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2023年8月アーカイブ

汲めども尽きぬ @代々木LODGE 2023年10月14日(土):ニュース / NEWS

同じ音楽、同じワインで乾杯!
「音楽×ナチュラルワイン」がテーマのプレイリストメディア&ワインショップ「WineBox」が
初となるライブハウスイベント 『汲めども尽きぬ』を開催。
未知の音楽やナチュラルワインと出会うきっかけ作りとして
ウェブサイトにミュージシャンやワイン生産者によるオリジナルプレイリストを掲載。
好みのプレイリストを選択するとオススメのワインが紹介されます。
https://www.winebox.fun/

今回のイベントは出演者と来場者が同じワインで乾杯し、音・味・空間を共有することを目的に開催。
イベントではワインバーも登場し、多種類のナチュラルワインを楽しむことができます。

歌と乾杯で出演するのは、シンガーとして多方面から注目される奇妙礼太郎。
2020年にオンラインで行い好評を得たイベントが、コロナ禍を経てリアルで開催されるこの機会
是非足を運んでみてはいかがでしょうか。




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■汲めども尽きぬ■


【日時】
10月14日(土) 15:00 開場 16:00 開演
※ライブ終了後17:30以降の時間帯はDJタイムとなり、引き続きワインバー営業を行います。
 入場は無料ですがご注文をお願いいたします。


【会場】
代々木LODGE
〒151-0053 東京都渋谷区代々木1丁目30−1 代々木パークビル B1
・JR代々木駅西口から徒歩1分
・大江戸線代々木駅A1出口から徒歩30秒


【歌と乾杯】
奇妙礼太郎
※弾き語りのワンマンライブとなります


【チケット】
前売り 6,500円 / 6月30日(金)~10月13日(金)
当日 7,000円 / 前売りが完売となった場合、当日券の販売はありません

チケット販売 → https://www.winebox.fun/news/kumedomotsukinu2023/

チケット料金に含まれるもの:ライブチャージ & 乾杯ワイン1杯
※入場時にソフトドリンクチケット代 別途600円を頂戴いたします。あらかじめご了承ください。


【注意事項】
・当イベントはアルコールの提供を行うため、二十歳未満のお客様によるチケットの購入はお断りさせていただいております。
・出演者、イベント内容は予告なく変更になる場合がございます。


【詳細】
WineBox 
https://www.winebox.fun/


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【奇妙礼太郎】

大阪府出身。1998年より音楽活動開始。今年で活動25周年を迎える。
奇妙礼太郎トラベルスイング楽団、天才バンド、アニメーションズ等のバンドを経て、
2017年ソロメジャーデビュー。
「FUJI ROCK FESTIVAL」や「RISING SUN ROCK FESTIVAL」等の国内フェスを含め、年間150本以上のライブに出演。
ボーカリストとして多数のCM歌唱も担当するほか、写真展も実施するなど活動は多岐にわたる。
2023年6月21日、音楽活動25周年記念アルバム「奇妙礼太郎」をリリース。菅田将暉らを客演に迎え、天才バンドでも活動してきた盟友Sundayカミデとタッグを組み、初めて自身が全曲作詞作曲に携わった。
9月には初となる日比谷野音にてアニバーサリーワンマンライブを実施する。

https://kimyoreitaro.com

My First Jazz Vol.65-鈴木央紹:My First Jazz

Title : 『Somethin' Else』
Artist : Cannonball Adderley

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「私の初めてのジャズ・アルバムは、キャノンボール・アダレイの『Somethin' Else 』です。

このアルバムは実家にあったレコードのひとつです。
僕の父親はサックスプレイヤーで、ジャズのレコードが実家には沢山ありました。

父は特に、グレンミラー・オーケストラやマントヴァーニ・オーケストラといった、ビッグバンドやオーケストラの音楽をよく好んで聞いていました。
その中に、この『Somethin' Else 』が。

真っ黒いジャケットに、タイトルと参加メンバーが書いてある、文字だけのシンプルなジャケットで、この時僕はまだ小学生だったのですが「これはなんだ?」と、興味を持ちました。
オーケストラではない5人編成のコンボのジャズ。初めて聞いたときは衝撃でした。かっこよくて。

