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RADIO CST ウタウピアノ Special LIVE開催決定!@イオンモール広島祇園店:ライブ情報 / LIVE INFO

ピアニスト/プロデューサーのSWING-O さんがナビゲートするJJazz.Netの番組
「RADIO CST ウタウピアノ」のSpecial LIVEが今週4/29(土)、
イオンモール広島祇園店で行われます!

出演は番組にゲスト出演してくれた木村イオリさんと別所和洋さん。
さらにsequickさん(Talk Box)、Emily Stylerさん(vocal)なども出演します。
なんと観覧は無料!

番組の世界観を是非生で体感してください。


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【RADIO CST ウタウピアノ Special LIVE】

毎月メロディが歌うソウルなピアノミュージックの良曲を紹介するインターネットラジオ番組、RADIO CST『ウタウピアノ』が実力派ピアニスト、木村イオリ&別所和洋を迎え、番組の世界観をそのままにスペシャルLIVEを開催♪当日は豪華なプレゼント企画もあります!!


【タイトル】
RADIO CST ウタウピアノ Special LIVE


【日時】
2017/04/29 (土)
①14:00~14:30②15:30~16:00③17:00~17:30


【場所】
イオンモール広島祇園店 専門店1階 エキチカコート


【料金】
無料


【RADIO CST ウタウピアノ Special LIVE 詳細】

Monthly Disc Review2017.4.15:Monthly Disc Review

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Title : 『Part1』
Artist : .Push



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都内ジャズシーンを中心に、「ものんくる」でも活躍しているドラマー西村匠平のリーダーグループ「.Push」のデビュー作。


メンバーも西村と同世代、80年代から90年代生まれのミュージシャンが集まっている。大西順子や北川潔、土岐英史などベテランと共演する1992年生まれのサックス奏者、中島朱葉。西村と同じく「ものんくる」のサポートメンバーとしても活動し、楠井五月(b)、石若駿(ds)を率いた自身のトリオ作もリリースしているピアニストの魚返明未。同世代の若手からはもちろん、宮之上貴昭や守屋純子からの信頼も厚いベーシスト、大塚義将。さらにゲストには現在日野皓正バンドで活動し、自由奔放なスタイルで注目を集めるギタリスト、加藤一平が参加してる。


アルバムは半分が西村の楽曲、残りもメンバーによる作曲と気合が入っており、単なる寄せ集めのバンドではない雰囲気がただよう。一曲目から高速の4ビートに乗せてビバップ・フレーズが飛び出す。新世代の中でも正統派のシーンで頭角をあらわしているメンバーだけに、ジャズマナーにのっとった曲では流石の腕前を見せている。抜群の安定感のドラムとベースをバックに、魚返のピアノと中島のサックスは曲によって色を変え、反応しあいながら次々に新しい景色を見せてくれる。ゲストの加藤一平の参加もよいスパイスになっており、#3では加藤のエフェクターをまとったギターがジャズバンドの中を自由に駆け回り、#4ではディストーションギターとともにバンドがヒートアップしていく熱い展開も。

アルバム全編を通じて、メンバー間のコミュニケーションはまさに阿吽の呼吸。都内のジャズシーンで連日ライブに引っ張りだこの彼らの勢いがそのままパッケージされたような一枚だ。帯に書かれた「ジャズ・気合い・青春」という文字が少し恥ずかしくもあったが、聴き終わってからもう一度見てみると、青春パンクばりの熱量と愛が詰まったこの作品にはピッタリのコピーだと思った。


文:花木洸 HANAKI hikaru


.PUSH twitter


【.Pushアルバム『Part 1』告知動画】




Recommend Disc

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Title : 『Part1』
Artist : .Push(ドット・プッシュ)
LABEL : APOLLO SOUNDS
NO : APLS1703
RELEASE : 2017.3.22



アマゾン詳細ページへ


【MEMBER】
魚返明未 Ami Ogaeri (p)
西村匠平 Shohei Nishimura (drs)
中島朱葉 akiha nakashima(as.ss)
大塚義将 Yoshimasa Otsuka (b)
ゲストミュージシャン 加藤一平 Ippei Katou(g)


