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JJazz.Net Blog Title

2013年3月アーカイブ

bar bossa vol.10:bar bossa

bar bossa


vol.10 - お客様:江利川侑介さん「ギタリスト大国ブラジル」


いらっしゃいませ。

月の後半はゲストを迎えて、「俺がコンピCDを作るんだったらこうするね」という趣旨の選曲をしてもらいます。
今日は日本のレコード屋さんの良心ディスクユニオンでラテンブラジル音楽を担当している次の世代を支える若手ナンバーワンの江利川侑介さんに来ていただきました。

林(以下H)「いらっしゃいませ。今はお昼休みですか?」

江利川(以下E)「はい。ランチはいつもこの辺で、ロス・バルバドスさんに行ったり、ここでゆっくり本読んだりって感じなんです。あ、ラムカレーを大盛りでお願いします。」
H「かしこまりました。はい。ではサラダをどうぞ。ええと、早速ですが年齢とか小さい頃はどんな感じだったか教えていただけますか?」

E「いただきます。生まれは西東京の国分寺です。現在29歳です。実は小さい頃から感覚的にマイノリティで、あまりテレビに興味がなくて(笑)。小学校の頃はサッカーばかりしてました。下手だったんですけどね。でもサッカー始めたきっかけっていうのが、Jリーグの開幕戦でハットトリックを達成した鹿島アントラーズのジーコなんですよ。観衆の沸き上がる感じとか、ジーコの満面の笑顔に子供ながらに惹きつけられたんでしょうね。あのアレグリア感に(笑)。まさかそこからスタートしてこんな仕事をするとは・・・。それとボブ・マーリーは一番最初にミュージシャンとして意識した最初の存在です。車での旅行の道中、父が学生の頃に聴いていたモノを聴かされてたのがきっかけですね。」

H「お父さんがボブ・マーリーを聞いていたって、やっぱりお若いんですね。でも、どうしてこんなCDがなくなりそうな時代にCD屋さんで働こうと思ったのですか?」

E「吉祥寺の高校だったんですが都心生まれの奴らは高1の時点で今の僕よりイイ服着てて(笑)、当然音楽も洋楽から日本のインディーズまで色々知ってるんですよ。それが僕にとってはカッコいいことに映ったんですね。で当たり前のようになんとなくタワレコに行き始めた。高校のころは実家のケーブルテレビで音楽専門チャンネルを結構見てて。ナンバーガールとかゆらゆら帝国とか自分の好きなバンドを見つけてからは、彼らがオススメするアーティストを記憶して、ほぼライフワークのように毎週タワレコやユニオンに通ってましたね。買って全然聴いてないものもありますけど、パールジャムとか(笑)。
でまあ、そんな生活をずっとしてたものですから、ほとんど何も考えずに大学卒業してすぐにタワレコにアルバイトで入りました。まあ今も昔も目先の好奇心だけで行動してるんですけど(笑)、でもとにかく面白かったんですよ。特にワールドミュージックの担当になってからは、結構色々勉強しました。サンプルを片っ端から聴いたり、音楽史を学ぶために自腹で講座に通ったり。で、そのうち『日本で一番の店で働きたいな』と思い始めて。運良くディスクユニオンのラテンブラジル・フロアに入ることができました。」

H「なるほど。ただ好奇心のまかせるままに行動していると、今の仕事に辿り着いたってわけなんですね。面白いですねえ。周りの同い年の友人は江利川さんの仕事をどう考えていますか?」

E「『ブラジルとかラテンのレコードやCDを売ってるよー。』って言うと同年代の大半は『へー・・・』だけ。軽く流されますね(笑)。ブラジルとかレコードとか、普通の人にとって馴染みのない単語しかこの短い文章の中にないですからね。なんかいい自己紹介ないですか(笑)?」

H「いや。お友達が正しいと思いますよ(笑)。江利川さんはまだまだあと30年以上は音楽と付き合うことになると思うのですが、これからの世界の音楽産業、音楽状況はどういう風になると思いますか?」

E「国の事情によりけりでしょうけど、やっぱりブラジルの音楽産業は凄く興味がありますね。こんなマニアックなものよく作れるよなーって作品が凄く多いですよね、ブラジルって。最初は凄く不思議だったんですけど、色々知っていくうちに制度や伝統として音楽家がじっくりと活動できる体制が確立しているんだなってことがわかってきました。例えばカエターノのような大物ミュージシャンがサンバだったりブレーガといったブラジル固有の音楽を取り上げることで、焦点を当ててトレンド化していくような流れがまずは一つあります。そしてミュージシャンに対する公機関や企業からの補助金制度が充実していることも大きな要因でしょう。加えてとにかく今は景気が良い。ワールドカップとオリンピックの開催も控え、世界の中のブラジルという客観的な意識が高まれば、必然的に音楽を取り巻く環境も変わってくるでしょう。環境が変われば、当然音楽も変化する。去年出たアントニオ・ロウレイロの『ソー』はそういう変化を強く感じた一枚でした。
21世紀のトレンドを前提にこれからも発展していくブラジルが、音楽産業の今後を占ううえで一つの試金石になるんじゃないでしょうか。」

H「うーん。すごく前向きで真っ直ぐな希望を持ってるんですね。確かにブラジル音楽はこれからも何度も何度も世界の音楽を変革していくでしょうね。では江利川さん自身はこれからどういう風に動いていくつもりですか?」

E「やりたいことは無限にありますけど、ひとまず今年はブラジル音楽の社内レーベル発足と、南米へのレコード買い付け、昨年に引き続き物議をかもすような試聴会は何本かやりますよ(笑)。
10年後もできれば現場で働いていたいと思います。こんなに毎日知的好奇心を刺激される職場はそうないですよ(笑)。あとはお客さんが皆すごく面白い。物知りだし、皆さん凄く変わって・・・、いや、独自の価値観をお持ちなので、店頭に立ってる時が一番楽しいですね。ただ、1年くらい南米に住んでみたいなという思いもあります。」

H「まだレコードやCDを買ってる人って確かに・・・ 日本の音楽状況はどうなってほしいなあとかありますか?」

E「もっとたくさんの音楽に興味を持ってもらって、鑑賞してもらえたらいいとは思いますけど・・・、まあ現状難しいでしょうね。
現実的じゃないですけど、急速に移民が増えて混血が進めばとか、例えばですけど首都機能が九州に移転して東京一極集中が分散されれば面白くなるだろうなーとかは常日頃考えてますね。」

H「混血が進めばって... すごい発想ですね。確かにもう少し開かれると何かが変わりそうですが。では10曲に移りましょうか。テーマはどういうものですか?」

E「テーマは『ギタリスト大国ブラジル』です。家では比較的ブラジルのインストゥルメンタルを聴いていることが多いんですよ。特にブラジルはやはりギタリスト大国だなーと最近実感してます。1曲目はこれです。」

Chico Saraiva - De butuca na cozinha



E「僕の大好きなシコ・サライーヴァというギタリスト、ちょっと変わった曲を書くSSWです。こういうエルメートに通ずるような曲も書く一方で、ヴォーカル陣を迎えての歌ものアルバムも素晴らしいです。とりわけ作曲家としてのセンスが凄く好きですね。」

