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JJazz.Net Blog Title

2012年10月アーカイブ

笹久保伸『翼の種子』リリース コンサート:ライブ情報 / LIVE INFO

現代音楽やフォルクローレの世界を中心に、今じわじわと注目を集めている日本人ギタリスト、笹久保伸。


初の国内録音制作アルバムとなった
『翼の種子(Semilla de Alas)』の発売を記念したコンサートがサラヴァ東京にて行われます。

クラシック・ギターとペルー・ギターをマスターした彼の演奏は、
日本という文化もあいまったオリジナリティあふれるもので、即興性や実験性に富んだライブも唯一無二。
彼が"異能"と形容されるのも頷けます。

JJazz.Netでもワールドミュージックを中心とした番組「AIRPORET」、
静かなる音楽をお届けしている「sense of "Quiet"」、そして須永辰緒さんの「夜ジャズ.Net」で選曲されるなど、
そのジャンルを超えた良質なサウンドで人気です。

彼の音楽活動の原点であるペルーを中心とした「フォルクローレ」を
独自の解釈で見つめなおしたという新作を引っさげてのこのコンサート。
南米ファンならずとも要注目です。


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【笹久保伸『翼の種子』リリース コンサート】

異能のギタリスト笹久保伸、初の国内録音制作アルバム『翼の種子(Semilla de Alas)』発売を記念しておこなうコンサート第2弾。9月4日におこなわれたコンサートの大好評&大絶賛を受け、より多くの方に見ていただきたく追加公演が決定しました。もちろん、サウンド・エンジニアはアルバムでも担当した久保田麻琴。第1弾コンサートで大好評だった音響マジックも、よりパワーアップして再現されます。
笹久保の音楽的ルーツである、ペルーを中心とした南米アンデス地方の音楽=フォルクローレを、彼のこれまでの音楽体験を通し独自の解釈で見つめ直した成果をお聴きいただけるコンサートです。笹久保の深~いギターの音色、そして独特なリズム感を、生でじっくりご体験ください

<日時>
11月22日 (木)
18:30 open 19:30 start

<出演>
出演:笹久保 伸(G)
ゲスト:Irma Osno(Vo,Per)

<場所>
サラヴァ東京(東京都渋谷区松濤1丁目29-1 渋谷クロスロードビル B1)

<料金>
Adv. 3,500円(1drink付) Door. 4,000円(1drink付)

イベント詳細/予約フォーム(サラヴァ東京)


翼の種子


翼の種子 / 笹久保伸

リリース:2012年8月12日
BEANS RECORDS
製品番号:BNSDX-7001

異能のギタリスト笹久保伸、初の国内録音制作アルバム。彼の音楽活動の原点であるペルーを中心とした「フォルクローレ」を再度取り上げ、さらにこれまでの様々な音楽活動から養われた感性で創り上げた自作を交え、今の笹久保にしかなし得ない世界を表しています。一音一音を慈しむように発せられる笹久保の深いギターの音色、そして自由なリズム感、聞くものを自然にその世界に引き込んでしまう音の力を感じさせてくれる作品です。








【笹久保 伸】(ギタリスト/作曲家)

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東京に生まれその後1歳までペルーで過ごす。クラシックギターを学び内外のコンクールにて受賞多数。17歳の時にコスキン音楽祭(アルゼンチン)で演奏して以来世界各地で演奏活動を行う。2004年〜2007年はペルーに在住し、音楽とその人々の生活を学ぶ。Daniel Kirwayo、Manuelcha Prado、Raul Garcia Zarate、Jaime Guardia、Manuel Silva、Fredy Flores、Alberto Juscamaita、Oscar Aviles などの巨匠達と交流を深め彼らのもとで音楽を学びながら、アンデスの村々を旅し音楽採集を行い、その音源を基に数々のCDを発表。ICPNA国際ギターフェスティバル、アレキーパ国際ギターフェスティバル、クスコ国際ギターフェスティバル、フリアカ国際ギターフェスティバル、アリカ国際ギターフェスティバルなどで招待演奏を行う。これまでにイタリア、ドイツ、ギリシャ、ブルガリア、アルゼンチン、チリ、ボリビア、にて演奏。

2008年 来日したペルー大統領の前で演奏を行う。(ペルー大使館主催)
2010年「秩父前衛派」を組織し音楽や詩の活動を展開
2011年 イタリア・ミラノのアートスペース「スペース・シリン」およびローマ・カピトリーニ美術館(Campidoglio)にてリサイタルを行う。

CDはペルーのレーベルIEMPSA、TDV、XENDRA RECORDから13枚リリース。日本ではアオラコーポレーションよりリリースしている他、エイベックスから発売の「高橋悠治の肖像」にも1曲収録。作曲家の高橋悠治、杉山洋一、Sylvano Bussotti、Carlo Domeniconi、Elder Olaveらに新作を委嘱し世界初演を行っている。主に前衛的な現代作品やラテンアメリカ音楽、即興でギターを弾いているが、根本的には友人達と楽器で遊ぶ喜びがすべての活動のインスピレーション、モチベーションとなっている。

おもな受賞
・ アルゼンチンコスキン音楽祭日本代表審査会 1位(最年少)
・ 日本ギターコンクール高校生の部 1位
・ 埼玉ギターコンクール 1位
・ アムランコンクール(ラテンアメリカ音楽コンクール) 2位
・ 日本ギター音楽大賞2位
・ 日本J.Sバッハギターコンクール3位
・ J.Sバッハ国際ギターコンクール4位(ドイツ)


笹久保伸 オフィシャル・サイト

Ryoma Takemasa selection - "After Hours Music ~ landing in autumn morning":インタビュー / INTERVIEW

JJazz.Netの番組「WHISKY MODE」のナビゲーター、DJ KAWASAKIさんをはじめ多くのDJやダンサーから尊敬され人気を集めているDJ、Theo Parrish(セオ・パリッシュ。そういえば11月に来日ツアーがありますね!)。
アイソレーター(低音/中音/高音をブーストしたりカットしたりする機材)を駆使したソウルフルでグルーヴたっぷりなプレイに、僕も何度となく朝までヘロヘロにされました。

そんなDJ's DJとも言える彼が認めた日本人プロデューサー / DJが、Ryoma Takemasaです。

Ryoma Takemasaは、10年間のアメリカ生活の影響のもとに、ヒップホップDJとしてキャリアをスタートさせています。(余談ですが、「夜ジャズ.Net」の須永辰緒さんもヒップホップをメインに回されていた時期もありましたね)
その後徐々に、テクノやハウスへと移行し、国内外のレーベルから作品を発表して、世界中のトップDJ(ローラン・ガル二エやジェームス・ホルデン、オスンラデなど)から評価を集めています。

10月17日に満を持して発表したデビューアルバム『Catalyst』では、タイトル曲で、前述のセオ・パリッシュの代表曲「You Forgot」を大胆に使用し、ソウルフルに仕上げています。
デモバージョンを気に入ったセオが自曲の使用を許可したというのは、ある種、事件ですね!

そんな今話題熱々のRyoma Takemasaに、「クラブ遊び明けの朝、秋の高い空のもとで聴きたい曲」を選んでいただきました。
彼のコメント付きです!

まさにタイトル通り、クラブ遊び後の着地や、週末の朝に聴いたら気持ちの良いセレクション!!

[Text:樋口亨]


After Hours Music ~ landing in autumn morning - クラブ遊び明けの朝、秋の高い空のもとで聴きたい曲


Radiohead 「Bullet Proof I Wish I Was」

この曲は毎年秋になると好んで聴く曲で、トム・ヨークの声がものすごくあったかく、頭の中に情景が浮かびあがります。「I Come With The Rain」という映画で挿入歌としても使われていて、色気があっていいですね。少し肌寒い朝、太陽があがりそうなピンク色の空の下でこの曲を聴ければ僕は幸せものです。そこで眠い目をこすりながらも微糖のコーヒーを飲んで、友達と音楽の話をするというのが理想ですね。


O.C. 「Born 2 Live」

もちろんO.Cのライミングも良いんですけど、このトラックはとにかくドラムがかっこいい。この時期のヒップホップはインストでも十分かっこいいですよね。PVで鳥が空をすごく気持ち良さそうに飛んでいるんですけど、あの空は絶対に秋だと僕は勝手に思ってます。クラブ帰りにこのトラックが聞こえてきたら、とりあえず家には帰れませんね。O.C最高です。


Black Sheep「Without A Doubt」

このトラックは正直何回聴いたか分かりません。キャッチーなフックが大好きなんです。あとスネア。このスネアのリバーブ感は秋の高い空にピッタリです。ただ気持ちの良いトラックなのでこれを聴いたらすぐに寝ちゃいますね。ヒップホップDJしている時によく使っていて、レコードでも2枚持ってました。2枚使いはできませんでしたが。


