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2014年7月アーカイブ

Miya presents "Connecting People" #8:Miya presents Connecting People

フルート奏者、Miyaさんが国内外問わず行く先々での出会いをつなぎ、音楽の輪を広げていく
「Miya presents "Connecting People"」。

いよいよ明日7月22日(火)、新宿PIT INNにて「Tokyo Improvisers Festival 2014」が開催されます!

公演前日ではありますが、つい先ほどリハーサルの合間に収録したビデオが届きました!
今回のゲストはThe Tokyo Improvisers Orchestraのメンバー、
佐渡島明浩(dance) 白石美徳(drum) 山田光(sax) カイドーユタカ(bass) そしてTerry Day(drums)。

インタビューは聞き取りずらい部分もありますが、
明日公演を観に行くという方には予習編として、事前に彼らの人となりを知ることができると思います。

超ハードスケジュールにもかかわらず、このビデオレターを撮影し編集しているMiyaさん。
それはやはり即興音楽に興味を持ってもらいたいという想いから。

そんなMiyaさんがナビゲートする明日の「Tokyo Improvisers Festival 2014」。
即興音楽好きな方はもちろん、未体験の方も是非どうぞ。


【Akihiro Yoshinori Terry Hikaru Yutaka】(日本語バージョン)

Akihiro Yoshinori Terry Hikaru Yutaka JP from Miya on Vimeo.




【Akihiro Yoshinori Terry Hikaru Yutaka】(English ver)

Akihiro Yoshinori Terry Hikaru Yutaka ENG from Miya on Vimeo.




【TIO Work Shop 1】(セッション)

TIO Work Shop 1 from Miya on Vimeo.




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【Miya Presents 「Tokyo Improvisers Festival 2014」】
2014年はMiyaの10周年企画として、ジャズと即興それぞれをフィーチャーしたイベントを企画しています。第一回目の本ライブでは、ロンドンから即興界の重鎮テリー・デイ(ds)を迎え、The Tokyo Improvisers Orchestraと共に、興奮の即興演奏体感ライブをお送りします。様々なバックグラウンドを持つ表現者が一同に介し、一緒に演奏したり、あるいは音を出さなくても空間を共有する事で生まれるエネルギーを感じとり、ステージに反映させます。第一部は、テリーとMiyaの即興Duoや、アーティスト一人一人の表現、全体のアンサンブルが楽しめるステージをお送りします。第二部の即興オーケストラは、ヨーロッパで旋風を巻き起こしている即興交響楽団のシステムを用い、世界共通言語としての指揮法に加えて、メンバーによる独創的な指揮で東京のユニークさをアピールします。Miyaがナビゲートする世界最先端の即興を、はじめて即興を聴くお客様にも気軽に楽しんで頂けるライブです。

【日程】
2014年7月22日(火) Open 19:30 Start 20:00

【出演】
The Tokyo Improvisers Orchestra
小塚 泰、横川理彦(Vn)
Miya (Fl)
山田 光、森 順治、吉田隆一 (Reeds)
金子雄生(Tp)
荻野 都、照内央晴(P,objects)
吉本裕美子(G)
岡本希輔、カイドーユタカ、谷口圭祐(B)
荒井康太、白石美徳、山岸直人(Ds)
Terry Day(from London、Ds)
松本ちはや(Per)
蜂谷真紀(Voice)
佐渡島明浩、Margatica、木野彩子(Dance)

→メンバープロフィールはこちら

【場所】
新宿PIT INN
http://www.pit-inn.com/index_j.php
新宿区新宿2-12-4アコード新宿B1

【料金】
¥3,000+Tax 8% (1 Drink 付き)

【ご予約・お問い合わせ】
03-3354-2024 (新宿PIT INN)

【イベント詳細】
http://miya-music.com/Tokyo-Improvisers-Festival


<参考リンク>
Miya(フルート奏者)
http://cargocollective.com/miya

Miya presents "Connecting People" #7:Miya presents Connecting People

フルート奏者、Miyaさんが国内外問わず行く先々での出会いをつなぎ、音楽の輪を広げていく
「Miya presents "Connecting People"」!

Miyaさんを中心にインプロヴァイザーが一堂に介するイベント、
「Tokyo Improvisers Festival 2014」が間もなく、7月22日(火)新宿PIT INNにて開催されます。

そこで今回はこのイベントに出演されるダンサー(!!)の木野彩子さんがゲスト。
ビデオにもありましたが、ダンスも楽器と捉え同じハーモニーを描く、まさにオーケストラの一人ですね。
即興の舞台で共演する「音楽」と「ダンス」。非常に興味深いです。
当日はダンサーが3人参加されるそうで、そちらも注目ですね。

英語バージョンのビデオには即興音楽シーンの重鎮、テリー・デイも出演しています。

即興音楽に触れることのできる「Tokyo Improvisers Festival 2014」。
興味のある方は是非どうぞ。


【Saiko and Miya】(日本語バージョン)

Saiko and Miya JP from Miya on Vimeo.


【Saiko Terry Miya】(English ver)

Saiko Terry Miya ENG from Miya on Vimeo.




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【Miya Presents 「Tokyo Improvisers Festival 2014」】
2014年はMiyaの10周年企画として、ジャズと即興それぞれをフィーチャーしたイベントを企画しています。第一回目の本ライブでは、ロンドンから即興界の重鎮テリー・デイ(ds)を迎え、The Tokyo Improvisers Orchestraと共に、興奮の即興演奏体感ライブをお送りします。様々なバックグラウンドを持つ表現者が一同に介し、一緒に演奏したり、あるいは音を出さなくても空間を共有する事で生まれるエネルギーを感じとり、ステージに反映させます。第一部は、テリーとMiyaの即興Duoや、アーティスト一人一人の表現、全体のアンサンブルが楽しめるステージをお送りします。第二部の即興オーケストラは、ヨーロッパで旋風を巻き起こしている即興交響楽団のシステムを用い、世界共通言語としての指揮法に加えて、メンバーによる独創的な指揮で東京のユニークさをアピールします。Miyaがナビゲートする世界最先端の即興を、はじめて即興を聴くお客様にも気軽に楽しんで頂けるライブです。

【日程】
2014年7月22日(火) Open 19:30 Start 20:00

【出演】
The Tokyo Improvisers Orchestra
小塚 泰、横川理彦(Vn)
Miya (Fl)
山田 光、森 順治、吉田隆一 (Reeds)
金子雄生(Tp)
荻野 都、照内央晴(P,objects)
吉本裕美子(G)
岡本希輔、カイドーユタカ、谷口圭祐(B)
荒井康太、白石美徳、山岸直人(Ds)
Terry Day(from London、Ds)
松本ちはや(Per)
蜂谷真紀(Voice)
佐渡島明浩、Margatica、木野彩子(Dance)

→メンバープロフィールはこちら

【場所】
新宿PIT INN
http://www.pit-inn.com/index_j.php
新宿区新宿2-12-4アコード新宿B1

【料金】
¥3,000+Tax 8% (1 Drink 付き)

【ご予約・お問い合わせ】
03-3354-2024 (新宿PIT INN)

【イベント詳細】
http://miya-music.com/Tokyo-Improvisers-Festival


<参考リンク>
Miya(フルート奏者)
http://cargocollective.com/miya

木野彩子(ダンサー)
http://saikino.blogspot.jp/

WHISKY MODE Vol.59ゲスト - cro-magnon:WHISKY MODE

今回の「WHISKY MODE」、ゲストは日本が誇るインスト3ピースバンド、cro-magnonの皆さん。
(左から、Dr&Per:大竹重寿さん、G&B:コスガツヨシさん、Key:金子巧さん)

出演を楽しみにしてくれていたらしく、番組史上初、おつまみ持参でお越し頂きました(笑)。
まずはザ・マッカラン ファインオーク12年のハイボールで乾杯です。

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Photo by daisuke ishizaka


■今回PICK UPしたウイスキー:ザ・マッカラン ファインオーク12年■

スコットランドの名門「ザ・マッカラン蒸溜所」がおくるマッカランの新シリーズ!
マッカランの特徴である"シェリー樽原酒"をはじめ、3種類の異なる樽で熟成させた原酒を絶妙なバランスでバッティング。シェリー樽"由来の華やかさを残しつつ、ライトでスムーズな飲み口です。また、ハイボールにすると一層華やかさが引き立ちます。

ザ・マッカラン ファインオーク12年プレゼント:応募はこちらからどうぞ


■cro-magnon × ザ・マッカラン ファインオーク12年■
「美味しいですね。ドライフルーツともよく合う。」 by 大竹重寿(cro-magnon)

「アトマイザーの香り付けがいいですね」 by コスガツヨシ(cro-magnon)

