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JJazz.Net Blog Title

2014年11月アーカイブ

②「2014楽器フェア」CASIOブースレポート:CASIO SPECIAL CONTENTS

CASIO「2014楽器フェア」CASIOブースレポート②
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「2014楽器フェア」の2日目、CASIOブースでデモストレーションされた平戸祐介さん。
気持ち良さそうに演奏されていたのが印象的でした。


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平戸さんが演奏された楽器はCASIOのデジタルピアノ「PX-5S」。
会場でもおっしゃっていましたが、
他ではあまり見ないという白と青を基調とした配色のボディがお気に入りとのこと。

また軽いので持ち運びも便利。フルサイズのピアノと同じく88鍵盤あります。

そしてなんと電池でも稼働します!平戸さんはこれまで何度かACアダプタを忘れた事があるそうで、
大急ぎで自宅まで取りに帰るということもあったそう。
「なのでこれすごい嬉しい!」と絶賛しておりました。

平戸さんに教えて頂いたのですがこの「PX-5S」はあの伝説のキーボード奏者、
ジョー・サンプルさんも使用されていたそうですよ。


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この「PX-5S」を使っての演奏は12/1(月)17:00~更新の「CASIO SPECIAL PROGRAM」でご紹介します。
ダイナミクスを感じる「PX-5S」の音の美しさを是非番組で確かめて下さい。

【PX-5S】
http://casio.jp/emi/products/privia/px5swe/




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CASIO電子楽器サイトはこちら
http://casio.jp/emi/


平戸祐介ソロピアノツアー
12月3日(水)
静岡@浜松JAZZ SPOT analog.
http://www.wr-salt.com/analog/

12月4日(木)
愛知@名古屋mr.kenny's
http://www.mrkennys.com/

12月5日(金)
大阪@西梅田mr.kelly's
http://www.misterkellys.co.jp/


■平戸祐介

長崎県生まれ。クラブ・ジャズ・バンドquasimodeのピアニスト。ジャズ喫茶を経営する父親とクラシック・ピアノの先生をする母親の間に生まれる。4歳からピアノを弾き始め、中学生の頃からジャズ・ピアニストとして活動を開始。高校卒業後に渡米し、NYのニュースクール大学ジャズ科に進学。ウォルター・ビショップ・Jr.に師事する。大学卒業後に帰国、上京して2002年にquasimodeを結成。リーダーとしてバンドを牽引しながら、さまざまなジャズ・クラブでのライヴ、レコーディングを行なっている。2012年1月、初のソロ・アルバム『スピーク・オウン・ワーズ』をリリース。

→平戸祐介 Official Blog http://www.musicfair.jp/
→quasimode Official Site http://quasimode.jp/

①「2014楽器フェア」CASIOブースレポート:CASIO SPECIAL CONTENTS

CASIO「2014楽器フェア」CASIOブースレポート①
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先日大盛況の内に終了した「2014楽器フェア」。
3年振りということもあり大勢の方が来場し、すごく盛り上がりました。

そんな中、CASIOブースもデジタルピアノ・キーボード・シンセサイザーなどの楽器はもちろん、
iOS用のミュージックアプリなど、多彩なラインアップ。

皆さんこうやって、実際に楽器を見て、触って、弾いて、しっかりと聴かれていました。
どの方も熱心だったのが印象的です。

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電子楽器と同じく皆さん興味津々だったのがミュージックアプリ!

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これはオーディオファイルの演奏音を自動解析し、
解析した音をコード譜として画面に表示してくれるという画期的なアプリ!
コードが分からない曲もこれがあればすぐ演奏できちゃいますね。

ちなみにこのアプリ「ChordanaViewer」は11月で発売一周年。
それを記念して「期間限定特別価格キャンペーン」を開催。
App Storeにて、通常1,000円のところを半額の500円で販売されるとのこと。
期間は2014年12月14日(日)までです。

ChordanaViewer



そしてこれが参考出展されていた「簡単自動作曲アプリ」。
作曲や楽器の知識が無くても、自分だけのオリジナル曲を簡単に創作できるアプリで、
思いついた2小節のメロディーを歌って録音するだけで、一曲まるごと自動作成してくれます。
作曲される方はこれを使うと曲全体のイメージをつかみやすくなりそうです。

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白と青のボディが印象的、持ち運びにも便利なステージピアノ、PX-5S。
音やタッチ感が良いのはもちろん、なんと電池でも動くというすぐれものです!

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この後ご紹介するCASIOブースレポート②では平戸さんの演奏風景もご紹介します!


CASIO電子楽器サイトはこちら
http://casio.jp/emi/

CASIO特別番組、ナビゲーターは妹尾美里!:CASIO SPECIAL CONTENTS

CASIO特別番組、ナビゲーターは妹尾美里!

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CASIOとJJazz.Netのコラボレーションによるスペシャル・プログラムが12/1に更新となります。

ナビゲーターを務めてくれたのは美しきジャズ・ピアニスト、妹尾美里さん!
番組では鍵盤を中心とした音楽をご紹介しながら、音楽の自由な楽しみ方を提案します。

そして、先日「楽器フェア」のCASIOブースに出演されたquasimodeのリーダー、
平戸祐介さんとのインタビューもお届け。

インタビュー当日は、天気が良かったので、会場の裏手の公園で対談。
まるでデートのような(笑)ほのぼのとした空気感の中、素敵な話をたくさん聴くことができました。
番組ではこの他、平戸さんの生演奏もご紹介します。

妹尾美里さんは今回が初のナビゲーター体験。
クールなイメージのある妹尾さんのトークもお楽しみに。

CASIO SPECIAL PROGRAMは12/1(月)17:00更新です。

「2014楽器フェア」出展CASIOミュージックアプリ:CASIO SPECIAL CONTENTS

CASIOミュージックアプリに注目!

CASIO電<br />
子楽器サイトはこちら CASIO電子楽器サイト


本日から東京ビッグサイトで始まった「2014楽器フェア」。

このBLOGコンテンツではCASIOブースに出演するミュージシャンや楽器を中心に紹介してきましたが、
スマートフォン/タブレット向けのミュージックアプリも出展されています。

曲のコード進行を自動検出してくれるアプリや、テンポ・音程を確認しながら楽器演奏を録音できる
「音楽練習ツール」などは既に公開されているのでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが
「2014楽器フェア」期間中は現在開発中(!!)のアプリ3種類、
(「簡単自動作曲アプリ」、「音楽遊びアプリ」、「CZアプリ」)も展示。

特に興味を持ったのは「簡単自動作曲アプリ」。
これは作曲や楽器の知識が無くても、自分だけのオリジナル曲を簡単に創作できるというもの。

クラブDJの方は鼻歌でメロディーを作る人が多いですが、これかなり活躍してくれそうです。
気になる方は会場でチェックされてみては?


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■簡単自動作曲アプリ(スマートフォン向け)
作曲や楽器の知識が無くても、自分だけのオリジナル曲を簡単に創作できるアプリです。思いついた2小節のメロディーを歌って録音するだけで、一曲まるごとアプリが自動作成してくれます。2小節のメロディー入力は、画面上の鍵盤を使う方法や、音符を直接指定する方法も選べます。

■音楽遊びアプリ(スマートフォン向け)
ふだんスマートフォンで聞いている曲に、楽器音などを重ねて楽しめる新感覚の音楽プレーヤーアプリです。画面上のパッドを叩くだけの簡単な操作で、お気に入りの曲に参加できます。内蔵の楽器音だけでなく自分で録音した音も使用でき、音程や速度などを変化させることも可能です。

■CZアプリ(タブレット向け)
CZ-101(1984年発売)など当社シンセサイザーのベストセラー「CZシリーズ」を再現するとともに、新機能を付加したアプリです。4パート分のPD(Phase Distortion)音源を内蔵しており、33種類の波形を駆使した多彩な音創りが楽しめます。作成した音色は、MIDI対応楽器でも演奏可能です。

→詳しくはこちら http://www.casio.co.jp/release/2014/1120_emi_app/


2014楽器フェア CASAIOブース詳細
http://casio.jp/emi/sp/gakki_fair2014/

パフォーマンスシンセサイザーXW-P1:CASIO SPECIAL CONTENTS

【パフォーマンスシンセサイザーXW-P1】

Casio XW-P1 Performance Synthesizer



今回は「2014楽器フェア」にCASIOが出展するシンセサイザー「XW-P1」をご紹介。

こちらのモデルはへクスレイヤーというレイヤー機能が付いているのが最大の特徴。最大6種類の音色を重ねることができ、これによって分厚く存在感のあるサウンドを作ることが可能。

アナログのヴィンテージ・シンセサイザーの音を忠実に再現したものから
今のクラブで活躍するリード系の音色までプリセット音もクオリティの高いものがたくさんが入ってます。

ライブでのソロプレイ時などでは、かつてないほどパワフルでダイナミックな演奏世界を表現できそう。
ガンガンに弾きまくる人にはまさにうってつけの機種といえます。

また面白い機能としては、ドローバーオルガン・モードでしょうか。
9本のスライダーをドローバー(DRAW BAR)感覚で操作して本物のオルガンに近い演奏方法で楽しむことができます。
丁度これからの季節、クリスマスや、年末のイベントでちょっとした余興なんていう使い方もありかもですね。


「2014楽器フェア」のCASIOブースでデモストレーション演奏をしてくれる音楽家、
氏家克典さんがレクチャーするコンテンツでは操作方法などが動画でチェックできます。

【DEMO】CASIO XW-G1 / XW-P1

XW Series Synthesizer Special Site
http://world.casio.com/emi/xw/ujiie/


【XW-P1】
http://casio.jp/emi/products/synthesizer/xwp1/

【CASIO XWシリーズ】
http://world.casio.com/emi/xw/

グルーヴシンセサイザーXW-G1:CASIO SPECIAL CONTENTS

CASIO XW-P1 & XW-G1 Promotion Video Clip



【グルーヴシンセサイザーXW-G1】

今回は「2014楽器フェア」にCASIOが出展するシンセサイザー「XW-G1」という機種をご紹介します。

ステップシーケンサー、サンプラー、ループレコーダーが一体化し、これ1台で何役もの機能を搭載。今の音楽の流行を意識したクラブミュージック系に特化したアイデア機能が盛りこまれています。

この「XW-G1」はかなり表情豊かに楽曲が構築できるようになっていて、テクノやハウス、ヒップホップのリズムパターンが800近く搭載しておりオリジナルのリズムパターンも作成可能。