H「一曲目から江利川さんらしい感じですね。ブラジルからたまに出てくる変態作曲家タイプですね。次はどうでしょうか。」

Joana Duah, Edu Krieger, Sergio Krakowski - Descompassamba



E「このエドゥ・クリージェルというギタリストも素晴らしい曲を書くSSWです。マリア・ヒタが彼の楽曲を取り上げたことでも話題になりました。サンバやショーロでは7弦ギターがベースラインや対旋律を奏でたりしますけど、この曲でエドゥは8弦ギター弾いてますね。しかしこの3人、凄く難しいことをやってますけど、とても自然ですよね。こういうバランス感覚ってブラジル音楽の良さだと思います。」

H「ダニ・グルジェル周辺は面白いですよね。今、急いでPCの前でメモしている若者達が見えてきますね。それでは次は?」

Guinga - Cheio de Dedos



E「ブラジル音楽はこういう独特で美しいメロディやハーモニーの宝庫なんですよね。そういう意味でギンガはいつかきっちりプッシュしてみたいなと思ってたんですが、昨年元ラティーナ誌の花田さんのご紹介もあり濱瀬元彦さんという音楽家/音楽理論化の方に講演していただきました。場所は老舗ジャズ喫茶のいーぐるだったんですけど、大半を占めていたジャズのお客さんにも非常に好評でしたね。ちなみにギンガ、本業は歯医者さんです。バイタリティの塊って顔してますよね(笑)。」

H「ああ、ギンガも好きそうですよね。確かキップ・ハンラハンもギンガのこと好きなんですよね。どんどん行きましょうか」

Swami Jr - Virou Fumaca



E「バイタリティ顔といえばこの人、スヴァミ・ジュニオールもはずせません(笑)。様々なミュージシャンのサポートとしても有名で、ブラジル人だけではなくキューバ人ベテラン歌手のオマーラ・ポルトゥオンドのバンドでは個性派揃いのメンバーのなかバンマスを務めてました。彼の音楽も7弦ギター特有の響きが好きですね。」

H「バイタリティ顔といえばって、江利川さんもそういえば・・・いやいや。ブラジルってこういう伝統的なスタイルを大切にしつつ次へと向かうのが良いですよねえ。はい次は。」

Monica Salmaso & Paulo Bellinati - Canto de Iemanja



E「パウロ・ベリナッチというギタリストはクラシック方面からも非常に人気のギタリスト。このアルバムはバーデン・パウエル&ヴィニシウス・ヂ・モライスの『アフロ・サンバス』の楽曲をカバーした作品で、ヴォーカルは個人的には現在の実力No.1だと思うモニカ・サルマーゾです。」

H「えと、僕、このアルバム大好きなんです。握手して良いですか? あ、なんかホントにしてきた。男同士がキモイですね。いやあ、でも本当に良いですよね。もう何回聞いても泣きそうになるんですよね。あ、すいません。次は?」

Paulo Bellinati / Debussyan



E「このパウロ・ベリナッチの作品のなかでも、ボサノヴァ・ファンにオススメしたいのがGSP社からリリースされているガロート曲集ですね。ボサノヴァに限らずブラジルのギター・スタイルを大きく発展させたと言われるガロートですが、本人の録音は残念ながら現在廃盤なんですよ。コレはクラシック・ギターの会社からリリースされているので録音もすごくキレイです。」

H「すいません。もう一回握手して良いですか? あ、逃げてますね。僕もこれムチャクチャ好きなんですよ。」

Raphael Rabello - Modinha



E「ブラジル音楽史上最高のギタリストといってもいいハファエル・ハベーロも紹介しないわけにはいきません。若くして亡くなってしまったアーティストなんですけど、エリゼッチ・カルドーソとデュオ名義でアルバムを残すくらい、伴奏者の域を超えた存在としていまだに尊敬されているアーティストです。」

H「すごい人ですよね。輸血感染でHIVで亡くなったんですよね。」

Yamandu Costa - Samba pro Rapha



E「そのハファエルの現代版ともいえるのが、ヤマンドゥ・コスタですね。来日経験もあります。この曲は『ハファ(ハファエル・ハベーロ)に捧げたサンバ』という正になタイトル。いやーテレビのスタジオでこれですからね。もうかっこよすぎるでしょ(笑)。」

H「ブラジルってこういう男同士の愛みたいなのが良いんですよね。あ、だから逃げなくて良いですって。」

Andre Mehmari & Hamilton de Holanda - Sao Jorge



E「ちょっと変わったところでブラジル風マンドリン=バンドリンの名手、アミルトン・ヂ・オランダとピアニスト、アンドレ・メマーリのデュオ。曲はエルメートの曲です。この二人がエルメートとジスモンチの曲ばかりを演奏したCDがあるのですが、とてもブラジル音楽らしい作品なので是非聴いてほしいですね。なんていうか型からはみ出たまま躍動しているような感じですね。」

H「ブラジル風マンドリン=バンドリンという説明が、すごくレコード屋っぽいですね(笑)。こう考えるとエルメートとジスモンチってブラジルの弦楽器奏者にホント愛されてますよね。では、次が最後の曲ですね。」

Egberto Gismonti - Ciranda Nordestina



E「最後は今年も3/27に来日公演を行うジスモンチです。この曲を初めて聴いたとき凄く独特に聴こえたんですが、この奏法を知ってそりゃそうだよなあと(笑)。昔は普通のギターを使ってたらしいんですが、どんどん自分のために改造して、この映像では複弦4コース+4弦の計12弦ですか(笑)。ジスモンチの曲って誰が演奏しても濃厚にジスモンチというか、本当に作曲家としての個性が強烈な人ですよね。正に巨匠という言葉が相応しい天才です。」

H「ジスモンチはホント、ブラジルでありながら世界なんですよね。美しいですね。あ、カレー冷えちゃいますよ。早く食べないと仕事に戻れないですね。」




江利川侑介さん、今日はお忙しいところどうもありがとうございました。世界の音楽は江利川さんにまかせておけば問題なしですね。江利川さんは渋谷のディスクユニオンで働いています。「王子いますか?」と店頭で呼べば出てきますよ。

もうすっかり春ですね。休日の海に向かってのドライブはブラジルのギタリストの音楽をかけてみてはいかがでしょうか。
それではまた来月、こちらのお店でお待ちしております。


bar bossa 林 伸次


「bar bossa」アーカイブ

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bar bossa information
林 伸次
1969年徳島生まれ。
レコファン(中古レコード店)、バッカーナ&サバス東京(ブラジリアン・レストラン)、
フェアグランド(ショット・バー)を経た後、1997年渋谷にBAR BOSSAをオープンする。
2001年ネット上でBOSSA RECRDSをオープン。
著書に『ボサノヴァ(アノニマスタジオ)』。
選曲CD、CDライナー執筆多数。
連載『カフェ&レストラン(旭屋出版)』。

bar bossa
bar bossa
●東京都渋谷区宇田川町 41-23 第2大久保ビル1F
●TEL/03-5458-4185
●営業時間/月~土
 12:00~15:00 lunch time
 18:00~24:00 bar time
●定休日/日、祝
お店の情報はこちら

