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JJazz.Net Blog Title

2020年8月アーカイブ

My First Jazz Vol.29-Jacob Koller:My First Jazz

Title : 『At the Blue Note: The Complete Recordings』
Artist : Keith Jarrett

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「ジャズで影響を受けたのはキース・ジャレットですね。彼を知ったのは映像が先で『Standard volume1』というビデオ。最初何をやっているか良くわからなかったけれど、その演奏がとても情熱的ですごく感動したんです。まるで極楽みたいだなって(笑)。僕もこういう風にピアノを弾きたいと思ったんです。それで誕生日に『At the Blue Note』という6枚セットのアルバムを買ってもらって、夏休みに毎日毎日ずっとこればかり聴いていた、完全におたくです(笑)。

すごいのはアドリブ。彼の演奏は新しい発明のよう。新しい音を次から次へと生み出すようで、その想像力がすごいなと思いました。特に好きな曲は「Now's the time」。アドリブ/ソロ がすごい。一つのフレーズが次のフレーズに自然に発展していくそのオーガニックなソロは聴く度に感動します。彼の影響はとても大きくて、耳コピも良くしたし、ノートに譜面を書き写したりして、とてもいい勉強になりました。」

Jacob Koller

Jacob Koller Official



My First Jazz

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Title : 『At the Blue Note: The Complete Recordings』
Artist : keith jarrett
LABEL : ECM Records ‎
発売年 : 1995年



スタンダード・トリオによる、`94年のN.Y.ブルーノートでのライヴを収録した6枚組ボックス・セット。


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【SONG LIST】
CD 1 - FRIDAY JUNE 3RD, 1994-1ST SET
01. In Your Own Sweet Way
02. How Long Has This Been Going On
03. While We're Young
04. Partners
05. No Lonely Nights
06. Now's The Time
07. Lament

CD 2 - FRIDAY JUNE 3RD, 1994-2ND SET
01. I'm Old Fashioned
02. Everything Happens To Me
03. If I Were A Bell
04. In The Wee Small Hours Of The Morning
05. Oleo
06. Alone Together
07. Skylark
08. Things Ain't What They Used To Be

CD 3 - SATURDAY JUNE 4TH, 1994-1ST SET
01. Autumn Leaves
02. Days Of Wine And Roses
03. Bop-Be
04. You Don't Know What Love Is / Muezzin
05. When I Fall In Love

CD 4 - SATURDAY JUNE 4TH, 1994-2ND SET
01. How Deep Is The Ocean
02. Close Your Eyes
03. Imagination
04. I'll Close My Eyes
05. I Fall In Love Too Easily / Fire Within, The
06. Things Ain't What They Used To Be

CD 5 - SUNDAY JUNE 5TH, 1994-1ST SET
01. On Green Dolphin Street
02. My Romance
03. Don't Ever Leave Me
04. You'd Be So Nice To Come Home To
05. La Valse Bleue
06. No Lonely Nights
07. Straight, No Chaser

CD 6 - SUNDAY JUNE 5TH, 1994-2ND SET
01. Time After Time
02. For Heaven's Sake
03. Partners
04. Desert Sun
05. How About You?

曽根麻央 Monthly Disc Review2020.8:Monthly Disc Review

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Title : 『Birth Of The Cool』
Artist : Miles Davis

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みなさんこんにちは、曽根麻央です。暑い日が続きます。みなさん熱中症対策など大丈夫でしょうか? 僕は先日食あたりを起こして3日間寝込みました...笑。 皆様もくれぐれもお気をつけください。

そんな中、僕が主演と音楽を担当した映画『トランペット』がオスカー公認の映画祭、ロード・アイランド国際フィルム・フェスティバルで、「ベスト・コメディー・ショート・フィルム・アワード」と「アンバサダー・アワード(文化への理解を深め、コミュニケーションの力を与える映画に贈られる賞)」の2部門で受賞ししました! 
このニュースを受け、ベッドの上で腹痛に苦しみながら喜びました(笑)。


