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JJazz.Net Blog Title

2020年12月アーカイブ

My First Jazz Vol.33-Maya Hatch:My First Jazz

Title : 『Ella And Basie!』
Artist : Ella Fitzgerald / Count Basie

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「エラ・フィッツジェラルドとカウント・ベイシーオーケストラがコラボしたこのアルバムです。めちゃくちゃスイングしていてとってもかっこいいんです。高校生の時に、ヘビー・ローテーションで、何度も何度も何度も何度も聴いて(笑)彼女の全部をコピーしました。声で遊んでいるかのようで楽しくなる。私にとってのスイングってここからはじまったんです。

私がジャズを歌えるようになったのはきっとこのアルバムのおかげ。エラは私の原点なんですが、特にこの作品が好きで、彼女のソロの部分(スキャット)は何度も聴いたし、今でも同じように歌う事ができる(笑)。とにかく楽しいアルバムです。」

Maya Hatch

Maya Hatch Official






My First Jazz

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Title : 『Ella And Basie!』
Artist : Ella Fitzgerald / Count Basie
LABEL : Verve Records
発売年 : 1963年



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【SONG LIST】
01.Honeysuckle Rose
02.'Deed I Do
03.Into Each Life Some Rain Must Fall
04.Them There Eyes
05.Dream A Little Dream Of Me
06.Tea For Two
07.Satin Doll
08.I'm Beginning To See The Light
09.Shiny Stockings
10.My Last Affair
11.Ain't Misbehavin'
12.On The Sunny Side Of The Street

2020 年 12 月 24 日(木 )SNOOPY Premium Symphonic Christmas Concert:ライブ情報 / LIVE INFO

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世界中の人から愛されている『チャーリー・ブラウンのクリスマス』。

スヌーピーの愛らしいジャケット、ヴィンス・ガラルディのトリオ演奏、そして子供たちの合唱など、クリスマスになると必ず聴きたくなる1枚です。

今年は「PEANUTS」の生誕 70 周年ということで、この 12 月 24 日に世界的指揮者の栗田博文と東京フィルハーモニー交響楽団の顔合わせて一夜限りのクリスマスコンサートが開催!

そして音楽監修をつとめるのはJJazz.Netでもお馴染みのピアニスト・作曲家、宮本貴奈さん(!!)
みんな大好き『チャーリー・ブラウンのクリスマス』の世界を、ベース、ドラムスを従えたピアノトリオとフルオ ーケストラの共演という贅沢な編成で聴くことができます。

SNOOPYのプレミアムなクリスマスコンサート、素敵なあの人を誘って是非どうぞ。



音楽監修をつとめる宮本貴奈さんからコメントいただきました!

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「今年のクリスマスイブには、私の人生最大のコンサート企画の一つが実現します。ずっと夢だったジャズピアノトリオとオーケストラの共演。ビルボードクラシックスさんの日本初のスヌーピーオーケストラ企画、それも愛聴盤だったVince Guaraldiのクリスマスの名盤のコンサートに大抜擢頂いて、今でも驚いています。

クリスマスになると、アメリカではほぼ全家庭で観られて愛されているスヌーピーのクリスマスの名作アニメ。ガラルディの名サントラ『A Charlie Brown Christmas』が彩ります。日本ではスヌーピーの音楽はあまり知られていないかも知れませんが、米では国民的に愛される大ヒット作で、なんと歴代のジャズアルバムの中でも第二位なんだそうです。私もいつも年末になると聴いていました。

今回のトリオには、アメリカ出身のPat Glynn氏(bass)とGene Jackson氏(drums)をお迎えしました。東京フィルハーモニー交響楽団さんと、指揮は栗田博文さん。ゲストはミュージカルや映画・ドラマでも大活躍の城田優さん。横浜少年少女合唱団の皆さんの天使のような歌声もお楽しみに。

サントラの曲を中心に、ゴージャスなオーケストラアレンジで。その他、ゲスト城田優さんやクワイヤーをフィーチャーして、古今東西のクリスマスの名曲達をお贈りします。

スヌーピーファン、ジャズファン、そして、各出演者のファンの皆様全員に喜んでいだだけるよう、選曲、アレンジを試みました。もちろん、スヌーピーのサントラやジャズには詳しくない方でも、たっぷり楽しめるクリスマスコンサートに仕上がりました。