「最近結婚したんですが、奥さんがウイスキー好きで。中でも一番好きなのが「マッカラン」!
 僕も影響を受けて最近本当によく飲んでます。」 by 金子巧(cro-magnon)


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Photo by daisuke ishizaka


cro-magnonは7/16に約3年半振りとなる待望の新作『V』をリリース。
番組内で詳しく語ってくれていますが、ジャズあり、アフロファンクあり、
レイドバックサウンドありとcro-magnon印の1枚です。

PVになっているこの曲はパーカッシブで、クラブで盛り上がりそうなナンバーです。


【cro-magnon 「Patchwork Jazz」PV】




今回収録スタジオに楽器を持ち込み、生演奏してくれました。
「WHISKY MODE」だけでしか聴くことのできないエクスクルーシヴなスタジオセッション!
かっこいいです。

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Photo by daisuke ishizaka

そして生演奏後、皆さん早速ハイボールをおかわり。
KAWASAKIさん大忙しです(笑)。


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Photo by daisuke ishizaka


今回のテーマは「Traveling」。
cro-magnonといえば昨年、ヨーロッパツアーを敢行!
なんと24日間に及ぶロード・トリップ、しかもアフリカ大陸まで自分達で移動しています。
その時の様子は以下、youtubeで見ることができます。
これこそまさに男の旅、憧れます。

【Jazzy Sport Euro Tour 2013】




【ザ・マッカラン ファインオーク12年の世界観に通じる楽曲】
→「Seductive World(生演奏) / cro-magnon」
「ザ・マッカラン ファインオークにももちろん合うとは思いますが、このコンパクトなスタジオに合わせてというのもあります。新しいアルバムに収録したこの曲は小さなジャズクラブで演奏したら映えるんです。」
by 大竹重寿(cro-magnon)


【今回のテーマ「Traveling」に合う楽曲】
→「Patchwork Jazz / cro-magnon」
「人生はまさしく旅ですよ(笑)。この曲はまさに我々の旅の人生から生まれた1曲です。新しいアルバム『V』の中でも一押しなので選んでみました。」by 大竹重寿(cro-magnon)


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Photo by daisuke ishizaka


ちなみに今回の番組更新日、7/16(水)はcro-magnonの『V』
KAWASAKIさんのコンピレーションCD『YOU AND THE MUSIC compiled by DJ KAWASAKI』のリリース日!
皆さん是非チェックしてください~。


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Photo by daisuke ishizaka

収録終了後、スタッフからKAWASAKIさんのサプライズ誕生日プレゼント!
似顔絵入りケーキとKAWASAKIさんが欲しがっていた非売品のアトマイザー。
喜んでくれました~。

このケーキは原宿・神宮前にあるアメリカン・レストランZIP ZAPさんで作って頂きました。
素敵なケーキありがとうございました。

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Photo by daisuke ishizaka


ZIP ZAP
東京都渋谷区神宮前6-9-11 堺ビル 1F
JR原宿駅 表参道口より徒歩5分
東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前<原宿>駅 4番出口より徒歩3分
明治神宮前駅から228m
営業時間:11:30~23:00
(L.O. Food 22:00 / Drink 22:30)


番組では皆さんから頂いたメッセージやリクエストもご紹介しています。
抽選でゲストとのサイン入り写真+ウイスキーをプレゼント!

この9月をもって「WHISKY MODE」が終了します。
残りあと2回(涙)、印象的な思い出、KAWASAKIさんへのメッセージ是非お送り下さい。

応募はこちらからどうぞ

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Photo by daisuke ishizaka

収録風景等、番組のfacebookページにもたくさん掲載しています。
そちらも是非チェックしてみて下さいね~。

「WHISKY MODE」facebookページ

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『V / cro-magnon』

V


V / cro-magnon

リリース:2014年7月16日
Lastrum
製品番号:LACD-250

cro-magnonが5thアルバム『V』をリリース。オリジナル・アルバムとしては2010年12月のボーカリスト・コラボアルバム『joints』以来約3年半ぶり、まさにファン待望のリリースとなる本作。アナログ・マルチテープでレコーディング、ヴィンテージ楽器を使用するなど録音にも拘り抜いて制作され、じわじわと熱量を上げていく銀河系パーカッシヴ・ハウス「Patchwork Jazz」やKINGDOM☆AFROCKSのIZPONをボーカルに迎えた「bonita」など、聴けば聴くほど深みにはまる素晴らしい内容となっている。






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【cromagnonプロフィール】
1996年、米国ボストンにて、Dr&Per:大竹重寿、G&B:コスガツヨシ、Key:金子巧が出会いジャムを始める。99年帰国後、Loop Junktionを結成。1枚のミニアルバム、2枚のフルアルバムをリリースし2004年惜しまれつつも活動停止。同年、進化した三人が原点に立ち返り、cro-magnonとして活動開始。ジャンルを軽く超越したgrooveでトリオの可能性を追求中。ステージの大小を問わず必ずオーディエンスを踊らせる。韓国や東南アジアでも人気爆発。2009年には2度目のヨーロッパツアーを成功させ、同年8月5日に通算4 枚目のフルアルバムをリリース! 2010年12月はcro-magnon初となる全曲Vocalistとのコラボアルバム『joints』をリリース!! (参加アーティスト:土岐麻子、さかいゆう、七尾旅人、Roy Ayers、TWIGY、gagle、鎮座ドープネス、S.L.A.C.K. & PUNPEE、MC KAN、三宅洋平 、有坂美香 、Steve Spacek)。2011年、一度は解散するも、2012年1月28日APPI JAZZY SPORTにて再びステージに、同年4月には初のベストアルバム『THE BEST』をリリースし完全復活となった。さらに、同年7月には漫画「へうげもの」とのコラボ・アルバム『乙』をリリース。吉幾三をフィーチャリングした楽曲等で新境地を見せた。2013年には3度目のヨーロッパツアーを敢行し、その記録映像がTHE NORTH FACEの公式YOUTUBEチャンネルにアップされ話題に。そして今年7月には5枚目のオリジナル・アルバム『V』がリリース決定!!!

cro-magnon オフィシャル・サイト
cro-magnon ライヴ・スケジュール


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■With Female Vocalists■

このコーナーでは素敵な3名の女性ボーカリスト、
orange pekoeのナガシマトモコさん、青木カレンさん、
そしてJiLL-Decoy associationのchihiRoさんが交替で登場。
ウイスキーの似合うシーンをイメージして選曲してくれます。

このコーナー今回でラストです。
最後に登場してくれたのはorange pekoeのナガシマトモコさん。

テーマ「Traveling」に合わせ、「旅をするように生きる」というテーマで選曲してくれました。
普段の生活の中でもいつも旅をしているように生きていきたい、
というナガシマさんのメッセージ素敵です。

このコーナーに参加してくださったナガシマさん、青木カレンさん、そしてジルデコのchihiRoさん、
本当にありがとうございました!




M1: 「My Native LandII / 藤本一馬」

My Native Land


My Native Land / 藤本一馬

リリース:2014年7月9日
KING RECORDS
製品番号:KICJ674

音でたぐり寄せるネイティヴ・ランド、旅する楽曲の記録。 東京の新たなチェンバー・ サウンド、アンサンブルの進化 系を提示する藤本一馬3rdアルバム。ギタリスト/コンポーザー、 藤本一馬の3rdアルバム。 自身のルーツを旅するよう に 音 で 探 り 、変 化 し て い く 作 風の現在を捉えた作品集。 岡 部 洋 一( p e r )、沢 田 穣 治(Choro Club/b)、工藤精 (b)とのギタートリオを軸 に 、金 子 飛 鳥( v l )、佐 藤 芳 明 (accordion)、現代ブラジル最高峰のピアノ奏者アンドレ・ メマーリを曲ごとに迎えたカルテット編成中心の録音。 東京の新たなチェンバー・ サウンド、アンサンブルの進化 系を提示する


M2: 「Vera Cruz / orange pekoe」

Soul Delivery Live -shibuya Ax-


Tribute To Elis Regina / orange pekoe

リリース:2013年3月6日
Playwright
製品番号:PWT1

36歳という若さでこの世を去ったブラジルの国民的大歌手エリス・レジーナを讃え、orange pekoeが彼女の愛唱曲の数々をカバー! 没後30年メモリアルイヤーの2012年、当時の機材を使ったアナログ・レコーディングにて、その世界が蘇る。ブラジル音楽ファンだけでなく、すべての音楽ファンに贈る、orange pekoeによる珠玉のエリス・レジーナ・カバーソング集。