Sigur Ros「Nothing Song」

クラブ遊びが終わって気持ちの良い朝、秋らしい高い空の下で自分がどの曲を聴くか選べるとしたら、結局はこの曲です。トム・クルーズ主演の映画「Vanilla Sky」でも使われている曲なんですが、流れているシチュエーションが最高で、あのような所で聴けるなら僕もビルから飛び降りちゃいます(笑)この曲が流れるだけで周りが澄んだ空気になるでしょう。透明感があって落ち着けるとても素晴らしい曲です。


Ryoma Takemasa「Catalyst (Autumn Evening Mix)」

恐縮ながら、これだけのラインナップの中で最後に選ばせて頂いたのは、10月17日にリリースした僕のアルバム『Catalyst』の表題曲です。一応ミックス名は日本語直訳で秋の夕方ミックスになっていますが、クラブ明けの朝でも十分いけます。最初のブレイクがあけて青いパッドが入ってくるところは、踊り疲れたあなたの体を癒してくれるでしょう。そして一緒に「ユ~フォガット♪」と口ずさみましょう(笑)さらに楽しくなるはずです。



『Catalyst』Ryoma Takemasa
Catalyst

■タイトル:『Catalyst』
■アーティスト:Ryoma Takemasa
■発売日:2012年10月17日
■レーベル:UNKNOWN season
■カタログ番号:USCD-1001
■価格:2,100円(税込)

amazon link



Ryoma Takemasa
Ryoma Takemasa

10年間アメリカで生活した後、2004年に日本に帰国。A Tribe Called Quest、O.C.、Nas、Jeru The Damaja、Black Moonなどに影響を受け、ヒップホップDJとしてキャリアをスタートする。DJを続けていく中で徐々にテクノやハウスにシフトし始め、2007年にPaul MacのレーベルStimulus RecordsからデビューEP「Koroon」をリリース。2008年末には自身のレーベルApostropheから「The Overhousen Manifesto」をアナログカットし、国内外のDJによってプレイされる。2009年には西麻布のサウンドバー+にてKihira Naokiと共に「KAFKA」でレジデントを務める。2011年に国内注目レーベル「UNKNOWN season」から積極的にリリースし始め、その中でもDeepn`(Gonno Remix)と(The Backwoods Remix)はLaurent Garnier、James Holdenなど有名DJがプレイし国内外で好評を得ている。2011年の年末にリリースされたオリジナル楽曲のDual House Groove 6はWhatpeopleplay総合Chartで6位を獲得した。
http://soundcloud.com/ryoma-takemasa

9月の「PICK UP」でご紹介した即興演奏が大反響を呼んだ、スティールパン奏者の町田良夫。
個人的な昨年グサリと来たNo.1 アルバム『火と薪』をリリースしたアラヤヴィジャナを率いる、
シタール奏者のヨシダダイキチ。

彼らが、バリのジェゴグ(竹製のガムラン)の音階をベースとした即興演奏を行うそうです。

これはもう、確実に面白いことになるでしょう!!

[Text:樋口亨]





"JEGOG IMPROVISATION:SITAR AND STEELPAN"
シタールとスティールパンによるジェゴク即興演奏

日本最強のシタール奏者=ヨシダダイキチと孤高のスティールパン奏者=町田良夫によるジェゴグの音階を基調とした即興演奏。ジェゴグはバリ島西部のヌガラ地方を中心に演奏されている巨大な竹のガムラン。大きいものは直径20cm以上長さが3.5mを超す。1オクターブ中4つの音だけで多彩な音空間を創造する。本公演では、このジェゴグをモチーフとし、シタールとスティールパンという倍音豊かな楽器で即興演奏を試みる。

<日時>
2012年11月22日(木)
19:30open / 20:00start

<会場>
The Foxhole、吉祥寺

<出演>
ヨシダダイキチ(シタール)、町田良夫(スティールパン)

<料金>
予約1,500円(ドリンク別)、当日1,800円(ドリンク別)

<予約>0422-20-5025

<詳細>
http://foxhole.exblog.jp/


ヨシダダイキチ(シタール)
1996年からインドにてシタールとインド音楽を学ぶ。世界的に活躍するウスタッド・シュジャート・カーン/ustad shujaat khanに師事。 YOSHIMI(ボアダムス/ooioo)とのユニット「saicobaba」を結成し5枚のCDをリリース。 様々なアジア楽器のポリリズムと歌唱法を取り入れた「AlayaVijana」を結成し5枚のCDをリリース。シタール5~30台を使ったユニット「sitaar tah!」を結成しニューヨークachiverecord/importantrecordより2枚のCDをリリース。日本のレーベルからオリジナルアルバム「Tah!」をリリース。UAのアルバム「ファティマとセミラ」「テュリ」を楽曲提供、プロデュース。 奄美民謡の朝崎郁恵のアルバム「はまさき」を、インド楽器、バリ・ガムランなど多彩なアジア音楽でアレンジしたアルバムをプロデュース。
http://www.yoshidadaikiti.com

町田良夫(スティールパン、ビンテージ・スティールパン)
スティールパン奏者、音楽家/美術家。ポストDUBバンド「miimo」、ポリリズムJazz「オハナミ」メンバー。音楽レーベル「アモルフォン」主宰。大学在学中、日本現代音楽の特異派=秋山邦晴に師事。90年代、アジア、アフリカで国際協力に従事。インド音楽の手法を用いた独自の即興演奏ソロ作「Naada」は細野晴臣から「スチールパンの新しい旅」と賞賛される。ISEA2004、Sonar Tokyo、MaerzMusik等国内外の音楽祭参加。仏TVCM曲提供やVan Cleef & Arpels展覧会音楽も手がける。
http://www.yoshiomachida.com


ジェゴグ

笹久保伸『翼の種子』リリース コンサート

現代音楽やフォルクローレの世界を中心に、今じわじわと注目を集めている日本人ギタリスト、笹久保伸。


初の国内録音制作アルバムとなった『翼の種子(Semilla de Alas)』の発売を記念したコンサートがサラヴァ東京にて行われます。

クラシック・ギターとペルー・ギターをマスターした彼の演奏は、
日本という文化もあいまったオリジナリティあふれるもので、即興性や実験性に富んだライブも唯一無二。
彼が"異能"と形容されるのも頷けます。

JJazz.Netでもワールドミュージックを中心とした番組「AIRPORET」、静かなる音楽をお届けしている「sense of "Quiet"」、
そして須永辰緒さんの「夜ジャズ.Net」で選曲されるなど、そのジャンルを超えた良質なサウンドで人気です。

彼の音楽活動の原点であるペルーを中心とした「フォルクローレ」を独自の解釈で見つめなおしたという
新作を引っさげてのこのコンサート。
南米ファンならずとも要注目です。


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【笹久保伸『翼の種子』リリース コンサート】

異能のギタリスト笹久保伸、初の国内録音制作アルバム『翼の種子(Semilla de Alas)』発売を記念しておこなうコンサート第2弾。9月4日におこなわれたコンサートの大好評&大絶賛を受け、より多くの方に見ていただきたく追加公演が決定しました。もちろん、サウンド・エンジニアはアルバムでも担当した久保田麻琴。第1弾コンサートで大好評だった音響マジックも、よりパワーアップして再現されます。
笹久保の音楽的ルーツである、ペルーを中心とした南米アンデス地方の音楽=フォルクローレを、彼のこれまでの音楽体験を通し独自の解釈で見つめ直した成果をお聴きいただけるコンサートです。笹久保の深~いギターの音色、そして独特なリズム感を、生でじっくりご体験ください

<日時>
11月22日 (木)
18:30 open 19:30 start

<出演>
出演:笹久保 伸(G)
ゲスト:Irma Osno(Vo,Per)

<場所>
サラヴァ東京(東京都渋谷区松濤1丁目29-1 渋谷クロスロードビル B1)

<料金>
Adv. 3,500円(1drink付) Door. 4,000円(1drink付)

イベント詳細/予約フォーム(サラヴァ東京)


翼の種子


翼の種子 / 笹久保伸

リリース:2012年8月12日
BEANS RECORDS
製品番号:BNSDX-7001

異能のギタリスト笹久保伸、初の国内録音制作アルバム。彼の音楽活動の原点であるペルーを中心とした「フォルクローレ」を再度取り上げ、さらにこれまでの様々な音楽活動から養われた感性で創り上げた自作を交え、今の笹久保にしかなし得ない世界を表しています。一音一音を慈しむように発せられる笹久保の深いギターの音色、そして自由なリズム感、聞くものを自然にその世界に引き込んでしまう音の力を感じさせてくれる作品です。




