZZ / NEW ROMAN TRIO

リリース:2011年6月22日
日本コロムビア
製品番号:COCB-53969


【松本茜LIVE情報】

→松本茜Official Site

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山中千尋出演。番組連動イベント決定!
応募はこちらからどうぞ


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What's ハイブリッドピアノ?

アコースティックピアノに使用されているピアノアクション機構を搭載し、
電子ピアノのようにデジタル音源をスピーカーから発音するシステムを搭載。
アコースティックピアノと電子ピアノの長所を採用することで、
鍵盤とアクションの連動から生まれるアコースティックピアノに限りなく近いタッチ感を実現し、
素早いトリルや細かい連打はもちろん、力強い表現や繊細な表現まで伝えることが可能。


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生のピアノの演奏感を味わえ、自分がイメージする音を再現できる"AvantGrand"。
ヘッドフォンや音を小さくして演奏することも可能ですし、サイズもコンパクト。
日本の住空間にぴったりのピアノと言えますね。

ピアノがハイブリッドになるということ。


→AvantGrandサイト

8/10(水)【LIVE】LOUNGE SPIRAL VOL.1 @ 青山CAY:ライブ情報 / LIVE INFO

青山からまた新たなパーティーが生まれます。
東京の音楽シーンの最前線で活躍するミュージシャンを招いて行うイベント"LOUNGE SPIRAL"が始動。


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vol.1となる今回は、JJazz.Netでも人気のピアニスト、南博が期待の若手ミュージシャン達と結成した南博TheFuturisticFutureが出演。
このバンドは円熟味を増しつつある南さんが、今イキのいい若手<スガダイローとの共演でも知られる、森田修史(sax)や服部正嗣(drum)、そしてJJazz.Netの番組で選曲も務める千葉広樹(bass)>を率いてウェイン・ショーターの曲をメインに演奏するという、他にあまり見ることのない構成です。さらに、今回は若手実力派トランぺッター類家心平がゲスト参加。

この他、映画や舞台、ファッションショーなどの多方面へ自身の楽曲提供を行い将来を嘱望される若手作曲家、ピアニストの大口俊輔と彼のスペシャルユニットや DJとして、フジロックや生音ジャズなど多くのイベントに呼ばれ注目度も高い大塚広子の出演も決定しています。

また会場である青山CAYには、タイ料理を中心としたアジアンフードとバリエーション豊かなアルコール類
(中でもオーガニックワインはおすすめ)も沢山あります。
美味しい料理とお酒と共にお楽しみ下さい~。


■LOUNGE SPIRAL VOL.1■


<日時>
2011年8月10日(水) Open18:00/Start20:00


<出演>
南 博 The Futuristic Future+1<南 博 (piano) 森田修史(sax) 千葉広樹(bass) 服部正嗣(drum)>
Guest 類家心平

ヲホクチシュンスケ 他
DJ:大塚広子


<料金>
前売券 ¥3,500  当日券 ¥4,000
【自由席または立見 / 飲食代別途】


<電話予約>
【CAY】 TEL: 03-3498-5790


<メール予約>
【CAY】e.mcay@spiral.co.jp
件名に「8/10 ライブ予約」と明記の上、お名前、ご連絡先、ご希望枚数をご連絡ください。
受付後、確認のメールをお送りしますので、携帯電話の方はPCからのメールを受信できるように設定をお願いします。


<会場>
青山CAY


<問合せ>
CAY TEL: 03-3498-5790 (平日12:00~21:00)


【イベント詳細】

主催:Airplane Label / CAY
企画:Airplane Label / CAY
協力:JJazz.Net


◆プロフィール◆
【南博】
1960年東京生まれ。86年東京音楽大学打楽器専攻卒。88年バークリー音楽大学より奨学金を得て渡米、91年作曲/パフォーマンス課卒。ピアニストとして、また作曲家として国内外のグループに客演、作品提供を行うほか、99 年よりイーストワークスから『three times one 』、『SONGS 』、『GO THERE! 』、『Celestial inside 』、『MINAMI-GO THERE!remix』、『Touches & Velvets (Quiet Dream)』、『Elegy』とコンスタントに作品を発表。2008年には初エッセイ「白鍵と黒鍵の間に」、CD『Like Someone In Love』と立て続けに発表し高評を得る。2009年4/1二作目エッセイ『鍵盤上のUSA』を発表。2010年3/24にイーストワークスエンタティンメントから『The Girl nextdoor』をリリース。同年7/6にエアプレーンレーベルから南博GO THERE!3rdアルバム『From me tome』リリース。2011年4/28三冊目のエッセイ『マイフーリッシュハート』(扶桑社)発売。同年6/22にピアノトリオ最新作『Body&Soul』(ewe)発売。近年はレギュラーバンドのスタンダードピアノトリオ、カルテットの南博GO THERE!以外にもM.M.SやThe Futuristic Futureといったバンドを結成し精力的に演奏活動をするかたわら、執筆の仕事も数多く行う。


【大口俊輔】
東京芸術大学卒業。作曲家、ピアニスト、アコーディオン奏者。 景色や香り、物語のある音楽を創造し、演奏会、演劇、ファッションショー、映画、絵画等、その時、その空間に想像できるファンタジーと夢を創る音楽家。これまで数々の演奏会、プロジェクトを手がけて来たが、音楽への興味だけにとどまらない事から、Tao Comme Des Garconsのパリコレクション(FW2008-2009、SS2009)への楽曲提供や、蜷川幸雄の舞台出演など、異なる業種との仕事も多い。最近では狩野派の最高峰とされる狩野永徳の作品『上杉本洛中洛外図屏風』(国宝・伝国の杜 上杉博物館所蔵)への楽曲提供と演奏、森美術館のプロジェクト『不平の合唱団』への合唱曲提供、映画、「イエローキッド」(真利子哲也監督)への楽曲提供などがある。その他、ピアニカ奏者として、のだめオーケストラとの共演や、活動弁士、坂本頼光と共に無声映画のための作曲演奏、絵本作家ミロコマチコさんの絵本に音楽を提供するなど、様々なフィールドにて活動している。チャンチキトルネエドでは、インドネシアでの海外公演よりこのバンドの特徴でもある大胆な演出を担当。CD『CHANCHIKI TORNADE』の制作にあたっては楽曲アレンジを含めトータルディレクションを
手掛けた。