マイルス・デイヴィスが訥々とメロディーをクールに吹き、そのあと、パーン!とキャノンボール・アダレイのサックスが明るい音色で入ってくる。
この方はどんなに暗い曲を吹いても明るくしてしまう、そんなイメージを僕は持っています。それが魅力でもありますね。

今聴いてもモダンな音使いで、フレージングも斬新。よくこの時代にこのスタイルで演奏していたな、と感心します。
だいぶ影響を受けましたね。音使い、リズム、ニュアンス、、、全ての事に大きな影響を受けました。

マイルス・デイヴィス、ハンク・ジョーンズ、錚々たるメンバーがこのアルバムには参加しています。
このアルバムをきっかけにマイルスなどの他のメンバーのアルバムを買い漁るようになり、ジャズの世界を広げてくれたきっかけの一枚でもあります。」


鈴木央紹




My First Jazz

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Title : 『Somethin' Else』
Artist : Cannonball Adderley
LABEL : Blue Note
発売年 : 1958年



アマゾン詳細ページへ


【SONG LIST】
01.Autumn Leaves
02.Love For Sale
03.Somethin' Else
04.One For Daddy-O
05.Dancing In The Dark




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クラシカルなトリオ編成によるスタンダード名曲作品集・プレイヤー編!

日本を代表するサックス奏者、鈴木央紹が放つニューアルバム「Stars & Smiles, Vol.1 (Players)」。
T5Jazz Recordsにおけるスタジオ録音3作目となるニューアルバムは、サックス・ギター・ベースという激渋トリオ編成による極上のスタンダード集。
過去2作、ピアノ・ベース・ドラムを迎えてのカルテット作品「Standards++」ハモンドオルガン・ドラムとのトリオ作品「Favourites」いずれの作品とも異なり
ギター&ベースを迎えての、上品かつクラシカルなトリオ編成作品。
今を生きるミュージシャンが紡ぎ出す音、それは時代を反映した今を生きるサウンドでもある。
第二集として極上のシンガー作品集を今秋リリース予定!






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鈴木央紹
1972年11月22日大阪市生まれ。 サックス奏者である父親の影響を受け4歳よりピアノ、作曲を始め、10歳よりサックスを始める。 ジャズを独学で始め、16歳の時より演奏活動を開始、17歳の時「AXIA MUSIC AUDITION」においてAXIA賞Instrumental部門Grand Prixを受賞。大阪音楽大学音楽学部サックス科卒業、クラシックを前田昌宏氏に師事する傍ら、在学中もジャズでの演奏活動を行う。 現在、自己のリーダーグループで様々な編成にて精力的に活動を行う他、「ルパン三世」等の音楽作曲で有名なピアニスト大野雄二率いる「Yuji Ohno & Lupintic Six」を始め、土岐英史バンド、原大力グループ、原朋直グループ、TOKUグループ等に参加。セッション、コンサート、CMやTVドラマ劇判などのレコーディング、参加したアルバムは100枚を超えジャンル問わず幅広く活動中。 海外のミュージシャンとの共演も多く、Benny Green、Lonnie Plaxico、Rodney Green、Conrad Herwig、 Ron Carter、Salena Jones、Kenny Washington、Peter Washington、Lewis Nash等多数、その信頼も厚い。 その他、今井美樹、島谷ひとみ、ZARD、 noon、他多数のアーティストのアルバムにサックス奏者として、あるいはプロデューサー、サウンド・ディ レクションとしても参加、ジャンルを超え幅広く活動。「スタジオ協会録音賞」や「ゴールドディスク賞」を受賞するなど、高い評価を受けている。 2009年、大野雄二プロデュースによるデビュー・アルバム「Passage Of Day」をリリース。2014年には自己カルテットにて2ndアルバム「Standards++」をT5Jazz Recordsからリリース。そして前作から約5年、満を持してスタンダード集 第2弾「Favourites」を2019年5月22日リリース。楽曲の方向性は同じながらも、オルガンに宮川純を迎えたトリオ編成によるサウンドは、前作とは大きく異なるケミストリーを生み出している。今後の活躍が益々楽しみなミュージシャンの一人である。 2019年より大阪音楽大学特任准教授