鍵盤の演奏はなんとなくできるんだけど、カタチにしたことがない人や
クラブミュージック系に興味はあるけど、どれから手をつけたらいいのかわからない、
そのような方にとっては特におススメのシンセサイザーといえます。

あと、面白い機能としてはフレーズシーケンサー。
いわゆるオカズ的な、ライブ中のここぞという時に使える高速シンセフレーズなどが100種類内蔵されています。

クラブでのライブはもちろん、街のレンタルスタジオなどで大音量でプレイするのも楽しそうです。
従来のシンセに比べ大きさの割にそんなに重くない(5.4kg)というのも嬉しいところですね。

とにかくイジリがいのある1台といえます。

【XW-G1】
http://casio.jp/emi/products/synthesizer/xwg1/

【CASIO XWシリーズ】
http://world.casio.com/emi/xw/

CASIOデジタルピアノPX-5SWE:CASIO SPECIAL CONTENTS

【CASIOデジタルピアノPX-5SWE】




今回はこの週末開催「2014楽器フェア」でCASIOが出展するデジタルピアノ「PX-5SWE」をご紹介。

ピアノを弾く方なら誰もが自宅にグランドピアノがあればと思いますよね。
高価ですし日本の居住空間を考えると難しいですが、
鍵盤に指を落とした時のピーンと背筋が伸びるようなあの響き、本当に美しいですよね。

グランドピアノは弾いた弦だけが鳴るのではなく、弾いてない弦も共鳴しより美しく響きます。
そしてその響きは強弱のタッチ、押し始めてから音が減衰して消えるまでの時間経過によって様々に変化します。

CASIOはこの自然で美しいグランドピアノの響きを徹底解析、革新的なサウンド「AiR音源」を生み出しました。
これはグランドピアノの内部で発生する複雑な共鳴音をシュミレート、今まで難しかった「響き」を三次元的に表現します。

CASIO Digital Piano



「PX-5SWE」は「AiR音源」の音色だけではなく、エレクトリックピアノ、クラビ、ハープシコードをはじめ、シンセサイザーサウンドや、最大6音色がレイヤーされたへクスレイヤーサウンドなど370音色を内蔵。機能的にはアルペジオ、フレーズシーケンサー、4種類同時エフェクトなどのシンセサイザー機能や、演奏中のサウンド調整が直感的にできるツマミやフェーダーなども装備しています。
なんといっても白いボディがいいですね!

今やデジタルの時代。
各分野でアナログをシュミレートする技術が盛んですが、
きっとCASIOの各分野で蓄積された計算技術が随所に反映されているのでしょう。
こういうのを観ると自分たちは凄い時代に生きているなと実感しますね。

この素晴らしいサウンドテクノロジー、是非「2014楽器フェア」カシオブースで体感して下さい。


【2014楽器フェア CASAIOブース詳細】
http://casio.jp/emi/sp/gakki_fair2014/

【PX-5SWE】
http://casio.jp/emi/products/privia/px5swe/

【CASIO DIGITAL PIANO】
http://casio.jp/emi/sp/piano/concept/

⑥「2014楽器フェア」CASIOブース出演ミュージシャンご紹介:CASIO SPECIAL CONTENTS

テーマは「The Soul of CASIO」!
Impressions 樺山潤一郎 & 藤本暁子、ゲスト渡部将人

CASIO電<br />
子楽器サイトはこちら CASIO電子楽器サイト


「2014楽器フェア」期間中、CASIOブースでは総勢10名のミュージシャンがデモストレーションを行います。
CASIOの電子楽器と同じく多彩な面々が出演。
ここではCASIOブースで演奏を行うミュージシャンをご紹介していきます。


【Impressions 樺山潤一郎 & 藤本暁子】

二人のキーボード奏者という異色の組み合わせのユニット、Impressions。
クラシックやジャズに精通するお二人がキーボードのユニットを結成するということがユニークですよね。

樺山さんは仕事として電子楽器の音色プログラムの開発・内蔵デモソングなどの制作をされてこられていますが、
元々電子楽器には並々ならぬ愛情を持っているようで、歴代のCASIO電子楽器も多数愛用されてきたようです。


歴代のCASIO楽器が自宅にずらり!(樺山さんtwitterより)
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今回の「2014楽器フェア」では「The soul of CASIO」をテーマに、
CasiotoneからCZを経て現代に甦る「CASIOの楽器魂」をパフォーマンスされるとのこと。

樺山さんのtwiiterをみていると、CASIOのXW-P1をごきげんに(笑)仕込まれていたり、
Casiotone MT-800の音源を取り込んだりと、当日は歴代のCASIOの音色を楽しめそうですよ。
またゲストにサックス奏者の渡部将人さんも参加されます。


CASIOブースでのImpressions 樺山潤一郎 & 藤本暁子(ゲスト渡部将人)さんの演奏は
11月22日(土)10:30~11:10と15:00~15:40の2回です。


【PX-5SWE】
独創のサウンド&パフォーマンスで、ライブに最適なプロクオリティの演奏性を実現。電池駆動にも対応し、ストリートやアウトドアでの演奏にも対応します。
http://casio.jp/emi/products/privia/px5swe/


【XW-G1】
クラブミュージックに衝撃のグル―ヴを。16ステップシーケンサーを搭載しグルーヴ感あふれる斬新なトラックを生み出す。
http://casio.jp/emi/products/synthesizer/xwg1/


【XW-P1】
強烈かつ分厚いサウンドを思いのままに弾き倒す。ソロシンセ、ヘクスレイヤーをはじめパワフルで存在感のあるサウンドを満載。
http://casio.jp/emi/products/synthesizer/xwp1/




2014楽器フェア CASAIOブース詳細

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http://casio.jp/emi/sp/gakki_fair2014/


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■Impressions(樺山潤一郎 & 藤本暁子)

藤本暁子と樺山潤一郎、2人のキーボーディストによる異色ユニット。これまでお互い個人で様々な活動を積み重ねてきたが2004年ユニット結成。同年10 月渋谷、ライブハウス「多作」にてデビューライブを行い好評を得る。2004年、2005年12月、それぞれの故郷である四国(高松、徳島)においてもライブを行い、地元新聞、雑誌に掲載され、地元ラジオ番組にも多数出演するなどこちらでも好評を得る。 また、アーティストのサポートも行っている。今までに「いのり」(TV東京系アニメ「ファンタジック・チルドレン」 の主題歌「Voyage」で 2004.11.21、ビクターエンターテイメントよりデビュー)等のサポートを行った。 演奏活動以外には楽曲制作も行っており、西日本放送(香川)、四国放送(徳島)、南海放送(愛媛)、高知放送(高知)の情報番組(ラジオ)「四国クローバーネット おやつドキッ!」 の音楽を制作。その他にもキーボードの内蔵デモ曲や、出版物楽曲アレンジ等の制作も行っている。 Jazz/Fusion/Latinテイストをベースにしたオリジナル曲を中心に、「鍵盤楽器ならなんでも料理します」をモットーに活動中。

→樺山潤一郎 Official Site http://www.officej-studio.com/index.php

→藤本暁子 Official Site http://www.fujimotoakiko.net


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■渡部将人

1973年5月31日宮城県生まれ。千葉県育ち。オリジナルバンド「ジーク」や数々の自己リーダーユニット(Pops、Soul、R&B、Jazz、歌謡曲)、サックス四重奏団、ソウルディスコバンド、ビックバンド等でライブ、コンサート、ディナーショー、ブライダル、イベント、パーティー等、クラシック、ジャズ、ポップスなどジャンルを超えて全国で活発な演奏活動を行っている。アーティストサポート活動として、2012年9月、伝説の「矢沢永吉40周年記念ライブ」in NISSAN STADIUMにて、Special Horn Sectionとして参加。その他「COOLS」、アメリカコーラスグループ「THE TEMPTATIONS」、ジャニーズJr.「原 知宏」、アイドルグループ「Lead」「C@n-dols」、シンガーソングライター「マシコタツロウ」、「水越けいこ」、「ROLLY」、「大江千里」、BLENDAモデル「扇田純」等のコンサート、ライブ、ツアー、レコーディング、イベント、TV/ラジオ番組に参加。海外ニューヨークではハーレム [St.Nicks Club] にてBassist,Don Pait、DrumsのDenis Davis、[Minton's Playhouse] にてBassist, Ron Carter等との共演や [Showman's] での東日本震災チャリティーライブ等に参加。また、[Fatcat] [Village Underground] [The Bitter End] [Kenny's Castaways] [The RedLion] [Cleopatra's Needle] [Arturo's] [Local802] [Billy's Black][Dinosaur BBQ] [The National Under Ground] 等でも様々なライブに参加し、そのダイナミックでも日本人的な繊細な演奏には、現地のプレイヤーからも絶賛されファンも多い。

→渡部将人 Official Site http://nabemasa.jp/

⑤「2014楽器フェア」CASIOブース出演ミュージシャンご紹介:CASIO SPECIAL CONTENTS

海外からも注目されるポストクラシカル!
Yuki Murata & Takahiro Kido

CASIO電<br />
子楽器サイトはこちら CASIO電子楽器サイト


「2014楽器フェア」期間中、CASIOブースでは総勢10名のミュージシャンがデモストレーションを行います。
CASIOの電子楽器と同じく多彩な面々が出演。
ここではCASIOブースで演奏を行うミュージシャンをご紹介していきます。


【Yuki Murata & Takahiro Kido】

美しいサウンドスケープで独自の音世界を表現するピアニスト・作曲家のYuki Murataと、
作曲家・音楽レーベルRicco Label主催、Takahiro Kidoの2人もパフォーマンスを行います。

2人がメンバーに名を連ねるポストクラシカル/ポストロックバンド、Anoiceは
映像とストーリーがシンクロするような、静謐で危ういサウンドを奏でます。


【Anoice - ripple (official music video)】



当日は2人の各ソロプロジェクトの楽曲はもちろん、2人が所属するバンド、Anoiceやfilmsの楽曲も演奏予定。電子ピアノ(PX-5S)とシンセサイザー(XW-G1, XW-P1)を中心とした電子鍵盤楽器のみで再編曲された特別パフォーマンスです。

電子楽器の可能性を感じさせるこのパフォーマンス、他の出演者とは一線を画します。
どういった演奏を聴かせてくれるのか、是非生で体感して下さい。


CASIOブースでのYuki Murata & Takahiro Kidoさんの演奏は
11月23日(日)11:50~12:30と14:40~15:20の2回。


【PX-5SWE】
独創のサウンド&パフォーマンスで、ライブに最適なプロクオリティの演奏性を実現。電池駆動にも対応し、ストリートやアウトドアでの演奏にも対応します。
http://casio.jp/emi/products/privia/px5swe/