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【笹久保 伸】(ギタリスト/作曲家)

東京に生まれその後1歳までペルーで過ごす。クラシックギターを学び内外のコンクールにて受賞多数。17歳の時にコスキン音楽祭(アルゼンチン)で演奏して以来世界各地で演奏活動を行う。2004年〜2007年はペルーに在住し、音楽とその人々の生活を学ぶ。Daniel Kirwayo、Manuelcha Prado、Raul Garcia Zarate、Jaime Guardia、Manuel Silva、Fredy Flores、Alberto Juscamaita、Oscar Aviles などの巨匠達と交流を深め彼らのもとで音楽を学びながら、アンデスの村々を旅し音楽採集を行い、その音源を基に数々のCDを発表。ICPNA国際ギターフェスティバル、アレキーパ国際ギターフェスティバル、クスコ国際ギターフェスティバル、フリアカ国際ギターフェスティバル、アリカ国際ギターフェスティバルなどで招待演奏を行う。これまでにイタリア、ドイツ、ギリシャ、ブルガリア、アルゼンチン、チリ、ボリビア、にて演奏。
2008年 来日したペルー大統領の前で演奏を行う。(ペルー大使館主催)
2010年「秩父前衛派」を組織し音楽や詩の活動を展開
2011年 イタリア・ミラノのアートスペース「スペース・シリン」およびローマ・カピトリーニ美術館(Campidoglio)にてリサイタルを行う。

CDはペルーのレーベルIEMPSA、TDV、XENDRA RECORDから13枚リリース。日本ではアオラコーポレーションよりリリースしている他、エイベックスから発売の「高橋悠治の肖像」にも1曲収録。作曲家の高橋悠治、杉山洋一、Sylvano Bussotti、Carlo Domeniconi、Elder Olaveらに新作を委嘱し世界初演を行っている。主に前衛的な現代作品やラテンアメリカ音楽、即興でギターを弾いているが、根本的には友人達と楽器で遊ぶ喜びがすべての活動のインスピレーション、モチベーションとなっている。

おもな受賞
・ アルゼンチンコスキン音楽祭日本代表審査会 1位(最年少)
・ 日本ギターコンクール高校生の部 1位
・ 埼玉ギターコンクール 1位
・ アムランコンクール(ラテンアメリカ音楽コンクール) 2位
・ 日本ギター音楽大賞2位
・ 日本J.Sバッハギターコンクール3位
・ J.Sバッハ国際ギターコンクール4位(ドイツ)


笹久保伸 オフィシャル・サイト

ジルデコ・フェスタ2012 ~DECADE Release Party !~:ライブ情報 / LIVE INFO

結成10周年を記念し、今年アルバム3作連続リリースを行なったJiLL-Decoy association (ジルデコ)。

そんなアニバーサリー・イヤーに相応しく、今年最大級のジルデコワンマンが決定しています!
会場は都内最大級のクラブ、渋谷 sound museum VISION。
(深夜ではない時間帯にこのオオバコを体感できます!)

10/10には"Dance Music"をテーマにした第三弾アルバム『DECADE』をリリースということで、
当日は、フルバンドでのジルデコ、そしてDJにはJazzin'parkから栗原 暁さんも参加するなど、
クラブ仕様のワンマン!気になる方は是非足をお運びください~。


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【ジルデコ・フェスタ2012 ~DECADE Release Party !~】

結成10周年を迎えたJiLL-Decoy associationが、
記念アルバム第3弾「DECADE」の盛大なリリースパーティをVISIONで開催する。

<日時>
10月28日 (日)
Open & DJ Start 17:00 / Live Start 18:00

<出演>
Live : JiLL-Decoy association (フルバンド・セット)
DJ : 栗原 暁 (Jazzin'park)
and more !


<場所>
渋谷 sound museum VISION(渋谷区道玄坂2-10-7  新大宗ビルB1F)

<料金>
¥4200(ドリンク代別途) 前売
チケットぴあ
ローソンチケット
イープラス

ATTENTION
未就学児童のご入場はできません。予めご了承ください。

イベント詳細(渋谷 sound museum VISION)


DECADE


DECADE / JiLL-Decoy association

リリース:2012年10月10日
U'S MUSIC
製品番号:USM058

JiLL-Decoy association 結成10周年記念アルバム3作連続リリースの第3弾!全曲、ダンス・ミュージックにリ・アレンジ&ヴォーカルを英詞により再レコーディングした、世界標準を予感させるジルデコの10周年記念セルフカヴァー・ベストアルバム! 第3弾のテーマは"Dnace Music"。クラブジャズというジャンルで語られることも多いジルデコが、今までになく完全にフロアに向けたサウンドに挑戦。Liveでもお馴染みの代表曲を、Watusi(COLDFEET) / Jazzin'Park / 縄田寿志 / M.S.K.(Roc Trax) / Hamacide / Hiro-a-key / Arvin Homa Aya等気鋭のクリエイター達の協力のもとHOUSEやDRUM'N'BASSなどその他様々なダンス・ミュージックに生まれ変わらせた!さらに新曲「Red&Blue, Green&White」も収録!

DECADE - JiLL-Decoy association


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【JiLL-Decoy association プロフィール】(通称:ジルデコ)

02年結成。chihiRo(Vo) kubota(G) towada(Drs)の3人が生み出すJAZZ/FUNK/R&Bをベースにしたオリジナリティあふれる楽曲と、高い演奏力によりジャム・セッションのように毎回進化していくライブ・パフォーマンスが中毒者を増やしていく。
07年4月、待望の1stアルバム『ジルデコ』を発表し、高い評価を得た。08年7月に2ndアルバム『ジルデコ2』を発表。その翌年からは、ジャズクラブで催すプレミア・ライブ「ジルデコ・ラウンジ」と、ライブハウスで繰り広げるイベント・ライブ「ジルデコ・フェスタ」という2つ方向性のレギュラー・ライブをスタートし、より一層ライブ・アーティストとして可能性を広げていく。
10年2月、クラブジャズ・シーンを代表するミュージシャンが多数参加し話題となった3rdアルバム『ジルデコⅢ』を発表し、渋谷HMVの邦楽インディーズ・チャートで3週に渡り1位を獲得。アルバム・リリースの間に配信したiTunesやamazon限定ミニアルバムはいずれもJAZZチャートで1位を獲得。そして、何と前作アルバムから8ヶ月という短い期間で4thアルバム『ジルデコ4 ~ugly beauty~』を発表。2年連続で行った渋谷クアトロでのワンマンLIVEも満員御礼で大成功に収めた。
そして今年2012年は、ジルデコ結成10周年というアニバーサリー・イヤー。それに相応しく、記念アルバムを3作リリースし、さらにはビルボードライブ東京でのスペシャル・ライブは2回まわし全席完売、そして、出演を決めた国内最大ジャズフェス「東京ジャズ2012」のジルデコのチケットも完売など、今その勢いは留まることを知らない。


JiLL-Decoy association オフィシャル・サイト

Pablo Ziegler meets Tokyo Jazz Tango Esemble 2012:ライブ情報 / LIVE INFO

タンゴの新しい景色を切り開いた巨匠アストル・ピアソラ。
今年は、没後20年にあたるということで、数々の関連作品が発表されたり、イベントが行われています。
その中でも決定版のイベントをご紹介します!

ピアソラのキンテート後期のピアニスト、パブロ・シーグレルが日本人ミュージシャンと演奏します。
このアンサンブルは、昨年6月に初めての公演を行なっていて、大絶賛の嵐をうけました。
しばらくは、誰かに会えば、「あれ観た?」という話になったほどです。

その演奏を、今年も聴けるというのはなんて素晴らしいことなんでしょう!!

日本人ミュージシャンは、Jazz.Netでもおなじみの面々。
バンドネオンに北村聡、コントラバスに西嶋徹、そしてギターに鬼怒無月。

ご都合の合う方は、ぜひぜひご覧になってください!

[Text:樋口亨]


Pablo Ziegler meets Tokyo Jazz Tango Esemble


《アストル・ピアソラ没後20周年記念公演》
Pablo Ziegler meets Tokyo Jazz Tango Esemble
パブロ・シーグレル・ミーツ・トーキョー・ジャズ・タンゴ・アンサンブル

2011年6月に開催され、既に伝説となった一夜限りの特別公演

ピアソラ五重奏団の最後期を支えたピアニスト、パブロ・シーグレルが自ら選んだ
日本人ミュージシャンたちとの究極のアンサンブル、"トーキョー・ジャズ・タンゴ・アンサンブル"。
タンゴの巨匠、アストル・ピアソラ没後20周年の今年、再演決定!
東京ではスペシャルゲストを迎えて、2公演を開催いたします!

