Title : 『Who Is This Bitch, Anyway?』
Artist : Marlena Shaw
「ボーカルのたなかりかです。私のMy First Jazzはマリーナ・ショウの『Who Is This Bitch, Anyway?』です。1975年の作品。このアルバムを初めて聴いたのは私が大学1年生の時で、ソウルやポップスのバンドを軽音楽部でやっている時でした。先輩が「このCD知ってるって?」部室に転がっているCDを聴かせてくれたんですけど、あまりにも衝撃的でその日のことをよく覚えています。
他にも「You Taught Me How To Speak In Love」という「いとしのエリー」の元ネタにもなったと言われるバラードや、私たちの世代は当時皆カバーしていた「Feel Like Makin' Love」、このマリーナ。ショウのバージョンもみんながお手本にしたのではないでしょうか。そして終わってしまった恋を歌った「Loving You Was Like A Party」も本当に名曲です。
Japanese Songbook Project 10周年記念、特別企画アルバムを2022年11月16日にリリース!
Disc 1―ジャパニーズ・ポップス"冬"の名曲。
Disc 2―プロジェクト初収録のジャズ・スタンダード。 https://tanakarika.net/winterjazz
My First Jazz
Title : 『Who Is This Bitch, Anyway?』
Artist : Marlena Shaw
LABEL : Blue Note
発売年 : 1975年
【SONG LIST】
01.Dialogue: You, Me And Ethel
02.Street Walkin' Woman
03.You Taught Me How To Speak In Love
04.Davy
05.Feel Like Makin' Love
06.The Lord Giveth And The Lord Taketh Away
07.You Been Away Too Long
08.You
09.Loving You Was Like A Party
10.A Prelude For Rose Marie
11.Rose Marie (Mon Cherie)
たなかりか
広島県出身。大学と共に関西に移り住み歌を始める。大学卒業後は商社で働きながら関西を中心にライブハウス・ホテルなどで活動を始める。
2001年「神戸ジャズボーカルクイーンコンテスト」準グランプリ獲得。その後、会社を退職しプロへ転向。
2004年ファーストアルバム「On Green Dolphin Street」をリリースし 全国ツアーを行う。その後は、関西を拠点に九州から北海道まで日本全国で活動中。
2009年7月ポニーキャニオンよりアルバム「Colors」でメジャーデビュー。
2011年2月メジャー第二弾「When She Flows」リリース。
2012年4月にはメジャー第三弾として全編日本語のJ-Popのジャズカバーアルバム「Japanese Songbook」をリリース。
2015年1月第4弾としてブロッサム・ディアリーへのトリビュート・アルバム「Flowers for Blossom」をHQCD高音質盤とハイレゾ配信(ステレオ・サラウンド)でリリース。
2016年11月メジャー第5弾として全編日本語のJ-Popのジャズカバーアルバムの続編「Japanese Songbook 2」をリリース。
また2011年4月より積和不動産中部のCM音楽に起用される。
2015年10月よりラジオ関西『KOBE JAZZ-PHONIC RADIO』のDJを担当している。
※2022年10月現在、ラジオ日本、ぎふチャンをネット
ライブパフォーマンスにも定評があり、若い女性から中高年の男性まで幅広い層に支持されている。
Latest Album
Title : 『Japanese Songbook "Winter" with Jazz standards』
Artist : たなかりか
LABEL : ポニーキャニオン
NO : PCCY-01992
RELEASE : 2022.11.16
【SONG LIST】
【CD1】
01. 12月のエイプリル・フール
02. 恋人がサンタクロース
03. 氷の世界
04. 白い恋人達
05. ネイティブダンサー
06. 恋人よ
07. CHRISTMAS TIME IN BLUE
【CD2】
01. Fly me to the moon
02. My favorite things
03. L-O-V-E
04. Come rain or come shine
05. Bye bye blackbird
06. Devil may care
07. That's all
【KKBOX Podcast「My First Jazz」】
JJazz.Netとの連動によるオリジナルコンテンツ。
ジャズ・ミュージシャン本人の音声コメントをお届けしています。 KKBOX Podcast
さて今日はウェイン・ショーターの名盤『Speak No Evil』をご紹介します。このアルバムは1966年にブルーノートからリリース(1964年のレコーディング)された名盤中の名盤ですが、改めてみなさんと一緒に聴いていこうと思います。オリジナル曲、演奏、録音、全てにジャズの魅力が詰まったアルバムです。
Bass - Ron Carter
Drums - Elvin Jones
Lacquer Cut By - VAN GELDER
Liner Notes - Don Heckman
Piano - Herbie Hancock
Tenor Saxophone, Written-By - Wayne Shorter
Trumpet - Freddie Hubbard
「see no evil, hear no evil, speak no evil」で「見ざる、言わざる、聞かざる」ということわざがありますが、恐らくその最後の一文からのタイトルでしょうか。
ロングトーンとそこから生まれた短いフレーズが対比をなして構成されている曲です。アルバムのタイトルソングでもあります。少し軽快なスウィング調の曲です。
11/17 (Thu) @ 104.5 (御茶ノ水)
Good Jam Session with Candy Dulfer and Her Band
Yoshiki Takahashi & Kazuhiro Odagiri
11/20 (Sun) @ Body & Soul (渋谷)
Mao Sone, Taka Nawashiro, Shin Sakaino, Kazu Odagiri
11/27 (Sun) @ No Room For Squares (下北沢)
Mao Sone, Yuji Ito, Hironori Suzuki
大ケガからの復活アルバム『Get My Mojo Back』が大反響!"NYで最も愛され、信頼されている日本人ジャズ・ピアニスト"海野雅威が、ダントン・ボーラー(ベース)、ジェローム・ジェニングス(ドラムス)と組むNYトリオで待望のジャパン・ツアーを行う。ハンク・ジョーンズ、ジミー・コブらジャズ・レジェンドから愛され、ロイ・ハーグローヴ・クインテット初の日本人レギュラーメンバーに抜擢されるなど世界を舞台に活躍。コロナ禍のNYでヘイトクライムの犠牲となり、ピアニスト生命が危ぶまれる重傷を負うも、不屈の精神と懸命なリハビリで見事復帰を果たした。今回は困難に見舞われた海野を支え、復帰作を共に作りあげた仲間とのステージ。演奏する喜びにあふれた最高の瞬間を届けてくれるだろう。
渡米中より、日米関連の式典やレセプションでの演奏を中心に、キャロライン・ケネディー元アメリカ駐日大使出席イベントでのゲスト演奏、ボストンレッドソックスオーナー ジョン・ヘンリー氏の私邸に招かれてのゲスト演奏、そして世界的ベーシスト Dave Holland氏との共演などアメリカにて精力的に活動を行う。