JJazz.Net Blog Title

Monthly Disc Review2017.2.15:Monthly Disc Review

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Title : 『CONTRAST&FORM』
Artist : ケイ赤城



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今月とりあげるのは、1953年生まれのピアニスト、ケイ赤城による最新作。
いわずもがな、1979年にアイアート・モレイラ&フローラ・プリムグループに参加、その後アル・ディメオラのグループなどを経て、1989年から1991年までマイルス・ディビスグループのメンバーとして活動したピアニストだ。現在はカリフォルニア大学芸術学部教授として講義を行っている。


メンバーは2014年の『CIRCLEPOINT』に続いて、若井俊也(b)と本田珠也(ds)によるピアノトリオ。この世代の入り混じったメンバーが、トリオの音楽をぐっと新しく聴こえさせる要因になっているように思う。


「IN THE FOLD」では、メロディに対するハーモニーとリズムの実験が行われ、「PLAYGROUND ー THE DOG AND THE SNAKE」の7拍子の上でモチーフを交差させていく。組曲的に展開する「AME TO KAERU (THE RAIN AND THE FROG)」では、少しずつテーマを変えながらオープンなインプロヴィゼーションを展開していく。この始めの三曲で、現代のピアノトリオ・スタイルをほとんど説明してしまっているんじゃないかと思うくらい、濃厚な内容になっている。総計15分ほどの組曲で、アルバムのタイトルにもなっている「CONTRAST & FORM」では、ピアノ内部で反射する響きまで聴こえるようなピアノ・ソロの静寂から、バンドインしてヒートアップするまでの流れが実にスリリングだ。最後の「WHERE YOU MAY BE」では、スローテンポのバラードに全員の歌心が光っている。


アルバムを通して、一瞬一瞬の細部まで聴き込むことで、どんどん深みにハマってしまいそうな作品。


文:花木洸 HANAKI hikaru


ケイ赤城 Official Site
『CONTRAST&FORM』詳細


現在販売しているのは「TIME & STYLE MIDTOWN」(六本木)と「TIME & STYLE PRIDENCE」(二子玉川)の2店となります。
http://www.timeandstyle.com
 
またディクスユニオンで発売中です。
http://diskunion.net/jazz/ct/detail/1007304320



Recommend Disc

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Title : 『CONTRAST&FORM』
Artist : ケイ赤城
LABEL : RED CASTLE MUSIC
NO : MAK3454
RELEASE : 2017.1.20

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【MEMBER】
KEI AKAGI (piano)
SHUNYA WAKAI (bass)
TAMAYA HONDA (drums)

RECORDED BY: YOSHIAKI MASUO AT KAKINOKI STUDIO , AUGUST 2016
MIXED BY: TALLEY SHERWOOD
MASTERED BY: PAUL CARMAN
COVER ART BY: EIGHTABLISH CO.LTD
ILLUSTRATION & GRAPHIC DESIGN: AKIKO KAWAMURA
ART DIRECTION: REIKO KIYONO
PHOTOGRAPHY: MASASHI KAGEYAMA

Tamaya Honda plays Bosphorous Cymbals.


【SONG LIST】
1.IN THE FOLD
2.PLAYGROUND ー THE DOG AND THE SNAKE
3.AME TO KAERU (THE RAIN AND THE FROG)
4.LIMBO (WAYNE SHORTER) MIYAKO MUSIC (BMI)
5.SIMPLY FIVE
6.CONTRAST & FORM PT.Ⅰ
7.CONTRAST & FORM PT.Ⅱ
8.CONTRAST & FORM PT.Ⅲ
9.COUNT NINE
10.WHERE YOU MAY BE


この連載の筆者、花木洸が先日発売になりました『Jazz The New Chapter 3』で編集・選盤・レビュー記事などを担当。ブラック・ミュージックの最先端からUKジャズ、ネクスト・ジャズ・ファンク、ラージアンサンブル等ここにしかない記事・インタビューが盛り沢山となっています。


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■タイトル:『Jazz The New Chapter 3』
■監修:柳樂光隆
■発売日:2015年9月10日
■出版社: シンコーミュージック

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今日においてはジャズこそが時代を牽引し、ディアンジェロやフライング・ロータスなど海外の最先端アーティストから、ceroなど日本のポップ・シーンにも大きな影響を与えている。この状況を予言し、新時代の到来を告げた「Jazz The New Chapter(ジャズ・ザ・ニュー・チャプター)」の第3弾がいよいよ登場。2014年の刊行時より刷数を重ね、SNS上でも未だ話題沸騰中の第1弾・第2弾に続き、2015年9月末に〈Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN〉が開催されるなど、かつてない活況を迎えているジャズの次なる未来は、ニューチャプターが切り拓く!


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「Monthly Disc Review」アーカイブ花木 洸

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Reviewer information

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花木 洸 HANAKI hikaru

東京都出身。音楽愛好家。
幼少期にフリージャズと即興音楽を聴いて育ち、暗中模索の思春期を経てジャズへ。
2014年より柳樂光隆監修『Jazz the New Chapter』シリーズ(シンコーミュージック)
及び関西ジャズ情報誌『WAY OUT WEST』に微力ながら協力。
音楽性迷子による迷子の為の音楽ブログ"maigo-music"管理人です。

花木 洸 Twitter
maigo-music

bar bossa vol.66:bar bossa

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vol.66 - お客様:高原一実さん(ミュージシャン)
【テーマ:こういう曲が書きたいクロスオーバー】



いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

今回はゲストにミュージシャンの高原一実さんをお迎えしました。


林;こんばんは。さて早速ですがお飲物はどうしましょうか。


高原;僕、酒がめっぽう弱いんです。何か軽くて飲みやすいおすすめはありますか?


林;でしたら今はリンゴを低速ジューサーでしぼってカクテルにしているので、それでアルコール低めでお出ししましょうか。


高原;はい。ではそれでお願いします。


林;かしこまりました。さて、お生まれは?


高原;1973年、東京で生まれました。母はビートルズ好き、父はウエスタン映画とフォークが好きなごく普通の団塊の世代でした。


林;お母さん、その当時ビートルズが好きってお洒落ですね。


高原;でしょうか。そして、幼少時の健康診断でドクターが「この子はすごく耳がいい、何か音楽をやらせるといい」と薦めたのだそうです。物心ついたころにはピアノを始めて5歳の頃にはもう曲を書いていました。


林;おお!


高原;ピアノの練習そのものが楽しかった記憶はほとんどありません。辛かった思い出のほうが多かったです。ただ小学校の合唱発表会ではピアノの伴奏をかってでていました。「男の子がピアノ伴奏」というのは珍しくて話題となり、ちょっとだけ誇らしかった記憶があります。


林;それが恥ずかしかったという男子と、誇らしかったという高原さんとの違いがあらわれてますね。初めて買ったレコードは?


高原;初めて買った音源はカセットテープで杉山清貴&オメガトライブでした。小学時代はトップテン・ベストテン世代で、なかでも「ふたりの夏物語」「ルビーの指環」はハマりました。オメガトライブは僕の青春の一枚でしたね。当時から西海岸系~フュージョン・クロスオーバー路線のサウンドにビビッとくるマセガキでした。

ちなみに、なぜカセットテープだったかというと、ちょうどそのころ親にウォークマンを買ってもらったこともあり、出かけるときには常に聴いていたいという思いからでした。

今も出かける時はほぼ必ずラジオか音楽を聴いているので、この頃から全く変わっていません。


林;ああ、ネイティブ・ウォークマン世代なんですね。その後、音楽への思いは変わりましたか?