【類家心平】
青森県八戸市出身。ブラスバンドでトランペットに出会いマイルスデイヴィスに触れジャズに開眼する。高校卒業後海上自衛隊の音楽隊でトランペットを担当。自衛隊隊退後2004年にSONYJAZZからジャムバンドグループ「urb」のメンバーとしてメジャーデビュー。「urb」の活動休止後に自身のユニット「類家心平 4 Piece Band」を主催。2009年6月にファーストアルバム「DISTORTED GRACE」をリリース。前作より2年たった2011年9月、菊地成孔プロデュースで2ndアルバム『Sector B』をリリース。その他「菊地成孔ダブセクテット」、「DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN 」、元「ビート・クルセイダース」のケイタイモ率いる「WUJA BINBIN」や「LUNA SEA」のギタリストSUGIZOが率いるユニットにも参加し活躍の幅を広げている。


【大塚広子】
2004年以降、都内でのDJ活動と自身のミックスCDの展開から、全国的な現場での支持を得て、ワン&オンリーな「黒いJAZZのグルーヴ」を起こすDJとして、その存在を不動のものとする。現在、渋谷The Roomにて10年目に突入する第四金曜日不動の人気イベント「CHAMP」のDJを務め、日本中の様々なパーティーからのゲストオファーが絶えない。Jazzを切り口としながらもジャンルや年代を超えたBLACKNESS、徹底した掘り、またオリジナルな音源追求が呼び起こす繊細かつ大胆なプレイで、多くの音楽好きを唸らせそして踊らせる。

WHISKY MODE Vol.23 ゲスト - 沖野修也:WHISKY MODE

今回の「WHISKY MODE」ゲストは沖野修也さん。
沖野さんはこの番組記念すべき第一回目のゲスト!
リリースされたばかりの新作『DESTINY』を引っさげ、約2年振りの登場です~。

KAWASAKIさんにとって沖野さんは今でも大先輩。
収録前から何やらそわそわ。。。いつになく緊張感が走っておりました(笑)。

そんな緊張を解きほどくためにも、まずはかんぱーい。
今回は夏にはぴったり、爽快なハイボールですYO!

KAWASAKIさん、ソーダを注ぎ軽くステア。
沖野さんはヘッドフォン越しに聞こえるソーダの音を確認中。
このソーダを注ぐ音が本当に爽やか。
「夏の音 100音」というのがあれば、氷の音と共にこの音も入れたいぐらいです!

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Photo by momokoogaki


■今回PICK UPしたウイスキー:ザ・マッカラン ファインオーク12年■
スコットランドの名門「ザ・マッカラン蒸溜所」がおくるマッカランの新シリーズ!
マッカランの特徴である"シェリー樽原酒"をはじめ、3種類の異なる樽で熟成させた原酒を絶妙なバランスでバッティング。シェリー樽"由来の華やかさを残しつつ、ライトでスムーズな飲み口です。また、ハイボールにすると一層華やかさが引き立ちます。

ザ・マッカラン ファインオーク12年プレゼント:応募はこちらからどうぞ

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Photo by momokoogaki


■沖野修也 × ザ・マッカラン ファインオーク12年■
「美味しいですね。ほのかな甘味もあるし、香りも良い。夏はハイボールでしょ。
特にこのザ・マッカラン ファインオークを使ったハイボールは"ハイボールの進化系"のような気がしますね。」
by 沖野修也

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Photo by momokoogaki


今回の新作『DESTINY』では、、N'Dea Davenport(The Brand New Heavies) 、
Navasha Daya(Fertile Ground)、Divinitiなど、沖野さんの旧友でもある豪華ヴォーカリスト陣が参加。
オリジナルとカバーを1曲づつ同じボーカリストが歌っているのですが、
アルバム全体的にまとまりもあり、沖野さんらしい洗練された楽曲が並んでおりますよ。
新作について詳しくはこちらのインタビューもどうぞ。

沖野さんの本業はもちろん音楽家ですが、
今年4月にはビジネス書『フィルター思考で解を導く』を発売。
陶器や料理にも興味があるということで、次は何をプロデュースされるのか楽しみです。
DJによる料理本も見てみたい!沖野さんエプロン姿で(笑)


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Photo by momokoogaki


■ザ・マッカラン ファインオーク12年(ハイボール)の世界観に通じる楽曲■
→「Butterfly feat. MONDAY MICHIRU / Nation Of The Multiverse」
「まさにザ・マッカラン ファインオーク12年のように甘く華やか。決して重過ぎないんですよね。
聴いていて心地よい感じ。このハイボールを飲む時のBGMとしてもぴったりかなと思ってセレクトしてみました。」
by 沖野修也

■今回のテーマ「LUXURY & CASUAL」に合う楽曲■
→「Give Your Love A Chance / 沖野修也」
「この曲は僕のNEW AL『DESTINY』に収録されている楽曲なんですが、
この作品そのものが「LUXURY & CASUAL」に合う内容になっていると思うんです。
デザインレストランのBGMとしても聴いて欲しいし、若い人がクラブでダンスするのも良し、
そんな、LUXURYでCASUALな世界感を愉しんでもらえればと思います。」
by 沖野修也


Destiny


Destiny / 沖野修也

リリース:2011年7月13日
Village Again Record
製品番号:VIA-0088



■沖野修也 DJ SCHEDULE■

7/23(土)
JAZZTRONICA!
@渋谷The Room

7/30(土)
YUKATA at UNITED ARROWS & SONS "夏祭り"
@ユナイテッドアローズ 原宿本店メンズ館B1F

7/30(土)
Sound Sanctuary
~沖野修也 ソロ・アルバム『DESTINY』リリース・パーティ
@渋谷 The Room

8/5(金)
KYOTO JAZZ MASSIVE@Seoul

8/6(土)
2011全国真宗青年の集い
750回大遠忌法要記念大会
@京都本願寺御影堂

8/20(土)
2ndソロ・アルバム『Destiny』リリース・パーティ
@京都 メトロ

8/21(日)
2ndソロ・アルバム『Destiny』リリース・パーティ
@宮崎 corner

沖野修也(KYOTO JAZZ MASSIVE)




■quasimodeセレクション■
quasimodeのメンバーが入れ替わりで登場。
毎回テーマに沿った選曲でウイスキーの似合うシーンを演出してくれます。
今回はベース・須長さんが登場!

quasimodePic2011-A.jpg

→「Sure As The Sunshine Feat.Michelle Shaprow / ANAN RYOKO」
→「Object in the Mirror feat. Carmen Lundy / quasimode」
→「A Different View / LTC」

quasimodeが意識している音楽の世界観はまさに今回のテーマ"LUXURY & CASUAL"。
須長さんからジャズの醍醐味も教えて頂きました。

そんな須長さんの選曲は、少しでも涼しくなるようにとクールなセレクション!
ハイボールのBGMとしても心地よいはずです。

■quasimode LIVE SCHEDULE■

2011.07.25. Live at Sapporo City Jazz
2011.08.06. Live at Billboard Live Osaka
2011.08.07. Live at Billboard Live Tokyo
2011.08.10. Live at Blue Note Nagoya
2011.09.03. Live at TOKYO JAZZ
2011.09.04. Live at SUNSET LIVE 2011