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さて今月はマイルス・デイヴィスの『Birth Of Cool = クールの誕生』についてお話ししたいと思います。おそらく6管編成(トランペット、アルト・サックス、バリトン・サックス、フレンチホルン、トロンボーン、チューバ)のジャズ・アルバムの最高峰で、ジャズの作曲・アレンジを勉強する人は絶対に聞かないといけないアルバムです。


Alto Saxophone - Lee Konitz
Baritone Saxophone - Gerry Mulligan
Bass - Al McKibbon (tracks: A3, A6, B3), Joe Schulman* (tracks: A1, A2, A5, B1), Nelson Boyd (tracks: A4, B2, B4, B5)
Drums - Kenny Clarke (tracks: A4, B2, B4, B5), Max Roach (tracks: A1 to A3, A5 to B3)
French Horn - Junior Collins* (tracks: A1, A2, A5, B1), Gunther Schuller (tracks: A3, A6, B3), Sandy Siegelstein (tracks: A4, B2, B4, B5)
Piano - Al Haig (tracks: A1, A2, A5, B1), John Lewis (2) (tracks: A4, B2, B4, B5)
Trombone - J.J. Johnson (tracks: A3, A4, A6, B2, B5), Kai Winding (tracks: A1, A2, A5, B1)
Trumpet - Miles Davis
Tuba - John Barber




アレンジは基本、バリトン・サックスのジェリー・マリガン、ピアニストのジョン・ルイス、そして、世界最高のアレンジャー、ギル・エヴァンスの3人によってなされています。楽器の構成も、中低音の楽器が多いことに注目したいですね。

このようなバランスにすることで温かみのあるサウンドを得ることができます。これ以前の音楽のスタイルでもあるBebop的な、マッチョでハイノートの世界観から抜け出したいマイルス・デイヴィスの強い意志をここに感じます。こういった優れたアレンジを聞く際、実際に聞こえる音の重なりやハーモニーも大事なのですが、主旋律の裏で聞こえてくる裏の旋律=「カウンターポイント」=対位法が存在することを覚えておくと情報が整理しやすくなります。





1. Move
 ピアニストジョン・ルイスのアレンジで、リズム・チェンジの曲です。リズム・チェンジとはジョージ・ガーシュウィンの「I Got Rhythm」のコード進行の上で書かれた 曲のことを言います。





リズム・チェンジの代表曲にはS. ロリンズの「Oleo」、T. モンクの「Rhythm A Ning」、C. パーカーの「Anthropology」などがあります。





 「Move」は印象的なイントロから始まります。トランペットやトロンボーンなどの金管楽器が音を伸ばしている上で、アルト&バリトン・サックスの木管楽器が激しく動きます。そしてメロディーに入ると最初、主旋律はトランペットとアルトで、ロングトーン的なカウンターポイントがホルンとトロンボーンの中音金管楽器で、短めのフレーズのカウンターポイントがバリトンとチューバの低音楽器で奏でられる3カウンターポイントで成り立っています。2つのカウンターポイントは5小節目から合流して同じリズムを奏でています。一つのメロディーだけでなく裏のメロディーが存在することで音楽は立体的な厚みを得ることができます。





カウンターポイントはクラシックではバッハをはじめ様々な作曲家が習得しなければならない技術です。ジャズではスタン・ケントン・ビッグバンドの「Contemporary Concepts」のBill Holmanのアレンジを聞くとより明確に理解できると思います。

ソロはマイルスと、残念ながら今年の4月に亡くなったリー・コニッツを聞くことができます。ちなみに1:30ぐらいからのセクションはアレンジャー・コーラス、またはシャウト・コーラスと呼ばれて、アレンジャーが独自のメロディーを曲の上で書き、自由にアレンジして良いジャズ・ビッグバンドなどで用いられる独自のセクションです。


