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2022年12月アーカイブ

夜ジャズミーティング2022:スタッフの声 / FROM STAFF

その年を振り返りつつベストディスクを発表するという年末恒例企画「夜ジャズミーティング」。
今年はフロアはもちろん、リスニングでも楽しめる作品も多数セレクトされています。

詳しくは番組でお楽しみ頂くとしまして、ここでは恒例、皆さんの年間ベスト3作品をご紹介。


■夜ジャズ.Net#171 - 夜ジャズミーティング2022
https://www.jjazz.net/programs/yorujazz/
配信期間:2022年12月21日(17:00)~2023年1月18日(17:00)


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【2022 年間BEST3アルバム】


selected by 沖野修也

2022年も2021年に引き続き、家ではアルバム単位で音楽を楽しむ事が多かったですが、ヨーロッパは完全復活&コロナ明けの解放感&歓喜?で人のエネルギーが大放出されていたのでDJやライブはかなりアッパーな1年でした。故に今年の三枚は、DJでかけたもの、家で聴いたもの、ライブで観たものが混在しています。


『STR4TASFEAR / STR4TA』
デビュー・アルバムを去年の年間ベストに選出したのに、もう今年2ndを出すのか!と驚かされました。前作はBlueyのボーカル+ブリット・ファンクにフォーカスした内容でしたが、今回は、Emma-Jean ThackrayやTheo Crokerといった若手から、OmarやVarelie EtienneらAcid Jazzの大御所を混在させる大転換。又、808を使った90年代のStreet Soulのエッセンスを導入するなどレジェンドDJ、Gilles Petersonが最先端異種配合音楽を提案。先輩に刺激を受けました!!


『In These Times / Makaya McCraven』
新時代ビート系ドラマーとして注目を集めるMakaya McCravenの最新作は、ジャズに民族音楽、ブレイク・ビーツ、アンビエント、ポストクラシカルをも取り込んだ、荘厳にして壮大な作品に仕上がった。ダンス・ビートの手法を肉体化しつつ、躍らせる事を目的にせず、その先鋭性を鑑賞作品に落とし込んでいる辺りが彼の独壇場であろう。家で聴くのに重宝するアルバムだけれど、これで踊らせてみたいと誘惑に駆られる事も。DJとしての腕が試されるアルバムかもしれない。


『Dance Ancestral / John Carol Kirby』
この作品もリスニング用に買ったアルバムだけれど、元を正せばWe Out Here Festivalのライブ・アクトだった事からその存在を知る事になる。Stones Throwの諸策にはいつも触発されているけれど、現行フュージョンとも呼べるJohn Carl Kirbyは、コロナ禍で、聴く音楽だけでなく作る音楽のテンポも下がった僕のモードにフィットした。プログレ感がある所なんかも僕好みなんですよね。今はアッパーなKJMのライブも、この盤並にBPM下げてやってもいいかなぁ?三枚目では・・・。






Years Best-沖野修也-

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Title : 『STR4TASFEAR』
Artist : STR4TA
LABEL : Brownswood
NO : BRC716
RELEASE : 2022.11.11

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In These Times300.jpg

Title : 『In These Times』
Artist : Makaya McCraven
LABEL : XL Recordings
NO : XL1271CDJP
RELEASE : 2022.9.23

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Dance Ancestral300.jpg

Title : 『Dance Ancestral』
Artist : John Carol Kirby
LABEL : Stones Throw
NO : STH2471
RELEASE : 2022.8.1

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【沖野修也 プロフィール】

選曲家/作曲家/作詞家/執筆家/ラジオDJ。

KYOTO JAZZ MASSIVE名義でリリースした「ECLIPSE」は、英国国営放送BBCラジオZUBBチャートで3週連続No.1の座を日本人として初めて射止めた。これまでDJ/アーティストとして世界40ヶ国140都市に招聘されただけでなく、CNNやBILLBOARD等でも取り上げられた本当の意味で世界標準をクリアできる数少ない日本人音楽家の一人。音楽で空間の価値を変える"サウンド・ブランディング"の第一人者として、映画館、ホテル、銀行、空港、レストラン、インテリア・ショップ等の音楽プロデュースも手掛けている。

2009年にはインテンショナリーズが設計したユナイテッド・シネマ豊洲の音楽監修でGOOD DESIGN賞を受賞。2015年、ジャズ・プロジェクトKYOTO JAZZ SEXTETを始動。ファースト・アルバムをブルー・ノートよりリリース。2016年1月にPop Up専門の書店、Jazzy Booksを設立。2017年6月、KYOTO JAZZ SEXETのセカンド・アルバム『UNITY』を発表。同年フジ・ロック・フェスティバル~Field Of Hevenステージにも出演。2018年7月にはDJとして名門モントルー・ジャズ・フェスティバルにも出演を果たした。2019年には店内音楽の選曲を担当した代々木上原のレストランSioが、ミシュランの一つ星を獲得している。著書に『DJ 選曲術』や『クラブ・ジャズ入門』、自伝『職業、DJ、25年』等がある。