こんな時期に無事開催出来るのは奇跡的ですね。会場も席数を半数に限定して、感染対策も徹底しているようです。ぜひ、大切な方とご一緒に楽しんで頂ければと思います。」

宮本貴奈






billboard classics PEANUTS 70th Anniversary
SNOOPY Premium Symphonic Christmas Concert


【日時】
2020年12月24日(木)開演18:30(開演17:30)

【会場】
東京文化会館大ホール

【チケット料金】
15,000 円(特典グッズつき)
(全席指定、税込、未就学児入場不可)
http://billboard-cc.com/classics/SNOOPY70th/

【出演】
栗田博文 (指揮)東京フィルハーモニー交響楽団
宮本貴奈(ピアノ・音楽監修)
スペシャルゲスト: 城田優
ジーン・ジャクソン(ドラムス)
パット・グリン(ベース)
横浜少年少女合唱団

【収容率50%(左右一席空けの座席配置)実施のお知らせ】
本公演は、感染が依然おさまらない状況を踏まえ、来場者数を収容定員の半分に設定して、左右1席ずつ空けた座席配置にて開催します。

公演実施にあたっては、政府および自治体等による感染拡大予防のための各種ガイドラインに基づき感染予防対策を徹底し、お客様により良い公演をお届けできるよう、また、安心してご来場いただけますよう、出演者・スタッフをはじめ関係者一同、全力で努めてまいります。

ご来場を予定されているお客様におかれましては、下記の注意事項をご確認の上、チケットをお求め頂いたうえで、新型コロナウイルス感染拡大予防の趣旨をご理解頂き、手洗いおよび咳エチケットの徹底、消毒液のご利用など感染予防および拡散防止にご協力いただきますようお願い申し上げます。

【コンサートに関するお問い合わせ】
キョードー東京 
TEL : 0570-550-799
(平日:11時~18時・土日祝:10時~18時)

【オフィシャルサイト】
http://billboard-cc.com/classics/SNOOPY70th/

曽根麻央 Monthly Disc Review2020.12_Duke Ellington_Three Suites:Monthly Disc Review

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Title : 『Three Suites』
Artist : Duke Ellington

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【クリスマスに聴きたいジャズアルバム】


今日はクリスマスに聴きたいジャズのアルバムとしてデューク・エリントンの『Three Suites』というアルバムを紹介します。このアルバムはエリントンが誰でも聞いたことのあるチャイコフスキーの名作「くるみ割り人形」などのクラシックの組曲をエリントンサウンドに編曲したアルバムです。よく知っているこのメロディーを楽しんでいただくと共にエリントンの特徴を探って生きましょう。


本題に入る前に一つ宣伝があります。来年2021年の1月21日に私・曽根麻央が憧れの舞台、Blue Note Tokyoへ初出演します。 メンバーは大信頼、大活躍の仲間たち。彼らと共にどこまででも行ける気がします。


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 メンバーの井上銘くん、山本連くん、木村紘くんとはバークリー音楽大学時代の仲間で、全米桜祭りとBlues Alley(ワシントンDC)への出演を機に2014年に結成しました。当時はまだみんな学生で1日7時間リハーサルを毎日行ったり、またプライベートではルームメイトだったりもして同じ時間を過ごしたりもしました。リスペクトし合えるこのメンバーでブルーノートの舞台に挑むことができて嬉しいです! メンバー一同お待ちしております。

【公演名】
MAO SONÉ - Brightness of the Lives - at Blue Note Tokyo

【日時】
2021 1.21 thu.
[1st]Open5:30pm Start6:30pm [2nd]Open8:30pm Start9:15pm
※2ndショウのみインターネット配信(有料)実施予定
※アーカイブ配信視聴期間:1.24 sun. 11:59pmまで
※アーカイブ配信の内容はライヴ配信と異なる場合がございます。 予めご了承ください。

【メンバー】
曽根麻央(トランペット、ピアノ、キーボード)
井上銘(ギター)
山本連(ベース)
木村紘(ドラムス)

★公演内容に関するお問い合わせ
ブルーノート東京 TEL:03-5485-0088

★配信プラットフォーム各社のチケット購入/視聴方法、お問合せフォームなどはこちら

"ぴあ" をご利用のお客様
https://t.pia.jp/pia/events/pialivestream
TEL:017-718-3572

"イープラス" をご利用のお客様
https://eplus.jp/sf/guide/streamingplus-userguide

"ZAIKO" をご利用のお客様
https://zaiko.io/support

▼URL
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/mao-sone






 話が逸れてしまいましたがここからはいつも通りアルバムを聴いていきましょう!