公式サイトはこちら → http://www.latina.co.jp/ziegler/2012/

-Artists-
パブロ・シーグレル(ピアノ)
北村聡(バンドネオン)
西嶋徹(コントラバス)
鬼怒無月(ギター)


■11月9日(金)
浜離宮朝日ホール
東京都中央区築地5-3-2
03-5541-8710

18:00開場 / 18:30開演
前売 5,000円 / 当日 6,000円(全指定席)

-Guest artist-
梅津和時(サックス、クラリネット)

問い合わせ:ラティーナ 03-5768-5588 / order@latina.co.jp


■11月12日(月)
ビルボードライブ大阪
大阪市北区梅田2-2-22 ハービスPLAZA ENT B2

1stステージ 17:30開場 / 18:30開演
2ndステージ 20:30開場 / 21:30開演
自由席6,900円 / カジュアル席5,400円

問い合わせ:ラティーナ 03-5768-5588、ビルボードライブ大阪 06-6342-7722


■11月21日(水)
有楽町朝日ホール
東京都千代田区有楽町2-5-1有楽町マリオン11F
03-3284-0131

18:00開場 / 18:30開演
前売 5,000円 / 当日 6,000円(全指定席)

-Guest artist-
赤木りえ(フルート)

問い合わせ:ラティーナ 03-5768-5588 / order@latina.co.jp



pablo ziegler 北村聡 西嶋徹 鬼怒無月
左から、パブロ・シーグレル(ピアノ)、北村聡(バンドネオン)、西嶋徹(コントラバス)、鬼怒無月(ギター)
写真:菊地昇


Pablo Ziegler meets Tokyo Jazz Tango Ensembre

Kei AKAGI PIANO SOLO at TIME & STYLE MIDTOWN:ライブ情報 / LIVE INFO

1989年から1991年の間、マイルス・デイヴィス・バンドのメンバーとして活躍した唯一の日本人ピアニスト、
ケイ赤城。
毎年恒例の、ソロ・クリスマスライブです!

リラックスした雰囲気の中でじっくりとその音色を楽しめます。


Kei AKAGI PIANO SOLO


Kei AKAGI PIANO SOLO at TIME & STYLE MIDTOWN

知性と情熱を共存させた美しいメロディが五感を刺激する。
音の粒子は心と空間の隅々まで満たされ、研ぎ澄まされた世界は時間の流れを変える。
マイルス・デイヴィス・バンド日本人唯一のメンバーとして活躍し、
世界で評価されるジャズピアニスト ケイ赤城を迎え、クリスマス ジャズライブを開催。
現在進行形のジャズ美学と音の刹那。
今年もジャズの神髄が動き出す。

<日時>
12月22日 (土)
開場 : 17:30
開演 : 18:30~20:30

<場所>
TIME & STYLE MIDTOWN

<料金>
前売 5,000円 (free drink) 当日 5,500円 (free drink)
当日現金でのお支払い。

<お問合せ>
03-5413-3501 (担当:大田・巻嶋)

<ご予約>
10月24日(水)より電話・ウェブサイト・店頭にてチケット予約開始

TIME & STYLE ウェブサイト


ケイ赤城 プロフィール
1953年生まれ。4歳から12歳までオハイオ州クリーブランドで過ごす。帰国後、高校在学中にジャズ音楽に接し、国際基督教大学(ICU)で哲学と作曲学を学び、カリフォルニア大学の哲学科博士課程に入学。大学で作曲やオーケストレーション、ピアニストとして音楽活動も行い、1979年にはアイアート・モレイラ&フローラ・プリムグループのピアニストとして7年間在籍。その後、アル・ディメオラのグループなどを経て1989年から1991年にはマイルス・デイヴィス・バンドのメンバーとして活動する。1991年からスタンリー・タレンタインや渡辺貞夫のバンドに在籍。1998年からケイ赤城トリオを結成し現在に至る。


TIME & STYLE MIDTOWN
タイム アンド スタイル ミッドタウン [六本木]
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア 3F
Phone:03-5413-3501 Fax:03-5413-3502
営業時間:11:00~21:00
東京メトロ日比谷線/都営大江戸線 六本木駅 直結

WHISKY MODE Vol.38ゲスト - Keyco:WHISKY MODE

今回の「WHISKY MODE」ゲストはシンガーのKeycoさんがゲスト。

話題のインストバンド、Mountain Mocha KilimanjaroやROOT SOULのいけっちさん等、
KAWASAKIさんもよく知る、グルーヴィーなバンドと頻繁に共演しながら、
フェスやクラブなどで相変わらず精力的にライブを行うKeycoさん。

2002年に長女を出産されてからは、
よりオーガニックでメッセージの詰まったソウル・ミュージックを聴かせてくれています。

ブレイクビーツユニットHIFANAと共演したかと思えば、
11月発売の渋さ知らズの新作に参加したりと、そのふり幅の大きさも彼女の魅力ですよね。

そんなKeycoさんと久々の再会を祝して「響&ペリエ」で乾杯。
ピンクのベレー帽が大人キュートです~。

whiskymode_keyco1.jpg
Photo by daisuke ishizaka


■今回PICK UPしたウイスキー:響12年■
酒齢12年以上のモルト原酒に、じっくりと時を重ねた原酒の数々をブレンド。
最初にパイナップルやプラム、ラズベリーといった果実香が広がり、
続いて蜂蜜やカスタードクリームのような甘い香りが広がります。

番組ではペリエで割って楽しむ「響&ペリエ」をご紹介。
ペリエと組み合わせることで、よりフルーティーさが際立ちますよ~。

響12年プレゼント:応募はこちらからどうぞ


■Keyco × 響12年■
「美味しいね。香りは甘いんだけど決してお砂糖が入っているわけではないので、甘ったるくなくてスッキリ!!
 沢山飲めちゃう感じ。」 by Keyco


HIP HOPやレゲエの印象が強いですが、ミクスチャーで、色んな音楽に影響を受けてきたというKeycoさん。
シンガーになったのはたまたま!?

それにしてもKeycoさん美味しそうな顔ですねぇ~。

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Photo by daisuke ishizaka


今回のテーマは"SOMETHIN' SPECIAL"。
「響&ペリエ」は、いつもの生活をちょっと特別に、幸せな気分にさせてくれますが、
keycoさんにとって、普段の生活の中で特別な存在といえば、やはりお子さん!!

そんなお子さんとの生活について、
「楽しいヒントをたくさんバラまいてくれる」とKeycoさん。
「スゴイナー、子供すごいなー」と本当に羨ましがるKAWASAKIさん。

3.11の震災後、歌う気持ちになれなかった状況を救ってくれたのは子供たちの声や笑いだったというKeycoさん。
今年2月にはそんな子供たちをフィーチャーした作品をリリース。
Keycoさんの他、参加しているのは、Leyona、bird、Likkle Mai、Mika Arisaka、PUSHIM等、
デビュー当時から仲の良い女性シンガーの方々。

彼女たちもkeycoさんにとってとても大事な"SOMETHIN' SPECIAL"な存在なんだそう。


確かに子供たちと一緒に歌っているこの曲からは大きな愛を感じます。

【Wonderful World Beautiful People / Keyco,Leyona,bird,Likkle Mai,Mika Arisaka,PUSHIM】


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Photo by daisuke ishizaka


番組では皆さんから頂いたメッセージやリクエストもご紹介しています。

リクエストして下さった方の中から抽選でゲストのサイン入りボトルをプレゼント!
メッセージ&リクエストお待ちしております~。

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Photo by daisuke ishizaka

応募はこちらからどうぞ


これが届いたあなたは当たり(!?)です。

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Photo by daisuke ishizaka


今回より番組のfacebookページができました。
収録風景等、facebookページにもたくさん掲載しています。
そちらも是非チェックしてみて下さいね~。

「WHISKY MODE」facebookページ



【響12年の世界観に通じる楽曲】
→「恋と旅人 / Keyco」
「この曲は旅人に恋しちゃった女性をイメージした楽曲なんです。旅人って自由じゃないですか、きっと自分の元を離れてしまうでしょう?分かっちゃいるけど恋しちゃう。私もそういう経験があるし(笑)そんな甘酸っぱい切ないようなイメージを「響」と重ね合わせて選んでみました。」by Keyco


【今回のテーマ「SOMETHIN' SPECIAL」に合う楽曲】
→「Wonderful World Beautiful People / Keyco,Leyona,bird,Likkle Mai,Mika Arisaka,PUSHIM」
「野外フェス等、子供を連れていけるライブで爽やかなこの「響&ペリエ」飲みつつ、この時ばかりはお父さんもお母さんも大解放!この曲のように子供と一緒に素敵な時間を過ごして欲しいなと思って選んでみました。」by Keyco


『Sing with Kids / V.A.』

Sing with Kids


Sing with Kids / V.A.

