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JJazz.Net Blog Title

2013年10月アーカイブ

TIME & STYLE JAZZ LIVE 2013:ライブ情報 / LIVE INFO

東京を中心に展開しているインテリア・ショップ「TIME & STYLE」が毎年クリスマスの頃に開催するジャズライブ「TIME & STYLE JAZZ LIVE」が今年も行われます。恒例のTIME & STYLE MIDTOWN(東京ミッドタウン店)でのクリスマスライブに加えて、10周年を迎えたTIME & STYLE RESIDENCE(玉川髙島屋S・C店)でのスペシャルライブも!出演は赤坂由香利(トリオ)とケイ赤城(ソロ)です。特別な時間をリラックスして過ごせるのは間違いないでしょう。


TIME & STYLE MIDTOWN Christmas Special Jazz Live 2013


TIME & STYLE MIDTOWN Christmas Special Jazz Live 2013

街にイルミネーションが灯るこの季節に、今年もTIME & STYLE MIDWONクリスマスジャズライブを開催いたします。
2013年は、実力派ジャズシンガー&ピアニスト 赤坂由香利氏を迎え、村谷ゆうすけ氏(wood bass)、力武誠氏(drums)の豪華なトリオで素敵な夜をお届けいたします。
Swing Journal 第55回 日本ジャズメン人気投票 女性ヴォーカリスト第6位を獲得したその声は、深く、甘く、聞くもの全ての心に美しい音色として染み渡ります。

■日程 : 2013年12月14日(土)
■チケット : 前売 \5,000 当日 \5,500
■Open / 17:00 Start / 18:00-20:00
■ドリンク・フード付
■場所 : TIME & STYLE MIDTOWN
107-0052 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア 3F 
Phone : 03-5413-3501, fax : 03-5413-3502
Open : 11:00 - 21:00
Access : 東京メトロ日比谷線/都営大江戸線 六本木駅 直結
■10月24日(木)より電話・ウェブサイト・店頭にてチケット予約開始
■お問合せ先 / 03-5413-3501(木村・佐々) http://www.timeandstyle.com/
■お支払方法 / 当日現金お支払
■協賛 : KIRIN / Cafe Famille / KAWAI OMOTESANDO

予約専用WEBページはこちらから

当日は、ささやかながらお食事・お飲物をご用意いたしております。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

赤坂 由香利 Vocal, Piano
赤坂由香利

埼玉県行田市出身。
音楽好きな両親の影響を受け、3歳からクラシックピアノを学び始める。
"ドクター・ジャズ"こと、内田修氏の強力な推薦により、2000年12月25日、待望のファーストアルバム「Blue Prelude」をリリース。日本人離れしたブルース感漂う個性的なハスキーヴォイスは、あのレイ・ブライアントも絶賛。
ジャズだけにとどまらず、ソウル、R&B、ポップスなども取り入れた幅広い音楽性は、多くの聴衆を魅了して来た。現在、東京&横浜を中心に活動中。
今後の活躍がますます期待されている、実力派、そして、個性派ミュージシャンの1人である。






TIME & STYLE RESIDENCE 10th Special Jazz Live


TIME & STYLE RESIDENCE 10th Special Jazz Live

TIME & STYLE RESIDENCEは、2013年10月にお陰様でオープン10周年を迎えました。
地域の皆様に支えられ、育まれたこの10年の感謝の気持ちを込めてエントランスフリーのジャズライブを開催いたします。
演奏は、世界で活躍するジャズピアニスト ケイ赤城氏を迎え、知的で力強いピアノタッチによる美しい旋律と心に優しく響くナンバーをお届けいたします。深く味わいある時間の中でごゆっくりお過ごしください。

■日程 : 2013年12月21日(土)
■形態 : エントランスフリー (入場無料)
■Open : 1st.18:00~18:45 2nd.19:15~20:00
■場所 : TIME & STYLE RESIDENCE
158-0094 東京都世田谷区玉川3-17-1 玉川高島屋S・C南館6F
Phone : 03-5797-3271, fax : 03-5797-3272
Open : 10:00 - 21:00
Access : 東急田園都市線/大井町線 二子玉川駅 徒歩2分
■お問合せ先 : 03-5797-3271(小林・矢島) http://www.timeandstyle.com/
■協賛 : KAWAI OMOTESANDO

感謝の気持ちを音にしました。心行くまでお楽しみください。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

ケイ赤城 Piano
ケイ赤城

1953年生まれ。
4歳から12歳までオハイオ州クリーブランドで過ごす。
帰国後、高校在学中にジャズ音楽に接し、国際基督教大学(ICU)で哲学と作曲学を学び、カリフォルニア大学の哲学科博士課程に入学。大学で作曲やオーケストレーション、ピアニストとして音楽活動も行い、1979年にはアイアート・モレイラ&フローラ・プリムグループのピアニストとして7年間在籍。その後、アル・ディメオラのグループなどを経て1989年から1991年にはマイルス・デイヴィスグループのメンバーとして活動する。1991年からスタンリー・タレンタインや渡辺貞夫のバンドに在籍。1998年からケイ赤城トリオを結成し現在に至る。

sense of quiet presents "THE PIANO ERA" 2013 / ザ・ピアノエラ2013:ライブ情報 / LIVE INFO

THE PIANO ERA


JJazz.Netで人気のある企画の一つに「ピアノ」特集があります。驚くことに、ひとつの楽器とそれが奏でる音楽が、いつでも変わることなく求められているのです。

ピアノは、特に西洋音楽ではミュージシャンにとって基本となる楽器といえるでしょう。ミュージシャンシップをアカデミックに学ぶ現場では、ピアノは必ずと言っていいほど使用されています。

ピアノ音楽が人気のある理由の一つに、ピアノをよく知るピアニストがミュージシャンシップをより深く備えている場合があり、必然的にその音楽が多彩になるという点もあるのではないでしょうか。

「sense of Quiet」が「ピアノ」とその音楽に焦点を当てた"THE PIANO ERA" 2013 というイベントを開催します。その出演者たちは、国内外の素晴らしいピアニストであると同時に、素晴らしく個性的な音楽を生み出すミュージシャンです。

「sense of Quiet」視点でのピアノ音楽を存分に触れることのできるチャンス。
お見逃し、お聴き逃しなく。

[TEXT:樋口亨]



sense of quiet presents "THE PIANO ERA" 2013 / ザ・ピアノエラ2013


おかえりなさい、ピアノの世紀へ。
世界から日本から、ピアノ音楽の現在と未来に出会う二日間。
ピアノ世紀の到来を告げるフェスティバル、開催。

現代におけるもっともポピュラーな楽器のひとつ、ピアノ。楽器としての能力の高さと長い歴史から、その人気は揺るぎないものとなっており、2013年現在、日本でピアノ教室のレッスンを受けている人口は200万人という数字もあるほど(※ヤマハ調べ http://www.itmedia.co.jp/mobile/0302/12/n_pianoh.html)。過去に演奏経験があり、また独学でピアノに親しんでいる人口も考えると、この楽器がいかに愛されているか、驚くべきほどです。
とはいえ「ピアノ音楽」については、その豊富なファン層に見合う幅広さ、自由度が充分に発展してきたといえるでしょうか。<クラシック><ジャズ><ロック>etc...といったジャンルの枠組みに、近年のピアノ音楽はともすれば因われがちであったようにも思います。もう一方の人気楽器であるギターやギター音楽のイメージが、こんにち一言で表せないほど拡がりをみせているのと対照的に、「ピアノ音楽」がもつイメージは画一的で、30-40年前からほとんど変化していないとさえいえるのではないでしょうか。

しかしここ数年、さまざまジャンルを越境するピアノ音楽、ピアニストたちの存在が注目されるようになってきました。ポスト・クラシカルと呼ばれるキーワードでクラシックとエレクトロニカが接近したり、フォークロア音楽をピアノで表現するアーティストがさまざまな国で同時多発的に現れだしたり、その土地、そしてそのアーティストならではの個性的な音楽家の登場が注目されはじめています。
"THE PIANO ERA"では、そうしたさまざまな個性をもつ7名のピアノ音楽家を招聘することで、拡張し、躍動する「ピアノ音楽の現在」にフォーカスします。

海外からは、
ブラジル若手No.1ピアニストとしての不動の評価を得、今まさにアーティストとして充実期を迎えている、アンドレ・メマーリ。
アルゼンチンの鬼才であり、キャリアを通じて南米音楽の再構築を追求するネオ・フォルクローレシーンの女流作曲家/ピアニスト、ノラ・サルモリア。
トム・ヨークも絶賛するポスト・クラシカル期待のドイツのピアニスト、ニルス・フラーム。

日本からは、
矢野顕子がピアニストとしての凄みを見せます。普段のコンサートでは聴けなかった意外な楽曲に挑戦!?
そして、ジェーン・バーキンのワールドツアーの音楽監督やNHK大河ドラマ「八重の桜」のサウンドトラックを担当するなど八面六臂の活躍を続ける、作曲家・ピアニストの中島ノブユキ。
普遍的で深遠な、同時にカラフルでPOPな映像と、やはり自ら制作する音楽との双方に質の高い融合により世界的に注目を集めているアーティスト、高木正勝。
映画「白夜行」のサウンドトラックを始め映画・TV・CM音楽で多彩に活躍し、今年発表した美しくダイナミックなピアノソロアルバム「夢の途中」が注目されている女性作曲家・ピアニスト、平井真美子。

ピアノに日々触れている人はもちろん、いま誰もが触れるべきピアノ音楽、ピアニストの魅力に出会える二日間です。


11月30日(土) 17:15開場 / 18:00開演
<出演>
矢野顕子
アンドレ・メマーリ /André Mehmari (from Brazil)
ノラ・サルモリア /Nora Sarmoria (from Argentina)

12月01日(日) 15:45開場 / 16:30開演
<出演>
中島ノブユキ
ニルス・フラーム /Nils Frahm (from Germany)
高木正勝
平井真美子

<会場>
めぐろパーシモンホール 大ホール

<料金>
前売 6,500円(当日 7,500円)/二日通し券 12,000円 (全席指定/未就学児入場不可/二日通し券は両日同じ席です)
チケットぴあ http://t.pia.jp 0570-02-9999 [Pコード:各日券211-298 / 二日通し券780-684]
ローソンチケット http://l-tike.com 0570-084-003 [Lコード:各日券74312 / 二日通し券74321]
イープラス http://eplus.jp/
めぐろパーシモンホール 03-5701-2904 (10:00-19:00) http://www.persimmon.or.jp/
※めぐろパーシモンホールでは各日券のみ取り扱い

<問い合わせ>
ノーヴァスアクシス 03-6310-9553

<主催・企画・制作>
NRT/novus axis 

<共催>
公益財団法人 目黒区芸術文化振興財団 

<制作協力>
DISK GARAGE

<協力>
Takagi Klavier / niis / RYU / Edith Grove / 株式会社インパートメント 

<招聘>
DUM DUM LLP

<オフィシャルサイト> 
http://www.novusaxis.com/thepianoera2013.html


アンドレ・メマーリ (ブラジル)/ André Mehmari (Brazil)
http://www.andremehmari.com.br/
André Mehmari

1977年ブラジル、リオ・デ・ジャネイロで生まれる。5歳より音楽を専門的に学び、10歳より独学でジャズ、即興音楽を学び作曲も始める。その頃からプロとしてピアノ、オルガンのコンサートに出演。15歳の頃には音楽院でオルガン、ピアノを教えるようになる。95年サンパウロ州立大学に入学。同年、大学の音楽コンクールBrazilian Popular Music(MPB)部門で優勝。97年にはクラシック部門でも優勝。98年ブラジルで最も有名なMPBコンペティションで優勝し、その報酬としてデビューCDを録音する機会を得る。99年自宅のスタジオで、全26の楽器を演奏、多重録音によるソロアルバム『Canto』を制作、2002年にリリース。05年7月ブラジル人歌手のジョイスと共に初来日。08年自身で運営するレーベル<Estúdio monteverdi>から『...de arbores e valsas』をリリース。曲毎にゲストを迎えつつ、自身が多数の楽器を演奏し多重録音した作品が話題となる。現在は自宅スタジオで録音、ミックス、マスタリング、リリースまで全てを自身で行って創作活動をしている。


ノラ・サルモリア (アルゼンチン)/ Nora Sarmoria (Argentina)
http://www.norasarmoria.com.ar/
Nora Sarmoria

1968年生まれ。ブラジルにおけるエルメート・パスコアルにも比肩するアルゼンチンの鬼才であり、現代アルゼンチン音楽を代表するシンガー、ピアニスト、作曲家のひとり。ジャズピアノをEdgardo Beilínに師事、アルゼンチンカトリック大学にて作曲を学び、ブエノスアイレス芸術学校にてクラシック・ピアノを学ぶ。95年に初作となるアルバム『Vulevo Uno』を発表、日本でも大きな話題を呼び現在までに11枚のリーダー作をリリース(12枚目となる新作『Silencio Intenso』を今年末に発表予定)。ピアニストのリリアン・サバ、鍵盤打楽器奏者のマルコス・カベサスとのデュオ・アルバムや、南米の名曲を含むレパートリーを独自にアレンジした小オーケストラ=オルケスタ・スダメリカナ名義での活動など、その活動は幅広い。広汎な音楽的背景をのぞかせつつも「ノラ・サルモリア流」としか形容できない圧倒的な世界観は日本の音楽家にもファンが多い。<アルゼンチン音響派>とカルロス・アギーレなどコンテンポラリー・フォルクローレを繋ぐ、この国が誇るパフォーマーの一人にして、最高にユニークな作曲家でもある。


ニルス・フラーム (ドイツ)/ Nils Frahm (Germany)
http://www.durtonstudio.com/projects/detail/project/63
Nils Frahm

1982年生まれ。ドイツ/ベルリンで活動するピアニスト。幼い頃はチャイコフスキー最後の門下生であるNahum Brodskiに師事。 2009年にはピーター・ブロデリックがプロデュースした『The Bells』、友人のクリスマス・プレゼントととして制作した『Wintermusik』をリリース。その後エフタークラングのレコーディングやツアーに参加。 そして2011年のアルバム『Felt』でGUARDIAN/MOJO /CLASH/DROWNED IN SOUNDで高い評価を受け、最も期待される若手ピアニストの一人として注目される。2012年リリースのミニ・アルバム『Screws』では左手の親指にボルト4本を埋め込むという大怪我を負ってしまった彼が思い付いた"9本の指による9曲の短い楽曲制作"。1日1曲ずつレコーディングして完成した楽曲は、ゆっくりと丁寧に動かす指のタッチや鍵盤がこすれるノイズ、そして彼の息づかいさえも聴き手に伝わるようなパーソナリティーに溢れた作品。


