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JJazz.Net Blog Title

2021年8月アーカイブ

My First Jazz Vol.41-荻原亮:My First Jazz

Title : 『Boss Guitar』
Artist : Wes Montgomery ‎

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「ギターに熱中し始めた中学生の頃、凄そうなギタリストを片っ端から聴いていた時に出会ったアルバムです。

Wes Montgomery ギター
Melvin Rhyne オルガン
Jimmy Cobb ドラム

と言うトリオ編成。このジャズの名門、River Sideからリリースされました。

いままで聴いた事がないあたたかなギターサウンドにオルガンとドラムの組み合わせ、繰り返し何度も再生して聴きました。そして一緒にギターを弾いて覚えました。

斬新なアレンジの「Besame Mucho」、「Fried Pies」と言うテーマがかっこ良いジャズブルース、疾走感溢れる「Trick Bag」、そして素敵すぎなスタンダード達。もう本当に夢心地でした。

今年になり、中学生の頃から憧れていたWesと同じGibson L-5を手にいれる事が出来ました!

この最高なギターと以前から僕の相棒であるGibson Es-345で上記と同じ編成のオルガントリオでレコーディングしました。曲は全てソウルの名曲ばかりを収録し、アルバムタイトルは『With My Soul』。2021年8月16日にリリースされたばかりです。沢山の人に聴いて頂けたら嬉しいです。」荻原亮

荻原亮 Official









My First Jazz

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Title : 『Boss Guitar』
Artist : Wes Montgomery ‎
LABEL : Riverside Records
発売年 : 1963年



アマゾン詳細ページへ


【SONG LIST】
01.Besame Mucho
02.Dearly Beloved
03.Days Of Wine And Roses
04.The Trick Bag
05.Canadian Sunset
06.Fried Pies
07.The Breeze And I
08.For Heaven's Sake

曽根麻央 Monthly Disc Review2021.08_ Lee Morgan _The Sidewinder:Monthly Disc Review

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 みなさんこんにちは、トランペッター&ピアニストの曽根麻央です。いつもご愛読ありがとうございます。ジャズの名盤、そして私・曽根麻央がお勧めするアルバムをミュージシャン視点で解説するこのディスク・レビューのコーナーもおかげさまで17回目となりました。

 現在のジャズは多様化し複雑になっていて、それはそれでいて美しいのですが、シンプルにカッコいいものをアーティストやリスナーのプライドが邪魔をして評価できない、というもったいない場面に遭遇することは多々あります。「カッコいい」となれる動物的な直感は、作り手、聴き手双方が磨いていくべきセンスです。ミーハーと思われてしまうかも、などと他者の目を気にするあまりそのセンスを鈍らせたり、カッコいい作品から遠ざかったりするのは人生の大きな機会損失といえます。

 今日はそんな今だからこそ、ジャズファンならば誰もが目にしたことがあるジャケットで、尚且つ相当な回数を聴いたことがあり、過去にも散々雑誌や記事に書かれてきたこのアルバムを改めてここで紹介しようと思います。このような内容は、ジャズファン歴の浅い読者にとっては非常に新鮮であるはずですし、従来のジャズファンの読者にも改めて聴き直す機会になると思います。何より新たなジャズファンになり得るであろう方には是非この最高にカッコいいアルバム、リー・モーガンの『The Sidewinder』を聴いていただきたいのです。


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Title : 『The Sidewinder』
Artist : Lee Morgan



【ジャズ史を代表する最もカッコいい一枚】

 『The Sidewinder』はトランペット奏者、リー・モーガンが1964年にブルーノートからリリースしたアルバムで、大ヒットしました。タイトルトラックの「The Sidewinder」という曲は今でもテレビのBGMなどで耳にしたことのある方も多いでしょう。





 リー・モーガンは18歳の時に先輩トランペッターでもあるディジー・ガレスピーのビッグバンドに参加しプロデビュー。同じ年にブルーノートより初リーダーアルバムもリリースしています。自身のアルバムを作りつつ、アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズというジャズ史上最も有名なバンドに参加し、さらに最も有名になったトラック「Moanin'」でフィーチャーされています。そんなキャリアを若くして積み上げている最中、ヘロイン中毒となり一時期ニューヨークを退きます。 その後63年のニューヨークのシーンへ復帰するタイミングでレコーディングされたのがこの『The Siderwinder』です。


