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bar bossa vol.58

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vol.58 - お客様:相澤歩さん


【テーマ:うたいまわしがグっとくる10曲】



いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

今日は最近CDを出したばかりの相澤歩さんをゲストにお迎えしました。


林;こんばんは。お飲み物はどうされますか?


相澤;あの季節の果物のお酒いただけますか。


林;今、ちょうど時期的に難しくて、ギリギリ青森のリンゴがあるのでそれにいたしますね。


相澤;はい。あと、これ、林さん、おみやげ。庭でとれたラベンダーを瓶に詰めてきました。よろしければ奥様に。


林;うわ。庭でですか。すごく濃厚な良い香りですね。さて、プロフィールと音楽環境みたいなものを教えていただけますか?


相澤;生まれたのは、1968年。場所は、山梨の山のふもとです。小学校にあがるまで、山梨の祖父母の家にいたのですが、この場所が、わたしの小さい頃の音楽環境そのものですね。というのも、その家には、かなり広い庭があって、そこには、大木の樹々や、果物の樹、花畑、野菜畑があって庭というより森みたいなところでした。夏は、家の脇の用水路から、庭中に蛇行する小川に水をひいていた。大きな樹々が風に騒ぐ音、小川の水の音、豪雨のような蝉時雨、冬の上空でうねる木枯らし、結局そういうものを再現したくて自分はうたや庭をつくってるんだな、と最近わかりました。あと、祖母がとても面白いひとでうたが大好きで、よくうたを歌っていて祖母の子守うたや、はなうたもルーツですね。


林;ああ、そうなんですね。東京育ちだと思っていたので、原体験はそこにあるんですか。初めて買ったレコードは?


相澤;初めて買った、というか、買ってもらったレコードは、ハイジの物語の朗読のレコード、昔、そういうのありましたよね。朗読とかラジオドラマとかって録音がデッドで、無音が気持ちいい。これもかなりの自分のルーツかも。


林;ありました。アニメの朗読ものありましたね。その後、音楽はどういう風に?


相澤;小学校からいまに至るまでは、湘南の海のちかくで暮らしてます。だから、今度の音楽環境は、海ですね。海鳴り、荒々しい潮風、倍音だらけの波。だけど、そういうのはとくに意識にせず身体に浴びながら、中学高校は、ひたすら洋楽邦楽問わず、むさぼるように聞いていました。高校時代は、ヘビメタやレベッカとかが全盛だったんですけど、同級生に、フリッパーズギターの小山田さんがいて、学祭で、アズテックカメラとか、キュアーとか、ペイルファウンテンズとか、やっていて、なんじゃこりゃと、思って、急いでそのあたりも聴き始めました。


林;小山田さんは高校生の頃からそのあたりを学祭でやってたんですか。やっぱり違うんですね。その後は?


相澤;大学時代は、バンドを組んで、都内のいろいろなライブハウスに出てました。このころは、聴く音楽も、ロックから、ソウル、ファンク、キューバ、ブラジル、と、どんどんひろがっていたけど、網羅的に聴くというより、ぴったりくる音楽を探していたみたいです。多分、樹のさざめきとか、木枯らしとか、海鳴りみたいな音楽を探してた。その頃、そうは気づいてなかったけど。
で、なんとなくいろいろ聴いていて、これはかなり自分に近いな、と思ったのが、ブライアン・ウイルソン、カーティス・メイフィールド、ダイナソーJr、あと、トニーニョ・オルタ。彼らの音楽に共通して感じていたのは、海のひろがりのある残響と山のひんやりとした宗教性。そういう風景をつくりたくて、オリジナルをつくりはじめました。週2でスタジオ入って、月2でライブしてたから音楽のことしか考えてなかったです。


林;週2スタジオ、月2ライブ! 音楽方面の職につこうとは思わなかったんですか?