M3: 「Flower / orange pekoe」

Oriental Jazz Mode


Oriental Jazz Mode / orange pekoe

リリース:2013年10月23日
KING RECORDS
製品番号:KICJ657

7thアルバムとなる今作は、今までのサウンドに加え、中近東、北アフリカ、またアジアなどを含むオリエンタルな要素を独自に昇華した楽曲を制作 し、1枚のアルバムとして新たな境地を切り開いた。 ミュージシャンにはピアノ吉澤はじめ、アラブバイオリン及川景子、パーカッション岡部洋一をはじめとした様々なシーンで活躍するメンバーが参加。THE BODY SHOPとのコラボソング「FLOWER」、またファンの間ではすでにライブでの人気曲「Foggy Star」やハイライト「A Seed of Love」を含む全10曲収録。






【orange pekoe LIVE】
■2014.7.19 (sat)
"ペンギンと音楽の夜~Penguin Music Night~" Acoustic duo Live at 東京 すみだ水族館
■2014.7.21 (mon/祝)
"GOTTON JAM meets MUSIC CAMP" at 福岡県 嘉穂劇場
■2014.07.26(sat)
葉山マリーナ「トラットリア マリーナ・デルソーレ」
MARINA DEL SOLE×TOYONO Brasil with you vol.2 orange pekoe acoustic duo live
■2014.07.27(Sun)
AJI FES @ひたちなか市阿字ケ浦海岸
■2014.8.2 (sat)
"GREENROOM LIVE '14" at 神奈川県由比ケ浜 BLUE WINDY LOUNGE

orange pekoe LIVE SCHEDULE


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【orange pekoe プロフィール】
ナガシマトモコ (ヴォーカル、作詞)と藤本一馬(ギター、作曲、編曲)により1998年に結成され、関西で活動を開始。自宅録音を駆使し作品を制作する傍ら、関西のクラブやカフェを中心にライブを展開。DJ、クリエイターを中心に大きな支持を受け、2002年にメジャーデビュー。ナガシマトモコの甘美で唯一無二の歌声、藤本一馬の独創的なギター、そしてジャズ、ブラジル、ソウル、ラテンなど、様々なジャンルの音楽を確固たるオリジナリティで昇華した自作自演のスタイルで、日本のオーガニック・ミュージックシーンをリードする存在として、同世代から圧倒的な支持を受けている。また作品ごとにアートやファッションとのコラボレーションを展開するなど、そのヴィジュアルワークにも注目が集まる。現在まで6枚のオリジナルアルバムをリリースし、アジアや、ニューヨークでのCDリリースやライブ公演など海外にも活動の幅を広げている。ライブにおいては、真にアコースティックで二人の息づかいが聞こえるデュオ編成、またグルーヴィーで迫力溢れるバンド編成、どちらの編成も観客を惹き付けてやまないライブバンドとしての一面も支持されており、歌とギターのみによるデュオ・スタイルでのツアー「orange pekoe acoustic duo tour」、また「orange pekoe with the Big Band party night!!!」と 題して総勢18人からなるビッグバンド・オーケストラでのライブを開催。昨年はレギュラーバンドにバイオリンや中近東のパーカッションなどを迎えた新たなバンド編成でのライブを展開し、12月にはブラジルの国民的大歌手エリス・レジーナの没後30年を記念したカバーアルバム『orange pekoe / Tribute To Elis Regina』をリリース。インドネシアソニーからはベストアルバムもリリースされ、インドネシア公演も成功裏に終えた。また、それぞれソロとしての活動も始動し、ギタリストとしての1stソロアルバム「SUN DANCE」が各方面から高い評価を得ている藤本一馬の2ndアルバム『Dialogues』もリリース。カルロス・アギーレ、ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート、北村聡らを迎え、ジャズや南米音楽の国境、その先に辿りついた美しき作品集として結実。今年はニューヨークで活躍する新進気鋭のミュージシャン達とともにレコーディングされたナガシマトモコのソロアルバムもリリース予定で、現在進行形のジャズ&ソウルミュージックを聴かせるアルバムとして期待が高まる。

orange pekoe Official Site


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【新曲を含むコンピレーションCD『YOU AND THE MUSIC compiled by DJ KAWASAKI』7/16リリース】

YOU AND THE MUSIC compiled by DJ KAWASAKI


YOU AND THE MUSIC compiled by DJ KAWASAKI

リリース:2014年7月16日
SELECTIVE RECORDS
製品番号:SELEC-10007

ジャパニーズ・ハウスの立役者として一躍シーンのトップに躍り出たDJ KAWASAKIが、敢えて4つ打ちを封印し、アルバム『BLACK & GOLD』の流れから、日本代表として今、世界の先端に合流する。JAZZANOVAのボーカリストとして来日し、FUJI ROCK FESTIVALやブルーノート東京のオーディエンスを熱狂させたデトロイトのNo.1ボーカリスト、PAUL RANDOLPHを起用し、Drum&Bassのみならず、Deep House、Jazz Brakesまでを手掛けるMAKOTOと楽曲を共作した新曲 "WHERE WOULD WE BE" も収録!





【沖野修也、DJ KAWASAKIがシングルモルトの世界をテーマにセレクトしたコンピレーションCD】

Magic


WHISKY MODE~A COLLECTION OF CLUB JAZZ / CROSSOVER / SOULFUL HOUSE CLASSICS~

リリース:Now On Sale
ewe records
製品番号:EWSP-0001

シングルモルトウイスキー"の世界観をテーマに、沖野修也、そしてDJ KAWASAKIが("クラブ・ジャズ/クロスオーバー・ミュージック"を)セレクトしたコンピレーションCD。JAZZTRONIK、吉澤はじめの楽曲から、沖野修也自身の楽曲もセレクトした、音楽×ウイスキーの至極のコンピレーションアルバム。共通するのはその多様性と、良質な世界観・・・。個性的な表情を見せるシングルモルトとクラブジャズ/クロスオーバーミュージックが共鳴し合うひととき、(家でも外でも楽しめる)新しいライフスタイルを提案します。

コンピレーションCD「WHISKY MODE」特別ページ

DJ KAWASAKI Official Site
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【WHISKY MODE SHORT STORY Vol.59】
久しぶりに旅をしようと思ったのは、
最高にクールなジャム・バンドがそこにやって来ると知ったから。

"彼らのライブを観る為にやってきた"
それは間違いではないけれど、
誰もが夢を語り、生命力に溢れるこの街は、ずっと私の憧れだった。

摩天楼が背後に広がる 華やかなステージに相応しく、
私は「ザ・マッカラン ファインオーク12年」をソーダで割ってもらう。
シトラスのような華やかな香りとソーダの心地よい刺激。
それは旅と同じように、くつろぎと高揚感をもたらしてくれた。

自分と向き合うことのできる"ウイスキー"と"旅"は似ているかもしれない。
そんな事を考えていると、大きな歓声と共に彼らのステージが始まった。

ドラムとベースの分厚いリズムが
今夜の調子を伺うように、ゆっくりと熱量を加えていく。
そこにフェンダーローズによる温かなメロディーが加わると
会場全体がバウンスし始めた。

まるでホームのように、気持ち良く演奏する彼らを見ていると
なんだか頼もしくて、私の中のポジティブな気持ちも少しずつ膨らんでくる。

遠く離れた街で、これからの自分に乾杯をした。


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Photo by daisuke ishizaka

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【TEAM WHISKY MODE】
PHOTOGRAPHER : DAISUKE ISHIZAKA
NARRATOR : MAKI SUGIMOTO
ARTIST MANAGEMENT : ERI MORI
PROMOTER : TOSHIHIRO ASAI
DIRECTOR : SATOSHI HIROSHIMA

produced by JJazz.Net

Miya presents "Connecting People" #6:Miya presents Connecting People

フルート奏者、Miyaさんが国内外問わず行く先々での出会いをつなぎ、音楽の輪を広げていく
「Miya presents "Connecting People"」アゲイン!!

ロンドン留学時にビデオレターを届けてくれていたMiyaさん。
これまでは海外の即興シーンの紹介が中心でしたが、
この度東京版ともいえる内容で新たにビデオをアップされています。

今後数回に分け、Miyaさんがジャンルとしての即興、
そしてインプロバイザーはどういうものなのかを分かりやすく説明してくれます。

初回のゲストは、The Tokyo Improvisers Orchestraを一緒に立ち上げられた先輩、
コントラバス奏者の岡本希輔(まれすけ)さん。
即興シーンにおけるヨーロッパと日本の認識の違い等、とても分かりやすく知ることができます。
またお二人の即興によるセッションも!
インタビューの後にその演奏を聴くと、音楽本来のプリミティブな姿、
型にはまらない自由さというのがなんとなく分かるような気がしました。

そして7月22日には新宿のPIT INNにて、即興に焦点を絞ったイベント
「Tokyo Improvisers Festival 2014」もあります。
(※Tokyo Improvisers Festival詳細についてはこちら

フルート大使Miya さんがいざなう"即興音楽"の世界。未体験の方、この機会に是非どうぞ。


【イントロダクション】

introduction from Miya on Vimeo.