リリース:2012年2月22日
ビクターエンタテインメント株式会社
製品番号:VICG-60802

Keyco、bird、Likkle Mai、Leyonaなど、ママ世代の日本を代表する女性シンガー×キッズのコラボレーションによるカヴァーアルバム。ザ・ビートルズ「Ob-La-Di Ob-La-Da」、ザ・ブルーハーツ「TRAIN-TRAIN」などのカヴァーに加え、全員参加のオリジナル曲も収録。(C)RS








Keyco Official Site




■quasimodeセレクション■

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quasimodeのメンバーが入れ替わりで登場。
毎回テーマに沿った選曲でウイスキーの似合うシーンを演出してくれます。
今回の担当はリーダー、平戸さん。


→「Super Strut / DEODATO」
→「You'd Be So Nice To Come Home To / Helen Merrill」
→「People Make The World Go Around / Milt Jackson」

今回のテーマ「SOMETHIN' SPECIAL」にちなみ、秋の夜長に聴きたいジャズセレクション!

メローなナンバーが心地よいです。ウイスキー片手にミュージック・トリップ、お楽しみ下さい~。


【quasimodeニューアルバム NOW ON SALE】

Soul Cookin'


Soul Cookin' / quasimode

リリース:2012年10月3日
EMI ミュージック
製品番号:TOCT-29063

クオシモードの通算6枚目となるオリジナル・アルバム。今回のキーワードは"ソウル・ミーツ・ジャズ"。従来のクオシモードのスタイル"踊れるジャズ"をベースに新しい基軸となるエッセンスを取り入れた意欲作。先に発売されたシングル『Summer Madness feat. 横山剣(クレイジーケンバンド)』でも感じられるソウルフルなサウンドを筆頭に、クールな曲から陽気な曲まで沢山のクオシモード・サウンドが詰まった、バンドとして新たな成長を感じられる1枚。





【quasimodeライブ情報】
→quasimode LIVE SCHEDULE詳細

quasimode Official Site




【DJ KAWASAKI 脱貴公子宣言!本領発揮のブラック・ディスコ ミックス!7月25日発売】

Magic


MAGIC ~A COLLECTION OF BLACK DISCO CLASSICS mixed by DJ KAWASAKI

リリース:2012年7月25日
EMI ミュージック
製品番号:TOCP64413

『BLACK & GOLD』をリリースしたDJ KAWASAKIが自らのフェイバリットを旧音源の中から厳選し、ハウスやテクノを通過した感性で聴けるDISCO/DANCE CLASSICSを再評価。今年20周年を迎え、通算70万人の動員を誇る渋谷のクラブ改めタマリバ、THE ROOMの人気パーティーをタイトルに冠し、その来場者からも絶大な人気を誇る楽曲が目白押し。 DISCO/DANCE CLASSICSの名曲+DJ KAWASAKIがカバーした楽曲のオリジナルに加え、DJ KAWASAKIの未発表新曲を収録!



【沖野修也、DJ KAWASAKIがシングルモルトの世界をテーマにセレクトしたコンピレーションCD】

Magic


WHISKY MODE~A COLLECTION OF CLUB JAZZ / CROSSOVER / SOULFUL HOUSE CLASSICS~

リリース:Now On Sale
ewe records
製品番号:EWSP-0001

シングルモルトウイスキー"の世界観をテーマに、沖野修也、そしてDJ KAWASAKIが("クラブ・ジャズ/クロスオーバー・ミュージック"を)セレクトしたコンピレーションCD。JAZZTRONIK、吉澤はじめの楽曲から、沖野修也自身の楽曲もセレクトした、音楽×ウイスキーの至極のコンピレーションアルバム。共通するのはその多様性と、良質な世界観・・・。個性的な表情を見せるシングルモルトとクラブジャズ/クロスオーバーミュージックが共鳴し合うひととき、(家でも外でも楽しめる)新しいライフスタイルを提案します。

コンピレーションCD「WHISKY MODE」特別ページ


DJ KAWASAKI Official Site


【TEAM WHISKY MODE】
PHOTOGRAPHER : DAISUKE ISHIZAKA
NARRATOR : MAKI SUGIMOTO
ARTIST MANAGEMENT : ERI MORI
PROMOTER : TOSHIHIRO ASAI
DIRECTOR : SATOSHI HIROSHIMA

produced by JJazz.Net

坪口昌恭(東京ザヴィヌルバッハ) インタビュー:インタビュー / INTERVIEW

東京ザヴィヌルバッハの新作が届いた。
『AFRODITA』と名付けられたその作品は、主宰の坪口昌恭が一人で作り上げたという。
そして、今回のメイン楽器として取り上げられたのは、シンセサイザーではなくエレクトリック・ピアノだ。

2年前に発表したアルバム『Abyssinian』が、ソロ・アコースティック・ピアノ作品なので、『AFRODITA』はある意味、その延長線上に存在すると考えていいのだろう。

とは言え、坪口昌恭ではなく東京ザヴィヌルバッハ名義なので、サウンドの違いは大きい。
東京ザヴィヌルバッハの代名詞、自動変奏シーケンスソフト「M」が繰り出すアフロポリリズムとエレクトロニック・サウンドが満載だ。

アフリカ的なリズムのホットさとエレクトリック・ピアノのクールさが融合して、東京というアーバン・イメージを思い起こさせる不思議な一枚。
さらには、表現が悪いかもしれないが、デパートやエレベーターで流れていても違和感がないほど聴きざわりが爽やかなのだ。
ここに坪口昌恭のちょっとした悪意というか、シニカルなユーモアも感じたのは僕だけではないだろう。


坪口昌恭(東京ザヴィヌルバッハ) インタビュー

■今回発表した『AFRODITA』は坪口さんのソロですね。前作『Sweet Metallic』はバンドでの作品でした。また、今作ではローズ(エレクトリック・ピアノ)をメインに演奏していますが、少し前に出たソロアルバム『Abyssinian』ではアコースティック・ピアノをメインに演奏していました。これら、相反するイメージが連なった経緯を教えて下さい。

[坪口昌恭] これまでを遡ってみると、自宅で作りこんだタイプの作品の次はスタジオでの作品、バンドの次はソロ、という風に交互になっていますね。だから、大雑把に言うと「反動」というものはあると思うんですよ。あとは、『Abyssinian』で共演者がいない状態、ただ一人でピアノに取り組んだのですが、東京ザヴィヌルバッハも一人でやってみるとどうなのかなと、同時期に思ったんですよ。それで、実際にライブをやってみたら感触がすごく良くて。レーベル担当者もすごく気に入ってくれたので『AFRODITA』が実現しました。


■シンセではなくローズ(エレクトリック・ピアノ)がメインになったのは?

[坪口昌恭] 『Abyssinian』でピアノに向き合った結果、正しく良い姿勢で集中して演奏するパワーがいいなと思いました。シンセだとこっちも弾いてあっちも弾いてという風に、パワーが拡散してしまいます。それと、ローズをメインにして、シンセなどオケ(バックの演奏)をコンピュータに仕込んでおくと、ライブツアーがやりやすいということもありますね。現地でローズだけを用意すればいいですから。

Rhodes(ローズ)@坪口スタジオ
ローズ


自動変奏シーケンスソフト「M」
自動変奏シーケンスソフト「M」


■東京ザヴィヌルバッハの形態が、バンドだったりソロだったりと色々と変わっているということもあって、今一度「東京ザヴィヌルバッハ」というプロジェクト名について振り返ってみたいと思います。「東京」+「ザヴィヌル」+「バッハ」=「東京ザヴィヌルバッハ」でいいですか?