相澤;そうやってどっぷり音楽につかっていたら、大学卒業の頃、音楽づくりやバンド内の関係に疲れてしまって、ぱたりとやめてしまった。そしたらあろうことか、ほっとしたんですよね。で、就活しました。かなりいろいろな職種の面接を受けたのですが、こちらも、ぜひとも、というほどやりたい仕事もなかったので試行錯誤しましたが、なんとかコピーライターとして雇ってくれる会社と出会って、働きはじめました。職選びって消去法ですよね。あれもできない、これもできないで、残るはこれか、と。だから続くのかも。


林;消去法ですね。わかります。


相澤;あと、コピーは、キレのある曲のタイトルをつけるようなところもあるし、デザイナーと表現を詰めてゆくところはバンドみたいだし、なにより、広告やプロモーション構築って、そのブランドや商品の世界観や、風景をつくるようなものなんですよね。バンドやってたときと、同じじゃん、と思いました。うーん、結局、職のジャンルじゃなくて、どんなことをやりたいかかもですね。「消防士」になりたい、じゃなくて、ひとを助けたい、的な。これ、リリーフランキーさんのパクリなんですけど。だから曲をつくってもつくってなくても、自分の音楽のようなものづくり、風景づくりは続いているというか。ま、きれいに言うとですけどね。(ため息)(笑)


林;(笑)


相澤;で、ある時、広告の会社で出会ったデザイナーの友人に誘われて絵本をつくったんです。友人の果敢な売り込みによって、講談社さんから出版させていただきました。友人のペンギンの絵を見て世界観や風景、ストーリーが思い浮かんだので多分、これも音楽のようなものづくりの続きなんでしょうね。講談社さんは、この本、「すましたペンギンさんきょうだい」を幼児向けに設定していましたが、作者としては、完全に大人向けで、非常にロックのスピリット濃厚な作品です。なので、これも音楽活動かもです。


林;あの絵本は確かにロックを感じますね。


相澤;それから、30代は、ばりばり仕事して、ばりばり旅行に行ってました。好きな風景を見に行きたかった。キューバ、フランス、スペイン、メキシコ、イタリア、ポルトガル、ハワイ、京都、奄美。旅行熱が高まって、海外で暮らしていたかっこいい20代の女の子とブログを通して知り合いになりました。シャルロット・ゲンズブールのコンサートに行って、終演後、あ、あの子とバンド組もう、ってひらめいて、そしたら、曲がどんどん出来るようになったんです。なにもかも遅いタイミングかもですけどね。40代だし。で、直後に3.11があって、いつ死ぬかわからない切迫感もあり、瀕死のシャケみたいに、曲をたくさん生み続けて、いまでも生み続けています。経験期を経て収穫期に入ったというか。うたをつくるのは、自分の人生の時間の庭で育った花を活けてるような感じだし、自分の損なわれた原風景や好きな風景を埋め合わせているようなものなので、これで、嫌われるならしかたないな、でも、ひとによっては気に入ってくれるかも、なにより、自分にはその埋め合わせが必要だったので自信とあきらめが良い案配でつくってます。


林;なるほど。最初にbar bossaにいらっしゃっていた頃は、僕は相澤さんは「音楽が好きな業界人」というイメージだったんですけど、曲が生まれ始めたのは、3.11以降のことなんですね。これ、みんなに聞いているのですが、これからの音楽はどうなると思いますか?


相澤;今、広告の仕事では、極端に言うとコピーライターというのは、蔑称ですね。昔はスターだったけど。いまって、コピーライターが書いた文章っていわれると、つくりものって感じでしらけません? アマゾンとかのレビューの方が面白い。忌野清志郎は、「プロってプロの音しか出せないんだよ、かわいそうにさ」って言ってたけど。あと、家の近くに信念があって、定型のお洒落じゃない、でもとんでもなくお洒落な、パン屋さんカフェが出来て、東京の有名店より全然好きなんです。人間味、独自のこだわり、土着、センス、あたりが時代のキーワードかもと思っていて音楽もそうなっていくと楽しい、と思います。個人が自分の庭みたいにつくってる音楽を目利きのひとが選んで紹介してゆく、みたいなことになって欲しい。定番の東京のレストランがあきてるように定番の音楽だけではない、生々しい音楽の評価軸がそろそろできてもよいかなと思います。


林;なるほど。


相澤;ただ、自然体の時代かというとそうでもなくて、演劇の根本宗子さんや、講談の神田松之丞さんの舞台を見ると、命がけで強いものは良いな、と思います。ジャンルで語るのではなくて人で語られてゆく時代かもしれませんね。


林;そうですね。そう思います。 これからのご予定は?