矢野顕子 / Yano Akiko
http://www.akikoyano.com/
矢野顕子

青森市で過ごした幼少時より、ピアノを始める。青山学院高等部在学中よりジャズクラブ等で演奏、1972年頃よりティンパン・アレイ系のセッションメンバーとして活動を始め、ニューミュージック黎明期の欠かせない顔となる。1976年、ローウェル・ジョージをはじめリトル・フィートのメンバーと共にLAにてレコーディングを行った「JAPANESE GIRL」でソロデビュー。以来、YMOとの共演、 ピアノ弾き語りの「出前コンサート」、ブルーノート東京や野外フェスへの出演、レイ・ハラカミとのユニット「yanokami」、森山良子とのユニット「やもり」、ジャズピアニストの上原ひろみとのユニットなど、幅広いミュージシャン達との交流を持ち、 ユ ニークな活動を続けている。2012年、近年のライブ音源を集めたベスト盤「荒野の呼び声-東京録音-」をリリース。今年2月に、故・忌野清志郎の楽曲をカバーしたアルバム「矢野顕子、忌野清志郎を歌う」を、8月にはリラックマとのコラボレーションシングル「リラックマのわたし」を発表した。


中島ノブユキ / Nakajima Nobuyuki
http://www.nobuyukinakajima.com/
中島ノブユキ

作曲家 / ピアニスト作/編曲家・ピアニストとして様々なフィールドで活動。菊地成孔、持田香織、畠山美由紀、ゴンチチらの作品に参加する。またタップダンサー熊谷和徳と東京フィルハーモニー交響楽団が共演する「REVOLUCION」の音楽監修/作曲、オーケストレーションを担当。ソロアルバムとして『エテパルマ』『パッサカイユ』『メランコリア』『カンチェラーレ』を発表。映画「人間失格」(荒戸源次郎 監督作品)、アニメーション「たまゆら」(佐藤順一 監督作品)の音楽を担当。また「旅のチカラ」(NHK-BSプレミアム)のテーマ音楽を作曲する。近年はジェーン・バーキンのワールドツアー「 Jane Birkin sings Serge Gainsbourg via Japan」に音楽監督/ピアニストとして参加、世界数十ヶ国を回る。ジェーン・バーキンと制作した作品(Jane Birkin + Nobuyuki Nakajima 名義)を2012年8月発表。2013年度 NHK大河ドラマ「八重の桜」の音楽を担当。


高木正勝 / Takagi Masakatsu
http://www.takagimasakatsu.com/
高木正勝

映像作家/音楽家。1979年生まれ、京都府在住。自ら撮影した映像の加工やアニメーションによる映像制作と、長く親しんでいるピアノやコンピュータを使った音楽制作の両方を手掛けるアーティスト。国内外のレーベルからのCDやDVDリリース、美術館での展覧会や世界各地でのコンサートなど、分野に限定されない多様な活動を展開している。オリジナル作品制作だけでなく、デヴィッド・シルヴィアンのワールドツアーへの参加、UAやYUKIのミュージック・ビデオの演出や、芸術人類学研究所、理化学研究所、Audi、NOKIAとの共同制作など、コラボレーション作品も多数。2009年のNewsweek日本版で、「世界が尊敬する日本人100人」の1人に選ばれるなど、世界的な注目を集めるアーティスト。2012年公開の映画「おおかみこどもの雨と雪」(監督: 細田守)の劇伴を手掛ける。2013年、アフリカ開発会議(TICAD Ⅴ)関連企画としてエチオピアを訪問・取材し、新作映像作品『うたがき』を発表。


平井真美子 / Hirai Mamiko
http://www.hirai-mamiko.com/
平井真美子

ピアニスト/作曲家。桐朋学園大学音楽部ピアノ科卒業。クラシック出身の高い演奏力と知識に加え、広い音楽経験・見聞と生来の直感力を武器に音楽を紡ぐ。日々折々の想いをメロディーにトランスレートして書き綴り続ける"Piano Diary"をライフワークとする。誰にでも去来したことがある想いをトレースするかのような美しく親しみやすく前向きなメロディー。静的でも動的でもある生きたメロディー。そこに命を吹き込む明晰な心情理解力と演奏表現力が他分野のクリエイターの厚い信頼を得、映画『白夜行』を始め、映画・CM・TV番組を中心に多くの音楽制作を手掛ける。オリジナルアルバムは、2007年にファースト・ピアノソロアルバム『Piano Diary』、2013年にセカンド・ピアノソロアルバム『夢の途中』を発表。2012年、新進気鋭のアーティストに贈られる、アメリカのS&R Washington Awardを受賞。

bar bossa vol.24:bar bossa

bar bossa


vol.24 - お客様:筒井奈々さん(DU BOOKS)
「10代の自分に聴かせたい音楽」



いらっしゃいませ。bar bossaへようこそ。

月の後半はお客様をお迎えして「俺がコンピCDを作るんだったらこうするね」という趣旨で選曲していただいてますが、今回も女性で、「私がコンピCDを作るんだったらこうするかな」です。ゲストはディスクユニオンの出版部門「DU BOOKS」の編集者であり、DJとしても活躍中の筒井奈々さんです。


林(以下H)「いらっしゃいませ。お飲み物は?」

筒井(以下T)「モヒートをお願いします。」

H「小さい頃の音楽体験のようなものを教えてください。」

T「祖母が日本民謡の師範で、教室を開いていた影響もあって、3歳から日本民謡を祖母に習い始めました。初舞台も3歳です。なので、物心つく前から歌を歌っていまして、特に好きとか嫌いとか感じる前からやらされていた、といいますか。祖母が亡くなるまで、15年間ほど民謡は続けていました。」

H「え。早速すごい話ですね。おばあちゃんはどんな人だったのでしょうか。」

T「祖母は気難しいところもありましたが、基本的におもしろいこと・みんなで楽しく騒ぐことが好きな豪放磊落な性格で、且つ酒豪でした。お酒の飲み過ぎで肝臓を壊して亡くなった祖母を反面教師にしつつ、よくぞそこまでと、とても尊敬しています。ちなみに、私と祖母は、顔も性格もお酒の飲み方もそっくりで、隔世遺伝と言われています。一家でお酒をたしなむのは、その亡くなった祖母と私のみです。」

H「おばあちゃん、かっこいい・・・」

T「また、祖父は、戦争中、部隊に従軍して兵隊さん達を慰問する楽団に所属していたようで、家には古いサックスがあります。どうもジャズが好きだったようですが、祖父自らその話をしてくれたことはないので、特に無理矢理尋ねたことはありません。父母は特に目立った音楽好きというわけではないので、そこも隔世遺伝なのかもしれません。」

H「筒井さんにとっての生まれて初めてのCD、レコードは?」

T「松田聖子の『ピンクのモーツァルト』と堀ちえみのなにがしかのEPでした。母方の親戚が、高知県でレコード店を営んでいて、高知県を訪れた時にいただいたものだったと思います。」

H「なるほど。」

T「小学校低学年くらいまでは、テレビに登場するアイドル歌手(当時も今も、男性よりも女性のアイドル歌手が大好きです)の名前を片っ端からノートに記録しておいたり、この頃からアーカイヴづくりが好きだったみたいです。小学3~4年生の時にCD付きWラジカセを買ってもらいました。小学校高学年は歌謡曲やJ-POP(の走り)みたいなものを熱心に聴いていました。あとは、おニャン子クラブの次世代アイドル集団・乙女塾が輩出したCOCOというアイドルグループが好きでした。名曲ばかりだったなあと今でもYoutubeでよく振り返ります。」

H「民謡からアイドル・・・そして?」

T「中高一貫の女子校に入学しました。中学入学と同時に、ハードなB'zファンになりました・・・。女子中学生たるもの、やはりアイドルや俳優など、なにかにどっぷりハマりたがるもの・・・。ファンクラブにも入り、闇グッズなども買い集め、完全にB'zクレイジーになっても、男性の目がないのでへっちゃらでした。そして周りの同級生たちも、ほとんど全員が誰かのファンで、そんな盲目状態に陥っていました。そんな中1のある時、民謡をやっているという噂を聞きつけたある同級生に、バンドに勧誘されました。うちの学校は、中高生は一緒に部活を行なうのですが、ロックバンド部だけは(不良とみなされていたのか)、中学3年までは入れなかったのです。そこでこのバンドは、中1~2は独自でバンドを組んで練習を積み、中3で部活に正式加入という方法をとりました。」

H「中1でバンドを始めるんですね。すごい・・・」

T「バンドでは、メンバーの意向で、ビートルズ、ストーンズ、デヴィッド・ボウイ、スージー・クアトロ、ジャニス・ジョプリンのカバーなどばかりやっていて、中1のわりに激シブでした・・・。中3になり、『中1からバンドをやっている!』という鳴り物入りでバンド部に入ったのですが、やはり校内の人気を得るには日本のバンドをカバーせねばならない、と急遽、ユニコーンやJUDY AND MARY、THE YELLOW MOKEY、TOKIOまでもレパートリーに入れました。メンバー5人の趣味が新旧洋邦バラバラで、でもお互いの音楽性を尊重するという、校風がにじみ出た結果かもしれません・・・。」

H「東京の女子校ってそんな感じの子がいるんですね。」

T「私個人としては、中1から中3の途中まで、B'zが好きすぎて、B'zのメンバーが過去に聴いていたアーティスト(主に70~80年代のHR/HM)をも追いかけて聴いていたのですが、バンドのメンバーが、当時流行していたブリットポップのバンド、blurとoasisを貸してくれて、中学3年でブリットポップやオルタナティブ・ロック方面に開眼しました。当時、彼女が手を差し伸べてくれなければ、今でもB'zを狂ったように聴いていたかもしれません。また、彼女の影響で、中学3年から高校卒業までずっと「rockin' on」を読み続けました。今みたいな性格になったのは、当時のrockin' onの影響もあると思います。西原理恵子さんの四コマ漫画には、価値観の形成という意味でとても影響を受けました。」

H「そしてrockin' onですか。あの雑誌は日本中の若者の人生を狂わせてますね。ライヴは行ってましたか?」

T「中学1年の時に、GET A GRIPツアーで来日したエアロスミスのコンサートに行きました。コンサート初体験です。その後はB'zやドリカムといったコンサートに行っていました。高校1年で初めてオールスタンディングのライヴに行きました。FOO FIGHTERSの初来日公演です。その後、大学受験の勉強に専念するまでにたくさんのライヴに行きたくて、ash、ルシャス・ジャクソン、cibo matto、WEEZER、John Spencer Blues Explosion、BOSS HOG、Sugar Ray、・・・と来日するめぼしいバンドにはほぼ、また、当時は日本のハードコアパンクバンドが盛り上がっていたので、Hi-Standard、ヌンチャク、BACK DROP BOMB、Coke Head Hipstars、RUDEBONES、SCAFULL KING、SUPER JUNKY MONKEYなどなど、洋楽邦楽問わず、CDを買ってはライヴに行っていました。その一方で、2ndアルバムから、遅ればせながら小沢健二の文学性にハマり、小沢健二のコンサートにも激しく通っていました。思春期の倦怠感(ただし、恋愛沙汰は皆無)を小沢健二の1stの虚無感とすり替え、浸って聴いていました。」

H「すごい・・・」

T「当時は、学校帰りに、タワーレコードやデパートなどでセーラー服から私服に着替え、ローファーからスニーカーに履き替えて、ライヴハウスに行くのが、本当に楽しかったです!おそらくライヴハウスでは最年少でしたが、お酒やたばこなんかにまったく興味がなく、試したことすらありませんでした。ライヴ帰りにハンバーガーを食べながら、女子校の同級生たちと感想を言いあい、0時頃に家について母に怒られる、その繰り返しでした。健全なものです。校内に一緒にライヴに行ける仲間がたくさんいたのは本当に幸せでした。毎日のようにコンセプト立てたオリジナルカセットテープをつくっては交換し合い、一緒にユニオンやレコファンで中古を探し、タワーで新譜の予約をして特典のポスターやステッカーを自慢し合ったのは、涙が出るくらいいい思い出です。ただし、中高を通じて一般男性としゃべった時間は、父や弟、先生をのぞいたら、6年で2時間以内程度だったと断言できます。我が青春、音楽と友情のみと共に有りです。」

H「あの、僕、ライヴばっかり行ってる娘がいまして、今、ちょっと目頭が熱くなってます。」

T「大学に入学するにあたって、当時は日本のハードコアパンクにはまっていたので、高3で志望校の文化祭に足を運んだ際、『この学校でもこんな音楽をやる人がいるんだ』と思った激しいライヴをしていたサークルの門を叩きました。その文化祭でライヴを観た後、そのメンバーの人たちに『このサークル入りますんで』と宣言しに行って、4月には『入りました~』と部室に飛び込んだら、『文化祭で入部する気満々で話しかけてきたから、受験生じゃなくて付属校あがりの子かと思ったよ』と言われました。」

H「ふーん。東京の音楽好きの女の子ってそんな感じなんですね。勉強になります。」

T「そのサークルは、実は、そのようなハードコアパンクも演奏するし、もっと古いロックも演奏するし、HIPHOPが好きな人もいればFUNKが好きな人もいる、音楽的に寛容なサークルでした。私が聴く音楽の幅も、ここでグッと広がりました。女だらけの女子校生活を経て久々の共学でしたが、選んだサークルに誤りがなかったのか、非常にスムースな人間関係および大学生活を送ることができました。ここで選択ミスを犯していたら、どんなに孤独だったことでしょう!女子アナになるような生徒が沢山いる学校・学部だったので、趣味の合う音楽サークル仲間以外にほとんど友人はいませんでした。このサークルで初めて黒人音楽というものを意識し、さらにはハウスミュージックに出会いました。DJをやっている先輩のプレイを聴きに、初めてYELLOWに行ったのも懐かしい思い出です。その後自分がハウスミュージックのDJを始めることになるとは・・・・・・。ワールドミュージックやジャズのおもしろさも徐々に知り、大学卒業時には現行のロックにほとんど興味が無くなってしまいました。」

H「ええと、わかりにくいと思うので読者の方にお伝えしますと筒井さんは雙葉と慶応に通いました。」

T「大学のサークルの先輩で、54-71というスカム・ジャンクバンドがいて、ある一部の界隈では有名だったのですが、54-71のライヴには4~5年ほど皆勤で、ずっと通っていました。リズムや音の構成は今聴いても痺れます。メロディの美しさなどとの対極にある、構成の美学を感じます。ライヴをやったり、ライヴに行ったり、クラブに行ったり、レコード屋に通ったり、とほんとうに自由に楽しくやっていました。ハードな受験勉強の反動もあってか、ストイックに音楽を求道するのではなくひたすら好きな方へ、楽しい方へ、という感じでふわふわしていただけでした。意識の低いただの音楽好きです。新宿のクラブOTOで友人のDJを聴いた後、早朝に先輩たちの車でお台場までひとっ走り、一限に間に合うよう、港区の校舎まで戻ってもらったり、遊びでクラブイベントをはじめたり、中高時代とは違う音楽の楽しみ方を学んだのもこの頃です。大学卒業後は、青山ファイのディープファンクのイベントの後にMIX、というコースでよく遊んでいました。また、菊地成孔さんにハマッたのもこの頃です。菊地さんのコンサートや大学の講義にもよくもぐりこみに行きました。」

