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JJazz.Net Blog Title

2024年3月アーカイブ

My First Jazz Vol.72-川嶋哲郎:My First Jazz

Title : 『Easy Living』
Artist : Sonny Rollins

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こんにちは。テナーサックス奏者の川嶋哲郎です。
私が最初に始めた楽器は実はピアノです。
小学校の頃はずっとピアノをやっていましたが、譜面を読むのが苦手で、、中学校に入ってからトランペットに転向しました。
ずっと吹いていたかったのですが、今度は高い音が出なくて、、出すのが大変なんですよね。その後サックスに"やむなく"転向しました。
せっかくサックスという楽器を吹くことになったので、一番すごい人を聴いてみたいなと思い、私は富山出身なのでその市に一軒だけあった「ふくろやレコード」というところで、LPを3枚、小遣いで買いました。
J. R. Monteroseと、John Coltraneと、Sonny Rollins。
中でも、Sonny Rollinsの『Easy Living』が気に入って、いつかこんな風に演奏できたらと思って過ごしていました。

この作品の一曲目に入っているのが、Stevie Wonderの「Isn't She Lovely」です。私はこの曲がとても気に入って、Sonny Rollinsっていい曲書くな~っていましたが、実はStevie Wonderの曲だったと後から分かりました。
おそらくSonny Rollinsがこの曲をとりあげたことによって、皆が演奏するスタンダードとなっていったと思っています。

ある人から聞いた話では、ジャズは難しい曲や手法が多く勉強も必要だったりするので
Sonny Rollinsの奥さんが「もう少し分かりやすく、皆が知っている曲を」という提案があったとかなかったとか。
ご自身が積極的にこの曲を選曲したかは分かりませんが、この事は、私の制作活動にも影響するほどの逸話ではあります。
自分が最高だと思って選曲・演奏する曲が、自分の良さをすべて伝えられるのか?客観的にリスナー目線で見ると違うのではないかということですね。
ロリンズ本人がひょっとしたら実験的にやってみたような演奏だとして、それを聴いた私が心から感動し、こうやって音楽を続けている。
今、制作活動をしていても、自分本位にならずに人の意見を聞きながら客観的に自分を表現出来るようにしていく。それがとても大事だと思わせてくれる素敵な作品です。
私にとってバイブルで宝物です。皆さんもぜひ聴いてみてください。

川嶋哲郎






My First Jazz

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Title : 『Easy Living』
Artist : Sonny Rollins
LABEL : Ojc
発売年 : 1978年



アマゾン詳細ページへ


【SONG LIST】
01.Isn't She Lovely
02.Down The Line
03.My One And Only Love
04.Arroz Con Pollo
05.Easy Living
06.Hear What I'm Saying




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日本を代表するテナーサックス・プレイヤー川嶋哲郎の作曲、アレンジによるオリジナル作品集


日本を代表するテナーサックス・プレイヤー川嶋哲郎の全曲自作、編曲によるオリジナルアルバム。
「組曲エモーション」を含む全9曲、1時間は弦楽四重奏+木管アンサンブル+パーカッションによる独自の構成。
初めて香月SAYAKAのチャカ・ストリング・カルテットと組み、自身の演奏でフルート、クラリネット、バス・クラリネットをオーバーダビングした壮大なインナー・アンサンブル。
18人の木管ジャズ・オーケストラを擁した前作「ウォーター・ソング」を超えて即興演奏家としての根本を見つめる。
ソロ、デュオ、カルテット、ライブ作品など多彩なライフワークの集大成。






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川嶋哲郎
1966年富山県生まれ。幼少期よりピアノとトランペット、高校時代にサックスを始め、大学在学中に独学でジャズを学ぶ。
27歳の時、会社員からプロに転向し、大坂昌彦、原朋直、日野皓正、大西順子、日野元彦、綾戸智絵など日本を代表する数々の演奏家のグループに在籍した。
現在、森山威男グループ、寺井尚子との共演、フルノーツや、山下洋輔ビッグバンドの活動の他、自己のカルテット、ライフワークのソロ、デュオライブなどを精力的に行っている。
テナーサックス・ソプラノサックス、フルート奏者として、アメリカ、アフリカ、ヨーロッパ、アジア各国で多数の演奏家と共演する等、国際的にも表現の場を広げる。ジャズと様々な日本の伝統文化との融合にも尽力し、ジャズプレイヤーの枠を大きく超え日本人即興音楽家として独特な活動を続けている。
現在、洗足学園音楽大学に講師として講座を受け持つ他、Jazzlife誌にて「気ままにジャズエチュード」を連載中。
最新アルバムは「water song」に引き続き全曲自作・自編曲の、弦楽四重奏+木管アンサンブル+パーカッションによるオリジナル作品集「A WALK IN LIFE」。
https://tetsurokawashima.com/