現在、有線放送内I-12チャンネルにて"沖野修也 presents Music in The Room"を監修中。GQ Japanオフィシャル・ブロガー。
2020年12月23日に渋谷ストリーム1FにオープンしたThe Room COFFEE & BARのクリエイティヴ・ディレクターでもある。

http://www.kyotojazzmassive.com
https://ameblo.jp/shuya-okino


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selected by 松浦俊夫

2022年も文字通りに「あっという間」に過ぎていってしまいました。
徐々に活動を再開しながら、ステイホームのスタイルを継続した1年間。
とにかく日々音楽を聴き続けました。その中でも楽曲を聴いた時に「これはベストになるだろうな」と直感的に思った3作品、今年は悩まずに決まりました。


『Force Of The Wind / SOYUZ』
東欧ベラルーシ"ミンスク"ベースのコンポーザー、ヴォーカリスト、アレックス・チュマク率いるクリエイティヴ・コレクティヴ、SOYUZ(ソユーズ)。高速変拍子"Beige Days"を初めて聴いた時は70年代後半から80年代初頭のブラジリアン・フュージョンかと思ったほどそのドラマティックなサウンドと展開は衝撃的でした。Arthur Verocaiを彷彿とさせるシネマティックなスローナンバー"Song With No Words"、ステレオラブのようなポストロック好きにもヒットするだろうサイケな"Glance"などアルバムとして素晴らしいだけに、もっと日本でも知られて欲しいアーティストと思いあえて1位としました。


『If You Will / Flora Purim』
今年傘寿を迎えたブラジリアン・フュージョンの女王フローラ・プリムが前作『Flora's Song』から17年ぶりにリリースしたオリジナル・アルバム。なかでも秀逸だったのは半世紀のときを経て再びレコーディングした、昨年亡くなった盟友チック・コリアの名曲"500 Miles High"。ハリのある圧倒的な歌声に高速を運転する腕に鳥肌が立ったのを今もはっきりと覚えています。生涯現役でいて欲しいアーティストの1人です。


『Long Gone / Joshua Redman, Brad Mehldau, Christian McBride & Brian Blade』
ジョシュア・レッドマン、ブラッド・メルドー、クリスチャン・マクブライド、ブライアン・ブレイドと現代のジャズシーンを代表する実力派ミュージシャンたちが2年ぶりに集結した傑作。演奏がカッコよければ選曲のもって行き方で十分ダンスさせることが出来ると確信したナンバー、"Disco Ears"をはじめ、卓越した技術と感性を楽しむことが出来る作品です。






Years Best-松浦俊夫-

Force Of The Wind300.jpg

Title : 『Force Of The Wind』
Artist : SOYUZ
LABEL : Mr. Bongo
NO : MRBCD262
RELEASE : 2022.10.12

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If You Will300.jpg

Title : 『If You Will』
Artist : Flora Purim
LABEL : Strut
NO : STRUT271LP
RELEASE : 2022.5.13

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Long Gone300 .jpg

Title : 『Longgone』
Artist : Joshua Redman 、 Brad Mehldau 、 Christian McBride 、 Brian Blade
LABEL : WARNER MUSIC JAPAN
NO : WPCR-18500
RELEASE : 2022.9.9

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【松浦俊夫 プロフィール】

1990年、United Future Organization (U.F.O.)を結成。
5作のフルアルバムを世界32ヶ国で発表し高い評価を得る。
2002年のソロ転向後も国内外のクラブやフェスティバルでDJとして活躍。
またイベントのプロデュースやホテル、インターナショナル・ブランド、
星付き飲食店など、高感度なライフスタイル・スポットの音楽監修を手掛ける。
2013年、現在進行形のジャズを発信するプロジェクトHEXを始動させ、Blue Note
Recordsからアルバム『HEX』をワールドワイド・リリース。
2018年、イギリスの若手ミュージシャンらをフィーチャーした新プロジェクト、
TOSHIO MATSUURA GROUPのアルバムをワールドワイド・リリース。

2023年1月13日 THE ROOM with 沖野修也
2023年1月20日 リリース Barney McAll - John Coltrane ft Gary Bartz (Toshio Matsuura Remix)
「TOKYO MOON」(interfm 日曜17:00) 好評オンエア中。
https://linktr.ee/toshiomatsuura  

近作
https://extracelestialarts.bandcamp.com/album/precious-energy-reup

http://www.toshiomatsuura.com  
https://www.mixcloud.com/toshiomatsuura  


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selected by 須永辰緒

『Step on Step / CHARLES STEPNEY』
ステップニーはミニー・リパートンやテリー・キャリアー、E.W.&Fなど数々の作品に関わったプロデューサー、アレンジャー、作曲家。自己名義の作品は初じゃないかな?チープなビートボックス、4トラックの多重録音をひとり自宅の地下で宅録したという。でもこれって今皆が作っている音と本質は変わらないと思う。それを50年以上前に実現していたというロマンだけで買いだと思いませんか?朴訥とした曲が並んでいるけどそのロマンを夢想すると胸が躍りました。


『NOT TiGHT / DOMi&JD BECK』
TikTokやYouTubeによって恐るべき再生回数を誇り注目されたのがきっかけで、アンダーソン・パークと契約したそうです。今後もそんなケースは増えると思うし実際にも現在進行形で様々な才能が世に送り出されています。豪華なミュージシャンとのコラボ曲も話題ですが、僕がプレイしているのは彼らのオリジナルインスト曲です。J.DILLA以降の影響下世代でも一番若い20代、とにかく恐るべき才能に唸るしか無かった。