→quasimode LIVE SCHEDULE詳細


Magic Ensemble


Magic Ensemble / quasimode

リリース:2011年1月26日
EMI ミュージック
製品番号:TOCT90020



quasimode Official Site




【DJ KAWASAKI 待望の3rdアルバム『PARADISE』発売中!】

DJ KAWASAKIの最新モード=ロマンテック・ハウス!
(ロマンティック+テクノ)
叙情的にしてドラマティックなメロディーとデトロイト・テクノの影響を感じさせる
ギャラクティック(銀河的)なサウンドが見事に融合。
今、最も注目を集める女性アーティストCOMA-CHIをゲストに迎えた初の日本語曲、「Paradise」収録!!


PARADISE


PARADISE / DJ KAWASAKI

リリース:2010年9月1日
EMI ミュージック
製品番号:TOCT-26982



☆先行配信第一弾 "Galactic Love"現在配信中!
☆先行配信第二弾 "Paradise feat. COMA-CHI"現在配信中!
☆ESPECIAL RECORDSより、アナログリリース!


DJ KAWASAKI Official Site


【TEAM WHISKY MODE】
PHOTOGRAPHER : MOMOKO OGAKI
WRITTER : YASUO MURAO
NARRATOR : MAKI SUGIMOTO
ARTIST MANAGEMENT : ERI MORI
PROMOTER : TOSHIHIRO ASAI
DIRECTOR : SATOSHI HIROSHIMA

produced by JJazz.Net

「庭とご飯と音楽と」食卓音楽 第一回 レシピ - ベリーの赤ワイン漬け:庭とご飯と音楽と - 食卓音楽

今が旬のベリーをおいしくいただきましょう。

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写真はジューンベリー。

生で食べるのはとてもおいしいですが、食べきれないときに最適なレシピです。

ベリー以外にも、プルーンやいちじくのドライフルーツもおすすめ。
旬の果物でもお試しください。
[Text:樋口亨]

ベリーの赤ワイン漬け
材料(作りやすい分量)
・好みのベリー(ブルーベリー、ラズベリー、ストロベリー、ジューンベリーなど) 1カップ
・赤ワイン 2カップ

  1. ベリー類は水にくぐらせ、ザルなどに取り、水気をよくきる。
  2. 煮沸消毒したビンに全ての材料を入れ、冷暗所に保存する。

*分量は目安です。ベリーが顔を出さないよう、多めに赤ワインを注いでください。
*夏場は冷蔵庫で保存してください。
*砂糖(1/2カップ程度、好みで加減)を加えると食べやすくなり、長く保存することもできます。
*生の果物の場合は、早めに食べきりましょう。

「庭とご飯と音楽と」ミュージックガーデン 第一回 ゲスト - tico moon:庭とご飯と音楽と - ミュージックガーデン

こちらでは収録当日の庭の写真やゲストのオフショットなどをお届けしていきます。
今回は、庭の写真は撮影し忘れてしまいました!
すみません。。。

見ても食べても楽しい緑がたくさん育っている良原リエさんのワイルドガーデンに、
記念すべき第一回目のゲストとしてお迎えしたのは、
アイリッシュハープの吉野友加さんとギターの影山敏彦さんによる男女デュオ、
tico moon(ティコ・ムーン)のお二人です。

庭の様子にいたく感動していらっしゃたお二人。
「あれは何?」「これは何?」と矢継ぎ早に質問が飛び交っていました。

インタビュー収録後には、良原さんから、たくさん育っていたハーブ「タイム」のプレゼントが!
そのにおいをかいで、「お腹すいた~」とお二人。(笑)
タイムは特に肉や魚料理に使うそうですが、
トマトとも相性が良く、煮込んだ最後にたっぷりとタイムを足すと、
その香りがさらに美味しくしてくれるそうです。

その他に、衝撃だったのが、「フェイジョア」
この木は実がおいしいらしいのですが、なんと花もすっごくおいしいのです。
みんなで生で食べてみたのですが、肉厚で甘い味が癖になりそうでした。
一同「うまい!!」と驚きと喜びの声を上げてしまいました。

「カレープラント」ってご存知ですか?
カレー粉やカレールーの材料ではないのですが、カレーの匂いがするんです。(笑)
良原さんは、遊びで植えて楽しんでいらっしゃるようです。

そして、このガーデンでのインタビューを知ってか知らずか、
今年で結成10周年という節目に、tico moonさんが発表した
6枚目となるアルバムのその名も『Daydream Garden』!
インタビューでもお話がありましたが、日常から生まれる
優しい楽曲の数々が詰まっています。
アルバムの雰囲気を分かっていただくのにバッチリな、
お二人のコメントをご紹介しておきます。

空想庭園へようこそ。森の中で動物達がお迎えいたします。―影山敏彦
日常に一輪の花の様な彩りを添えられる音楽でありますように。―吉野友加

ものすごいスケジュールの発売記念ツアーも決定(下記チェック)していますので、
お近くの方は是非是非遊びに行ってみてください。
[Text:樋口亨]


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■タイトル:『Daydream Garden』
■アーティスト:tico moon
■発売日:2011年5月25日
■レーベル:333DISCS
■カタログ番号:333D-45
■価格:2,625円(税込)

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tico moon (ティコムーン) プロフィール】
2001年7月、ハープ奏者・吉野友加と、ギター奏者・影山敏彦によって結成された
デュオユニット。音の響き合う瞬間を大切にした演奏活動を行っています。
2003年10月に333DISCSよりファーストアルバム『lento』をリリース。
2008年7月には、伊藤ゴロー氏プロデュースによる5枚目のアルバム
『Raspberry』をリリース。映像制作チー ム「SOVAT THEATER」による、
2009年発表のストップモーションアニメーション『電信柱エレミの恋』
(第13回文化庁メディア芸術祭優秀賞、第64回毎日映画コンクール
大藤信郎賞受賞)の音楽を全編担当。

吉野友加:東京生まれ。11歳よりグランドハープを始め、
2000年よりアイリッシュハープでの演奏活動を始める。
ticomoon以外にもレコーディングやライブ等で
様々なミュージシャンと共演している。