 リーは過去の作品で、どこか荒削りだけどアツく心に響く歯切れの良い演奏を、ジャズのリズム「スウィング」の上でファンキーに魅せるスタイルで人気を博しましたが、この復帰作(彼のトランペットプレイはもちろんより一層磨きがかかったものになっているのだが)の 一曲目「The Sidewinder」ではロックンロールやR&Bのリズムを取り入れ、新たなブームをジャズシーンに起こしました。このころのビルボードのチャートを見ると、レイ・チャールズやエルヴィス・プレスリーといったR&Bやロックンロールの楽曲やアーティストがチャートインしているわけですから、ジャズがそれらのエッセンスとの融合を果たしたのは時代の流れと言えるでしょう。ジャズは多様性の音楽です。様々な人種や文化の音楽を取り込み発展させることで、言葉や文化の壁を超える独自のアイデンティティーを確立しました。このリー・モーガンのアルバムも歴史の大きな流れで言うと、その大事な役割を果たしたと言えるでしょう。

さてメンバーを見ましょう



Lee Morgan (tp)
Joe Henderson (sax)
Barry Harris (p)
Bob Cranshaw (b)
Billy Higgins (d)




 いわゆるジャズの名手揃いですね。個人的な好みはビリー・ヒギンズです。彼の入っているブルーノート時代のアルバムはほとんどハズレがないといっても良いでしょう。


01. The Sidewinder
 タイトルトラック。R&B風のリズムとベースライン、そして「タッッタ、タッッタ」というシンプルなピアノの伴奏が聞こえてきます。このピアノの伴奏パターンをモチーフにした有名なメロディーがトランペットとサックスによって演奏されます。
「タッッタ、タッッタ」に応答するファンキーなメロディー。ちなみにこのメロディーをトランペットで演奏するのはそもそもとても難しいのですが、このように歌心のある、聴き手の耳をかっさらうような吹き方はまさに名手です。曲の構成は24小節に拡大されたブルース。通常ブルースは12小節ですがこの曲では倍になっています。

ビリー・ヒギンズのシンバルはまるでスウィングを演奏しているかのようなライドパターンを演奏、でもそれでいて左手で演奏されているスネアは普段よりスクエアーで強めにアクセントが入っていてそれがR&B感を強めます。
 バリー・ハリスは自身のソロ以外では、終始シンプルなモチーフをピアノで演奏し続け、ボブ・クランシューもシンプルだが躍動感のあるベースラインをキープし続けています。


02. Totem Pole
 軽快なラテン調の曲。AABA構成の曲で真ん中のBセクションはスウィングで演奏されています。

 こちらのリーのソロも絶好調で、ものすごいエネルルギーと圧を感じることができます。独特のハーフバルブ(トランペットのピストンを途中まで下ろして、ニュアンスをあえてあやふやにする奏法)なども駆使してまるで喋っているかのような、メッセージが聞こえてくるようなソロになっています。特にピアノソロが終わってリーがソロに戻ってくるタイミングなど必聴です!





03. Gary's Notebook
 軽快なスウィングワルツの曲。緊張感のあるイントロに続く、こちらも「The Sidewinder」と同じく24小節に拡大されたブルースフォームの曲。ドラマー、ビリー・ヒギンズのお得意とするテンポ感ではないでしょうか? 彼の美しいライドシンバルにバンド全体が牽引されて素晴らしい演奏を全員が披露しています。


04. Boy, What A Night
 さらに軽快なスウィングワルツの曲。こちらも「The Sidewinder」と前曲「Gary's Notebook」と同じく24小節に拡大されたブルースフォームの曲。メロディーの最初の3フレーズはリズムが複合的になっていて拍子がとらえにくい独特のメロディーになっています。

ちなみに、このように3拍子の中に、さらに大きな枠組みの3拍子を感じさせ、複合的なリズムを作り出す作曲テクニックを「ヘミオラ」と言ったりします。メロディーはトランペットの音域ほぼ全て使うように書かれていて、トランペットの良さが出る楽曲ではないかなと思います。こちらのトランペットソロもいわゆるリー・モーガン節が満載で、彼の特徴ある演奏の良い部分を収録してあると思います。


05. Hocus-Pocus
ミディアム・スウィングのAABA構成でポスト・ビバップ調の曲。こちらもヒギンズのスウィング演奏がさすがとしか言いようがないほど、淀みがなく、全員を完璧にリードしています。
 そして、これぐらいのテンポ感でリー・モーガンは本領を発揮すると思っています。決して長いソロではないのですが、フレーズもとても説得力があり、テクニックも完璧です。これだけエネルギッシュにこの演奏を完走できる人も他にいないでしょう。このアルバムの隠れた名演と言えます。

皆さんも是非、聴いてみてください。

それではまた次回。


文:曽根麻央 Mao Soné






【曽根麻央LIVE INFO】

8/24 (火) @ 柏 Nardis
 open 19:00 | start 20:30
 MAO SONÉ Trio w/ 伊藤勇司(b) 木村紘(ds)