相澤;これからの予定は、庭に夏から秋にかけて茂らせる植物の種まき。5年、15年先を見据えた庭のレイアウトの考察。音楽は、遅ればせながら、やっといろいろわかってきたのでうたわせていただけるところを探してうたっていきたいです。
ものづくりに関しては、あの、先日母が商店街の仲のいい魚屋さんに庭でとったふきを煮て、差し入れしたんですね、そしたら、魚屋さんのおかみさんが、自家製のキムチをお返しにくれたんです。そういうの、最強だな、と思って、そういううたをつくりたいです。


林;最強ですね(笑)。


相澤;それから、行きつけの美容院にわたしの絵本を置いていただいていて、あるとき髪を切ってもらっていたら、後ろで、お母さんが小さな娘さんに、その絵本を読み聞かせはじめて、うわ、作者、ここでシャンプーしてもらってるんだけど、って思いつつ聞いていたら、そのお母さんの読み聞かせの抑揚がものすごくよくて、これ、娘さんにとっては究極の音楽だろうなと思って。そういううたをうたいたいですね。なにか、地に足がついたものでないと面白くないし、それから、まだまだうたにされてないものや感情はたくさんあるので、それをかたちにしたい。朝の風の湿度が違えば曲ができる。地に足がついたいろいろな風景をつくっていきたいです。
ま、でも、基本はうたが好き、でしかないので、好きなことを続けていきたいです。


林;ありがとうございます。それではみんなが待っている選曲のコーナーですが、まずテーマをお願いいたします。


相澤;うたいまわしがグっとくる10曲、うたが好きでしかない者ゆえの10曲。節回し、歌詞の乗り方、歌唱法、声質、いろいろな意味でのうたいまわしが、グっとくる曲を選びました。


林;うたいまわし、ですね。期待します。


01. César Portillo De La Luz「Contigo En La Distancia」

相澤;セサル・ ポルティージョ・デ・ラ・ルスは、カエターノヴェローゾとかもカバーしているキューバのソングライターで、69歳のときのハバナのホテルで弾き語っているCDが大好きで。南米の歌手の声には、圧倒的に海がありますよね。


林;これカエターノやってましたね。海、感じますね。波の音、聞こえてきますね。


02. 「イン・ザ・サマータイム(魅惑のチキルーム)」

相澤;ディズニーランドのアトラクションでかかっていた音楽なんですけど、「いかしたサウンドで」の「サウンド」のところのメロディーと歌詞の乗り方が最高。あと、ディズニーものは、うたを喜んでうたっているから好きです。


林;確かにすごいわかりやすい日本語がおしよせますね。


03. 萩原健一「ラストダンスは私に」

相澤;2番の「ロクロ〜〜〜〜ルは」というところ最高。ロックンロールというジャンルではない、なにか別の音楽のことをうたっているみたいで最高なんです。


林;おお、確かに。この日本語感、不思議ですねえ。カッコいいです。


04. 和田アキ子「悲しいうた」

相澤;冒頭「とても悲しい」でふりしぼるように歌って「うたができた」の「た」が弱くて最高。演技で言ったら名演技。強い人間の弱さと孤独をこの「た」の一言に感じます。


林;ああ、そう言われてみれば「た」がそうですね。僕、そういう聴き方しないんで納得です。


05. juliette greco「la javanaise」

相澤;Bメロの歌い方が、まるで、空中にあるなにか目に見えない美しいもののかたちを手のひらでたしかめているようで好きです。


林;こういう世界観、お好きそうですね。わかります。


06. 美空ひばり「港町十三番地」

相澤;出だし、「航海終えて」の「こ〜〜お〜〜かい」の「かい」に航海を終えた疲れと安堵が。その後の「船が港にとまる」の「とおまある」のところもヤバい。


林;やっぱり聴き方が全然違いますね。毎日「言葉」を職業にしているとそういう風に言葉と接してしまうのでしょうか。


07: 大森靖子「お茶碗」

相澤;現代の美空ひばり。現代のエディット・ピアフ。大森靖子。歌い出しの節回しと声のテンションも凄いし、「遠いまっちいいいの君のお部屋ダンボおおおおお~~~ルのテーブルで」のところを聞くと、大抵のことはどうでもよくなります。