Latest Album

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Title ︓『A Walk in Life』
Artist : 川嶋哲郎
LABEL : SPACE SHOWER MUSIC
RELEASE : 2024.3.13



アマゾン詳細ページへ


【SONG LIST】
01.Dear Days
02.A Walk in Life
03.Sunrise Flight
04.Suite Emotion Desire
05.Suite Emotion Pathos
06.Suite Emotion Modulation
07.Suite Emotion Aspiration
08.Sunset Voyage
09.Llanos Wind






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【KKBOX Podcast「My First Jazz」】
JJazz.Netとの連動によるオリジナルコンテンツ。
ジャズ・ミュージシャン本人の音声コメントをお届けしています。
KKBOX Podcast


KKBOX
500以上のメジャー・ローカル音楽レーベル様や権利者様と提携し、9,000万曲の楽曲を配信。
なかでも世界最大数を誇るC-POPを取り揃えているアジア大手の音楽聴き放題サービス。
2022年より日本でも音声コンテンツ/ポッドキャストの提供がスタート!


曽根麻央 Monthly Disc Review2024.03_Jacob Collier : Djesse Vol. 4:Monthly Disc Review

みなさんこんにちは。ジャズ二刀流ことマルチインストゥルメンタリストの曽根麻央です。
今日は、つい先月末にリリースされたばかりのジェイコブ・コリアーの超大作アルバム
『Djesse Vol. 4』をみなさんにご紹介できることが本当に嬉しいです。

私の肌感からして恐らく音楽史においても最高傑作の一つになってしまったのではないかと思っています。本当に興奮を抑えることができません。彼と同じ時代に生きれたこと、その世界観を見ることができたのに感謝しているぐらいです。
ジェイコブ自身もアーティストとして、一人の人間がコントロールできる範囲を大幅に超えて、現時点での最高地点に到達したと感じました。
また、ジャンルや国境を超えた作品としてもかつてない広大なアプローチを展開しています。


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Title : 『Djesse Vol. 4』
Artist : Jacob Collier


Djesseシリーズは今作で4作品目、そして最終作ということらしいですが、私は自身これまでジェイコブのアルバムはノーマークでしたので、この作品が出会いとなりました。もちろんYouTubeなどでこの素晴らしい存在がいることは十分承知していたのですが、「天才すぎる」音楽故に敬遠していた部分があったのかもしれません。
この作品においても素晴らしい15曲と1曲のカバーアレンジを生み出しただけでなく、ボーカリスト、マルチインストゥルメンタリスト、アレンジャー、録音エンジニア、プロデューサー、そしてミックスエンジニアとしての多彩な才能を見せてくれています。

作品の特徴としてはほぼ全ての楽曲にフィチャーリング・アーティストがいて、その一人一人(またはグループ)のキャラクターが最も引き立つ形で曲が書かれています。
その中でも最も特徴的だったのは「Over You」でした。
この曲では、フィーチャーリングアーティストであるChris Martinが歌う場所ではゴスペル、Aespaという人気K-Popユニットが登場する場面ではK-Popらしいサウンドとなっていて、その変化と多様な音楽への理解は常識を超えています。

またプロデューサー、トラックメーカーとしてのジェイコブの実力も見事で、全体を通して最高のMixを体感できると思います。
低音から高音まで全ての場面で整頓されていて、不必要な音が何一つない状態が常にキープされています。
また楽器の音だけでなくレンガが転がる音や、映画の予告編で使われるような音、ガラスの割れる音など、そういったインパクトを拾ってきてはミックスで上手に使っていて、聴き手を飽きさせることがありません。

シンプルに作曲家、ソングライターとしても素晴らしく、名曲となるであろう曲が何曲も量産されています。ジャズのインストで演奏しても良さそうです。



M1. 100,000 Voices
これはOverture的な存在でさまざまな音楽や環境音、そしてAudience Choirなどが混ざり合いここから始まる広大な世界を提示してくれます。



