【パブロ・シーグレル】
名門ブエノスアイレス音楽院で金賞を受賞、首席で卒業。14歳でクラシックピアニストとしてデビューする。ガリア・シャルフマンとアドリアン・モレーノにピアノを、ヘラルド・ガンディーニとフランシスコ・クロプルフに作曲法を学んだ。
作曲家として映画 「Tacos Altos」(1985)、ドラマ映画「Adios Roberto」(1985)、演劇 「Polvo de Estrellas」、テレビシリーズ 「La Noche de los Grandes」、バレエ、コマーシャル等の作曲を数々手掛け、演劇「Traición」の作曲でアルゼンチンのアルレキン最優秀作曲賞を受賞する。
当時アルゼンチンで絶賛されていたパブロ・シーグレル・トリオの評判を聞きつけ、クラシックピアニストとしてヴィルトゥオーゾかつジャズの即興の才をもつピアニストを探していたタンゴの革命児アストル・ピアソラに、アストル・ピアソラ五重奏団のメンバーとして招かれる。1978 年から1989年の師の引退まで10年余巨匠を支え、ピアニストとしてヨーロッパを中心とする世界ツアーに参加し、オーケストラとの公演にも出演。ピアソラ五重奏団の音楽的発展に大きな影響を与える。ピアソラの黄金時代にリリースされた「Zero Hour」、「La Camorra」、「The Central Park Concert」、「Live At The Montreal Jazz Festival」[5]等にも参加する。1990年にパブロ・シーグレル四重奏団を立ち上げる。
イタリア人歌手ミルバ、メゾソプラノ歌手デニーズ・グレイブス、テノール歌手・指揮者プラシド・ドミンゴをはじめ、バレエダンサーのフリオ・ボッカ、ポール・テイラー・ダンスカンパニー等バレエ団、ゲイリー・バートン、ブランフォード・マルサリス、パキート・デ・リベラ、レジーナ・カーター、ケニー・ギャレット等ジャズアーティストとの共演を重ねるほか、オルフェウス室内管弦楽団、ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団、シドニー交響楽団、トルコ国立大統領交響楽団、コロラド交響楽団をはじめ世界を代表するオーケストラと共演を果たす。
ロイヤル・アルバート・ホール、ボローニャ市立劇場、カーネギーホール、コロン劇場、シドニー・オペラハウス、オランダハーグ王立劇場、コンセルトヘボウ、リンカーンセンター、ソウル・アーツセンター(韓国)、ラヴェンナ・フェスティバル、ギルモア・ピアノフェスティバル、ブルーノート、バードランドなどで演奏活動を行う。
最新アルバム「タンゴジャズ」で、2018年のグラミー賞最優秀ラテンジャズアルバムを受賞。ヌエボタンゴでラテンジャズ部門の初受賞をもたらした。2013年のラテングラミー賞にノミネートされたアルバム「アムステルダム・ミーツ・ニュー・タンゴ」では、シーグレルの代表作がジャズオーケストラ編成用に編曲がされた。同年には、シーグレルがプロデューサー、ピアニスト、編曲家として監修したサックス奏者フリオ・ボッティのアルバム「タンゴ・ノスタルジア」もラテングラミー賞にノミネートされた。2011年には、ベースバリトンオペラ歌手アーウィン・シュロットのアルバム「ロホタンゴ」でシーグレルは音楽監督、編曲家、ピアニストとして参加し、同作品をエコークラシック賞に導いた。シーグレルの2005年の「バホ・セロ」はラテングラミー賞を受賞し、2008年の「ブエノスアイレス・レポート」は同賞にノミネートされた。
2012年にはシーグレル編曲版「ブエノスアイレスの四季」日本初演が東京オペラシティ文化財団主催にてオーケストラ編成で上演される。2016年には横浜芸術振興財団/横浜能楽堂による委嘱で新作「12 Horas」~重なる瞬間(とき)~を尺八、琴、ピアノ、バンドネオン、弦楽五重奏、和打楽器、ドラムのために作曲し、みなとみらいホールにて藤原道山(尺八)、奥田雅楽之一(箏)をゲストに世界初演。作品は日本伝統音楽とアルゼンチンのヌエボタンゴとの壮大なクロスオーバを遂げたことで絶賛される。同作品は、2018年9月にアメリカ初演された。
2020/2021年シーズンには、リヨン国立管弦楽団、サンパウロ交響楽団、ジュネーブ室内管弦楽団、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団との共演および、モーツァルテウム音楽院におけるマスタークラスの開催が予定されている。
教育者としても、ニューイングランド音楽院、バークリー音楽大学、インディアナ大学、ハーバード大学、イーストマン音楽院等、世界各地で後進の育成にも力を注いでいる。
Title : 『ROMBO』
Artist : Dos Orientales
LABEL : KAIYA PROJECT
RELEASE : 2025年5月15日
【SONG LIST】
01.Cabo Polonio
02.Dos Orillas
03.Os garçons
04.Metimpar
05.Dos Orientes
06.Torii
07.Que cosa eh!?
