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bar bossa vol.66

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vol.66 - お客様:高原一実さん(ミュージシャン)
【テーマ:こういう曲が書きたいクロスオーバー】



いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

今回はゲストにミュージシャンの高原一実さんをお迎えしました。


林;こんばんは。さて早速ですがお飲物はどうしましょうか。


高原;僕、酒がめっぽう弱いんです。何か軽くて飲みやすいおすすめはありますか?


林;でしたら今はリンゴを低速ジューサーでしぼってカクテルにしているので、それでアルコール低めでお出ししましょうか。


高原;はい。ではそれでお願いします。


林;かしこまりました。さて、お生まれは?


高原;1973年、東京で生まれました。母はビートルズ好き、父はウエスタン映画とフォークが好きなごく普通の団塊の世代でした。


林;お母さん、その当時ビートルズが好きってお洒落ですね。


高原;でしょうか。そして、幼少時の健康診断でドクターが「この子はすごく耳がいい、何か音楽をやらせるといい」と薦めたのだそうです。物心ついたころにはピアノを始めて5歳の頃にはもう曲を書いていました。


林;おお!


高原;ピアノの練習そのものが楽しかった記憶はほとんどありません。辛かった思い出のほうが多かったです。ただ小学校の合唱発表会ではピアノの伴奏をかってでていました。「男の子がピアノ伴奏」というのは珍しくて話題となり、ちょっとだけ誇らしかった記憶があります。


林;それが恥ずかしかったという男子と、誇らしかったという高原さんとの違いがあらわれてますね。初めて買ったレコードは?


高原;初めて買った音源はカセットテープで杉山清貴&オメガトライブでした。小学時代はトップテン・ベストテン世代で、なかでも「ふたりの夏物語」「ルビーの指環」はハマりました。オメガトライブは僕の青春の一枚でしたね。当時から西海岸系~フュージョン・クロスオーバー路線のサウンドにビビッとくるマセガキでした。

ちなみに、なぜカセットテープだったかというと、ちょうどそのころ親にウォークマンを買ってもらったこともあり、出かけるときには常に聴いていたいという思いからでした。

今も出かける時はほぼ必ずラジオか音楽を聴いているので、この頃から全く変わっていません。


林;ああ、ネイティブ・ウォークマン世代なんですね。その後、音楽への思いは変わりましたか?


高原;小学6年の時にクラシックピアノがいよいよ辛くてやめてしまいました。中学時代はピアノよりもドラムのほうが楽しくて、ピアノはほとんど弾いていませんでした。


林;いいですね。


高原;初めてドラムでバンドもやりました。今じゃ笑える話ですがニューウェイブ系~パンク系でした。クラシックピアノの時と違ってバンドはチームプレイになるので、迷惑をかけまいと無我夢中で練習していました。


林;高原さんらしい...


高原;聴くほうはラジオが中心で、この頃に洋楽を聴きはじめました。ヒットチャートが中心でヒューイ・ルイス&ザ・ニュース、プリンス、スティング、デュラン・デュランあたりが印象に残っています。

邦楽はエピック・ソニーの作品ばかり聴いていました。特に大沢誉志幸・渡辺美里が好きで、YOU&Iで全作品レンタルしていました。この頃からもう完全に音楽に関しては雑食になりました。


林;僕、69年生まれで4才上なんですが、ちょうど僕が高校の時と全く同じですね。高校はどうでしたか?


高原;高校に入ったら器楽部という名前のビッグバンドが部活であったんです。ホーンがいっぱいいて演奏に迫力がある。よしここでドラムをまたやろうと思ったら、既に新入生が3人もいて「ドラムはいらないよ」と。

では何なら入れてもらえますか、と尋ねたら「バリトンサックスやらない?楽器は貸すから」となってチャレンジしました。ですがどんなにやっても吹く楽器がダメで早々に挫折。ピアノも新入生がいっぱいいたので、当時誰もいなかったギターに転向して独学ではじめました。ここでコードというものを知りました。