Marcel Powell Solo Live~アルバム「熱情のギター」リリース記念~:ライブ情報 / LIVE INFO

ブラジル音楽界の至宝、バーデン・パウエルの息子、マルセル・パウエル。

4月10日に日本盤としてはなんと11年振りとなる新作『熱情のギター』をリリース。
そしてこのタイミングで来日公演が決定しています。

父親から手ほどきを受けたギターは、近年更に磨きがかかり高い評価を受けているとのこと。
レジェンドのDNAを受け継ぐ情熱のギターを是非味わって下さい。


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Marcel Powell Solo Live~アルバム『熱情のギター』リリース記念~

ブラジル音楽界伝説のギタリスト、バーデン・パウエルの息子にして、その技巧的かつ情感豊かな演奏が素晴らしいギタリスト、マルセル・パウエルのソロ・ライブがついに実現!!さらにスペシャル・ゲストにSaigenjiを迎えて、2人の共演も決定!!待望の11年振りとなる日本盤を4月10日にリリース!!なおライブ当日はカイピリーニャなどカクテルを、御用意致します。いい音楽とお酒に酔える金曜日の夜です。


公演概要

<日時>
2013.04.12
Open 18:00 / Start 19:30

<出演>
マルセル・パウエル (ギター)
スペシャル・ゲスト:Saigenji (サイゲンジ)

<会場>
CAY(スパイラルB1F)ACCESS
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23

<料金>
前売 ¥3,500 当日 ¥4,000 【ドリンク代別途 ¥500】
席種:自由席または立見

≪プレイガイド≫ ローソンチケット[Lコード:79554]
≪店頭販売≫ CAY
プライベートパーティなどのため、CAYで前売チケットをご購入いただけない日もございます。

 
<ご予約>
≪WEB予約≫下記リンク先のフォームからお申し込みください。
https://www.spiral.co.jp/e_schedule/detail_477.html


※チケットには入場整理番号がございます。
ローソン・チケット、CAYの店頭販売、CAYのWEB予約の順にご入場頂きます。
椅子席は限定200席まで、それ以降はお立見となります。
当日は、軽食のご用意がございます。

<問合せ>
CAY TEL: 03-3498-5790


主催:有限会社リスペクトレコード
制作:有限会社リスペクトレコード / CAY
協力:CAY

詳細(CAY)



『熱情のギター / マルセル・パウエル』


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■タイトル:『熱情のギター』
■アーティスト:マルセル・パウエル
■発売日:2013年4月10日(水)
■価格:¥2,520(税込価格¥2,400)
■製品番号:RES-225
■レーベル:リスペクトレコード

amazon link


Marcel Powell(マルセル・パウエル)

1982年ブラジル国籍としてパリで生まれる。父バーデン・パウエルからギターの手解きを受け、9歳か
らギターを始める。12歳で父のレコーディングに参加。2002年以来11年振りのリリースとなる日本盤
「熱情のギター」は、3枚目のオリジナル・アルバムになる。現在は、ブラジルに住みながら、全世界を
精力的にツアー中。

【ライブレポート】渡辺香津美 ジャズ回帰プロジェクト公演@Motion Blue YOKOHAMA:ライブレポート / LIVE REPORTS

【新しくメッセージが届きました!】
先日JJazz.Netでご招待していた
渡辺香津美 ジャズ回帰プロジェクト公演@Motion Blue YOKOHAMA。
当選された方よりメッセージが届きました!


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3/2渡辺香津美さん@motion blueYOKOHAMA 行ってまいりました!

かなり盛り上がって楽しかったです。
2ndだからか最初からお客さんの歓声がすごく、ステージとどんどん一体化していきました。

サイド席から見たのでミュージシャンの表情と合わせて、お客さんの様子もよく見えたのですが、
皆さんニコニコ楽しそうにしていたのが印象的でした。
私から見たら「会社の上司」くらいの年齢の男性がキラキラした目でギターテクを見る姿は
なかなか可愛らしいものがありますね(笑)

香津美さんは今まで海外ミュージシャンとの共演しか見たことがなく、
井上陽介さん、大槻カルタ英宣さんと一緒だとどういう音になるのか、という
ところも楽しみの一つでしたが、お二方ともとても香津美さんを尊敬・信頼している様子が
各々のソロなどからも溢れていて、それに同じ目線で応える香津美さんの音と合わせて
唯一無二のジャズになっていました。


「ヨコハマで誕生日を過ごしたい」という私の願いも叶い、本当に大満足な1日となりました。
本当にありがとうございました!
これからもJJazz. Netを楽しみにしています。

千葉県 女性
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スタッフの皆様

Motion Blueでライブを聴くのが初めてだったうえ、
ステージ間近の席でドキドキしていましたが、
お三方が登壇なさって曲が始まるや、緊張がほぐされていくのがわかりました。

大槻さんの弾けるようなリズム、
井上さんの安定感がありながらも飛躍する早弾き、渡辺さんの超絶技巧。
そして、笑顔でアドリブを交えるお三方。
1音1音が折り重なり、楽しく紡がれていくような印象を受けました。

また、"ジャズ回帰プロジェクト"と銘打っていたので、
どんなジャズが聴けるのかと想像を膨らませていたのですが、
その想像の上を行く世界観で、度肝を抜かれました......。

原曲はジャズであっても、ジャズでもロックでもフュージョンでもない、
"渡辺香津美"という一ジャンルを目の当たりにした思いです。

特に、井上さんのベースは大野雄二TrioやLupintic5、GH4で何度となく拝聴しているんですが、
それらとはまた違う、何か新鮮さを覚えました。
具体的に言葉にするのが難しいですが、新たな発見をしたような気分です。
それも渡辺香津美さんの力なのかもしれませんね。

長々と失礼いたしました。
思わずお便りを差し上げたくなるほど、胸に残るライブでした。
今後とも、貴ウェブサービスの発展を、1ファンとしてお祈り、応援しております。

Jazz clock for the mornigを聴きながら。

東京都 女性

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【渡辺香津美 ジャズ回帰プロジェクト公演】
◆日程:2013年3月2日(土)
◆会場:モーション・ブルー・ヨコハマ
◆出演:渡辺香津美(g)、井上陽介(b)、大槻"KALTA"英宣(ds)


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WHISKY MODE Vol.43ゲスト - 中塚武:WHISKY MODE

今回の「WHISKY MODE」ゲストはマルチな才能を持つ、中塚武さん。

お酒がお好きでウイスキー通という事も知っていましたが想像以上(笑)。
焼肉にはハイボールといった感じで、普段も食事に合わせてウイスキーを楽しまれているそうです。

まずはザ・マッカラン ファインオークのハイボールで乾杯です~。
2人ともいい表情(笑)。

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Photo by daisuke ishizaka


■今回PICK UPしたウイスキー:ザ・マッカラン ファインオーク12年■

スコットランドの名門「ザ・マッカラン蒸溜所」がおくるマッカランの新シリーズ!
マッカランの特徴である"シェリー樽原酒"をはじめ、3種類の異なる樽で熟成させた原酒を絶妙なバランスでバッティング。シェリー樽"由来の華やかさを残しつつ、ライトでスムーズな飲み口です。また、ハイボールにすると一層華やかさが引き立ちます。

ザ・マッカラン ファインオーク12年プレゼント:応募はこちらからどうぞ


■中塚武 × ザ・マッカラン ファインオーク12年■
「香りのたち方がスゴイ。チーズ等スモーキーなものともマッチしますね。この炭酸のきめ細やかさも良いです。喉から鼻腔に抜ける感じが楽しい。」by 中塚武


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Photo by daisuke ishizaka


今年(数えで)ソロ活動10周年を迎えた中塚さん。
サウンドは、ジャズ、ポップス、ラテン、ハウス、エレクトロなど、様々な要素が散りばめられていてポップ!