【XW-G1】
クラブミュージックに衝撃のグル―ヴを。16ステップシーケンサーを搭載しグルーヴ感あふれる斬新なトラックを生み出す。
http://casio.jp/emi/products/synthesizer/xwg1/


【XW-P1】
強烈かつ分厚いサウンドを思いのままに弾き倒す。ソロシンセ、ヘクスレイヤーをはじめパワフルで存在感のあるサウンドを満載。
http://casio.jp/emi/products/synthesizer/xwp1/




2014楽器フェア CASAIOブース詳細

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http://casio.jp/emi/sp/gakki_fair2014/


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■Yuki Murata

0才で初めてピアノに触れ2才で作曲を始めた、生粋のピアニスト/コンポーザー。日本国内だけでなくフランスやカナダでピアノと作曲を学び、ピティナグランミューズや国際ピアノデュオコンクールなどの多くのクラシックピアノコンクールにて優勝/受賞する。2006年インストバンドAnoiceのメンバーとしてボストンImportant Recordsよりデビュー。その後、ソロ名義Yuki Murataに加え、RiLF(Anoiceのメンバーとmatryoshkaのヴォーカリストcaluによるポストロックバンド), films(Anoiceのメンバーを含む、数人の演奏家によるダークファンタジーミュージックユニット), cru(AnoiceのTakahiro KidoとYuki Murataによるポストクラシカルユニット), The Frozen Vaults(Yuki Murata, Dave Dhonau, Tomasz Mrenca, Harry Towell, Bartosz Dziadoszによるアンビエントミュージックユニット)等のプロジェクトにも参加し、多くの作品を自身の音楽レーベルRicco Label等からリリース。坂本龍一、小林武史、植松伸夫を始めとした多くの作曲家から高い評価を受ける。また、UKのCan Evgin監督映像作品「Internet is a Desert」の音楽をAnoiceのTakahiro Kidoと担当し、ヴェネチア国際短編映画祭で受賞。Studio Mangosteenの短編アニメーション「Li.Li.Ta.Al.」の音楽を、同じくTakahiro Kidoと担当し、ベルリンとアヌシーの各国際映画祭にてノミネート、札幌国際短編映画祭にて最優秀作曲賞を受賞。東京丸ビルグループでの日曜コンサートのレギュラーや、来場者数32万人を記録した音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」での司会進行と演奏でも注目を集める。さらに、上記、各プロジェクトのメンバーとしてルイヴィトン等のCMの音楽制作に参加。ソロ名義でも国内外のテレビ番組のBGMを作曲し、編曲家としても様々なアーティストのタイトルに携わっている。

→Yuki Murata Official Site http://fleursy.com/yukimurata/


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■Takahiro Kido

作曲家。2006年インストバンドAnoiceのメンバーとしてボストンImportant Recordsよりデビュー。また、ソロ名義Takahiro Kidoに加え、RiLF(Anoiceのメンバーとmatryoshkaのヴォーカリストcaluによるポストロックバンド), films(Anoiceのメンバーを含む、数人の演奏家によるダークファンタジーミュージックユニット), mokyow(AnoiceのTakahiro Kido, Takahiro Matsue, Tadashi Yoshikawaの3人とキーボーディストKenichi Kaiによるポストロックバンド), cru(AnoiceのTakahiro KidoとYuki Murataによるポストクラシカルユニット)等のプロジェクトにも参加し、多くの作品をRicco LabelやPLOP等からリリース。イギリスのCan Evgin監督映像作品「Internet is a Desert」の音楽をAnoiceのYuki Murataと担当し、ヴェネチア国際短編映画祭で受賞。Studio Mangosteenの短編アニメーション「Li.Li.Ta.Al.」の音楽を同じくYuki Murataと担当し、ベルリンとアヌシーの各国際映画祭にてノミネート、及び札幌国際映画祭で最優秀作曲賞受賞。モスクワ国際ヤングヴィレンナーレにて、ウクライナのデザインユニットSYNとのインスタレーション「Enlightenment」を発表。ファッションブランド、アルマーニの短編映画の音楽を担当し、ミラノコレクションにて発表。東宝映画「ホノカアボーイ」に楽曲提供。オーストリア映画「Penerose」の音楽、及び音響エンジニアを担当。ニューヨークのElite Model ManagementをフィーチャーしたUKのRobin Masonの映像作品「Weekend」の音楽を担当。チェコ共和国のヤナーチェクシアターにてバレエ「Tanzbrucke 2011」の音楽を担当。ルイヴィトン, Rag&Bone, フォード, Google, NTT, JT, SEEDなどの企業のCM音楽を担当。フランス「Purple」オランダ「Another」イギリス「POST」ベルギー「GONZO」等の多くのアート系マガジンの企画に参加している。音楽レーベル/制作事務所Ricco Label主催。

→Takahiro Kido Official Site http://fleursy.com/takahirokido/

④「2014楽器フェア」CASIOブース出演ミュージシャンご紹介:CASIO SPECIAL CONTENTS

ジャンルレスなサウンドを奏でる異色の音楽家、天平!

CASIO電<br />
子楽器サイトはこちら CASIO電子楽器サイト


「2014楽器フェア」期間中、CASIOブースでは総勢10名のミュージシャンがデモストレーションを行います。
CASIOの電子楽器と同じく多彩な面々が出演。
ここではCASIOブースで演奏を行うミュージシャンをご紹介していきます。


【天平】

現在はニューヨークと東京を拠点にワールドワイドに活躍されている天平さん。

異色の経歴を持ち、独自の活動をされていることもあり、ピアノ界の革命児と言われていますが、
このアスリートのような身体からも伺い知ることができますね。

魂を解き放つその演奏は多くの人の心を揺さぶります。
少し前の映像のようですが、ニューヨークの地下鉄での演奏風景。
まさに音楽はボーダレス!

【Street performance on the NYC subway / Tempei Nakamura】



CASIOのデジタルピアノPRIVIAを演奏する天平さん。この映像かっこいいいです。

【Casio Tempei 火の鳥 Phoenix】



CASIOブースでの天平さんの演奏は11月21日(金)12:00~12:40と15:00~15:40
そして11月23日(日)13:15~13:55と16:00~16:40の合計4回。
使用機材はPX-5です。

彼のパッションを感じる演奏必見です。


【PX-5SWE】
独創のサウンド&パフォーマンスで、ライブに最適なプロクオリティの演奏性を実現。電池駆動にも対応し、ストリートやアウトドアでの演奏にも対応します。
http://casio.jp/emi/products/privia/px5swe/




2014楽器フェア CASAIOブース詳細

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http://casio.jp/emi/sp/gakki_fair2014/


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■天平

1980年7月19日、神戸出身、ニューヨーク在住。コンポーザー・ピアニスト(作曲家、ピアニスト)。
5歳から小学校卒業までピアノ教育を受ける。中学時代に阪神大震災で自宅が全壊。高校は半年で中退。家を出て解体屋などの肉体労働で生計を立てながら暗中模索の時期を過ごす。その後、音楽専門学校(高校)に入学。大阪芸術大学で学んだのち、2006年からニューヨークヘ留学、現在はニューヨークと東京在住。2010年、NYカーネギーホールでのソロリサイタル。同年よりヨーロッパツアーも毎年行い、世界を股にかけて活動する。また、独自のプロジェクトとして、世界遺産である紀伊半島の田舎や山奥にて「秘境コンサートツアー」を定期的に行なっている。

→天平 Official Site http://tempei.com/

③「2014楽器フェア」CASIOブース出演ミュージシャンご紹介:CASIO SPECIAL CONTENTS

CASIO電子楽器を熟知する氏家克典さん出演!

CASIO電<br />
子楽器サイトはこちら CASIO電子楽器サイト


「2014楽器フェア」期間中、CASIOブースでは総勢10名のミュージシャンがデモストレーションを行います。
CASIOの電子楽器と同じく多彩な面々が出演。
ここではCASIOブースで演奏を行うミュージシャンをご紹介していきます。


【氏家克典】

作編曲プロデュース、国内海外デモ、そして冨田勲作品のオーケストラで共演するなど、
各方面で活躍されてる氏家克典さんも今回CASIOブースでデモストレーション演奏を行ってくれます。

日本を代表するシンセシスト(!!)松武秀樹さん、齋藤久師さん、土橋安騎夫さん、浅倉大介さんらと共に
シンセサイザーの魅力を、エンターテインメントとして魅せるイベント&コンテンツ、
SynthJAMでも活動されているのでシンセサイザー好きの方はよくご存知ですよね。

CASIOのデジタルピアノPX-5SやシンセサイザーのXWシリーズを以下コンテンツで解説してくれています。
トークがなめらかで分かりやすいです。

【CASIO Privia PX-5S Demo&Review】



氏家克典流XW活用術
http://world.casio.com/emi/xw/ujiie/


「2014楽器フェア」ではデジタルピアノ・PX-5S、シンセサイザー・XW-G1、XW-P1の3機種を演奏。
CASIOの楽器を熟知されているだけに、このデモストレーションは注目です。

氏家克典さんのCASIOブースでの演奏は11月21日(金)10:30~11:10と16:30~17:10
そして11月23日(日)10:30~11:10の合計3回です。




【PX-5SWE】
独創のサウンド&パフォーマンスで、ライブに最適なプロクオリティの演奏性を実現。電池駆動にも対応し、ストリートやアウトドアでの演奏にも対応します。
http://casio.jp/emi/products/privia/px5swe/


【XW-G1】
クラブミュージックに衝撃のグル―ヴを。16ステップシーケンサーを搭載しグルーヴ感あふれる斬新なトラックを生み出す。
http://casio.jp/emi/products/synthesizer/xwg1/


【XW-P1】
強烈かつ分厚いサウンドを思いのままに弾き倒す。ソロシンセ、ヘクスレイヤーをはじめパワフルで存在感のあるサウンドを満載。
http://casio.jp/emi/products/synthesizer/xwp1/


2014楽器フェア CASAIOブース詳細

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http://casio.jp/emi/sp/gakki_fair2014/