林;ギターがいなかったんですか。なるほど。


高原;ただビッグバンドのギターって、ひたすらコードの4部音符をジャッジャッ♪と弾く地味なパートなんです。地味なプレイにがまんならず(苦笑)、途中からコンボ編成もやりたいぞということでフュージョンのド定番カシオペアやデビッド・サンボーン、ジョン・スコフィールド、リー・リトナーなどをやらせてもらいました。ギターはフュージョンギターキッズらしくヤマハの青いSGギターを使っていました。


林;え、高校から始めてそんなに上手くなったんですね。


高原;ジャズのライブには小遣いと昼食代を浮かしてよく行きました。橋本一子さんのライブでジャズとも現代音楽とも言えないアプローチにものすごい衝撃を受けて、その影響でピアノを再開させました。クラシックはやりたくないけどジャズはちょっと難しすぎる、ということでポピュラーピアノといえばいいのかな、ボサノバ・サンバ・シャンソンなどの基礎やコードワーク、アドリブプレイを学びました。


林;橋本一子をその当時ライブで見てるんですね。さすが東京っ子です。その後は?


高原;高校3年の頃にキング・クリムゾンを聴いて今までに聴いたことのないような進行にびっくり。そこからプログレッシブロックに興味を持ち、プログレ専門のサークルに入りました。まあモテない音楽ばかり(苦笑)。ただ音楽の世界が相当に広がったのは確かで、複雑なコードワークやアウトフレーズ、スケールなどを学ぶことができました。ここで自分の音楽的嗜好が70年代に集中するようになり、フェンダーローズピアノ・ハモンドオルガン・メロトロン・アナログシンセ好きが確立されました。当時プログレを聴いていなかったら今の自分の作曲・アレンジ・コード感覚はないと断言できます。


林;なるほど。プログレ漬けは大きそうですね。


高原;音楽漬けに拍車をかけるように、3年間新星堂の輸入盤専門店・ディスクインでアルバイトとして働きました。世の中はアシッドジャズがブーム、70年代好きな僕はドハマりしまして、プログレと並行して社販で買いまくりました。

アシッドジャズの次はフリーソウル・渋谷系、そしてカフェ・アプレ・ミディのシリーズとブームが続きます。僕もしっかりついていきました。フリーソウルとカフェ・アプレ・ミディのシリーズは今でも僕の曲づくりのベースになっています。


林;あ、やっぱりレコード屋さんで働いているんですね。詳しいけど、知識にこだわりすぎない感じが「レコード屋出身」って感じですね。で、それで大学を卒業するとき、ミュージシャンになろうと思いませんでしたか?


高原;ミュージシャンとして生きるなら退路を断つのではなく仕事をしながらやろうと在学中から決めていました。当時からミュージシャン志望のフリーターとバンドをやっていましたが、みんな仕事が大変そうだったんですよね。ライブ後の打ち上げで飲んでたら「俺明日6時にはもう現場なんだよね」なんてことを言うわけです。こりゃフリーター生活も大変だ、どちらにしても大変ならちゃんと就職はしようと。小椋佳さんみたいな例だってあるんだと。それで30歳まではプロ指向で活動し、30歳までにメジャーになれなければプロ指向はやめようと決めたんです。


林;なるほど。現実的です。


高原;いろんな方とセッションをしたりツアーのサポートをしたりバンドを渡り歩いたりエロゲーの音楽を作ったりしながら、徐々にアイズレー・ブラザーズのような男性ボーカルのバンドをやろうと路線を固め、2000年にオレンジマーマレードというバンドを結成します。


林;おお!