そんなカラフルな音色はCMでもよく使われていて、中塚さんの曲は知らずとも耳に入ってきているハズ。
サントリーでいうと「烏龍茶」や「金麦」のCMも中塚さんの手によるもの。


またその才能や人柄に惚れるミュージシャンも多く、多岐に渡る方々と交流が。
「WHISKY MODE」にゲスト出演頂いた土岐麻子さんや青木カレンさんとの共演もありますね。


【Takeshi Nakatsuka - Your Voice(sings with Asako Toki)】


【Bright Lights, Big City : 中塚武 wiht 青木カレン】


ザ・マッカラン ファインオークのハイボールを気に入って頂いたようで早速おかわり(笑)。


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Photo by daisuke ishizaka


そしてお返しにと、今度は中塚さんがKAWASAKIさんにウイスキーを。
二人とも完全に収録を忘れてませんか?(笑)


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Photo by daisuke ishizaka


2月に約3年振りとなるアルバム『Lyrics』をリリース!

タイトル『Lyrics』の通り、作詞もご本人によるもので、作曲/プロデュース/ボーカルも全て中塚さん。
流石にここまでできちゃうクリエイターそうそういません。
詞の世界観も素晴らしいので是非アルバムをお聴きください。

ちなみに番組ではカットされていますが、中塚さんから「KAWASAKIさん歌ってみませんか?」という提案が。
KAWSAKIさん「それはないです!」と言ってましたが、いつか実現すると良いですね。


6/23(日)shibuya O-WESTにて「中塚武 10th Anniversary LIVE」を開催。
ビッグバンド編成での演奏だったりと、中塚ワールドを堪能できるスペシャルな内容となっているそうです。

中塚武 10th Anniversary LIVE Facebookイベントページ


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Photo by daisuke ishizaka


番組では皆さんから頂いたメッセージやリクエストもご紹介しています。
抽選でゲストとのサイン入り写真+ウイスキーをプレゼント!
メッセージ&リクエストお待ちしております~。

応募はこちらからどうぞ


DJ KAWASAKI初のコンプリート・ベストアルバム、
『NAKED ~ DJ KAWASAKI Complete BEST』5月29日(水)に発売決定!
このアルバムに収録される新曲ではbirdをフィーチャー。

詳細は追ってまたお伝えしますのでお楽しみに!


KAWASAKIさん、神妙な面持ちでエンディングのトークを考えてます。


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Photo by daisuke ishizaka


番組のfacebookページができました。
収録風景等、facebookページにもたくさん掲載しています。
そちらも是非チェックしてみて下さいね~。

「WHISKY MODE」facebookページ


【ザ・マッカラン ファインオーク12年の世界観に通じる楽曲】
→「涙に濡れた夢のかけら / 中塚武」
「香りが華やかなので華やかなアレンジの曲を選びました。ニューアルバム『Lyrics』より、ホーンとストリングスをフィーチャーしたナンバーです。」 by 中塚武


【今回のテーマ「Meeting & Parting(出会いと別れ)」に合う楽曲】
→「トキノキセキ / 中塚武」
「昨年、野宮真貴さんの30周年のライブで音楽監督を務めたのですが、その時にquasimodeのmatzzくんやJABBERLOOPのYoheiくん等、僕ら世代のメンバーを集めて一夜限りのバンドを結成したのですが、それがとても面白くて。今回の新作でも彼らに声をかけさせてもらいました。そんな出会いということで、彼らが参加してくれたこの曲を選びました。」
by 中塚武


『Lyrics / 中塚武』

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Lyrics / 中塚武

リリース:2013年2月6日
Delicatessen Recordings
製品番号:UVCA3016

祝☆10th Anniversary第1弾!シンガーソングライター 中塚武、才気溢れる最新型のリリック&ミュージック。ゲストミュージシャンには、 松岡 "matzz" 高廣(quasimode)、YOHEI(JABBERLOOP)、NAOTO、佐々木史郎(ex.オルケスタ・デ・ラルス、熱帯JAZZ楽団)、河合わかば(米米CLUB、クレイジーケンバンド)他、現在の日本のクラブジャズ界を賑わす豪華ミュージシャン達が参加。全曲セルフプロデュースの楽曲群の中に収録されているフリッパーズ・ギター「恋とマシンガン」のカヴァー曲も秀逸。10年代の最新型の日本語ポップスの名盤誕生です。




【中塚武 プロフィール】

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1998 年、自ら主宰するバンド "QYPTHONE (キップソーン)" としてドイツのコンピレーションアルバム「SUSHI4004」で海外デビュー。国内外での活動を経て、2004 年にアルバム「JOY」でソロデビュー。以後、ジャズやラテンをベースに、ブラックミュージックやエレクトロニックなど様々な要素がクロスオーヴァーした独自のサウンド・プロダクションに定評があり、ソロ活動以外でも、CM・テレビ番組・映画音楽の制作、アーティストへの楽曲提供と幅広い活動が話題となる。2013年は、中塚武としてのソロ活動10th Anniversary Year!同年2月に、3年振りとなるアルバム「Lyrics」をリリース。現在、祝☆10thAnniversary Yearを彩るプロジェクトを多々企画中。

中塚武 Offichial Site


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■quasimodeセレクション■

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quasimodeのメンバーが入れ替わりで登場。
毎回テーマに沿った選曲でウイスキーの似合うシーンを演出してくれます。
今回はパーカッション、Matzzさんによるセレクションです。


今回のテーマ「Meeting & Parting(出会いと別れ)」にちなみ、
櫻井喜次郎、中村祐介(Blu-Swing)そしてmatzzさんの3人を中心とする新ユニット、
Tres-men(トレメン)結成のいきさつを語ってくれました。

quasimodeより更にダンスミュージックを追及したユニット、Tres-men。
4/10リリースのデビュー作ではorange pekoeやSaigenjiが参加。


選んでくれた3曲もTres-men!
デビュー作『Tres-men』より3曲続けてお送りします。

→「Why feat. orange pekoe / Tres-men」
→「Sister Jane / Tres-men」
→「Cosmic Lust / Tres-men」

quasimodeコーナーは今回でラスト。
個性的なメンバーが集まっているだけに、それぞれトークの内容も選曲も違って面白かったです。

個人的にも色々想い出がありとても良い経験となりました。
皆さん!quasimodeのメンバーは普段も気さくで本当に素敵な人ばかりですよ~。
quasimodeの皆さん、今後もよろしくお願いします!