 「Three Suites = 3組曲」というタイトルの通り、このアルバムには3つの組曲が収録されています。組曲とはいくつかの曲を組み合わせて大きな作品を構成する作曲法で、ビゼーの「カルメン組曲」やホルストの「惑星」を代表するように、ストーリや一貫した主題に沿って曲が配列(構成)されています。特にこのアルバムにも収録されているチャイコフスキーの「くるみ割り人形」はクリスマスのお話であるのでこれからの1週間、お家で楽しく聴いていただきたい名演奏、名アレンジとなっています。今回はこのくるみ割り人形のアレンジを聴きながら、エリントン・サウンドの特徴についてみていきましょう。

ちなみにこのアルバムのアレンジはエリントンとビリー・ストレイホーンの2人によってなされています。





Overture - 序曲
 ベースとドラムのスウィングのリズムに乗って、我々がよく知っているあのメロディーがトロンボーンの音で聴こえてきます。ここにはすでにエリントンのアレンジの手法が見えます。

 トロンボーン3本によって作られるハーモニー(今回はメロディーを奏でていますが、0:36の様にバック・グラウンドとしてヒットだけ演奏していることもある)はエリントン・サウンドの代表的な手法です。このサウンドが聴こえてきたらエリントンだと言って良いほどに。またそのカウンターライン(対位法)としてサックス・セクションがユニゾンで主旋律に応えています。これもエリントン・サウンドの特徴です。その後も見事にトランペットなどの管楽器が増え、メロディーも様々な楽器を行き交います。


Toot TooT Tootie Toot (Dance of the Reed-Pipes) - 葦笛の踊り
 この曲ではまずサックス・セクションがアルト、テナー、バリトンの3本に加え、クラリネットが2本という、これもエリントン・ビッグバンドの独特のサウンドを出すインストゥルメンテーション(楽器の指定)になっています。

 またトランペットやトロンボーン・セクションは「プランジャー」と呼ばれるミュートを使って、独特な、しゃべっているようなサウンドを出しています。プランジャーはもともとトイレのスッポンの持ち手の部分を取ったもので、そのゴムの部分で楽器のベルを閉じたり開けたりするため、こもった音色とオープンな音色、またはその2つを混ぜたり色々なカラーを出せます。もともとはソロで使われることが多かったこのミュートをセクションで使ったのもエリントン・サウンドです。

ちなみにこのトラックにも3本のトロンボーンのバックグラウンドがいたるところで出てきますので良く聴いてみてください。





Peanut Brittle Brigade (March) - 行進曲
 もともとチャイコフスキーは美しい3和音を基盤に書いたこの曲ですが、エリントンはトランペット&トロンボーン・セクションの4度のボイシングの重なりで独特なサウンドを最初から聴かせてくれます。

 先ほどメロディーが色々な楽器を推移している話をしました。エリントンはオリジナルのメロディーやカウンターポイントなどの要素を適切な楽器に与えることで、長い旋律を一つのセクションや特定の楽器だけに止めることはせずに、書く旋律をジャズのリズムに違和感なく乗せることができています。


Sugar Rum Cherry (Dance Of The Sugar Plum Fairy) - 金平糖の精の踊り
 アフロビートの上でサックスが少し怪しげにメロディーを奏でるこのアレンジ。テナーソロの後ろではやはりトランペットx2とトロンボーンx1の3本で和音を、しかもプランジャーを使用してバックグラウンドを奏でているのがとても効果的ですね。


Entr'acte
Overtureと同じフレーズやオーケストレーションが出てきます。Overtureのソロ部分だと思っていただいていいと思います。


The Volga Vouty (Russian Dance) -ロシアの踊り
トランペットとトロンボーンの印象的なハイノートのイントロに続き、サックスの高音でのクラスター和音(音と音が乖離しておらず、密なサウンドがする)が特徴的なアレンジ。サックスの高音クラスター和音もエリントン楽団独特のサウンドです。その後はトランペットx2とトロンボーンx1の3本で和音を、しかもプランジャーを使用してバックグラウンドを奏でているのも以前登場したテクニックですね。そしてそれに応えるサックスのユニゾンもあります。ここまでくると大分エリントンのビッグバンドの特徴が見えてきたのではないでしょうか?