8/29 (日) @ 下北沢No Room For Squares
 open 17:30 | start 18:00
 曽根麻央 (Fender Rhodes & tp), 高橋佳輝 (b), 木村紘 (ds)

9/1 (水) @ 表参道 Body And Soul
 Open 18:30 | Start 19:30
 曽根麻央 (tp) & David Bryant (p)

9/12 (日) @ 厚木Cabin
 Open 15:00 | Start 16:00
 曽根麻央ソロ - piano & trumpet

9/15 (水) @ 柏 Nardis
 open 19:00 | start 20:30
 MAO SONÉ Trio w/ 伊藤勇司(b) 木村紘(ds)

9/23 (木・祝) @ 丸の内 Cotton Club
 [1st.show] open 16:00 | start 17:00 
 [2nd.show] open 18:45 | start 19:45
 MAO SONÉ Trio with Strings
 w/ 伊藤勇司(b) 木村紘(ds) SAYAKA (vln) 山田那央 (vla) 香月圭佑 (vc)

その他情報はウェブサイトへ



Recommend Disc

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Title : 『The Sidewinder』
Artist : Lee Morgan
LABEL : Blue Note
発売年 : 1964年



アマゾン詳細ページへ


【SONG LIST】

01. The Sidewinder
02. Totem Pole
03. Gary's Notebook
04. Boy, What A Night
05. Hocus-Pocus




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「Monthly Disc Review」アーカイブ曽根麻央

2020.04『Motherland / Danilo Perez』2020.05『Color Of Soil / タイガー大越』2020.06『Passages / Tom Harrell 』2020.07『Inventions And Dimensions / Herbie Hancock』2020.08『Birth Of The Cool / Miles Davis』2020.09『Chet Baker Sings / Chet Baker』2020.10『SFJAZZ Collective2 / SFJAZZ Collective』2020.11『Money Jungle: Provocative In Blue / Terri Lyne Carrington』2020.12『Three Suites / Duke Ellington』2021.01『Into The Blue / Nicholas Payton』2021.02『Ben And "Sweets" / Ben Webster & "Sweets" Edison』2021.03『Relaxin' With The Miles Davis Quintet / The Miles Davis Quintet 』2021.04『Something More / Buster Williams』2021.05『Booker Little / Booker Little』2021.06『Charms Of The Night Sky / Dave Douglas』2021.07『Play The Blues / Ray Bryant Trio』




Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

曽根麻央Official Site

JJazz.Netが主催するジャズフェスティバル開催決定!

会場は河口湖の湖畔に佇む「河口湖円形ホール」。
富士山を望むことのできる豊かな自然の中での音楽体験、
そしてリアルタイムで海外とつないでのライブ配信/同時セッションをお楽しみいただきます。

日本からはキップ・ハンラハンとの共演やデヴィッド・シルヴィアンのワールドツアーへの参加で知られ、モダン・クラシカルやアンビエントを行き来する稀有な音楽家・渡邊琢磨。
そしてワールドワイドに活躍するギタリスト西藤ヒロノブが参加。

海外からはジャズシーンをアップデートする2組のミュージシャンが参加。
New Yorkからはミシェル・カミロ・トリオのドラマーとしても知られるDaphnis Prieto(ダフニス・プリエト)が参加!

そしてBerlinからは、次世代ECMを担う注目の英国発のピアニスト、Kit Downes(キット・ダウンズ)によるチャーチ・オルガンのサウンドをお届けする予定です。

2021年に東京とNYをつなぎ行ったイベント「jazz UNITED -JAZZ LIVE FROM TOKYO & NEW YORK-」でのノウハウをもとに、より深化させた今回の「富士五湖ジャズフェスティバル」。

どうぞご期待ください。


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【タイトル】
富士五湖ジャズフェスティバル


【概要】
河口湖円形ホールと海外2会場からのライブ映像とセッションを交えたジャズフェスティバル。
日本からはワールドワイドで活躍する2組のミュージシャンが出演。コロナによる影響でスムーズな来日公演がまだまだ困難な中、オンラインで海外ミュージシャンも参加。
遠隔で世界とつながる、ジャズフェス!
奏者の息遣いまでもが聴こえる、自然音響設計のホールでの演奏を是非お楽しみください。


【日時】
2022年10月1日(土)
11:00〜21:00(予定)


【出演】
■プログラム1(12:00-13:15)
渡邊琢磨アンサンブル
地行美穂(vn1)波多野敦子(vn2)角谷奈緒子(va)橋本歩(vc)千葉広樹(cb)山本達久(dr)
Daphnis Prieto(drum)From New York
※海外オンライン出演


■プログラム2(15:30-16:45)
西藤ヒロノブトリオ
西藤ヒロノブ(g)杉本智和(b)高橋直希(d)