08.para Nico Mora
09.Cabaña de Kushiro
10.Ritmo
11.Milonga de Nagoya
12.Esa Tristeza
13.Fukuoka Waltz
14.Luces de Tokyo
2年ぶりとなるニューアルバム『EVERYDAY』が2月に発売されそれを携えたジャパンツアーが今週開幕。ここ数年はアメリカ、ヨーロッパを中心に行われるツアーも軒並みソールドアウト。長きにわたりニューヨークから世界照準で活躍を続ける黒田卓也の最新ライブを見れる絶好の機会と言えそうです。3管6名編成で、新作のレコーディングメンバーも含む豪華編成での来日。中でも、3/7(金)は恵比寿リキッドルームにてTenors in Chaosを迎えてのスタンディングライブ!しかもUNDER25割引が使える人はさらにお得な公演となっています。必見のステージ、ぜひ足を運んでみてください。
2025 3.5 wed.
なんば META VALLEY
----- 2025 3.7 fri.
恵比寿 LIQUIDROOM サポートアクト:Tenors in Chaos
----- 2025 3.8 sat.
高崎芸術劇場
(スタジオシアター)
----- 2025 3.9 sun.
BLUE NOTE TOKYO SOLD OUT
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黒田卓也
国境やカテゴリーを超えて精力的な活躍を続けるトランペッター。12歳からトランペットを始め、16歳から神戸や大阪で演奏活動をスタート。2003年に渡米し、ニューヨークのニュースクール大学ジャズ課で学びながら、ジャズ・クラブへの出演を重ね、2010年に初のリーダー・アルバム『Bitter & High』を発表した。翌11年にはヴォーカリストのホセ・ジェイムズのバンドに迎えられ、2014年にはホセのプロデュースによるアルバム『ライジング・サン』で名門ブルーノート・レーベルからメジャー・デビュー。2020年に発表された『Fly Moon Die Soon』はアメリカの音楽メディアPitchforkで高く評価されると共に、BandCampの月間ベストアルバムの一枚に選出された。2022年にはモントリオール国際ジャズフェス(カナダ)、ニューポート・ジャズ・フェス(アメリカ)、2023年にはモントルー・ジャズ・フェス(スイス)に登場。自身の6人編成のユニットに加え、15人編成のアフロビート・バンド「aTak」、音楽イベント「The BUNDLE」のプロデュース、レーベル「aTak Record」の設立、ラジオ番組「黒田卓也のムーンフライト」のパーソナリティなど多岐にわたる活躍を続けると共に、MISIA、DJプレミア、JUJU、田我流、orange pekoe、cero、9m88など多彩なアーティストとのコラボレーションでも話題を集めてきた。2025年春には待望のニュー・アルバム『EVERYDAY』のリリースも決定している。
【Armen Nalbandian】
Armen Nalbandian is an avant-garde and experimental composer and pianist whose practice seeks to expand the possibilities of sound and performance through spontaneous group composition, prepared piano and Fender Rhodes, and electronically layered improvisations.
With a prolific recording discography, Armen has collaborated with several notable musicians including Chris Corsano, Tatsuhisa Yamamoto, Jeff Parker, Toshimaru Nakamura, Alex Cline, Steve Lehman, Han Bennink, Chris Speed, Dave King, Eric Revis, Nasheet Waits, Guillermo E. Brown and Makigami Koichi, whilst pursuing multidisciplinary collaborations with writers, visual and performance artists.
In 2023, Armen co-founded the distributed strategy practice Outlyr-e, a distributed strategy practice aiming to create the conditions for creative thought applied to organizations in the arts.
オーストラリア・メルボルンの音楽シーンで稀有な存在感を示すネオ・ソウルコレクティヴ"30/70"のヴォーカルとして、そしてソロ・アーティストとしても現在進行形のネオソウル~ジャズシーンから注目を集めているアリーシャ・ジョイ。
ソロ名義3作目となる最新アルバム『The Making of Silk』を2024年9月にリリースし、彼女のハスキーでソウルフルな歌声は世界中で多くのファンを魅了しました。
そんな彼女が来日公演をブルーノート東京で行います。
エモーショナルなヴォーカル、変幻自在なエレピ・サウンドで魅せる、極上の現在進行形ネオソウル。是非、ライヴで味わってください。
【Allysha Joy】
オーストラリア・メルボルンの音楽シーンで稀有な存在感を示すネオ・ソウルコレクティヴ、30/70 のヴォーカルとしてのみならず、そのソウルフルでスピリチュアルなヴォーカル、独創的なタッチで変幻自在のグルーヴを生み出すエレピでのパフォーマンスでソロ・アーティストとしても現在進行形のネオソウル〜ジャズシーンから常に注目を集めている Allysha Joy。
Gilles Peterson、Jamz Supernova、Jamie Cullumといった BBC Radio で強力にプッシュされるなど UK での評価は非常に高く、1st アルバム『Acadie:Raw』(2018 年)は新世代のジャズシーンをリードするマンチェスターの Gondwana Records、2nd アルバム『TORN:TONIC』(2022 年)は多数のオルタナティヴなジャズ、ソウルミュージシャンを輩出するロンドンの FIRST WORD RECORDS からと共に UK のレーベルからリリースされている。
さらに近年では北米へと活動の場を広げ、Snarky Puppy、PJ Morton といったアーティストともライヴで競演、そして2023年には日本での来日公演も果たすなどワールドワイドに活躍しているアーティストである。
2024 年 9 月に最新アルバム『The Making of Silk』(FIRST WORD RECORDS)をリリース。
Latest Album
Title : 『The Making of Silk』
Artist : Allysha Joy
LABEL : P-VINE
RELEASE : 2024年9月13日
【SONG LIST】
01.nothing to prove
02.dropping keys
03.reset : ____
04.raise up
05.hold on
06.silk
07.david
08.____ : float
09.your touch
10.learning to love
11.stay