高原;小学6年の時にクラシックピアノがいよいよ辛くてやめてしまいました。中学時代はピアノよりもドラムのほうが楽しくて、ピアノはほとんど弾いていませんでした。


林;いいですね。


高原;初めてドラムでバンドもやりました。今じゃ笑える話ですがニューウェイブ系~パンク系でした。クラシックピアノの時と違ってバンドはチームプレイになるので、迷惑をかけまいと無我夢中で練習していました。


林;高原さんらしい...


高原;聴くほうはラジオが中心で、この頃に洋楽を聴きはじめました。ヒットチャートが中心でヒューイ・ルイス&ザ・ニュース、プリンス、スティング、デュラン・デュランあたりが印象に残っています。

邦楽はエピック・ソニーの作品ばかり聴いていました。特に大沢誉志幸・渡辺美里が好きで、YOU&Iで全作品レンタルしていました。この頃からもう完全に音楽に関しては雑食になりました。


林;僕、69年生まれで4才上なんですが、ちょうど僕が高校の時と全く同じですね。高校はどうでしたか?


高原;高校に入ったら器楽部という名前のビッグバンドが部活であったんです。ホーンがいっぱいいて演奏に迫力がある。よしここでドラムをまたやろうと思ったら、既に新入生が3人もいて「ドラムはいらないよ」と。

では何なら入れてもらえますか、と尋ねたら「バリトンサックスやらない?楽器は貸すから」となってチャレンジしました。ですがどんなにやっても吹く楽器がダメで早々に挫折。ピアノも新入生がいっぱいいたので、当時誰もいなかったギターに転向して独学ではじめました。ここでコードというものを知りました。


林;ギターがいなかったんですか。なるほど。


高原;ただビッグバンドのギターって、ひたすらコードの4部音符をジャッジャッ♪と弾く地味なパートなんです。地味なプレイにがまんならず(苦笑)、途中からコンボ編成もやりたいぞということでフュージョンのド定番カシオペアやデビッド・サンボーン、ジョン・スコフィールド、リー・リトナーなどをやらせてもらいました。ギターはフュージョンギターキッズらしくヤマハの青いSGギターを使っていました。


林;え、高校から始めてそんなに上手くなったんですね。


高原;ジャズのライブには小遣いと昼食代を浮かしてよく行きました。橋本一子さんのライブでジャズとも現代音楽とも言えないアプローチにものすごい衝撃を受けて、その影響でピアノを再開させました。クラシックはやりたくないけどジャズはちょっと難しすぎる、ということでポピュラーピアノといえばいいのかな、ボサノバ・サンバ・シャンソンなどの基礎やコードワーク、アドリブプレイを学びました。


林;橋本一子をその当時ライブで見てるんですね。さすが東京っ子です。その後は?


高原;高校3年の頃にキング・クリムゾンを聴いて今までに聴いたことのないような進行にびっくり。そこからプログレッシブロックに興味を持ち、プログレ専門のサークルに入りました。まあモテない音楽ばかり(苦笑)。ただ音楽の世界が相当に広がったのは確かで、複雑なコードワークやアウトフレーズ、スケールなどを学ぶことができました。ここで自分の音楽的嗜好が70年代に集中するようになり、フェンダーローズピアノ・ハモンドオルガン・メロトロン・アナログシンセ好きが確立されました。当時プログレを聴いていなかったら今の自分の作曲・アレンジ・コード感覚はないと断言できます。


林;なるほど。プログレ漬けは大きそうですね。


高原;音楽漬けに拍車をかけるように、3年間新星堂の輸入盤専門店・ディスクインでアルバイトとして働きました。世の中はアシッドジャズがブーム、70年代好きな僕はドハマりしまして、プログレと並行して社販で買いまくりました。

アシッドジャズの次はフリーソウル・渋谷系、そしてカフェ・アプレ・ミディのシリーズとブームが続きます。僕もしっかりついていきました。フリーソウルとカフェ・アプレ・ミディのシリーズは今でも僕の曲づくりのベースになっています。


林;あ、やっぱりレコード屋さんで働いているんですね。詳しいけど、知識にこだわりすぎない感じが「レコード屋出身」って感じですね。で、それで大学を卒業するとき、ミュージシャンになろうと思いませんでしたか?


高原;ミュージシャンとして生きるなら退路を断つのではなく仕事をしながらやろうと在学中から決めていました。当時からミュージシャン志望のフリーターとバンドをやっていましたが、みんな仕事が大変そうだったんですよね。ライブ後の打ち上げで飲んでたら「俺明日6時にはもう現場なんだよね」なんてことを言うわけです。こりゃフリーター生活も大変だ、どちらにしても大変ならちゃんと就職はしようと。小椋佳さんみたいな例だってあるんだと。それで30歳まではプロ指向で活動し、30歳までにメジャーになれなければプロ指向はやめようと決めたんです。


林;なるほど。現実的です。


高原;いろんな方とセッションをしたりツアーのサポートをしたりバンドを渡り歩いたりエロゲーの音楽を作ったりしながら、徐々にアイズレー・ブラザーズのような男性ボーカルのバンドをやろうと路線を固め、2000年にオレンジマーマレードというバンドを結成します。


林;おお!


高原;オレンジマーマレードは当時の僕の全精力を傾けたバンドでした。4年間ずっと週1回のリハーサルを継続する真面目なバンドで、テクはなくともライブのアンサンブルには自信がありました。曲は完全にオリジナルラブレスペクトな内容で、当時オリジナルラブの2ちゃんねる板でも何度か似てると書かれていました。ビジュアルをマツザワサトシさん(http://www.salboma.com/)に一任してカッコよくまとめてもらったり、デモテープはのべ100社に送ったりと必死にやったのですが、結果は出ませんでした。あるクラブ系のレーベルに目をかけていただき、作曲家修行をしたこともあったのですがそこでも芽は出ませんでした。

そうこうしているタイミングで左手親指に大けがを負ってしまいまして1ケ月入院。さらにLAMP(http://www.lampweb.jp/)という素晴らしいバンドのアルバム「恋人へ」を聴いてしまい、「キリンジはまだヤス(堀込泰行さん)が自分と同じ年齢だから許せるけど、LAMPのメンバーは自分よりも若くてこの完成度か・・・」と思い、もう日本のメジャーシーンを目指すのは終わりにしようと決断したんです。


林;あ、LAMPがこんなところで... ではオレンジマーマレード、聴いてみましょうか。

ORANGE MARMALADE - Perfect Journey

ORANGE MARMALADE - 車窓

※どちらも僕の曲です


高原;オレンジマーマレードは活動をストップさせましたが、実は僕にはもうひとつ2001年から続けているバンドがありました。それがTrans of Life(https://www.youtube.com/playlist?list=PLjlCkNPG49UUoaE0IIkec2oO7W4QbEmKO)です。

加入当初はリーダーでギターの富樫さんが好きなパット・メセニーやトニーニョ・オルタに影響を受けたブラジリアンフュージョンバンドでした。2004年にハウスDJの瀧澤賢太郎さん、さらに福富幸宏さんに僕らの曲がリミックスされたのをきっかけにハウスミュージックに移行します。そして2006年にDJの工藤さんと出会い、富樫さんと3人で海外での音源リリースを中心に活動するユニットスタイルができあがりました。以降年数作のペースでリリースとライブをしています。3人とも曲を書くのが特徴のユニットです。

残念ながら2015年を最後にリリースがないのですが、また 再開しようと話しているところです。聴いてください。

Trans of Life - Na Mira

Trans of Life - Foi Voce

Trans of Life - Delight Earth

※Delight Earthはギターの富樫作曲、Na MiraとFoi Voceは僕の曲です


林;おお、高原さんのブラジルが前に出ていますね。カッコいい! 再開、期待しております。さて、これみんなに聞いているのですが、これから音楽はどうなると思いますか?