【SONG LIST】
01. Ora2 (Shohei Nishimura)
02. Lonely Bridge(Ami Ogaeri)
03. Town Work (Shohei Nishimura)
04. OMATSURI (Shohei Nishimura)
05. SAG~始発、朝焼け、5時散歩~ (Shohei Nishimura)
06. Rise & Fall(akiha nakashima)
07. Waltz for You(Yoshimasa Otsuka)
08. Part 1 (Ami Ogaeri)


音楽ライター柳樂光隆氏による人気のムック『Jazz The New Chapter 』の第4弾が2017年3月8日に発売。今回も花木洸が選盤などを担当しています。

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■タイトル:『Jazz The New Chapter 4』
■監修:柳樂光隆
■発売日:2017年3月8日
■出版社: シンコーミュージック

アマゾン詳細ページへ


毎号重版を続ける話題のムック、第4弾が遂に登場!
今や現代の音楽シーンを左右する一大潮流となった"ジャズ"の最突端で今、何が起きているのかを、詳細なテキストと計150枚のディスク評で徹底検証。ジャズを活性化したネオソウルとの蜜月を改めて紐解く一方、ジャズを触媒として生まれた新たな潮流にも目を向け、脈打ち続けるジャズの「今」を深く掘り下げます。


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「Monthly Disc Review」アーカイブ花木 洸

2015.04 ・2015.05 ・2015.06 ・2015.07 ・2015.08 ・2015.09 ・2015.10 ・2015.11 ・2015.12 ・2016.01 ・2016.02 ・2016.03 ・2016.04 ・2016.05 ・2016.06 ・2016.07 ・2016.08 ・2016.09 ・2016.10 ・2016.11 ・2016.12 ・2017.01 ・2017.02 ・2017.03




Reviewer information

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花木 洸 HANAKI hikaru

東京都出身。音楽愛好家。
幼少期にフリージャズと即興音楽を聴いて育ち、暗中模索の思春期を経てジャズへ。
2014年より柳樂光隆監修『Jazz the New Chapter』シリーズ(シンコーミュージック)
及び関西ジャズ情報誌『WAY OUT WEST』に微力ながら協力。
音楽性迷子による迷子の為の音楽ブログ"maigo-music"管理人です。

花木 洸 Twitter
maigo-music

Motion Blue YOKOHAMA 15th Anniversary!:ライブ情報 / LIVE INFO

Motion Blue YOKOHAMAは今年15周年!
モーション・ブルー・ヨコハマと縁の深いミュージシャンによる公演が目白押しの
アニバーサリーウィークが始まりました。

TOKUさんは自身の15年間の軌跡をめぐるステージ、
そしてakikoさんはモーション・ブルーのライブ盤音源をオマージュしたステージと、
周年に相応しいスペシャルな内容。

春の横浜に是非足をお運び下さい。


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【Motion Blue YOKOHAMA 15th Anniversary!】

4月8日(土)〜14日(金)のアニバーサリーウィークでは、モーションブルーに縁のあるアーティスト6組による特別公演や、ノベルティープレゼント、オリジナルグッズ販売など、15周年スペシャルコンテンツをご用意して皆様をお迎えいたします。これからも音楽と食を通じて、特別なひと時をお届けします。


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2017.4.8.sat.【SFUaNK!!】
NARGO(tp)、北原雅彦(tb)、太田 剣(sax)、石成正人(g)、大槻"KALTA"英宣(ds)、塩田哲嗣(b)
Guest:友田ジュン(key)
http://www.motionblue.co.jp/artists/sfuank/index.html


2017.4.10.mon.【TOKU sings the History of 2000s】
TOKU(vo,flh)、秋田慎治(p)荻原 亮(g)、佐藤"ハチ"恭彦(b)、藤井伸昭(ds)
http://www.motionblue.co.jp/artists/toku/index.html


2017.4.11.tue.【AQUAPIT】
金子雄太(org)、吉田サトシ(g)、横山和明(ds)
http://www.motionblue.co.jp/artists/aquapit/index.html