H「筒井さんの音楽体験は東京の音楽文化を考える時の貴重な資料になりそうですね(笑)。音楽の仕事をしようとは思わなかったのでしょうか?」

T「高校時代に音楽に関して多大なる影響を受けた、当時blurやoasisを貸してくれた女子校の同級生は、大学は別でしたが、より自由に活動を続け、着実にその音楽力を蓄積していました。また、私の大学のサークルにも、バンドサークルなのに『リスナー』と称してジャンルを無視して、有名無名問わずフラットに聴ける耳と膨大な知識を持つ先輩がいて、その2人には相変わらず影響を受けまくりました。こんな2人がいるのに、私が音楽を仕事にできるわけがない、と音楽を仕事にすることは早々にあきらめていました。また、本当に好きなものは仕事にしない方がいい、と感じていたのかもしれません。私は、音楽もひとつの『文化』として扱える、文化を担える仕事がしたいと、出版業界に足を踏み入れたのです(ただ、その同級生の女の子とは今ではまさかの同僚です。縁だなあと感じます)。」

H「その後、DJを始めたんですよね?」

T「社会人になっても相変わらずサークル仲間とはつるんでいたので、ごく最近まで一緒にライヴやクラブに出かけていました。最近は、それぞれ仕事や家庭で忙しくなり、頻繁に会いますが、もう音楽という媒介は必要としていません。私自身は、社会人になってアイデンティティーが揺らぎ、自分は音楽が好きなのだ、と改めて感じたこともあって、30歳を過ぎて遅ればせながら、DJ活動に熱心になりました。今まで聴いてきたいろいろなジャンルの音楽をアウトプットできるDJはとても楽しいです。またダンスミュージックのDJとなると、テクニックやグルーヴなどのフィジカルな部分のスキルも必要で、まさに『考えるな、感じろ』です。どうすれば体が動くか、という部分で音楽を聴いたり踊ったりするのは、今まで知識を蓄えたり、その音楽のバックグラウンドを考えたりして、頭でしか音楽を聴いてこなかった身としては新鮮で、魅了されています(もちろん知識がある前提で、それを瞬時に体感的に音で表現できるのが最強のDJだと思います!)。」

H「今後の世界の音楽について思うことなどを。」

T「20代の若い人がYouTubeで気軽に音楽を聴けるようになったのは、うらやましい限りです。でも、YouTubeやネット情報だけだと、50年代から連綿と続く大衆音楽の歴史が断片的にしか切り取られていないので、若い人が系統だてて音楽を聴く手段がなくなっているなあと思います。例えば70年代はロックが全盛で、一方で黒人音楽が開花し、80年代はMTVの影響とニューウェイヴ、90年代にはオルタナロックが流行って・・・みたいな説明の仕方って、今後は共通言語として有効じゃなくなるし、今後の年代はこういう説明は大まかにしかできなくなりますよね。音楽をつくる人は、断片的にでもいいものを嗅ぎ取るセンスがあれば、年代なんて関係なく影響を受けてアウトプットができると思うのですが、ジャーナリズムとして音楽を捉えようとする若い人は、今後、自己学習が大変になるんじゃないかな、と思います。出版人としては、そのアーカイヴを少しでもまとまった書物として残せたら、という気持ちがあります。」

H「筒井さんらしいお言葉です。筒井さんの今後は?」

T「DJ体験がまだまだ新鮮で楽しく感じているのと同様、本づくりが楽しい毎日です。できれば、DJと編集者の活動を両方続けて、どちらにもいい影響を与えていくような関係を築いていきたいです。どちらの活動も、『たくさんの人と会って、初対面でもいろいろな話ができる』という特徴があるのですが、それは私の性格にとても合っているようです。音楽を通じたコミュニケーション力は、大人になっても活かされています。」

H「ありがとうございます。それでは、選曲に行きましょうか。テーマは?」

T「はい。テーマは『10代の自分に聴かせたい音楽』です。≪≫の中は、10代の自分の声です。」

H「≪≫の中は、10代の自分の声・・・ それでは1曲目は?」

山下達郎 / SPARKLE



T「普遍的で良質なポップスの意味や良さは、10代の自分は理解できませんでした。当時は、マイナーなものこそ最高!誰もが知っている音楽なんて死ね!くらい思っていました。そんな私が山下達郎の1曲1曲に鳥肌を立て、コンサートに行くまでになるとは。10代の自分の偏狭な視野を呪います。『LOVE TALKIN'』のeditはDJでよくかけます。≪売れてる音楽聴いてるのってかっこ悪い!≫」

H「筒井さんの音楽体験を教えてもらった後なので、すごく感動的に響きますね。次は?」

NU SHOOZ / I Can't Wait



T「ディスコ音楽が好きでDJでもよくかけるのですが、80年代のダサくていなたくて軽薄な感じとシンセが新鮮で、大大好きです。なんでカウベル叩きながら歌ってるの・・・?なんでライヴなのにフェイドアウトなの・・・?こんな音楽が好きって言ったら10代の私に軽蔑されます。大好きです。好きすぎてレコード2枚持ってます。≪(ダサすぎて呆気にとられて無言)≫」

H「10代の私にというコンセプトがわかってきました(笑)。次は?」

Kate Bush / Running Up That Hill (Ashley Beedle Edit)



T「アラサーでDJを始めた時、すごく影響を受けた現場の先輩がいるのですが、彼らのMIXに入っていて知った曲です。「恋のから騒ぎ」だけじゃないケイト・ブッシュ。アシュリー・ビードルのeditで、完全にダンスミュージックになっています。展開もメロもエモすぎて、かけてて興奮します。好きすぎてレコード2枚持ってます。≪理解できない≫」

H「人との出会いと音楽との出会いが筒井さんを形成しているんですね。素敵な人生ですね。次は?」

ポピーズ / 恋は気分



T「10代の私にバンドでこの曲でもやったら?とアドバイスしたいです。なんかモテそうだし・・・・・・。ベースもドラムもかっこいいし、つい口ずさんでしまう歌謡ロック!昭和49年生まれの名曲!先輩の54-71のメンバーがドラムを叩いていたローリー寺西さんのライヴでカヴァーされていて『何このかっこいい曲!』と衝撃を受け、知りました。≪これならやってもいいかも♪≫」

H「これ、かっこいいですね。歌詞もかっこいいし。10代の筒井さんもこれは好きになりそうですね。次は?」

南部俵積み歌



T「青森県の民謡で、この曲も祖母に習っていました。今でもほとんどの民謡の歌詞を暗記していて唄えます。最近懐かしくてYouTubeで検索しては一緒に唄っています。これは香西かおりさんと長山洋子さんが唄うオーケストラの豪華なバージョンです。藤あや子さんが唄う秋田民謡もすごくイイです。民謡は農民や漁師のブルースなんだなと大人になってから思いました。やっと良さがわかりました。≪民謡のせいでこぶしが効いちゃうのが嫌≫」

H「おばあちゃんに小さい頃こういう音楽を教えてもらってたのは筒井さんにとってすごい強みですね。羨ましいです。次は?」

JONI MICHELLE / BLUE



T「大人になれば、いくつかの失恋も経験しました。10代の私にはちっともその気持ちがわからないでしょうけど。このアルバムがどん底の気持ちを救ってくれました。聴くだけで、『この人、孤独をわかってる』って思いました。≪今一番つらいのは早起き。学校が遠いから毎日6時前に起きてます≫」

H「うわ。僕、そういう女性の言葉に弱いんです。うわ、ちょっとこれ聴けないかも・・・ えと、次は?」

STEVE REICH / MUSIC FOR 18 MUSICIANS



T「生命とは、命とは、私っていったいどこから来たの?・・・と頭のなかが混乱してしまう、こんな音楽をつくり出せることに感動。さらにこの動画で観るライヴ感が最高!生演奏でこのミニマルミュージックを1時間!会場で宇宙に思いをはせながら舟を漕ぎたい。≪眠すぎ。つまんない。zzzzzz≫」

H「ライヒも聴くんですね。確かにそうですね。宇宙に向かって舟を漕ぎ出したくなりますね。次は?」

ALICE COLTRANE / JOURNEY IN SATCHIDANANDA



T「こういったスピリチュアルな音楽は、10代のロック少女には到底聴けるものではありません。即物的な8ビートこそが若い体を動かすのです。しかし、大人になったらこういう精神世界を照らす音楽こそが心が解放されてリラックスを得たり、インスピレーションが働いたりとうんぬんかんぬん・・・≪眠すぎ。超つまんない。zzzzzzZZZZZZ≫」

H「10代の筒井さんの突っ込みが、筒井さん独特の『シャイさの表現』だということが理解でき始めました(笑)。次は?」

THEO PARRISHのDJプレイ



T「10代の自分は自意識が肥大していて、音楽も頭でしか聴けなかったため、音楽を聴いて我を忘れて踊る行為というのが理解できなかったのです。大好きなこのDJのプレイは音はもちろん、プレイ中の動きだけでもテンションが上がります!画質は悪いですが、聴いてる人たちも幸せそうで、素晴らしい動画。≪DJってなにやってるのかわからないし、一心不乱に踊ってる人、気持ち悪いんだけど...≫」

H「あ、お昼で外なんですね。ふむふむ。確かにみんながすごく音楽で幸せそうですね。素敵ですね。さて次は最後の曲ですが。」

luscious jackson / water your garden



T「高校時代に大好きだった(けどちっとも売れなかった)渋グルーヴィなグランドロイヤルレーベルの女性バンドですが、未だに好きです。人前でDJをして、さらに、この曲をいまだプレイしていると当時の自分に教えたら、仰天すると思います。≪30過ぎて、いったい何やってるの!?≫」

H「筒井さんの音楽の趣味のテーマで、『女性性』っていうキーワードがあるんですね。『こういう女性になりたい!』って気持ちなのでしょうか。今回はお忙しいところ、どうもありがとうございました。あれ、もう10曲終わりましたよ。何を鞄から出してるんですか?」

T「あの、私が編集した本を宣伝しても良いですか?」

H「ええと、ここはそういう場所ではないのですが、じゃあ一冊だけですよ。」

T「はい。あの、渋谷のbar bossaの店主、林伸次さんが本を出します。『バーのマスターはなぜネクタイをしているのか? 僕が渋谷でワインバーを続けられた理由』というタイトルです。林さんがレコード屋の店員だった頃からどんな風にしてバーを始めたのか。どうやって17年続けてきたのか。そんなことが書いてある本です。いつかお店をやりたいなあなんて人にはもちろん、人生これからどうしようなんて行き詰っている人にも読んで欲しいです。」

H「あ、僕の本だったんですね・・・ あの、ありがとうございます。」


バーのマスターはなぜネクタイをしているのか? 僕が渋谷でワインバーを続けられた理由
バーのマスターはなぜネクタイをしているのか? 僕が渋谷でワインバーを続けられた理由

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筒井さん、今回はお忙しいところどうもありがとうございました。これからも良い本と良いDJ、そして音楽のある素敵な人生を楽しんでくださいね。

そろそろ冬が近づいて来ましたね。クリスマスはどうしようかなあ、なんて考え始めている頃ではないでしょうか。

それでは、またこちらのお店でお待ちしております。


bar bossa 林 伸次




「bar bossa」アーカイブ

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bar bossa information
林 伸次
1969年徳島生まれ。
レコファン(中古レコード店)、バッカーナ&サバス東京(ブラジリアン・レストラン)、
フェアグランド(ショット・バー)を経た後、1997年渋谷にBAR BOSSAをオープンする。
2001年ネット上でBOSSA RECRDSをオープン。
著書に『ボサノヴァ(アノニマスタジオ)』。
選曲CD、CDライナー執筆多数。
連載『カフェ&レストラン(旭屋出版)』。

bar bossa
bar bossa
●東京都渋谷区宇田川町 41-23 第2大久保ビル1F
●TEL/03-5458-4185
●営業時間/月~土
12:00~15:00 lunch time
18:00~24:00 bar time
●定休日/日、祝
お店の情報はこちら

Song & Co. Label Sampler:ニュース / NEWS

Song & Co.」という新しいレーベルの誕生です!

Song & Co.


Song ~ 歌、唄、詩、うた ~ 音楽が持つその心
And ~ そして
Co. ~ 友達、コラボレーション、コミュニケーション、協力・・・


Song & Co.
2013年春、音楽家:沢田穣治を中心に『ボーダレスでノンジャンルなクオリティの高い音楽をお届けするレーベル』を目指して動き始めました。POPS、ROCK、JAZZ、ワールド・ミュージック、現代音楽、 クラシック、民謡・・・正に国境も人種もジャンルも関係なく、誰もが感動し共感できる音楽を、最高のクオリティでご紹介して行けるよう、スタッフ一同、日々全力で励んでおりますので、ご期待下さい。
オフィシャルサイト:http://songandco.com/
Facebookページ:http://www.facebook.com/songandcom


めちゃめちゃ興味あるのでさっそく音楽が聴きたいな、という思いが湧いてきますよね。
ということで、レーベルサンプラー『Song & Co. Label Sampler / Various Artists』が用意されています。ショーロクラブをはじめ、アン・サリー、おおたか静流、馬場孝喜などなど素晴らしい面々が顔を揃えているではないですか!
このサンプラーと同時発売される3作品『CANTA JOBIM』、『u・ku・lu』、『NO NUKES JAZZ ORCHESTRA』のラインナップを見ても、JJazz.Netリスナーの好みであることは間違いなさそうですね。
今後のSong & Co.の動きに注目です。


Song & Co. Label Sampler / Various Artists
Song & Co. Label Sampler

amazon link


"Song & Co."は、どんな音源を展開して行くのか?
洋邦を問わずいわゆるポップスと言えるものから、ジャズ、ワールド、ニューエイジ、クラシック、現代音楽、民謡・・・
まさにボーダレスでノンジャンルなあらゆるクオリティの高い音源を、既にストックも持ちながら、新人もどんどん開拓して行く。その中心人物:沢田穣治ワークスとも言える本作は、既発売曲のみならず、未発表曲や、今後デビュー予定の新人の新曲を含み、当レーベルが今後展開していく世界観を一聴にでき、かつ、不思議な事に様々な音源のコンパイルが、1枚のアルバムとして聴けてしまう統一感を感じる。
"Song & Co."を知って頂くのに最適な一枚。
半分が未発表曲という76分以上20曲という贅沢な収録内容にもかかわらず、価格もお得でお手頃。