Chinoserie (Chinese Dance) - 中国の踊り
他のアレンジに比べると小編成のアレンジです。基本的には少しボレロのようなドラムのリズムに、重音を使った独特のベースラインが繰り返し演奏されています。その上に、クラリネットの主旋律とそれに呼応するテナーの主旋律が またこれも長いこと繰り返します。トロンボーンがバックグラウンドを演奏している箇所もあります。1:35からのエリントンの四発のみの強力な和音も印象的です。


Danse of the Floreadores (Waltz of the Flowers) - 花のワルツ
原曲は華やかで軽やかなワルツを、スウィングのアレンジにしています。力強くフルオーケストラで奏でられるメロディーとその複雑なハーモニーはまさにエリントン・サウンドを象徴するものです。まるでブラス・シンセサイザーのように、ブラスの塊のサウンドはこのバンド唯一無二のトレンドではないでしょうか?


Arabesque Cookie (Arabian Dance) - アラビアの踊り
原曲はGのペダルの上で美しい旋律と、自然に移り変わる和音を聞くことができる。ペダルの技法はベースの音を同じ音でキープしているのに、上に乗っている和音が変化することを言います。
エリントンのアレンジもベースの一定のオスティナート(パターン)の上で徐々に変化するようになっています。バンブーフルートとベースクラリネットの組み合わせが独自の雰囲気を作り上げていてとても異色の面白いサウンドです。

このアルバムにはグリークの「ペールギュント」やエリントンとストレイホーンの「木曜日」といった組曲が収められています。

他にも『Far East Suite』や『The Ellington Suites』など自身で作曲した組曲を収録しているアルバムも大変オススメです。『Far East Suite』には名曲「Isfahan」も収録されています。『The Ellington Suites』はエリザベス女王に捧げられた組曲も入っていてその中の「Sunset And The Mocking Bird」という曲もいかにもエリントンらしい美しさのある曲で大好きです。是非聴いてみてください。





いかがでしたでしたか? 
また次のDisc Reviewでお会いするのを楽しみにしております。

文:曽根麻央 Mao Soné






【曽根麻央ライブ情報】
12/25 (金) @ 赤坂Velera
曽根麻央 (trumpet & piano)、伊藤勇司 (bass)、木村紘 (drums)
https://velera.tokyo/



Recommend Disc

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Title : 『Three Suites』
Artist : Duke Ellington
LABEL : Columbia
NO : CK46825
発売年 : 1961年



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【SONG LIST】

01. バレエ組曲「くるみ割り人形」 序曲
02. バレエ組曲「くるみ割り人形」 トゥート・トゥート・トゥーティ・トゥート(あし笛の踊り)
03. バレエ組曲「くるみ割り人形」 ピーナッツ・ブリットル・ブリゲイド(行進曲)
04. バレエ組曲「くるみ割り人形」 シュガー・ラム・チェリー(こんぺい糖の精の踊り)
05. バレエ組曲「くるみ割り人形」 間奏曲
06. バレエ組曲「くるみ割り人形」 ザ・ボルガ・ボウティ(ロシアの踊り)
07. バレエ組曲「くるみ割り人形」 中国の踊り
08. バレエ組曲「くるみ割り人形」 花のワルツ
09. バレエ組曲「くるみ割り人形」 アラベスク・クッキー(アラビアの踊り)
10. 組曲「ペール・ギュント」第1、第2 朝の気分
11. 組曲「ペール・ギュント」第1、第2 山の魔王の洞窟にて
12. 組曲「ペール・ギュント」第1、第2 ソルヴェイグの歌
13. 組曲「ペール・ギュント」第1、第2 オーゼの死
14. 組曲「ペール・ギュント」第1、第2 アニトラの踊り
15. 組曲「木曜日」 ミスフィット・ブルース
16. 組曲「木曜日」 スウィフティ
17. 組曲「木曜日」 ズイート・ザーズデイ
18. 組曲「木曜日」 レイ-バイ




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Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

曽根麻央Official Site

夜ジャズミーティング2020:スタッフの声 / FROM STAFF

その年を振り返りつつベストディスクを発表するという年末恒例企画「夜ジャズミーティング」。
今年も恒例のお二人。松浦俊夫さん、そして沖野修也さんはZOOMにてご参加いただきました。

2020年は新型コロナウイルスの感染拡大により、想像もしなかった1年に。
ライブやイベントは軒並み中止となりましたが、今年は素晴らしい作品が数多くリリースされた印象です。