『Re Blue / STE with J.LAMOTTA SUZUME』
Sunaga t experience(←長いので最近はSTEと省略しています)名義として7作目になります。制作のきっかけはコロナ渦の出口が見えない中、盟友のフラワーレコード高宮氏から(こんな時期だからこそ時間をかけ良質のアルバムを作る良い機会じゃないか?)という助言がありしかも彼のアイデアで我々の敬愛するジョニ・ミッチェルを丸っとカバーしようという案が浮上したのです。そんなこと可能なんだろうか?とも思いましたが、結果J.LAMOTTAすずめという切り札を入手し最高のアルバムができあがりました。

すずめさんもジョニには並々ならぬリスペクトを持ち合わせており、当初は『feat.』という形を取っていましたが契約の過程で(アレンジにも一言持たせて欲しい)との文言もありました。
実際のデモのやり取りの中でも彼女の思い入れが溢れるNGが数曲あり、それならいっその事共同プロデュースという形で『with』に代えたという経緯、ミュージシャンシップも含めみんなで作り上げたアルバムだと思います。紹介しているのはレコードですが、実はCDのみに収録されたボーナストラック「Both Side Now」が一番気に入っています。









Years Best-須永辰緒-

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Title : 『Step on Step』
Artist : Charles Stepney
LABEL : rings
NO : RINC92
RELEASE : 2022.9.9

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NOT TiGHT300.jpg

Title : 『Not Tight』
Artist : Domi & JD Beck
LABEL : ユニバーサルミュージック
NO : UCCQ-1163
RELEASE : 2022.8.3

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Title : 『Re Blue』
Artist : Sunaga t experience with J. Lamotta すずめ
LABEL : flower records
NO : DQC-1667
RELEASE : 2022.11.16

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【須永辰緒 プロフィール】

Sunaga t experience =須永辰緒によるソロ・ユニット含むDJ/プロデューサー。 DJプレイでは国内47都道府県を全て踏破。また北欧=日本の音楽交流に尽力、世界各国での海外公演多数。

MIX CDシリーズ『World Standard』は12作を数え、ライフ・ワークとも言うべきジャズ・コンピレーションアルバム 『須永辰緒の夜ジャズ』は20作以上を継続中。国内や海外レーベルのコンパイルCDも多数制作。国内外の多数のリミックスワークに加え自身のソロ・ユニット"Sunaga t experience"としてアルバムは5作を発表。アナログ啓発活動としてヴァイナルのみのリリース•シングルなども続く。最新作は 『VEE JAYの夜ジャズ』(ビクター)『Sunaga t experience DIGS CHIEKO KINBARA~Jazz Remixies~』(CAPOTE)『BETHLEHEMの夜ジャズ』(ULTRA VIVE)『クレイジーケンバンドのィ夜ジャズ』(UNIVERSAL SIGMA)『Sunaga t experiencec/STE』(BLUE NOTE)等。多種コンピレーションの 監修やプロデュース・ワークス、海外リミックス作品含め関連する作品は延べ200作を超えた。加えて企業ブランディングや商品開発、音楽や料理などの著作も多数手がける。

http://sunaga-t.com  


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My First Jazz Vol.57-坪口昌恭:My First Jazz

Title : 『Mr. Gone』
Artist : Weather Report

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「僕の初めてのジャズアルバムはWeather Reportの『Mr. Gone』です。このアルバムは 『Heavy Wether』の大ヒットの次で期待をされていましたが、世の中的には「なんだこれっ?」って、期待を裏切ったアルバム作品として知られています。
ドラマーにも迷ってる感じがありますが、僕はとてもクリエイティビティが詰まったミステリアスな作品だと思っています。

僕は中学時代、シンセサイザーが家庭にも手に届くような値段になってきた時に、GODIEGOのミッキー吉野さんや冨田勲さんなど、シンセサイザーをかっこよく扱う人たちにも憧れていました。
このウェザー・リポートはジョー・ザヴィヌルがシンセサイザーを駆使するというのが大きな特徴なのですが、ジャズをルーツとする人でこれだけシンセサイザーをふんだんに使いこなしているっていうのはなかなかいないんじゃないかな。
もちろん ハービー・ハンコックやチック・コリアもかっこいいんですが、やはりジョー・ザヴィヌルさんのシンセサイザーというのはピアノの代わりじゃないというか、シンセサイザーの良さを引き出してるという音楽だと思います 。

あとこれは意外でもあり有名な話なのですが、ジョー・ザヴィヌルさんはバリー・ハリスさんに一時期ビバップを習っていたというか一緒に練習していた時期がありまして、それでジョー・ザヴィヌルさんはビバッパーを目指して頑張っていたのですが、ある時あるきっかけでそれを辞めてしまいました。そして辞めてから作ったのがこのウェザーリポート。新しいこれまでになかった音楽を世の中に残してくれたわけです。