2. Jeru
 ジェリー・マリガン作曲・アレンジの曲。こちらの曲はあまりカウンターポイントの技法は出てこないで、純粋にSoli(同じリズムパターンで違う音を演奏することでハーモニーを表現する手法)での管楽器のハーモナイズのセンスの良さが光るアレンジ。

ソロの後ろで聞こえてくるバックグラウンドのサウンドにも注目したい。2:12ごろからのシャウト・コーラス、そこからのコーダへの流れがとても美しいので注目です。


3. Moon Dream
  巨匠ギル・エヴァンスの名アレンジ。これを聞けばギル・アヴァンスがいかに他のアレンジャーの追随を許さなかったか分かるでしょう。常にカウンターポイントが予想外のところから出現し、Soliのセクションもメロディーが上行していたらハーモニーは下降するなど、非常に細やかなアレンジ・テクニックが使用されています。特にチューバの使い方が特徴的ですね。

ぜひ上の音(トランペット)と下の音(チューバ)の流れを同時に追ってみてください。1:32から1:40にかけてウニャウニャしているパートが徐々に下の音域に移動していくのなどとても面白いですね! 2:03でトランペットがリーチする最高音F#を吹き伸ばしている間に、バリトンとアルトが駆け上がっていくように追いついて、そこからの壮大なハーモニーの繰り広げ方はギル・エヴァンスにしか書けない発想だと思います。


4. Venus De Milo
 ジェリー・マリガン作曲・アレンジの曲。6小節のイントロの後に、メロディーがトランペット、またはトランペットとアルトのユニゾンによって吹かれます。このユニゾンと他の管楽器のカウンターポイントの関係にも注目していただきたい。とても綺麗なアレンジです。2:17からはイントロのモチーフを元にした、シャウト・コーラスがあります。


5.Budo
 ジョン・ルイスのアレンジで軽快なこちらもインパクトのあるイントロから始まり、イントロで終わるストーリーのある曲。ホーン隊のホルン奏者以外の全員のソロを聞くことができるトラック。1:43ほどからがシャウト・コーラスです。


6.Deception
 ジェリー・マリガンのアレンジ。基本的にはトランペットとアルトがメロディーをユニゾンして、残りの管楽器がヒットに合わせてハーモニーを奏でるアレンジのスタイル。


7.Godchild
 ジェリー・マリガンのアレンジ。特徴的なチューバとバリトンのユニゾンから徐々に他の楽器が混ざり合い、ハーモニーを作るテーマ部分があります。1:26からのホーンセクションからのバリトンソロへの繋ぎ方がとてもユニーク。2:11からがアレンジャー・コーラス。


8.Boplicity
 ギル・エヴァンスのアレンジ。曲自体が大変美しいのでぜひ覚えていただきたいのはもちろんですが、チューバとトランペットの流れを意識しながら聞いていただきたい。

エヴァンスのアレンジは管楽器のライン一つ一つが流れるように動き、それでいてよどみがないのが本当に素晴らしい。先ほども言いましたが、トランペットが上行すればチューバは下降したり、トランペットが同じ音を演奏していたらチューバは動き続けたり、変化に富んでいます。これは徹底したカウンターポイントの練習がなければできない技です。


9.Rocker
 ジェリー・マリガン作曲・アレンジの曲。ジェリー・マリガンのアレンジのスタイルをここまで4曲聴いてきたが、この頃はやはりメロディーがあって(基本的にはトランペットもしくはトランペット+アルトのメロディー)、それに呼応するヒットを残りの管楽器がハーモニーとともに演奏するスタイルが多いようですね。でもただ単純ではなく、一つ一つの楽器の組み合わせが美しいので単調に聞こえないのがすごいところです。1:44からはアレンジャー・コーラスになっています。