高原;まずリスナー視点で考えてみます。流通方法としてはアナログ・CD・デジタル配信、再生装置についてもいろんな楽しみ方ができました。レコードもよし、真空管アンプもよし、ネットワークハードドライブに保存して呼び出して聴くもよし、YouTubeで聴くもよし。すごくいい時代になったと思います。音楽業界って市場はシュリンクしてますけど、聴くための間口はこれまでになく広がってると実感します。

その一方で録音された音楽とライブの音楽では、聴こえてくる情報量も聴収環境も全く違うものです。気になったアーティストがいらっしゃったら一度は生のライブを見てほしいなと思います。ホントにいいライブってジーンときます。今はカフェなどのお店の一角で演奏する方がすごく増えていますし、お店側も集客・認知拡大手段になるならということで利害関係が一致していますからね。


林;そうですね。


高原;逆に演奏・制作視点で考えてみると、成功の王道がなくなってしまったことが今一番の音楽業界の課題であり変革期だと思っています。

今一番の成功モデルは秋元康さんのAKBモデル、X JAPANやBABYMETAL、Perfumeの海外進出モデルだと思います。でもこれはバンド・ユニットのコンセプトから戦略戦術までのストーリーが明確につくられているからできていることで、普通のミュージシャンでは難しい。そんなわけでみんなもがいていて、宍戸留美さんのようにクラウドファンディングでスポンサーを募る方法(*1)、ジャズトロニックの野崎良太さんのようにB2B市場に活路を見出す方法(*2)などやっているのだと思います。実は、先に海外進出で→逆輸入狙いで国内のB2B市場で回収する戦略は我がTrans of Lifeでも考えていたことですが、獲得できた市場が小さすぎる中で制作を継続することは大変でもがいているところです。

おそらく今後音楽で稼ぎ出すには、海外進出成功→逆輸入モデルでバンド・ユニットのコンセプトから戦略戦術まで作り込んでいくか、内外問わず小口の収入を積み上げていくことになるんだろうと思っています。小口の積み上げはリソース面で限界があり、そうなると音楽以外に他の仕事を持ちつつ、どちらでも人生の充実を見出すパラレルワークモデルが普通になっていくんじゃないでしょうか。

*1;https://motion-gallery.net/projects/runrun25
*2;http://www.huffingtonpost.jp/lien-project-by-the-sazaby-league/the-sazaby-league_02_b_9074224.html


林;なんか高原さん、今日一番、目がキラキラ輝いてますね。音楽ビジネスの話、お好きなんですね。今後はどうされるご予定でしょうか。


高原;今後ですが、僕は一般企業でメディアの事業開発・マーケティングを担当していますので、まずはこの本業キャリアの深堀が第一です。そのかたわら、Trans of Lifeの活動を少しでも前進させつつソロ活動の準備を少しずつ進めたいと思っています。まだインストゥルメンタル主体にするか、弾き語り主体にするか軸が定まっていませんが、マイペースに決めていきたいと思います。

YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLjlCkNPG49UUoaE0IIkec2oO7W4QbEmKO

soundcloud
https://soundcloud.com/kazumi-takahara/

note
https://note.mu/kazumi_takahara

OTONA SALONE
https://otonasalone.jp/author/editor-k-t/


林;期待しております。ではみんなが待っている10曲ですが、テーマはどういうものでしょうか?


高原;「こういう曲が書きたいクロスオーバー」、そんな10曲です。結果的に70年代、フェンダーローズピアノを使っている曲に集中しました。


林;お、クロスオーバー! ではいってみましょうか。


01. Toninho Horta - Aquelas Coisas Todas



高原;MPBはボサノバからくるわかりやすいメロディと複雑なコード移動を両立したすばらしい音楽だと思っています。玄人好みなのかもしれませんが。なかでもトニーニョ・オルタのこの曲はハウス界のドン、ルイ・ヴェガがリミックスするなど、ダンスミュージック界隈でもクラシックです。


林;1曲目にふさわしい名曲ですね。


02. Ivan Lins - Essa Mare



高原;イヴァン・リンスはMPB界ではマルコス・ヴァーリ、ジョアン・ドナートと並んで鍵盤で曲を書く作曲家としてすごくレスペクトしています。この曲のコード進行とかもう猟奇的ですね。ライブだとさらにこれを弾き語りしてしまう。神がかってるなと思います。参考にしたくても参考になりません。


林;あ、イヴァン・リンスだとこのアルバムが高原さんなんですね。納得です。


03. Michael Franks - Nightmoves



高原;70年代のクロスオーバーを語る上で、トミー・リピューマを外すわけにはいきません。トミー・リピューマのプロデュース作品はどれも大好きですが、ソロ1作目の1曲目がこんなメロウな曲でいいのかよ!ふつうもうちょっと元気いい曲持ってくるだろ!と衝撃でした。


林;言われてみれば確かにそうですね。でもそれが「衝撃」と受け止めるのが高原さんらしいと言いますか...


04. Quincy Jones - If I Ever Lose This Heaven



高原;70年代メロウとくればレオン・ウェアも外せません。この曲のサビを初めて聴いた時は本当に衝撃でした。-5thコードを連続で持ってくるとは!演奏もオールスターで何度聴いても鳥肌がたちます。クインシー・ジョーンズの70年代のA&M作品はどれも最高で、ストリングスやホーンアレンジの勉強に聴き込みました。


林;この曲、このヴァージョン、もうホント、何度聴いても鳥肌ですよね。もうたまりません。


05. Leroy Hutson - In The Mood



高原;僕がオレンジマーマレードというバンドをやっていた時に一番曲づくりの参考にして、iPodを壊すくらい聴きまくったのがリロイ・ハトソンでした。イントロとサビのオンコードの平行移動だけでご飯2杯いけますね。


林;あ、こういう曲で「ご飯2杯」というのは「作ってる人ならでは」ですね。


06. Santana - Tell Me Are You Tired



高原;「哀愁のヨーロッパ」が収録されているアルバムなんですが、「哀愁のヨーロッパ」のひとつ前の曲がこれです。サンタナってこんなフリーソウルな曲やるんだ!とびっくりでした。トム・コスタのローズピアノソロが文句なしにカッコいい。


林;うわ、ごめんなさい。サンタナ、食わず嫌いでした。カッコいいですね。


07: Casiopea - Reflections Of You



高原;80年のカシオペアのアルバムでキーボードの向谷実さんの作曲。ローズピアノってこう使うべきだよね!というお手本のようなメロウな曲に仕上がっています。カシオペアはDJさんにもっと評価されるべき名曲揃いのアーティストだと思っています。