この『Mr. Gone』は色んな要素が混ざっており、民族音楽やテクノの感じもあります。シーケンサーの上でスイングをやっていたり、ドラムがループのようなことをやっていたり、ヒップホップとかそういう要素もあります。セッション感もあり、そして随所にこれはビバップを経ていないと思いつかないような音使いがあります。アナログシンセが織りなすオーケストレーションが凄いし現代音楽的な不穏な雰囲気もありますね。

厳密にこれが初めて聴いたジャズアルバムかというとそういうわけではないんですが、やはり自分のアイデンティティになっている アルバムです。もちろんサウンドも大好きですし、ジャケットもすごく好きです。これに勝るジャケットに今まで会ったことがないんじゃないかっていうほど僕の好みのコラージュ感、色彩感。まさにこの色合いが音楽で表現されています。

今年僕はintoxicateの連載から書籍化した『神曲のツボ! 「カッコいい」の構造分析』という本を出させていただきましたが 、その中では『Mr. Gone』は分析していません。ですが、分析できない不思議な魅力がある作品だと思います。

『Mr. Gone』は、いつか自分でまるまるセルフカバーしたい、とても大切なアルバムです。」

坪口昌恭




My First Jazz

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Title : 『Mr. Gone』
Artist : Weather Report
LABEL : CBS
発売年 : 1978年



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【SONG LIST】
01.The Pursuit Of The Woman With The Feathered Hat
02.River People
03.Young And Fine
04.The Elders
05.Mr. Gone
06.Punk Jazz
07.Pinocchio
08.And Then







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【坪口昌恭 (著)タワーレコードのフリー音楽誌『intoxicate』の人気連載が待望の書籍化!】
カッコいい曲ではいったい何が起きているのか? 並の曲とはどこがどう違うのか?
ロバート・グラスパー、ブラッド・メルドーを始めとする最新型ジャズから、
ウェザー・リポート、マイルス・デイヴィス、チャーリー・パーカー、
ディアンジェロ、ジェイムズ・ブレイク、デヴィッド・ボウイ、
さらにはYMO、SMAP、ブルガリアン・ヴォイスまでを
見開き2ページに1曲の読みやすい構成で、鋭くディープに分析!

東京ザヴィヌルバッハ、Ortanceほかで活躍する凄腕ジャズ・キーボーディストが
「神曲」を分析、コード譜やメロディー譜、リズム譜を駆使して、
作曲・アレンジで発揮されるクリエイティヴィティの秘密に迫る!



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タイトル ‏ : ‎ 神曲のツボ! 「カッコいい」の構造分析
著者 : 坪口昌恭
出版社 ‏ : ‎ アルテスパブリッシング
発売日 ‏ : ‎ 2022/7/25




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坪口昌恭
1964年福井県生まれ、大阪育ち。福井大学工学部応用物理学科卒業後1987年に上京。
ジャズとエレクトロニクスを共存させ、伝統と先鋭を股にかけ独自のキャラクターを放つピアニスト&シンセシスト、クリエイター。
主宰するエレクトロ・ジャズユニット『東京ザヴィヌルバッハ』(2012年、2013年にNY公演)、ミクスチャー・バンド『Ortance』、キューバ勢ジャズメンとのNY録音リーダー作、ソロピアノ作、モジュラーシンセ作、ピアノトリオ・リミックス等自己名義のアルバムを20枚発表。『Radio-Acoustique』『坪口昌恭TRIO』も平行して主宰。
2011年映画「Lily」の全音楽を作曲/制作。2016年アニメ「ReLIFE」の全劇中音楽を作曲/演奏。
菊地成孔、原田知世、伊藤ゴロー、JUJU、小泉今日子、宇多田ヒカル、UA、大友良英ほか90枚以上のCDやツアーに参加。
『ex.DC/PRG』『RM jazz legacy』『akiko×坪口昌恭』の鍵盤奏者/参謀役として、また様々なアーチストとのコラボ、インプロヴィゼイションなど現在進行形のジャズをアピールする一方で、Barry Harris メソッドの継承者としても後進の指導にあたっている。
2022年7月『神曲のツボ!「カッコいい」の構造分析』発刊
尚美学園大学/同大学院 芸術情報学部 音楽表現学科 教授(Jazz専攻/Jazz & Contemporary分野 主任)







Latest Album

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Title : 『ESCARGOT』
Artist : Ortance
LABEL : APOLLO SOUNDS
NO : APLS1908
RELEASE : 2019.6.19



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【SONG LIST】
01. Prelude pour Hortense
02. Muse Skip
03. Escargot
04. Tutuola Drink
05. Baroque Pearl
06. East of Eden
07. Nega Posi
08. Even Shuffle
09. Space Dragonfly
10. Black Morpho
11. Unknown Lettura


ライブではFlying Lotusのカバーなども演奏されるが、今アルバムは全て坪口の作曲であり、シンセサイザーに彩られたアンサンブルの中に、コアな要素としてアコースティック・ピアノのクラシカルな音構造が息づいている。
今アルバムは、まず3人でスタジオに入りピアノ&シンセ、ギター、ドラムといったベーシックトラックを録音。その際わざとテンポを変えて演奏したものを戻したり、そもそもテンポを揺らがせて演奏するなど、ビートの概念をくつがえすアイデアが随所に施されている。
この音源を元に、ヴォーカルにermhoi(Black Boboi)、Kiala(Kodäma)を迎え、3カ月間かけて坪口自らポストプロダクションとミックスをおこない、東京発ヨーロピアンテイストの香る無国籍オリジナルミュージックが誕生した。






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【KKBOX Podcast「My First Jazz」】
JJazz.Netとの連動によるオリジナルコンテンツ。
ジャズ・ミュージシャン本人の音声コメントをお届けしています。
KKBOX Podcast


KKBOX
500以上のメジャー・ローカル音楽レーベル様や権利者様と提携し、9,000万曲の楽曲を配信。
なかでも世界最大数を誇るC-POPを取り揃えているアジア大手の音楽聴き放題サービス。
2022年より日本でも音声コンテンツ/ポッドキャストの提供がスタート!