発売日:2013年10月23日
価格:1,050円(税込) 
型番:XQMD-1001

<収録内容> 曲名 / アーティスト(収録アルバム)
1. 青い月 / 沢田穣治 (未発表)
2. 明日ハ晴レカナ、曇リカナ / おおたか静流 with CHORO CLUB (TAKEMITSU SONGBOOK)
3. 死んだ男の残したものは / アン・サリー with CHORO CLUB (TAKEMITSU SONGBOOK)
4. Changeable Weather / NO NUKES JAZZ ORCHESTRA feat. Eric Legnini (NO NUKES JAZZ ORCHESTRA)
5. Strange Toy(奇妙なおもちゃ)/ NO NUKES JAZZ ORCHESTRA feat.Simon Fisher Turner (NO NUKES JAZZ ORCHESTRA)
6. Full Moon Night(満月の夕)/ NO NUKES JAZZ ORCHESTRA feat.アン・サリー (NO NUKES JAZZ ORCHESTRA)
7. Letter to the future / 沢田穣治 with シバリエ (未発表)
8. あたたかい気持ち / SARU (新人、未発表)
9. 夕方のお散歩 / CHORO CLUB (未発表)
10. 穏やかな朝 / CHORO CLUB (未発表)
11. 夏美の妄想 / 沢田穣治 (未発表)
12. いかれたベイビー / tamamix (未発表)
13. くらげの女 / tamamix (u・ku・lu)
14. 練馬~新宿~宇宙 / 馬場孝喜 (新人、未発表)
15. Estrada Blanca / Mio Matsuda + Jyoji Sawada with Strings (CANTA JOBIM)
16. samba do aviao / Mio Matsuda + Jyoji Sawada with Strings (CANTA JOBIM)
17. Modinha Mio / Matsuda + Jyoji Sawada with Strings (CANTA JOBIM)
18. Circle Line / NO NUKES JAZZ ORCHESTRA feat. Eric Legnini (NO NUKES JAZZ ORCHESTRA)
19. ある日突然 / 中川瑞葉 (新人、未発表)
20. タリーズ / 馬場孝喜 (新人、未発表)


同時発売(song x jazz レーベルから移行、再発売)
CANTA JOBIM
CANTA JOBIM / 松田 美緒 + 沢田 穣治 with ストリングス


u・ku・lu
u・ku・lu / tamamix


NØ NUKES JAZZ ORCHESTRA
NØ NUKES JAZZ ORCHESTRA / NØ NUKES JAZZ ORCHESTRA


アルゼンチン音響派の重要アーティスト、フアナ・モリーナ来日公演決定!:ライブ情報 / LIVE INFO

アルゼンチン音響派の重要アーティストとして世界的に高い注目を集める歌姫、フアナ・モリーナ。
高橋幸宏、EGO-WRAPPIN'、レイハラカミ、山本精一らと共演するなど、日本人ミュージシャンとの交流も盛んです。

そんなフアナ、11月27日(水)に約5年振りとなる新作『Wed 21(ウェンズデイ21)』をリリースします。

そしてこのリリースに合わせ、11月30日(土)~12月1日(日)に開催される、
洋楽インディーミュージックファンにはお馴染みのイベント、「Hostess Club Weekender」に出演。
(フアナの出演は12月1日のみ)

また、ブルーノート東京にて単独公演も決定しました。
ジャズクラブでのパフォーマンスも非常に楽しみです。


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【Hostess Club Weekender】

◆イベント概要◆
<日時>
2013/11/30 (土) OPEN 13:00 START 14:00
2013/12/1 (日) OPEN 12:00 START 13:00

<出演>
11/30(土):Neutral Milk Hotel / Okkervil River / Sebadoh / Delorean / Temples
12/1(日): Deerhunter / Juana Molina / Four Tet / Omar Souleyman / Austra

<会場>
恵比寿ガーデンホール
153-0062 東京都目黒区三田1-13-2

<チケット>
1日券 7,900円(税 込/1ドリンク別)
2日通し券 13,900円 (税込/各日1ドリンク別)
※1日券、2日通し券、ticket board他各プレイガイドにて一般販売中!

http://www.ynos.tv/hostessclub/(オフィシャルサイト)




【東京単独公演が決定】

デヴィッド・バーンやヴァシュティ・バニヤン等、数多くの鬼才アーティストが絶賛。"アルゼンチン音響派"を代表するカリスマ、ファナ・モリーナが初めてブルーノート東京のステージに立つ。高名なタンゴ歌手オラシオ・モリーナを父に持ち、5歳からギター演奏を開始。女優としての活動を経て、'96年に『ララ』でアルバム・デビュー。2002年の『トレス・コーサス』はニューヨーク・タイムズの年間トップ・テンに選ばれた。大の親日家としても知られ、これまで高橋幸宏、EGO-WRAPPIN'、レイハラカミ、山本精一らと共演。2009年にはフジ・ロック・フェスティバルにも登場している。約5年ぶりのニュー・アルバム『Wed 21』もリリース間近の彼女が、クラブでどんな音楽世界を繰り広げるのか。絶対に見逃せない特別な一夜になるだろう。

<公演名>
フアナ・モリーナ

<日時>
2013/12/3(火)
1stセット OPEN 17:30 START 19:00
2ndセット OPEN 20:45 START 21:00

<出演>
フアナ・モリーナ (vo, g, key)
他メンバー未定

<会場>
ブルーノート東京
〒107-0062 東京都港区南青山6-3-16 ライカビル

<チケット>
MUSIC CHARGE:¥7,350(税込)
※Jam Session会員予約受付開始日:10/23(水)
※一般予約受付開始日:10/30(水)

http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/juana-molina/
(公演詳細)

【Juana Molina - "Eras"】




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フアナ・モリーナ約5年振りの新作『Wed 21』11月27日リリース

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■タイトル:『Wed 21(ウェンズデイ21)』
■アーティスト:Juana Molina(フアナ・モリーナ)
■発売日:2013年11月27日
■レーベル:Hostess Entertainment
■価格:2,490円(税抜: 2,371円)
■製品番号:HSE-60168


amazon link


<収録曲>
1. Eras(エラス)
2. Wed 21(ウェンズデイ21)
3. Ferocímo(フェロシーモ)
4. Lo Decidí Yo(ロ・デシディ・ヨ)
5. Sin Guía, No(シン・ギア、ノー)
6. Ay, No Se Ofendan(アイ、ノ・セ・オフェンダン)
7. Bicho Auto(ビチョ・アウト)
8. El Oso De La Guarda(エル・オソ・デ・ラ・ガルダ)
9. Las Edades(ラス・エダデス)
10. La Rata(ラ・ラタ)
11. Final Feliz(フィナル・フェリス)
12. Dar (live) (ダル)*
*日本盤ボーナストラック
*日本盤はボーナストラック1曲、歌詞対訳、ライナーノーツ付(予定)
※シングル「Eras」iTunes配信中!
リンク: https://itunes.apple.com/jp/album/eras-single/id704219854


ワールド・ミュージックの枠を大きく飛び越え、アルゼンチン音響派の重要アーティストとして注目され、デヴィッド・バーンからファイスト、過去の来日時にはエゴラッピン、高橋幸宏、レイ・ハラカミ等著名アーティストとのライヴや伝説のシンガーソングライター、ヴァシュティ・バニヤンからも支持される歌姫フアナ・モリーナが約5年振りとなる6thアルバムをリリース!日本盤ボーナストラックに約11分のライヴ曲「Dar (live)」を収録!


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【Juana Molina(フアナ・モリーナ)プロフィール】

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ブエノスアイレス出身、アルゼンチン音響派を代表するアーティスト。2001年にセカンド・アルバム『Segundo』をリリースすると、ここ日本でも大ヒットを記録。2006年に4thアルバム『Son』をリリースした際には、同年の来日公演で高橋幸宏、レイ・ハラカミがサポートを務めた。2008年、5thアルバム『Un Dia』をリリースし、ビルボードにて単独公演を行う。翌年にはフジロックフェスティバル'09にも出演し、2日間で3つのステージに出演する。2013年11月27日、約5年振りとなるニュー・アルバム『Wed 21』をリリースする。

Juana Molina Official Site

Kids meet Music!:ライブ情報 / LIVE INFO

SOUL BOSSA TRIOの主宰であり、アン・サリーなどを手がけたことで知られるプロデューサーのゴンザレス鈴木が約10年ほど続けているプロジェクト、Kids meet Jazz!。「大人と子供が一緒になって本物のジャズを楽しんで欲しい」という願いのもとで、これまでにたくさんの親子がジャズを体験しています。さらに最近では、Kids meet Music!として音楽ジャンルをジャズ以外にも拡げ、参加者も多様に盛り上がりを見せているようです。
そんなKids meet Music!が毎年恒例の「渋谷音楽祭(渋音)」に登場します!
入場も無料ですので、この機会に親子で芸術の秋を満喫してみては??

Kids meet Music!


11月9日(土)に行われる「第8回渋谷音楽祭(渋音)」に、2005年にKids meet Jazz!からスタートした、親と子で共に感じ、楽しむ音楽のプロジェクト~Kids meet Music! が初参加します!この日は、Kids meet Jazz!はじめ、Kids meet Classic!、Kids meet Soul!、タップで踊ろう!、英語で歌おう が結集した超充実のプログラム。ぜひ、みなさんの参加をお待ちしています!


<開催日>
11月9日(土)

<場所>
渋谷・日本経済大学大学院246ホール

<料金>
入場無料!~すべてのお子様の入場可
(※チラシにある「イベント参加にあたってのご注意」をお読みください)

<プログラム>
【10:30~11:00 英語で歌おう!】
出演:マヤ・ハッチ(うた)、古川奈都子(ピアノ)

BSフジ「Beポンキッキ」の歌のおねえさんとしてレギュラー出演した、アメリカ人ジャズシンガー「マヤ・ハッチ」が、ABCの歌や、ゆかいな牧場など、簡単な英語の歌の基本を、発音のレッスンしながら、子供たちと一緒に楽しく歌うスペシャルなワークショップです。

【11:30~12:00、14:30~15:00 タップで踊ろう! 】
出演:宇川彩子(タップダンス)他

日本を代表するタップダンサー宇川彩子(うかわあやこ)が指導する、スペシャル・ワークショップ。タップダンスの基本や簡単な振付をレッスンし、最後には、参加者が音楽に合わせて、皆で踊れるところまで指導します。子供達にも大好評の、新しい形のダンス&音楽ワークショップです。

【13:00~14:00 Kids meet Jazz!(キッズ・ミート・ジャズ!)】
出演:CHAKA(うた)、宇川彩子(タップダンス)、スティーブ・サックス(サックス)他

さんぽ、ドレミの歌、ABCの歌~キラキラ星、線路は続くよどこまでも・・・子供達にとってお馴染みのナンバーが、超一流のジャズミュージシャンの本格的な演奏で、ジャズに生まれ変わります。タップダンスも交え、子供達が初めて聞くジャズを、心と体で最高に楽しめる感動のステージです。

【15:30~16:00 Kids meet Soul!(キッズ・ミート・ソウル!)】
出演:露崎春女(うた&ピアノ)、中沢ノブヨシ(うた&ギター)、加藤カズ(キーボード)

超一流のソウル系シンガーによる、親子のためのスペシャルライブ。始めて聞く曲でも、心の底から一緒に歌い、知らず知らずのうちに、ソウルミュージック(黒人音楽)やクワイアー(教会の合唱団)の楽しさを体感してもらいます。
演奏曲:I want you to back、I just call to say I love you他

【16:30~17:00 Kids meet Classic!(キッズ・ミート・クラシック!)】

出演:林そよか(ピアノ、編曲)、林はるか(チェロ)、石崎諒子(バイオリン)、牧野元美(ソプラノ)他

ストリングス・カルテットを中心にした、心と体で体感する楽しさ満載の、「体感クラシック」。テレビでも流れるクラシックの有名曲を、楽しくダイジェストで演奏。指揮者"タクト君"を中心にした"みんなで指揮をしちゃおう"も大好評!
演奏曲:ラデツキー行進曲、歌曲「カルメン」より「ハバネロ」、となりとのトトロ変奏曲、新世界「第4楽章」、さんぽ交響曲

<Kids meet Music! Facebookページ>
https://www.facebook.com/KidsMeetMusic


Kids meet Music!

Kids meet Music!

WHISKY MODE Vol.50 「50th Anniversary Special」:WHISKY MODE

今回の「WHISKY MODE」は祝50回目ということでスペシャルな内容!


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2009年9月にスタートしたこの番組。
クラブミュージックとウイスキーをテーマに、これまで数多くのミュージシャンをお迎えしてきました。
(これまでのゲスト一覧はこちら

今回は「WHISKY MODE 50th ANNIVERSARY」と題したスペシャルバージョン!


ゲストはこの番組でお馴染み、約4年振りとなる新作をリリースする、orange pekoeのお二人。
50回目ということでナガシマさんから乾杯のお言葉頂きました~。~。

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Photo by daisuke ishizaka


■今回PICK UPしたウイスキー:響12年■
酒齢12年以上のモルト原酒に、じっくりと時を重ねた原酒の数々をブレンド。
最初にパイナップルやプラム、ラズベリーといった果実香が広がり、
続いて蜂蜜やカスタードクリームのような甘い香りが広がります。

番組ではペリエで割って楽しむ「響&ペリエ」をご紹介。
ペリエと組み合わせることで、よりフルーティーさが際立ちます。


響12年プレゼント:応募はこちらからどうぞ


■orange pekoe × 響12年■
「アトマイザーでより香りが良いですね。こうやって番組に出させて頂いているからという訳ではないんですけど(笑)、夜寝る前にこの響をよく飲んでいたんです。アロマ効果でリラックスできるんですよね。前回出させてもらってから本当にウイスキー愉しんでます。」 by orange pekoe


10/23に約4年ぶりとなる新作『Oriental Jazz Mode』をリリース。
オリエンタルな音楽やジャズが好きなナガシマさんの想いが詰まっております。
秋にもぴったり、新しいオレペコ・サウンド!

ナガシマさん、最近は良く飲みに行っているということで、
皆で飲みに行きましょうなんて、盛り上がっています。

「KAWASAKIさん、パーティーの香りがして楽しそう。」と藤本さん(笑)。


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Photo by daisuke ishizaka


番組のオープニングナレーション。皆さん驚きませんでしたか?

50回目ということもあり、KAWASAKIさん初出演!
一度やってみたかったそうです(笑)。

声が素敵というコメントよく頂くのですが、KAWASAKIさんのナレーション上手ですよね。

そんな収録風景。

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Photo by daisuke ishizaka

照明を落として雰囲気を作って。
お客さんとバーテンダーというシチュエーションです。

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Photo by daisuke ishizaka


番組後半では皆さんからのメッセージと共に、この50回を振り返り。
今までで一番良く飲んだゲスト、生演奏してくたゲストの方々など、KAWASAKIさんの想い出も。


そしてサプライズは、過去ゲスト出演してくれた方からの生電話!
KAWASAKIさんには秘密にしていたので、本当にドキドキしているのが伝わってきます(笑)。

お一人目はfrom NY、Monday満ちるさん。そして二人目はbirdさん。
お忙しいにも関わらず、KAWASAKIさんの為ならといいうことで、出演下さいました。
Mondayさん、birdさんどうもありがとうございました。

【Monday満ちる LIVE情報】
2013.10.19 [Sat] 『秋空百貨店 』永源山公園 Eigenzan Park
2013.10.28 [Mon] 『Brasilified tour 2013 Autumn 』京都METRO
2013.11.04 [Mon] 『Cross.S presents Brasilified tour 2013 Autumn 』土手町コミュニティパーク
2013.11.05 [Tue] 『Brasilified tour 2013 Autumn 』BLUES ALLEY JAPAN

Monday満ちる LIVE情報


【bird LIVE情報】
2013年12月24日(火)『「bird Christmas Live」』@ CAY(青山)
2014年1月11日(土)『bird 9 LIVE !』@ Billboard LIVE TOKYO(東京)
2014年1月17日(金)『bird 9 LIVE !』@ Billboard LIVE OSAKA(大阪)

bird LIVE情報


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Photo by daisuke ishizaka

今回ゲストに来て下さったorange pekoeさんや電話出演頂いた、Monday満ちるさん、birdさん、
皆さんおっしゃっていましたが、この番組がきっかけとなってウイスキーが好きになったという方々ばかり。

リスナーの皆さんからのメッセージでも、この番組からウイスキーに興味を持ったという方が多くてすごく嬉しいです。
ウイスキーとクラブミュージックでつながっていくなんて本当に素敵なことですよね。

今後も「WHISKY MODE」をよろしくお願いいたします。


【響12年の世界観に通じる楽曲】
→「月の小舟 / orange pekoe」
「夜にゆっくりと月でも観ながら「響12年」を飲みたいな、ということでニューアルバムからこの曲を選んでみました。」by orange pekoe


【今回のテーマ「Anniversary」に合う楽曲】
→「a seed of love / orange pekoe」
「ニューアルバム『Oriental Jazz Mode』に入っているこの曲を選んでみました。「a seed of love」、
つまり「愛の種」。新しいこれからの一歩に新しい種を撒いていこう、というメッセージを込めています。」
 by orange pekoe

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番組では皆さんから頂いたメッセージやリクエストもご紹介しています。
抽選でゲストとのサイン入り写真+ウイスキーをプレゼント!