[坪口昌恭] そのとおりです。このプロジェクトの立ち上げの時に、菊地(成孔)さんもDCPRGの立ち上げの時で、一緒にミーティングすることが多くて、バンド名をどうするかということも話していたんです。僕は坪口だから、「tzboguchi」ってちょっとふざけて表記しているんですけど、そこから「TZ-1」のような記号みたいな名前がいいんじゃないかと菊地さんからのアイデアがあったんですよ。僕はもうちょっと色彩的な名前が欲しくて「tzboguchi」の宛字を考えていたら、「t」は「東京」、「z」は「ザヴィヌル」だよねって大笑いになって。要するに当て字で考えていったんです。「東京」は「東京で発信している」という意味がもちろんあります。「ザヴィヌル」は「ジョー・ザヴィヌル」です。その頃は、エレクトリック・マイルス再評価をやりたいよねというムードだったので、エレクトリック・マイルスの影の立役者はジョー・ザヴィヌルでしょ、みんな忘れてるけど彼がいたから「ビッチェズ・ブリュー」もできたんだという話になって。彼もキーボーディストだしね。「バッハ」は、ヨハン・セバスチャン・バッハではなくて、「スイッチト・オン・バッハ(Switched-On Bach)」というバッハをムーグ(シンセ)で演奏したアルバムの語呂だったりその音楽から来ています。「東京/ザヴィヌル/バッハ」、「スイッチト/オン/バッハ」ね。伝統と電子というイメージもね。

Switched-On Bach(スイッチト・オン・バッハ)
Switched-On Bach


■あー!そういうことだったんですか!「バッハ」だけ音楽からはわからないなと思っていました。

[坪口昌恭] たしかにそうだね。


■坪口さんにとって、ジョー・ザヴィヌルというのはどういう存在ですか?

[坪口昌恭] エレクトリック・ピアノに関して影響を受けたのは、ハービー・ハンコックのほうが強いんですよ。ザヴィヌルに関しては、シンセの方ですね。多くのキーボーディストがシンセというと、ピアノの代わり、ストリングスの代わり、ブラスの代わりとか、何かの代わりという風にイメージがあるものとして演奏するんですけど、ジョー・ザヴィヌルはシンセの良さを使って演奏しているんですね。シンセの出音をうまく使って演奏している。鍵盤から指を離すとすぐに音が消えたりだとか、そういった問題とも言える部分、表現力が乏しい部分をうまく使って演奏しているんですよ。そういうところにすごく共感しますね。「スイッチト・オン・バッハ」の音楽のイメージもすごく似ているんですよ。バッハってチェンバロとかオルガンとかしかない頃の音楽ですよね。ピアノがなくて音の強弱がない頃の音楽。強弱とかそういう表現を付けずに演奏して感動させる音楽。余計なExpressionがなくて感動させる音楽に共感しちゃいますね。


■他に共感できるものはありますか?

[坪口昌恭] 音楽で言うと、ビバップもそのひとつかもしれないですね。ビバップも感情表現ではなくて、定めたルールの中でいかに自由自在に演奏できるかっていう、違った意味でのゲームミュージック的なところというか、ロゴスっぽい、言語っぽいところがありますよね。


■音楽以外にも何かあるんですか?

[坪口昌恭] 影響という意味では絵画もありますね。東京ザヴィヌルバッハの前作『Sweet Metallic』のライナーノーツにも書いたんですけど、ウェザー・リポートの音楽性とセザンヌの絵には共通点があるんですよ。ウェザー・リポートには誰もソロをしていないけど全員がソロをしているというコンセプトがあった。誰かがソロをしていて他がバックということではなくて、シンセがソロを弾いているんだけども同時に(ウェイン)ショーターが印象的なリフを吹いていて、ドラムが大暴れしているとか。皆んなが「同列」に演奏しているんですね。で、セザンヌは何をしたかって言うと、例えば前にリンゴ、後ろに布とかが置いてある絵では、リンゴも布も同列に描かれているんですよ。リンゴを目立たせるために布を目立たせないということではないんですよ。どっちも目立っていたり、ラフだったり。それで、バランスを取るためにリンゴが置いてある机が歪んでたりとか。ウェザー・リポートと同じなんですよ。僕の解釈ですけどね。『AFRODITA』もローズが主役だけども、ドラムやベースもこだわって作っているわけですよ。同列にあるんですよ。


■最近、音楽で気になるものはありますか?

[坪口昌恭] やっぱりフライング・ロータスはすごいなと思いますね。サウンドはもちろんですけど、音符にしてみても裏コードに行っていたり、おいしい音を使っているんですよ。何というかな、ジョン・コルトレーンの甥っていうのもあるのかもしれないけど、天性のものがあるんでしょうね。考えて作っているんじゃないと思うんだけど、おいしい所に閃いちゃっているんですよね。レディオヘッドやビョークもそうですけど、微妙にタブーを犯しているんだけど、それがセンスがいいというかね。多少ぶつかりがあるもので、全体的にはポップに聞こえるものが好きですね。


■アルバムタイトルの『AFRODITA』はどこから来たんですか?

[坪口昌恭] 見るからにあると言えるし、潜在的にあるとも言える、アフリカの土着音楽の要素をタイトルに入れられないかなと考えていました。そんな時にギリシャ語で美の女神を意味する「aphrodita」って言葉に出会って、これはアフロって読めるねということで造語にしようと。

『AFRODITA』トラックリスト
『AFRODITA』トラックリスト


[レーベル担当者A氏] ちなみにですね、最初に候補としてあったのが『エレクトリック・マサイ』だったんですよ。

[一同] 爆笑

[坪口昌恭] 俺は「昌恭(まさやす)」なんでね。

[一同] 爆笑

[レーベル担当者A氏] 即却下ですよ(笑)

[坪口昌恭] マサが一人でやってるみたいな。マサ・ワンみたいな。

[レーベル担当者A氏] ああっ!!『エレクトリック・マサイチ』だった!

[一同] 爆笑


■ふざけ過ぎてる(爆笑)

[坪口昌恭] いや、マジメだったんだけどなぁ(笑)

[レーベル担当者A氏] ずっとそれを押してるんですよ。

[坪口昌恭] もうこれしかないって(笑)

[レーベル担当者A氏] 即却下(笑)あんまりだ。

[坪口昌恭] それを言ったら、東京ザヴィヌルバッハの名前を決める時、最初に菊地さんに提案したのが「ウニウニイヌイヌ」だったんだよ。

[一同] 爆笑

[坪口昌恭] 「ウニウニ」って録音して逆回転再生すると「イヌイヌ」って聞こえるんですよ。「uniuni」、「inuinu」ね。これが面白くて、バンドのコンセプトを表してるよって言ったら、「ぜっったいダメだ!」って。


■菊地さんに言われて(笑)

[一同] 爆笑


■東京ザヴィヌルバッハの音楽を表すキーワードの一つと言える「ポリリズム」ですが、わかりやすく説明していただけますか?

[坪口昌恭] ポリリズムは、「ポリ=複数」のリズム、ビートですね。ポリリズムは、プログレッシブ・ロックやショパン、ドビュッシーの音楽などにも存在するように、色々と種類があるんですが、僕がメインに置いているのは、アフリカのポリリズムなんですよ。グルーヴ・ミュージックとしての(1)だまし絵的なポリリズムに興味があるんですね。1拍の長さが一定で、4拍子→5拍子→7拍子→2拍子などという様に進んでいく変拍子タイプではないんですよ。アフリカタイプのポリリズムは、基本的には4拍子というか2拍子になっていて、その中身が5になっていたりというか。一番象徴的なのは、「キリマンジャロ」という言葉。日本語での発音がリズムになるとしたら「キリマンジャロ」は「キリ・マン・ジャロ」で3拍子ですよね。ところが、アフリカの発音では「キリマ・ンジャロ」で2拍子なんですよ。これがポリリズムなんですよ。根本的な要素としては、一つのフレーズがどっちにも取れるということなんです。なので、僕が興味のあるポリリズムは演奏が難しくてすごいというよりも、絡みが面白いという方向ですね。

(1)参考イメージ → M.C.Escher「Encounter 1944」


■他に面白い絡みの例はありますか?

[坪口昌恭] 大儀見(元)さんに教わったんですけど、「豆腐屋と相撲取り、銭湯のストライキ」というフレーズがあって、これは「とうふやと・すもうとり・せんとうの・すとらいき」っていう、それぞれが5文字(5連符)で構成されている4拍子、4分の4拍子なんですよ。それで今度は、「と」という文字に注目すると、「と」は4文字おきに5回出てくるんですよ。これは、4分の5拍子なんですね。この2つを行ったり来たりするアイデアを取り入れているのは、『AFRODITA』の5曲目「Tribal Junction」です。

ポリリズム


■それでスピード感が変わって聞こえるんですね。

[坪口昌恭] そうそう。そうやって遊んでるんですよ(笑)『AFRODITA』は「5」のアイデアが多いですね。


■面白いけど、テキストで説明するのは難しいですね。

[坪口昌恭] そうですね。わかんないままがいいんです。(笑)


[Interview:樋口亨]


東京ザヴィヌルバッハ『AFRODITA』発売記念ライブ

10月17日にアルバム『AFRODITA』をリリースした東京ザヴィヌルバッハの発売記念ライブ!
アルバムは坪口昌恭の完全ソロで作られましたが、この日は期待の若手ジャズマンたちとタッグを組んで、一夜限りのスペシャルなライブをお届けします。
ゲストには、9月にミックスアルバムを二枚同時にリリースした人気DJの大塚広子が登場!