曽根麻央 Monthly Disc Review2022.12_Cory Henry : The Revival:Monthly Disc Review

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こんにちは、トランペッター、ピアニストの曽根麻央です。
今日はマルチ・インストゥルメンタリストでもあるコーリー・ヘンリーの本業とも言える超絶オルガン・プレイを聴けるライブアルバムを紹介します。


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Title : 『The Revival』
Artist : Cory Henry

【クリスマスシーズンにもおすすめ、オルガン作品】

ゴスペル、ポップス、ジャズのクロスオーヴァーな作品でたくさんの人に楽しんでもらえる作品と思いますし、オルガンの音色はやはりクリスマスにとても映えますね!

『The Revival』というアルバムはブルックリンにあるGreater Temple of Praiseでライブレコーディングされたもので、ほぼほぼオルガン・ソロのアルバムといってよいでしょう。

トラックによってはジェームス・ウィリアムスというドラマーが参加しています。僕は彼の演奏をタイガー大越さんのバンドで一度だけ見ましたが、ドラムにカホンなどのパーカッションを組み合わせ、様々なジャンルの音楽を見事に表現する本当に素晴らしいドラマーです。またBishop Jeffrey Whiteというゴスペル・シンガーが一曲ゲスト参加しています。




Executive-Producer - Cory A. Henry
Drums, Percussion - James Williams




ヘンリーは終始オルガンの音色を柔軟に操り、曲に彩りを与えます。またダイナミックスもpp(ピアニッシモ)~fff(フォルテッシシモ)まで迫力のある表現を魅せてくれます。そして一度曲がリズムに入れば強力なグルーヴで聴いている我々が踊り出したい気分にさせてくれます。そんなとっても素晴らしい一枚です。

またヘンリーのお客さんを楽しませるエンターテイナーとしての魅力も感じられる一枚で、まるでライヴ会場で一緒に盛り上がっているような気持ちにさせてくれます。

ちなみに彼は終始B3というオルガンの名機を使用しています。この楽器の魅力も体感してみてください。





01. Lord's Prayer

一曲目は静かにハーモニーが移り変わりとても神秘的な表現を聴かせてくれるトラックになっています。オルガンの魅力は音量ペダルがあり、とてもダイナミックな演奏ができるところにあります。聴こえるか聴こえないかのレベルで始まり、そこから膨らみを増していきます。そして場面が変わると音色スイッチを素早く切り替えてさらにゴージャズな音色を即興的に作って行きます。キーボードのようにボタンのスイッチではなくレバーなので、音色を切り替えても音が途切れることなく次の音色に移行できるのがオルガンの魅力ですね。レバーはたくさんあり、 それぞれ役割が違いますので、楽器のことを本当に理解し、とてもたくさんの時間をかけて音色の研究をしていることがわかります。

僕はこの曲をApple Musicのランダム再生で発見して、ちょうど首都高を走っていて朝日が昇ってくるところでこの曲のクライマックスが出てきまして、あまりの感動に思わず声を上げてしまいました。


02. He Has Made Me Glad

ゴスペル音楽で有名な曲だと思います。僕もニューヨークに住んでいた時、日曜日の朝の教会でオルガンを弾くアルバイトをしていて、何度もこの曲を演奏した記憶があります。
ヘンリーはこの曲をとてもグルーヴィーに、ブルースのテイストを合わせながら、独自のハーモニーセンスを組み合わせて見事にプレイしています。おそらく聴いている限り即興的にリハモニゼーションしたり、転調したりしていると思うのですが、ベースの動きがとにかく綺麗です。またソロなのでテンポも自由自在に操っていて、かなり自由度の高い内容になっています。またヘンリーはクライマックスへ一曲かけて持っていく、この構成力も素晴らしいと思います。このアルバムで最も好きなトラックの一つですので是非聴いてください。


03. Precious Lord

アレサ・フランクリンやニーナ・シモンが歌ったゴスペルの名曲です。それを3連のゴスペル特有のグルーヴで演奏しています。ドラムにジェームス・ウィリアムスが入りグルーヴの芯がとても見えやすい演奏です。ウィリアムスは終始シンプルな4分音符を演奏していて、アフリカン・アメリカン音楽の4分音符の大事さを思い知らされます。


04. Old Rugged Cross

調べると1912年に書かれた古い賛美歌なようです。Bishop Jeffrey Whiteというゴスペル・シンガーがゲストに入っています。3拍子の3連音符の曲でとてもソウルフルな内容になっています。