次回もスペシャルな内容を予定しています。
番組の思い出、印象深いゲスト、KAWASAKIさんにこれやって欲しい等々なんでもOKです。
皆さんのメッセージお待ちしています。

応募はこちらからどうぞ

収録風景等、番組のfacebookページにもたくさん掲載しています。
そちらも是非チェックしてみて下さいね~。

「WHISKY MODE」facebookページ

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【DJ KAWASAKI初のコンプリート・ベストアルバム、
『NAKED ~ DJ KAWASAKI Complete BEST』5月29日(水)リリース!】

タイトル : 『NAKED ~ DJ KAWASAKI Complete BEST』
発売日 : 2013.05.29(Wed) Release
製品番号 : TOCT-29148
価格 : ¥2,300 (tax.in)

iTunes ダンス・シングルチャートで、前人未到の8曲連続No.1を獲得!
birdをフィーチャーした書き下ろし新曲「Shining」収録!
ジャパニーズ・ハウス・ムーブメントを作ったDJ KAWASAKI 初のコンプリート・ベストアルバム!!

NAKED ~ DJ KAWASAKI COMPLETE BEST


NAKED ~ DJ KAWASAKI COMPLETE BEST

リリース:2013年5月29日
ユニバーサル ミュージック (e)
製品番号:TOCT29148

デビューアルバム『Beautiful』(2006年)から『BLACK & GOLD』(2012年)までの全楽曲より、iTunes ダンス・シングルチャートNo.1を獲得した楽曲などを選りすぐり、さらに書き下ろしの新曲、未発表Ver.までも加え収録した、DJ KAWASAKI初のオールタイム・ベスト!!新曲のフィーチャリング・ヴォーカルにはbirdが参加!DJ KAWASAKIの名曲が新たに誕生!ジャケットは、デビュー盤でモデルの藤井リナを起用し、"モデル・ジャケ"の先駆けとなった米原康正氏による最新フォトセッション!デビューから現在までの全てがわかる究極のベスト盤!




アルバム詳細(EXTRA FREEDOM)

ツアー詳細(EXTRA FREEDOM)


【沖野修也、DJ KAWASAKIがシングルモルトの世界をテーマにセレクトしたコンピレーションCD】

Magic


WHISKY MODE~A COLLECTION OF CLUB JAZZ / CROSSOVER / SOULFUL HOUSE CLASSICS~

リリース:Now On Sale
ewe records
製品番号:EWSP-0001

シングルモルトウイスキー"の世界観をテーマに、沖野修也、そしてDJ KAWASAKIが("クラブ・ジャズ/クロスオーバー・ミュージック"を)セレクトしたコンピレーションCD。JAZZTRONIK、吉澤はじめの楽曲から、沖野修也自身の楽曲もセレクトした、音楽×ウイスキーの至極のコンピレーションアルバム。共通するのはその多様性と、良質な世界観・・・。個性的な表情を見せるシングルモルトとクラブジャズ/クロスオーバーミュージックが共鳴し合うひととき、(家でも外でも楽しめる)新しいライフスタイルを提案します。

コンピレーションCD「WHISKY MODE」特別ページ


DJ KAWASAKI Official Site




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『Oriental Jazz Mode / orange pekoe』

Oriental Jazz Mode


Oriental Jazz Mode / orange pekoe

リリース:2013年10月23日
KING RECORDS
製品番号:KICJ657

7thアルバムとなる今作は、今までのサウンドに加え、中近東、北アフリカ、またアジアなどを含むオリエンタルな要素を独自に昇華した楽曲を制作 し、1枚のアルバムとして新たな境地を切り開いた。 ミュージシャンにはピアノ吉澤はじめ、アラブバイオリン及川景子、パーカッション岡部洋一をはじめとした様々なシーンで活躍するメンバーが参加。THE BODY SHOPとのコラボソング「FLOWER」、またファンの間ではすでにライブでの人気曲「Foggy Star」やハイライト「A Seed of Love」を含む全10曲収録。





【orange pekoe プロフィール】

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ナガシマトモコ (ヴォーカル、作詞)と藤本一馬(ギター、作曲、編曲)により1998年に結成され、関西で活動を開始。自宅録音を駆使し作品を制作する傍ら、関西のクラブやカフェを中心にライブを展開。DJ、クリエイターを中心に大きな支持を受け、2002年にメジャーデビュー。ナガシマトモコの甘美で唯一無二の歌声、藤本一馬の独創的なギター、そしてジャズ、ブラジル、ソウル、ラテンなど、様々なジャンルの音楽を確固たるオリジナリティで昇華した自作自演のスタイルで、日本のオーガニック・ミュージックシーンをリードする存在として、同世代から圧倒的な支持を受けている。また作品ごとにアートやファッションとのコラボレーションを展開するなど、そのヴィジュアルワークにも注目が集まる。現在まで6枚のオリジナルアルバムをリリースし、アジアや、ニューヨークでのCDリリースやライブ公演など海外にも活動の幅を広げている。ライブにおいては、真にアコースティックで二人の息づかいが聞こえるデュオ編成、またグルーヴィーで迫力溢れるバンド編成、どちらの編成も観客を惹き付けてやまないライブバンドとしての一面も支持されており、歌とギターのみによるデュオ・スタイルでのツアー「orange pekoe acoustic duo tour」、また「orange pekoe with the Big Band party night!!!」と 題して総勢18人からなるビッグバンド・オーケストラでのライブを開催。昨年はレギュラーバンドにバイオリンや中近東のパーカッションなどを迎えた新たなバンド編成でのライブを展開し、12月にはブラジルの国民的大歌手エリス・レジーナの没後30年を記念したカバーアルバム『orange pekoe / Tribute To Elis Regina』をリリース。インドネシアソニーからはベストアルバムもリリースされ、インドネシア公演も成功裏に終えた。また、それぞれソロとしての活動も始動し、ギタリストとしての1stソロアルバム「SUN DANCE」が各方面から高い評価を得ている藤本一馬の2ndアルバム『Dialogues』もリリース。カルロス・アギーレ、ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート、北村聡らを迎え、ジャズや南米音楽の国境、その先に辿りついた美しき作品集として結実。今年はニューヨークで活躍する新進気鋭のミュージシャン達とともにレコーディングされたナガシマトモコのソロアルバムもリリース予定で、現在進行形のジャズ&ソウルミュージックを聴かせるアルバムとして期待が高まる。

orange pekoe Official Site


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『BRASILIFIED / Monday満ちる』

BRASILIFIED


BRASILIFIED / Monday満ちる

リリース:2013年7月10日
Billboard Records
製品番号:HBRJ1010

「ブラジル」をテーマにしたNEW ALBUM! アップビートでありちょっとエレクトリック、トラディショナルなブラジル・テイストもモダンタッチもある。オリジナル曲に加え、マルコス・ヴァーリの「Parabens」やミルトン・ナシメントの「Tudo Que Voce Podia Ser」といったブラジルの至宝の楽曲の英詞カバー、そしてハービー・ハンコックの名曲「Tell Me A Bedtime Story」に歌唱をつけた「Bedtime Story」(笠井紀美子が1979年に歌ったバージョン)なども、Monday仕様にブラジル化。共同プロデュースに、Bebel Gilbertoの作品などで知られるSimone Giuliani。ミュージシャンはItaiguara Brandao (マルコス・ヴァーリ他)、Masa Shimizu (Bebel Gilberto他)、Mauricio Zottarelliらが参加。ブラジルのフリーなヴァイヴスとニュー・ヨークの都会的なエッセンスが溶け合った、名盤の薫り高いハイブリット作品だ。

【Monday満ちる プロフィール】

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1963年東京生まれ。ジャズピアニストの秋吉敏子、ジャズサックス奏者のチャーリー・マリアーノの間に生まれる。 日本映画界で女優として活躍していた が、91年、アルバム 『mangetsu』のリリースをきっかけにシンガーソングライターとしての キャリアをスタート。ジャズを基盤としたアシッドジャ ズ、ソウル、ドラムンベース、ラテン、ブラジリアン、など様々なジャンルで多様な 楽器を取り入れた無国籍な音楽を作り続けている。またシンガー/ライ ターとして、DJ Krush, Mondo Grosso,Kyoto Jazz Massive, Basement Jaxx, UA, Masters At Work,Joe Clausell, Lisa Ono などとの音楽製作をはじめ、birdへの楽曲の提供やヴォーカル・アレンジなどバラエティに富んだサウンドワークを務めたりと、幅広くミュージシャンと しての才能を発揮。 90年代の初めには、日本でのアシッド・ジャズの先駆者として知られ後に日本での数少ないアンダーグラウンド・クラブシーンにおいて数少ない女性のひとりとなる。クラブミュージック界から他にない彼女自身のスタイルを見つけ,プロデュースも手掛けるレアな女性シンガー・ソングライターに 成長。

Monday満ちる Official Site


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『9 / bird』

9


9 / bird

リリース:2013年9月25日
Village Music
製品番号:VRCL4031

bird、二年振りのオリジナルアルバム。彼女のライブ・セット・バンド、The N.B.4 (田中義人、Genta、金子雄太、澤田浩史)今の日本の音楽シーンを代表する錚々たるメンバーで録音された今作。多くのライブで新曲を披露し紡ぎ編み上げた全10曲。birdの現在の魅力を余すところなく収録。彼女の魂(Soul)が詰まった感動作の完成。







【bird プロフィール】

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シンガー & ソング・ライター。1975年 京都出身グルーヴィな歌声と独創性に満ちた楽曲で、ジャンルを選ばず音楽ファンを魅了するシンガー&ソング・ライター。大沢伸一/MONDO GROSSO主宰レーベルより「SOULS」で1999年デビュー、1stアルバム「bird」は70万枚突破。ゴールドディスク大賞新人賞獲得。伸びやかな歌声を武器に、ジャンルの垣根を越えて活躍するその姿勢は、ライブも含め音楽ファンから高い評価を得ている。現在、birdが歌う資生堂140年企業CMが放送中。15年目を迎える2013年3月20日(水)に、新曲2曲を含む、樋口直彦氏のギターとbirdで紡ぐオーガニックアルバム「HOME」、全曲リマスタリング & Blu-spec CD2にて2枚組BEST「bird's nest 2013」、の2タイトル同時発売。15周年Yearの今年、9月25日に9枚目のアルバム「9」を発売。クラブミュージック界から他にない彼女自身のスタイルを見つけ,プロデュースも手掛けるレアな女性シンガー・ソングライターに 成長。

bird Official Site


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【WHISKY MODE SHORT STORY Vol.50<アニバーサリー編>】

「すごくいいことがあったんです。」
地道に続けてきたことがやっと実を結んだ、今日という日ばかりは、
自分を褒めてあげたかった。

「記念日をお祝いしたくて。 何かオススメもらえますか?」

「じゃあ、"響&ペリエ"はどうですか?
華やかで、お祝いにはぴったりだと思いますよ」

口の大きく空いたグラスからは、甘やかな香り。
「美味しい」。
一口飲むと体中が幸せに包まれた。

「良かった。ハイボールと一緒に、こんな曲はどうですか?」

マスターは"世界は君のもの"と歌う、
クラブ・クラシックスの「IT's Your World」をかけてくれた。

「僕、この曲好きなんです。」

マスターの人柄やセンスを感じられる演出に、私は心底酔いしれた。

ハイボールとクラブ・ミュージック、そして窓からはキモクセイの香り。
五感が満たされる至福のひとときを噛みしめつつ、
これまでの私、そしてこれからの私に、もう一度祝福の乾杯をした。」


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Photo by daisuke ishizaka

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【TEAM WHISKY MODE】

PHOTOGRAPHER : DAISUKE ISHIZAKA
NARRATOR : MAKI SUGIMOTO
ARTIST MANAGEMENT : ERI MORI
PROMOTER : TOSHIHIRO ASAI
DIRECTOR : SATOSHI HIROSHIMA

produced by JJazz.Net

DCPRG LIVE in OSAKA & TOKYO 2013:ライブ情報 / LIVE INFO

DCPRG


菊地成孔率いるポリリズム・マニアクス、DCPRGのライブが決定です!
大阪と東京。特に大阪の方は待ちわびていたでしょうから、思いっきり踊って楽しんでください!