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■氏家克典

学生時代よりEAST&WESTや 世界歌謡祭など数々のコンテストに出場するかたわら、作編曲、自己のグループ、スタジオミュージシャンなど本格的プロ活動をスタート。音楽コンサルティング、音楽ソフトウエア企画制作、音楽学校運営、作編曲、プロデュース、国内/海外デモンストレーション、研修、後進育成、連載執筆など、その活動は多岐に渡っている。特にデジタル楽器関連の分野では、その軽妙で豊かな経験に基く語り口と独自の視点によるハイクオリティで斬新なプロデュース作品が、常に業界の注目を浴びている。また、いままで手掛けたTVCM音楽/楽器内蔵デモ曲は数百曲、デモ演奏/研修で訪れた国々は15ヶ国以上に及ぶ。一般社団法人日本シンセサイザー・プログラマー協会(JSPA)理事

→氏家克典 Official Site http://katsunori.wix.com/ujiie

今年も開催「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき」

今回はナタリー・コールやボブ・ミンツァー・ビッグ・バンド ~with special guest ニューヨーク・ヴォイセス~、
由紀さおり / 洗足学園ゲット・ジャズ・オーケストラ等々、豪華アーティストが出演。
今年で4回目となりますが、回を重ねるごとに内容もより充実してきていますよね。

日本・スイスの国交樹立150周年に当たる今年は、
これまでの内容に加えて、新たに「ジャズ・ソロ・ピアノ・コンペティション」が行われます。

これは若手ピアニストのためのコンペティションで、優勝者には翌年7月にスイスで開催されるモントルー・ジャズ・フェスティバルのコンペティション・セミファイナルへの出場権が授与されます。

日本全国から多数の実力派ジャズピアニストの応募があった中、
ファイナリストとして4 名が残っているのですが、このメンバーをみてびっくり!
加藤真亜沙さん、桑原あいさん、松本茜さん、松本圭使さんと、いずれもプロとして一線で活躍されている方ばかり。

この4名の活躍は皆さんご存知の通りですし、決して優劣をつけられるものではないとは思いますが、このファイナルにて優勝者が決定します。

そしてこのコンペティション、なんと入場無料、そして公開で行われます。
コンペティションならではの緊張感の中、普段通りの演奏をできるのは誰なのか、
実際に自分の目で耳で確かめることができるというわけですね。

また当日は、国府弘子 with ユキ・アリマサ+守屋純子の楽しいジャズ【ミニ】講座も行われます。
興味ある方は足を運んでみてはいかがでしょうか?


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【MONTREUX JAZZ SOLO PIANO COMPETITION in Kawasaki 2014】
日本全国から多数の実力派ジャズピアニストの応募があったなか、ファイナリストに選出された大型新人4 名の最終決戦! 優勝者は世界のステージに!!

【日時】
2014年11月29日(土)14時開演(13時半開場)

【会場】
昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ
〒215-8558 神奈川県川崎市麻生区上麻生1-11-1南校舎内
最寄り駅小田急小田原線 新百合ヶ丘 南口 徒歩 4分
http://www.tosei-showa-music.ac.jp/concert/hall/teatorogario/

【賞について】
優 勝:2015年7月にスイスで行われるモントルー・ジャズ・フェスティバルのコンペティション・セミファイナルへの出場権および渡航支援金50万円
準優勝:賞状および賞金10万円
第3位:賞状および景品
第4位:賞状および景品

【ファイナリスト】(五十音順)
加藤真亜沙(かとうまあさ)
桑原 あい(くわばらあい)
松本 茜(まつもとあかね)
松本 圭使(まつもとけいし)

【審査員】
国府弘子(ピアニスト)、ユキ・アリマサ(ピアニスト)、守屋純子(ピアニスト)
特別審査員:マシュー・ジャトン(モントルー・ジャズ・フェスティバル財団CEO兼モントルー・ジャズ・アーティスト財団CEO)
※当初審査員を予定していた佐山雅弘氏の体調不良により、守屋純子氏が代理を務めることとなりました。

【参加方法】
入場無料・全席自由

【詳細】
http://www.montreuxjazz.jp/kawasaki/2014/learn/piano-competition/



■参考リンク
加藤真亜沙 myspace
桑原 あい Officail Web
松本 茜 Officail Web
松本 圭使 Officail Web
モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさきOfficail Web

土岐麻子 新作は9年ぶりとなるジャズ・スタンダード・アルバム!:ニュース / NEWS

2004年にソロデビュー、今年10周年を迎えた土岐麻子さん。
11/19リリースの新作は9年ぶりとなる「STANDARDS」シリーズの第4弾です!

細野晴臣さんとのデュエットによる「Christmas in the City / Blossom Dearie」のカバーも収録。
今の土岐さんが表現するジャズ。非常に楽しみです。


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【土岐麻子 New Album『STANDARDS in a sentimental mood ~土岐麻子ジャズを歌う~』】

2004年にソロデビューしてから今年で10周年を迎えた土岐麻子のニューアルバムは、ファン待望の9年ぶりとなる「STANDARDS」シリーズ第4弾!当時と同様、父であり日本を代表するサックス奏者・土岐英史がプロデュースするジャズ・スタンダード・アルバムです。「In a Sentimental Mood」「Round Midnight」「Smile」「Stardust」「The Look of Love」「Misty」「Cheek to Cheek」といったスタンダード楽曲に加え、土岐英史作品に英詞を書き下ろしたオリジナル楽曲「Lady Traveler」「After Dark」も収録。さらに意外な選曲としてRed Hot Chili Peppers「Californication」をカバー。ぞして土岐麻子が大好きなジャズ・シンガーBlossom Dearieのクリスマスソング「Christmas in the City」では、敬愛する細野晴臣とのデュエットが実現!アニバーサリーイヤーにお届けする、"今の土岐麻子にしか歌えない楽曲" を満載した新しいジャズ・スタンダード・アルバムです!(全11曲収録)


<収録楽曲>
01. In a Sentimental Mood
02. Round Midnight
03. Stardust
04. Lady Traveler
05. Misty
06. The Look of Love
07. Californication
08. After Dark
09. Smile
10. Christmas in the City (Performed by 土岐麻子 & 細野晴臣)
11. Cheek to Cheek


■タイトル:『STANDARDS in a sentimental mood ~土岐麻子ジャズを歌う~』
■DVD発売日:2014年11月19日
■価格:¥3,240(税込)
■カタログ番号:RZCD-59712
■販売元:Rhythm Zone


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■ワンマンライブ「TOKI ASAKO 10th ODYSSEY ソロデビュー10周年 感謝祭!!どこにも省略なんてなかった3952days」

ソロデビュー10周年記念のワンマンライブを東名阪にて開催!!ニューアルバムからのナンバーを含む、"10年間の土岐麻子"を凝縮したライブになりそうです。ファイナルの東京公演は、実父である土岐英史さんのゲスト出演も決定!!土岐麻子のスペシャルイヤーとなる2014年最後のワンマンライブをお見逃しなく!!!


【メンバー】
Vocal: 土岐麻子/Drums: 矢野博康/Bass: 鹿島達也/Guitar:奥田健介[NONA REEVES] /Keyboards:伊澤一葉[the HIATUS、あっぱ]
【スペシャル・ゲスト】※東京公演のみ
Saxophone:土岐英史

【大阪公演】
2014年12月6日(土)ビルボードライブ大阪
時間:※完全入れ替え制
1st OPEN/15:30 START/16:30
2nd OPEN/18:30 START/19:30
会場:ビルボードライブ大阪 http://www.billboard-live.com/
料金:サービスエリア/¥6,500-  カジュアル/¥5,000-(1DRINK付)
一般予約受付:10月3日(金)  11:00~
問合せ:ビルボードライブ大阪 http://www.billboard-live.com/
予約センター:06-6342-7722
予約受付時間[平日]11:00~22:00 [土祝平日特別営業時間]11:00~20:00 [平日休演日]11:00~19:00
[定休日]日曜 (ただし公演がある日は11:00~20:00で営業)


【名古屋公演】
2014年12月11日(木)名古屋ブルーノート
時間:※完全入れ替え制
1st OPEN/17:30 START/18:30 
2nd OPEN/20:30 START/21:15
会場:名古屋ブルーノート http://www.nagoya-bluenote.com/
チケット料金:¥6,500(税込)
※SMA☆アーティスト会員の方は、先行予約にて「テーブル指定予約エリア」がご利用いただけます。ただし、予約後のキャンセルは出来ません。(自由席でのご予約の場合は、前日までのキャンセルが可能です。)
一般予約受付:10月3日(金)  ※先行予約に関しては下記に掲載
電話予約:052-961-6311 (11:00~20:00) ※土日祝休業
インターネット予約:http://www.nagoya-bluenote.com/ (24時間受付)
携帯予約:http://www.nagoya-bluenote.com/i(24時間受付)


【東京公演】
YEBISU GARDEN PLACE 20th Anniversary presents L'ULTIMO BACIO Anno 14

2014年12月20日(土)恵比寿The Garden Hall (東京都目黒区三田1-13-2)
時間:OPEN/17:00 START/18:00
チケット代: 全席指定¥6,500(ドリンク代別)
一般発売日:2014年10月11日(土)
チケットぴあ 0570-02-9999  http://t.pia.jp
ローソンチケット 0570-084-003  http://l-tike.com
イープラス http://eplus.jp
問い合わせ:ホットスタッフ・プロモーション 03-5720-9999(平日12:00〜18:00)
http://www.red-hot.ne.jp/p


<ワンマンライブ詳細>
http://www.tokiasako.com/live/detail.php?id=1019844


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■土岐麻子
Cymbals のリードシンガーとしてデビュー。2004 年の解散後、実父 土岐英史氏を共同プロデュースに迎えたジャズ・カヴァー・アルバム『STANDARDS ~土岐麻子ジャズを歌う~』をリリースし、ソロ活動をスタート。2008 年10 月、本人出演/ 歌唱が話題となったユニクロTV-CM ソング『How Beautiful』がシングル・ヒット。 この楽曲およびNISSAN 「新型TEANA」TV-CM ソング『Waltz for Debby』などを収録した'09 年1 月リリースのアルバム『TOUCH』がスマッシュヒットを記録。2011 年1 月、"あなたって不思議だわ あなたっていくつなの?" というサビのフレーズが印象的な資生堂「エリクシール シュペリエル」CM ソング、『Gift ~あなたはマドンナ~』をリリース。同年12 月には新曲2 曲を含む初のオールタイム・ベスト・アルバム『BEST!2004-2011』をリリース。2013 年、3 年ぶりとなるオリジナルアルバム「HEARTBREAKIN'」をリリースし、自己最高位となるオリコンデイリー7 位を記録。自身のリーダー作品のみならず、数多くのアーティストの作品へのゲスト参加、また50 社以上にわたるCM 音楽の歌唱やナレーション、TV、ラジオ番組(JFN 系「TOKI CHICRADIO」) のナビゲーターも務めるなど、"声のスペシャリスト"。