05. Naanaanaa

アルバム一楽しい楽曲で、まるで会場に一緒にいるような感覚に陥ります。皆さんも是非一緒に歌ってみてください。



06. That Is Why I'm Happy

軽快なテンポのゴスペル調の曲。タンバリンとベースの響きがとても心地よくなっています。ドラムのスネアの音も歯切れがよくゴスペル特有の気持ち良いバックビートです。


07. If You're Happy

「幸せなら手をたたこう」を本気で演奏するとこんなにかっこよくなるのですね!  面白いので是非聴いてみてください。こういうシンプルでポピュラーな曲を表現する楽器としてオルガンはある意味最適かもしれないですね。自分でベースとハーモニーを組み替えてバンドサウンドのように出来てしまうのはピアニストからすると本当に羨ましいです。


08. Giant Steps

ジョン・コルトレーンのカヴァー曲です。中庸な速さのスウィングで演奏していて、ヘンリーのジャズ奏者としての一面を見ることが出来ます。オルガンでこういったウォークベースを弾く際、左手で4分音符を弾いて、各音を切る裏拍で足鍵盤でゴーストノート(弾いているけど実際には音程が認識できないほどの音)を弾くのですが、その独特なバウンス感がとても心地よいです。


09. All In Love Is Fair

スティーヴィー・ワンダーのカヴァー曲。原曲よりもゆったりとしたテンポで少しミステリアスな雰囲気を帯びているトラックです。


10. Yesterday

ビートルズのカヴァー曲。実はこの曲をヘンリーのインスタライヴで見て彼のファンになったのでこうしてライヴ音源も出してくれていて個人的に嬉しかったです。原曲よりもブルージーなYesterdayなのでとても面白い演奏になっていると思います。


11. I Want To Be Ready

古い賛美歌の曲です。カホンとシェイカーとリズミックに演奏しています。とてもライヴ感のあるこのアルバムを象徴するかのようなトラックになっています。即興的にメロディーやハーモニー、リズムを少しずつ変化させて巧みに音楽をクライマックスに導いています。


それではまた次回。


文:曽根麻央 Mao Soné



Recommend Disc

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Title : 『The Revival』
Artist : Cory Henry
LABEL : GroundUP Music
発売年 : 2016年

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【SONG LIST】

01.Lord's Prayer
02.He Has Made Me Glad (I Will Enter His Gates)
03.Precious Lord
04.Old Rugged Cross
05.Naanaanaa
06.That Is Why I'm Happy
07.If You're Happy (And You Know It)
08.Giant Steps
09.All in Love Is Fair
10.Yesterday
11.I Want to Be Ready




【曽根麻央LIVE INFO】

曽根麻央のその他情報はウェブサイトへ

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「Monthly Disc Review」アーカイブ曽根麻央
2020.04『Motherland / Danilo Perez』2020.05『Color Of Soil /タイガー大越』2020.06『Passages / Tom Harrell 』2020.07『Inventions And Dimensions / Herbie Hancock』2020.08『Birth Of The Cool / Miles Davis』2020.09『Chet Baker Sings / Chet Baker』2020.10『SFJAZZ Collective2 / SFJAZZ Collective』2020.11『Money Jungle: Provocative In Blue / Terri Lyne Carrington』2020.12『Three Suites / Duke Ellington』2021.01『Into The Blue / Nicholas Payton』2021.02『Ben And "Sweets" / Ben Webster & "Sweets" Edison』2021.03『Relaxin' With The MilesDavis Quintet / The Miles Davis Quintet 』2021.04『Something More / Buster Williams』2021.05『Booker Little / Booker Little』2021.06『Charms Of The Night Sky / Dave Douglas』2021.07『Play The Blues / Ray Bryant Trio』2021.08『The Sidewinder / Lee Morgan』2021.09『Esta Plena / Miguel Zenón』2021.10『Hub-Tones / Freddie Hubbard』2021.11『Concert By The Sea / Erroll Garner』2021.12『D・N・A Live In Tokyo / 日野皓正』2022.1『The Tony Bennett Bill Evans Album / Tony Bennett / Bill Evans』2022.2『Quiet Kenny / Kenny Dorham』2022.3『Take Five / Dave Brubeck』・2022.4『Old And New Dreams / Old And New Dreams』2022.5『Ella Fitzgerald And Louis Armstrong / Ella And Louis』2022.6『Live from Miami / Nu Deco Ensemble & Aaron Parks』2022.7『Oscar Peterson Trio + One / Oscar Peterson Trio Clark Terry』2022.8『Ugetsu/ Art Blakey & The Jazz Messengers』2022.9『Sun Goddess / Ramsey Lewis』2022.10『Emergence / Roy Hargrove Big Band』2022.11『Speak No Evil / Wayne Shorter』

Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

曽根麻央Official Site

スペインのシアターでoh!jazzのライブ放映が決定!
日本の「BODY&SOUL」での市原ひかりさんとRaymond McMorrinさんのライブが放送されます。


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スペインの映画館「Verdi Club」で、世界のジャズライブ配信サービス「Oh!Jazz」を通して、日本のBODY&SOULのライブが放映されます。

バルセロナとマドリッドの2箇所の映画館で、12月28日には、市原ひかり、1月11日には、レイモンド・マクモーリンのライブアーカイブが現地時間20:30から上映されることになりました。