番組ではこれからも応援していきますよ~。


【Tres-menデビュー】

Tres-men


Tres-men / Tres-men

リリース:2013年4月10日
Playwright
製品番号:PWT-003

東京・大阪を中心に数々のビッグパーティーを手がける櫻井喜次郎と、quasimodeを中心に多方面で活躍するパーカッショニストでありDJとしても活躍する松岡"matzz"高廣、BLU-SWINGのキーボーディスト/コンポーザーとして活躍する中村祐介を中心とする、ジャズ、ブラジル、ラテン等、次世代のダンス・ミュージックを追求するため、2011年に結成されたスペシャル・ユニット。今作ではorange pekoeやサイゲンジをフィーチャー。往年のクラブアンセムへのオマージュと、次世代のダンス・ミュージックへの追及を目指して構成されたカヴァー・アルバム。




【quasimodeニューアルバム NOW ON SALE】

Soul Delivery Live -shibuya Ax-


Soul Delivery Live -shibuya Ax- / quasimode

リリース:2013年3月6日
EMI ミュージック
製品番号:TOCT-29127

世界から注目を浴びる日本を代表するジャズ・バンド、クオシモード。2012年、通算6枚目となるソウルをテーマにした『Soul Cookin'』を引っ提げ、全国怒涛のツアーを慣行。そして、11月23日にツアーファイナルを迎えた渋谷AX。本作はそのファイナルとなった渋谷AXでの熱狂的なライヴを収めたライヴ・アルバム。最新アルバムからの楽曲を中心に、往年のヒット・チューンも収録のベストな内容!"踊れるジャズ"を掲げる彼らの10年に及ぶキャリアの、その真骨頂とも言えるライヴを収めた必聴の1枚。また、この日のライヴの写真がギッシリ詰め込まれた豪華フォトブック仕様で、ファンにはたまらない内容となっている。


→quasimode Official Site


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【DJ KAWASAKI初のコンプリート・ベストアルバム、
『NAKED ~ DJ KAWASAKI Complete BEST』5月29日(水)発売決定!】

タイトル : 『NAKED ~ DJ KAWASAKI Complete BEST』
発売日 : 2013.05.29(Wed) Release
製品番号 : TOCT-29148
価格 : ¥2,300 (tax.in)

iTunes ダンス・シングルチャートで、前人未到の8曲連続No.1を獲得!
ジャパニーズ・ハウス・ムーブメントを作ったDJ KAWASAKI 初のコンプリート・ベストアルバム!!

デビューアルバム『Beautiful』(2006年)から『BLACK & GOLD』(2012年)までの全楽曲より、iTunes ダンス・シングルチャートNo.1を獲得した楽曲などを選りすぐり、さらに書き下ろしの新曲、未発表Ver.までも加え収録した、DJ KAWASAKI初のオールタイム・ベスト!!新曲のフィーチャリング・ヴォーカルにはbirdが参加!DJ KAWASAKIの名曲が新たに誕生!ジャケットは、デビュー盤でモデルの藤井リナを起用し、"モデル・ジャケ"の先駆けとなった米原康正氏による最新フォトセッション!デビューから現在までの全てがわかる究極のベスト盤!

詳細(EXTRA FREEDOM)



【DJ KAWASAKIセレクト Francfrancコンピレーション・アルバム】

Francfranc presents space program [melodieux] Compiled by DJ KAWASAKI


Francfranc presents space program [melodieux] Compiled by DJ KAWASAKI

リリース:2013年2月6日
Philter,Inc

製品番号:PRPH-5077

Francfranc2013スプリング・コレクションCD。「音楽と空間の融合」をコンセプトに2001年からスタートした[space program]シリーズの最新作。これまで沖野修也、田中知之(FPM)、小西康陽、AKAKAGE、DAISHI DANCE、池田正典、RAM RIDER、Jazzin'park、Kentaro Takizawa、Q;indivi、OLD NICK aka DJ HASEBEらと14枚のアルバムをリリース。各アーティストがそれぞれのテーマごとに、選曲/リミックス/プロデュース/ノンストップ・エディットなど、さまざまな音楽的アプローチでひとつのパッケージにまで仕上げています。15作品目となる今作では、新世代ハウスシーンを牽引するDJ/リミキサー/プロデューサーのDJ KAWASAKIが選曲を担当!

【沖野修也、DJ KAWASAKIがシングルモルトの世界をテーマにセレクトしたコンピレーションCD】

Magic


WHISKY MODE~A COLLECTION OF CLUB JAZZ / CROSSOVER / SOULFUL HOUSE CLASSICS~

リリース:Now On Sale
ewe records
製品番号:EWSP-0001

シングルモルトウイスキー"の世界観をテーマに、沖野修也、そしてDJ KAWASAKIが("クラブ・ジャズ/クロスオーバー・ミュージック"を)セレクトしたコンピレーションCD。JAZZTRONIK、吉澤はじめの楽曲から、沖野修也自身の楽曲もセレクトした、音楽×ウイスキーの至極のコンピレーションアルバム。共通するのはその多様性と、良質な世界観・・・。個性的な表情を見せるシングルモルトとクラブジャズ/クロスオーバーミュージックが共鳴し合うひととき、(家でも外でも楽しめる)新しいライフスタイルを提案します。

コンピレーションCD「WHISKY MODE」特別ページ

DJ KAWASAKI Official Site


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【TEAM WHISKY MODE】
PHOTOGRAPHER : DAISUKE ISHIZAKA
NARRATOR : MAKI SUGIMOTO
ARTIST MANAGEMENT : ERI MORI
PROMOTER : TOSHIHIRO ASAI
DIRECTOR : SATOSHI HIROSHIMA

produced by JJazz.Net

lisn 「香りを聞くひととき」 vol.1:lisn

lisn 香りを「聞く」


音楽を楽しむときに必要なのは耳だけでしょうか?