M2. She Put Sunshine
先ほどのM1から続けて登場するこの曲は少しボリュームはダウンするチルなポップソング。最後の1分で誰にも気づかれないように一度半音上に転調し、最後にまるでDJがレコードの回転速度を下げて遅くしたかのような転調をするのが見事なアレンジとなっています。



M3. Little Blue
美しいバラード曲。静けさの中に時折聞こえる低音のエフェクトが美しく、ジェイコブのこういった音色のチョイスのセンスが光る作品です。



M4. WELLLL
少し、QueenやBeatlesを彷彿とさせるハードロックでコーラスが美しい曲。



M5. Cinnamom Crush
特徴的な音色で始まり終始それがバックグラウンドのように曲の後ろで鳴り続ける面白いサウンドの曲。インタビューでは最初の効果音はレンガがぶつかる音をインターネットで見つけてミックスに入れたといっていました。 



M6. Wherever I Go
Wurlitzer という特徴的な電気ピアノの音でスタートするR&B調の曲。ホーンのアレンジが際立つ作品の一つ。 



M7. Summer Rain
見事なバラード曲です。本来であれば禁じ手とも言えるようなハーモニーを重ねていルバ面もあるのですが、それが緊張を高め、この曲から観客を飽きさせない、アテンションを逃さない素晴らしいスパイスになっています。



M8. A Rock Somewhere
こちらはシタールをフィーチャーした珍しい曲。M7から流れが繋がっていて構成も美しいです。



M9. Mi Corazón
ラテンポップ調の曲。コーラスの間をシンセベースが縫ってベースライン構築してるのですが、こういったディテールも聞いていきたい名曲です。



M10. Witness Me
ゴスペルのような雰囲気を纏った曲。ラップのフィーチャリングもあります。



M11. Never Gonna Be Alone
ジョン・メイヤーをギターソロに迎えた作品。



M12. Bridge Water Troubled Water
唯一のカヴァー曲。至上のコーラスアレンジと、低音から高音まで駆使するジェイコブのコーラス隊に乗っかって、にJohn LedgenとTori Kellyという最高の歌声をフィーチャーしています。



M13. Over You
K-popやR&Bといった世界の音楽のニュアンスを取り入れた、新しい形のワールドミュージックです。



M14-15 Box of Stars Pt. 1 & 2
こちらもワールドミュージックのコラージュのような楽曲になっています。M1で使われた音なども登場するのでストーリー性を感じることもできます。ゴスペル、サンバ、モロッコ、キューバ、ロック、ミドルイースト、インド、レゲトン、EDM、クラシカル、ラップなどの音楽がコラージュされています。




M16. World O World
一曲を通してコーラスのみで構成されていて、古典の讃美歌のようで、しかしハーモニーのセンスは常識を覆すもので、それがスパイスとして人間の耳の栄養となることをあらためて証明してくれる曲です。クラシカル的な讃美歌っぽい曲なのかなと思いきや、ゴスペル風の歌い方も登場し、ジェイコブの独特の歌の世界へと聴衆を引き入れます。



それではまた次回。


文:曽根麻央 Mao Soné



Recommend Disc

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Title :『Djesse Vol. 4』
Artist : Jacob Collier
LABEL : DECCA
発売年 : 2024年





アマゾン詳細ページへ


【SONG LIST】

01.100,000 Voices
02.She Put Sunshine
03.Little Blue (feat. Brandi Carlile)
04.WELLLL
05.Cinnamon Crush (feat. Lindsey Lomis)
06.Wherever I Go (feat. Lawrence & Michael McDonald)
07.Summer Rain (feat. Maddison Cunningham & Chris Thile)
08.A Rock Somewhere (feat. Anoushka Shankar & Varijashree Venugopal)
09.Mi Corazón (feat. Camilo)
10.Witness Me (feat. Shawn Mendes, Stormzy & Kirk Franklin)
11.Never Gonna Be Alone (feat. Lizzy McAlpine & John Mayer)
12.Bridge Over Troubled Water (feat. John Legend & Tori Kelly)
13.Over You (feat. aespa & Chris Marin)
14.Box Of Stars Pt. 1 (feat. Kirk Franklin, CHIKA, D Smoke, Sho Madjozi, Yelle & Kanyi Mavi)
15.Box Of Stars Pt. 2 (feat. Metropole Orkest, Suzie Collier, Steve Vai & VOCES8)
16.World O World