2017 4.12 wed.【Good Old Acappella】
加藤慶之[RAG FAIR,Broad6](vo)、荒井健一[RAG FAIR,Broad6](vo)
ダイナマイトしゃかりきサ〜カス : ゆうき(vo)、たろう(vo)、KWANI(vo)
榊原 暁[VOJA-tension](vo)
http://www.motionblue.co.jp/artists/good_old_acappella/index.html


2017 4.13 thu.【akiko『Simply Blue』Reprise】
akiko(vo)、熊谷ヤスマサ(p)、中林薫平(b)、江藤良人(ds)
http://www.motionblue.co.jp/artists/akiko/index.html


2017 4.14 fri.【牧山純子×小島良喜 duo】
牧山純子(vln)、小島良喜(p)
http://www.motionblue.co.jp/artists/makiyama_kojima/


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【会場】
Motion Blue YOKOHAMA
〒231-0001
横浜市中区新港一丁目1番2号 横浜赤レンガ倉庫2号館3F
URL: http://www.motionblue.co.jp/about/access/
みなとみらい線「馬車道駅」6番出口より徒歩約6分。


電話でのご予約(11:00am-9:00pm)
045-226-1919


【Motion Blue YOKOHAMA 15th Anniversary! 詳細】

bar bossa vol.68:bar bossa

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vol.68 - お客様:宿口豪さん(Bar blen blen blen)
【テーマ:ブラジルを好きになってしまう10曲】



いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

今回は渋谷のBar blen blen blenの宿口豪さんをお迎えしました。


林;こんばんは。早速ですがお飲物はどうしましょうか。


宿口;では大好きなコエドブルワリーの黒ビールをお願いします。妻が川越出身で、コエド直営のレストランにもよく連れて行ってもらってたんですよ。


林;そうなんですか。すごくいいところですよね。はい、どうぞ。それではお生まれと小さい頃のお話を聞かせてもらえますか。


宿口;1974年生まれです。所謂団塊ジュニア世代です。母の故郷、新潟の上越で産まれました。父は大阪出身なのですが仕事の都合で群馬県太田市に引っ越しまして、2歳から上京する18歳までそこで育ちました。群馬移民2世です(笑)。


林;根っからの群馬っ子じゃないんですね。音楽環境はどうでしたか?


宿口;父はクラシックギターを弾き、姉はピアノを習っていました。音楽好きの家庭だったと思います。僕もピアノに興味があったのですが、姉が触れることすら許してくれなかったので(笑)、小2からエレクトーンを始めました。中1まで続けました。


林;え、エレクトーンを小2から中1。


宿口;父が某電機メーカーのオーディオ事業部の勤務だったということもあって、ハード面では恵まれていたのかなと思います。
アンプ、スピーカー、レコード・プレイヤーはもちろん、80年代前半には父が会社から持ち帰った5連奏のCDプレイヤーがありましたし、当時父が開発に携わったラジカセが(当時はテレコって言ってましたが)ヒットしてくれたおかげで、僕も姉もダブルカセットでオートリバース付きのラジカセを与えられました。このラジカセを駆使して遊び倒しましたね。いろいろ録音しまくりました、架空のラジオ番組作ったり。


林;架空のラジオ番組を作るような子供だったんですね。意外と言えば意外かも。


宿口;父は休日の朝は居間の庭に面したガラス戸を全て開け放ち、爆音でクラシックやオペラのレコードをかけるような人だったので、僕はそこから逃げるように松田聖子や中森明菜など歌謡曲やアニメの主題歌をテレビからテープに録りまくっていました。
月曜20時から放送してた「ザ・トップテン」(本当は「ザ・ベストテン」が見たかったのですが、21時からだったので親が許してくれなかった)とか、夕方やってたロボット・アニメの再放送に夢中になっていました。放送前にはいつもラジカセを持ってテレビ前でスタンバイ。ラジカセはハイスペックでライン入力があるというのに、テレビには出力がなかった。なのでテレビのスピーカーにラジカセを押し当てて必死に録音していました、吠えそうになる愛犬をなだめながら(笑)。


林;(笑)


宿口;初めて心に刺さった曲は中村雅俊の「心の色」(笑)。小1でした。しみじみいい曲だなぁって聴き入っていたら祖母に「あんたは渋い趣味してるね~」なんてからかわれていました。マイナー調の曲が好みでした。中森明菜「セカンドラブ」や薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」などの来生たかお曲にも相当ヤられてましたね。


林;確かに子供らしくないですね。最初のレコードは?