10.Israel
 Johnny Carisiの作曲・アレンジ。のちのちピアニスト、ビル・エヴァンスもカバーするブルースの曲。タイトル通り中東を意識した作品でしょう。この人について、僕は正直Israelの作曲家としてしか知らなかったのですが、グレン・ミラーの軍隊時代のビッグバンドでトランペットを吹いていた人らしいです。後々にギル・エヴァンスとマイルスのアルバム『Miles Ahead』でもトランペットを吹いて、曲も提供しているようです。


11.Rouge
 ジョン・ルイスの作曲・アレンジ。ジョン・ルイス自身のピアノソロも聞けます。行進曲のような雰囲気のイントロから始まります。このアルバムを通して言えることだが、トランペットとアルトはかなりユニゾンパートが多い。これはやはりビバップからの音楽の流れとしては妥当だと思う。チャーリー・パーカーとディジー・ガレスピーのコンビを代表するようにこの当時の音楽はトランペットとアルトの2管で吹かれることが多いのです。ビバップからの逸脱という意味で、今までにないより複雑に書かれたハーモニーやカウンターラインが他の管楽器を使ってプラスされているイメージでよいと思います。

 ただ、ビバップのトランペットと違い、マイルスはリードを担当しているにも関わらず終始脱力しています。これは今までのジャズがとてもマッチョで、ハイノート至上主義でホットなトランペット奏者が求められていたことへの反発でしょう。マイルスはここでは徹底してクールに、そして理性を一回も失うことなく、淡々と、ソフトに脱力して吹いています。これは、当時のソロトランペット、または、ラージアンサンブルのあり方として、革命的だったに違いありません。

トランペットの相棒にあると奏者、リー・コニッツを起用したのも、ソフトに歌心のある人物だからでしょう。どんなにトランペットがソフトに吹いていようが、それはリード(主旋律を担当する声部のこと)なので、トランペットを超える音量でサックスが吹くとアンサンブルは崩壊します。じつはサックスがトランペットを飛び越えて吹いちゃっている人、結構多いです。バランスに気をつけましょう。そういう意味でもリー・コニッツは適役だったと思います。







 いかがでしたでしたか? 
ぜひマイルスの『Birth Of Cool』今一度聞き直してみてはいかがでしょうか?

 また次のDisc Reviewでお会いするのを楽しみにしております。

文:曽根麻央 Mao Soné




Recommend Disc

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Title : 『Birth Of The Cool』
Artist : Miles Davis
LABEL : Capitol Records ‎
NO : T-762
発売年 : 1957年



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【SONG LIST】
01.Move
02.Jeru
03.Moon Dreams
04.Venus De Milo
05.Budo
06.Deception
07.Godchild
08.Boplicity
09.Rocker
10.Israel
11.Rouge



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Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

曽根麻央Official Site

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チャーリー・パーカー生誕100周年を記念し、
ジョー・ロヴァーノがNYCからストリーミング配信を行います。

ジョー・ロヴァーノといえば、これまでポール・モチアン・グループやジョン・スコフィールドの
グループにも参加し、数々のリーダー作を発表してきた名サックス奏者。
昨年には初のECMリーダー作品をリリースするなど、ジャズファンにはおなじみのプレイヤーです。

そんなジョー・ロヴァーノ。
今年生誕100周年を迎えたチャーリー・パーカー追悼コンサートを、
マンハッタン、ミッドタウンに位置するニューヨーク最新のピアノホール、
クラヴィアホールよりストリーミング配信します。

ちなみにジョー・ロヴァーノは、2011年にチャーリー・パーカーの楽曲に取り組んだアルバム
『Bird Songs』をリリース。
自身が敬愛するバードの楽曲を、日本のリスナーにダイレクトに届けてくれます。

また配信は日本の専門プラットフォーム"MUSER"ということで、チケット購入も日本語で可能です。

2020年のコロナ禍に行われるこのスペシャルな配信企画、是非チェックしてください。


「チャーリー・パーカーは鳥のように無心に演奏するんだ。
クラビエホールは私がチャーリー・パーカー生誕100年を記念する録音をするにあたって最適な場所だった。ピアニストのレオ・ジェノベーゼが奏でるファツィオリのピアノは最高の経験さ」
ジョー・ロヴァーノ