詳しくは番組でお楽しみ頂くとしまして、ここでは恒例、皆さんの年間ベスト3作品をご紹介。


■夜ジャズ.Net#147 - 夜ジャズミーティング2020
https://www.jjazz.net/programs/yorujazz/
配信期間:2020年12月16日(17:00)~2021年1月20日(17:00)


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Stay Homeにより、音楽をじっくり聴くことができた年ともいえます。
是非購入のご参考にして頂ければと思います。


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【2020年間BEST3アルバム】


selected by 沖野修也

2020年は、曲単位ではなく、アルバムを通して音楽を楽しむようになった一年でした。
DJになってから最も回す回数が少ない年だったからこそ、アルバムをじっくり聴き込むようになったという、皮肉?幸運?それとも・・・。複数の年間チャートのオファーを頂いていますが、他とは被りは全くなしで、JJazz.Netのリスナーの皆さん向けの3枚を選んでみました。

Idris Ackamoor & The Pyramidsは、レジェンドの最新作。僕も顔負けの豹柄ジャズマンが、今のシーンにフィットする作品を作り上げたことに感動&リスペクト。先輩にこれやられたら敵わん!と打ちのめされつつも、あの年までやれるという励みも頂きました(笑)。

Greg Foatは、南ロンドンとは違うUKジャズの現在形がとてもユニーク(しかもちゃんとMoses Boydが叩いている!)。プログレ感もありつつ、ジャズ・ファンクっぽくもあり、他の何にも似ていないオリジナリティーが秀逸。Yonaguniは少ないDJの中で本当によくかけました。

何気に聴いた回数で最も多かったのは、実はKhruanbin。仕事がなくなって、毎日ビーチに出かけてこれを聴きながらこの先一体どうすればいいのか・・・と悩んでました(全然悩んでる風じゃない!と突っ込まれましたが)。ひなびた民宿に合うんですよ、Khruanbinの音が・・・。日本からの返答という意味で、Okianbinというバンドでアルバム作ってみようかなと。Shuyanbinの方がいいかな?






2020 Years Best-沖野修也-

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Title : 『SHAMAN!』
Artist : Idris Ackamoor & The Pyramids
LABEL : STRUT
NO : STRUTCDJ214
RELEASE : 2020.8.12

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Title : 『SYMPHONIE PACIFIQUE』
Artist : Greg Foat
LABEL : Strut
NO : STRUTCDJ212
RELEASE : 2020.7.8

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Title : 『Mordechai』
Artist : Khruangbin
LABEL : Dead Oceans
NO : DOC193JCD
RELEASE : 2020.6.26

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【沖野修也 プロフィール】

音楽プロデューサー/選曲家/作曲家/執筆家/ラジオDJ。

開店以来26年で100万人の動員を誇るThe Room(渋谷)のプロデューサーでもある。
これまでDJ/アーティストとして世界35ヶ国140都市に招聘されただけでなく、CNNやBILLBOARD等でも取り上げられた本当の意味で世界標準をクリアできる数少ない日本人音楽家の一人。

KYOTO JAZZ MASSIVE名義でリリースした「ECLIPSE」は、英国国営放送BBCラジオZUBBチャートで3週連続No.1の座を日本人として初めて射止めた。

著書に『DJ 選曲術』や『クラブ・ジャズ入門』、自伝『職業、DJ、25年』等がある。
2013年11月にはバーニーズ ニューヨーク新宿店で初のイラストレーション展を開催。
2017年6月、ジャズ・プロジェクト、Kyoto Jazz Sextetのセカンド・アルバム『UNITY』をブルーノートより発表。
同年フジ・ロック・フェスティバル~Field Of Hevenステージにも出演を果たす。
2018年10月にスウェーデンのレーベルLocal Talkより「RISING (RON TRENT Remix)/KYOTO JAZZ SEXTET」、11月に「MISSION (JAXX MADICINE REMIX)/KYOTO JAZZ SEXTET」を、更には11月3日には、HMV recordより『You've Got To Have Freedom/Mission (Unreleased Version)/KYOTO JAZZ SEXTET』をリリース。
現在、InterFM『JAZZ ain't Jazz』にて番組ナビゲーターを担当中(毎週日曜日16時)。
有線放送内I-12チャンネルにて"沖野修也 presents Music in The Room"を監修。
GQ JAPANオフィシャル・ブロガー。

http://www.kyotojazzmassive.com
https://ameblo.jp/shuya-okino


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selected by 松浦俊夫

コロナ唯一の功罪?とことん音楽と向き合った2020年。
悩んだ末の3作。SAULT『Untitled (Black Is)』&『Untitled (Rise)』、Jamael Dean『Eledumare』、そしてTigran Hamasyan『The Call Within』。