林;カシオペアでこういう曲を持ってくるのがまたまた高原さんらしいですね。ホント、高原さん、ミスター・メローです。でもカシオペアはDJにもっともっと愛されるべきですね。本当にそう思います。


08: Mackey Feary Band - A Million Stars



高原;ハワイが生んだ松崎しげる(ルックスがそっくりなんです。笑)。この軽快なリズム、ローズピアノの使い方、ストリングスやホーンのアレンジ、ソウルフルなのに頼りないボーカル、全てがツボ。無人島に持って行く3枚のうちの1枚です。


林;ああ、この辺りもお好きそうですね。このアルバム、こんなに良いんですね。今度見かけたら買います。


09: Seawind - He Loves You



高原;無人島に持って行くもう1枚がこれです。これが自分の最も理想とする曲と言い切れます。こういう曲が書きたいのに書けないんですよ。。。


林;おお、この流れだとシーウインドですよね。もう完全に高原さんを把握できました(笑)。


10: Blossom Dearie - Many's The Time



高原;ソロ活動を意識するなかで、歌ものをやるなら、と一番聴きこんでいるのがブロッサム・ディアリーです。メジャーコード基調でポジティブな仕上がり、要所で-5thコード・オンコードを活用して曲の起承転結がすごく考えられている。弾き語りをするなら今の自分の理想型です。無人島に持って行く最後の1枚はブロッサム・ディアリーですね。


林;先日もbar bossaでブロッサム・ディアリーを語っていただきましたが、作ってる側の人にもそういう曲なんですね。良い曲ですよね。


高原;いやあ好きな曲ありすぎて10曲に絞れないですね。キーボーディストとして一番影響受けてるハービー・ハンコックを入れられなかったし、作曲家として大好きなケニー・ランキンやニック・デカロも入れられなかった。。。


林;そうなんです。そういう「これも入れたかった」がこの10曲の魅力なんです。

高原さん、今回はお忙しいところどうもありがとうございました。
今後の音楽活動も期待しております。

お正月気分も終わり、2017年が進み始めましたね。
良い音楽がある人生って本当に素晴らしいですね。
それではまた来月もこちらのお店でお待ちしております。

bar bossa 林伸次


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■Bar bossa林さんが選曲したコンピレーションアルバムが11/16リリース!

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■タイトル:『Happiness Played In The Bar -バーで聴く幸せ- compiled by bar bossa』
■アーティスト:V.A
■発売日:2016年11月16日
■レーベル: ユニバーサル ミュージック
■品番:UICZ-1646

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【収録曲】
1.Blossom Dearie / It Might As Well Be Spring
2.Bill Evans / Soiree
3.Paul Desmond / Emily
4.Bill Evans Trio / Elegia
5.Quincy Jones and His Orchestra / Dreamsville
6.Gerry Mulligan / Night Lights
7.Vince Guaraldi Trio / Great Pumpkin Waltz
8.Cal Tjader / Just Friends
9.Shirley Scott/Can't Get Over The Bossa Nova
10.Blossom Dearie / Give Him The Ooh-La-La
11.Burt Bacharach / I'll Never Fall In Love Again
12.NICK De CARO and orchestra / I'M GONNA MAKE YOU LOVE ME
13.Blossom Dearie / Sweet Surprise
14.Beach Boys / Caroline No
15.Burt Bacharach / Alfie
16.Milton Nascimento / Catavento
17.Earl Klugh / The April Fools
18.Danilo Perez/Another Autumn


【林 伸次 近著】

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■タイトル:『バーのマスターは「おかわり」をすすめない 飲食店経営がいつだってこんなに楽しい理由』
■著者:林 伸次
■発売日:2016年9月9日
■出版社: DU BOOKS
■金額:¥1,728 単行本

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「このビール、ぬるいんだけど」とお客さまに言われたら、あなたならどう対応しますか?
その都度悩んで、自ら回答を見つけてきた渋谷のバーのマスターの約20年。
楽しく経営を続けられたのには理由がある!

「バーの重たい扉の向こうには、お客さま、店主、お酒......その他たくさんの物語が詰まっています。ぜひ、あなたもその物語に参加してみてください。」
――本文より


「bar bossa」アーカイブ

vol.1 「モニカ・サウマーゾ」 ・vol.2 高木洋介 ・vol.3 「クリスマス・ソングのボサノヴァ」 ・vol.4 柳樂光隆 ・vol.5 「1960年代当時のブラジルのボサノヴァ女性シンガー特集」 ・vol.6 松原繁久 ・vol.7 「1970年代から1980年代までのブラジルのボサノヴァ女性シンガー特集」 ・vol.8 中村ムネユキ ・vol.9 「現代のブラジルのボサノヴァ女性シンガー特集」 ・vol.10 江利川侑介 ・vol.11 「エレンコ・レーベル」 ・vol.12 田仲昌之 ・vol.13 「ルミアール・ヂスコス」 ・vol.14 定成寛 ・vol.15 寺田俊彦 ・vol.16 白尾嘉規 ・vol.17 「畠山美由紀『rain falls』 プロデューサー中島ノブユキ インタビュー」 ・vol.18 山本勇樹 ・vol.19 「ジノンさん ルシッド・フォールについて」 ・vol.20 大場俊輔 ・vol.21 「ブラジル人と演奏しているアメリカのジャズ・ミュージシャン特集」 ・vol.22 武藤サツキ ・vol.23 「Lucid Fall (The Best of)」 ・vol.24 筒井奈々 ・vol.25 「THE PIANO ERA2013」 ・vol.26 山上周平 ・vol.27 ジノン ・vol.28 東野龍一郎 ・vol.29 林伸次 ・vol.30 中村智昭 ・vol.31 齊藤外志雄 ・vol.32 染谷大陽 ・vol.33 稲葉昌太 ・vol.34 小嶋佐和子 ・vol.35 石郷岡学 ・vol.36 原田雅之 ・vol.37 松本研二 ・vol.38 塚田耕司 ・vol.39 岩間洋介 ・vol.40 中村信彦&真理子 ・vol.41 白尾嘉規 ・vol.42 田仲昌之 ・vol.43 山本勇樹 ・vol.44 新川忠 ・vol.45 川嶋繁良 ・vol.46 田村示音 ・vol.47 山崎雄康 ・vol.48 上川大助 ・vol.49 町田和宏 ・vol.50 林下英治 ・vol.51 シュート・アロー ・vol.52 高橋悠 ・vol.53 沼田学 ・vol.54 庄野雄治 ・vol.55 山本のりこ ・vol.56 渡部徹 ・vol.57 小栗誠史 ・vol.58 相澤歩 ・vol.59 土田義周 ・vol.60 榎本善一郎 ・vol.61 町田洋子 ・vol.62 影山敏彦 ・vol.63 花田勝暁 ・vol.64 宮川泰幸 ・vol.65 林伸次


bar bossa information
林 伸次
1969年徳島生まれ。
レコファン(中古レコード店)、バッカーナ&サバス東京(ブラジリアン・レストラン)、
フェアグランド(ショット・バー)を経た後、1997年渋谷にBAR BOSSAをオープンする。
2001年ネット上でBOSSA RECRDSをオープン。
著書に『ボサノヴァ(アノニマスタジオ)』。
選曲CD、CDライナー執筆多数。
連載『カフェ&レストラン(旭屋出版)』。

bar bossa
bar bossa
●東京都渋谷区宇田川町 41-23 第2大久保ビル1F
●TEL/03-5458-4185
●営業時間/月~土
18:00~24:00 bar time
●定休日/日、祝
お店の情報はこちら