Latest Album

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Title ︓『Stars & Smiles, Vol.1 (Players)』
Artist : 鈴木央紹
LABEL : T5Jazz Records
NO : T5J-1022
RELEASE : 2023.7.26



アマゾン詳細ページへ


【SONG LIST】
01.So Many Stars
02.Hallucinations
03.Ugly Beauty
04.My Little Brown Book
05.Little Willie Leaps
06.Dreamsville
07.Milestones
08.Waltz For Star People
09.Turn Out The Stars





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【KKBOX Podcast「My First Jazz」】
JJazz.Netとの連動によるオリジナルコンテンツ。
ジャズ・ミュージシャン本人の音声コメントをお届けしています。
KKBOX Podcast


KKBOX
500以上のメジャー・ローカル音楽レーベル様や権利者様と提携し、9,000万曲の楽曲を配信。
なかでも世界最大数を誇るC-POPを取り揃えているアジア大手の音楽聴き放題サービス。
2022年より日本でも音声コンテンツ/ポッドキャストの提供がスタート!


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みなさんこんにちは、曽根麻央です。
今日は今年の6月にリリースされたばかり、ギター・ヒーロー、カート・ローゼンウィンケルの最新ライヴアルバムを紹介します。
しかもただのライヴ盤というだけでなく、ビル・エヴァンスやソニー・ロリンズのライヴ盤でもお馴染みのニューヨークのジャズの名店、ヴィレッジ・ヴァンガード収録されたということもあり、当時と今のライヴ録音技術の変化を感じられる一枚でもあります。

ヴィレッジ・ヴァンガードは当時から移転することなく続いているお店ですので、ビル・エヴァンス達と全く同じ箱で収録したライヴ盤になります。

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Title : 『Undercover Live at the Village Vanguard』
Artist : Kurt Rosenwinkel


【まるでスタジオ録音のようなライブアルバム】


エヴァンスの『Sunday at the Village Vanguard』は61年のレコーディングで、ピアノが右のスピーカー、ベースが左、ドラムが真ん中でパンが完全に分離されているにも関わらず一体感があるという今ではなかなか無いステレオ感のアルバムです。
客席の話し声やグラスの音がとてもアイコニックで、まるで自分がタイムスリップしてその場にいるような錯覚をいまだに感じさせてくれる生々しさと温かみのある名盤、名レコーディングです。
現代でも通じる高い集音技術がすでに確立されていたのでしょう。


一方、2023年のライヴ盤『Undercover Live at the Village Vanguard』はまるでスタジオ録音されたかのようなクリアな音質が特徴的です。
パンも完全に分離されておらず自然な感じでピアノが左方向、ベース&ギターが真ん中、ドラムが右方向となんとなく舞台のセッティングが自然にイメージできるパンになっています。
客席の音は非常に静かで音楽の邪魔にならない程度に歓声と拍手が聞こえます。


通常ドラムの音はピアノマイクやそのほかの楽器マイクにかぶっていくのですが、見事にクリアに分離しているように聞こえます。
録音エンジニアのマイキングとミュージシャンの音量コントロールの力量2つが合わさって見事に集音されていると思います。


演奏に関しては私はまず、ドラムのグレッグ・ハッチンソンの演奏スタイルの幅が以前に増して広がっていて素晴らしいと感じました。
グレッグの演奏スタイルはM2の「The Past Intact」のようなジェフ・テイン・ワッツの系譜でスウィングもののイメージが強かったのですが
M1「Cycle Five」や、M4「Our Secret World」、M6「Undercover」のようなイーヴン系、フージョン系のグルーヴの演奏も見事でした。
タムやスネアをミュートして作った音色もかっこよく、その音色がまたリアルに収録されています。