<日時>
11月28日(水)
開場19:30 開演20:00

<会場>
新宿ピットイン

<料金>
3,000円(1ドリンク付き)

<出演>
東京ザヴィヌルバッハ
坪口昌恭 (key, effect, laptop)
類家心平 (tp, effect)
宮嶋洋輔 (gt)
織原良次 (b)
石若駿 (dr)

ゲスト 大塚広子 (DJ)


坪口昌恭
坪口昌恭

1964年福井県生まれ、大阪育ち。福井大学工学部卒業後1987年に上京。
ジャズとエレクトロニクスを共存させ、伝統と先鋭の境界線で独自のキャラクターを放つ。
主宰するエレクトロ・ジャズユニット『東京ザヴィヌルバッハ』(2012年8月にNY公演)、 キューバ勢ジャズメンとのNY録音作、ピアノトリオRemix、 ソロピアノ「Abyssinian...Solo Piano」等自己名義のアルバムを13枚発表。
2008年上妻宏光(三味線)のアルバムをプロデュース。2011年ハリウッド映画「Lily」の音楽担当。
近年はソロピアノや小編成でのセッションも活発化。
『菊地成孔Dub Septet』『DCPRG』『HOT HOUSE』の鍵盤奏者としても、 フジロックフェスティバルやBlueNote各店に出演するなど活躍中。音楽誌での連載や執筆多数。
尚美学園大学/同大学院ジャズ&コンテンポラリー分野准教授。


『AFRODITA』東京ザヴィヌルバッハ
AFRODITA

■タイトル:『AFRODITA』
■アーティスト:東京ザヴィヌルバッハ
■発売日:2012年10月17日
■レーベル:Airplane label
■カタログ番号:AP1048
■価格:2,300円(税込)

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bar bossa(バール・ボッサ):ニュース / NEWS

渋谷の少し奥、ちょっと落ち着いたエリアにそのお店はあります。
伊藤ゴローさんや中島ノブユキさんといったミュージシャン達や、レーベル関係者など多数が、夜な夜な楽しいひと時を過ごす溜まり場。

bar bossa(バール・ボッサ)

素敵な音楽と美味しいお酒と食事がいただけます。

番組「sense of "Quiet"」でゲストの寺尾紗穂さんとお話をする場所としてご協力いただきました。
ありがとうございます!
「sense of "Quiet"」の選曲者、成田さんや寺尾さんもプライベートで通っているそうですよ。

そして、そんな素敵の仕掛け人、マスターの林伸次さんに「秋にオススメのワインやお皿と、音楽」を教えていただきました!
これが、とても面白い♪
お店で更に詳しいお話を伺いたくなりますね。

居心地よく、リラックスできる空間ですので、近くにお越しの際はふらりと立ち寄ってみることをオススメします。
食事とワインそして音楽について、マスターに聞いてみるのもお忘れなく。

[Text:樋口亨]




bar bossaの林伸次です。

世の中にジャズ・バーやソウル・バー、ロック・バーやレゲエ・バーはあるのに、ボサノヴァ・バーがないのはどうしてなんだろうと考え、1997年に渋谷宇田川町で開店しました。もう16年目になります。

当店はワインとボサノヴァをメインにしているのですが、開店した当初は空前のワインブームとボサノヴァブームという追い風があり、おかげさまでこれまで細々と続けてこられました。

開店以前からギタリストの伊藤ゴローさんから親しくしていただいたり、作曲家の中島ノブユキさんに贔屓にしていただいたりと、玄人受けするミュージシャンもお店に集っていただいております。

以前は夜の8時から朝の4時までの営業だったのですが、震災以降、朝まで飲む方が激減してしまい、営業時間を変更しました。
現在は12時~3時までのランチタイムと6時~12時までのバータイムとなっております。


今の季節にオススメのお食事は、ボサノヴァのお店なのでブラジル料理のムケッカはいかがでしょうか。


ムケッカ


ジョアン・ジルベルトやカエターノ・ヴェローゾの故郷であるバイーア地方の料理なのですが、ココナッツミルクやデンデ油といったアフリカからの影響、コリアンダーやバカリャウ(干し鱈)といったポルトガルの影響、ライスにシチューというブラジルネイティブ(インディオ)を起源としたスタイルなど、ブラジルならではの様々な人種の影響がミックスされた料理です。

ワインはシャンパーニュから自然派ワインまで色々取り揃えておりますが、秋のバーならではのデザートワインはどうでしょうか。
例えば、このラタフィア・ド・ブルゴーニュ


ラタフィア・ド・ブルゴーニュ


ソムリエ試験を受けた方でも「名前だけは暗記したけど、本物は飲んだことない」という方も多いのではないでしょうか。
マールから来るコクとブドウ本来の甘さが楽しめます。


bar bossaではもちろんボサノヴァをメインにかけておりますが、前述の中島ノブユキ伊藤ゴローといった日本人アーティスト、カルロス・アギーレを中心としたアルゼンチン音楽なんかもかけております。

そして最近、注目しているのは韓国インディーズのボサノヴァ・テイストのアーティストです。
一番のオススメはルシッド・フォールという男性SSWです。



日本に住んで日本の企業で働いているインテリ韓国人にルシッド・フォールの話をするとほとんど全員が「日本ではKARAとか東方神起ばっかりで、どうして韓国のもっと良い音楽が紹介されないのかって思ってたんです」とよく言われます。JJazz.Netをチェックしているような音楽好きも驚かせるような韓国の現在進行形のアーティストです。

ジャズ好きの方はご存知かもしれませんが、キム・カオンというジャズ・ピアニストもオススメです。



聴いていただければすぐに納得かと思いますが、アジアではもちろん世界でもトップクラスのピアニストです。

今僕は、ソウル在住のジノンさんという音楽好き韓国人男性と往復書簡ブログをやっています。


The Boy from Seoul & Tokyo → http://theboyfromseoulandtokyo.blogspot.jp/


このブログをもとにして、東京とソウルのミュージシャンを繋ぐ色んな試みを計画中です。
来年の1月頃には上に挙げたような韓国の面白いアーティストを紹介するコンピレーションCDを発売する予定です。
もちろん、韓国でも日本のインディーズのアーティストのコンピレーションCDを同時に発売しようと考えています。
近くて遠い国と言われてきた韓国、僕らがまだ聴いたことのない素晴らしい音楽がたくさんあります。
是非、チェックしてみて下さい。

では、bar bossaでお待ちしております。



林 伸次
1969年徳島生まれ。
レコファン(中古レコード店)、バッカーナ&サバス東京(ブラジリアン・レストラン)、フェアグランド(ショット・バー)を経た後、1997年渋谷にBAR BOSSAをオープンする。
2001年ネット上でBOSSA RECRDSをオープン。
著書に『ボサノヴァ(アノニマスタジオ)』。選曲CD、CDライナー執筆多数。連載『カフェ&レストラン(旭屋出版)』。


bar bossa
bar bossa


●東京都渋谷区宇田川町 41-23 第2大久保ビル1F
●TEL/03-5458-4185
●営業時間/月~土
12:00~15:00 lunch time
18:00~24:00 bar time
●定休日/日、祝
http://barbossa.com/

sense of "Quiet" Minas:ライブ情報 / LIVE INFO

静寂を表現している音楽をご紹介し、みなさんから好評を頂いている番組「sense of "Quiet"」。
ご存じの方も多いと思いますが、もともとその名前は、フェスティバルに付けられたものなのです。

参考 → //www.jjazz.net/jjazznet_blog/2012/04/sense-of-quiet.php

そして番組は、フェスティバル主催者のNRT 成田佳洋さんの選曲で、そのコンセプトに共振する音楽をご紹介しています。

今年の5月に行われたフェスティバル第一回目は、これまでにない雰囲気をつくりだして成功を収め、終わると同時に次の開催が早くも熱望されていました。

そこに朗報。

第二回目が開催されます!

でも、観に行こうと考えている日本の皆さんには少し残念なことが、、、










それは、開催地がブラジルなんです!!!!
それも、ミナス!!!!

かっこいいけどちょっとさみしい、複雑な気持ち(笑)




開催日にブラジルにいる方は、是非行ってみてください!
行く予定なんかなかったけどこのために行く事に決めたという方は、是非楽しんで!

成田さんが帰国したら、番組でその様子を伝えていただきましょう!