【公演名】
チャーリー・パーカー生誕100周年追悼コンサート

【日程】
日本時間8月30日(日)朝10:00

※再放送日時 
日本時間9月2日(日)夜8:00


【出演】
ジョー・ロヴァーノ(テナーサックス、クラリネット、フルート奏者)
http://www.joelovano.com/

レオ・ジェノベーゼ(ピアニスト)


【料金】
1公演につき¥2,500(税別)


【チケット購入】
MUSERのウェブサイトよりご確認/ご購入ください。(ご視聴にあたり MUSER への会員登録が必要)

日本時間8月30日(日)朝10:00

日本時間9月2日(日)夜8:00

https://muser.link


【公演詳細】(クラビエホール特設サイト)
https://www.klavierhall.com/


▶プロデューサー
ジム•ルース
キャラモアジャズフェスティバル(ニューヨーク州カトナ)の創立者
ART>Brookfield(NY/LA) の相談役として長年に渡り最高峰のジャズミュージシャンの演奏をプロデュース NY のジャズラジオ局 WBGO とアメリカ NPR(公共ラジオ)の数々の番組でパーソナリティーを務める 2001 年 NPR 番組「ジャズプロファイル~マイルス•デイビス~」でピーバディー賞受賞。
https://www.lucegroup.net/podcasts


▶クラヴィエホール/ クラヴィエハウス
イタリアピアノの至宝 FAZIOLI のコンサートピアノを導入した、ジャズピアノの新たな聖地 ジム•ルースとクラビエハウスのスジェトリ•レザンジェの長年の構想の結晶 クラヴィエハウスは 1993 年ガーボル&スジェトリ•レザンジェ兄弟によってニューヨークに開かれて以来、楽器製造の技術と献身さで世界中の芸術家と音楽家に愛されてきました。
https://klavierhaus.com


▶録音エンジニア
デューク•マルコス クラビアホール技術責任者
2010 年 グラミー賞 ® を(ジャズ大編成アンサンブル・アルバム部門)を受賞 ミンガスビッグバンド•ライブ@ジャズ•スタンダードの録音エンジニア マリアン・マクパートランドの伝説的番組「ピアノジャズ 」のテクニカルディレクター。


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今回のストリーミング配信はジャズ・ピアニストの井川弥生が案内役となり7月からスタートした企画
「NYからのラブレター」の特別エディションとして行われます。

【NYからのラブレター】
祝ニューヨーク東京60周年企画〜NYからのラヴレター〜 
2020年夏、伝説のイタリア製ピアノFAZIORIを配したニューヨークの「クラヴィアホール」からジャズピアニストの井川弥生が案内役となり10人の精鋭ジャズピアニストの世界初演のコンサートをオンラインで配信します。

出演はルイス•ペルドモ、エリオ•ビジャフランカ、フランク•キンブロー、サイラス•チェスナット、エドセル•ゴメス、海野雅威、ア•ブゥ、アルトゥーロ•オファリル、ジョージ•ケーブルス、井川弥生、クリフトン•アンダーソン他。80年代のニューヨークのピアノバーの全盛期、90年代東京での100ゴールデンフィンガーコンサートの興奮の流れを受け継いだニューヨークジャズの今を最高のサウンドと映像でご自宅にいながらお楽しみいただける絶好のチャンスです。

配信は7月19日から9月27日の毎週日曜日の朝10時から。チケットご購入とご視聴には配信プラットフォームのMUSERへの会員登録が必要となります。MUSERではプリペイドカードをイメージしたYELLを使用します。各コンサートは2500円です。

詳細
クラビエホール特設サイト
https://www.klavierhall.com/

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