大豊作だった今回は趣向を変え、上記3作以外の良作を挙げられるだけ。

Takahiro Izumikawa『Life Is Your Thoughts』 、Nubya Garcia 『Source』、Shabaka & The Ancestors 『We Are Sent Here By History』、STR4TA『Aspects』、Christian McBride 『The Movement Revisited』、Jeff Parker 『Suite For Max Brown』、Nduduzo Makhathini『Modes Of Communication: Letters From The Underworlds』、Immanuel Wilkins『Omega』 、Matthew Halsall 『Salute To The Sun』、Lakecia Benjamin 『Pursuance: The Coltranes』、Diogo Strausz 『Pausa』、 Keith Jarrett『Budapest Concert』、Kamaal Williams『Wu Hen』、Yusseff Dayes『What Kinda Music』、 Lady Blackbird『Blackbird』、 Derrick Hodge『Color Of Noize』、 Charles Tolliver 『Connect』、Adrian Younge & Ali Shaheed Muhammad『Jazz Is Dead 1』、 Ben Wendel『High Heart』、Sam Gendel『Satin Doll』、 Gil Scott-Heron x Makaya McCraven『We're New Again』 、V.A.『Blue Note Re:imagined』ほか多数。

コロナのせいで自宅に篭る日々の中、朝起きてからベッドに入るまで音楽を聴き続けたお陰で「音肌感覚」が研ぎ澄まされ、「グルーヴが常に身体に内包」する恩恵を受けました。DJがもう2度と出来ないのは?と思うほど追い詰められましたが、未来は自ら「切り拓くべし」ということを30年ぶりに体現したことで数年後に「あのときがあったから」と言えるような気がします。またそうするために21年も実行するのみ。






2020 Years Best-松浦俊夫-

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Title : 『Untitled (Black is)』
Artist : SAULT
LABEL : Forever Living Originals
NO : FLOCD0005
RELEASE : 2020.8.7

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Title : 『Untitled (Rise)』
Artist : SAULT
LABEL : Forever Living Originals
NO : FL0006
RELEASE : 2020.11.24

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Title : 『Black Space Tapes / Oblivion』
Artist : Jamael Dean ‎
LABEL : rings/stones throw
NO : RINC65
RELEASE : 2020.7.22

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Title : 『The Call Within』
Artist : Tigran Hamasyan
LABEL : Nonesuch
NO : 7559792029
RELEASE : 2020.8.28

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【松浦俊夫 プロフィール】

1990年、United Future Organization (U.F.O.)を結成。
5作のフルアルバムを世界32ヶ国で発表し高い評価を得る。
2002年のソロ転向後も国内外のクラブやフェスティバルでDJとして活躍。
またイベントのプロデュースやホテル、インターナショナル・ブランド、
星付き飲食店など、高感度なライフスタイル・スポットの音楽監修を手掛ける。
2013年、現在進行形のジャズを発信するプロジェクトHEXを始動させ、Blue Note
Recordsからアルバム『HEX』をリリース。
2018年、イギリスの若手ミュージシャンらをフィーチャーした新プロジェクト、
TOSHIO MATSUURA GROUPのアルバムをワールドワイド・リリース。
2021年、TOSHIO MATSUURA GROUP新曲「Pina」が待機中。
InterFM897 "TOKYO MOON"(毎週日曜17:00)
Gilles Peterson's Worldwide FM "WW TOKYO" (第1&3月曜21:00) 好評オンエア中。

http://www.toshiomatsuura.com  
https://www.mixcloud.com/toshiomatsuura  


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selected by 須永辰緒

放送では触れていませんが
YASUSHI IDE/Cosmic Suite (Grand Garally)
CHILLY GONZALES/Christmas (Gentle)
ROB MAZUREK/Dimensional Stardust (International Anthem)
CHASSOL/Ludi (Tricatel)

などなど、松浦さんも仰っていたように2020年は音楽の豊作の年として記憶されると思います。甲乙付け難く、直前まで決めることができませんでした。しかしこの2020年にYear's Bestとしてピックアップした下記これらのアルバムは『失われたダンスフロア』の中で配信DJにて必ずプレイした3枚でもあります。