曽根麻央『プレイズ・スタンダード』

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トランペット/ピアノの"ジャズ二刀流"として話題の曽根麻央がソロピアノで紡ぐスタンダードソング集が全国発売決定!
往年のジャズの名曲をフレッシュな感性で解釈。
抒情性と気品に彩られた曽根のジャズ・ミュージシャン、ピアニストとしてのアティテュードが表現されている作品に仕上がった。


曽根麻央『プレイズ・スタンダード』


1.Reflections in D
2.Serenade
3.In Your Own Sweet Way
4.The Star-Crossed Lovers
5.Wave
6.Stella by Starlight
7.All The Things You Are
8.Luminous (Piano Solo Ver.)
9.I Loves You, Porgy
10.Lady Luck11.Danny Boy
12.Home (Piano Solo Ver.)
13.Some Other Time
14.Ask Me Now
15.The Days of Wine And Roses
16.What A Wonderful World

Mao Soné (piano, trumpet)


曽根麻央のその他情報はウェブサイトへ

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「Monthly Disc Review」アーカイブ曽根麻央
2020.04『Motherland / Danilo Perez』2020.05『Color Of Soil /タイガー大越』2020.06『Passages / Tom Harrell 』2020.07『Inventions And Dimensions / Herbie Hancock』2020.08『Birth Of The Cool / Miles Davis』2020.09『Chet Baker Sings / Chet Baker』2020.10『SFJAZZ Collective2 / SFJAZZ Collective』2020.11『Money Jungle: Provocative In Blue / Terri Lyne Carrington』2020.12『Three Suites / Duke Ellington』2021.01『Into The Blue / Nicholas Payton』2021.02『Ben And "Sweets" / Ben Webster & "Sweets" Edison』2021.03『Relaxin' With The MilesDavis Quintet / The Miles Davis Quintet 』2021.04『Something More / Buster Williams』2021.05『Booker Little / Booker Little』2021.06『Charms Of The Night Sky / Dave Douglas』2021.07『Play The Blues / Ray Bryant Trio』2021.08『The Sidewinder / Lee Morgan』2021.09『Esta Plena / Miguel Zenón』2021.10『Hub-Tones / Freddie Hubbard』2021.11『Concert By The Sea / Erroll Garner』2021.12『D・N・A Live In Tokyo / 日野皓正』2022.1『The Tony Bennett Bill Evans Album / Tony Bennett / Bill Evans』2022.2『Quiet Kenny / Kenny Dorham』2022.3『Take Five / Dave Brubeck』・2022.4『Old And New Dreams / Old And New Dreams』2022.5『Ella Fitzgerald And Louis Armstrong / Ella And Louis』2022.6『Live from Miami / Nu Deco Ensemble & Aaron Parks』2022.7『Oscar Peterson Trio + One / Oscar Peterson Trio Clark Terry』2022.8『Ugetsu/ Art Blakey & The Jazz Messengers』2022.9『Sun Goddess / Ramsey Lewis』2022.10『Emergence / Roy Hargrove Big Band』2022.11『Speak No Evil / Wayne Shorter』2022.12『The Revival / Cory Henry』2023.1『Complete Communion / Don Cherry』2023.2『Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles / Brad Mehldau』2023.3『Without a Net / Wayne Shorter』2023.4『LADY IN LOVE / 中本マリ』2023.5『Songs Of New York / Mel Torme』2023.6『Covers / James Blake』2023.7『Siembra / Willie Colón & Rubén Blades』2023.8『Undercover Live at the Village Vanguard / Kurt Rosenwinkel』2023.09『Toshiko Mariano Quartet / Toshiko Mariano Quartet』2023.10『MAINS / J3PO』2023.11『Knower Forever / Knower』2023.12『Ella Wishes You A Swinging Christmas / Ella Fitzgerald』2024.01『Silence / Charlie Haden with Chet Baker, Enrico Pieranunzi, Billy Higgins』2024.02『Rhapsody in Blue Reimagined / Lara Downes』

Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

曽根麻央Official Site

韓国のサックス奏者"KIM OKI"JAPAN TOUR:ライブ情報 / LIVE INFO

コリアン・ジャズシーンで活躍するサックス奏者「KIM OKI」が、初となるJAPAN TOURを開催!
東京は渋谷WWWを皮切りに、長野上田は映画館、金沢は庭園、京都は能舞台、尾道はお寺、という特別な舞台で5つの都市を旅します。
今回は、チン・スヨン(Piano)、チョン・スミン(Bass)を迎えたトリオ編成での来日。

2020年には "Best Jazz & Crossover Album"を受賞するなど、リリースする作品はどれも評価が高く、彼の虜になるリスナーは日に日に増殖中。
スピリチュアル・ジャズ、モダン・クラシカル、ポスト・アンビエント、ヒップホップ、ソウルまでクロスオーバーしたオルタナティブ・ジャズを、ここ日本、美しく情緒あふれる町とロケーションの中で。
各地のゲストアクトには、角舘健悟、折坂悠太、角銅真実、maya ongaku、Shhhhh、が出演。

また、日本ツアーを記念した日本独占編集のアルバムが配信とレコードで"BAYON PRODUCTION"よりリリース。
リリース情報はこちら!→ https://bayon-p.com/news/2134
こちらも併せてチェックしてください。

 


 


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【KIM OKI SATURN BALLAD TOUR SCHEDULE】


東京公演
日程 : 2024年3月18日(月)
会場 : SHIBUYA WWW https://www-shibuya.jp/access/
出演 :
KIM OKI SATURN BALLAD
Guest Act : maya ongaku / Shhhhh
時間 : 開場 18:00 / 開演 19:00
料金 : 前売 ¥4,800 / 当日 ¥5,300(税込・ドリンク代別途)※オールスタンディング

▼ぴあ先行予約 ※先着
受付期間 : 1月26日(金) ~ 1月31日(水)
ぴあ https://w.pia.jp/t/kosb-japantour/
▼一般発売 ※各プレイガイド
発売日:2月3日(土) 10:00~
・e+ : https://eplus.jp/kim-oki-saturnballad2024/
・ぴあ : 【Pコード:262-776】 https://w.pia.jp/t/kosb-japantour/
・ローソンチケット : 【Lコード:71262】 https://l-tike.com/kimoki/
WWW : 03-5458-7685
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長野・上田公演
日程 : 2024年3月20日(水・祝)
会場 : 上田映劇 (長野県上田市中央2-12-30)
http://www.uedaeigeki.com/
アクセス : 北陸新幹線・しなの鉄道・別所線「上田駅」お城口より徒歩10分
出演 :
KIM OKI SATURN BALLAD
Guest Act : 角銅真実
時間 : 開場 17:00 / 開演 18:00
お席 : 整理番号順入場・自由席
料金 : 前売 ¥4,800 / 当日 ¥5,300

[ご予約&お問い合わせ]
予約受付 : 1月26日(金)19:00~開始
cowandmouse489@gmail.com / 080-3136-2673(カウアンドマウス)
※件名に[Kim Oki Saturn Ballad 上田公演]と明記の上、
お名前(フルネーム)・お電話番号・チケット枚数をご記入いただき、上記メールアドレスにお申し込み下さい。
確認後、ご購入方法などを折り返しご返信致します。
[注意事項]
・開場時間前の会場へのご入場はご遠慮ください。
・当日はフードやドリンクの出店を予定しています。
・イベントの模様を写真・映像撮影等しております。
お客様が写真・映像等に映り込む可能性がございます。予めご了承ください。
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石川・金沢公演
日程 : 2024年3月21日(木)
会場 : 辻家庭園 (石川県金沢市寺町1-8-48)
https://produce.novarese.jp/tsujike-teien/
アクセス : 金沢駅より車で15分
出演 :
KIM OKI SATURN BALLAD
Guest Act : 折坂悠太
時間 : 開場18:00 / 開演 19:00
お席 : 整理番号順入場・自由席
料金 : 前売 ¥4,800 / 当日 ¥5,300(別途ドリンク代800円)