高原;オレンジマーマレードは当時の僕の全精力を傾けたバンドでした。4年間ずっと週1回のリハーサルを継続する真面目なバンドで、テクはなくともライブのアンサンブルには自信がありました。曲は完全にオリジナルラブレスペクトな内容で、当時オリジナルラブの2ちゃんねる板でも何度か似てると書かれていました。ビジュアルをマツザワサトシさん(http://www.salboma.com/)に一任してカッコよくまとめてもらったり、デモテープはのべ100社に送ったりと必死にやったのですが、結果は出ませんでした。あるクラブ系のレーベルに目をかけていただき、作曲家修行をしたこともあったのですがそこでも芽は出ませんでした。

そうこうしているタイミングで左手親指に大けがを負ってしまいまして1ケ月入院。さらにLAMP(http://www.lampweb.jp/)という素晴らしいバンドのアルバム「恋人へ」を聴いてしまい、「キリンジはまだヤス(堀込泰行さん)が自分と同じ年齢だから許せるけど、LAMPのメンバーは自分よりも若くてこの完成度か・・・」と思い、もう日本のメジャーシーンを目指すのは終わりにしようと決断したんです。


林;あ、LAMPがこんなところで... ではオレンジマーマレード、聴いてみましょうか。

ORANGE MARMALADE - Perfect Journey

ORANGE MARMALADE - 車窓

※どちらも僕の曲です


高原;オレンジマーマレードは活動をストップさせましたが、実は僕にはもうひとつ2001年から続けているバンドがありました。それがTrans of Life(https://www.youtube.com/playlist?list=PLjlCkNPG49UUoaE0IIkec2oO7W4QbEmKO)です。

加入当初はリーダーでギターの富樫さんが好きなパット・メセニーやトニーニョ・オルタに影響を受けたブラジリアンフュージョンバンドでした。2004年にハウスDJの瀧澤賢太郎さん、さらに福富幸宏さんに僕らの曲がリミックスされたのをきっかけにハウスミュージックに移行します。そして2006年にDJの工藤さんと出会い、富樫さんと3人で海外での音源リリースを中心に活動するユニットスタイルができあがりました。以降年数作のペースでリリースとライブをしています。3人とも曲を書くのが特徴のユニットです。

残念ながら2015年を最後にリリースがないのですが、また 再開しようと話しているところです。聴いてください。

Trans of Life - Na Mira

Trans of Life - Foi Voce

Trans of Life - Delight Earth

※Delight Earthはギターの富樫作曲、Na MiraとFoi Voceは僕の曲です


林;おお、高原さんのブラジルが前に出ていますね。カッコいい! 再開、期待しております。さて、これみんなに聞いているのですが、これから音楽はどうなると思いますか?


高原;まずリスナー視点で考えてみます。流通方法としてはアナログ・CD・デジタル配信、再生装置についてもいろんな楽しみ方ができました。レコードもよし、真空管アンプもよし、ネットワークハードドライブに保存して呼び出して聴くもよし、YouTubeで聴くもよし。すごくいい時代になったと思います。音楽業界って市場はシュリンクしてますけど、聴くための間口はこれまでになく広がってると実感します。

その一方で録音された音楽とライブの音楽では、聴こえてくる情報量も聴収環境も全く違うものです。気になったアーティストがいらっしゃったら一度は生のライブを見てほしいなと思います。ホントにいいライブってジーンときます。今はカフェなどのお店の一角で演奏する方がすごく増えていますし、お店側も集客・認知拡大手段になるならということで利害関係が一致していますからね。


林;そうですね。


高原;逆に演奏・制作視点で考えてみると、成功の王道がなくなってしまったことが今一番の音楽業界の課題であり変革期だと思っています。

今一番の成功モデルは秋元康さんのAKBモデル、X JAPANやBABYMETAL、Perfumeの海外進出モデルだと思います。でもこれはバンド・ユニットのコンセプトから戦略戦術までのストーリーが明確につくられているからできていることで、普通のミュージシャンでは難しい。そんなわけでみんなもがいていて、宍戸留美さんのようにクラウドファンディングでスポンサーを募る方法(*1)、ジャズトロニックの野崎良太さんのようにB2B市場に活路を見出す方法(*2)などやっているのだと思います。実は、先に海外進出で→逆輸入狙いで国内のB2B市場で回収する戦略は我がTrans of Lifeでも考えていたことですが、獲得できた市場が小さすぎる中で制作を継続することは大変でもがいているところです。