【インタビュー:岡本希輔】

Maresuke JP from Miya on Vimeo.


【セッション】

Maresuke 1 from Miya on Vimeo.




【The Tokyo Improvisers Orchestra 関西ツアー】
日時:2014年7月14日(月)17:30 open/18:30 start
場所: 大阪阿波座 / nu things

〒550-0011 大阪市西区阿波座2-2-22 ルポ西本町 B1
出演:Terry Day (perc)、Maresuke(bass)、臼井康浩(guitar)、森 順治(sax)、山田いづみ (dance)、珠音(piano)、森美香代(dance)、小谷ちず子(dance)、三木美智代(dance)、白石美徳(perc)、佐渡島 明浩(dance)、山岸直人(per)、蜂谷真紀(voice)、橋本英樹(tp)、多々羅茂隆(per)他
料金:予約¥2,000 当日¥ 2,500 + ドリンクオーダー
予約・問い合わせ:関西コラボ芸術表現協議会(関コラ)
06-6715-0266(BRICKS STUDIO内)

一部 ワークショップ18:30~20:00
Part 1: TIO&大阪ゲストダンサー によるデモ演奏
Part2: 観客参加 指揮や演奏のレクチャーと実演。まずチームに分けて、
アンサンブル(少人数)で行い、徐々に人数を増やし、オーケストラへ繋げていく。
20:00~20:30 (休憩&質問タイム)
二部 オーケストラ 20:30~21:30 3人~4人の指揮者による演奏 20~25分×4セット


日時:2014年7月15日(火)18:30 Open 19:30 Start
場所: K・D ハポン

〒460-0012 名古屋市中区千代田5丁目12-7
TEL (052)251-0324 PHS 070-5257-1324
出演:Terry Day (perc)、Maresuke(bass)、臼井康浩(guitar)、森 順治(sax)、山田いづみ (dance)、白石美徳(perc)、佐渡島 明浩(dance)、山岸直人(per)、蜂谷真紀(voice)、Miya (flute)、照内央晴(pf)、古池寿浩(trombone)他
料金:前売2,000円,当日2,500円+1ドリンク


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■Tokyo Improvisers Festival詳細(JJazz.Net BLOGページ)
【Miya活動10周年とTokyo Improvisers Festivalに向けて】


<参考リンク>
Miya(フルート奏者)
http://cargocollective.com/miya

岡本希輔(コントラバス奏者)
http://www.facebook.com/maresuke.okamoto

ホテルニューオータニ POOL by NIGHT THE "O" LOUNGE:ニュース / NEWS

今年もこの季節がやってきました。
ホテルニューオータニ(東京)のガーデンプールが7月19日から営業を開始。

我々もお邪魔したことがありますが、ここはまさしく都心で楽しむリゾート!
プールは広大なホテル内の庭園の緑に囲まれているということもあり、
東京の真ん中でも、南の島もしくはヨーロッパの避暑地を思わせる非日常な空間が広がります。

そして7月25日からは「POOL by NIGHT THE "O" LOUNGE」としてナイトプールがスタート。
ライトアップされた夜のプールにはグッドミュージックが加わり、よりラグジュアリーな雰囲気が漂います。
ボサノヴァLIVEは、市川愛&平岡雄一郎、吉野幸子、nobie&鈴木よしひさ、TOYONO&竹中俊二、Saigenjiが出演。

真夏の夜を都心のリゾートで過ごしてみませんか?

POOL by NIGHT THE


【ホテルニューオータニ POOL by NIGHT THE "O" LOUNGE】

色とりどりにライトアップされたプールは、都心と思えない大人のリゾート。
心地よい音楽と、幻想的な水辺の空間は、心身ともにリラックスできる大人のための遊び場。

【営業期間】
2014年7月25日(金)~ 9月6日(土)※日曜日を除く

【営業時間】
18:00~22:00 (最終入場 21:00)
※18:00以前にご入場のお客さまは、引き続きご利用いただけます。

【料金(入場料)】
ご宿泊のお客さま:¥3,000

外来のお客さま:¥5,000
※月・火曜日はレディースデー! 女性優待料金 ¥4,000

【場所】
ホテルニューオータニ
http://www.newotani.co.jp/tokyo/
〒102-8578 東京都千代田区紀尾井町4-1
・赤坂見附駅(地下鉄 銀座線・丸ノ内線)D紀尾井町口 3分
・永田町駅(地下鉄 半蔵門線)7番口 3分


→GLAMOROUS SUMMER 2014 : ホテルニューオータニ
http://www.newotani.co.jp/tokyo/summer/index.html


【出演】

[8/5(火) 市川愛&平岡雄一郎 DUO]

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■市川愛
神奈川県藤沢生まれ、5歳よりピアノ、バイオリン、声楽を始める。慶応義塾大学在学中、鎌倉Jazz Club Daphneと出会いジャズに惹かれ、2009年秋Berklee College of Musicに奨学金を得て留学。 NY、ボストンのジャズバーで歌う。2010年の秋には、姉妹校であるギリシャにあるNakas Music Conservatoryにてオペラ歌手のレッスンを受け、トロンボーン奏者Antonis Andreouのバンドにボーカル参加。2012年5月に卒業、日本に帰国し活動を開始。小野リサ、伊藤君子らとの活動で幅広く知られるギタリスト平岡遊一郎をプロデューサーに迎え、10月に1st Solo Album "The standards I've met"を全国発売。発売と同時にタワーレコードの「いまどきのいい女」に掲載される。ポップなオリジナルバンド"Da Lua"の2nd Albumであり初のFull Albumとなる"Full Moon"が2012年12月14日に全国発売。そして待望のsolo 2nd Album "Haven't we met"が 2013年10月2日に発売される。菊地成孔/大谷能生によるジャズドミュニスターズへの参加、平戸祐介ソロツアーに参加等、活動の幅は多岐に渡る。時に切なく、時に元気に、ジャンルに捕われず人の心に純粋に響く唄を歌う。

市川愛 オフィシャルサイト


■平岡雄一郎
1967年1月22日生 静岡県富士市出身。アコースティックギターを中心にジャズ、ブラジル音楽、R&B、ポップス、ロック、カントリーなど幅広いジャンルを演奏できるギタリストとして、様々なコンサート、レコーディングに活躍中。現在までに、Walter Bishop Jr.、Harb Ota、亀渕由香、伊藤君子、小野リサ、ピンクレディ、辛島美登里、荻野目洋子、チャリート、スティーブ サックス、ジョナサン カッツ、トム ピアソン、井上信平、SOM BRASIL、原田芳弘、村上ゆき 、CAYO 、大城蘭、他多数のコンサート、ライブ、レコーディングに参加。

平岡雄一郎 オフィシャルサイト


[8/12(火) 吉野幸子 SOLO]

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■吉野幸子
福岡県生まれ。神奈川県育ち。 小さいころよりピアノ、バイオリンなどを習い、中学・高校では合唱部に所属 大学では電気工学を専攻 大学在学中にブラジル音楽に興味を持ちボサノヴァを歌い始める。2004年初めてブラジルを旅行したことをきっかけに、本格的に演奏活動を開始 。ブラジル人ボーカリスト ヴィウマさんのCD『Esquina de SP』にバックコーラスとして参加。2014年3rd アルバム『Serenata』発売。現在は、ギター弾き語りスタイルで都内のライブハウスやレストランを中心に出演・活躍中 。やわらかい歌声とリズミカルなギターで演奏するボサノヴァは、聞き手に安らぎを与えると定評がある

吉野幸子 オフィシャルサイト


[8/19(火) nobie&鈴木よしひさ DUO]