Monthly Disc Review2017.1.15:Monthly Disc Review

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Title : 『NOLA REVISITED』
Artist : THE NEW ORLEANS FUNK ALL-STARS



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大阪を拠点に世界を股にかけるレーベルMFA Recordsによる新録アルバムの第2弾。

前作のマーク・ジュリアナやジャリール・ショウなどNYのコンテンポラリー・シーンを捉えたアルバム『Melting Point』はこの連載でも取り上げた。その中でも特に若手の収録ミュージシャン、ニア・フェルダーやサリバン・フォートナー、ジャミソン・ロスのその後の人気の上り調子はもはや説明の必要が無いくらいだ。一人のミュージシャンに着目するのではなく、シーンをまるっと紹介してしまうこの大胆な方法にはびっくりしてしまう。


今回のテーマは、ニューオーリンズのファンク。ニューオーリンズといえば、ジャズ誕生の地とされているだけでなく、歴史的にも人種や文化が混ざり合う土地。新世代のトランペッター:クリスチャン・スコットがニューオーリンズで育ち、ドナルド・ハリソンに師事していたこともこの土地を象徴するようなエピソードだ。


総勢17名の参加ミュージシャンには、大ベテランのドナルド・ハリソン、ブラスバンド:ダーティ・ダズン・ブラス・バンドのメンバーや、パパ・グロス・ファンクの面々など、ジャンルを超えたニューオーリンズのミュージシャンだけでなく、ギタリストの山岸潤史、そしてMFA Recordsのこのプロジェクトの鍵とも言えるベーシスト/プロデューサーのノリ・ナラオカが参加している。


蓋を開けてみると、黒人音楽特有のドロっとしたブルースの香りから、スリル溢れるファンク、豪快なブラスまで、ニューオーリンズという土地の濃厚な音楽シーンを凝縮したような空気感が溢れてくる。セッションのような作りになっている事で、MFA Recordsを主宰する20代のプロデューサー:ダイチ・タカセが現地で肌で感じたような、ヒリヒリするスリルをそのまま届けてくれる。

この一枚から、前作同様に次なるスターが生まれる事は間違いない。


文:花木洸 HANAKI hikaru


MFA RECORDS
THE NEW ORLEANS FUNK ALL-STARS "NOLA REVISITED"(インパートメント)



Recommend Disc

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Title : 『NOLA REVISITED』
Artist : THE NEW ORLEANS FUNK ALL-STARS
LABEL : MFA RECORDS
NO : MFAR-1002
RELEASE : 2017.1.19

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【MEMBER】
参加アーティスト・楽器・所属バンド等
・Nori Naraoka - BASS/ PRODUCER・from (Allen Toussaint) (The Wild Magnolias)
・George Porter Jr. - BASS・ from (The Meters / Funky Meters)
・Bo Dollis Jr. - VOCALS・from (Bo Dollis Jr. & The Wild Magnolias)
・Donald Harrison Jr. - SAXOPHONE・(Big Chief of The Congo Square Nation)
・John "Papa" Gros - B3 ORGAN・from (Papa Grows Funk)
・BIG SAM WILLIAMS - TROMBONE・from (BIG SAM' S FUNKY NATION)
・Andrew Baham - TRUMPET・from (BIG SAM' S FUNKY NATION)
・Kirk Joseph - SOUSAPHONE・from (Dirty Dozen Brass Band)
・Aaron Fletcher - SAXOPHONE・from (Terence Blanchard and more)
・June Yamagishi - GUITAR・from (Papa Grows Funk) (The Wild Magnolias)
・Seizo Shibayama - GUITAR・from (BIG SAM' S FUNKY NATION)
・Alexey Marti - CONGA・from (Alexey Marti & Urban Minds)
・Khris Royal - SAXOPHONE/KEYBOARD・from (George Porter Jr. & the Runnin' Pardners)
・Larry Sieberth - KEYBOARD・ from (Lawrence Sieberth Quartet)
・Julian Addison - DRUMS・ from (Dirty Dozen Brass Band)
・Terence Houston - DRUMS・ from (George Porter Trio) (Funky Meters)
・Eddie Christmas - DRUMS・ from (Gerald Levert and more)


【SONG LIST】
01. Leading in/Intro
02. Here We Come Again
03. Everybody Get Up (On Dat Dance Floor)
04. Anybody Got a Cold Drink?
05. Red Beans & Rice
06. Havana Blues
07. Two Bass Hit
08. I'm Goin' Miss You


この連載の筆者、花木洸が先日発売になりました『Jazz The New Chapter 3』で編集・選盤・レビュー記事などを担当。ブラック・ミュージックの最先端からUKジャズ、ネクスト・ジャズ・ファンク、ラージアンサンブル等ここにしかない記事・インタビューが盛り沢山となっています。


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■タイトル:『Jazz The New Chapter 3』
■監修:柳樂光隆
■発売日:2015年9月10日
■出版社: シンコーミュージック

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今日においてはジャズこそが時代を牽引し、ディアンジェロやフライング・ロータスなど海外の最先端アーティストから、ceroなど日本のポップ・シーンにも大きな影響を与えている。この状況を予言し、新時代の到来を告げた「Jazz The New Chapter(ジャズ・ザ・ニュー・チャプター)」の第3弾がいよいよ登場。2014年の刊行時より刷数を重ね、SNS上でも未だ話題沸騰中の第1弾・第2弾に続き、2015年9月末に〈Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN〉が開催されるなど、かつてない活況を迎えているジャズの次なる未来は、ニューチャプターが切り拓く!


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「Monthly Disc Review」アーカイブ花木 洸

2015.04 ・2015.05 ・2015.06 ・2015.07 ・2015.08 ・2015.09 ・2015.10 ・2015.11 ・2015.12 ・2016.01 ・2016.02 ・2016.03 ・2016.04 ・2016.05 ・2016.06 ・2016.07 ・2016.08 ・2016.09 ・2016.10 ・2016.11 ・2016.12




Reviewer information

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花木 洸 HANAKI hikaru

東京都出身。音楽愛好家。
幼少期にフリージャズと即興音楽を聴いて育ち、暗中模索の思春期を経てジャズへ。
2014年より柳樂光隆監修『Jazz the New Chapter』シリーズ(シンコーミュージック)
及び関西ジャズ情報誌『WAY OUT WEST』に微力ながら協力。
音楽性迷子による迷子の為の音楽ブログ"maigo-music"管理人です。

花木 洸 Twitter
maigo-music

bar bossa vol.65:bar bossa

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vol.65 - お客様:林伸次さん(bar bossa)


いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

あけましておめでとうございます。
今回は、2017年第一回目ということで、渋谷 bar bossaの林伸次さんをお迎えいたしました。


林A;こんばんは。早速ですが、お飲み物はどうしましょうか?


林B;では、シャンパーニュをグラスでお願いします。


林A;2016年を振り返りたいのですが、印象に残ったアルバムはありましたか?


林B;山本のりこさんの『Trem das Cores』ですね。ボサノヴァってまだまだ豊かな表現が出来るんだなあって思いました。


山本のりこ - Trem das Cores - Noriko Yamamoto



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■タイトル:『Trem das Cores - 色彩の列車』
■アーティスト:山本のりこ
■発売日:2016年2月1日
■レーベル: office calor

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林A;良いアルバムですよね。ブラジルで何か良いアルバムはありましたか?