おそらく今後音楽で稼ぎ出すには、海外進出成功→逆輸入モデルでバンド・ユニットのコンセプトから戦略戦術まで作り込んでいくか、内外問わず小口の収入を積み上げていくことになるんだろうと思っています。小口の積み上げはリソース面で限界があり、そうなると音楽以外に他の仕事を持ちつつ、どちらでも人生の充実を見出すパラレルワークモデルが普通になっていくんじゃないでしょうか。

*1;https://motion-gallery.net/projects/runrun25
*2;http://www.huffingtonpost.jp/lien-project-by-the-sazaby-league/the-sazaby-league_02_b_9074224.html


林;なんか高原さん、今日一番、目がキラキラ輝いてますね。音楽ビジネスの話、お好きなんですね。今後はどうされるご予定でしょうか。


高原;今後ですが、僕は一般企業でメディアの事業開発・マーケティングを担当していますので、まずはこの本業キャリアの深堀が第一です。そのかたわら、Trans of Lifeの活動を少しでも前進させつつソロ活動の準備を少しずつ進めたいと思っています。まだインストゥルメンタル主体にするか、弾き語り主体にするか軸が定まっていませんが、マイペースに決めていきたいと思います。

YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLjlCkNPG49UUoaE0IIkec2oO7W4QbEmKO

soundcloud
https://soundcloud.com/kazumi-takahara/

note
https://note.mu/kazumi_takahara

OTONA SALONE
https://otonasalone.jp/author/editor-k-t/


林;期待しております。ではみんなが待っている10曲ですが、テーマはどういうものでしょうか?


高原;「こういう曲が書きたいクロスオーバー」、そんな10曲です。結果的に70年代、フェンダーローズピアノを使っている曲に集中しました。


林;お、クロスオーバー! ではいってみましょうか。


01. Toninho Horta - Aquelas Coisas Todas



高原;MPBはボサノバからくるわかりやすいメロディと複雑なコード移動を両立したすばらしい音楽だと思っています。玄人好みなのかもしれませんが。なかでもトニーニョ・オルタのこの曲はハウス界のドン、ルイ・ヴェガがリミックスするなど、ダンスミュージック界隈でもクラシックです。


林;1曲目にふさわしい名曲ですね。


02. Ivan Lins - Essa Mare



高原;イヴァン・リンスはMPB界ではマルコス・ヴァーリ、ジョアン・ドナートと並んで鍵盤で曲を書く作曲家としてすごくレスペクトしています。この曲のコード進行とかもう猟奇的ですね。ライブだとさらにこれを弾き語りしてしまう。神がかってるなと思います。参考にしたくても参考になりません。


林;あ、イヴァン・リンスだとこのアルバムが高原さんなんですね。納得です。


03. Michael Franks - Nightmoves



高原;70年代のクロスオーバーを語る上で、トミー・リピューマを外すわけにはいきません。トミー・リピューマのプロデュース作品はどれも大好きですが、ソロ1作目の1曲目がこんなメロウな曲でいいのかよ!ふつうもうちょっと元気いい曲持ってくるだろ!と衝撃でした。


林;言われてみれば確かにそうですね。でもそれが「衝撃」と受け止めるのが高原さんらしいと言いますか...


04. Quincy Jones - If I Ever Lose This Heaven



高原;70年代メロウとくればレオン・ウェアも外せません。この曲のサビを初めて聴いた時は本当に衝撃でした。-5thコードを連続で持ってくるとは!演奏もオールスターで何度聴いても鳥肌がたちます。クインシー・ジョーンズの70年代のA&M作品はどれも最高で、ストリングスやホーンアレンジの勉強に聴き込みました。


林;この曲、このヴァージョン、もうホント、何度聴いても鳥肌ですよね。もうたまりません。


05. Leroy Hutson - In The Mood



高原;僕がオレンジマーマレードというバンドをやっていた時に一番曲づくりの参考にして、iPodを壊すくらい聴きまくったのがリロイ・ハトソンでした。イントロとサビのオンコードの平行移動だけでご飯2杯いけますね。