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■nobie
福岡県出身。2歳からバイオリン、7歳からピアノを習い始め、 両親の影響で幼少時から Soul、JazzなどのBlack Musicを聴いて唄って育つ。2003年、東京大学薬学部薬学科卒業。 在学中にブラジル音楽にも目覚め、MPBの黄金期を支えたベーシストLuizão Maia*のバンドに誘われフロント・シンガーになる。 大学卒業後はファーマシスト&シンガーとして音楽活動を始める。2008年より、Soil & "Pimp" Sessionsのピアニスト丈青らとのバンド(Alma plus) に参加。2009年、プロデューサー宮田茂樹の仲介でトニーニョ・オルタに出会い、 彼のアルバムにシンガーとして請われ初渡伯。アルバム 「MINAS - TOKYO」で三曲参加。 2010年、トニーニョ・オルタの日本ツアーに同行。Jazz, Soul,Brazil,Original等ジャンルに捉われない幅広い音楽活動を展開している。 現在、2013年夏にamp'box labelよりプラッサオンゼでのライブ盤を配信リリース。
*Luizão Maia : サンバで用いられるスルドの音を初めてエレキベースで表現し Antonio Carlos Jobim、Elis Regina、Djavan、Hermeto Pascoal、小野リサなど数々のミュージシャン達を支えたベーシスト。

nobie オフィシャルサイト


■鈴木よしひさ
大分県出身。作曲家、ギタリスト&キーボーディスト。ギターと足鍵盤とボイスパーカッションを同時演奏することができる。作曲家として「パラッパラッパー」他多数TV番組の音楽を制作、最近はアニメ「スティッチ!」で日本人初のディズニーアニメの音楽を手掛ける。その他ジャズギタリストとしてコンテンポラリーなスタイルを持ち味として活動中。 本多俊之(sax)の片腕として数々の録音&ステージに参加。中路英明オバタラをはじめ大槻カルタ(Dr)のヴァーチカルエンジン、つづらのあつし(sax)トリオ、小林マサヒロ(tp)グループ他数々のジャズフュージョン系のセッションに参加。パーマネントバンド「パンバニーシャ」としても自己のオリジナル曲を中心にライブを展開。2007年からはNY在住のアーティストMonday満ちるのサポートギタリストを努めるなど幅広く活躍する。

鈴木よしひさ オフィシャルサイト


[8/26(火) TOYONO&竹中俊二 DUO]

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■TOYONO
天性の魅力をもつ歌声を生かしたサウンド、ブラジルへの深いリスペクトから生まれる斬新で自由な楽曲たち...刺激的で心地よい彼女の音楽は、まさにTOYONOならではのブラジルスタイル。大阪出身。ブラジルから帰国後99年伊藤ゴロー(g)とのアコースティックユニット"Espíritoエスピリト"で、オノ・セイゲンのプロデュースにより「serafim」をリリース。TOWER RECORDSが選ぶ99年名盤100選にも選ばれる。その後01年「Litoral」でソロデビュー、ブラジルディスク大賞入賞、04年「ginga mais」、その後以降ギタリスト竹中俊二によるサウンドプロデュースで07年「pelicano heaven」09年初のカヴァーアルバム「Luz do sol」、10年12月「アクアレーラ」を制作。これまでに5枚のアルバムをリリース。比類のない独自のブラジルスタイルと歌声が評価され、10年10月に開催された「銀座インターナショナル・ジャズ・フェスティバル」に国内海外招聘12アーティストのうちの一組として出演を果たす。

TOYONO オフィシャルサイト


■竹中俊二
19××年10/23生まれ。8才よりピアノ、12才よりギターを始める。実家がジャズ喫茶を経営していた影響により、自然に音楽に興味を持つ様になる。兄がセミプロのギタリストだった影響でRock、R&B、Jazz、Fusionなどにも興味を持つように成り、雑食系ミュージシャンの基盤を作る。 その後、クラシックギターを平木勝津夫氏に、ジャズギターを潮先郁男氏に師事し、ストリングス&ホーンアレンジをライブ経験により独学で学ぶ。多重録音やシンセサイザーにも興味があり、作曲編曲をする様になる。1999年よりリーダーバンドTIRONを立ち上げ、松本圭司(Key)菰淵樹一郎(Bass)岡部洋一(Perc)等とともに2001年「TIRON3」を2002年に「TIRON2」をリリース。そして、TIRONは2003/3韓国でのCDリリースも果たし、KBSの音楽番組「ラブレター」に出演、メディアで大々的に取り上げられる。現在は、ポップス、R&B、ジャズ、ブラジルなど、あらゆるジャンルを行ったり来たり。平井堅、ゴスペラーズなどその他多くのレコーディングや、ゲーム音楽クリエーター、その他アーティストへの楽曲提供やアレンジ。ドン・キホーテの様な幅広い分野を駆けめぐるクリエーター&ギタリスト。

竹中俊二 facebook


[9/2(火) Saigenji SOLO]

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■Saigenji
1975年広島生まれ。沖縄~香港~沖縄~東京育ち。9才の時に「コンドルは飛んでいく」に感銘を受けケーナを始める。南米の民族音楽フォルクロ-レやブラジル音楽を中心にsoulやjazzなどありとあらゆる音楽を飲み込み、肉体的に吐き出すギタリスト&ボイスパフォーマー、インプロヴァイザ-、ソングライタ-。その圧倒的なエネルギ-に満ち溢れたパフォーマンス、卓越した技術とセンスに裏付けられた存在感は観た者全てを虜にする。独自の観点から生み出される作詞作曲も多方面で高い評価を受けている。これまでにMISIA、MONDO GROSSO、冨田ラボ、今井美樹、アン・サリー、平井堅、LOSALIOS等にゲストボーカルやギタリストとして、また「IT'S ONLY ROCK'N ROLL (BUT WE LIKE IT) -A TRIBUTE TO ROLLING STONES-」「Felicidade -A Tribute to Joao Gilberto-」「Disney Girls」等、数々のトリビュートアルバムにも本人名義による独自の楽曲解釈で多数参加している。また、「it's too late」「close to you」「GOLDEN LADY」の超絶カヴァーはFMで大量OAされて話題を呼んだ。アルバム「Innocencia」からは2曲が映画「東京タワー」にの挿入歌として使用され、「ダイワハウス」「金のごまだれ」「サッポロドラフトワン」などのCMでもSaigenjiの歌声&ギターがOAされている。2000年〜2004年には年間150本以上のLIVEを行っており、2004年にはシンガポール、パリ、ソウルでもツアーを敢行し、エネルギッシュなパフォ-マンスで聴衆を熱狂させた。2005年4月には、カエターノ・ヴェローゾのプロデュースワークやモレーノ+2で活躍中のブラジル新世代の気鋭アーティスト"カシン"プロデュースによるブラジル録音を敢行し、4枚目のアルバム「ACALANTO」を完成させた。2006年7月に5枚目のアルバム「Music Eater」を発売。ここ数年ライブでステージを共にしている同年代のミュージシャンとのバンドサウンドを聴かせる、よりグルーヴィでストレートな内容に仕上がっている。2007年11月に初のベストアルバム「Seleção」をリリース。 2008年6月には待望の6枚目のアルバム「Medicine for your soul」をリリース。Saigenjiの新しいステージへの扉を開けた渾身の一枚。 そして2012年、Saigenji2年半ぶりにキャリア初となる「弾き語り」アルバム「ONE VOICE,ONE GUITAR」をリリース。

Saigenji オフィシャルサイト

YUKATA de JAZZ @ Motion Blue yokohama:ニュース / NEWS

浴衣でJAZZを楽しむキャンペーンが、7/20よりMotion Blue yokohamaで始まります。

浴衣で楽しむ"真夏の夜のジャズ"。
より華やかな時間を過ごせそうですね。


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Motion Blue yokohama 夏のキャンペーン【YUKATA de JAZZ】

観に行くライヴが決まったら、次は浴衣のご用意を♩
デートに、女子会に、浴衣と音楽で彩るステキな夏をお過ごしください。
キャンペーン期間中の公演に、浴衣/和装でご来場いただいたお客様にプレゼントと特典をご用意!

【開催期間】
7/20(日)〜8/14(木)

■Present 1
オリジナル・アペリティフ 1杯プレゼント
「夏木立(ナツコダチ)」※ノンアルコールもございます
□プレゼント期間:7/20(日)〜31日(木)
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■Present 2
オリジナル・アミューズ 1品プレゼント
「カラフルプチトマトのトマトコンソメジュレ」
□プレゼント期間:8/1(金)〜14日(木)
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【特典】
3〜4名様お揃いで浴衣/和装でお越しいただくと、ボックスシートにご案内いたします!
□サービス期間:7/20(日)〜8/14(木)
※ご来場当日、ボックスシートの予約に空きがある場合に限ります
※ボックスシートには3〜4名様でのみご着席いただけます
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※他割引プランとは併用いただけません。

■YUKATA de JAZZ詳細
http://www.motionblue.co.jp/special/yukata_de_jazz/


★ブルーノート東京 & 丸の内コットンクラブでも合同開催★
◆BLUE NOTE TOKYO ブルーノート東京
[実施期間 7/19(土)~8/20(水)]
http://www.bluenote.co.jp/jp/event/yukata/indextest.html

◆COTTON CLUB コットンクラブ
[実施期間 7/22(火)~8/17(日)]
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/2014/hot_cool/


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【Motion Blue yokohama】

<住所>
〒231-0001
横浜市中区新港一丁目1番2号 横浜赤レンガ倉庫2号館3F

<お問い合わせ>
045-226-1919 (11:00am~10:00pm)