DCPRG LIVE in OSAKA & TOKYO 2013


活動再開してから気がつけば3年も経過していた訳ですが、もっと気がつけば我が愛する大阪、活動休止前には頻繁にライブをやっていた大阪に一度も行っていないという、とんでもない大ポカをやらかしていたので、東京とあわせて、あたかも「年内最後のツアー」みたいにしつらえてみましたが、実質上コレは<DCPRGが大阪に行くのだ久しぶりに>という事です。御来場頂ければ、生まれ変わった我々が「毎年野音でやってっから、聴きたい奴は来ればいいじゃんよ」とかいった上から目線の荒くれ者ではなく、人数が多いばっかりにツアーアクションが鈍くなっているだけの、ポリリズム目線の荒くれ者だという事が嫌というほどお解り頂けると思いますので、お初の方も、とんでもなく久しぶりの方も差別なくヨロシクお願い致します。共に大いに騒ぎ、暴れましょう。ガッツリ3時間以上やる事だけは相も変わらずですんで。(菊地成孔)


2013/11/12(Tue)
Umeda AKASO
OPEN 18:00 START 19:00
スタンディング 前売り: 5,000円 ドリンク代別
お問い合わせ: SMASH WEST 06-6535-5569

2013/11/14(Thu)
恵比寿LIQUIDROOM
OPEN 18:00 START 19:00
スタンディング 前売り: 5,000円 ドリンク代別
お問い合わせ: SMASH 03-3444-6751

<前売り>
チケットぴあ 
P:209-261
0570-02-9999
受付時間 / 10:00 - 23:30

ローソンチケット
L:53447
0570-084-005
受付時間 / 24h

e+(イープラス)

bar bossa vol.23:bar bossa

bar bossa


vol.23 - 「Lucid Fall / "Lucid Fall (The Best of)"」


いらっしゃいませ。

bar bossaへようこそ。

以前にご紹介した韓国SSWルシッド・フォールのベスト盤CDが、10月17日にインパートメントから発売されます。
今回もまた、ボサノヴァやジャズに詳しい韓国人ジノンさんをゲストに迎えて、ルシッド・フォールについて教えてもらいます。

林(以下H)「ジノンさん。こんばんは。やっと待望のルシッド・フォールの日本盤CDの発売が決まりましたね。今回も色々と教えてくださいね。」

ジノン(以下J)「こんばんは。こちらこそよろしくお願いします。日本でルシッド・フォールがどう受け入れられるか楽しみですね。」

H「さて、bar bossaでルシッド・フォールをかけていると、『これはフランス語ですか?』とよく質問されます。例えば佐野元春とか桑田佳祐とかは、日本語なんだけど、わざと英語っぽく聞こえるような日本語を歌っています。ルシッド・フォールにそういう意識ってあると思いますか?」

J「そうですか。韓国語がフランス語に聞こえるなんて僕にはすごく新鮮な感じがしますね。うーん、どうしてでしょうか。ルシッド・フォールにそういう意識はないと思いますが、一般的に外国人が感じている韓国語の特色を考えてみると、確かにすこし柔らかいというか丸い感じがしますね。わざとフランス語っぽくといっても韓国人には普通に韓国語に聞こえると思いますし、僕にも韓国語に聞こえます。もしかして『わざとフランス語っぽく』という意識で歌ったら、きっとどこかで違和感が存在するはずだと思いますが、あまり違和感を感じたことはありません。逆にそういう感覚で歌ったら、普通の韓国人の情緒から考えてみると結構嫌がれるかもしれません(笑)。」

H「なるほど(笑)。」

J「ということで、やっぱりルシッド・フォールにそういう意識があったのではなく、曲の雰囲気、彼の声が持っている特徴、まるで静かに詩を吟ずるような歌い方などの影響ではないでしょうか。もう一つ、僕の個人的な意見ですが、彼の曲を聞いていて無意識に感じられるのが、比較的に母音の数が多いように聞こえたり、パッチム*が少ない感じで聞こえたりすることです。なお、パッチムがあったとしても丸い、柔らかい感じに発音される子音が多いように聞こえますね。それがいわゆる彼の詩的感覚の特徴なのかはわからないのですが、僕はそれが一番のポイントなのではないかと思いました。まあ本当に個人的な意見ですが(笑)。」
*パッチム : ハングルの『子音+母音+子音』という構成のなかで最後の音をあらわす子音のこと

H「先日、ドリンジ・オーさんに『ホンデのインディーズ・シーンはルシッド・フォールのフォロワーのアーティストが中心になって活躍している』という話を聞いたのですが、そんな感じはしますか?ホンデのインディーズ・シーンや雰囲気を教えてください。」

J「そうですね。ドリンジ・オーさんのご意見には同感です。うーん、何曲か一緒に聞いてみましょうか。」





J「たとえば、この2曲はある意味、ホンデのインディーズ・シーンの象徴的な曲だと思います。Deli Spiceは1997年のファーストアルバム、Crying Nutは1998年のファーストアルバムです。ちょうど現在のホンデの空気感が形成された時期ですね。モダンロックとかパンクの感覚、それが僕のなかにある90年代後半のホンデ、そしてインディーズ・シーンの印象でした。」

H「日本で韓国のインディーズ・シーンというと、こういうイメージを持っている人も多いですよね。」

J「はい。そしてそんな雰囲気のなか、ルシッド・フォール名義で活動し始める前に彼が活動していた『ミソニ』がこんな音楽を発表しました。1998年のことです。」





J「急にbar buenos airesとかQuiet Cornerの感覚に行ってしまいました(笑)。90年代後半にこのようなモダンフォークの感覚を持って登場したのが、ドリンジ・オーさんがおっしゃてたことに繋がるきっかけだったのではないでしょうか。もちろん、遡ってみると80年代後半から90年代初頭に韓国の良質のポップを発表した『ドンア企画(동아기획)』、『ハナ音楽(하나음악)』という優れたレーベルの影響もかかせない要素だと思いますが、いまのホンデのインディーズ・シーンを考えてみるとドリンジ・オーさんのご意見のとおりだと思います。」

H「なるほどです。」

J「では、次は『才州少年』の2003年のファーストアルバムから『明倫洞』という曲です。因みに、『明倫洞(ミョンリュンドン)』はソウルにある地名です。歩いて仁寺洞(インサドン)とか北村(プックチョン)に行けるくらいの距離のところにあります。」





J「もっといまの感覚に近づきました。この曲に『耳もとにフォールの音楽がぐるぐる回っていたね』という歌詞がありますが、『もしかしてフォールってルシッド・フォールのことじゃないの?!』という噂話をよく聞きました。もちろん、事実関係は詳しくわからないですが(笑)。 この音楽を聞いてルシッド・フォールを連想したということは、それだけ、ルシッド・フォールが影響力を持っていたということではないでしょうか。」

H「ジノンさん、ありがとうございます。では、ルシッド・フォール周辺のミュージシャンについても教えてください。」

J「では、こんど発売される日本盤ベストCDに参加しているアーティストを解説しますね。Trナンバーは今回のCDの曲順にあわせました。曲目もあわせてご覧下さい。」

曲目
1. あなたは静かに (그대는 나즈막히)
2. 寂しいあなた (외로운 당신)
3. Kid
4. 歩いて行こう (걸어가자)
5. Sur Le Quai(Instrumental)
6. レ・ミゼラブル (레미제라블) (Part 1)
7. ラオスから来た手紙 (라오스에서 온 편지)
8. 綱渡り (외줄 타기)
9. 悪戯っぽく、或いは優しく (장난스럽게, 혹은 포근하게)
10. あなたの悲しみが見えるときは (그대 슬픔이 보일 때면)
11. 水になる夢 (물이 되는 꿈)
12. 鳥 (새)
13. 見えますか? (보이나요?)
14. ムンスーの秘密 (문수의 비밀)
15. 心は夕焼けになって (마음은 노을이 되어)


アーティスト解説
유희열 You, Hee-yeol [key] Tr.13
1971年生まれ。1992年に『第4回ユ・ジェハ音楽競演大会』で大賞を受賞。1994年、プロジェクト『TOY』でデビュー。90年代から韓国のSSW系を代表している。FMラジオのDJ、テレビ番組のMCとしても有名だ。特に彼がパーソナリティーだったFMラジオの番組はどれも音楽的に、バラエティ的に話題になり、韓国ではかなりの人気であった。現在、ルシッドフォールを同じくアンテナミュージックに所属。

함춘호 Ham, Chun-ho [g] Tr.11
1961年生まれ。1980年代の叙情的なフォーク音楽の代表する『詩人と村長』にメンバーでデビュー。その卓越なギター実力は韓国ではすごく有名で、現在に至るまでさまざまなセッションに参加している、韓国を代表するギタリスト。

크리스 바가 Chris Varga [d] Tr.11
1968年生まれ。ジャズドラム、ヴィブラフォン奏者。アメリカ、ヨーロッパ、アジア各国での活動を経て、韓国に定着。ジャズを中心にさまざまなセッションに参加している。

전성식 Jeon, Sung-sik [b] Tr. 1, 4, 10, 11, 14
韓国を代表するジャズベーシスト。韓国のジャズマガジンからベストベーシストやベストインストルメンタルに選定されたことがある。セッション参加やUlf Wakeniusとのアルバムを発売するなどの活動をしている。

강민국 Kang, Min-guk [key] Tr. 4
1995年『第7回ユ・ジェハ音楽競演大会』で銀賞を受賞。ルシッドフォールや屋上月光が参加している「あなたを愛しています」を含め、さまざまな映画サントラの音楽監督を担当している。

정수욱 Jung, Soo-wook [g] Tr. 1, 10, 14
1971年生まれ。Berklee College of Music卒業。韓国のポップ、ジャズ系のセッション、アレンジ、ライブ活動を行っている。放送、映画音楽やChick Corea, Gary Burton, Mike Sternのような海外ジャズミュージシャンとのワークショップ、マスタークラス活動も行っている。

김진아 Kim, Jin-a [key] Tr. 10, 14
ジャズ、ポップなど、各界からセッションで活発に活動している4人の女性ポップバンド『DOT』のメンバー。

송영주 Song, Young-ju [pf] Tr. 1
韓国を代表する女性ジャズピアニスト 。Berklee College of Music卒業。NYのBlue Noteや日本でのライブツアーなどの活動や、韓国の代表的なポップミュージシャン(『展覧会』のメンバーだったKim Dong-Ryulなど)のセッション活動を行っている。

이도헌 Lee, Do-heon [d] Tr. 1, 2, 8
韓国のジャズギタリスト『パク・ユヌー』トリオのメンバー 。最近はインガー・マリエの韓国ライブのために来たときに『パク・ユヌー』トリオとともに共演したこともある

전제덕 Jeon, Je-duk [harmonica] Tr. 15
盲目のジャズ・ハーモニカ奏者。高校卒業後、同級生3人と「タスルム」というサムルノリ・チームを結成。89年の「第一回世界サムルノリ大会」では審査委員特別賞を受賞し、93年の「第五回世界サムルノリ大会」では大賞を受賞、チョン・ジェドクはMVPに選ばれる。96年にラジオでトゥーツ・シールマンスのハーモニカに出会い独学でマスター。その後、数多くのセッションに参加し、2004年にファーストアルバムを発表。

박새별 Park, Sae-byul [rhodes, key] Tr. 3, 15
안규환 An, Kyu-hwan [b] Tr. 3, 15
임채광 Im, Chae-kwang [d] Tr. 3, 15
김용린 Kim, Yong-rin [g] Tr. 3, 15

2006年、ルシッドフォールと『歌の灯り』というライブで出会って、知り合うことになったメンバーたち。『Kim, Yong-rin』は韓国のモダンロックバンド『Dear Cloud』のメンバー。『Park, Sae-byul』は現在アンテナミュージック所属。

한진영 Han, Jin-young [b] Tr. 7
박정준 Park, Jung-jun [d] Tr. 7
정순용 Jung, Soon-yong [g] Tr. 7

韓国インディーズが登場しはじめた90年代中盤に結成し、1999年、デビューした韓国インディーズを代表するモダンロックバンド、My Aunt Maryの3人のメンバーたち。『Jung, Soon-yong』はソロ・プロジェクト『Thomas Cook』を、『Han, Jin-young』はパンクロックバンド『Yellow Monsters』の活動をやっている。

박명희 Park, Myung-hee [b] Tr. 12
男女2人組のロックバンド、Mr.Funkyのベーシスト、ボーカル、SSW。Mr.Funkyのアルバム発売の頃、ミソニやルシッドフォールのセッションで活動した。女性ベーシストとしては珍しくライブやレコーディングセッションをすべて完璧に演奏ができるミュージシャンとして認められた。

찰리정 Charlie Jung [g] Tr. 2, 8
韓国のブルース・ギタリスト。アメリカ留学のあと、帰国し、韓国の有名バンドのセッションで活動。2012年、初のソロアルバム『Goodbye McCadden』を発売。

김정범 Kim, Jung-bum (pf,key) Tr. 2, 8
韓国の作編曲家/ピアニスト。バークリー音大、ニューヨーク大学で本格的にジャズを学んだ後にプディトリウムをスタート。確かなアレンジや演奏技術に加え、楽曲に応じてFt.されるヴォーカルもマッチした独自のスタイルで聴かせる、ジャズ、ブラジル音楽、フレンチポップス、映画音楽。クラシックなどのテイストが印象的。

최선배 Choi, Sun-bae (flug) Tr. 2
韓国ジャズの第一世代を代表するトランペット奏者。1960年代初から活動して、スタンダードからフリージャズまで幅広く活動している。


H「韓国には日本に紹介されていない面白いミュージシャンがたくさんいるんですね。」

J「そうですね。これからこのCDをきっかけにお互いの国のミュージシャンが行き来して一緒に演奏できたりすると面白いですよね。」




ジノンさん、今回もお忙しいところ、どうもありがとうございました。
では、最後にルシッド・フォールの可愛い曲を1曲聞いてください。
「ムンスーの秘密」です。





CDにはジノンさんが翻訳した日本語歌詞やルシッド・フォール本人の全曲解説、そしてルシッド・フォールからの日本のリスナーへのメッセージもあります。
みなさん、是非、楽しみにお待ち下さい。

Lucid Fall
"Lucid Fall (The Best of)"

Lucid Fall (The Best of)

商品ページ: http://www.inpartmaint.com/#/post-6951

つい最近まで「猛暑」の話題ばかりだったのに、いつの間にかすっかり秋ですね。この秋に発売される「ルシッド・フォール=輝いた秋」、是非、店頭で手に取ってみてください。

それでは、またこちらのお店でお待ちしております。


bar bossa 林 伸次




「bar bossa」アーカイブ

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bar bossa information
林 伸次
1969年徳島生まれ。
レコファン(中古レコード店)、バッカーナ&サバス東京(ブラジリアン・レストラン)、
フェアグランド(ショット・バー)を経た後、1997年渋谷にBAR BOSSAをオープンする。
2001年ネット上でBOSSA RECRDSをオープン。
著書に『ボサノヴァ(アノニマスタジオ)』。
選曲CD、CDライナー執筆多数。
連載『カフェ&レストラン(旭屋出版)』。

bar bossa
bar bossa
●東京都渋谷区宇田川町 41-23 第2大久保ビル1F
●TEL/03-5458-4185
●営業時間/月~土
12:00~15:00 lunch time
18:00~24:00 bar time
●定休日/日、祝
お店の情報はこちら

Sawaka Katalyna 1st アルバム発売記念&バースデー・ライブ:ライブ情報 / LIVE INFO

JJazz.Netの番組「AIRPORT」のナビゲーター、Sawaka Katalynaさん。
実はミュージシャンとしても活動中。

10月28日(月)に、1st アルバム発売記念&バースデー・ライブを行います。


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【Sawaka Katalyna 1st アルバム発売記念&バースデー・ライブ】

「原宿にあるとても素敵なミュージック・レストランのLa Donnaで、
アルバム発売記念&バースデーライブを行います。ライブはレコーディングメンバー勢揃いの豪華な顔ぶれです!
Jazztronik、西野カナなど、メンバー全員大物アーティストと演奏経験ありで聞き応えありです!
その日限定のカクテルもございます。お待ちしております!」 Sawaka Katalyna


<日時>
10月28日(月)
開場 18:00
開演 19:30 / 2nd 20:45 (入替え無し)

<会場>
La Donna 原宿
東京都渋谷区神宮前4-28-21 ハーモニー原宿 地下1階
JR山手線「原宿駅」竹下口より徒歩7分
東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前駅 」5番出口より徒歩3-4分

<出演>
Sawaka Katalyna (Vo) 
下田雄人 (G)
堀 倉彰 (Key)
林勇太郎 (Bs)
藤原佑介 (Dr)