[Text:樋口亨]


sense of


sense of "Quiet" Minas

静かなる音楽を紹介するフェスティバル<sense of "Quiet">。
第二回目は2012年10月18日、ブラジル、ミナス・ジェライス州都のベロ・オリゾンチでの開催です。

2012年5月に東京および鎌倉にて第一回目を開催した当フェスティバルは、静かなる音楽を紹介することを目的にスタートしました。
第一回目は日本・ブラジル・アルゼンチンより計6組を招聘しての開催でしたが、その第二回目・ミナス版となる今回は、内省的で高度な音楽家を輩出する土地として名高いミナスの地で、地元出身の優れたアーティストたちに焦点を当てた内容です。7組のアーティストが3つの大きなパーティーとして集結/出入りして、どの瞬間をとってもここでしか聴くことのできないプログラムに結実します。

ローカル・プロデューサーを務めるのは、現代ミナス・シーンの中心的存在でもあるヘナート・モタ。フェスティバル全体の企画プロデュースはNRTが行っています。
いずれも静寂を表現するにふさわしい表現者揃いで、その多くはここ10年ほどの交流がもとになり、今回の出演へと繋がったものです。


<日時>
18/10/2012 - Quinta-feira - 20:30h
2012年10月18日(木) 20:30

<会場>
Teatro Sesiminas

Teatro Sesiminas  Teatro Sesiminas

<料金>
inteira: R$ 50,00
meia: R$ 25,00

<出演>
Bob Tostes & Regina Souza
Sérgio Pererê, Rafael Martini & Leonora Weissmann
Renato Motha, Patricia Lobato, Leopoldina & coro Kirtan

<詳細>
NRT ブログ
*出演者のプロフィールやムービーが順次追加されるそうです。

"TOUCH OF JAZZ"アルバム - Emi Meyerセレクト:TOUCH OF JAZZ

番組「TOUCH OF JAZZ」では、毎回ゲストの方に
自身の「TOUCH OF JAZZした作品=ジャズに触れた作品」をご紹介いただいています。
今回は、シンガーソングライター、Emi Meyerさんのセレクションです。

エミさんがモンクのピアノを聴いて感じたという"固定観念にとらわれない自由さ"、
それこそ"ジャズ"への入口かもしれませんね。


【TOUCH OF JAZZアルバム】

『Solo Monk / Thelonious Monk』

「ピアノだけのこの作品がとても好きなんですよ。すごい個性的だし。私もジャズをやり始める時「こういう弾き方じゃないといけないのかな、って心配だったけど、彼は全然違う弾き方で(笑)とても個性的で自由で、こういうのもありなんだって。最初は認められていなかったけど、最終的には評価されましたよね。そんなストーリーも含めて好きです。彼のかぶってた帽子なんかもかっこいいよね(笑)」 Emi


solomonk.jpg


■タイトル:『ソロ・モンク』
■アーティスト:セロニアス・モンク

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【Emi Meyer】http://emimeyer.jp/indexTop.php

EMIMEYER_A400.jpg

アメリカを拠点に活動するシンガー・ソングライター。日本人の母親とアメリカ人の父親の間に京都で生まれ、1才になる前にアメリカのシアトルに移住。幼い頃よりクラシック・ピアノを学び友人と共演したいとの理由でジャズ・ピアノも学ぶ。18才で曲を書き出し、L.A.と東京でヴォーカリストとしての活動を始める。07年にシアトルー神戸ジャズ・ボーカリスト・コンペティションで優勝。その後、Jazztronikをはじめ国内外の著名アーティストと共演を重ね、フジロックなど各地の大型フェスにも出演。その歌声と存在感で多くの聴衆を魅了している。09年リリースされたデビューアルバム「キュリアス・クリーチャー」は iTunes Storeや多くのCDショップのJAZZ チャートで首位を獲得iTunes StoreではJAZZカテゴリーの年間ベスト・ニュー・アーティストにも選ばれた。2010年にShingo Annen(Shing02)との共作となる全曲日本語詞の 2nd Album「パスポート」をリリース。数々のCM(キリンビバレッジ「午後の紅茶 アジアンストレート<無糖>」やアヲハタ55ジャムなど多数)でもその歌声を聞くことができる。


LOL


LOL / Emi Meyer

リリース:2012年4月11日
Plankton
製品番号:VITO111

寺尾紗穂 ライブ:ライブ情報 / LIVE INFO

もう少し先になりますが、10月10日にサイトアップの番組「sense of "Quiet"」で、番組初のゲストとしてお迎えする女性シンガーソングライターの寺尾紗穂さん。

これまでに「PICK UP」や、もちろん「sense of "Quiet"」で曲を紹介させていただいていたので、皆さんもその音楽の魅力をご存知だと思います。

すっとこちらに向かってくる歌声だったり、それに寄り添う相槌のようなピアノの演奏だったり、細やかな視線と言葉遣いで表現される歌詞だったり。
これぞ、「シンガーソングライター」と言ってしまいたくなる存在なのです。
音楽関係者にもファンが多い気がします。
(JJazz.Netナビゲーターのジョー長岡も、彼女の熱烈なファンなのです。)

最新アルバム『青い夜のさよなら』をはじめ、最近の作品では、原発問題などの社会的なテーマが注目を集めています。
インタビューでは、そのあたりのことを中心にお話を伺っていますので、お楽しみにしていてください!

寺尾紗穂さんのメッセージは、ライブで直接感じるのが一番だと思います。
現時点で決定している年内のライブ情報をお知らせしますので、ぜひ聴きに行ってみてください。


[Text:樋口亨]


寺尾紗穂 オフィシャルサイト: http://www.sahoterao.com/


りんりんふぇす Sing with your neighbors ~「THE BIG ISSUE」support live vol.3

<日時>
10月6日(土) 開場 14:00/開演 14:30

<会場>
梅窓院 祖師堂(そしどう)
〒107-0062東京都港区南青山2丁目26-38
*東京メトロ銀座線 外苑前駅1a出口徒歩1分
*駐車場はございません。お車での来場はお控えください。

<料金>
2,000円(税込・入退場自由)

<予約>
メール予約のみ。チケット申込のフォームにご記入ください。
こちらから。

<詳細>
http://singwithyourneighbors3.jimdo.com/

<内容>
音楽ライブ/1部・2部制
座談会/1部終了後に行います
炊き出し/簡単な食事(無料)、フェアトレードのコーヒー販売

<出演>
友部正人、片想い、寺尾紗穂、木蓮、ソケリッサ、Broom Duster KAN、なぎら健壱

<座談会>
寺尾紗穂、稲葉剛、吉水岳彦、佐野未来、ビッグイシュー販売者、他

<主催>
「THE BIG ISSUE」 support Live vol.3実行委員会

<協力>BIG ISSUE基金、NPOもやい、ひとさじの会、MIDIINC.

<問合せ>
singwithyourneighbors@gmail.com
*梅窓院(会場)へのお問合せはご遠慮下さい。



読書のための音楽 vol.20「夜の足跡」

<日時>
10月20日(土) 18:00から

<会場>
Rainy Day Bookstore & Cafe

<料金>
予約3,000円 当日3,500円

<出演>
ふちがみとふなと×寺尾紗穂



ここにある 歌 vol.4 「つながる 夜」

<日時>
10月26日(金) 開場19:00/開演19:30

<会場>
下北沢SEED SHIP

<料金>
予約2,800円 当日3,000円(+1D)

<予約>
mail@natsumino.comまで、お名前、連絡先、ご希望枚数を添えて。

<出演>
杉瀬陽子/寺尾紗穂/和津実

<詳細>
http://natsumino.com/live.html



優雅な袋小路

<日時>
11月20日(火) 開場18:30/開演19:30

<会場>
晴れたら空に豆まいて

<料金>
予約2,500円 当日2,800円(+1D 500円)
到着順入場

<予約>
http://mameromantic.com/?cat=20

<出演>
NRQ シェイクシェイクグループ 寺尾紗穂

NRQ {吉田悠樹(二胡)、牧野琢磨(g)、服部将典(ba)、中尾勘ニ(dr、sax)}
シェイクシェイクグループ {ラキタ(vo,gt) コンパス長岡(g) ボン竹村(ba) ドバ谷(dr)}
寺尾紗穂



寺尾紗穂ワンマンライブ
~ ソノリウムラヂオ ~

<日時>
12月16日(日)
18:30開場 19:00時開演(21:30終演)

<会場>
永福町ソノリウム

<料金> 
前売3,000円 当日3,500円

<出演> 
寺尾紗穂

詳細は、後日寺尾紗穂 オフィシャルサイト寺尾紗穂 twitterにて告知します。

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