→土岐麻子 official site
http://www.tokiasako.com/index.php

②「2014楽器フェア」CASIOブース出演ミュージシャンご紹介:CASIO SPECIAL CONTENTS

クラシック界のトップピアニスト、
佐久間あすか(旧姓 松本)、加畑嶺

CASIO電<br />
子楽器サイトはこちら CASIO電子楽器サイト


「2014楽器フェア」期間中、CASIOブースでは総勢10名のミュージシャンがデモストレーションを行います。
CASIOの電子楽器と同じく多彩な面々が出演。
ここではCASIOブースで演奏を行うミュージシャンをご紹介していきます。


【佐久間あすか(旧姓 松本)】

クラシックピアニストとして輝かしい実績を持ちながらも、
クラシックの枠に収まることなく独自の活躍をされている佐久間あすかさんもCASIOブースに登場。
(今年入籍され、名前が松本から佐久間に変わられたのですね。)

最近はバルセロナ在住の西本夏生さんとの遠距離連弾ユニット piaNAでもご活躍。

こ、こんな演奏ありなんですか(笑)、非常にユニークです。
譜めくりの方も思わず微笑んでますね。

【サン=サーンス: 動物の謝肉祭 11. ピアニスト Pf.piaNA(佐久間あすか・西本夏生)】



【加畑嶺】

クラシックシーンからもうお一人、加畑嶺(かばた・れい)さん。
タンゴジャズグループ「JACROTANGS(ジャクロタングス)」としても活動されたりと
異色の音楽家であることは間違いありません。

ウクライナのバンドゥーラ奏者とのデュオ演奏ではピアソラのカバー「Oblivion」やってます!

【Kateryna "Oblivion"】



佐久間あすかさんのCASIOブースでの演奏は11月21日(金)13:30~14:10。

そして翌日11月22日(土)12:00~12:40は、佐久間あすかさんと加畑嶺さんのお二人で登場。
クラシック界のトップピアニストによる豪華な連弾をお楽しみに!

いずれも使用機材はPX-5Sです。

【PX-5SWE】
独創のサウンド&パフォーマンスで、ライブに最適なプロクオリティの演奏性を実現。電池駆動にも対応し、ストリートやアウトドアでの演奏にも対応します。
→PX-5SWE http://casio.jp/emi/products/privia/px5swe/


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2014楽器フェア CASAIOブース詳細
http://casio.jp/emi/sp/gakki_fair2014/


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■佐久間あすか

3歳よりピアノを始める。ピティナA1級金賞(6歳)。プレミオモーツァルト国際コンクールに日本代表として参加、最年少第3位及びプレミオモーツァルト賞受賞(7歳)。イタリア国営テレピ「ゼッキノドオロ」メインゲストとして招待を受け渡伊、生放送にて演奏(8歳)。その後ヨーロッパを中心に演奏旅行、各国で好評を得る。ウィーン音楽コンクールインジャパン小学生の部第3位(12歳)。14歳でソロリサイタルを府中の森芸術劇場にて開催。日本クラシック音コン中学校の部第2位(15歳)。カール・ツェルニー国際コンクール(プラハ)第3位(16歳)。ビティナコンチェルト部門最優秀賞。 18歳の時、より広く音楽を勉強するためクラシックピアノから離れ、JAZZ/POPSの勉強を始める。以後5年間は様々なジャンルのアーティストのサポートや作詞作曲活動、クラシック演奏家向けのジャズアレンジ等を行う。 23歳の時、自分なりのクラシック音楽への関わり方に確信を持った上で、再度クラシックピアノに戻り、ピティナグランミューズA1カテゴリーにてロシアの奇才ピアニスト、カプースチンの作品を演奏し第1位を受賞。 クラシック音楽にグルーヴ感を吹き込むその演奏スタイルは、クラシックの枠組みに収まることなく、ジャンルを飛び越え、聴くものに新たな感動と感覚を呼び起こさせる。各ジャンルの橋渡しを担うであろう今後の活躍が期待されるピアニストである。

→佐久間あすか Official Site http://asukamatsumoto.com/index.html


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■加畑嶺

巨匠、故ラザール・ベルマン氏に認められ、イタリアとリトアニアで行われた氏のマスタークラスに招聘される。ファイナルコンサート出演。オランダツアー中、アムステルダム、コンセルトへボウ小ホールデビュー。同国内にてシューマンのピアノ五重奏曲の演奏がラジオ生中継される。デン・ハーグ春の音楽祭にてジャン・イヴ・ティボーデ氏の公開マスタークラスに出演。1年半のモスクワ留学を経てオランダ、デン・ハーグ王立音楽院ピアノ科にて研鑚を積む。これまでにピアノを村手静子、ラザール・ベルマン、ナウム・シュタルクマン、ナウム・グルーベルトの各氏に師事。2013年に自身のタンゴ・ジャズ・ユニット「ジャクロタングス」において歌手、庄野真代とのコラボレーション・アルバム"CIN EMATIQUE~シネマティーク~"(OMCA-5035)を日本コロムビア系レーベル、オーマガトキよりリリース。その精緻かつ大胆な表現、核心を衝く解釈により、クラシックのみならず幅広いジャンルでも活動の場をひろげている。

→加畑嶺 Official Site http://www.reykabata.com/

①「2014楽器フェア」CASIOブース出演ミュージシャンご紹介:CASIO SPECIAL CONTENTS

quasimodeリーダー、平戸祐介

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子楽器サイトはこちら CASIO電子楽器サイト


「2014楽器フェア」期間中、CASIOブースでは総勢10名のミュージシャンがデモストレーションを行います。
CASIOの電子楽器と同じく多彩な面々が出演。
ここではCASIOブースで演奏を行うミュージシャンをご紹介していきます。


【平戸祐介】

まずは、ピアノ/キーボードプレイヤーの平戸祐介さん。
実家がジャズ喫茶、そして高校卒業後はNYのニュースクール大学ジャズ科へ進学と
ジャズ文脈であることは間違いないのですが、クラブミュージックやHIP HOPも同じように聴いており、
まさに現代の感覚でジャズを捉える事のできる稀代の鍵盤奏者です。

最近は個人でもトリオ編成やソロで、ばりばりジャズをやられている印象。
CASIOの電子楽器でどのようなパフォーマンスを聴かせてくれるのか、非常に楽しみです。

平戸さんのCASIOブースでの演奏は11月22日(土)13:30~14:10と16:30~17:10の2回。
使用機材はPX-5Sです。

【PX-5SWE】
独創のサウンド&パフォーマンスで、ライブに最適なプロクオリティの演奏性を実現。電池駆動にも対応し、ストリートやアウトドアでの演奏にも対応します。
→PX-5SWE http://casio.jp/emi/products/privia/px5swe/


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2014楽器フェア CASAIOブース詳細
http://casio.jp/emi/sp/gakki_fair2014/

【平戸祐介 - 生まれたてのメロディ feat. bird】



Yusuke Hirado - No More Sadness (Solo Piano Version)



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■平戸祐介

長崎県生まれ。クラブ・ジャズ・バンドquasimodeのピアニスト。ジャズ喫茶を経営する父親とクラシック・ピアノの先生をする母親の間に生まれる。4歳からピアノを弾き始め、中学生の頃からジャズ・ピアニストとして活動を開始。高校卒業後に渡米し、NYのニュースクール大学ジャズ科に進学。ウォルター・ビショップ・Jr.に師事する。大学卒業後に帰国、上京して2002年にquasimodeを結成。リーダーとしてバンドを牽引しながら、さまざまなジャズ・クラブでのライヴ、レコーディングを行なっている。2012年1月、初のソロ・アルバム『スピーク・オウン・ワーズ』をリリース。

→平戸祐介 Official Blog http://www.musicfair.jp/
→quasimode Official Site http://quasimode.jp/

日本最大の楽器総合イベント「楽器フェア」開催!:CASIO SPECIAL CONTENTS

日本最大の楽器総合イベント「楽器フェア」3年振りに開催!
CASIOブースは総勢10名のミュージシャンが出演予定。

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日本最大の楽器総合イベント「楽器フェア」がパシフィコ横浜から東京ビッグサイトへ移動し、
3年振りに開催されることになりました。

この「楽器フェア」。ご存知の方も多いかと思いますが各楽器メーカーが一堂に会するいわば楽器ショー。
新製品や他ではあまり見ることのできない製品がずらっと並び、実際の楽器をその場で体感することができます。

当日は様々なライブやイベントが予定されているのですが、今年はYMOワールドツアー35周年企画ということで、"1979LAグリーク・シアター・ライブ"で使用された伝説の楽器類の再現セットが展示されます。当時のアメリカ公演に出演したメンバー6名が実際に使用した機材も含めて完全再現。11月23日(日)にはYMO初の海外公演時のギタリスト渡辺香津美さんがスペシャルゲストとして来場されるそうです。
この他、三浦憲治氏が撮影したLAでの未発表YMO写真のミニ写真展も同時開催されるなどYMOファン垂涎の内容です。
「YMO楽器展2014」公式サイト


そしてもちろんCASIOブースも多彩なラインナップ!
デジタルピアノ・キーボード・シンセサイ ザーなどの楽器はもちろん、iOS用のミュージックアプリなども展示。

またquasimodeのリーダー 、平戸祐介さんやクラシック界のトップピアニスト、佐久間あすかさん等、
総勢10名がCASIOの電子楽器を使用したデモストレーションを予定しています。(当日は我々も取材に行きますよ~。)

出演者等詳細はまたこのコンテンツページでお知らせ致しますのでお楽しみに!
「楽器フェア」は11/21(金)~23(日)までの3日間。会場は東京ビッグサイトです。


【2014楽器フェア】

<会期>
2014年11/21(金)~ 23(日)
11月21日(金) 10:00~18:00
11月22日(土) 10:00~18:00
11月23日(日) 10:00~17:00

<会場>
東京ビッグサイト 西1・2ホール
〒135-0063 東京都江東区有明 3-11-1
ACCESS http://www.bigsight.jp/access/transportation/