<料金>
前売 ¥3,000
当日 ¥3,500
※ご飲食代別途

<予約>
La Donna 原宿
ネット予約:http://www.la-donna.jp/
電話予約:03-5775-6775


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■タイトル:『Comienzos』
■アーティスト:Sawaka Katalyna

amazon link







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■Sawaka Katalyna■

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日本生まれ、メキシコとアメリカ育ち。日本語、スペイン語、英語の3カ国語をネイティブレベルで操り、その3カ国語で作詞・作曲を手がける国際派シンガーソングライター。彼女の音楽は癒し系バラードからラテン・ポップスと彼女の生い立ちを象徴するサウンドとなっている。マサチューセッツ工科大学在学中はアカペラグループに所属しながらバークレー音楽院でボイストレーニングを受ける。国立競技場で行われたサッカー日本女子代表VSメキシコ女子代表戦にてメキシコ国歌斉唱。Sawaka Kawashima名義でitunesにてオリジナル曲「Over Everything」を全世界で配信中。Flower RecordsのFlat Three のアルバム「Sky is the Limit」にフィーチャーされ、歌詞提供も行っている。今回、全曲オリジナルの待望のファースト・アルバムをリリース。歌以外でも演技、トライリンガル司会、レポーター、ラジオ・ナビゲーターなど、自身の活動により様々な文化の架け橋になる事に情熱を注いでいる。現在、インターネットラジオJJazz.Net「AIRPORT」の番組ナビゲーターも努めている。

Sawaka Katalyna Official Site

Benjamin Herman来日公演:ライブ情報 / LIVE INFO

今年の夏、ワン・ホーンのピアノレス・トリオ・アルバムを発表した
オランダを代表するアルト・サックス奏者、ベンジャミン・ハーマン。

10月14日からアルバム参加メンバーと共にJAPAN TOURを行います。
ワン・ホーンへのこだわりを感じられるその演奏、是非体感ください。

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Photo by FrankHanswijk


「ベンジャミン・ハーマンは最高のサックス・プレイヤー!サックス奏者としても人間としても明確なスタイルを持ち、
私はキャリアを通じてずっと影響を受けました。」キャンディ・ダルファー

「ベンジャミン・ハーマンと演奏するのはいつもすごく楽しいです。彼のセクシーなサックスは
僕のアルバムでもフィーチャーされているし、間違いなくオランダで最も素晴らしい
ジャズ・ミュージシャンのひとりです。」ウーター・へメル


【Benjamin Herman Trio Japan Tour】
10月14日(月) 横浜 Motion Blue yokohama (Tel.045-226-1919)
10月15日(火) 大阪 Mister Kelly's (Tel.06-6342-5821)*加納新吾(p)参加
10月17日(木) 宮古島 Book Cafe BREATH (Tel.090-9236-597)
10月18日(金) 那覇 Parker's Mood (Tel.098-861-2565)
10月19日(土) 袋井 Cafe MAMSELLE (Te.0538-42-6440)
10月21日(月) 東京COTTON CLUB(丸の内)(Te.03-3215-1555)*片倉真由子(p)参加

<来日メンバー>
ベンジャミン・ハーマン(as)、エルンスト・グレラム(b)、ヨースト・パトッカ(ds)
協力:オランダ王国大使館


【Benjamin Herman Trio JAPAN TOURコメント】




【BENJAMIN HERMAN TRIO : COTTON CLUB JAPAN 2013 trailer】




【IACW Houseparty 7, 26-02-2011, Benjamin Herman Trio】



【Paul Weller (& Benjamin Herman) - My Ever Changing Moods (Live in de Melkweg, december 18 2012)】



■ベンジャミン・ハーマン 最新作■
『Cafe Solo / Benjamin Herman』

Cafe Solo


Cafe Solo / Benjamin Herman

リリース:2013年7月24日
55 RECORDS
製品番号:FNCJ5554

ヨーロッパ屈指のアルト・サックス奏者、オランダのベンジャミン・ハーマンが満を持して発表するワンホーン、ピアノレス・トリオ・アルバム。ニュー・クール・コレクティヴなどを率いダンス・グルーヴ系で大きな人気を誇るベンジャミンだが、自己のルーツであるチャーリー・パーカーへのストレートなリスペクトがアルバム全体に溢れ、その技量と圧倒的なスイング感で聴き手を圧倒する。本作では、サックスを左チャンネルに定位させ、尊敬するソニー・ロリンズの『ウェイ・アウト・ウェスト』を意識した作品となっている。








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■ベンジャミン・ハーマン■(as)

オランダを代表するアルト・サックスの名手であり、ニュー・クール・コレクティヴのリーダーであり、DOXレーベルの重鎮としてウーター・ヘメルの作品にも参加、ポール・ウェラーとの共演等幅広く活躍。エスクワイア誌の「ベスト・ドレッサー2008」に選ばれるなど人気・実力NO.1。一方ではミッシャ・メンゲルベルグ(p)やハン・ベニング(ds)等との共演でコンテンポラリー・ジャズからストレート・アヘッドまでジャズ・ミュージシャンとしても欧州トップ・クラスの実力を誇る。日本のジャズにも詳しく、来日の度に大量のJ・Jazz、CDを買い込み、自身のラジオ番組で特集している程である。

Benjamin Herman Official Site


【エルンスト・グレラム】(b) 

1955年生まれ。アムステルダム音楽院でクラシックのコントラ・バスを習う。在学中、現代音楽アンサンブル、ASKOアンサンブルに参加する一方、カーティス・クラーク、ハンス・ダルファー等と即興グループにも参加。アムステルダム・ストリング・トリオやICPと世界中の多くのステージで演奏。特にハン・ベニンクと共に、スティーヴ・レイシー、リー・コニッツ、ユリ・ケイン、テディ・エドワーズ、ベニー・マウピン、ジミー・ネッパー、ジャマラディーン・タクマ、ジョン・ゾーン、ドン・バイロン等多くのミュージシャンと共演。作編曲家としてユニヴァーサル・メトロポリタン・ミュージック、オムニバス、コンティニュオ・コンティニュード(マーク・フェルドマン等とのストリング・プロジェクト)、最近ではジャズ・サンプラー(エボニー・ストリング・クァルテット&ミケル・ボルストラップ)等のプロジェクトを率いる。1997年、CD「エルボウ・ルーム」をリリース。2004年には自己のレーベル「Favorite」を創設。ICP、アムステルダム・ストリング・トリオ以外にも、グウース・ヤンセン・トリオ、ミケル・シーン・クァルテット、トリオ・コンティニュオ、BBGトリオ(ベニンク=ボルストラップ=グレラム)、アヴェイラブル・ジェリーなどで演奏。グレラム・オムニバスではベースとピアノをこなし、クレメンス・ヴァン・デル・フィーン、オーエン・ハートと共演。


【ヨースト・パトッカ】(ds)

ジョー・モレロ、マーヴィン・"スミティ"・スミス、カール・アレンに師事。堅実かつ大胆なドラム・プレイでオランダで最も忙しいドラマーの一人になった。ベンジャミン・ハーマン、ジェシ・ヴァン・ルーラー、ヤスパー・ブロム、ピエト・ヌードワイク、エルンスト・グレラム、リタ・ライス、フランシーン等のオランダ勢だけではなく、テディ・エドワーズ、ナット・アダレイ、ゲイリー・バーツ、ジュリアン・プリースター、ルー・タバキン、バラー・ハリス、チャック・イスラエル等、アメリカのミュージシャンとも共演している。30タイトル以上のCDに参加し、ハーグ、ロッテルダムの音楽院で教鞭もとっている。

渡辺香津美 × ジェフ・バーリン × ヴァージル・ドナティ ライブ:ライブ情報 / LIVE INFO

KAZUMI WATANABE × JEFF BERLIN × VIRGIL DONATI


最近は精力的にライブ演奏を行っている日本を代表するギタリスト、渡辺香津美。そうなると新作を聴きたくなりますよね。
12月4日に『スピニング・グローブ』という待望の新作がリリースされるようです。しかも、発売前にレコーディングメンバーでライブを行うとのこと!東名阪九州と回りますので、ファンならずとも要チェックです。




KAZUMI WATANABE × JEFF BERLIN × VIRGIL DONATI
渡辺香津美 × ジェフ・バーリン × ヴァージル・ドナティ



渡辺香津美80年代の名盤「スパイス・オブ・ライフ」でもトリオを組んだジェフ・バーリン(b)にプラネットXなどで知られる超絶ドラマー、ヴァージル・ドナティ(ds)を迎え熱狂のライブを繰り広げたトリオによる再来日公演が急遽決定。12月4日に予定される同トリオでの待望の新譜「スピニング・グローブ」のリリースに先立ち、アルバムからの新曲披露も予定されている。


【出演】渡辺香津美(g)、Jeff Berlin(b)、Virgil Donati(ds)


【日時】2013年11月18日(月) [1st]開場17:30 開演19:00 [2nd]開場 20:45 開演21:30
【会場】Blue Note TOKYO(東京、南青山)http://www.bluenote.co.jp/jp/
【料金】¥6,500(税込)
【予約&お問い合わせ】Blue Note TOKYO Tel:03-5485-0088 オンライン予約


【日時】2013年11月19日(火) 開場18:30 開演19:30
【会場】THE BOTTOM LINE(愛知、名古屋)http://www.bottomline.co.jp/
【料金】前売¥5,500 当日¥6,000 (税込・自由席・整理番号なし)★入場時にDrink代¥500別途必要
【予約&お問い合わせ】ボトムライン Tel:052-741-1620、チケットぴあ 0570-02-9999 Pコード:213-160、ローソンチケット 0570-084-004 Lコード:43260


【日時】2013年11月20日(水)[1st]open 17:30 start 18:30 [2nd]open 20:30 start 21:30
【会場】Billboard Live OSAKA(大阪) http://www.billboard-live.com/
【料金】サービスエリア¥6,500(税込) カジュアルエリア¥5,000(税込)
【予約&お問い合わせ】Billboard Live OSAKA 東京Tel:03-3405-1133 大阪Tel:06-6342-7722 オンライン予約、他プレイガイド


【日時】2013年11月21日(木) 開場6:30pm 開演19:30pm
【会場】Gate's 7(福岡) http://www.gates7.com/
【料金】前売¥5,500 当日¥6,000 (税込・自由席・整理番号あり)★入場時にDrink代¥500別途必要
【予約&お問い合わせ】Gate's 7 Tel:092-283-0577、チケットぴあ 0570-02-9999 Pコード:214-167 10月12日(土)発売


【後援/協力】Pearl Musical Instrument Co., / Markbass
【企画 / 制作】Hilltop Studio inc. / East Works Entertainment inc.

"TOUCH OF JAZZ"アルバム - 丈青(SOIL&"PIMP"SESSIONS)/SHANTIセレクト:TOUCH OF JAZZ

番組「TOUCH OF JAZZ」では、毎回ゲストの方に
自身の「TOUCH OF JAZZした作品=ジャズに触れた作品」をご紹介いただいています。


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今回は番組ゲスト、SOIL&"PIMP"SESSIONSのピアニスト丈青さんと、番組連動イベントのゲストSHANTIさん、
お二人のTOUCH OF JAZZ作品をご紹介します。


■丈青セレクション
『Nothing Like the Sun / Sting』

「小学校の3,4年生ぐらいだったと思うんですよね。単純に「We'll Be Together」をCMで聞いてかっこいいな、この人誰かなと思いこのアルバムを買い、そしたらブランフォード・マルサリスとかが共演している「Englishman in New York」を 好きになって。でもブランフォード・マルサリスのことを知ったのはそれから10数年後だったりするんですけど、ソロパートが途中4ビートでスイングになって、これは子供ながらすごく反応したことを憶えています。
そういうのがジャズの入り口になったかな。これも後で知ったことだけど、ブランフォードは僕が大好きなケニー・カークランドと一緒にやっていたり。当時ジャズのことはよく分からなかったけど、色々と後になって繋がってきたんですよね。」丈青


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■タイトル:『Nothing Like the Sun』
■アーティスト: Sting

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[収録曲]
1. ザ・ラザラス・ハート
2. ビー・スティル・マイ・ビーティング・ハート
3. イングリッシュマン・イン・ニューヨーク
4. 歴史はくり返す
5. 孤独なダンス
6. フラジャイル
7. ウイル・ビー・トゥゲザー
8. ストレート・トゥ・マイ・ハート
9. ロック・ステディー
10. シスター・ムーン
11. リトル・ウィング
12. シークレット・マリッジ


【Sting - Englishman In New York】




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■SHANTIセレクション
『Both sides now / Joni Mitchel』

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「色々あるんですが、今回は2000年にリリースされたジョニ・ミッチェルのオーケストレィテッド・ジャズアルバムをピックアップしました。サックスにウェイン・ショーター、ピアノにハービー・ハンコック、ドラムにピーター・アースキン等、超一流のジャズ・ミュージシャンが参加していて、サウンドがまさにジャズ。
そしてこの作品は、恋の始まりから終わりに向かって進み、アルバム通して一つの長いストーリーになっているんです。恋の始まりはドキドキワクワクで、間のドロドロ云々を通り抜け(笑)、最後は「Both sides now」という曲で締め括られるんですが、最終的には"愛"とは"人生"とは一体何なんだろう?とクエスチョンで終わるという所がスゴイ演出だなぁって。また彼女は絵も描き、このアルバムの中には彼女が手がけた油絵のアートワークが入っているんです。やはりアーティストが描く世界をペイントでもみせられたらそのメッセージがより強く伝わるんじゃないかと思っていて、そういう意味でも本当にオススメの1枚です。」SHANTI


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■タイトル:『Both sides now』
■アーティスト: Joni Mitchel

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[収録曲]
01. You're My Thrill
02. At Last
03. Comes Love
04. You've Changed
05. Answer Me, My Love
06. Case Of You, A
07. Don't Go To Strangers
08. Sometimes I'm Happy
09. Don't Worry 'Bout Me
10. Stormy Weather
11. I Wish I Were In Love Again
12. Both Sides Now


【Joni Mitchel - Both sides now】




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2013年10月23日 SOIL&"PIMP"SESSIONS初のベストアルバムを発売

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■タイトル:『"X" Chronicle of SOIL&"PIMP"SESSIONS』
■アーティスト:SOIL&"PIMP"SESSIONS
■発売日:2013年10月23日
■レーベル: ビクターエンタテインメント
■製品番号:VICL-64067

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[収録曲]

1. First Lady
2. Mature
3. サフォケーション SUFFOCATION
4. WALTZ FOR GODDESS
5. NO TABOO
6. Crush!
7. SUMMER GODDESS
8. SAHARA
9. A.I.E
10. マシロケ
11. STORM
12. Fantastic Planet
13. Paraiso
14. MY FOOLISH HEART ~crazy on earth~ × 椎名林檎
15. POP KORN
16. Sexual Hungry
17. MOVIN' feat. Maia Hirasawa
18. Are You Ready? (新曲)

2013年で現メンバーの6人が揃ってから10周年を迎えるジャズ・バンド、SOIL&"PIMP"SESSIONSのアニヴァーサリー企画第四弾となる初のベスト・アルバム。シングルやリード曲を中心に、未発表曲も収録。