影山敏彦:東京生まれ。幼少の頃より音楽好きで、
学生時代にエレキギターでバンドでの演奏活動を始める。
後にブラジル音楽に興味を持ちボサノヴァギターを学び始め、
その後本格的にギターの響きを追求するためクラシックギターを学ぶ。
また作曲にも興味を持ち、現在ticomoonで自作曲を発表している。


<tico moon "Daydream Garden" リリースコンサート>

■2011年7月16日(土)

MUSICASA (ムジカーザ)
東京都渋谷区西原3-33-1
TEL:03-5454-0054
※小田急線・東京メトロ千代田線「代々木上原駅」東口より徒歩2分

◇Open/15:30
◇Start/16:30(終演予定/18:30)
◇Charge/3,500円(予約)、3,800円(当日)
※代金はコンサート当日に受付にて清算となります。

*フード及びドリンク販売/heaven's table
*お菓子販売/カルナー ~Daydream Gardenをイメージしたお菓子~



<Daydream Garden リリースツアー ~関西編~>

■2011年7月30日(土)

くるみの木 一条店
奈良県奈良市法蓮町567-1
TEL:0742-23-8286

◇Open/17:30
◇Start/18:00
◇Charge/3,500円(お菓子付き)


■2011年7月31日(日)

Full Moon Show 8

cafe 47
大阪府大阪市西区本田2-12-2・3F
TEL:06-6583-0458

◇Open/19:00
◇Start/20:00



<Daydream Garden リリースツアー ~東北編~>

■2011年8月5日(金)

岩手県公会堂21号室
岩手県盛岡市内丸11番2号

◇Open/18:30
◇Start/19:00
◇Charge/3,000円(1ドリンク付き)


■2011年8月6日(土)

川反中央ビル
秋田県秋田市大町3丁目1-12

◇Open/14:30
◇Start/15:00
◇Charge/3,000円(1ドリンク付き)


■2011年8月7日(日)

松ノ木荘
青森県弘前市徒町8-1

◇Open/17:30
◇Start/18:00
◇Charge/3,500円(1ドリンク+冷製お菓子付き)



<Daydream Garden リリースツアー ~中国・兵庫・愛知編~ >

■2011年8月18日(木)

artos book store
島根県松江市南田町7-21
TEL:0852-21-9418

◇Open/19:00
◇Start/19:30
◇Charge/2,300円(前売り)、2,800円(当日)


■2011年8月19日(金)

ONSAYA
岡山県岡山市奉還町2-9-1
086-252-1103

※詳細未定


■2011年8月20日(土)

みみみ堂
兵庫県神戸市中央区下山手通4-14-1
TEL:078-764-5333

◇Open/18:00
◇Start/19:00
◇Charge/2,500円(要ご予約)


■2011年8月21日(日)

Organic cafe MAHANA
愛知県 愛知郡長久手町仏が根1819 クリオコート103
0561-57-8918

※詳細未定



<Daydream Garden リリースツアー ~金沢・富山編~>

■2011年8月27日(土)

まちの花屋さん
石川県金沢市新保本3-147-5
076-249-1026

※詳細未定


■2011年8月28日(日)

Life is beautiful 2011

KAKI工房
富山県富山市粟巣野/立山山麓あわすのスキー場隣

◇時 間/12:00~20:00
◇入場料/2,000円(前売り)、2,500円(当日)
◇出 演/tico moon、ビューティフルハミングバード、ogurusu norihide、
     真っ青(DJ)、高野寛、伊藤ゴロー

イベント公式サイト


"Daydream Garden" リリースツアー詳細は、オフィシャルサイトへ。

naomi & goro & 菊地成孔インタビュー ~『calendula(カレンデュラ)』:インタビュー / INTERVIEW

ジョアン・ジルベルト直系サウンドと言われるボサノヴァ・デュオ、naomi & goro。
自身のプロジェクトの他に、文筆家、講師など多方面でも活躍するジャズメン、菊地成孔。
当然、接点はあるだろうと思っていたこの2組ですが、
意外にもファースト・コンタクトは、昨年の菊地成孔オーガナイズのイベントでの共演とのこと。
その時の演奏の化学反応が、本人たちはもちろんのこと周辺全てを魅了し、
2011年7月13日発売の今作『calendula』へと昇華しました。

ジャズとボサノヴァの共演というと『GETZ / GILBERTO』を思い浮かべますが、
それから半世紀以上経って咲いた『calendula』は如何に?



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naomi & goro & 菊地成孔 インタビュー

■収録曲の選曲はどのように進んでいったのですか?

[菊地] アルバムのボリュームを考えると12~13曲ぐらいになるだろうから、コラボレーション・アルバムということで、どっちが主導になるということではなく、ゴローさんが何曲か選んで、オレも何曲か選んで、それでジョビンから何曲かをふたりで選んで、シメにオリジナル曲を入れるっていうのでイイんじゃないのと。で、その話し合いもあっという間に済んで。それで、3.11が来るとはちーとも思っていない社会で曲を持ち寄りまして、選曲会議で決まりました。


■スムースに決まったんですね。

[菊地]揉めてないですね。出したものをやったという感じです。


■選曲のポイントなどありますか?

[菊地]僕は、80年代のチャラいポップスをやればいいなという大枠は決まってましたね。僕が選んだのは、プリファブ・スプラウト「The king of Rock' n Roll」、マイケル・フランクス「Cinema」、ホール&オーツ「One on One」です。ジョビンものは、あんまりカバーを聴いたことがない「Two Kites」ですね。カバー・バージョンに関しては、「ボサノヴァがグラムロックをカバーしてビックリ!」みたいなのは今はもう食傷気味なので、逆に言うとなんでも良いというか。尚美さんが歌ってゴローさんがギター弾けばクオリティーは保証されているんで。


■ゴローさんはいかがですか?「Brigitte」は菊地さんが選んだっぽいんですけど、ゴローさんなんですね。

[ゴロー]そうですね。ま、そう思って選びました。(笑) もともとやりたいなと思っていた曲で。面白いじゃないですか、モード・フォークみたいで。(笑)

[菊地]サラヴァ・レーベル調のサイケデリックスね。

[ゴロー]そうそう、そんな感じで好きで、いつかやりたいなと思っていて。で、このタイミングは一番いいタイミングだなと思って。(笑)

[菊地](笑) この時やんなきゃいつやるんだという感じですね。

[ゴロー](笑) そうそう、一番いいタイミングかなと思って。あとは、ブラジルでシコ・バルキの「A Banda」とか。マルシャというマーチの曲なんですけど。やりたいなと思った曲を選んだだけですね。


■尚美さんはいかがでしたか?80年代ポップスは歌いやすかったですか?