マドリッドに5館、バルセロナに9館のネットワークを持つVerdi Cinemasは、映画館としての場所であるだけでなく、文化的な多分野とのコラボレーションを積極的に行っている映画館チェーンです。今回のコラボレーションは、映画館を〈国際的なジャズライブスペース〉に変えるというもの。しかもライブを盛り上げるために、観客にはビールを無料で配布し、リアルなライブに近い体験をしてもらうというサービスが付いています。

「Oh!Jazz」は、マドリッド、東京、ロンドン、シドニー、メルボルンから毎年150以上の新しいライブを厳選して配信するサブスクリプション・サービスで、今後もサンバウロやハバナにも国を広げ各国の新着ライブが配信される予定です。

また「Oh!Jazz」は、世界のジャズ・コミュニティを支援するために、登録料の35%を出演アーティストと参加クラブに還元する取り組みも行っています。

前月に放映されたオーストラリアのアーティスト、リタ・サッチは、「世界中のオーディエンスがどのように、何に反応するかを理解するための良い機会です」と話していて、アーティストにとっても世界を舞台にした刺激的な催しになっているようです。

このパートナーシップで、日本のアーティストがどんどん世界のグローバルなステージに活動を広げていくことになるでしょう。

「Oh!Jazz」は、世界中でジャズについてより深く知るための中心的なハブとなりつつあります。今後の活動にどうぞご注目ください。


そんな世界各国のジャズ・クラブで行われるライヴコンサートを見ることができるサブスクリプション・サービス「Oh!Jazz」。

JJazz.Netでは12月末まで、リスナー特別割引として登録料が半額になるディスカウントコードをご案内しています。この機会に是非どうぞ!


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【JJazz.Netリスナー特別割引 登録料半額】
ディスカウントコードを入力することで登録料が半額になります。
ディカウント期限は2022年12月31日 23:59まで。



- https://www.ohjazz.tv/ にアクセス
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【プラットフォーム名】
Oh! Jazz
https://www.ohjazz.tv/japan


【概要】
世界中の代表的なクラブで開催されるジャズのライブコンサートを、
直接放送するオンデマンド・ストリーミング・プラットフォーム。


【料金】
月額:3,300円
または年額:33,000円で加入でき、
ライブやオンデマンドのコンテンツを無制限に視聴することができます。

購読の変更・解約も簡単に行えます。


【その他】
・iOSとAndroidの両方を含むあらゆるデバイスでストリーミングが可能。
・最新の公演カレンダーはウェブサイトに掲載されています。


【SNSアカウント】
Facebook @ohjazztv
Instagram @ohjazztv
Twitter @ohjazztv

akiko Premium Christmas @ Park Hyatt Tokyo 2022開催決定:ニュース / NEWS

ジャズシンガー、akikoさんによる恒例の特別なクリスマスナイト。
今年も"パーク ハイアット 東京"でスペシャルなクリスマス・ディナーショーを開催します。

2022年のクリスマス・ディナー・ショーのテーマは80's ,そしてDISCO CLASSICS。
ロケーションといいクリスマス気分高まるプレミアムな一夜になること間違いなしです。





そんなakikoさん。「レコードの日」に合わせ、人気曲を3タイトル、7インチでリリース!
11/3 には2007年小⻄康陽氏プロデュース『a white album』からクリスマス2タイトル、
そして12/3には、現在サブスクで高い評価を得ている「Funkin' for Jamaica」を発売!

詳細はこちら(akiko official)
https://akiko.official.ec/



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【Premium Christmas @ Park Hyatt Tokyo 2022】
2022年、今年のクリスマス・ディナー・ショーのテーマは80's ,そしてDISCO CLASSICSです。
​華やかなファッション、煌びやかなディスコティーク、眠らない夜の街。
過剰で過激で、少し不便で少し無駄なものが新鮮で楽しかった時代。
ミニマルで効率的であることが評価され
周りに気を遣って生きることを余儀なくされる現代人たちが、
置き忘れてきてしまったものを取り戻す、そんな夜です。
​懐かしいけれど、刺激的
レトロだけど、革新的
忘れていたワクワクを
胸躍るときめきを
今年、パーク ハイアット 東京のクリスマスで。


【メンバー】
坪口昌恭 (Key)
牧野竜之介 (B)
白根佳尚 (Ds)
塚本功 (Gt)
中沢ノブヨシ (Gt,Vo)
神谷えり (Vo)
多和田えみ (Vo)


【日時】
2022年12月24日(土)
​受付17:30〜 / スタート18:30〜(21:00 終演予定)


【会場】
パーク ハイアット 東京 39階 ボールルーム
東京都新宿区西新宿3-7-1-2 TEL:03-5322-1234
https://tokyo.park.hyatt.com/
*JR新宿駅南口より徒歩12分 / 都営大江戸線都庁前駅より徒歩8分
*新宿西口エルタワー横よりホテルまで無料送迎シャトルサービス(定員9名)を運行


【料金】
1名様 25,000円 (コースメニュー、フリードリンク、ショー、サービス料、税込)