<営業時間>
平日 / 5:30pm-11:00pm Showtimes_7:00pm & 9:00pm
土・日・祝日 / 4:00pm-9:30pm Showtimes_5:30pm & 7:30pm
※ 営業時間は、公演により変更する場合がございます。

Motion Blue yokohama web page

"TOUCH OF JAZZ"アルバム - 牧山純子 セレクト:TOUCH OF JAZZ

青木カレンがナビゲートする番組「TOUCH OF JAZZ」では、毎回ゲストの方に
自身の「TOUCH OF JAZZした作品=ジャズに触れた作品」をご紹介いただいています。


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今回のゲストはジャズ・ヴァイオリニストの牧山純子さん。

ずっとクラシックを学んできた牧山さんが初めてジャズに触れた作品がこちら。
ヴァイオリニスト、イツァーク・パールマンから知ったジャズの世界、まさに一期一会です。


『SIDE BY SIDE / Itzhak Perlman & Oscar Peterson』

「このアルバムはアメリカ旅行に行った時に何気なく買ったものなのですが、昔からパールマンが好きで彼の作品を集めていたんです。家に帰って聴いてみたらバッハやチャイコフスキーといったクラシックではない知らない曲だったのでインターネットで調べてみた所、「Misty」や「Mack The Knife」という曲が、所謂ジャズスタンダードだということを知ったんです。これが"ジャズ"との出会いになりました。

実は親が厳しくて留学を許してもらえる家庭ではなかったんですけど、親も好きだったパールマンも弾いているからジャズを勉強したいって伝えたんです。日本には当時ジャズヴァイオリンの先生がいなかったので、それを理由にバークリーに入学しました。ちょうど良いきっかけだったんですよね。

バークリーで初めて即興演奏に出会って、分からない英語と分からないジャズ用語やらで泣きながら過ごしたのですが、今逃げてしまったらきっとこの世界には戻れないと思いながら必死にかじりついていくような感じでした。でも、何も決めていないのに一体になれるその瞬間、鳥肌がたつようなあの瞬間が忘れられず、即興演奏にのめり込んでいきました。私の新しい世界を広げてくれたのが、ジャズに触れさせてくれたのがこの作品でした。」牧山純子


■タイトル:『サイド・バイ・サイド』
■アーティスト:イツァーク・パールマン アンド オスカー・ピーターソン

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[収録曲]
1. Dark Eyes
2. Stormy Weather
3. Georgia on My Mind
4. Blue Skies
5. Misty
6. Mack The Knife
7. Nighttime
8. I Loves You Porgy
9. On The Trail
10. Yours in My Heart Alone
11. Makin' Whoopee
12. Why Think About Tomorrow?


【Misty - Oscar Peterson & Itzhak Perlman (1994)】




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Fried Pride横田明紀男がプロデュースした新作 『月虹』6月18日リリース

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■タイトル:『月虹』
■アーティスト:牧山純子
■発売日:2014年6月18日
■レーベル:ポニーキャニオン
■製品番号:PCCY30222

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[収録曲]

1. 月虹
2. アンダルシアの風
3. Some Skunk Funk
4. 天上の道しるべ
5. Affirmation
6. Can't Give You Anything (But My Love)
7. 月下美人
8. Minor Swing
9. こころのひかり
10. Everything(カバー)
11. Sunny-Side Up
12. Smile
13. 希望への道(passionate version) ボーナス・トラック

ジャズ・ヴァオリニスト、牧山純子のアルバム。牧山が奏でる、ポップでロックでキャッチーなサウンド!Fried Prideのギタリストとしても知られる横田明紀男がプロデュースを担当。

【ジャズバイオリニスト 牧山純子】 NEWアルバム「月虹」】

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【牧山純子】(ヴァイオリン)
東京都出身。3歳からピアノ、4歳よりヴァイオリンを始め、海野義雄、大谷康子に師事する。武蔵野音楽大学卒業後フランスで研鑽を積み、帰国後ソリストとして新宿オペラシティ、草月ホール等多数コンサートに出演。2002年バークリー音楽大学に入学しジャズヴァイオリンを専攻する。在学中にデイビッド・フォスターやスティーブン・タイラー(エアロスミス)とも共演。2002年NHK紅白歌合戦(平井堅「大きな古時計」)ではアメリカから衛星生中継で出演した。コンサート「トリビュート・トゥ・ガーシュイン」にてゲイリー・バートンと共演。ピアニスト小曽根真に師事。03年3月String Department Achievement Award受賞。その年4月にリサイタルを開催し上原ひろみと、また6月にはニューヨーク、カーネギーホールにてバークリーストリングスオーケストラの一員としてチャーリー・ヘイデン、マイケル・ブレッカー、ケニー・バロンらと共演。9月アメリカより帰国し、小椋佳コンサート「デジャヴー ~赤のあとさき~」、「未熟の晩鐘」全国ツアーにソロヴァイオリニストとして、小曽根真&山形交響楽団シンフォニックジャズ・コンサートに参加。2007年11月、インディーズレーベルより『ポートレイト・オブ・ニューヨーク』を発売。2008年、雑誌『男の隠れ家』の10月1日発売のコンピレーション、ジャズ・クラシック、ボサ・ノヴァの2タイトルにも各1曲ずつ参加。同年11月19日ポニーキャニオンより自身のアルバム『ミストラル』でメジャーデビュー!!翌09年にはフジTV系月9の人気ドラマ「BUZZER BEAT~崖っぷちのヒーロー~」の音楽を担当。ドラマのメインテーマ「彼女の夏」をボーナストラックで収録した2ndアルバム『リベルタ』を11月に発売。そして12年2月にはライブ会場限定販売のミニアルバム『Preghiera〜祈り〜』をリリース。
最近ではジャズシーンのみならず、テレビ・情報ライブ『ミヤネ屋』のコメンテーターも行う。また全国で自身のライブ、テレビ、ラジオ、レコーディング、コンサート等、ジャズ、ポップス、クラシックとジャンルを問わずいろいろな分野において精力的な活動をしている。


■牧山純子LIVE SCHEDULE■
7/10(木) 目黒 Blues Alley Japan 
Cosmic Jazz Ensemble
open18:00/1st.19:30~ 2nd.21:15~(入替なし)
松岡matzz高廣(per)、菱山正太(key)、田中"TAK"拓也(g)、
藤井伸昭(ds)、小泉"P"克人(b)、牧山純子(vln)
ご予約電話番号→03-5740-6041

CD「月虹」発売ツアー 牧山純子 featuring 横田明紀男
7/22(火) 大阪 ビルボードライブ大阪 
1st : open 17:30 start 18:30
2nd : open 20:30 start 21:30
横田明紀男(g/Fried Pride)、牧山純子(vln)
ご予約電話番号→06-6342-7722

LIVE SCHEDULE詳細


牧山純子 オフィシャルサイト→http://www.junkomakiyama.com/
牧山純子 twitter→https://twitter.com/makiyamajunko

bar bossa vol.35:bar bossa

bar bossa


vol.35 - お客様:石郷岡学さん(山形ブラジル音楽普及協会)
「ブラジル音楽に辿り着くまでに、私の音楽的嗜好に決定的な影響を与えた10曲」



いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。
今回は山形ブラジル音楽普及協会の石郷岡学さんをお迎えしました。

林(以下H)「いらっしゃいませ。こんばんは。お飲物はどうしましょうか?」

石郷岡(以下I)「こんばんは。ラム酒がのみたいな。ロックでなにかオススメをお願いします。」

H「ラム酒ですか。ラムは実は宗主国によって味のコンセプトが違います。例えばイギリスではラムは海軍で飲まれていたのでパンチがあるラムが好まれます。ジャマイカはイギリスが宗主国ですので、ジャマイカ産は濃くて強い印象のラムになります。石郷岡さんにオススメしたいのはハイチ産のバルバンクールなんていかがでしょうか。」

I「ハイチはフランスが宗主国...」

H「そうですね。フランスが宗主国だとブランデーのような香りが高くて上品なラムになります。ちなみにこのバルバンクールは『世界中の良いバーに置いてなくてはならないラム』と呼ばれています。」

I「それでは、それをお願いします。」

H「さて、早速ですが、石郷岡さん、お生まれは山形じゃないんですよね。」

I「はい。1958年、青森県弘前市で生まれました。」

H「青森ですか。詩人と音楽家が多い所ですね。小さい頃の音楽の話を教えてください。」

I「親が洋楽好きで、当時何を聞いていたかはもはや定かではないのですが、少なくともセルメンの『マシュケナーダ』や、バカラックが流れていたのは覚えています。兄はピアノを習っていましたが、私はピアノなどというものは女子がやるものだと、時代錯誤的な認識をもっていたので(笑)、音楽関連の習い事はしていませんでした。」