[尚美]大丈夫でしたよ。知らない曲だったので、私にとっては新曲みたいなものだったんですけど、全部譜面に起こして、ボサノヴァ調にあてはめたり、ちょっとずらしたりして楽しかったです。


■今回の作品は『GETZ / GILBERTO』を思い起こさずにはいられない面があると思いますが、あの作品のように制作が難航したりはしなかったですか?

[菊地]そりゃあ大丈夫ですよ。(笑) あれは難航というより、お互いがセッション以来会っていないという絶縁ですからね。(笑)

[一同](爆笑)

[菊地]これは、震災を挟んで制作していたので、余震でレコーディングが中断された記録というか、刻印が入っているアルバムですね。なので、ミュージシャン同士はスムースでも、人間と地球がスムースではなかったというね。(苦笑)

■それによって何か変わりましたか?
[菊地]いやー、客観的には計測できない。実はこのアルバムの出来にはすごく満足しているんだけど、毎日毎日セッションの終わりには放射能の話になっていたというようなとてつもない危機感、緊張感の中で、ボサノヴァを(笑)レコーディングしていたので、ある種の世紀末のような感じがあって(一同笑)。それがアルバムにどう出ているのかすごく興味があって。どういう影響が出ているのかな?あるいは、全く感じられないとかね。それはそれで面白いし。アレだけの状況が全く伝わらないのかというのは、それはそれで面白いなと思います。


■ゴローさんはどうでしたか?

[ゴロー]成孔さんが言ったとおり余震の中でレコーディングしていたので、実際に弾いているときに中断したりしてましたね。船酔い状態ですね。

[菊地]まだ「地震酔い」っていう言葉がよく言われてたもんね。


■あと、当たり前ですが、このアルバムでは naomi & goroさんと菊地さんのコラボにすごく目が行くんですけど、実は他の参加ミュージシャンも充実していますよね。

[菊地]うん、ミュージシャンすごいよ。

[ゴロー]こっそりね。(笑)


■話題のアンドレ・メーマリも弾いてますしね。

[一同]そうなんですよ。

[菊地]日本【大儀見元(パーカッション)、秋田ゴールドマン(ベース)、徳澤青弦(チェロ)】、ブラジル【ラファエル・バルタ(ドラム)、ジョルジ・エルダー(ベース)、アンドレ・メーマリ(ピアノ)】の両勢が贅沢だよね。

[ゴロー]かなり贅沢なんですよ。ぜひアピールしてください。(笑)

[菊地]ここのアピールとチェンバロのアピールをしてください。(笑)


■そうなんですよ!チェンバロがすごく印象的なんですが。

[ゴロー]どっちかっていうと成孔さんはチェンバロですよね?

[一同](笑)


■チェンバロはもともと入れる予定だったんですか?

[菊地]ううん。(笑)おかしかったんですね、やっぱり地震でね。なんかが狂ってたと思う。(笑)あのね、リハ(リハーサル)の時にアコピ(アコースティックピアノ)を弾こうと思ってたんですけど、アコピがなくてシンセになって。シンセって、オルガンとかクラヴィ(クラヴィネット)とか色んな音色が入っているじゃないですか、それでゴローさんがギター弾いてて、チェンバロにしてやったら、ちょっと良かったんですよね。


■いいですよね。

[菊地]ボサノヴァにチェンバロって新鮮だなってちょっと思って。90年代の渋谷系のチェンバロものっていう雰囲気もあるし、同時に未来的というか、聴いたことないこんなのっていうね。


■ちょっとサイケデリックでエキゾチックなところもあって、60年代バート・バカラックのカバーみたいな味もありますね。

[菊地]そうですね。


■結構どの曲にも入っていますよね。

[一同](笑)

[菊地]実際は全曲には入ってなくて数曲にしか入ってないんだけど、出てくるとビックリするから全曲に入っている気がするんだよね。(笑)


■すごく特徴的なサウンドです。

[ゴロー]ここ(プロモーション資料)に書いてないのが不思議なくらいで。あんなに鳴ってるのに。

[一同](爆笑)


■参加ミュージシャンの話に戻りますが、人選はどうのようにして決まったんですか?

[ゴロー]ブラジルのリズム隊は、前のnaomi & goroのブラジルで2009年に録ったアルバム『Bossa Nova Songbook 2』と『passagem』のメンバーです。ピアノのアンドレ・メーマリは、実は2009年の2つのアルバムで弾いてほしいとファーストコールでお願いしたのですが、実現出来なくて、そしたらちょうど日本に来日していて、良いタイミングなのでやってもらったんですよね。


■日本人勢は、菊地さんのぺぺ(トルメント・アスカラール)周辺ですか?

[菊地]そうですね。

[ゴロー]よかったですよ、すごく。特に「Brigitte」のパーカッションはすごく素晴らしい。


■菊地さんのサックスですが、ボサノヴァの土台で演奏することは今までとは違ったものがありましたか?

[菊地]きっかけとなったイベント以降もライブをやったんですが、それらはゴローさんのギターと尚美さんのヴォーカルというミニマル編成だったんで、小さく吹くセッティングをしてミニマルに吹くように心がけていたんですけど、これも今から思うと震災で興奮していたということもあると思いますが、レコーディングでは、そんなに変えずに結構吹いてんの。まあ結果として良かったからいいんだけど、もうちょっとミニマルにしても良かったかなって今思ってるんですよね。


■それは、フレーズの長さとかそういうことですか?

[菊地]そうそうそう。音量と音数。とはいえ、それは何というか、スタン・ゲッツからウェイン・ショーターへというような意識の動きですよね。イメージとしては、ボサノヴァっていうよりショーターの『Native Dancer』とか、ああいうモードジャズ+ブラジリアンっていう感じにちょっと寄せてるつもりです。


■naomi & goroのアルバムはヴォーカルアルバムだと思いますが、ヴォーカルアルバムとして仕上げていく上で気にかけていることはありますか?