1.HAIM/Woman in music ptⅢ(COLUMBIA)
チョリソーを男性のシンボルに見立て、怒れる3姉妹が真正面から女性被害問題に立ち向かうジャケットが印象的なこのアルバムが今年のベスト。「Summer Girl」はどこかルー・リードの『ワイルドサイドを歩け』を彷彿させる。L.A.のインディーロックにカテゴライズされると思いますが、たまたまyoutubeで見つけました。現場や録音がメインのいつもの音楽生活だったとしたらこの曲には辿り着かなかったと思う。そういう意味では巣篭もり生活も悪くなかったかな。





2.BRUNO MAJOR/To let a good thing die (Harbour)
2020年は配信がメインのDJプレイだったからこそ『リズム設定』は敢えて無視してメロディや歌詞にフォーカス、SSW系やソウルのボーカル作品も多く買えた。ビンテージのアナログ機材で録音しているのかな?とにかく音質が抜群で粒立ちのひとつひとつが愛おしい。番組で紹介した曲の冒頭に耳を澄まして下さい。圧倒的な優しさの歌声に癒された。


3.GREG FOAT/Symphonie Pacifique (Strut)
最近のLPは高音質をキープする為に2枚組に分けることが多い傾向にあります。そんな意図を最大限に生かしたクオリティにまず驚嘆。モーゼス・ボイド(ds.)フィル・アシール(b.)などUKジャズの新鋭ミュージシャン含む9名からなるメンバーに加えストリングスや聖歌隊も参加。圧巻はSIDE B。多彩なリズムで幻想的、かつ踊れる要素も多大なことでファンク系のDJからも注目されています。



2020 Years Best-須永辰緒-

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Title : 『Women In Music Pt. III』
Artist : HAIM
LABEL : ユニバーサルミュージック
NO : UICP-1205
RELEASE : 2020.7.1

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Title : 『To Let A Good Thing Die』
Artist : Bruno Major
LABEL : HARBOUR
NO : BRC638
RELEASE : 2020.6.5

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Title : 『SYMPHONIE PACIFIQUE』
Artist : Greg Foat
LABEL : Strut
NO : STRUTCDJ212
RELEASE : 2020.7.8

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【須永辰緒 プロフィール】

Sunaga t experience =須永辰緒によるソロ・ユニット含むDJ/プロデューサー。 DJプレイでは国内47都道府県を全て踏破。また北欧=日本の音楽交流に尽力、世界各国での海外公演多数。

MIX CDシリーズ『World Standard』は12作を数え、ライフ・ワークとも言うべきジャズ・コンピレーションアルバム 『須永辰緒の夜ジャズ』は20作以上を継続中。国内や海外レーベルのコンパイルCDも多数制作。国内外の多数のリミックスワークに加え自身のソロ・ユニット"Sunaga t experience"としてアルバムは5作を発表。アナログ啓発活動としてヴァイナルのみのリリース•シングルなども続く。最新作は 『VEE JAYの夜ジャズ』(ビクター)『Sunaga t experience DIGS CHIEKO KINBARA~Jazz Remixies~』(CAPOTE)『BETHLEHEMの夜ジャズ』(ULTRA VIVE)『クレイジーケンバンドのィ夜ジャズ』(UNIVERSAL SIGMA)『Sunaga t experiencec/STE』(BLUE NOTE)等。多種コンピレーションの 監修やプロデュース・ワークス、海外リミックス作品含め関連する作品は延べ200作を超えた。加えて企業ブランディングや商品開発、音楽や料理などの著作も多数手がける。

http://sunaga-t.com  


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松丸契 Kei Matsumaru メールインタビュー:インタビュー / INTERVIEW

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石若駿を中心に結成したカルテット、SMTKのメンバーとしても知られる注目のサックス奏者、松丸契。12/9に個人名義では初となるアルバム『Nothing Unspoken Under the Sun』をリリース。

そこで今月の新譜紹介番組JJazz.Net「PICK UP」では松丸さんのコメントをお送りしています。


【JJazz.Net「PICK UP」】(毎月第1水曜日更新)
https://www.jjazz.net/programs/pick-up/

放送期間:2020年12月2日〜2021年1月6日(17:00まで)





この話題の新作についてメールインタビューでもお答えいただきました。


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【松丸契 Kei Matsumaru メールインタビュー】


■昨年リリースのデビュー作『THINKKAISM』との一番の違い、また今作の制作にあたり意識されたこととは?