とあるコンサートに伺った際に、奇跡的に心地良い至福の体験をしました。
優美な旋律と豊かな感情をたたえた音楽、透明感があってまっすぐに音を運んでくる音質、余計な飾り気がなく静かに変化していく映像、そっと包み込むような座席、口に含んだお気に入りの飴、そして偶然隣り合わせた女性から漂う香水。

いわば「聴覚」「視覚」「触覚」「味覚」「嗅覚」が同時に満たされ、リラックスしているけれどもすごく集中してある種のゾーンに入ったような感覚になり、音楽をより深く堪能できた気がしたのです。

この幸せ体験をどうにか少しだけでもリスナーの皆さんにお裾分けできればいいな~と考えていたところ、ご縁があってインセンス(お香)の専門店「リスン」さんとお話する機会に恵まれました。

「リスン」さんは、数多くの香りからその時の気分などにマッチしたものを選んでくださるお店なのですが、驚いたことにその名前の由来が英語の「listen(聴く)」ということなのです!(詳しくは下記をご覧ください)

そんな繋がりもあって話はトントンと進み、「静けさ」をメインのキーワードとして、番組「sense of "Quiet"」とのコラボレーションが実現しました。
今月から3ヶ月間、音楽や季節の気分にあう香りを毎月ご紹介していただきます。

そしてなんと、毎回ご紹介してくださるインセンスをプレゼントしてくださいます!
まずは「聴覚」と「嗅覚」を同時に満たしてください。

更新は、毎月第2水曜日ですのでお楽しみに。


先日で東日本大震災から2年が経ちました。
変わったことと未だ変わっていないこと。必要なものと不必要なもの。これまでとこれから。
世の中や毎日の暮らし、そして自分自身を見つめなおすためにも「sense of "Quiet"」の音楽と「lisn」の香りで心を鎮めてみるのはいかがでしょうか?

[Text:樋口亨]






はじめまして。インセンス専門店リスンです。

このたび、ご縁があってJJazz.Netさんの番組「sense of "Quiet"」とコラボレーションさせていただくことになりました。
まずは初回なので、簡単な自己紹介をさせてくださいね。

リスンは150種類以上の香りをご提案する香りの専門店です。
京都と青山にあるショップでは、カラフルなスティックインセンスや、サシェをご紹介していて、香りのコンシェルジュたちが、時間や場所、気分に合わせて楽しんでいただける香りをご案内しています。

ところで、音楽を愛する皆さまならピンと来られたかもしれませんが、「リスン」は英語のlisten(聞く)の意味。古来より日本には「香りを聞く」という美しい表現があり、それにあやかったブランドネームです。

音を「聴く」こと、香りを「聞く」こと。
ふたつの感覚的要素が重なった時、なにかミラクルな空間が生まれるような気がしませんか?
音と香りに包まれながら、耳を澄まして目を閉じる。感覚がゆっくりと溶けあい、全身に澄んだ光が射し込んでくる...そんな魅惑的なひとときを、感じていただけるようなインセンスを、これから3ヶ月間ご紹介させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

そして、皆様へのお近づきの印に、5種類の香りが入ったインセンス・アソートメントを毎回プレゼントいたします
音やリズムを感じさせる香り、また季節の空気感に似合う香り・・・そういった香りのお話もさせていただきます。


assortment


プレゼントへの応募は、このページの下にある「応募する」ボタンをクリックするか、「プレゼントページ」からご応募いただけます。
皆さまの、香りについてのエピソードやご感想もぜひお寄せくださいね。
たくさんのご応募お待ちしています!


最初にご紹介するインセンスは、PILE (パイル)。レイヤードグリーンの香りです。

PILE / パイル
香り:レイヤードグリーン

よもぎやパチュリーなど、様々なグリーンを重ねた香り。
キーワード:陽春


pile


この香りを聞くと、平穏な、これ以上ない安堵の景色が思い浮かびます。陽の光と、芽吹きはじめた草のやわらかな匂い。春のこの上なく幸せな香りですね。
また、長い冬を堪えて、春を心待ちにしていたのは人や動物たちだけではないはずです。草や木々や花々、それぞれの生命が晴れ晴れと伸びやかに、春をよろこんで舞い踊るワルツ。楽し気なステップが耳に響いてくる、そんな香りでもあります。

リスンのインセンスにはそれぞれのイメージストーリーがあります。
PILEのイメージストーリーは、、、


~草原のワルツ~

暗い闇の中から顔を出すと
そよ風のささやきが聞こえた。

いっせいに芽生え始めた、春のうたの種。

弾む音符を夢中で追いながら、
赤・白・きいろの花々と踊る草原のワルツ。

ステップを踏み出した足元が
ふわりと宙を舞う。
大きなちょうちょの背中から、
ぐんぐんと大地が遠ざかっていく。





次にご紹介するインセンスは、MIDNIGHT SHOWER(ミッドナイトシャワー)。イランイランとアンバーの香りです。

MIDNIGHT SHOWER / ミッドナイト シャワー
香り:イランイランとアンバー

アンバーをベースに、イランイランなどのフローラルを合わせた静寂な香り。
キーワード:真夜中 / 早春


midnight shower


ワクワクする陽気とうらはらに、春はまた、どこか不安を誘う季節でもありますね。出会いと別れの多い時期でもあり、移ろっていくものに置いてきぼりにされてしまうような、心細さがつきまといます。
そんな春の夜、眠れずにじっと闇を見ている誰かがいれば、このインセンスを贈りましょう。悲しさでなく、切なさでもない、からだを離れた気持ちが、暗闇にふわり浮いている、そんな景色が見える香り。耳元に、囁く小さな声が聞こえたのは、まぼろしではありません。
夢のような、けれど夢ではない体験に、輪郭を与えてくれる香りです。

MIDNIGHT SHOWERのイメージストーリーは、、、


月のない夜、
オルゴールの音にあわせて
黒衣のピエロが手品を始める。

ピエロの手からは時折金平糖がこぼれ落ち、
妖しくキラキラと光る。

その光に吸い込まれそうな気がして、
不安になって目を閉じると現実に戻り、
「はっ」と目が開き夢から覚める。





音楽から香りを、香りから音楽を感じる。
目には見えず、かたちもない。けれど確かに、ひとりひとりの記憶の奥底へ、遠く静かに響き渡る感覚。
そんなひとときに寄り添うインセンスを、これからもご紹介いたします。


リスン青山




今回ご紹介したインセンス「PILE」と「MIDNIGHT SHOWER」を含む
5種類の香りが入ったインセンス・アソートメントを抽選で3名様にプレゼントします!



応募する





lisn information

日本には古くから香りを「聞く」という美しい表現があります。

その【聞く:Listen】の発音記号をロゴマークにした「リスン」。

文化や言葉の違うところでも世界中の多くの人たちが説明や背景を知らなくても

楽しめる香りやデザインで満ちています。

リスン京都

リスン京都


〒600-8411京都市下京区烏丸通四条下ルCOCON

TEL:075-353-6466  FAX:075-353-6467

incense@lisn.co.jp

11:00~20:00 年中無休



リスン青山

リスン青山


〒150-0001渋谷区神宮前5-47-13-202

TEL:03-5469-5006  FAX:03-5469-5007

aoyama@lisn.co.jp

10:00~19:00 水曜日定休



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bar bossa vol.9:bar bossa

bar bossa


vol.9 - ヒヨコマメとほうれん草のベジ煮込みと現代のブラジルのボサノヴァ女性シンガー特集


いらっしゃいませ。

bar bossaへようこそ。
もうすっかり春ですね。お花見の計画をたてている頃ではないでしょうか。

bar bossaでは、ベジタリアン・メニューをいくつか用意しております。最近は「お肉はちょっと...」という方も多く、お野菜だけのメニューが喜ばれております。
今回ご紹介するのは、もともとはランチタイムのメニューとして用意したお食事ですが、「夜も食べたい」という方が多く、最近は夜も提供しております。