[菊地]尚美さんはもう完璧というか、悪い意味ではなくある意味、機械的というか楽譜に書いてそれを読んでいくだけというメカニカルなところもあって、「こんな歌いまわしは出来ません」とか気難しいところがなく、包容力があって何でもバーっと歌ってくださるので、プリファブ・スプラウトとかも絶対いい調子で歌うに決まってるっていう信頼があったので何も一切考えていないです。実際そうでした。

[ゴロー]今言われて気がついたんですけど、そうなんですよ、尚美ちゃんはなんでも歌ってくれるというか(笑)、非常にありがたい事で。

[尚美](笑)私、子供の頃からコーリューブンゲンをやらされていて。あれって譜面をパッと出されてパッと歌わなきゃいけないじゃないですか。それが子供の頃からあったんで染みついているんですよね。

[ゴロー]譜面というよりも曲の楽想を選ばないっていうか。(笑)自分が気まぐれで選んだ曲をポップスでも歌謡曲でも何でも歌ってもらえるんで。本当に、今、成孔さんに言われてみてありがたいなとヒシヒシと感じているんですけど。(笑)ヴォーカリストはもっとわがままで、「こんな歌詞の歌は歌えない」とか、そういう話はよく聞くので。そういう悩みは今までないので、曲を選ぶときも、尚美ちゃんが歌えばこんな感じになるなと想像すれば、大体思ったとおりになるので。そういう意味では苦労はなんにもないです。


■では最後に、このアルバムを気に入った人たちにオススメできる作品を教えてください。

[菊地]2008年のグラミー最優秀アルバム賞を受賞したハービー・ハンコックの、ウェイン・ショーターも参加している『River』。すっごい、いいアルバム。ありゃ受賞するなっていう。あれはね、『GETZ / GILBERTO』以来43年ぶりにジャズメンがとった年間最優秀アルバムなんですよ。端っこの賞じゃなくて、センターの賞ね。すごい静かでヴォーカルものでいいんですよ。なので、あれをオススメします。

[ゴロー]いいアルバムをオススメでいいんですか?(笑)

[一同](笑)

[菊地]タッチが似てんの。歌とサックスと最低限の楽器で出来てるの。

[ゴロー]今パッと浮かんだのが、ボズ・スキャッグスがギル・ゴールドスタインといっしょにやった『Speak Low』。ブラジルでレコーディングしている時もずっと聴いてて。そのまま忘れてきちゃったんですけど。(笑)今回のアルバムをレコーディングする最初の時もなんかそういうイメージがあって。あれは、バスクラとか図太い管が鳴ってるんですよ。成孔さんとやる時になんとなく、そういう管の響きをイメージしてたなと、今思い起こせば。

[尚美]セルソ・フォンセカ&ロナルド・バストスの『Slow Motion Bossa Nova』

[菊地]あれ、いいアルバム。

[ゴロー]いいっすね、この3枚いいっすね。

[一同](笑)

[ゴロー]完璧じゃないですか。(笑)

[菊地]完璧な3枚だよね。(笑)そっち先聴けよ、みたいな。(笑)

[一同](爆笑)

[ゴロー]間違いない。

[菊地]間違いない。

[一同](笑)

[尚美]『Slow Motion Bossa Nova』、トランペットとサックスとトロンボーンのホーンセクションが入っていて。ボサノヴァのアルバムで管がたくさんあるのはそんなにないんですけど、ものすごくうまく出来ているんですよ。

[Interview:樋口亨]


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■タイトル:『calendula(カレンデュラ)』
■アーティスト:naomi & goro & 菊地成孔
■発売日:2011年7月13日
■レーベル:commmons
■カタログ番号:RZCM-46790
■価格:2,800円(税込)




naomi & goro (なおみあんどごろー) プロフィール】
布施尚美 |vocal,guitar
伊藤ゴロー|guitar,vocal
透き通るように美しい、天使の歌声をもつ布施尚美と、暖かく繊細な音色とハーモニーで語りかけるギターの名手伊藤ゴローによるボサノヴァ・デュオ。世界的に見ても、今最もジョアン・ジルベルト直系のサウンドと言われ、ジョアン・ジルベルト・マナーをふまえた、ギターの弾き語りというシンプルなスタイルで、コードの響き、言葉の響きを大切に、カバー曲からオリジナル曲まで演奏。2009 年にブラジルはリオデジャネイロで録音したアルバム「Bossa Nova Songbook 2(ボサノヴァカバー集)」「passagem(オリジナルアルバム)」をcommmons よりリリース。ピアノに坂本龍一、チェロにジャキス・モレレンバウムも参加。また、韓国、台湾でもアルバムをリリースし、2010 年4月に韓国ソウルで行なわれたワンマンホールライブはソールドアウトの大成功をおさめる。また、伊藤ゴローはソロユニットMOOSE HILLとして、作編曲家、プロデューサーとしても活動。映画音楽やドラマ、CMの音楽も手がけ、原田郁子他に楽曲提供も行なう。原田知世の直近2作「music&me」「eyja」もプロデュース作品。昨年は4年ぶりのソロアルバム「Cloud Happiness」をリリース、クリスマス企画盤「Christmas Songs(細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一他参加)」もプロデュースする。2011年2月には青森県立美術館で自身で製作した映像と音によるサウンドインスタレーションも行なう。

菊地成孔 (きくち なるよし) プロフィール】
音楽家/文筆家/音楽講師
ジャズメンとして活動/思想の軸足をジャズミュージックに置きながらも、ジャンル横断的な音楽/著述活動を旺盛に展開し、ラジオ/テレビ番組でのナヴィゲーター、選曲家、批評家、ファッションブランドとのコラボレーター、映画/テレビの音楽監督、プロデューサー、パーティーオーガナイザー等々としても評価が高い。
「一個人にその全仕事をフォローするのは不可能」と言われる程の驚異的な多作家でありながら、総ての仕事に一貫する高い実験性と大衆性、独特のエロティシズムと異形のインテリジェンスによって性別、年齢、国籍を越えた高い支持を集めつづけている、現代の東京を代表するディレッタント。昨年、世界で初めて10年間分の全仕事をUSB メモリに収録した、音楽家としての全集「闘争のエチカ」を発表。主著はエッセイ集「スペインの宇宙食」(小学館)マイルス・デイヴィスの研究書「M/D ~マイルス・デューイ・デイヴィス3世研究(河出新書/大谷能生と共著)」等。


naomi & goro & 菊地成孔『calendula』リリース記念インストアライブ決定!