[松丸契 Kei Matsumaru]
一番の違いはまず作品の構想が作る前から明確にあって、そのために曲を作ったことです。作曲と即興の様々なアプローチで、とても良い形でコンセプトを表現することができました。





■メンバーはおなじみのレギュラートリオ「BOYS」。いずれも素晴らしいミュージシャンですがこのメンバーの特徴、そして松丸さんが思うこのバンドの魅力を教えてください。

[松丸契 Kei Matsumaru]
「それぞれのメンバーの特徴が〜」という以上に、この4人で演奏したときにしか冒険できない世界が存在するということが最大の魅力だと思います。松丸契がフロントでBoysがリズムセクション、という表現は構成的には正しいのですが、音楽を聴けば単純にそういう形でバンドが機能しているわけではないという事が分かるはずです。ただ、これが実現できているのは、それぞれ音楽にもお互いに対しても最大のリスペクトがあるからだと思います。


■ジャズにしては全体的に曲の尺がかなりコンパクトに感じました。意識されてのことだと思いますが理由があれば教えてください。

[松丸契 Kei Matsumaru]
年代によっておそらく平均的な尺の違いはあるのでしょうが、僕は特に短いとは思ってません。今年リリースされたジャズのプレイリストなどをざっと見ても4-6分のトラックが平均的かな、という印象です。ただ、(当たり前のことですが...)録音物は録音物として出せる強みがあり、当然ライブとは聴いた時の印象が違います。表現したかったこと、記録したかったことが収録されている作品ですので、何かと比較せずにまずはオープンマインドに聴いていただきたいです。


■想像もしなかった2020年のコロナウイルスの影響。ジャズシーンも一時ライブ演奏がストップしましたが、コロナ禍どう過ごされていましたか?またこの状況になり音楽家、ジャズミュージシャンとして思うこととは?

[松丸契 Kei Matsumaru]
ジャズシーンは他の音楽シーンより早めに活動が再開した印象ですが、僕は家で練習、勉強、作曲をしていました。基礎を復習したり、時間をかけて新しいことを学んだり。配信ライブは何本もやりました。
音楽家として思うことは、健康であれば、ともかく丁寧に、大切に、自分が自信を持って発表できる作品を作り続けるということ。そのためにはどういう準備をしなければいけないのかを考えつつ、環境が変わっても焦らずにしっかりと前を向いて進むしかないと思います。


■最近気になっているミュージシャンやプライベートで聴いている音楽を教えてください。

[松丸契 Kei Matsumaru]
常に聴くものは変わっていってるのであまり参考にならないと思いますが、他のミュージシャンや音楽関係者が作るプレイリストとかよく漁ってたりします。


■今後の予定。またチャレンジしたいことあれば教えてください。

[松丸契 Kei Matsumaru]
来年も色んなプロジェクトで作品を出していくと思います。できる限りのライブはやりつつ、制作と練習と勉強を続けていきます。


アルバム情報

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Title : 『Nothing Unspoken Under the Sun』
Artist : 松丸契 Kei Matsumaru
LABEL : SOMETHIN'COOL
NO : SCOL1045
RELEASE : 2020.12.9



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【SONG LIST】
01. harim tok (for West Papua)
02. ignorance is bliss
03. 虫籠と少年
04. interlude | ˈkænsl̩?
05. it say, no sé
06. 霖雨
07. 夏は短い
08. interlude | kji̥ɕikã̠ɴ
09. 暮色の宴
10. when we meet again




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松丸契 Kei Matsumaru

サックス奏者。1995年千葉生まれ。パプアニューギニア出身。2014年に全額奨学金でバークリー音楽大学に入学、2018年に首席で卒業。2017年度ヤマハ音楽奨学生に選ばれ、2018年に第47回Downbeat Competitionで自身のトリオ・オリジナル曲で全米1位を獲得するなど権威ある賞を多数受賞。2019年にデビューアルバム「THINKKAISM」をリリース。ドラマー石若駿率いるバンド「SMTK」では2019年に東京ジャズフェスティバルやTOKYO LAB等の企画に参加し、2020年の春に1st EPと1stアルバムを続けて発表。2020年11月に自身のカルテットでの新作「Nothing Unspoken Under the Sun」をリリース。現在都内を中心に様々な場で活動中。

松丸契Official
https://www.keimatsumaru.com

松丸契Instagram
https://www.instagram.com/kmatsumaru/

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