宿口;初めて買ったレコードは「なめんなよ」のサウンドトラックです、なめ猫の写真満載のレコード(笑)。なめ猫の免許証やポスター集めてた時だったんですよ(笑)。当時から収集欲があったのかもしれないですね。


林;(笑)


宿口;小学校高学年になってやっと念願のファミコンを手に入れてからは(近所の友人が海外に引っ越す際に譲ってくれました)、ゲーム・ミュージックにも夢中になりました。いい曲多いんですよ。当時のゲームってスペック的に同時発音数が限られていますから、作曲者も気合入ってたんじゃないのかなあと思います。あとゲーム・ミュージックって無限ループ曲なので頭に残るんですよね。「ドラクエ」シリーズ、「FF」シリーズはもちろん、「グラディウス」のアーケード版とかミステリー・アドべンチャー「オホーツクに消ゆ」とかCDも買いましたね。また、これらの音源をエレクトーンで弾くのも好きでした。こういう時だけは積極的に練習してましたね。


林;ゲームですか。流行ったモノはちゃんと押さえてますね。中学はどうでしょうか?


宿口;中学時代はバンド・ブーム全盛期。特に群馬出身のBOØWYを聴くことは通過儀礼のようなものでした。周りの友人たちもザ・ブルー・ハーツやジュン・スカイ・ウォーカーズ、プリンセス・プリンセスなどにも夢中になっていましたね。でも僕はこっそりTMネットワークやドリカムも好きで、当時エレクトーンと引き換えに買ってもらったYAMAHAのシンセサイザー、EOS B200で練習しまくってました(笑)。ギター・ロックがもてはやされていたので、鍵盤楽器をやっていることにちょっとした後ろめたさがありました。バレーボール部に所属していたためバンド活動はできませんでしたが、家でバンド・スコアのキーボード・パートを弾くのが好きでした。


林;ああ、ずっと鍵盤奏者だったんですね。これまた誰も知らない意外な話ですね。高校は?


宿口;高校時代はバレーボールを本気でやるため、県で3位の強豪校に進みました。もう厳しい練習の毎日で音楽どころではありませんでしたね。
ただクラスメイトたちがとてもファッションに敏感な連中で、結局彼らの影響でフリッパーズ・ギターやオリジナル・ラブなどを聴くことになったのです。その時高校卒業後は上京してバンドを組むことを目指すようになりました。思えば群馬にいる時に聴いていたのはほとんど邦楽ですね。唯一、A面がカーペンターズでB面がサイモンとガーファンクルという駅前で売っているようなカセットテープだけは擦り切れるほど愛聴していました。


林;ゴウさんいたってメジャー感覚というか、「俺だけ洋楽聞いてるんだよ」みたいな感覚って皆無で清々しいですね。さて高校を卒業しますが。


宿口;予備校生として上京しました。悪夢の浪人生活の始まりと思いきや、実はこの時点で目標達成だったんです、上京できたので。もう世間は渋谷系やアシッド・ジャズ・ブーム全開期です。UKロック、フレンチ・ポップスなんかも浴びるように聴きました。暇さえあれば渋谷に行ってました、すぐ行けるのが本当に嬉しくて。


林;90年代前半ですよね。もうまさにど真ん中の時代ですね。


宿口;翌年青山学院大学に進学しました。数々の有名ミュージシャンを輩出したベター・デイズという音楽サークルに入ろうと思っていたのですが、サークル勧誘コンサートで大好きなコーデュロイのカヴァーを演っていたバンドを観て青山ジャムセッションというサークルに入りました。
後に2年も留年してしまうのですが(笑)、その時にベターデイズの連中とも知り合い、仲良くなりました。一緒にライヴ企画やったり。今売れっ子ギタリストのカシーフともこの頃からの友人です。また、渋谷のDJバー・インクスティックで毎月開催されていたパーティー「フリーソウル・アンダーグラウンド」に通いました。時にはバイト先の本厚木から終電に乗って(笑)。