<入場料>
1,500円(前売1,200円) 消費税込、高校生以下、70歳以上無料

<「2014楽器フェア」オフィシャルページ>
http://www.musicfair.jp/

CASIO SPECIAL CONTENTS始まります!:CASIO SPECIAL CONTENTS

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CASIOとJJazz.Netのコラボレートによるスペシャル企画が期間限定でスタートします。

最近は大人の方がピアノはじめる方が増えてきているそうです。
自分の為に楽しく好きな音楽を演奏する、これって音楽本来の楽しみ方ですよね。

CASIOの電子楽器には、多くの人に楽器の演奏を楽しんでほしいという想いが込められています。
このコンテンツを通して楽器演奏に興味を持って頂けたら嬉しいです。

今後こちらのBLOGページにCASIO電子楽器やイベントの情報をまとめ随時ご紹介していきます。
スペシャル番組も予定していますのでどうぞお楽しみに。


ヨーロッパ最大級のレコーディングスタジオでのCASIOデジタルピアノの演奏風景はこちら。
進化するデジタルピアノ!わくわくする実験ですね。

【CASIO Digital Piano】



CASIO電子楽器ページ
CASIO電子楽器facebookページ

夜ジャズミーティング2014 公開収録決定!:ニュース / NEWS

須永辰緒ナビゲート「夜ジャズ.Net」の年末恒例企画、「夜ジャズミーティング」が今年も開催!
(昨年の様子はこちら

毎回ジャズDJが集まり、自身の年間ベスト作品を紹介しながらその年を振り返るというこの人気企画。
なんと今回は初の公開収録です。

会場は今年渋谷の宇田川町にオープンした「HMV record shop 渋谷」。
出演は須永辰緒、松浦俊夫、社長(SOIL&"PIMP"SESSIONS)、そしてDJ Nicheというお馴染みのメンバー。

今年のジャズ/クラブシーンについて。そしてジャズDJが選ぶ2014年ベスト作品は何なのか?
このメンバーです、トークも含めてきっと盛り上がることでしょう。
観覧は無料ですので是非気軽にお越しください!

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【夜ジャズミーティング2014 公開収録】
ジャズをキーワードにしたインターネットラジオ、JJazz.Netで須永辰緒がナビゲーターを務める番組「夜ジャズ.Net」の年末恒例企画「夜ジャズミーティング」。毎回ジャズDJが集まりその年のトピックを振り返りつつ、自身の年間ベスト作品を紹介。2014年度は今年オープンした「HMV record shop 渋谷」にて公開収録を行います!ジャズDJが一同に会するこの機会をお見逃しなく。

【日時】
12/1(月)20:00~(21:00終了予定)

【会場】
HMV record shop 渋谷 2F
東京都渋谷区宇田川町36-2 ノア渋谷1F 渋谷駅ハチ公口改札から徒歩7分 東急ハンズ向かい
HMV record shop 渋谷

【内容】
インターネットラジオ、JJazz.Netで須永辰緒がナビゲーターを務める番組「夜ジャズ.Net」の公開収録

【出演者】
須永辰緒、松浦俊夫、社長(SOIL&"PIMP"SESSIONS)、DJ Niche

【参加方法】
観覧無料


■参考リンク
須永辰緒 Officail Web
松浦俊夫 Officail Web
SOIL&"PIMP"SESSIONS Officail Web
DJ Niche Officail Web
HMV record shop 渋谷 Officail Web
JJazz.Net

"TOUCH OF JAZZ"アルバム - 阿川泰子 セレクト:TOUCH OF JAZZ

青木カレンがナビゲートする番組「TOUCH OF JAZZ」では、毎回ゲストの方に
自身の「TOUCH OF JAZZした作品=ジャズに触れた作品」をご紹介いただいています。


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今回のゲストはカレンさんがプロを目指すきっかけとなったジャズシンガー、阿川泰子さん。

選んで頂いた1枚はカーメン・マクレエ。
彼女の歌声は独特ですが、ソフィスティケートされた声が印象的なこの作品が特にお気に入りだとか。
秋にも合う1枚ですね。


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『When You're Away / Carmen Mcrae』

「1枚とか1人に決められないのですが、先日カレンちゃんが"Carmen McRaeを最近よく聴いている"と言っていたので、私が大好きなCarmen McRaeの作品を選びました。これ泣けちゃいます。この作品でのカーメンは声帯もふくよかでエレガント。」

阿川泰子

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■タイトル:『BOOK OF BALLADS + WHEN YOU'RE AWAY + SOMETHING TO SWING ABOUT(2CD)』
■アーティスト:カーメン・マクレエ

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【Carmen McRae / I'm Glad There Is You】




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阿川泰子ニューアルバム

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■タイトル:『CROSSOVER NIGHT -UNCHAINED MELODY-』
■アーティスト:阿川泰子
■発売日:2014年11月19日
■レーベル:ビクターエンタテインメント
■製品番号:VICL-70138

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[収録曲]

1. TAKE THE"A"TRAIN
2. LOVER,COME BACK TO ME
3. LULLABY OF BIRDLAND
4. WHISPER NOT
5. NEW YORK STATE OF MIND
6. THE LOOK OF LOVE
7. UNCHAINED MELODY
8. NEVER WANNA SAY GOODNIGHT
9. LA LA MEANS I LOVE YOU
10. ON GREEN DOLPHIN STREET
11. CINEMA
12. SKINDO-LE-LE
13. IN A SENTIMENTAL MOOD


女性ジャズ・ヴォーカルの第一人者、阿川泰子のライブ・レコーディング・アルバム。9/18 billboard LIVE 東京 を収録。今回は日本のミュージック・シーンが誇る一流スタジオ・ミュージシャン集団「What's is HIP?」(松木恒秀、 岡沢章、 渡嘉敷祐一、野力奏一)が全面サポートを務める。1982年リリース「SOFT WINGS」以来のおよそ30年ぶりの共演で、収録曲は70年代末から80年代初頭のクロスオーバーなナンバーを中心に収録。

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【阿川泰子】(ジャズ・ヴォーカリスト)
神奈川県鎌倉市出身。文学座演劇研究所にて演劇を学び、東宝映画「華麗なる一族」「青春の門」、TV ドラマ「太陽にほえろ!」などに出演。その女優時代に、ジャズ・クラリネットの故鈴木章治氏を紹介され、ジャズ・ボーカリストの道を歩み始める。1978 年にアルバム『Yasuko "LOVE - BIRD"』でデビュー。1981 年発表の5作目のアルバム『SUNGLOW』は、日本のジャズ・シンガーとしては異例の60万枚の大ヒットを記録。当時マスコミから"ネクタイ族のアイドル"、"シュガー・ボイス"などと取り上げられ、アイドル的な人気を博す。以後、セルジオ・メンデス、ジョー・サンプル、ニック・デカロ、ロン・カーターなど海外の一流ミュージシャンとのコラボレーションなど、精力的に活動し、ジャズ・ボーカリストとしてのキャリアを重ねる。また、1987 年からは日本テレビ系のトーク番組「オシャレ30・30」に古舘伊知郎氏とレギュラー出演。ゲスト陣とのトークに加え毎週1曲を披露。その数
はのべ360 曲にも及ぶ。これまでに、オリジナル・アルバムを30 枚リリース。また、2010 年5 月には、自身が選曲した3 枚組全40 曲収録『阿川泰子セレクション・スタンダード・ベスト』を発売。女優の経験を生かした表現力豊かな歌唱と上品な演出で、多くのファンを魅了し続けている。


阿川泰子 オフィシャルサイト→http://www.agawa.jp/

bar bossa vol.39:bar bossa

bar bossa


vol.39 - お客様:岩間洋介さん(フィンランド・カフェ moi)
「真ん中よりも、ちょっと外れたところにいたいひとのための10曲」



いらっしゃいませ。

bar bossaへようこそ。

今月は吉祥寺のフィンランド・カフェ、モイのマスター、岩間洋介さんをゲストに迎えました。

林(以下H)「こんばんは。」

岩間(以下I)「こんばんは。ラムトニックを、薄めでお願いします。」

H「懐かしい注文ですね。岩間さんがお店を始める前は、仕事帰りによくbar bossaに立ち寄ってくれて、この薄めのラムトニックを作ってました。さてさて、お生まれは東京ですよね。」

I「はい。1966年東京生まれ、魚座の一人っ子です。典型的な『昭和の団地っ子』として、会社員の父親と専業主婦の母親のもとで育ちました。両親ともに音楽を楽しむ趣味は持ち合わせていなかったので、おもにテレビやラジオを介して、ひとりで、音楽と出会い、自分なりの世界を広げていったという感じです。」

H「1966年、僕の兄と同い年ですね。音楽は自分なりの世界を広げたということですが」

I「まず最初に夢中になったのはクラシックでした。きっかけは、小学生のときテレビでやっていた『オーケストラがやって来た』という音楽番組。出演していた指揮者の小澤征爾が、とにかくカッコよかった。長髪を振り乱し、変なネックレスをじゃらじゃらぶら下げて、しかも奥さんはハーフのモデルで...... これはもう、指揮者になるしかない!! とすぐさま銀座の山野楽器まで指揮棒を買いに走りました(笑)。楽器はおろか、楽譜すらまともに読めなかったのですが(笑)。」

H「指揮棒、買っちゃいましたか...」

I「当然、初めて買ったレコードもクラシック。アバド指揮ロンドン交響楽団の『ロッシーニ序曲集』でした。団地内にあった『十字屋』というレコードショップで買ったのですが、ジャケットを見るといまでもそのときの光景がよみがえります。ダウンロードだとこうはいきません。でも、じつは当時いちばん好きだったのはオーケストラのチューニングの音でした。あの混沌とした響きを聴くと、なんだか気持ちがザワザワして鳥肌が立つんです(笑)。ずいぶん馴れましたけど、いまでもそれは変わらないですね。」

H「中学生以降はどうでしょうか?」

I「中学から高校の前半までは、とにかく『佐野元春』でした。ちょうどフォークからニューミュージックへ邦楽の主流が移り変わろうという時期で、YMOの登場もその頃です。そんなとき、自動車のCMに使われていた『Catch Your Way』という曲で杉真理(すぎまさみち)を知ります。聴いた瞬間『これだ!!』と思い、すぐ『十字屋』へと走ったのですが、ぜんぜん見つからなくて...... もしやと思い覗いてみたら、案の定『女性ポップスさ行』のコーナーに紛れていました(笑)。『ナイアガラトライアングルVOL.2』の2年くらい前のことです。そうして、杉真理の周辺をいろいろ聴いてゆくなかで『発見』したのが佐野元春でした。」