ピアノのアーロン・パークスは素晴らしいリズム感とアイディアでバンドの演奏に花を添えています。
『Nu Deco Ensemble+Aaron Parks: Live from Miami』というアルバムで以前アーロン・パークスは紹介しています
→曽根麻央 Monthly Disc Review2022.6
 
シンセサイザーの使い方も素晴らしく、M4「Our Secret World」では一見ローズに聴こえるような丸みのある、しかし瞬発力があり減衰速度が遅いパッド系の音色と、実際のフェンダーローズの音をうまく組み合わせることで独特なカラーを演奏に与えています。


M1「Cycle Five」M6「Undercover」ではリードシンセでソロを取りながら、ピアノorフェンダーローズでコンピングするプレイも聴くことができます。


ベースのエリック・リーヴスも名手として有名です。
今回はソロをM5「MUSIC」で披露しています。
ブランフォード・マルサリスのバンドに参加している馬力の強いベーシストというイメージが強いと思います。
力強さと、サステインの長さのある素晴らしいベーシストです。このアルバムでも完璧なサポートを披露しています。
特に、M5「MUSIC」では繊細なタッチも見せてくれていて、この人もまた表現の幅の広いアーティストです。


カート・ローゼンウィンケルは素晴らしいテクニックと、おそらく我々世代のギターリストが必ず影響を受けたことがあるだろう独特な音色作りで、独自の世界観をライヴでも完璧に再現しています。
以前よりも音色に広がりとシンセ感がより強くなったかなという印象がありました。
しかしそれでいて生楽器の証でもあるピックの音も綺麗に収録されていて、ギターヒーローの現在を見事に感じることのできる一枚です。


またアーロン・パークスとカート・ローゼンウィンケルの二人の相性も良く、コード楽器が二人いるのにも関わらず、両者の居場所がはっきりしていて、演奏上のチームワークも素晴らしいです。
バンドの完成度が高く、録音技術だけでなく、演奏技術としてもまるでスタジオ録音のような完璧な演奏作品を残してくれました。


全曲カートのオリジナル曲で、今やりたいことを正直に作ったアルバムなんだろうなと感じました。
メンバーも良い具合に力が抜けていて、僕ら世代のジャズ・アイドル達もどんどん進化しているようです。
私も頑張ろうと思わせてくれた作品でした!


ちなみにCDや配信だけでなく、なんとVinylでも発売されているようなので、興味がある方は是非検索してみてください!



文:曽根麻央 Mao Soné




Recommend Disc

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Title :『Undercover Live at the Village Vanguard』
Artist : Kurt Rosenwinkel
LABEL : MOCLOUD RECORDS
発売年 : 2023年



アマゾン詳細ページへ


【SONG LIST】

01.CYCLE FIVE
02.THE PAST INTACT
03.SOL?
04.OUR SECRET WORLD
05.MUSIC
06.UNDERCOVER



来月9/6(水)発売!曽根麻央『プレイズ・スタンダード』

新たに新譜を出します!ジャズスタンダードとピアノ中心の世界をお楽しみください!

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トランペット/ピアノの"ジャズ二刀流"として話題の曽根麻央がソロピアノで紡ぐスタンダードソング集が全国発売決定!
往年のジャズの名曲をフレッシュな感性で解釈。
抒情性と気品に彩られた曽根のジャズ・ミュージシャン、ピアニストとしてのアティテュードが表現されている作品に仕上がった。

曽根麻央『プレイズ・スタンダード』
9/6(水)発売
 
1.Reflections in D
2.Serenade
3.In Your Own Sweet Way
4.The Star-Crossed Lovers
5.Wave
6.Stella by Starlight
7.All The Things You Are
8.Luminous (Piano Solo Ver.)
9.I Loves You, Porgy
10.Lady Luck11.Danny Boy
12.Home (Piano Solo Ver.)
13.Some Other Time
14.Ask Me Now
15.The Days of Wine And Roses
16.What A Wonderful World

Mao Soné (piano, trumpet)