H「あ、その瞬間に一人の天才音楽家が消えたわけですね(笑)。初めて買ったレコードは?」

I「初めて買ったレコードは由紀さおりの『夜明けのスキャット』で、兄と共同で買ったのだと思います。小学校の高学年になると、中学生になっていた兄が深夜放送などで音楽に目覚めて、ビートルズはもちろんBlood Sweat & TearsとかCCRとかCSN&Yとかが流れてくるのを聞き始めて、そういう影響は大きかったですね。当時の小学生としてはこ生意気なものを聞いていました。」

H「お兄さんがいると、音楽の目覚めも早くなりますよね。その後はどうなったのでしょうか。」

I「中学生になり深夜放送を聞くようになって、自分なりの音楽を選び始めました。まずは男の子ですからハードロックでしたね。ツェッペリン、グランドファンク、ディープ・パープル、ブラック・サバスなどを聴きだして、それと同時にクラシックギターを買ってもらって、当時の教育テレビのギター教室で練習していました。でも初めて行ったライブはキャロルでした(笑)。」

H「僕の近所にいた音楽好きのお兄さんと全く同じです。ハードロックにクラシックギター。初めてのライブはキャロルですか。良いですねえ。」

I「高校に入るとクラシックギター部に入りましたが、すぐにエレキギターを入手して、クラシックギター部には近づかない様になりました。聞く方はこの頃から滅茶苦茶で、ロックを聞きつつも、Crusaders, EW&F, Tower of Power, Kool & The Gangなどのファンクを聞き始めて、同時にStevie Wonder, Marvin Gaye, Donny Hathawayなどのソウルやブルースなんかも聞き始めました。バンドを組んで主にブルースを演奏していましたが、学園祭では荒井由美を演奏したり、もう信念など全く無くって、もてそうな曲ならなんでもいいって言う感覚ですね(笑)。」

H「すごく正しいと思います(笑)。」

I「その後は自宅の近所にジャズ喫茶ができて、毎日学生服で入り浸りでした。この店は規格外のせんべいをタダで出してくれて、放課後は常に腹が減っていましたからそれが目当てでほぼ毎日通っていました。順番として逆ですがそうしているうちにジャズが好きになって、ジャズも聴くようになりました。」

H「せんべい...」

I「そういえばその頃Mal Waldronのソロコンサートがあって、ライブ終了後にジャズ喫茶に行ったら彼がいて、Tシャツにサインをもらいました。今それがどこにあるのか、全く思い出せませんけれど(笑)。」

H「音楽雑誌はどのあたりを読まれてましたか?」

I「雑誌としてはMusic LifeとかMusic MagazineそしてSwing Journalなんか読んでいました。」

H「高校を出られてからは?」

I「高校を出てから2年も東京で浪人をしていて、その上大学に入学してからは麻雀ばかりやっていたので、すっかりギターから離れてしまいました。そのころ聞いていたのはMichael FranksやBobby CaldwellなどのAOR、Anita BakerやLuther VandrossなどのBCMなどですが、平行してジャズやブルースも聞いていました。ほんと節操ないのです。」

H「うわー、もうおもいっきりバブル前夜の東京って感じの音楽ですね。」

I「しばらくそういう音楽を聞いていたのですが、だんだん欧米の音楽を聴いてもさっぱり感激しなくなってしまい、さらに一部の保守的で偏狭なジャズファンやジャズジャーナリズムが嫌で、そのせいで全くジャズを聴かなくなっていました。」

H「なるほど。」

I「最近はまたジャズが自由になってきた感じがして、よく聞いてますけど。この音楽に行き詰まった期間がかなり長くて、音楽よりむしろ映画に熱中していました。で、アメリカに1年留学をしている時期に聴いたブラジル音楽、カエターノだったのですが、非常に新鮮に聞こえて、ブラジルの音楽に熱中する様になりました。」

H「アメリカでカエターノに出会ったんですか。」

I「アメリカのど田舎デンバーのタワーレコードで買った『Libro』がきっかけでした。なんか急に音楽的に視界が開けた感じでしたね。1997年のアルバムですから、わたしがブラジル音楽に本当に熱中する様になってからまだ16-7年しか立っていないのです。」

H「そうでしたか。すごく意外です。山ブラの経緯も教えていただけますか?」

I「山ブラ=山形ブラジル音楽普及協会という名前から何となくわかると思いますが(笑)、もの凄くやる気で、真剣に始めた会ではないのです。長くは続かないと思っていました。こんなに続くのならもっと良く考えて、もう少しお洒落な名前にしておけばよかったですね。」

H「(笑)」

I「でも良くも悪くもこの名称で定着してしまいました。もともと山形の様な田舎にはブラジル音楽は全く存在していなかったので、我々もよく上京してライブに通っていたのですが、まあ面倒くさいし、お金もかかるし、じゃあ呼んじゃえば?という、実に軽いのりで始めた会です。ライブの主催者は、いろんなマネージがあって、当日の演奏をしっかり聞くことはできないってことに気付いてなかったんです(笑)。」

H「なるほど。」

I「当初はもちろんブラジル音楽を招聘し紹介することが目的で、それを続けて来ましたが、最近は良い音楽であればブラジル音楽に限らず対象にしています。とにかく良い音楽を紹介して、そして山形にそういうアーティスト呼んで、その空間と音楽を共有しようと、それだけの会です。」

H「素敵です。」

I「まあ『良い音楽』と言ってもあくまでわたしの独断ですから、ある人には全く興味の対象にならないでしょうけれど。あと私としてはいわゆるフェスティバルという名の、寄せ集めのイベントが嫌いで、一組のアーティストの音楽をじっくり聞いてもらいたいと思っています。」

H「入会条件とかはあるんですか?」

I「我々の紹介するテイストの音楽が好きで、ライブの運営など損を承知で、いとわずに協力してくれる人であれば誰でも入会できます。ただ、アーティストとのコネクションを作るためだけに入会を希望する人もいて、そういう形で会を利用するのは止めて欲しいですね。」

山ブラWeb: http://www.catvy.ne.jp/~bossacur/
山ブラfacebookページ: https://www.facebook.com/yamabra


H「これからの音楽業界はどうなると思われますか?」

I「わたしは基本的に音楽業界の人間ではないので、何ともお答えし難しいのですけれど、消費者としての立場で言うと、我々が音楽をなんらかの形で購入する場合、音だけであれば、もはやダウンロードで良い訳です。しかし、ジャケットのアートワークやライナーノーツや、録音データなどを含めた一つのパッケージとして、まだ音楽ソフトは魅力があり、存在価値があると思うのです。ダウンロードだけでは手に入れられない、アーティストの愛情のこもった、付加価値があるものは無くならないと思いますし、無くなって欲しく無いと思いますね。逆に言えばそういう魅力の無いものは淘汰されざるを得ないのかもしれません。」

H「僕もそう思います。これからの石郷岡さんの活動はどうされるのでしょうか?」

I「そうですね、今のあり方が苦痛にならない限りはこの状態を続けます。あくまで趣味ですから別に野心はありません(笑)。もちろんブラジル音楽が中心ですが、もはや音楽自体が一つのジャンルに縛られる時代ではないですよね。国境ややジャンルという垣根はどんどん無意味になっています。ですからこれからも広く様々な音楽を、山ブラというフィルターを通して紹介していければよいと思っています。もともとわたしはこれが生業ではないので、別に『このアーティストはわたしが見つけた』的な部分を必要とされるポジションではないし、誰かの紹介したアーティストを、これは素晴らしかったよと、後押しできればよいと、そんな役割がしたいと思っています。」

H「良いですねえ。」

I「あとは、メンバーから原稿を募ってその年の音楽の総括する『山ブライヤーブック』みたいなものを作りたいですね。音楽は新しい刺激に溢れています。もちろん過去の音楽は重要です。しかし昔の音楽のことや、一つのジャンルの音楽のことばかりを言い始めたら棺桶間近ですよ。ただ、もともと山形っていうところは音楽を発信してくれる大手の輸入盤店が一軒も無いという、極めて特異なところで、音楽的には陸の孤島です。さらに異常な程アナログな人が多くて、地元の会員達はSNSで繋がることすら難しいのです。従ってこの土地で我々の紹介する音楽が認知され、受け入れられているかというか、決してそうでもありません。徒労と感じることも多いです。一切を止めて猫と静かに暮らす方が良いなと、思うこともあります(笑)。」

H「その『一切を止めて猫と静かに~』のお気持ち、すごく、すごくわかります(笑)。」

I「最後になりますが、今年の秋から山形ビエンナーレが始まります。

先の震災で、東北は現実的な目に見えるダメージばかりではなく、精神的にも計りし得ないダメージを受けました。震災から3年以上経ちましたが、まだそのダメージは厳然と残っていて、精神的に萎縮した状態をぬぐいきれていないのです。