[ご予約&お問い合わせ]
予約受付 : 1月26日(金)19:00~開始
cowandmouse489@gmail.com / 080-3136-2673(カウアンドマウス)
※件名に[Kim Oki Saturn Ballad 金沢公演]と明記の上、
お名前(フルネーム)・お電話番号・チケット枚数をご記入いただき、上記メールアドレスにお申し込み下さい。
確認後、ご購入方法などを折り返しご返信致します。
[注意事項]
・開場時間前の会場へのご入場はご遠慮ください。
・別途ドリンク代800円は当日受付で現金でお支払いください。
・無料駐車場有り。満車の場合は周辺のコインパーキングにお願い致します。
・イベントの模様を写真・映像撮影等しております。お客様が写真・映像等に映り込む可能性がございます。予めご了承ください。
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京都公演
日程 : 2024年3月22日(金)
会場 : 河村能舞台 (京都市上京区烏丸上立売上ル柳図子町320-14)
http://www.omosiro-noh-taiken.kyoto.jp/
アクセス : 地下鉄:烏丸線「今出川」駅2番出口より北へ150m
京都市バス : 201番・203番・59番・51番「烏丸今出川」下車北へ200m
出演 :
KIM OKI SATURN BALLAD
Guest Act : 角舘健悟(YOGEE NEW WAVES)
時間 : 開場 18:00 / 開演 19:00
お席 : 整理番号順入場・自由席
料金 : 前売 ¥4,800 / 当日 ¥5,300

[ご予約&お問い合わせ]
予約受付 : 1月26日(金)19:00~開始
cowandmouse489@gmail.com / 080-3136-2673(カウアンドマウス)
※件名に[Kim Oki Saturn Ballad 京都公演]と明記の上、
お名前(フルネーム)・お電話番号・チケット枚数をご記入いただき、上記メールアドレスにお申し込み下さい。
確認後、ご購入方法などを折り返しご返信致します。
[注意事項]
・開場時間前の会場へのご入場はご遠慮ください。
・お席は座布団席です。後方に少し椅子席もあり。
・土足厳禁。靴は下駄箱に入れてご入場ください。
・イベントの模様を写真・映像撮影等しております。お客様が写真・映像等に映り込む可能性がございます。予めご了承ください。
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尾道公演
日程 : 2024年3月24日(日)
会場 : 浄泉寺 (広島県尾道市西久保町2-2)
https://www.facebook.com/onomichijyousenji/
アクセス:山麓(千光寺山)駅より徒歩10分
出演
KIM OKI SATURN BALLAD
Guest Act : 角舘健悟(YOGEE NEW WAVES)
時間 : 開場16:00 / 開演 17:00
お席 : 整理番号順入場・自由席
料金 : 前売 ¥4,800 / 当日 ¥5,300

[ご予約&お問い合わせ]
予約受付 : 1月26日(金)19:00~開始
cowandmouse489@gmail.com / 080-3136-2673(カウアンドマウス)
※件名に[Kim Oki Saturn Ballad 尾道公演]と明記の上、
お名前(フルネーム)・お電話番号・チケット枚数をご記入いただき、上記メールアドレスにお申し込み下さい。
確認後、ご購入方法などを折り返しご返信致します。
[注意事項]
・開場時間前の会場へのご入場はご遠慮ください。
・お席は座布団席・椅子席となります。
・土足厳禁。靴は下駄箱に入れてご入場ください。
・ドリンクやフードの出店を予定しています。
・イベントの模様を写真・映像撮影等しております。お客様が写真・映像等に映り込む可能性がございます。予めご了承ください。


<主催> BAYON PRODUCTION
<企画/制作> BAYON PRODUCTION / COW AND MOUSE / SHIBUYA WWW


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【KIM OKI】
キム・オキはサックス奏者、作曲家、プロデューサーとして、デビュー作『Cherubim's Wrath (天使の怒り)』(2013) から最新作の 『Love Flower (ラヴフラワー)』(2022) に至るまで20枚を超えるアルバムやEPを発表しており、ジャズを基盤としつつもジャンルに捉 われない幅広い活動で知られ、2020年には韓国大衆音楽賞で「今年の音楽人」に選出されている。現在活動中のリーダーバンドにはキ ム・オキ・サターンバラードとキム・オキ・ファッキングマッドネスがあり、ペク・ヒョンジンのバンド、Bek Hyunjin Cのメンバー としても活動している。Say Sue Me、CHS、イ・ミンフィ、THAMA、Lowdown 30、NST & The Soul Source等、他アーティスト の作品への客演も多数。
Instagram https://qr.paps.jp/NtPcM

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