【SOIL&"PIMP"SESSIONS X 椎名林檎/MY FOOLISH HEART~crazy on earth~】



【丈青(SOIL&"PIMP"SESSIONS)】

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10月30日生  広島県出身 さそり座 A型
3才の頃からクラシックピアノをはじめる。1997年、ニューヨークに渡り、本場のジャズやファンクに触れ、そのすごさに衝撃を受けジャズピアノに転向。東京を中心に各地のライブハウスに出演。 2004年、SOIL&"PIMP" SESSIONSでメジャーデビュー!!現在、SOIL&"PIMP" SESSIONS、J.A.M、JUA等で活動する中、J-pop・Jazz・Hip hopなど様々なレコーディングに参加している。2013年10月23日にはソイル初のベスト盤『"X" Chronicle of SOIL&"PIMP"SESSIONS』を発売。

【SOIL&"PIMP"SESSIONSライブ情報】
■2013.10.26(SAT) 札幌 cube garden
■2013.11.07(THU) 仙台 darwin
■2013.11.08(FRI) 新潟 GOLDEN PIGS RED
■2013.11.10(SUN) 富山 MAIRO
■2013.11.15(FRI) 京都 磔磔
■2013.11.23(SAT) 浜松 窓枠
■2013.11.30(SAT) 福岡 Drum Be-1

SOIL&"PIMP"SESSIONSライブ詳細

丈青 Official Site
SOIL&"PIMP"SESSIONS Official Site

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SHANTI最新作

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■タイトル:『Jazz en Rose』
■アーティスト:SHANTI
■発売日:2013年3月6日
■レーベル: 日本コロムビア
■製品番号:COCB-54050

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[収録曲]

1. Every Breath You Take
2. Dat Dere
3. No One But Myself To Blame
4. Watch What Happens
5. 木綿のハンカチーフ
6. Waltz for Debby
7. Poetry Man
8. I can't tell you why
9. Smile 〔Live Recording〕
10. Twisted
11. Haven't met you yet
12. TIME TO GO
13. Your Song (Bonus Track)


ジャジー・ポップNo.1アーティストSHANTIによる最新アルバム。今作では クリヤ・マコト 氏をアレンジャーに招き、ピアノ・キーボード主体のサウンドで新たなSHANTIサウンドの魅力をお届けします。JAZZスタンダードの「Waltz for Debby」「Smile」はもちろんのこと、Michael Legrandや音楽通が愛してやまないPhoebe Snowの「Poetry Man」、更にはEAGLES、THE POLICEらの名曲もカバー。そして、「木綿のハンカチーフ」を全歌詞日本語で収録。今回唯一のオリジナル曲「TIME TO GO」は盟友・木原氏との共作で、大切な人の死を向き合う想いと前へ向かっていくSHANTIを象徴しています。ヴァイオリンやチェロ、サックスなど、今までSHANTIサウンドになかった楽器も参加。より彩り豊かな音楽になっています。カバー曲を歌いながらも、自由でナチュラルな存在感をそのままに、スイング & ブルーを漂わせる表現力の幅を広げたSHANTIの新たな魅力。モノクロ写真がバラ色に色づく、彼女の息吹を感じられるJAZZアルバム「Jazz en Rose」。朝も夜も酔える音楽ファン必携のアルバムです。


【Watch What Happens / SHANTI】




【SHANTI】

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幼い頃から様々な音楽に触れてきたSHANTIは、小学生の時、聖歌隊で賛美歌を歌い、ミュージカルも経験。97年バークリー音楽院サマースクール留学帰国後、CMの作詞作曲、ナレーション、ライヴ活動等を開始。そのソングライティングのセンスや歌唱力が多くのアーティストを魅了し、桑田佳祐、サディスティックミカバンド、CHAR、小林桂、TOKU、マリーン、TAKE6、小沼ようすけなど、名だたるミュージシャンたちと、様々な形でコラボレーションしてきた。海外のミュージシャンとの交流も多く、ピーター・アースキンやジョー・サンプルなどと親交を深めている。2008年フランスで製作した「Share My Air」に続き、10年6月コロムビアより「Born To Sing」でメジャー・デビュー。配信アルバムがiTunesのジャズ・チャート1位を獲得するなど、発売直後から「SHANTI」の名とその類まれなるオーガニック・ボイスは、瞬く間に日本全国へ知れ渡る。翌年1月には2ndアルバム「Romance with Me」をリリースし、収録曲「Love matters」は結婚情報誌「ゼクシィ」のWEB CMで起用。同年7月に初のカバーアルバム「Sunny and Blue」を経て、同夏、初のヨーロッパツアー(ドイツ・ポルトガル・スペイン・フランス)を行い、最終日にはパリで行われたJAPAN EXPO 2011に出演し、大成功をおさめた。12年2月には3rdフルアルバム「LOTUS FLOWER」をリリースし、連続でiTunesジャズ・チャート1位を獲得。レコ発全国ツアーも好評を博す。SHANTIの歌声に惚れこんだオランダ・ジャズレーベルのプロデューサーが、今までの楽曲の中からセレクトし、ヴォーカルをアムステルダムで録り直したアルバム『Cloud9』(全曲Remix)が同年12月欧州、13年2月に北米でリリースされる。また、日本オーディオ協会による「日本プロ音楽賞」にて優秀賞(1stアルバム)、最優秀賞(2nd アルバム) と連続受賞している。
彼女の多彩な才能は、音楽だけにとどまらない。08年NHK国際放送「J-MELO」のVJや、10年8-9月にオンエアされたNHK教育「ハピえいご」のママ役など、歌手以外の表現活動にも積極的に参加し、多彩な才能を開花させている。2011年4月から1年間NHK-BS1の新情報番組「地球テレビ エル・ムンド」の金曜担当のナビゲーターを務めた。


SHANTIライブ詳細

SHANTI Official Site

ROOT CULTURE Festival 2013:ライブ情報 / LIVE INFO

ROOT CULTURE Festival 2013

10月の連休は鎌倉へ!

さきほどご紹介した第一回鎌倉じゃず祭の翌日に同じ会場で行われるイベント「ROOT CULTURE Festival 2013」をご紹介します。

細野晴臣と高田漣、青葉市子、U-zhaanという才能溢れる若きミュージシャンたち、そして影絵とガムラン音楽で異世界へと誘う「滞空時間」の2組が音楽を奏でます。
加えて、鶴田真由さんも参加して「鎌倉のこれから」を語らうトークセッションもあるという、地元に根ざした興味深いイベント。

音楽を楽しみながら地元の人と一緒になって、鎌倉在住以外の人も「鎌倉」を共有するということは素敵だと思います。

ロケーションが素晴らしいので、天気が荒れなければ、秋の幻想的な一夜を満喫できそうですね。




ROOT CULTURE Festival 2013

伝統の鎌倉宮・薪能の舞台に、細野晴臣さんと才能溢れる若きミュージシャンたちによるライブ、影絵とガムラン音楽で異世界へと誘う「滞空時間」、鎌倉のこれからを語らうトークなど、老若男女が集い、楽しめる場をつくりだします。


<日時>
2013年10月14日(月・祝) 
開場15:30 / 開演16:30 雨天決行(荒天中止)

<会場>
鎌倉宮 薪能ステージ
神奈川県鎌倉市二階堂154
http://www.kamakuraguu.jp/map.html
JR鎌倉駅 東口より下車 徒歩約30分
京急バス [ 鎌20・4番 ] 大塔宮行き 大塔宮下車(約8分)
※会場への直接のお問い合せはご遠慮ください。

<出演>
細野晴臣 with 高田漣、青葉市子、U-zhaan
滞空時間

<トークセッション「これからの鎌倉を語ろう:鎌倉を変える人と文化」>
鶴田真由(女優・鎌倉市国際観光親善大使)
井手太一(鎌倉市観光協会会長)
瀬藤康嗣(NPO法人ルートカルチャー理事長)

<料金>
前売4,200円 / 当日5,000円(全席指定)
※小・中・高・大学生1,000円割引(入場時受付にて学生証提示でキャッシュバック。小学生は年齢の分かる物をご持参下さい。)

<チケット予約>
e+ http://eplus.jp/【イベントページへの直リンク】
ローソンチケット 0570-084-003 Lコード:75918
チケットぴあ 0570-02-9999 Pコード:212-639
※チケットぴあのみ9/19(木)発売開始
※小・中・高・大学生1,000円割引(入場時受付にて学生証提示でキャッシュバック。小学生は年齢の分かる物をご持参下さい。)
※未就学児入場不可(親子席を除く)
◯親子席は完売いたしました。悪しからずご了承ください。

<注意事項>
※悪天候により中止の場合でも旅費等の補償はできません。 
※会場内で撮影・録音はできません。 
※ペット連れでの入場はできません。 
※雨天等で開演前に中止となった場合は料金を払い戻します。 
※座席はすべて指定ですが、位置の希望はお受けできません。 
※入場券の販売は売り切れをもって締め切りとさせていただきます。 
※入場券購入後の変更は一切できません。 
※開演後の入場については制限させていただく場合があります。 
※駐車場・駐輪場の用意はありませんので、自動車・自転車等でのご来場はご遠慮ください。

<お問い合わせ>
ルートカルチャー: info2010@rootculture.jp
最新情報: http://www.rootculture.jp

主催:ROOT CULTURE 共催:NRT 協力:鎌倉市観光協会


<出演者プロフィール>
細野晴臣(ほその はるおみ)
1947年東京生まれ。音楽家。69年エイプリル・フールでデビュー。70年はっぴいえんど結成。73年ソロ活動を開始。同時にティン・パン・アレーとしても活動。78年イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)を結成。YMO散開後は、ワールド・ミュージック、アンビエント・ミュージックを探求、作曲やプロデュースなど多岐にわたり活動。2013年5月ソロアルバム「Heavenly Music」をリリース。
http://www.hosonoharuomi.com

滞空時間(たいくうじかん)
インドネシアの青銅打楽器「ガムラン」を駆使して飴屋法水、OOIOO 、OKI、小山田圭吾、GOMA、ハナレグミ、u-zhaanなど数多くのアーティストと共演し高い評価を受ける芸術家/川村亘平斎のソロユニット。
ガムランと日本、アジア、アフリカの民謡を取り入れた南洋お祭りSOUNDに加えて、ミュージシャン達が影絵になって登場するライブスタイルは、都市と土着が見事に融合した新たなワールドミュージックを切り開いている。
2012年7月のインドネシア/マレーシア2カ国ツアでは、現地アーティストとのコラボレーションや日本の民謡を交えたパフォーマンスがオーディエンスに熱狂的な指示を受ける。
西はアフリカ東は日本、広がる海のシルクロード、移ろい繋がる音と影。AYO!!!!SELAMAT JALAN!!!!!
http://taikuhjikang.com

鶴田真由(つるた まゆ)
鎌倉生まれ。1988年女優デビュー。その後、ドラマ、映画、舞台、CMと幅広く活動。1996年には「きけ、わだつみの声」で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。近年でも数々の話題作に出演し、凛とした力強い演技で支持を得ている。2010年から鎌倉市国際観光親善大使。2009年にルートカルチャー企画の中原中也生誕100年記念イベント(鎌倉文学館)に朗読で出演以降、ルートカルチャーとの親交が深く、今年2013年5月にはルートカルチャーとともに舞台作品「花音」を制作、主演した。
http://tsurutamayu.com

ルートカルチャー
2006年に鎌倉でNPO法人として発足したクリエイティブチーム/NPO。文化と自然、古いものと新しいものが共存する街・鎌倉の魅力と、そこに住まう人々の才能を活かした新しい文化の醸成を目指して活動中。コンサート、展覧会、シンポジウムの開催、フリーペーパーの発行、県立近代美術館内の喫茶室の運営のほか、近年では演出家・ヨシコチュウマや、女優・鶴田真由と舞台作品を制作、国内外でツアー公演中。
http://rootculture.jp


<会場について>
会場である、鎌倉宮は、大塔宮(おおとうのみや)護良親王(もりながしんのう)をお祀りする神社です。
1959年から半世紀以上続く鎌倉薪能の伝統的な舞台(本年は10/11、・12に開催)をそのまま活かし、10/ 14(月・祝)にROOT CULTURE Festival 2013を開催します。

鎌倉宮 薪能ステージ

鎌倉宮 薪能ステージ

第一回鎌倉じゃず祭 @鎌倉宮薪能ステージ:ライブ情報 / LIVE INFO

この秋、鎌倉で新しいジャズ祭がスタート。

鎌倉の秋の風物詩の一つ"鎌倉薪能"が行われた翌日の10月13日(日)、
その能舞台をステージに「第一回鎌倉じゃず祭」が開催されます。

JJazz.Netでもお馴染み、鎌倉生まれのジャズ・シンガー牧野竜太郎を中心に、
鎌倉や彼にゆかりのあるミュージシャンが多数参加。

若手を中心とした顔ぶれも含め、
オーセンティックなジャズのイメージにとらわれない、心地よい音世界が期待できますね。


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【第一回鎌倉じゃず祭】

古都鎌倉を舞台に荘厳で幻想的な能舞台をそのまま使い、第1回『鎌倉じゃず祭』を開催いたします。
厳かで神秘的な薪火に囲まれた能舞台にて繰り広げられるJAZZライブは、木々のざわめき・月の明かり・風の囁き等と融合し参加して頂いた全てのお客様を異次元へと引き込みます。また出演頂くプレーヤーや演奏曲も『鎌倉らしさ』を充分に意識することで、成熟した時の流れを感じるような特別な空間を創り出すジャズ祭を目指しています。

<日時>
2013年10月13日(日)
OPEN 16:00 / START 17:00

<料金>
¥3,000(税込み・全自由)
鎌倉市在住の小中学生は入場無料(保護者同伴の場合に限ります)

<会場>
鎌倉宮(大塔宮)薪能特設ステージ
〒248-0002 神奈川県 鎌倉市 二階堂 154番地
(交通)鎌倉駅東口から京急バス。〔鎌20・4番〕大塔宮行き/大塔宮下車

<出演>(予定)
小沼ようすけ(G)、KAI PETITE(G)、井上公平(篠笛)、丸山力巨(G)、牧野竜太郎(Vo)、林正樹(P)、徳澤青弦(Cello)、田中邦和(Sax)、土岐麻子(Vo) with All Stars(※出演順)

ナビゲーター 野田順子・牧野竜太郎
オープニングアクト 鎌倉市立第二中学校吹奏楽部 

※未就学児童入場不可
※雨天決行・荒天中止

<チケット>
チケットぴあ(Pコード: 212-350) 0570-02-9999
ローソンチケット(Lコード: 75840)0570-084-003
e+(イープラス) http://eplus.jp/

<お問い合わせ先>
ネクストロード 03-5712-5232(平日14:00〜18:00)

<主催>
鎌倉じゃず祭実行委員会

<協力>
(公社) 鎌倉市観光協会

<公演問合せ>
鎌倉じゃず祭実行委員会事務局 event@kamajazz.jp

オフィシャルHP http://www.kamajazz.jp/


牧野竜太郎 オフィシャルHP
小沼ようすけオフィシャルHP
土岐麻子オフィシャルHP

第一回鎌倉じゃず祭 出演者一覧

アーカイブ