林B;アンドレ・メマーリとアントニオ・ロウレイロの『メマーリロウレイロ・デュオ』です。


林A;林さん、その二人、聞くんですね。


林B;いやあ、このアルバムはすごいですね。こちらで聞けるのでちょっと聞いてみてください。
http://www.nrt.jp/andre_mehmari_antonio_loureiro/release_information_54.html


林A;ブラジルで他には何かありましたか?


林B;ジョアン・ドナートの新譜がすごいですね。


João Donato - Donato Elétrico [2016]



林A;ファンク・マスターすごいですね。これはビシーガ70というサンパウロのアフロビート・トロピカル・バンドが全面参加ということですね。


林B;はい。でも、やっぱりこれはドナートが大爆発していますね。


林A;2016年は他にはどういうのを聴いてましたか?


林B;ブロッサム・ディアリー!


林A;なぜ、今頃になって急にブロッサム・ディアリーなんでしょうか。


林B;なんとなく、中古レコード屋さんでアルバムを買って、突然わかったと言いますか、「ああ、ブロッサムって年齢を重ねてからじゃなきゃわからないんだな」って気づいたんです。


林A;年をとるとわかる音楽ってありますよね。


林B;はい。もうブロッサム・ディアリーばかり買ってました。


林A;おすすめのアルバムはありますか?


林B;うーん、どれもが好きなのですが... ブロッサムって1966年にロンドンに行って、当時のロンドンの空気にふれて「あ、こういうジャズもありなんだ」っていうターニングポイントのようなものがあったと思うんですね。で、1970年に『That's Just the Way I Want to Be』というズバリなタイトルのアルバムを録音しているんです。これ、ブロッサム、46歳なんです。僕が今、47歳なんで、ブロッサム、すごいなあ、自由だなあってすごく思ってて。こういう音楽なんです。聞いてみてください。


Blossom Dearie - Yesterday When I Was Young



林A;なるほど。林さんの熱い想いはわかりました。ブロッサムの本を書きたいという噂を聞きましたが。


林B;はい。色々と取材をして、ブロッサムの本を書いてみたいなって思ってます。


林A;林さんは韓国のインディーズ音楽も好きですが、何かありましたか?


林B;K-POPでも良いですか?


林A;インディーズじゃないんですね。良いですよ。


林B;TWICEという女性アイドルグループなんですけど、日本人が3人、台湾人が1人、加入しているんです。


林A;もちろん韓国語で歌ってるんですよね。


林B;はい。これが個人的にすごくはまりまして。こういう曲なんですけど。


TWICE(트와이스) "TT" M/V



林A;8千万回も再生されてるんですね。でもこういうの林さん、好きですよね。さて、林さんは2016年にコンピCDを出しましたが。


林B;あ、やっとその話ですね。そうなんです。『バーのマスターは「おかわり」をすすめない』という本を出しまして、その本のサントラというスタイルのCDを出しました。


林A;このCD、何かコンセプトのようなものはあったのでしょうか?


林B;はい。これ、ユニバーサル・ミュージックからなんですね。ユニバーサルって何でもあるんです。もうどんな選曲でも出来るんです。だから、ただただひたすら自分が好きな音楽、バーでこんな音楽がかかってたらすごくそのバーに通いたいなって感じの選曲にしました。


林A;なるほど。吉祥寺のカフェ・モイの岩間さんがこちらのブログ(http://moicafe.hatenablog.com/entry/2016/11/20/002445)でも書いてましたが、シンガーズ・アンリミテッドが収録されていませんね。


林B;そうなんです。今回のCDで一番残念だったのはシンガーズ・アンリミテッドが入れられなかったことなんです。MPSというレーベルがユニバーサルからビクターに移っちゃって。一曲目はこれって決めていたのですが...


Robert Farnon & The Singers Unlimited - I Loved You (Claus Ogerman / text: Alexander Pushkin)



林A;シンガーズ・アンリミテッドがクラウス・オガーマンの曲を歌ってるんですね。


林B;はい。2016年はクラウス・オガーマンが亡くなったので、その意味もこめて。


林A;クラウス・オガーマンが亡くなりましたよね。


林B;はい。アル・シュミットがFBで書いてましたね。クラウス・オガーマンの研究本や特集なんかが日本でも出たらいいなと思っているのですが。


林A;このCD、他にはどういう意図がありましたか?


林B;今回はディレクターの方から「ボサノヴァはなしで」という言葉がありまして、じゃあ自分が10代の頃からずっと好きだった、バカラックとかマンシーニとかオガーマンの曲で埋め尽くそうかなと思いました。


林A;ニック・デカロとかビーチボーイズも収録されていますが。


林B;はい。ジャズだけにはしたくなくて、実はこの曲を収録しようと思ってたんです。で、他にもミニー・リパートンとかスティービー・ワンダーとかも入れようかなと思ってたのですが、この曲も許可がおりなくて。


If I Ever Lose This Heaven - Quincy Jones ft. Minnie Riperton, Leon Ware, & Al Jerrau



林A;なるほど。これが収録されてたらずいぶんCDのイメージが変わってましたね。


林B;はい。でも、今となっては今出てるCDですごく「自分らしくて良かったかな」って思っています。


林A;CDは売れてるんですか?


林B;一応、アマゾンのジャズ・チャートで13位までいったことがありました。


林A;おお、すごいですね。


林B;でも、みなさん買ってください。


林A;こういう林さんが選曲したCDが売れると、林さんのところに印税みたいなのは入ってくるんですか?


林B;それ、みんなに聞かれるのですが、こういう選曲CDはとっぱらいです。僕に追加のお金は入ってきません。でも、CDが売れないと言われている今、もっと売れたらいいなって思ってまして。


林A;なるほど。そういうわけですか。みなさん、是非、買ってくださいね。


林B;あ、プレゼントとかにも良いかもです(笑)。


今回は林さん、お忙しいところどうもありがとうございました。
2017年も素敵な音楽に出会えると良いですね。
それではまた来月もこちらのお店でお待ちしております。

bar bossa 林伸次


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■Bar bossa林さんが選曲したコンピレーションアルバムが11/16リリース!

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■タイトル:『Happiness Played In The Bar -バーで聴く幸せ- compiled by bar bossa』
■アーティスト:V.A
■発売日:2016年11月16日
■レーベル: ユニバーサル ミュージック
■品番:UICZ-1646

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【収録曲】
1.Blossom Dearie / It Might As Well Be Spring
2.Bill Evans / Soiree
3.Paul Desmond / Emily
4.Bill Evans Trio / Elegia
5.Quincy Jones and His Orchestra / Dreamsville
6.Gerry Mulligan / Night Lights
7.Vince Guaraldi Trio / Great Pumpkin Waltz
8.Cal Tjader / Just Friends
9.Shirley Scott/Can't Get Over The Bossa Nova
10.Blossom Dearie / Give Him The Ooh-La-La
11.Burt Bacharach / I'll Never Fall In Love Again
12.NICK De CARO and orchestra / I'M GONNA MAKE YOU LOVE ME
13.Blossom Dearie / Sweet Surprise
14.Beach Boys / Caroline No
15.Burt Bacharach / Alfie
16.Milton Nascimento / Catavento
17.Earl Klugh / The April Fools
18.Danilo Perez/Another Autumn


【林 伸次 近著】

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■タイトル:『バーのマスターは「おかわり」をすすめない 飲食店経営がいつだってこんなに楽しい理由』
■著者:林 伸次
■発売日:2016年9月9日
■出版社: DU BOOKS
■金額:¥1,728 単行本

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「このビール、ぬるいんだけど」とお客さまに言われたら、あなたならどう対応しますか?
その都度悩んで、自ら回答を見つけてきた渋谷のバーのマスターの約20年。
楽しく経営を続けられたのには理由がある!