林;あ、こういう曲で「ご飯2杯」というのは「作ってる人ならでは」ですね。


06. Santana - Tell Me Are You Tired



高原;「哀愁のヨーロッパ」が収録されているアルバムなんですが、「哀愁のヨーロッパ」のひとつ前の曲がこれです。サンタナってこんなフリーソウルな曲やるんだ!とびっくりでした。トム・コスタのローズピアノソロが文句なしにカッコいい。


林;うわ、ごめんなさい。サンタナ、食わず嫌いでした。カッコいいですね。


07: Casiopea - Reflections Of You



高原;80年のカシオペアのアルバムでキーボードの向谷実さんの作曲。ローズピアノってこう使うべきだよね!というお手本のようなメロウな曲に仕上がっています。カシオペアはDJさんにもっと評価されるべき名曲揃いのアーティストだと思っています。


林;カシオペアでこういう曲を持ってくるのがまたまた高原さんらしいですね。ホント、高原さん、ミスター・メローです。でもカシオペアはDJにもっともっと愛されるべきですね。本当にそう思います。


08: Mackey Feary Band - A Million Stars



高原;ハワイが生んだ松崎しげる(ルックスがそっくりなんです。笑)。この軽快なリズム、ローズピアノの使い方、ストリングスやホーンのアレンジ、ソウルフルなのに頼りないボーカル、全てがツボ。無人島に持って行く3枚のうちの1枚です。


林;ああ、この辺りもお好きそうですね。このアルバム、こんなに良いんですね。今度見かけたら買います。


09: Seawind - He Loves You



高原;無人島に持って行くもう1枚がこれです。これが自分の最も理想とする曲と言い切れます。こういう曲が書きたいのに書けないんですよ。。。


林;おお、この流れだとシーウインドですよね。もう完全に高原さんを把握できました(笑)。


10: Blossom Dearie - Many's The Time



高原;ソロ活動を意識するなかで、歌ものをやるなら、と一番聴きこんでいるのがブロッサム・ディアリーです。メジャーコード基調でポジティブな仕上がり、要所で-5thコード・オンコードを活用して曲の起承転結がすごく考えられている。弾き語りをするなら今の自分の理想型です。無人島に持って行く最後の1枚はブロッサム・ディアリーですね。


林;先日もbar bossaでブロッサム・ディアリーを語っていただきましたが、作ってる側の人にもそういう曲なんですね。良い曲ですよね。


高原;いやあ好きな曲ありすぎて10曲に絞れないですね。キーボーディストとして一番影響受けてるハービー・ハンコックを入れられなかったし、作曲家として大好きなケニー・ランキンやニック・デカロも入れられなかった。。。


林;そうなんです。そういう「これも入れたかった」がこの10曲の魅力なんです。

高原さん、今回はお忙しいところどうもありがとうございました。
今後の音楽活動も期待しております。

お正月気分も終わり、2017年が進み始めましたね。
良い音楽がある人生って本当に素晴らしいですね。
それではまた来月もこちらのお店でお待ちしております。

bar bossa 林伸次


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■Bar bossa林さんが選曲したコンピレーションアルバムが11/16リリース!

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■タイトル:『Happiness Played In The Bar -バーで聴く幸せ- compiled by bar bossa』
■アーティスト:V.A
■発売日:2016年11月16日
■レーベル: ユニバーサル ミュージック
■品番:UICZ-1646

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【収録曲】
1.Blossom Dearie / It Might As Well Be Spring
2.Bill Evans / Soiree
3.Paul Desmond / Emily
4.Bill Evans Trio / Elegia
5.Quincy Jones and His Orchestra / Dreamsville
6.Gerry Mulligan / Night Lights
7.Vince Guaraldi Trio / Great Pumpkin Waltz
8.Cal Tjader / Just Friends
9.Shirley Scott/Can't Get Over The Bossa Nova
10.Blossom Dearie / Give Him The Ooh-La-La
11.Burt Bacharach / I'll Never Fall In Love Again
12.NICK De CARO and orchestra / I'M GONNA MAKE YOU LOVE ME
13.Blossom Dearie / Sweet Surprise
14.Beach Boys / Caroline No
15.Burt Bacharach / Alfie
16.Milton Nascimento / Catavento
17.Earl Klugh / The April Fools
18.Danilo Perez/Another Autumn


【林 伸次 近著】

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■タイトル:『バーのマスターは「おかわり」をすすめない 飲食店経営がいつだってこんなに楽しい理由』
■著者:林 伸次
■発売日:2016年9月9日
■出版社: DU BOOKS
■金額:¥1,728 単行本

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「このビール、ぬるいんだけど」とお客さまに言われたら、あなたならどう対応しますか?
その都度悩んで、自ら回答を見つけてきた渋谷のバーのマスターの約20年。
楽しく経営を続けられたのには理由がある!