林;フリーソウルに通ってたんですね。


宿口;オーガナイザーの橋本徹さんや山下洋さん、小林径さんらのかける曲をメモってレコードを買い、バンドで演ってました。だから演奏する曲のジャンルはもうバラバラ。
スティーヴィー・ワンダー、アイズレー・ブラザーズ、スペンサー・デイヴィス・グループ、ブライアン・オーガーなんて感じで。アル・クーパーの「Jolie」はコーザ・ノストラより僕らの方が早かったし、ライトハウスの「One fine morning」もシアターブルックより僕らの方が早かったなんて言い張っていました(笑)。僕はヴォーカル。憧れのFender ストラトキャスターやOvationのアコギをローンで買ってギターも練習したけどさっぱりダメでしたね。


林;ああ、ここで鍵盤は演奏せずにヴォーカルだったんですね。


宿口;高校の同級生から誘われてDJを始めたのも20歳くらいからでした。最初は「フリーソウル・アンダーグラウンド」の影響下にあったのでソウル・レアグルーヴばかりかけていましたが、徐々にヒップホップ・カルチャーに影響を受け、傾倒していきました。その頃から徐々にバンド活動からDJ活動へ移行していきました。その時のヒップホップ精神は未だに僕の根底にあるものです。


林;なるほど。レアグルーヴからヒップホップっていう順番なんですね。


宿口;とにかくレコードは買いまくっていました。ヒップホップ、ソウルはもちろんロックでもハウスでもドラムンベースでも。完全な雑食、広く深く、DJ仲間もみんなそうでした。ホントいい仲間に恵まれていました。その仲間たちと「ファンクを感じるものは何でもかける」を合言葉に、南阿佐ケ谷「Cool Dread Bar」、六本木「Nuts」、新宿「OTO」と場所を移しながら「Funk Box」というパーティーを数年間毎月開催していました。
また、DJ仲間の紹介でレコード屋で働き始めたのもこの頃です。東急ハンズの前にあるマンション、ノア渋谷の8Fにあった「ソウルブラザーズ」とその本店、西新宿「レコード・コレクターズ」で3年間バイトさせてもらいました。ここでの経験も貴重なものでした。レア盤に囲まれて働ける楽しさといったら(笑)。


林;ゴウさん、絶対にレコード屋経験者の聴き方ですよね。すごくわかります。


宿口;その後友人の紹介でちょっと通うようになっていた渋谷のバー「ミリバール」のマスター、清野さんにバイトしないか?って誘ってもらったんですよ。ここでも音楽の洪水を食らいました。自分が積極的に聴いてこなかったレゲエやラテン、オーセンティックなソウル、ロック、ニュー・ウェーブetc...。音楽の幅がぐっと広がるきっかけになりました。また、音楽業界関係者やミュージシャンの出入りも多かったので、刺激的な日々でした。本当にいろいろなことを教わりましたね。


林;なるほど。ミリバールが運命を変えましたね。


宿口;そしてその数ヶ月後、ソウルブラザーズとミリバール両方の常連で仲良くさせてもらっていた橋本徹さんから、今度カフェを出店するので働かないかと声をかけていただきました。「カフェ・アプレミディ」です。オープンから2年半、お酒係として働かせていただきました。アプレミディでもたくさんの出会いがあり、本当に刺激的な時間を過ごさせていただきましたね。ソウルブラザーズ、ミリバール、カフェ・アプレミディの3つを掛け持ちしながらの学生生活は、僕の黄金時代(笑)、一番の良い思い出です。