「バーの重たい扉の向こうには、お客さま、店主、お酒......その他たくさんの物語が詰まっています。ぜひ、あなたもその物語に参加してみてください。」
――本文より


「bar bossa」アーカイブ

vol.1 「モニカ・サウマーゾ」 ・vol.2 高木洋介 ・vol.3 「クリスマス・ソングのボサノヴァ」 ・vol.4 柳樂光隆 ・vol.5 「1960年代当時のブラジルのボサノヴァ女性シンガー特集」 ・vol.6 松原繁久 ・vol.7 「1970年代から1980年代までのブラジルのボサノヴァ女性シンガー特集」 ・vol.8 中村ムネユキ ・vol.9 「現代のブラジルのボサノヴァ女性シンガー特集」 ・vol.10 江利川侑介 ・vol.11 「エレンコ・レーベル」 ・vol.12 田仲昌之 ・vol.13 「ルミアール・ヂスコス」 ・vol.14 定成寛 ・vol.15 寺田俊彦 ・vol.16 白尾嘉規 ・vol.17 「畠山美由紀『rain falls』 プロデューサー中島ノブユキ インタビュー」 ・vol.18 山本勇樹 ・vol.19 「ジノンさん ルシッド・フォールについて」 ・vol.20 大場俊輔 ・vol.21 「ブラジル人と演奏しているアメリカのジャズ・ミュージシャン特集」 ・vol.22 武藤サツキ ・vol.23 「Lucid Fall (The Best of)」 ・vol.24 筒井奈々 ・vol.25 「THE PIANO ERA2013」 ・vol.26 山上周平 ・vol.27 ジノン ・vol.28 東野龍一郎 ・vol.29 林伸次 ・vol.30 中村智昭 ・vol.31 齊藤外志雄 ・vol.32 染谷大陽 ・vol.33 稲葉昌太 ・vol.34 小嶋佐和子 ・vol.35 石郷岡学 ・vol.36 原田雅之 ・vol.37 松本研二 ・vol.38 塚田耕司 ・vol.39 岩間洋介 ・vol.40 中村信彦&真理子 ・vol.41 白尾嘉規 ・vol.42 田仲昌之 ・vol.43 山本勇樹 ・vol.44 新川忠 ・vol.45 川嶋繁良 ・vol.46 田村示音 ・vol.47 山崎雄康 ・vol.48 上川大助 ・vol.49 町田和宏 ・vol.50 林下英治 ・vol.51 シュート・アロー ・vol.52 高橋悠 ・vol.53 沼田学 ・vol.54 庄野雄治 ・vol.55 山本のりこ ・vol.56 渡部徹 ・vol.57 小栗誠史 ・vol.58 相澤歩 ・vol.59 土田義周 ・vol.60 榎本善一郎 ・vol.61 町田洋子 ・vol.62 影山敏彦 ・vol.63 花田勝暁 ・vol.64 宮川泰幸


bar bossa information
林 伸次
1969年徳島生まれ。
レコファン(中古レコード店)、バッカーナ&サバス東京(ブラジリアン・レストラン)、
フェアグランド(ショット・バー)を経た後、1997年渋谷にBAR BOSSAをオープンする。
2001年ネット上でBOSSA RECRDSをオープン。
著書に『ボサノヴァ(アノニマスタジオ)』。
選曲CD、CDライナー執筆多数。
連載『カフェ&レストラン(旭屋出版)』。

bar bossa
bar bossa
●東京都渋谷区宇田川町 41-23 第2大久保ビル1F
●TEL/03-5458-4185
●営業時間/月~土
18:00~24:00 bar time
●定休日/日、祝
お店の情報はこちら

須永辰緒「夜ジャズ.Net」100回記念イベント決定!:ニュース / NEWS

須永辰緒ナビゲート「夜ジャズ.Net」が2017年1月の放送をもって100回を迎えます。
そこで番組100回を記念した公開収録イベントを新宿PIT INNで開催します!


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須永さんのDJはもちろん、トークとライブも楽しめるお得なイベント。
トークゲストは、ジャズ写真家の第一人者、中平穂積さん。

ライブは、全米デビューを果たした注目のシンガー、Nao Yoshiokaさん、
そして記念すべき番組第一回目にquasimodeとして出演してくれた、
YUSUKE HIRADOさんとHIP HOPやJAZZシーンでも人気のEmily Styler(vo)さん、
元晴(Sax)、小泉P克人 (b)、藤井伸昭 (dr)さんらを迎えてのジャズセッションをお届けします。
そして急遽TRI4THからホーンの藤田淳之介さんと織田祐亮さんの参戦も決定!

「夜ジャズ.Net」のコンセプトは、
"オーセンティックなジャズ、そしてダンス・ミュージックを通過した世代が生み出すジャズ、
そのどちらのリスナーにもリンクするミュージックプログラム"

ということで、ジャズの歴史にリスペクトしつつも気軽に参加できる、そんなジャズイベントです。

老舗のジャズクラブに初めて足を運ぶには最適の機会。
プレミアムな一夜になること間違いありません。
早めのご予約をオススメいたします。



【「夜ジャズ.Net」100th special edition】

【日時】
2017年 2/2(木)
OPEN PM7:30 START PM8:00

【内容】
インターネットラジオJJazz.Netの番組、須永辰緒「夜ジャズ.Net」100回記念イベント。トークゲストにジャズ写真家の第一人者、中平穂積、そして新宿ピットイン初となる豪華ミュージシャンが出演。

【会場】
新宿PIT INN
東京都新宿区新宿2-12-4アコード新宿B1
新宿PIT INN

【出演者】
DJ 須永辰緒+TRI4TH HORNES(藤田淳之介、織田祐亮)
<ライブ>
Nao Yoshioka
YUSUKE HIRADO/Emily Styler/深田元晴(ex:SOIL&"PIMP"SESSIONS)/小泉P克人/藤井伸昭
<トークゲスト>
中平穂積

【料金】
前売¥3,500+税 
当日¥4,000+税
(共に1ドリンク付)

【予約方法】
◎ 1/2 13時より、新宿ピットインにて、チケット(予約可)前売り開始。
TEL 予約受付中 TEL:03-3354-2024
TEL.予約と同様に e-mail:shinjuku@pit-inn.comでも予約受付致します。
なお予約締切・人数の変更は前日の11p.m.となります。
また当日は予約の方からの優先入場となります。
メール予約の方には予約確認のメールを返信いたします。
返信のない場合はお手数ですがお店までご連絡下さい。


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Nao Yoshioka http://naoyoshioka.com/
NY仕込みのパワフルなヴォイスと表現力、ヒストリーに根ざしながらもレイドバックとは異なるモダンなテイストを兼ね備えた現在進行形ソウル・シンガー。デビュー前には単身渡米し、ニューヨークにあるソウル の殿堂アポロシアターで行われた「アマチュアナイト」で準優勝、日本人シンガーとしては異例のトップドッグまで勝ち上がり、更にアメリカ最大規模のゴスペルフェスティバルでは 40,000人の中からファイナリストに選出された経験を手に日本に帰国。