「バーの重たい扉の向こうには、お客さま、店主、お酒......その他たくさんの物語が詰まっています。ぜひ、あなたもその物語に参加してみてください。」
――本文より


「bar bossa」アーカイブ

vol.1 「モニカ・サウマーゾ」 ・vol.2 高木洋介 ・vol.3 「クリスマス・ソングのボサノヴァ」 ・vol.4 柳樂光隆 ・vol.5 「1960年代当時のブラジルのボサノヴァ女性シンガー特集」 ・vol.6 松原繁久 ・vol.7 「1970年代から1980年代までのブラジルのボサノヴァ女性シンガー特集」 ・vol.8 中村ムネユキ ・vol.9 「現代のブラジルのボサノヴァ女性シンガー特集」 ・vol.10 江利川侑介 ・vol.11 「エレンコ・レーベル」 ・vol.12 田仲昌之 ・vol.13 「ルミアール・ヂスコス」 ・vol.14 定成寛 ・vol.15 寺田俊彦 ・vol.16 白尾嘉規 ・vol.17 「畠山美由紀『rain falls』 プロデューサー中島ノブユキ インタビュー」 ・vol.18 山本勇樹 ・vol.19 「ジノンさん ルシッド・フォールについて」 ・vol.20 大場俊輔 ・vol.21 「ブラジル人と演奏しているアメリカのジャズ・ミュージシャン特集」 ・vol.22 武藤サツキ ・vol.23 「Lucid Fall (The Best of)」 ・vol.24 筒井奈々 ・vol.25 「THE PIANO ERA2013」 ・vol.26 山上周平 ・vol.27 ジノン ・vol.28 東野龍一郎 ・vol.29 林伸次 ・vol.30 中村智昭 ・vol.31 齊藤外志雄 ・vol.32 染谷大陽 ・vol.33 稲葉昌太 ・vol.34 小嶋佐和子 ・vol.35 石郷岡学 ・vol.36 原田雅之 ・vol.37 松本研二 ・vol.38 塚田耕司 ・vol.39 岩間洋介 ・vol.40 中村信彦&真理子 ・vol.41 白尾嘉規 ・vol.42 田仲昌之 ・vol.43 山本勇樹 ・vol.44 新川忠 ・vol.45 川嶋繁良 ・vol.46 田村示音 ・vol.47 山崎雄康 ・vol.48 上川大助 ・vol.49 町田和宏 ・vol.50 林下英治 ・vol.51 シュート・アロー ・vol.52 高橋悠 ・vol.53 沼田学 ・vol.54 庄野雄治 ・vol.55 山本のりこ ・vol.56 渡部徹 ・vol.57 小栗誠史 ・vol.58 相澤歩 ・vol.59 土田義周 ・vol.60 榎本善一郎 ・vol.61 町田洋子 ・vol.62 影山敏彦 ・vol.63 花田勝暁 ・vol.64 宮川泰幸 ・vol.65 林伸次


bar bossa information
林 伸次
1969年徳島生まれ。
レコファン(中古レコード店)、バッカーナ&サバス東京(ブラジリアン・レストラン)、
フェアグランド(ショット・バー)を経た後、1997年渋谷にBAR BOSSAをオープンする。
2001年ネット上でBOSSA RECRDSをオープン。
著書に『ボサノヴァ(アノニマスタジオ)』。
選曲CD、CDライナー執筆多数。
連載『カフェ&レストラン(旭屋出版)』。

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18:00~24:00 bar time
●定休日/日、祝
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