林;大森靖子のこと、よくツイートされてますよね。うわ、すごいですね。


08: 榎本健一「私の青空」

相澤;池辺葵さんの傑作「どぶがわ」で効果的に使われています。このひとも喜んでうたってる。存在が節回し。


林;「喜んでうたってる」って良いコピーですね。確かにそうです。


09: ジョナサン・リッチマン「that's summer feeling」

相澤;この歌唱も、そのものが独自のうたいまわし。なさけなくて誇り高くて素晴らしいです。バックコーラスの抑揚がずっと一定でうたいまわさない、ところも素晴らしい。


林;ここでジョナサン・リッチマンで、ついに相澤さんの言うところの「うたいまわし」の意味が納得できました。なさけなくて誇り高いですね。


10: melancolia storytelling「左ききのソングライター」

相澤;「カンテラの」の「テラあ〜〜の〜〜」というところが好きでいつも、そこだけなんども歌いたくなります。左ききのソングライターというのは、ポール・マッカートニーのことですね。彼が最晩年か、来世に、犬と山奥で暮らしてる様子です。ちなみにこの映像の庭は、うちの庭です。のんびりランチ会とかしてるので、林さん遊びに来てくださいね。


林;今まで9曲聞いてきて、相澤さんのこれを聞くと不思議と響き方が違いますね。本当に誰にもない世界観です。さて、このCDのことをお話していただけますか?


相澤;CDは、『vinter』と『var』というのを部屋のとりっぱなし録音でつくりました。鎌倉にスワニーっていういかした生地屋さんがあるんですけど、そこで買った布をミシンでタタタと縫って手触りのいいCDケースをつくりました。ディスクはそれに入っています。
流通しないですよね、すみません。無人野菜売り場とかに置きたい。なぜか、聞いているととても眠くなるとよくいわれます。不眠の方などいらしたらぜひ。このサイトに書かれているメールアドレスでオーダー承ります。


http://melancolia.exblog.jp/


また、うたわせていただけるところなどございましたら、ぜひ、オーダーください。よろしくお願いします。


林;僕、個人的に、もういい年になってしまってから、ここまで自分の世界観をもって表現し始める人ってすごく好きなんです。「相澤さん、これ流通難しいです」とか「音、もっとカチッとしたのにしないんですか?」とか色々と言ってしまったのですが、こういう風に全部、手作りでやるのが相澤さんらしいんだなあと。


相澤;今日は、ありがとうございました。


林;こちらこそどうもありがとうございました。


相澤歩note
相澤歩twitter


相澤さん、詩集も出せば良いのにと思います。ご興味ある方は是非アクセスしてみてください。
そろそろ梅雨が始まりますね。雨、良いですよね。それではまたこちらのお店でお待ちしております。


bar bossa 林伸次


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東京・渋谷で20年、カウンターの向こうからバーに集う人たちの姿を見つめてきた、ワインバー「bar bossa(バールボッサ)」の店主・林伸次さん。バーを舞台に交差する人間模様。バーだから漏らしてしまう本音。ずっとカウンターに立ち続けている林さんだから知っているここだけの話。


「bar bossa」アーカイブ

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bar bossa information
林 伸次
1969年徳島生まれ。
レコファン(中古レコード店)、バッカーナ&サバス東京(ブラジリアン・レストラン)、
フェアグランド(ショット・バー)を経た後、1997年渋谷にBAR BOSSAをオープンする。
2001年ネット上でBOSSA RECRDSをオープン。
著書に『ボサノヴァ(アノニマスタジオ)』。
選曲CD、CDライナー執筆多数。
連載『カフェ&レストラン(旭屋出版)』。

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