『calendula』リリース記念イベント@タワーレコード渋谷店
日時:2011年7月23日(土) 15:30~
会場:タワーレコード渋谷店 5F

■イベント内容
トーク&ミニライヴ&サイン会

■CD購入特典
タワーレコード渋谷店にて対象商品となる2011年7月13日リリースの
「calendula(RZCM-46790)」を1枚ご購入につき先着で「サイン会参加券」を1枚お渡し致します。
「サイン会参加券」をお持ちのお客様は参加券1枚につき1度、イベント当日ミニライヴ終了後に行われるサイン会にご参加頂けます。

■注意事項
※「サイン会参加券」はいかなる場合(紛失・盗難等含む)においても再発行は致しませんのでご了承ください。
※「サイン会参加券」はイベント当日のみの有効となります。
※当日は必ずお買い上げのCDをお持ちください。サインはCDジャケットに行います。
※アーティスト出演中の撮影・録音・録画等の行為は一切禁止とさせて頂きます。
※当日の販売商品、「サイン会参加券」の数には限りがございます。なくなり次第終了となりますので、予めご了承ください。
※対象商品をご購入頂いた際、払い戻しは一切行いませんので予めご了承下さい。不良品は良品交換とさせて頂きます。
※当日の交通費・宿泊費等はお客様負担となります。
※諸事情により、イベント不可能と判断された場合は、イベントを中止致します。
※イベント内容は当日の天候、その他諸事情により変更になる可能性がございます。予めご了承ください。

■お問い合わせ先
タワーレコード渋谷店(03-3496-3661)


『calendula』リリース記念イベント@タワーレコード新宿店
日時:2011年8月5日(金) 21:00~
会場:タワーレコード新宿店 7F

■イベント内容
トーク&ミニライヴ&サイン会

■CD購入特典
タワーレコード渋谷店にて対象商品となる2011年7月13日リリースの
「calendula(RZCM-46790)」を1枚ご購入につき先着で「サイン会参加券」を1枚お渡し致します。
「サイン会参加券」をお持ちのお客様は参加券1枚につき1度、イベント当日ミニライヴ終了後に行われるサイン会にご参加頂けます。

■注意事項
※「サイン会参加券」はいかなる場合(紛失・盗難等含む)においても再発行は致しませんのでご了承ください。
※「サイン会参加券」はイベント当日のみの有効となります。
※当日は必ずお買い上げのCDをお持ちください。サインはCDジャケットに行います。
※アーティスト出演中の撮影・録音・録画等の行為は一切禁止とさせて頂きます。
※当日の販売商品、「サイン会参加券」の数には限りがございます。なくなり次第終了となりますので、予めご了承ください。
※対象商品をご購入頂いた際、払い戻しは一切行いませんので予めご了承下さい。不良品は良品交換とさせて頂きます。
※当日の交通費・宿泊費等はお客様負担となります。
※諸事情により、イベント不可能と判断された場合は、イベントを中止致します。
※イベント内容は当日の天候、その他諸事情により変更になる可能性がございます。予めご了承ください。

■お問い合わせ先
(問) タワーレコード新宿店:03-5360-7811


naomi & goro & 菊地成孔 ビルボードライブ東京でのライブが決定!

予約開始はClubBBL/ 法人会員の方が7/13から、ゲストメンバーは7/20からとなります。
詳細はこちら


<おまけ>
Herbie Hancock and Corinne Bailey Rae - River Live on Abbey Road



Boz Scaggs - Speak Low



Celso Fonseca - Slow motion bossa nova

東日本大震災 被災者支援プロジェクト「Jazz Today - AS ONE」にご協力いただきましてありがとうございました。
集まった義援金を日本赤十字社へ振り込んで参りましたので、ご報告申し上げます。

まだまだ息の長い支援が必要ですので、今後もJJazz.Netとしてはもちろんのこと、個人としても行動していこうと考えております。

改めまして、購入いただいた方々、告知にご協力いただいた方々をはじめ、アーティスト、関係各所に心よりお礼申し上げます。

[Text:樋口亨]

(2011年7月8日 更新)


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(2011年6月13日 更新)


今回のプロジェクトは終了しています。
*義援金の総額は、追ってJJazz.Netとe-onkyo musicにてご報告いたします。

(2011年6月1日 更新)

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大地震、大津波から約1ヶ月が経ちました。
事態は依然として予断を許さない状況で、正直なところ、少しまいっていますが、
被災者の方々のことを考えると、自分たちは元気を出して頑張らねばと思い、
毎日を暮らしています。

復興のためには長期にわたる支援が必要。
私たちJJazz.Netが役立てることは?

番組「Jazz Today」で収録したライブ音源を配信販売し、
その売上から著作権使用料やクレジット課金手数料など必要経費を差し引いた全額を、
日本赤十字社を通じ義援金として寄付します。

快く賛同していただいたアーティストの方々、関係者各位、そしてe-onkyo musicさんに、
この場を借りて感謝を申し上げます。ありがとうございます。

心のこもった、エネルギーのこもった演奏。そして最高の音質。
今回ここでしか手に入らない貴重な作品ばかりです。
満足していただけるに違いありません。

聴いてくださったみなさんの心に光があたりますように。
そして、みんなの思いが被災地へ届き、復興へとつながりますように。
強くそう願います。

[Text:樋口亨]


Jazz Today AS ONE.jpg


東日本大震災 被災者支援チャリティー・プロジェクト「Jazz Today - AS ONE」

<販売アルバム>
『飛鳥ストリングス meets ヘラルド・ディ・ヒウスト LIVE @ JZ Brat』
『纐纈歩美 LIVE @ Motion Blue Yokohama』
『Saigenji LIVE @ 目黒パーシモンホール 小ホール』
『スガダイロー trio + 2 LIVE @ Velvet Sun』
『田中信正・林正樹 二台ピアノ LIVE @ 杉並公会堂小ホール』
『TRI4TH LIVE @ JZ Brat』
『森山威男 SEXTET LIVE @ Dolphy』

<価格>
アルバム価格:1,200円~2,000円(税込)
単曲価格:300円(税込)

<音源ファイル形式>
WAVファイル(96khz/24bit)

<販売期間>
2011年4月8日(金)~2011年5月31日(火)

<販売サイト>
e-onkyo music

<義援金送付先>
日本赤十字社
*義援金の総額は、プロジェクト終了後にJJazz.Netとe-onkyo musicにてご報告いたします。

沖野修也(KYOTO JAZZ MASSIVE)インタビュー ~『DESTINY』:インタビュー / INTERVIEW

今年4月に3冊目の書籍『フィルター思考で解を導く』(なんとビジネス書!)を発売するなど、
独自の視点で表現、創造し続ける、沖野修也(KYOTO JAZZ MASSIVE)。

ソロとしては約4年ぶりとなる待望の新作『DESTINY』を7/13にリリース!
今回は"JAZZ MEETS BOOGIE"をコンセプトに、カバーとオリジナルを半数ずつ収録。
DJとしての選曲眼と作曲家としてのスキルを詰め込んだ、沖野さんらしいチャレンジングな作品です。

その新作『DESTINY』について、沖野さんとのインタビューをお届けします。
新作にも関わりのある楽曲をBGMにお楽しみ下さい。


沖野修也 インタビュー

■今回の作品は"JAZZ"と"BOOGIE"の融合。
沖野さんがよくプレイされるBOOGIEナンバーを教えて下さい。
また、なぜ今"JAZZ"と"BOOGIE"の融合に挑まれたのでしょうか?