とにかく膨大な音楽情報の波を泳ぎ続けた学生生活でした。こう振り返ってみると本当に僕は渋谷でラッキーな出会いがいっぱいありました。


林;いい話です。さて、周りは就職を考えている時期ですが。


宿口;大学卒業を控え、将来について考えざるを得なくなっていました。当初はレコード屋開業を夢見ていましたが、バーという仕事が楽しくて楽しくて。好きな音楽をかけて、楽しい人たちが来てくれて、ウソみたいな面白事件も起きる(笑)。「これだ、俺がやりたいのは!」って思うようになり、卒業を機にレコード屋を辞めました。


林;僕も同じくレコード屋をやめて飲食業に行ったのですごくわかります。


宿口;飲食店で経験を積み、30までに開業しようと決意し、1年遅れて2006年に開業しました。最初はブラック・ミュージック・バーをやろうと思っていたのですが、27歳くらいの頃でしょうか、大きく舵を切ることになります。

ある日ミリバールにパルコのクアトロ・レーベルからリリースされた新譜CDのプロモが届きました。ウィルソン・シモナルの息子、ウィルソン・シモニーニャやマックス・ヂ・カストロetc...サンパウロのクラブ・ミュージックをリリースしていたトラマ・レーベルの音源でしたが、これにヤられました。US、UKでもない独特なR&Bで、クセになりましたね。ブラジリアン・ドラムンベースもこの頃でした。それ以来ブラジルのリアルタイムの音楽を掘るようになりました。一回方向を決めるとトコトン突き進む性格なので、いろいろなとこへ出向き買い漁りました。


林;おおお。


宿口;特にラティーナのセールとヴァージン・メガストアの閉店セールでは探していたCDを安く大量に購入できて興奮したものです。
最終的には地元の隣町、群馬県大泉町のブラジル人街にもしょっちゅう行くことになりました。そこでCDを掘りつつご飯を食べたりしているうちに、どうしてもブラジルへ行きたい衝動を抑えられなくなり、2004年に初渡伯。ノープランでしたが、結局1ヶ月かけてレシーフェからサンパウロまでのバスの旅でした。
旅を通じてブラジル音楽の豊潤さに感激しました。元々雑食だったのも良かったのかもしれません。クラブミュージックが入り口でしたが、サンバ・パゴーヂも大好きになりましたし、旧譜も掘りまくり、結局あちこちでレコード200枚くらい買って帰国、しんどかったです。
もうここで完全にブラジル中毒になりました。店は絶対にブラジルだー!と決意しましたね。


林;ああ、ブラジルに行ってからの決意だったんですか。


宿口;昼は某飲食チェーンのセントラル・キッチンで肉を切りまくり、夜はバーカウンターに立って貯金しながら開店にこぎつけました。

店では24時まではできるだけブラジル音楽をかけています。最新のブラジル音楽中心に、パゴーヂ、MPB、バイーアものなど音量大きめの物が多いです。ご存知の通りブラジル音楽は多種多様ですので、基本的にリクエストはお断りして僕が最大公約数的な選曲をしています。
深夜はバーの醍醐味の時間です。秩序から無秩序へ移行する時間とでもいいましょうか(笑)。その時の気分でブラックミュージック中心になんでもかけます。とにかくウンチクよりも楽しい雰囲気になるように心がけています。自分の店は交差点でありたいと思ってます。家でもなく村でもなく。で、僕が信号機(笑)。


林;(笑)


宿口;特別な場所でもなく、単なる交差点。いろんな人がふらっと来て、ふらっと去って行けばいいなと。

おかげさまでブラジル好きの方や古くからの友人の支えもあって、12年目を迎えております。店を続ける自分的な秘訣はとにかく自分が飽きないことですかね。


林;わかります!


宿口;趣味を仕事にすると、飽きたら最悪ですよ。なので新しい趣味はすぐ店に反映することにしています。ちなみに最近はサッカーに夢中で、最近のお客さんはサッカー・バーと勘違いするほどです(笑)。
あと定期的にブラジルには行くことにしています。         