■プログラム3(19:00-20:15)
渡邊琢磨アンサンブル
地行美穂(vn1)波多野敦子(vn2)角谷奈緒子(va)橋本歩(vc)千葉広樹(cb)山本達久(dr)
Kit Downes(Charch organ)From Berlin
※海外オンライン出演


【会場】
河口湖円形ホール
〒401-0304 山梨県南都留郡富士河口湖町河口3030
TEL:0555-76-8822
駐車場について

 
【電車をご利用の場合】
富士急行「河口湖駅」 より タクシーで10分
富士急行「河口湖駅」 より河口湖周遊バスで15分
富士急バス株式会社 電話:0555-72-6877


【車をご利用の場合】
甲府方面から: 国道137号・139号 約1時間
新宿方面から: 中央自動車道「河口湖」IC から 約15分
横浜方面から: 東富士五湖道路「富士吉田」IC から 約15分


【料金】
プログラム1:¥5,000(前売)¥6,000(当日)
プログラム2:¥5,000(前売)¥6,000(当日)
プログラム3:¥5,000(前売)¥6,000(当日)
1日通し券 :¥10,000(前売)¥12,000(当日)
※チケット販売は2022年8月19日より


【配信】
詳細は後日発表


【主催/企画制作】
JJazz.Net


【後援】
TBSラジオ


【特別協賛】
CASIO


【お問い合わせ】
info@jjazz.net


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渡邊琢磨(音楽家)
宮城県出身。高校卒業後、米バークリー音楽大学へ留学。帰国後、国内外のアーティストと多岐に渡り活動。07年、デヴィッド・シルヴィアンのワールドツアー、28公演にバンドメンバーとして参加。21年、英国のレーベルConstructiveより、アルバム'Last Afternoon'をリリース。自身の活動と並行して映画、映像作品等の音楽も手がける






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西藤ヒロノブ(ギタリスト)
宮崎県生まれ。'99年、ボストンバークリー音大へ留学後、NYへ拠点を移す。
'04年、スペインの名門レーベル、フレッシュサウンドレコードよりデビュー。

ヨーロッパ、アメリカを中心にワールドツアーをスタートする。'11年、ミュージックペンクラブ音楽賞を受賞。

これまで、モントレージャズフェスティバルやNYウクレレフェスなどに出演。
アル・ジャロウ、マリーナ・ショー、リチャード・ボナ、トム・スコット、ヒューバート・ロウズらと共演。カウアイ島在住のフォトグラファー、佐藤傳次郎氏と出会い、サーフジャズ、アイランドジャズの世界へ。トム・カレンとの、ワールドツアー(ハワイ、カリフォルニア、モロッコ、カナダ、インドネシア、イギリス、日本など)に参加。

'17年秋、7枚目のアルバム"Sweet Dreams"をキングレコードからリリース。
ジャズ&ワールドミュージックを愛する、ギタリスト・コンポーザーとして活動中。






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Daphnis Pieto(ダフニス・プリエト)(ドラマー/作曲家)
1974年 キューバ サンタ・クララ生まれ。
1999年にニューヨークに渡り、エディ・パルミエリ、チューチョ・ヴァルデス、ミシェル・カミロなど、有名ミュージシャン/グループに参加 。彼の革命的なドラミング技術と作曲は、国内外のラテンとジャズの音楽シーンに強い影響を与えています。






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Kit Downes(キット・ダウンズ)(ピアニスト/オルガン奏者/コンポーザー)
86年、英国生まれ。2008年にBBCジャズ賞を受賞し、2010年にマーキュリー賞にもノミネート。自身のバンド(〈ENEMY〉〈Troyka〉〈Elt〉〈Vyamanikal〉)や、スクエアプッシャー、トーマス・ストレーネン、ジャンゴ・ベイツなどのアーティストと共にピアノ、チャーチオルガン、ハルモニウムを演奏して世界中に参加。

チェルトナム音楽祭、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラ、スタバンガー・コンセルタス、リワイヤー・フェスティバル、ケルン・フィルハーモニー、BBCラジオ3、ウェルカム・トラストのために作曲をしているほか、映画製作者、ゲーム開発者、クラシック音楽の作曲家とのコラボレーションなどもこれまで行ってきた。

パイプオルガンやピアノのソロコンサートを行うほか、サックス奏者のトム・チャレンジャー、チェロ奏者のルーシー・レイルトン、作曲家のシバ・フェシャレキ、バンド〈ENEMY〉とのコラボレーションも行っている。

現在は、バイオリニストのエイダン・オルーク、作曲家のマックス・デ・ウォードナーとの共演や、レイニア・バース、ヨナス・ブルグウィンケルとのオルガン・トリオでも活動している。さらに、彼自身が学んだロンドンの王立音楽院で教えており、現在はフェローシップを取得している。




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