【予約】
ご予約はメールにて承ります。
2022年11月1日(火)〜 受付開始 


【ご予約の流れ】
① 「お名前」「チケット送付先住所」「電話番号」「メールアドレス」「購入枚数」をご記入の上、下記メールアドレス宛に送信ください。


ability.muse@me.com


*携帯のメールアドレスからお申し込みの方で、こちらからのメールが届かない方がいらっしゃいます。
迷惑メールフィルタなどで、指定のドメイン以外、またはパソコンからのメールを受信しない設定にされていらっしゃる方は、ご確認の上、上記メールアドレスからのご連絡がとれるよう、再設定をお願い致します。
​② 1〜2日以内に振込先を記載した確認メールをお送りいたします。
③ 指定日までに代金をお振込ください。
④ 入金確認後、チケットを郵送いたします。
​*限定150名様となります。定数になり次第終了させていただきますので、お早目にお申込みください。
*乳幼児・未就学児童のご入場はご遠慮いただいております。
*お席は予約先着順の全席指定とさせていただき、ご希望は承っておりません。
あらかじめご了承ください。
*ご入金後のキャンセル及び返金はご容赦ください。   
*ショー中の写真撮影及び録画、録音は固くお断りいたします。
*会場内は全席禁煙となります。


[主催] 株式会社アビリティーミューズ


[協力] パーク ハイアット 東京


詳細はこちら(アビリティーミューズ)
https://www.akiko-jazz.com/premium-christmas-2022/

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【akiko】(ヴォーカル)
2001年、名門ジャズレーベル「Verve Records」初の日本人女性シンガーとしてユニバーサルミュージックよりデビュー。既存のジャズの枠に捕われない幅広い表現で現在までに23枚のアルバムを発表、国内外で活動を展開する。これまでに「ジャズ・ディスク大賞」や「Billboard Japan Music Award」を始め、数々のミュージックアワードを受賞。

単にシンガーとしてだけではなく、ソングライティングやアレンジ、ジャケットのデザインも含めたアートディレクションに至るまでセルフ・プロデュースをもこなし、そのプロデュースの才もまた評価されている。また音楽以外にもファッション方面のコラボレーションやプロデュース、選曲、執筆など、活動は多岐に渡り、声を使ったボイス・ワークショップや子供のためのジャズワークショップの他に、アーユルヴェーダワークショップやリトリートツアーなども開催している。音楽性やファッション性のみならず、そのライフ・スタイルにも多くの支持が集まる。

デビュー20周年となる2021年には、アニバーサリーイヤーとして様々な楽曲リリースやイベント、ブランドとのコラボレーションなど、20の魅力的なトピックを展開した。

https://www.akiko-jazz.com


intoxicate presents "EVENT 0433" #01 渡邊琢磨アンサンブル:ライブ情報 / LIVE INFO

タワーレコードのフリーマガジン、intoxicateが企画するシン・イヴェント0433がスタート。
会場は東京の新しいライブエンターテイメントの拠点「I'M A SHOW」です。

今回、#01として登場するのは渡邊琢磨アンサンブル。
映画『ドライブ・マイ・カー』の出演でも注目を集めた三浦透子さんが
スペシャルゲストとして参加します。



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【intoxicate presents "EVENT 0433" #01 渡邊琢磨アンサンブル】


【メンバー】
地行美穂(vn) 須原杏(vn) 角谷奈緒子(va) 橋本歩(vc) 千葉広樹(cb) 山本達久(ds)
渡邊琢磨(cond)
スペシャルゲスト:三浦透子


【日時】
2022年12月13日(tue)  開場18:30 開演19:30


【場所】
I'M A SHOW(アイマショウ)
https://imashow.jp/


【チケット】
前売 ¥5,300 / 当日¥5,800  全席指定・税込
※未就学児童入場不可 / 小学生以上有料
詳細(サンライズプロモーション東京)
https://sunrisetokyo.com/detail/20248/


タワーレコードのフリーマガジン、intoxicateが、有楽町に誕生する新シアター< I'M A SHOW アイマショウ>をプラットフォームに企画するシン・イヴェント0433。タイトルは背景のアンビエント・サウンドを全景化する、ジョン・ケージのサイレントピースから拝借する。今後は和テイストの『イヴェント・四三三』なども予定。



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渡邊琢磨(音楽家)
宮城県出身。高校卒業後、米バークリー音楽大学へ留学。帰国後、国内外のアーティストと多岐に渡り活動。07年、デヴィッド・シルヴィアンのワールドツアー、28公演にバンドメンバーとして参加。21年、英国のレーベルConstructiveより、アルバム'Last Afternoon'をリリース。自身の活動と並行して映画、映像作品等の音楽も手がける。


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三浦透子(俳優/歌手)
1996年10月20日生まれ、北海道出身。ドラマ「天才柳沢教授の生活」「チョコミミ」「鈴木先生」などに出演し、2019年には新海誠の長編アニメーション「天気の子」で主題歌の歌唱を担当した。第94回アカデミー賞国際長編映画賞に輝いた「ドライブ・マイ・カー」では、第45回日本アカデミー賞の新人俳優賞など数々の賞を獲得。2022年10月スタートのドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」に参加しているほか、2022年12月公開の「そばかす」では主演を務め、2023年1月公開の「とべない風船」にも出演。

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