曽根麻央のその他情報はウェブサイトへ

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「Monthly Disc Review」アーカイブ曽根麻央
2020.04『Motherland / Danilo Perez』2020.05『Color Of Soil /タイガー大越』2020.06『Passages / Tom Harrell 』2020.07『Inventions And Dimensions / Herbie Hancock』2020.08『Birth Of The Cool / Miles Davis』2020.09『Chet Baker Sings / Chet Baker』2020.10『SFJAZZ Collective2 / SFJAZZ Collective』2020.11『Money Jungle: Provocative In Blue / Terri Lyne Carrington』2020.12『Three Suites / Duke Ellington』2021.01『Into The Blue / Nicholas Payton』2021.02『Ben And "Sweets" / Ben Webster & "Sweets" Edison』2021.03『Relaxin' With The MilesDavis Quintet / The Miles Davis Quintet 』2021.04『Something More / Buster Williams』2021.05『Booker Little / Booker Little』2021.06『Charms Of The Night Sky / Dave Douglas』2021.07『Play The Blues / Ray Bryant Trio』2021.08『The Sidewinder / Lee Morgan』2021.09『Esta Plena / Miguel Zenón』2021.10『Hub-Tones / Freddie Hubbard』2021.11『Concert By The Sea / Erroll Garner』2021.12『D・N・A Live In Tokyo / 日野皓正』2022.1『The Tony Bennett Bill Evans Album / Tony Bennett / Bill Evans』2022.2『Quiet Kenny / Kenny Dorham』2022.3『Take Five / Dave Brubeck』・2022.4『Old And New Dreams / Old And New Dreams』2022.5『Ella Fitzgerald And Louis Armstrong / Ella And Louis』2022.6『Live from Miami / Nu Deco Ensemble & Aaron Parks』2022.7『Oscar Peterson Trio + One / Oscar Peterson Trio Clark Terry』2022.8『Ugetsu/ Art Blakey & The Jazz Messengers』2022.9『Sun Goddess / Ramsey Lewis』2022.10『Emergence / Roy Hargrove Big Band』2022.11『Speak No Evil / Wayne Shorter』2022.12『The Revival / Cory Henry』2023.1『Complete Communion / Don Cherry』2023.2『Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles / Brad Mehldau』2023.3『Without a Net / Wayne Shorter』2023.4『LADY IN LOVE / 中本マリ』2023.5『Songs Of New York / Mel Torme』2023.6『Covers / James Blake』2023.7『Siembra / Willie Colón & Rubén Blades』



Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

曽根麻央Official Site

江戸Jazz2023 @銀座能楽堂 2023年9月22日(金):ニュース / NEWS

『今』のJAZZは、面白い。
2020年コロナ禍にはじまった、江戸Jazz。
丸の内COTTON CLUBでの公演成功を経て、銀座・能楽堂に帰ってきます!
JJazz.netでもおなじみの面々が、能楽堂という特別なステージで魅せる次世代のジャズ。
新しいサウンドと融合し、影響してきた『今』の音楽をぜひ、体感してください!



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【江戸Jazz2023】

-- 能舞台 × JAZZ --

江戸Jazzが開催地として選んだ場所は
GINZA SIX 地下3Fに舞台を構える観世能楽堂
Jazz × 能舞台という異質な組み合わせが
「次世代のJazz」をより一層引き立て、日本古来の伝統空間を包み込む。

デジタルでは味わえないJazzの世界を
注目の若手アーティストたちによるインタープレイを通じてお楽しみください。


【日時】
2023年9月22日(金)
18:30開演


【会場】
GINZA SIX 地下3階 観世能楽堂
https://kanze.net/
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 地下3階


【出演】
和田 明(ヴォーカル、プロデューサー)
渡辺 翔太(ピアノ)
曽根麻央(トランペット)
小西 遼(サックス)
井上 銘(ギター)
鳥越 啓介(ベース)
工藤 明(ドラム)


【チケット】
S席 ¥8,800(tax in)/A席 ¥6,600(tax in)
チケットぴあ
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2325431


【主催】
江戸Jazz実行委員会
株式会社 大成社
https://taiseisha.co.jp/


【詳細】
江戸Jazz
https://edojazz.jp

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