現在も復興や再生を目指して様々な人々による様々な試みが行なわれていますが、山形には東北芸術工科大学という大学があり、震災直後から復興のための様々なプログラムを積極的に行っています。

その東北芸術工科大学が中心となって、これから2年に一度開催される山形ビエンナーレは、地元の人々と大学とがともに未来を創造していく事を目指した芸術祭です。

経済的な立場ばかりからの復興ではなく、文化や芸術の立場から、精神的な面での地域の再生を期する場として構想されたものです。

現在学長を映画監督の根岸吉太郎さんが務めておられますが、その根岸さんが中心となって企画されたのです。根岸さんは伊藤ゴローさんにボサノヴァのギターを習っていたことがあり、私たちも伊藤ゴローさんとして親しくさせて頂いているご縁もあって、しばしば我々の主催するライブに来て頂いておりました。

そこで山形ビエンナーレを開催するにあたって、音楽部門に我々も協力させていただく事になりました。

音楽部門は会期中(9/20~10/19)の日祝日を中心に行われますが、我々は9/21、9/23に、青葉市子、中島ノブユキ、畠山美由紀&ショーロクラブのライブを、ビエンナーレに協力する形で運営致します。

ただ我々が協力する部分以外にも、大友良英、テニスコーツ、高木正勝、七尾旅人、鈴木昭男、トンチなど素晴らしいアーティストの公演が企画されています。

もちろん音楽以外も非常に充実したプログラムが予定されておりますので、多くの皆さんに秋の山形を訪れて頂きたいと思っています。

ビエンナーレの具体的なスケジュールやチケットなどの情報はこれから確定しますので、どうか詳細をお待ちください。」

山形ビエンナーレ2014: http://biennale.tuad.ac.jp/about/
山ブラ関連部分: http://yamabra.wix.com/yamabra-biennale


H「山形ビエンナーレ、楽しみですね。それでは、一部の音楽マニアが楽しみにしている選曲のコーナーに移りたいのですが。テーマは何なんでしょうか?」

Ⅰ「では『ブラジル音楽に辿り着くまでに、私の音楽的嗜好に決定的な影響を与えた10曲』ということで。時間軸は滅茶苦茶です。いやしかし10曲っていうのは非常に厳しいですね。」


1.Tower of Power / What is Hip?

Ⅰ「それまで普通のロック少年だった私に、当時この演奏のかっこよさは本当に衝撃的でした。エネルギーのあり余っている少年にはこの複雑で腰に来るリズムは超刺激的だったし、ギターのフレーズなんかも新鮮でしたね。ファンク系の音楽を追いかけるきっかけになった曲です。」

H「おおお、こんなカッコいいライブ映像があるんですね。年下の僕からこういうのも失礼なのですが、僕、色んな人に『林くんと石郷岡さんって音楽の好みのラインが同じだよね』ってよく言われるんです。これは残りの9曲が楽しみです」


2.Donny Hathaway / For All We Know

Ⅰ「私にとって未だに、最高、最上の歌い手がDonny Hathawayです。もともとRoberta Flackが目当てで高校生の頃買ったアルバムの中の1曲ですが、むしろDonny Hathawayの方にやられちゃったのです。もちろんこの曲は今でも繰り返し聴いています。年の所為か、もう、すぐに涙腺に来ます。」

H「美しいですね。ため息が出ます...」


3.Phoebe Snow / No Regret

Ⅰ「Phoebe Snowの音楽って、当時としては抜群にお洒落だったんです。独特の震える様な歌い方と、泥臭さの無い幅広い音楽性と。どんどん活躍する人かと思ったら、残念ながら娘さんの養育のために一時期表舞台から消えてしまって。その薄幸なイメージとピュアな音楽性が涙腺を刺激します(またか)。」

H「良いですねえ。僕も10代後半によく聞きました。『泥臭さの無い』というのが石郷岡さんの独特のキーワードですね。ブラジルでもソウルでも洗練されてないとダメなんですよね。」


4. Earth Wind & Fire / Brazilian Rhyme

Ⅰ「EW&Fも高校〜大学と良く聴いていました。ディスコ世代(笑)ですから"Fantasy"なんか、懐かしすぎます。で、この曲は最近日系ブラジル人アイドルユニット「リンダ3世」が楽曲に使っています。EW&Fの音楽の中でもとても洗練された楽曲だと思います。この曲をリンダ3世が歌ってるのを見るとなんか感慨深いです。」

H「後になって、大好きな曲が『ちょっとしたブラジルがらみ』だったりすると嬉しいことってありますが、この曲なんか特にそうですよね。」


5.Bill Evans Trio / We will meet again

Ⅰ「この作品は妻や兄を亡くしたBill Evansが悲しみの中で録音した猛烈に美しい作品です。そして兄Harryに捧げられたこの曲"We will meet again"は、Donny Hathaway"の"For All We know"の歌詞に由来するのだそうです。音楽は繋がっていますめ。猛烈に泣けますね。」

H「苦しくなるくらい良い曲ですねえ。"For All We know"に由来するんですか...」


6.Chet Baker / But Not For Me

Ⅰ「この曲は名唱中の名唱ですよね。ベタですけど、これは外せません。Chet Bakerの歌声には、如何にもジャズ歌手然とした歌い手とは異なる唯一無二の魅力があります。ジャズ的には亜流なのでしょうけど。当時の彼の若さと色気が溢れ出ています。もちろんトランペッターとして唯一無二ですけれど。」

H「全く同感です。このアルバムの特別感や、その瞬間の輝きなんかを語りたくなるけど、『ベタ』というのが邪魔して語りにくいんですよね...」


7.Michael Franks / The Lady Wants To Know

Ⅰ「Michael Franksが登場したとき、こんなヘタな歌い手で、こんな素敵な、お洒落な音楽が成立することが驚きでした(笑)。本作"Sleeping Gypsy"にはCrusadersの面々とDavid Sanbornなど、そしてなんと言ってもJoão Donatoが参加しているんです。当時は全く意識していませんでしたが。」

H「石郷岡さん、登場したときって、やっぱりリアルタイムなんですね... 僕は未だにお店で2日に1回はかけてます。」


8.Bobby Caldwell / What you won't do for love

Ⅰ「AORの中でも最も良く聞いたアルバムの一つです。このアルバムでmellowというものを知りました(笑)。当時本人の姿が公表されず、ソウルフルな歌声だけど、黒人か白人かもわからず、ミステリアスな存在だったのですが、その後公表された彼の姿はとても普通で、ちょっと垢抜けない感じで、音楽とミスマッチでした(笑)。」

H「え、ボビー・コールドウエルって最初、本人の姿が公表されてなかったんですか。それはすごいカッコいい売り方ですね。」


9.Steve Kuhn / Trance

Ⅰ「Bill Evansの流れを汲む白人知性派ピアニスト達のなかで、本作でのSteve Kuhnの音楽は知性的であるとともにと浮遊感と官能性、そして爆発的な狂気があるんです。ECMでのデビュー作でもある本作ではエレピも弾いていて、ジャズと言う枠に囚われない表現が非常に印象的でした。」

H「スティーブ・キューン、お好きなんですね。本当に統一性のある趣味と言いますか、石郷岡色していますね。わかります!」


10.Caetano Veloso / Os Passistas

Ⅰ「そして漸く辿り着いたのがカエターノのこれです。それまでボサノヴァくらいしかブラジルの音楽を知らなかったので、知性的で洗練されていて、南国の夜の風に当たっている様な、熱い空気感に完全にやられました。これ以降はブラジル音楽を中心に聞いてますから、この曲にここ10数年が凝縮されています。」

H「うわー、前の9曲を聴いた後に、この曲に辿り着くと感慨深いですね。また新しい旅が始まる感覚と言いますか。」


石郷岡さん、今回はお忙しいところどうもありがとうございました。

山ブラのこれからの活躍と山形ビエンナーレの成功を心よりお祈りします。

もうすっかり夏ですね。みなさん、今年の夏休みの予定は決まりましたか? 
東北を旅するなんていうのも良いかもしれませんね。

それではまたこちらのお店でお待ちしております。

bar bossa 林伸次



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林 伸次
1969年徳島生まれ。
レコファン(中古レコード店)、バッカーナ&サバス東京(ブラジリアン・レストラン)、
フェアグランド(ショット・バー)を経た後、1997年渋谷にBAR BOSSAをオープンする。
2001年ネット上でBOSSA RECRDSをオープン。
著書に『ボサノヴァ(アノニマスタジオ)』。
選曲CD、CDライナー執筆多数。
連載『カフェ&レストラン(旭屋出版)』。

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