2013年にリリースしたファーストアルバム 『The Light』がスマッシュヒット。インディーズデビューにもかかわらず、累計8,000枚以上のセールスを記録。CMタイアップや FM802のヘビーローテーションにも選出された。そして2015年にリリースしたメジャー デビューアルバム『Rising』はグラミー賞受賞アーティストのゴードン・チェンバースらが参加し、各ラジオ局でのヘビーローテーションを獲得。SUMMER SONIC 2015やGREENROOM FESTIVALなどのフェスへも出演を果たし、2015年に行った12都市をまわる日本ツアー「Rising Japan Tour」でもその圧倒的歌声でファンを魅了した。

更に2015年7月に『The Light』で全米デビューし、ブルーノートニューヨークでの単独公演も行うと、2016年にはイギリスツアーを敢行し公共放送BBCにも出演し現地での単独公演も成功。6月にはソウルの本場アメリカで行われる大型フェス「Capital Jazz Fest」でレイラ・ハサウェイやマーカス・ミラーなどソウル、ジャズのレジェンド アーティストたちと並んで2万人規模のビッグステージに出演を果たすなど世界での認知度も大きく飛躍した。


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YUSUKE HIRADO http://yusukehirado.net/
長崎県生まれ。父親の所有する膨大なジャズ・レコードを聴きながら育ち、中学生の頃からジャズピアニストとして活動を開始。高校時代にはNYマンハッタン音楽院のサマー・ワーク・ショップでトップ・レベル・コンボに抜擢され、最優秀賞を獲得。高校卒業後渡米し、NYにあるニュース クール大学ジャズ科に進み、Walter Bishop Jr.に師事する。

1995年にはRichard Davis (Bs), Winard Harper (Ds)と共演、ジャパン・ツアーで成功を収める。大学卒業後に帰国、上京し、quasimodeを結成。国内外屈指のアーティスト群と共演を果たす。

2012年に自身初となるソロ作品 「Speak Own Words」をリリース。個人活動を充実させるべく2015年2月をもってquasimodeが活動を休止、2015年にはピアノソロアルバムの決定盤2ndアルバム「Voyage」をリリース。FM長崎で放送中の『YUSUKE HIRADO Radio MonoCreation』ではメインパーソナリティーをつとめる。


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Emily Styler http://www.mono-creation.com/artist/emily-styler/
ヴォーカル/ピアニスト/コンポーザー。幼少より培ったクラシック歌曲の感覚を、絶妙なバランスでHIP HOPベースのサウンドに落とし込んだ唯一無二の世界観を持つ。

Raashan Ahmad、Steph Pocketsらが参加したデビューアルバム『My Primal Antitheses』がiTunes HIPHOPトップアルバムランキングにて2位、リード曲『The Starry Night feat. NjS』は同トップソングランキングにて4位を獲得。透き通るウィスパーボイスと叙情的な楽曲群はシーンから高い評価を得る。

キー・ビジュアルとミュージック・ビデオの制作においてはバンタン・デザイン研究所の産学プロジェクトに参加。アーティスト活動だけではない多面性も発揮した。第12回『ベストデビュタントオブザイヤー2015』音楽部門を受賞。2015年9月30日、iTunes限定で『Last Romance』を配信、2016年3月、同曲も収録した2ndアルバム『Tragedy』をリリース。


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深田元晴(フカダ モトハル) http://ameblo.jp/motoharublog/
1973 年 6 月 29 日北海道生まれ。
SOIL&"PIMP"SESSIONS のフロントマンとして、感性と技術の粋をみせたプレイで観客を魅了してきた、日本を代表するサックス・プレイヤー。海外でも高い評価を受け、05 年には英国にて BBC ラジオの年末アワードを授賞。以来、毎年海外ツアーを行い、グラストンベリー、モントルー・ジャズ、ノースシー・ジャズ等の大型フェスティバルにも出演を果たす。

中学より SAX を始め、96 年渡米。ボストンにて音楽を学ぶ。 2000 年に帰国後、数々のレコーディングやライブ・セッションを経て、01 年 SOIL & "PIMP" SESSIONS を結成。ちょうど同じ頃結成した、三宅洋平擁する Dogggystyle (後の犬式)と出会い、03年フジロックで共演するなど、東京のクラブシーンを中心に数多くのイベントでセッションを重ねる。犬式の主要レコーディングにはほとんど参加し、後期犬式においては正式メンバーとして名を連ねた。

2010 年末、東京・吉祥寺におけるセッションから(仮)ALBATRUS のメンバーとなる。2016年SOIL&"PIMP"SESSIONS脱退。他にもレコーディング、セッションライブ、楽器やストラップのプロデュースなど、ジャンルを超えた活動を展開中。ジャズを核に、独自のサウンドを追求し続ける。株式会社ビュッフェ・クランポン・ジャパン契約講師。


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小泉P克人(コイズミピーヨシヒト) http://p-bass-biography.blogspot.jp/

BASSIST&COMPOSER
2003年秋より鈴木勲のグループ"OMASOUND"に参加し、多大な影響を受ける。 2004年頃から『P-Project』という名でリーダーセッションをはじめる。 その後『uni-birth』を結成し、2007年5月に1ST ALBUM『MOVEMENT』をリリース。

2009年9月には沖野修也の20周年イベント"TokyoCrossover/Jazz Festival" に参加し、MONDAY満ちる, MONDO GROSSO, BRAND NEW HEAVIESのメンバーと共演。 同じく2009年9月に『ALMA+』で1ST ALBUM『ALMA』をリリース。

2011年5月に小泉内閣発足。 2011年夏、東儀秀樹×古澤巌 TOUR 2011『午後の汀』に参加。 同年、12月には『P-Project』で完全自主制作1st Album 『By Coincidence』をリリース。 2013年3月、Monday満ちるBandでJava Jazz Festival 2013に出演。 2013年11月に松浦俊夫 presents HEXのメンバーとして、J-WAVE 25th Anniversary Gilles Peterson's WORLDWIDE SHOWCASE 2013 に出演。 同バンドでBLUE NOTE JAPANから1st Album『HEX』をリリース。 2014年6月にはヨーロッパツアーを行う。

2015年には沖野修也の新しいプロジェクト、『KYOTO JAZZ SEXTET』に参加し、BLUE NOTE JAPANから4月に1st album『Mission』をリリース。 2016年7月にはNorah JonesのサポートでNHK『SONGS』、フジテレビ『SMAP×SMAP』、BLUE NOTE TOKYOに出演。


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藤井伸昭 http://nobuakifujii.appuntino.com/index.html

1967年8月6日生。香川県高松市出身。
1986年高校卒業後、渡米。NYで10年修業。帰国後、Sleep Walker, Kyoto Jazz Massive, TOKU等のジャズ、クラブ・シーンで都内中心に活動。現在に至る。


【Nao Yoshioka US Tour 2016 Short Documentary】



【Nao Yoshioka - "Dreams" Music Video】



【EMILY STYLER「My Primal Antitheses」teaser】



2015.5.21 Emily Styler_After movie


■参考リンク
須永辰緒
中平穂積プロフィール
TRI4TH/a>
Mono Creation
新宿PIT INN

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