H「佐野元春!」

I「人工的な光とコンクリートの建物に囲まれて育った東京の団地っ子にとって、佐野元春の音楽、とりわけ詞の世界はリアルとはいわないまでも、じゅうぶん共感できるものでした。音楽を聴いてそんなふうに感じたのは初めてのことだったので、いっぺんで引き込まれてしまったんです。友人と、都内や横浜でのライブは片っ端から行きましたし、ビートニクに興味を抱いてアレン・ギンズバーグの詩集を買ったりとライフスタイル全般に影響を受けました。それほど強い影響を受けたにもかかわらず、1983年、NYに彼が旅立つ直前におこなわれた中野サンプラザでのライブを最後に、少しずつ聴かなくなっていきました。嫌いになったわけではまったくなくて、もう十分沢山の宝物を貰ったので『卒業』したという感じなんだと思います。当時『ロックステディ』という邦楽の専門誌があって、『徹底研究』という特集企画がウリだったのですが、そのおかげでシュガーベイブやはっぴいえんどのような過去のバンドまで聴いていましたね。」

H「え、僕もその辺りが大好きだったのですが、岩間さんとそんな話、全然しませんでしたね... 他の音楽は?」

I「併行して、少しずつ洋楽も聴き始めていました。とはいえ、時代は『ベストヒットUSA』や『ビルボードTOP40』の全盛期、同時代の音楽にはまったく興味が持てなくて、NHK-FMで平日の夕方にやっていたオールディーズの番組ばかり聴いていました。当時はまだ『ソフトロック』とか『ガレージロック』といった便利な用語はなく、50年代~60年代あたりの音楽はすべてひっくるめて『オールディーズ』と呼ばれていたんです。モータウン、フィル・スペクター、A&M、フォークロック、サイケ...... いまにして思えば『闇鍋』のような番組でしたが、体系的にではなく、直観でおいしそうなものをつまみ食いするような聴き方が性に合っていた気がします。」

H「岩間さん、聴き方が本当に曲がってなくて正しいですねえ。」

I「そんなある日、突然『黒の時代』がやってきます(笑)。高3のとき、ラジオから流れるザ・スミスの『Reel Around The Fountain』を聴いて衝撃を受けました。『公共の電波にこんな覇気のない歌声を流していいのか!!すばらしい!!何者だ!!』というワケです(笑)。日本のテレビやラジオが取り上げないだけで、どうやらイギリスにはもっとすごい音楽がたくさんあるらしい。こうして、雑誌『フールズメイト』(ときには『DOLL』)を熟読し、西新宿~渋谷界隈の輸入レコードショップに足しげく通う日々が始まりました。そして、身につける洋服もどんどん黒くなっていきます(笑)。」

H「え、岩間さんってフールズメイト体験してたんですか。今からは想像できないですね。こういうのって本当に本人から聞かないとわかんないです... そして高校を卒業するわけですが。」

I「浪人~大学の半ばまでは、NW(ニューウェイブ)、まあ、いまでいうところのインディーズですが、にどっぷりはまっていました。よく行ったレコードショップは、西新宿の『UK EDISON』、それに代々木のボロい木造アパートの一室にあった『イースタンワークス』。ここは『フールズメイト』の編集部の人たちがやっていた店で、後の『CSV渋谷』の前身です。ところで、ひとつはっきりさせておきたいのですが(笑)、80年代のNWとは音楽限定のムーブメントではありませんでした。映画や美術、文学、思想、ファッションを含め、商業ベースに(あえて)のらないもの、無視されているものに対する総称としてそう呼ばれていたに過ぎません。極端な話、初対面のひとでも、そのひとのファッションを見れば、どんな音楽を聴き、どんな本や映画を好むのか瞬時に理解できました。『スタイル』というか、あの時代、NWって『意思表明』だったんです。そんなぼくがNWを『卒業』することになったきっかけは、ひとつはシスターズ・オブ・マーシーという最愛のバンドが来日を目前にして解散してしまったこと、そしてもうひとつは、87年くらいからインディーレーベルがどんどん大資本に吸収されて生気を失っていってしまったことが挙げられます。『詰んだ』という感じ。反動で、その後数年はひたすらクラシックばかり聴いていました。」

H「商業ベースにあえてのらないもの、なんですよね。わかります。」

I「教員になるような器ではなかったので、大学院を出て2年弱フリーターのようなことをやりながらオーケストラの事務局や音楽事務所で仕事をするチャンスを窺っていました。世の中には、なにか熱中できる対象をみつけたとき、趣味として一生楽しくつきあう道を選択するひとと、仕事として深く関わらずにはいられないひととがいます。どちらがよいとかわるいといった話ではないのですが、僕は常に後者なんです。そうして、渋谷にある『Bunkamura』という複合文化施設に就職し、都合8年、企画運営部というところで仕事をしていました。劇場で働いて初めてわかったことなのですが、劇場って、舞台にも客席にも誰もいないと本当につまらない、ただの『箱』でしかないんですよ。そこが、以前コンサートや芝居で自分が感激したのと同じ空間だなんてちょっと信じられないくらいに。つまり自分がずっとやりたかったことは、規模の大小ではなく、そのつまらないただの『箱』を特別な何かで満たすことなんだ、と気づきます。ちょうどそんなとき、友人から頼まれて『アメリカンブックジャム』という雑誌のイベントを手伝うようになりました。最初はポエトリーリーディングがメインだったのですが、渋谷エフエムで『Everybody Knows?』という番組をやっていた田仲君、東君と知り合ったのを機に、ひとつのキーワードを音楽・言葉・映像によって融合させるような実験的なイベント『Travelin' Word』をスタートしました。『Bunakmura』ではやらせてもらえない鬱憤を、そこで晴らしていたようなところはありますね。『bar bossa』さんや『Cafe Vivement Dimanche』さんにお邪魔するようになったのもそのころです。どこにも似ていない、世界にひとつだけの空間をこんなふうに個人でつくってしまった人たちがいる。驚きました。いつか自分もこういう場所をつくってみたい、そんなことをぼんやり考えるようになりました。」

H「『箱』を特別な何かで満たすこと! 岩間さん、すごい言葉が出て来ました。」

I「同じころ、ぼくが渋谷の『Bunkamura』で働いていた頃は、まさに『渋谷系』の全盛期でした。当時、会社の目と鼻の先にHMVがあって、その1Fの一角に面白いCDやミックステープを扱っているコーナーをみつけました。『渋谷系』発祥の地(?)とされる伝説の(?)『太田コーナー』です。邦楽も洋楽も、時代も関係なく、ただ自分の感覚という「ものさし」だけを頼りに音楽を串刺ししてゆく『渋谷系』の流儀に、ずっと無意識のうちにやってきた自分の音楽との付き合い方と共通の匂いを感じ取りました。あと、『渋谷系』にはバカラックやロジャニコ、いわゆるソフトロックの再発見、再評価という側面があると思うのですが、これは『渋谷系』の中心人物たちがぼくとほぼ同世代、つまり幼い頃、テレビやラジオを通してそうした音楽をいわば『子守唄』のようにして育った世代ということが大きいと思います。その後しばらくどっぷり浸かることになるボサノヴァをはじめとしたブラジル音楽を聴くようになったのも同時期で、エリス・レジーナの『In London』とか、やはりきっかけは『太田コーナー』でしたね。」

H「そして渋谷系。岩間さん、東京の文科系男子のまさに王道を歩いてますね。ではそろそろモイさんへのお話を教えていただけますでしょうか。」

I「北欧との出会いはやはり90年代半ば、家具や建築デザイン、そしてスウェディッシュポップスを通してでした。初めてカーディガンズやクラウドベリージャムを聴いたとき、『まだこんな(80年代のNWのような)音楽をやっている連中がいるのか!』と仰天したのを憶えています。父が何十年もデンマーク人と文通していて、幼い頃からよく話を聞かされたりしていたのでなんとなく北欧に対する親しみはありましたね。とりあえず、こんな音楽や家具をつくる人たちが暮らす国をこの目で見てみたい、そう思ってフィンランドへ行ったのが1999年のことです。フィンランドを選んだのは、建築家のアルヴァー・アールトやデザイナーのカイ・フランクの作品にもっとも惹かれていたからです。実際ににフィンランドに行ってみて、日本の古き良き喫茶店文化を、北欧、とりわけフィンランドのデザインというをフィルターを通して表現したら他にない空間ができるかもしれないと感じました。一度、そう思ってしまったが最後、もういてもたってもいられない。2001年に『Bunkamura』を退職し、2002年、荻窪に6坪弱のちいさなカフェ『moi』をオープンしました。ぼくが『Bunkamura』をやめて『moi』を始めたことは、周囲の目には奇異なことのように映ったみたいでいろいろなことを言われました。でも、ぼく自身の中では、それはどちらも『箱』をつくり、育てる仕事という点で同じだと思っていたし、実際、劇場の運営や企画に携わっていたころに学んだことはいまも役立っています。2002年というタイミングはちょうど雑誌などがこぞって『北欧』を取り上げ始めたころでしたが、まだ世間一般の認知度は低く、お客様から『なぜ北欧なの?』と怪訝な表情で尋ねられたり、『フィンランド』ではなく『フィリピン』と間違えられたり、店名を見てフランス人が入ってきたりしました(笑)。」

H「(笑)。あ、やっぱりそういうフランス人いるんですね。ちなみにどうして荻窪と吉祥寺だったんでしょうか?」

I「中央線の沿線は、当時からじつは北欧文化となじみのあるエリアでした。中野に『スオミ教会』が、高円寺にフィンランド人専用の下宿『ネコタロ』が、阿佐ヶ谷には当時『ミナ・ペルホネン』の皆川明さんのアトリエが、西荻窪にはかつてスウェーデン料理の『リラ・ダーラナ』が、そして吉祥寺にはやはりスウェーデン料理の老舗『ガムラスタン』がありました。昔からこだわりのある人が多く暮らし、北欧文化にも理解が深そうな場所ということで荻窪で5年半、その後、縁があって吉祥寺に移転します。そこそこ都会でありながら生活の匂いがあり、水と緑(井の頭公園)がある吉祥寺を、あるお客様は『海のないヘルシンキ』などと呼んでいますが(笑)、じっさい、そうしようと思えば、東京にいながらにしてフィンランドのようなペースで過ごせるのが吉祥寺という土地だと思っています。」

H「なるほどなるほど。今でこそモイさんは吉祥寺というイメージですが、そういうことなんですね。さて、これはみんなに質問していることなのですが、これから音楽はどうなっていくと思いますか?」