ヒヨコマメとほうれん草のベジ煮込み

ヒヨコマメとほうれん草のベジ煮込み


ひよこ豆とほうれん草の煮込みというスペイン料理があるのですが、それにスパイスを加え、カレー風にしてご飯の上にのせたものです。赤ワインを飲んで最後の〆にどうぞ。


では、音楽の話に移りますね。
お店で「小野リサをよく聴くんだけど、他に女性ヴォーカルのオススメありますか??」という質問をよく受けます。
前々回は1960年代当時の、前回は1970年代から1980年代までのブラジルのボサノヴァ女性シンガーをご紹介したのですが、今回は最終回で「現代のブラジルのボサノヴァ女性シンガー特集」として5人紹介いたします。


1人目はホーザ・パッソスです。彼女は実は一度1978年にデビューしているのですが、その後出産してしばらくの間、子育てに専念して活動を休止します。そして80年代の終わりに再デビューして今はアメリカのレーベルからアルバムを出しているくらいの、世界で一番注目されているボサノヴァ・シンガーです。ちなみに彼女が演奏している時は観客席の中に(空想の)インド人の女の子が必ずいてくれて、じっと彼女の演奏を見守ってくれているらしいです。ヨー・ヨー・マとの素晴らしい演奏を聴いてください。


ホーザ・パッソス



2人目はアナ・カランです。彼女はアントニオ・カルロス・ジョビンに見出されて1987年にブラジルでデビューしました。その後、アメリカに渡り、ジャズファンに定評のあるチェスキー・レーベルから世界デビューを果たします。その後、インコグニートのブルーイがプロデュースしたアルバムで転機が来て、レッド・ホット・アンド・リオにも参加しています。現在は安定した実力のあるボサノヴァ歌手として世界中を魅了しています。


アナ・カラン



3人目はレイラ・ピニェイロです。彼女は1983年にMPB歌手としてデビューしました。例えばジョイスのような存在を想像していただければと思います。しかし、その後、ホベルト・メネスカルと出会い、1989年にブラジルで一番売れたボサノヴァ・アルバムと言われている「bencao, bossa nova」というアルバムを出してからは完全なボサノヴァ歌手として世界から注目されます。ちなみに最近はまたこんな動画のように、ギンガのようなマニアックなアーティストとの共演をする実力派の歌手という位置に戻りつつあります。


レイラ・ピニェイロ



4人目はイリアーニ・イリアスです。彼女はヴィニシウスとトッキーニョのバンドのピアニストとして活動を始めたのですが、1980年にパリでのツアー中にエディ・ゴメスに認められ渡米します。その後、ランディ・ブレッカーと結婚し、アメリカのジャズ界のピアニストとしてたくさんのアルバムを発表します。日本ではサントリーのCMのボサノヴァの曲を歌ったりしたので有名で、日本のボサノヴァ・ファン向けのCDも制作されています。ボサノヴァ歌手としてはもちろん、ジャズ・ピアニストとしても魅力たっぷりの人です。


イリアーニ・イリアス



最後はダニ・グルジェルを紹介します。彼女は上の4人と比べて若い世代です。なんと1985年生まれです。サンパウロのピアニストの母とサックス奏者の父との間に生まれ、写真家としても活動しているようです。このブログの第一回目でモニカ・サウマーゾという女性歌手を紹介したのは覚えていらっしゃいますでしょうか。音楽シーンとしては、あのサンパウロの新しいシーンと同じ場所で活躍しています。2008年にファースト・アルバムが発表されたばかりの、まだまだこれからが大注目の歌手です。是非、チェックしてみて下さい。


ダニ・グルジェル



いかがでしたでしょうか?
ちょっと駆け足で、ブラジルの女性ボサノヴァ歌手を紹介してみました。
今回紹介したような音源をお花見に持っていって、みんなで桜の木の下でスパークリングワインを飲みながらというのも素敵かもしれませんね。

それでは、また来月、こちらのお店でお待ちしております。


bar bossa 林 伸次


「bar bossa」アーカイブ

vol.1 ・vol.2 ・vol.3 ・vol.4 ・vol.5 ・vol.6 ・vol.7 ・vol.8


bar bossa information
林 伸次
1969年徳島生まれ。
レコファン(中古レコード店)、バッカーナ&サバス東京(ブラジリアン・レストラン)、
フェアグランド(ショット・バー)を経た後、1997年渋谷にBAR BOSSAをオープンする。
2001年ネット上でBOSSA RECRDSをオープン。
著書に『ボサノヴァ(アノニマスタジオ)』。
選曲CD、CDライナー執筆多数。
連載『カフェ&レストラン(旭屋出版)』。

bar bossa
bar bossa
●東京都渋谷区宇田川町 41-23 第2大久保ビル1F
●TEL/03-5458-4185
●営業時間/月~土
 12:00~15:00 lunch time
 18:00~24:00 bar time
●定休日/日、祝
お店の情報はこちら

JJazz.Netではお馴染みJiLL-Decoy association。

昨年8/18にビルボードライブ東京で行われた
「ジルデコ・ラウンジ ~結成10周年記念スペシャル~」から抜粋した6曲を、
本日3/13(水) iTunes Store 配信限定ミニ・ライヴアルバムとしてリリース!

「ビルボードライブ&ブルーノート・ワンマンライブ・ツアー」も間もなくスタート。
このライブ・アルバムを事前に聴いて、気分を高めておきましょう~。


『ジルデコ・ラウンジ at Billboard Live TOKYO ~結成10周年記念スペシャル~ / JiLL-Decoy association』


jill-decoy.lounge_jk_iTunes600.jpg

JiLL-Decoy association
iTunes Store 限定配信
『ジルデコ・ラウンジ at Billboard Live TOKYO ~結成10周年記念スペシャル~』
2013年3月13日(水)
アルバム¥900/単曲¥200

収録曲 :
1. わすれ名草 (Vergiss-mein-nicht!) (Live Aug. 18, 2012)
2. What a little moonlight can do (Live Aug. 18, 2012)
3. I'm All Smiles (Live Aug. 18, 2012)
4. Obsession (Live Aug. 18, 2012)
5. アイロニー (Live Aug. 18, 2012)
6. I say, (Live Aug. 18, 2012)

Jill-Decoy Lounge At Billboard Live Tokyo - 10th Anniversary Special Live - JiLL-Decoy association

■iTunes Store JiLL-Decoy association ページ
https://itunes.apple.com/jp/artist/jill-decoy-association/id262808462


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【2013年ビルボードライブ&ブルーノート・ワンマンライブ・ツアー決定】

JiLL-Decoy association (Full Band Set)
Support Musician : 岩川峰人(b), 石田 衛(p), 赤塚謙一(tp), 中江裕気(ts)


【 2013/03/22(金) ビルボードライブ東京 】

■時間 ※入替制
<1st Stage> 開場17:30 | 開演19:00
<2nd Stage> 開場20:45 | 開演21:30
■料金 (各回)
サービスエリア ¥6,800
カジュアルエリア ¥4,800 (カジュアルのみ1ドリンク付)
■ご予約・お問い合わせ
Billboard Live TOKYO 03-3405-1133

http://www.billboard-live.com/

(港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウンガーデンテラス4F)