ブラジルは訪れるたびに刺激をもらいます。最初は音楽だけを求めていましたが、今はブラジルの国民酒カシャッサとブラジル料理が渡伯のテーマになっています。
特にここ数年はミルトン・ナシメントやトニーニョ・オルタでお馴染みのミナスジェライス州の食に興味が向いています。州都ベロオリゾンチには仲良くしてもらっているエドゥアルド・マイヤという有名なシェフがいまして、彼にいろいろとミナスジェライスについて学ばせてもらいました。ミナスはフランスと同じくらいの面積がある山に囲まれた農業州です。「ミナスはブラジルのトスカーナ」と言われるくらい食材が豊富で料理が美味しいんですよ。エドゥアルドはミナスのガストロノミー・イベント「ProjetoAproxima」を通じてその魅力をアピールしているので、ミナス音楽好きの方々、是非ミナスの食にも興味を向けてみても楽しいと思いますよ(笑)。


林;ミナス料理、美味しいんですよね。日本でも本格的に誰か紹介すれば良いのにといつも思います。さて、これみんなに聞いているのですが、これからの音楽はどうなると思いますか?


宿口;うーん、どうなるのでしょうか。
もともとCDのミリオンセラーやDJブームって僕ら団塊ジュニアが学生時代に支えていたと思うんですよ。何せ人口が多いですから。僕らが買えばヒットですよ。だから僕らが卒業して社会人になった途端レコード屋は衰退の一途をたどってしまったと思うんです。でも本当の音楽好きの人は社会人になっても当然買い続けてますよね。

現存のレコード・ショップやレーベルの方々は、本当に音楽が好きな人なのでしょうね。「オレらのコレを聴いてくれー!」っていう自社商品を、そういう本当の音楽好きに届ける努力をしているから続けていられるのでしょう。本当に頭が下がります。CD・レコ屋が無くなるとホント困りますからね。
そういう意味では送り手がホントの音楽好きだらけなのですから、健全なのではないのでしょうか。利益を出すのは大変でしょうけど。


林;ですね。


宿口;バーも飲食店も一緒だと思います。わかりやすく儲からないけど好きだから続けてるんですよね。
まあ僕とかウチのお客さんは相変わらずレコードもCDもiTuneでも買いまくってキャッキャしてるので、あまりこういうことは考えた事ないっすね。


林;なるほど、ゴウさんらしい回答ですね。さて今後はどうされる予定でしょうか。


宿口;ブラジルの街角にあるようなラテン系バルを路面でやりたいですね。飲んで食べて、飲んで食べてという感じのカジュアルな雰囲気で。
前回のブラジル旅行の帰りにポルトガルにも立ち寄ったのですが、リスボンもポルトも本当に素晴らしいところでした。ワインを飲みにアレンテージョ地方にも行ってきました。しみじみ美味いポルトガル料理も出したいし、ブラジルだけじゃなくラテン民族の街のアノ感じを表現できたらいいなと思ってます。さあ、果たして実現するのか?(笑)


林;ラテン系バルを路面で! 良いですねえ。是非、実現してください。それではみんなが待っている選曲ですが、まずテーマは?


宿口;テーマは「ブラジルを好きになってしまう10曲」です。


林;おお、楽しみです!


01. Max de Castro (マックス・ヂ・カストロ)「A História da Morena Nua...」



宿口;この曲は2ndアルバムに収録されているんですけど、このチキチキ・ビートが妙にクセになって大好きでしたね。ビデオクリップもかっこよくて。とにかく当時のトラマ・レーベルが好きで、ブラジルについた初日にサンパウロのクラブ「Blen blen Brasil」にトラマ・ナイト目当てで遊びに行ったくらいです。


林;ブラジル人ならではのグルーブ感ですね。ところでトラマ・ナイトっていうのがあるんですね。やっぱり現地でそういうの経験したいですねえ。


02. Paulinho Moska (パウリーニョ・モスカ) 「UM MÓBILE NO FURACÃO 」



宿口;この曲もブラジルを好きになった一つのきっかけでした。偶然ライブを観ることになり彼の歌は勿論、マルコス・スザーノのパンデイロとサッシャ・アンバッキの近未来的鍵盤にぶちのめされてしまったのです。それ以来クレジットにスザーノとサッシャがある物は全て手に入れてきましたよ