I「『なるようにしかならない』のではないでしょうか? 音楽をやりたいひとがいて、聴きたいひとがいる。そして、よい音楽と出会えばそれを誰かに教えたくなる。いまもむかしも、音楽を支えてきた最小単位はそこにあるのであって、それはこれからもずっと変わらないでしょう。ビジネスとしてそれでゴハンが食べられるかどうかというのはたんなる『業界』の問題でしかないので、『業界』のひとが一生懸命に考えればいいことだと思ってます。」

H「うーん、これ色んな方が色んなお答えをしてくれるのですが、『たんなる業界の問題でしかない』というのが本当に岩間さんらしいお答えですね。では最後に岩間さんのこれからのことを教えていただけますか。」

I「結局、ぼくの最大の関心事は空間、『箱』にあるみたいです。なにを、どのように満たせばその『箱』がもっと面白く、感動的な空間になるのか? たとえば、みんなが、そして自分がカフェに飽きてしまったのなら、べつにカフェという型にこだわる必要はないと考えています。なので、当初から『cafe moi』ではなく、このお店の正式名称は『moi』としています。『これ!』というものと出会ったら、不意になにかちがうことを始めるかもしれません(笑)。まあ、いまのところ『北欧』を超える関心事はないのですけどね。」

H「わわわ。最後にすごいお言葉が出ましたが、僕らはホント『箱』ですよね。身が引き締まるお話でした。さて、そろそろ選曲に移りたいのですが、まずテーマを教えていただけますでしょうか。」

I「はい。『真ん中よりも、ちょっと外れたところにいたいひとのための10曲』です。どうやらぼくは、輪の中心にはなれない人間のようです。中心になりたくないのかというと全くそういうことはなくて、むしろ色気はたっぷりあるのですが、いざなにかの加減で中心になってしまったりすると、今度はどうにもいたたまれなくなってさっさと逃げ出したい気分になってしまう。それならいっそのこと完全に外れて、アウトローになってしまえばよいのでしょうが、残念ながらそういう柄でもない。結局ぼくにとっていちばん居心地がいいのは、『中心よりもほんのちょっと外れたところ』らしいのです。とはいえ、うかつに中心に近づきすぎると、遠心力で一気に遠くまで弾き飛ばされてしまいます。飛ばされないように必死で踏ん張りながら、でもときどき飛ばされてはまた戻ってくる。そんなふうに、行きつ戻りつしながらなんとか自分の居場所を探し続けている、それがぼくの人生という気がします。ただ、先日たまたま読んだ東京出身のコラムニストが書いた本によると、それこそ筋金入りの『東京っ子』気質らしいのですが......。」

H「なるほど。僕もいつも『どうして岩間さん、中心に走らないんだろう』って思ってたのですが、そういう感覚なんですね。ますます選ぶ曲が気になりますが。」

I「はい。ここでは、そんなぼくが人生の曲がり角で出会い、強く心惹かれてきた音楽を10曲選んでみました。『〝東京っ子〟に捧げる10曲』といってもいいかもしれません。案の定というべきか、なんだか安定のよくない、晴れているのか曇っているのかよくわからないような10曲が並びました。最高(笑)。」


1.ドラマ『水もれ甲介』オープニングテーマ

I「子供のころ、テレビやラジオをつけると耳に飛び込んできたバカラック調のメロディー。そんな数多い『バカラック調』のなかでも、大野雄二の手になるこの曲は『決定版』ではないでしょうか。石立鉄男主演のドラマ同様、この主題歌も大好きでした。まさに回転木馬のような、永遠に〝閉じない〟メロディー。」

H「うわ。おもいっきりバカラック・マナーですね。大野雄二のこんなの知りませんでした。最初からすごいのを聞いてしまいましたが...」


2.Billy Joel / My Life

I「中1のとき、おじさんの家でひとりラジオの深夜放送を聴いていたらこの曲が流れてきたのですが、そのとき、生まれてはじめて音楽を聴いて〝気持ちよすぎて気持ちわるくなる〟という体験をしました。具体的には、エレピのフレーズ。波打ち際で遊んでいると、波が引くとき一緒に身体まで持ってゆかれるように錯覚することがありますけど、まさにそんな、どこに連れ去られるかわからないような不安感に『都会の孤独』のようなものを感じました。」

H「永遠の良い曲ですよねえ。次はどうでしょうか?」


3.マーラー交響曲第4番ト長調より第1楽章

I「これもたしか、中1のときに出会った音楽です。当時、マーラーの音楽はいまほどポピュラーではなく、それを聴くことにはどこか『背徳の香り』がつきまとっていました。ドキドキしながら針を落とすと、そこには見たこともない甘美でサイケデリックな景色が広がっていて言い様のない衝撃を受けたのを憶えています。作曲家としてはまともな評価をされないまま、でも『やがて私の時代がくる』という予言を残してこの世を去ったマーラー。100年後その予言は的中するわけですが、彼もまた、生涯を通して中心からちょっと外れたところでもがいていたという気がします。」

H「岩間さん、何かクラシックはくると予想していたのですが、マーラー! 中心からちょっと外れたところでもがいていた... 岩間さん... 次は?」


4. Kieth West / On A Saturday

I「どこかにまだ平日を引きずっている、そんな土曜日の中途半端な開放感が好きです。この曲の印象は薄曇りなんですが、途中一瞬だけ日が射します。高校時代の大半はほとんど同時代の洋楽は聴かず、ひたすらこういった60年代の音楽ばかりラジオで聴いてました。」

H「あ、僕、実は岩間さんってこの辺りの感じがメインの人だってずっと思ってたので、ちょっとホッとしています。次は?」


5.Naked Eyes / Always Something There To Remind Me

I「17歳のとき、ザ・スミスなどとともにぼくの耳を同時代のイギリスへと駆り立ててくれた曲のひとつです。ヒューマンリーグ、ヤズー、チャイナクライシス、デペッシュモードなどと並ぶいわゆる『エレポップ』のバンドのひとつですが、バート・バカラックの曲をこんなアレンジでカバーしてしまう才能に舌を巻きました。NWと60年代ロックの『親和性』を象徴する佳曲だと思います。」

H「今聞いたらどうだろうと思ったら、なんかいけますね。若い人の感想を聞いてみたい演奏です。次は?」


6.Alaide Costa / Catavento

I「90年代後半、『Blue Brazil』というコンピCDで知った曲です。以前このブログにも登場した友人の田仲君に連れられて、はじめてバールボッサにお邪魔したのもちょうどこの頃です。当時、この曲を収録したアルバムが見つからず、やむなく入手可能なAlaide CostaのCDを何枚か買ったのですが、情感たっぷりのサンバカンサォンばかりでがっかりしたのを憶えています。それはそれで悪くはないのですが......。きっとこの作品が、彼女のディスコグラフィーのなかでは『異色』なのでしょう。そういう『徒花』的なものにまず惹かれるというのも、いかにもボクらしいなと自分で思います。」

H「岩間さん、これお好きなんですね。知りませんでした... 確かに徒花ですよね。うーん。なんだか次が気になってきましたが。」


7.長谷川きよし / 卒業

I「女性が永遠に『女子』だというのなら、男性は永遠に『中2』なのです。移動遊園地をつくる夢を追いかけながら、実際にはおんぼろのルノー5に乗って若い娘のお尻を追っかけ回しているイヴ・モンタン主演の映画『ギャルソン』や、『花屋をさがしているうちに春はどこかに行っちゃった』と呟くこの曲の主人公に自分の姿を重ね合わせることができるのはまちがいなく男の特権。ちなみに、はじめてこの曲を聴いたのはムーンライダースによる秀逸なカヴァーでした。」

H「僕が待っていた岩間さんの世界が出て来ました! 次はどうでしょうか?」


8.一丁入り

I「すべての落語家には、その登場にあわせて演奏される『出囃子』と呼ばれる音楽があります。これは、そのなかでぼくがもっともカッコいいと思っている出囃子で、古今亭志ん生の『一丁入り』という出囃子です。台風もいちばん激しいのは『目』よりもそのちょっと外側だったりしますが、志ん生の『芸』にも、聴くものを巻き込んでゆく激烈な台風のような勢いがあります。」

H「岩間さん、今は落語なんですよね。たまにツイッターですごく情熱が伝わってきます(笑)。落語イベントが来る日も近いのでしょうか... そろそろ最後が近づいてきましたが。」


9.Dirty Projectors / About to Die

I「スタッフに教えてもらいました。2012年にリリースされたブルックリン出身のバンドの曲です。Vimpire WeekendとかDarwin Deezとか、ここ数年いいなと感じたアーティストにはブルックリン出身が多いです。マンハッタンというNYの中心ではなく、そこからわずかにずれたブルックリンのバンドに心惹かれるというのも偶然なのか必然なのか、いずれにしても僕らしいなと思います。」

H「岩間さんの80年代のインディーズ話を聞いた後ではすごく納得のPVですね。では最後になりますが?」


10.武満徹編 / The Last Waltz

I「晩年の武満には、「『うた』のひと」というイメージがあります。それをもっとも強く感じさせるのは『編曲家・武満徹』ですね。彼が編曲した作品を聴いていると、まるで彼の『うた』への愛がこぼれ落ちてくるようです。武満は世界的な作曲家であり、その意味で音楽の『よい作り手』であったわけですけど、同時に最高に『よい聴き手』でもあったのではないでしょうか。」

H「うわ、こんなのがあるんですね。最後に美しくまとまりました。」

岩間さん、今回はお忙しいところどうもありがとうございました。
ご存知かとは思いますが、岩間さんのツイッター、独特の東京っ子の笑いで楽しいですよ。さらに最近はフェイスブックも始めたそうです。フォローしてみてはいかがでしょうか。


●moi facebook→ https://www.facebook.com/moicafe
●moi twitter→ https://twitter.com/moikahvila


季節はあっという間に冬らしくなって来ましたね。それではまたこちらのお店でお待ちしております。

bar bossa 林伸次


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林 伸次
1969年徳島生まれ。
レコファン(中古レコード店)、バッカーナ&サバス東京(ブラジリアン・レストラン)、
フェアグランド(ショット・バー)を経た後、1997年渋谷にBAR BOSSAをオープンする。
2001年ネット上でBOSSA RECRDSをオープン。
著書に『ボサノヴァ(アノニマスタジオ)』。
選曲CD、CDライナー執筆多数。
連載『カフェ&レストラン(旭屋出版)』。

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