【 2013/03/30(土) ビルボードライブ大阪 】

■時間 ※入替制
<1st Stage> 開場15:30 | 開演16:30
<2nd Stage> 開場18:30 | 開演19:30
■料金 (各回)
サービスエリア ¥6,300
カジュアルエリア ¥4,800 (カジュアルのみ1ドリンク付)
■ご予約・お問い合わせ
Billboard Live OSAKA 06-6342-7722

http://www.billboard-live.com/

(大阪市北区梅田2-2-22 ハービスPLAZA ENT B2F)


【 2013/03/31(日) 名古屋ブルーノート 】

■時間 ※入替制
<1st Stage> 開場16:00 | 開演17:00
<2nd Stage> 開場19:00 | 開演20:00
■料金 (各回)
¥5,250
■チケットご予約&お問い合わせ
Blue Note NAGOYA 052-961-6311

http://www.nagoya-bluenote.com

(名古屋市中区錦3-22-20 ダイテックサカエB2F)




【JiLL-Decoy association プロフィール】

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02年結成。chihiRo(Vo) kubota(G) towada(Drs)の3人が生み出すJAZZ/FUNK/R&Bをベースにしたオリジナリティあふれる楽曲と、高い演奏力によりジャム・セッションのように毎回進化していくライブ・パフォーマンスが中毒者を増やしていく。07年4月、待望の1stアルバム『ジルデコ』を発表し、高い評価を得た。08年7月に2ndアルバム『ジルデコ2』を発表。その翌年からは、ジャズクラブで催すプレミア・ライブ「ジルデコ・ラウンジ」と、ライブハウスで繰り広げるイベント・ライブ「ジルデコ・フェスタ」という2つ方向性のレギュラー・ライブをスタートし、より一層ライブ・アーティストとして可能性を広げていく。10年2月、クラブジャズ・シーンを代表するミュージシャンが多数参加し話題となった3rdアルバム『ジルデコⅢ』を発表し、渋谷HMVの邦楽インディーズ・チャートで3週に渡り1位を獲得。アルバム・リリースの間に配信したiTunesやamazon限定ミニアルバムはいずれもJAZZチャートで1位を獲得。そして、何と前作アルバムから8ヶ月という短い期間で4thアルバム『ジルデコ4 ~ugly beauty~』を発表。2年連続で行った渋谷クアトロでのワンマンLIVEも満員御礼で大成功に収めた。そして今年2012年は、ジルデコ結成10周年というアニバーサリー・イヤー。それに相応しく、記念アルバムを3作リリースし、さらにはビルボードライブ東京でのスペシャル・ライブは2回まわし全席完売、そして、出演を決めた国内最大ジャズフェス「東京ジャズ2012」のジルデコのチケットも完売など、今その勢いは留まることを知らない。


JiLL-Decoy association オフィシャル・サイト

"TOUCH OF JAZZ"アルバム - Jacob Kollerセレクト:TOUCH OF JAZZ

番組「TOUCH OF JAZZ」では、毎回ゲストの方に
自身の「TOUCH OF JAZZした作品=ジャズに触れた作品」をご紹介いただいています。

今回は、日本在住のジャズピアニスト、Jacob Kollerさんのセレクションです。
キース・ジャレットの影響を公言するピアニスト沢山いますが、ジェイコブもそのうちの一人。
集中してキースの演奏を聴き入るジェイコブ少年の姿がなんとなく想像できます。


『At the Blue Note: The Complete Recordings /Keith Jarrett』

「ジャズで影響を受けたのはキース・ジャレットですね。彼を知ったのは映像が先で「Standard volume1」というビデオ。最初何をやっているか良くわからなかったけれど、その演奏がとても情熱的ですごく感動したんです。まるで極楽みたいだなって(笑)。僕もこういう風にピアノを弾きたいと思ったんです。それで誕生日に『At the Blue Note』という6枚セットのアルバムを買ってもらって、夏休みに毎日毎日ずっとこればかり聴いていた、完全におたくです(笑)すごいのはアドリブ。彼の演奏は新しい発明のよう。新しい音を次から次へと生み出すようで、その想像力がすごいなと思いました。特に好きな曲は「Now's the time」。アドリブ/ソロ がすごい。一つのフレーズが次のフレーズに自然に発展していくそのオーガニックなソロは聴く度に感動します。彼の影響はとても大きくて、耳コピーも良くしたし、ノートに譜面を書き写したりして、とてもいい勉強になりました。」 Jacob Koller


keithlive400.jpg


■タイトル:『At the Blue Note: The Complete Recordings』
■アーティスト:キース・ジャレット

amazon link


【Keith Jarrett - Now's the time】



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My Soundtrack ~cinematic Piano IV~


My Soundtrack ~cinematic Piano IV~ / Jacob Koller

リリース:2014年10月22日
オーマガトキ
製品番号:OMCX1262

ロマンティック・ピアノの貴公子「ジェイコブ・コーラー」が贈るシネマテック・ピアノ・シリーズ第4弾! ジェイコブが各名作映画のトリビュート曲として初のオリジナル作品集を発表。ジェイコブ・コーラーのピアノに加え、バイオリン、チェロ、ベース、ドラムの編成によるクラシカルであり、ジャージーであり、魅力のサウンドが詰まっています! 好評シネマティック・ピアノ・シリーズは だれもが知っている不朽の名画を豪華ゲストを迎え、新しいPOPSとして 新境地を開いたシリーズ。








Cinematic Piano II


Cinematic Piano II / Jacob Koller

リリース:2013年1月30日
オーマガトキ
製品番号:OMCX1256

『ショパンに恋して』などでピアニスト&アレンジャーとしての実力を開花させたジェイコブ・コーラーのシネマ・テーマ集第2弾。日本在住のメリットを活かして、青木カレン、畠山美由紀、樹里からんほかをゲスト・ヴォーカルに招聘し、持ち味の華麗なアレンジの魅力を堪能させてくれる。









【Jacob Koller】(ピアニスト)http://jacobkoller.com/

JacobKoller600.jpg


1980年米国アリゾナ州・フェニックス生まれ。高校に入学までにアリゾナ・ヤマハ・ピアノ・コンクールを含む10以上のクラシックピアノコンクール優勝する。高校では ジャズクラブでバンド活動を始め、ジャズの才能を開花させる。アリゾナ州立大学へ入学後も2000年、ジャズ作曲コンクールなどで絶賛され、2007年には、「COLE PORTER JAZZ PIANO FELLOWSHIPファイナリストの一人に選ばれる。2009年 来日後、TOKUのバックなど、ジャズ・ピアニストとして活躍。2009年、星や月に因んだ名曲を集めた 「STARS」、2010年4月にはジャジーにショパンをプレイしてみせた「ショパンに恋して」をスマッシュ・ヒットさせ、2011年10月、樹里からん、畠山美由紀、溝口肇、GENKIをゲストに迎えた渾身のニューアルバムをリリース。現在最も注目されるピアニスト。

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