前作、『UNITED LEGENDS』で、参加してくれたPHIL ASHERやSEIJIは、80年代前半のエレクトロ・ブギーに影響を受けたトラックを制作してくれました。その後出した『UNITED LEGENDS replayed by SLEEP WALKER』で、オリジナルを全編生演奏のジャズに変換した訳ですが、その時点で、次作では、ブギー感覚と生演奏を一枚のアルバムで融合すべきだなと考えていたんです。
又、クラブ・ジャズ・シーンでは、生バンドの隆盛が著しく、DJサイドからの新しい音楽提案が停滞しているので、JAZZとBOOGIEの融合を目指しながら、ハウスやデトロイト・テクノ、ブレイク・ビーツやヒップ・ホップ、更にはディスコ・ダブといった現代的な音楽の要素も取り入れ、最新のクロスオーバー・ミュージックの創作にも挑んでいます。


「DEODATO / KEEP IT IN THE FAMILY」


■今回アルバム制作にあたり、『UNITED FUTURE ORGANIZATION』(1993)と『NUYORICAN SOUL』(1996)という過去の名作を聴き直されたそうですが、新ためてこれらを聴いて感じたこと、そして今回の作品にも影響を及ぼした事を教えて下さい。

これら名盤にはカバー曲が多数収録されている事を改めて発見しました。安易なカバー曲のチョイスではなく、選曲の妙がDJプロデューサーの作るアルバムには必要であると思ったんです。


「NUYORICAN SOUL feat.INDIA / RUNAWAY」


■「Still In Love feat Navasha Daya」では、途中ジャズのインタープレイ的なブレイクが入るなど、純粋なカバーではない、様々な試みも感じました。
収録曲中、半分がカバーナンバーですが、選曲理由そしてカバーする上で一番大事にされた事を教えて下さい。

選曲理由は、選抜したヴォーカリストの声に僕の選んだ曲が合うかどうかという見極め。
一番大事にした事は、意外性を盛り込む事です。


「Rose Royce / Still in love」


■そのカバーつながりではないですが、JJazz.Netでもお馴染み、DJ KAWASAKIさんが今年(?)DANCE CLASSICSのカバーアルバムをリリースされるとお伺いしました。
沖野さんが現在もよくクラブプレイするクラシックスとは?また沖野さんにとってどういう所がクラシックスであり続けるのでしょうか?

僕にとってのクラシックスとは、その時代におけるアレンジの先鋭性とメロディーの普遍性ですね。


「Light of the world / Time 」


■ビジネス本!「フィルター思考で解を導く」も発売されたばかりですが、数多ある情報の中から答えを見つけ出すのは今特に難しくなっていると感じています。
沖野さんはTwitter等で問題提起もよくされていますが、自身のフィルターを磨く為にするべき事はどういう事だとお考えですか?

自分のものさしを持つ事です。実は、自分にとってなにが必要なのかをわかっている人が少ないように思います。
人がいいというものに同調するのではなく、自分の生活に必要不可欠なものが何であるかを検証すべきでしょう。その上で自分にはどういう情報が必要で、誰の見解を参考にすれば良いのかを考える事が大切だと思います。


ありがとうございました。

[Text:岡村誠樹]

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■タイトル:『DESTINY』
■アーティスト:OKINO SHUYA
■発売日:2011年7月13日
■レーベル:Village Again Record
■カタログ番号:VIA-88
■価格:2,300円(税込)




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沖野修也(KYOTO JAZZ MASSIVE) プロフィール】
DJ/クリエイティヴ・ディレクター/執筆家/世界唯一の選曲評論家。
Tokyo Crossover/Jazz Festivalの発起人。そして開店以来19年で70万人の動員を誇る渋谷の老舗クラブ、The Roomのプロデューサーでもある。KYOTO JAZZ MASSIVE名義でリリースした「ECLIPSE」は、英国国営放送BBCラジオZUBBチャートで3週連続No.1の座を獲得。アルバム『Spirit Of The Sun』(COMPOST RECORDS)で全世界デビュー。音楽プロデューサーとして、MONDO GROSSO、MONDAY満ちる、DJ KAWASAKI、SLEEP WALKER、吉澤はじめ、JOYRIDE、ROOT SOULの海外デビューを次々と手掛けて来たが、関わったアルバムの総セールスは400万枚を超えている。この10年間で世界30ヶ国120都市に招聘されただけでなく、CNNやBILLBOARD等でも取り上げられる、本当の意味で世界標準をクリアできる数少ない日本人DJの一人。2005年には世界初の選曲ガイドブック『DJ 選曲術』を発表し執筆家としても注目を集める。
最近では、音楽で空間の価値を変える"サウンド・ブランディング"の第一人者として、映画館、ホテル、銀行、空港の音楽設計を手掛ける。2011年4月、3冊目となる書籍『フィルター思考で解を導く』(フォレスト出版)を発売。同年7月、4年振り、2枚目のソロ・アルバム『DESTINY』をリリースする。現在、KYOTO JAZZ MASSIVEニュー・アルバム、レコーディング中。


【スケジュール】

7/1(金)
沖野修也×『Numero TOKYO』編集長・田中杏子トークイベント
「これからの"音楽"と"ファッション"の選び方」
@ROPPONGI/ 青山ブックセンター六本木店

7/9(土)
菊地成孔presents "HOT HOUSE
@日本橋三井ホール

7/23(土)
JAZZTRONICA!
@渋谷The Room

7/24(日)
2ndソロ・アルバム『Destiny』リリース・パーティ
@宮崎 corner

8/6(土)
2011全国真宗青年の集い 750回大遠忌法要記念大会
@京都本願寺御影堂

8/20(土)
2ndソロ・アルバム『Destiny』リリース・パーティ
@京都 メトロ


【沖野修也 ソロ・アルバム『DESTINY』リリース・パーティ】

7/30(土) 東京 The Room  
*Guest DJ:Patrick Forge
8/20(金) 京都 Metro
8/21(土) 宮崎 corner
10/14(金)石垣 GRAND SLAM
10/15(土)沖縄本島 club CLUTCH
10/21(金) 札幌 acidroom
10/22(土) 高知 Cafe de Blue

*他地方も随時ブッキング中

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