林;パウリーニョ・モスカ好きなんですね。ゴウさんってロックのイメージがなかったのですが、今回のインタビューでなるほどなあとわかってきました。


03. Adriana Calcanhotto (アドリアーナ・カルカニョット)「Vambora」



宿口;これもサッシャ・アンバッキの仕事ですね。なんとも言えない浮遊感と落ちていく感じがたまりません。凄くブラジルっぽいですね。サッシャの事を好き好き言ってたら、シンガーのTOYONOさんがフェイスブック経由で紹介してくれました。もう感激でしたね。アナ・カロリーナのサッシャ作品も神ってます。


林;アドリアーナ・カルカニョットもゴウさんの10曲に入るって意外な気がしますが、サッシャ・アンバッキがキーワードなんですね。これまた知らなかったゴウさんの一面でした。


04. Julia Bosco (ジュリア・ボスコ)「Dance com seu inimigo」



宿口;ジョアン・ボスコの娘による昨年の新譜です。サウンド・プロデュースは恋人でジョアン・ドナートの息子、ドナチーニョ。で、この音です(笑)。サイコーですね、昨年のLATINA誌のブラジル・ディスク大賞で、僕は本作を1位にしたほど好きなアルバム。ブラジルはことごとく裏切ってくれるところが好き。


林;2世つながりなんですね。うわ、この音...(笑)。僕、この80年代サウンド、リアルタイムで体験してるんでどうも立ち止まっちゃうんですよねえ...


05. Ivete Sangalo, Tatau (イヴェッチ・サンガロ、タタウ)「Arerê」



宿口;初めてサルヴァドールを訪れた時に大ヒットしていたバイーアの女王のDVDから。デュエットしているタタウはアラケトゥというグループのフロントマンでした。イヴェッチは勿論、タタウの歌声にヤられて、アラケトゥのCDを買い漁りました。親しみやすいベタなメロディーとバイーアの太鼓グルーヴがたまりません。


林;うわあ、会場盛り上がってますね。なんか今回ゴウさんの群馬でボウイを聞いてその後青学の話からサルヴァドールにたどりついたことを知ると感動します。


06. Skank (スカンキ)「Vou Deixar」



宿口;やはりこれも初めてブラジルに行った時にあちこちでかかっていた思い出の曲。元々はポリスに憧れていたのか、レゲエとロックの融合とかをやっていてメッチャかっこいいのですが、この曲からリッケンバッカーを携え完全なUKロックサウンドに。サンパウロのカラオケ・バーでこの曲歌ったらキャーキャー言われて楽しかったな。


林;ブラジルのインテリ男子って必ずスカンキ好きですよね。これカラオケ・バーで歌うとモテるんですね。勉強になりました(笑)。


07: Marcelo D2 (マルセロ・デー・ドイス)「MD2 (A Sigla Tá No Tag) ft. Som Imaginário」



宿口;我らがヒーローD2。運良く2回ライブを見たことがありますが、本当にヒップホップIQが高いんですよ。USヒップホップ・マナー。そこが他のブラジルのMCとの違いですね。後ろでスクラッチしているのはBlenにも来てくれたDJナッツ。1stは彼が全てのトラックを作っているんですよ。


林;おおお、ブレンにはそんな人も来てるんですね。ブラジル人がアメリカの音楽をどう解釈するかっていうテーマってずっとあると思うのですが、なるほどブラジルですね。


08: Péricles Part. Xande de Pilares(ペリクレスfeat.シャンヂ・ヂ・ピラリス)「 Êta Amor」



宿口;パゴーヂはブラジルのサンバ歌謡みたいなものでしょうか。ホント大好きになりました。街中に溢れていて、生活に密着した音楽ですね。名曲がありすぎて挙げればきりがないのですが、ここ数年でお気に入りはこの曲かな。元エザウタ・サンバと元ヘヴェラサォンのフロントマンによるデュエットです。


林;うわあ、すごい良い曲ですね。パゴーヂ、僕も昔すごく好きで聞いてたのですが、ゴウさん、本当にちゃんとリアルタイムでチェックしてるんですね。


09: Casuarina (カズアリーナ)『 Certidão』



宿口;こちらはよりクラシカルなパゴーヂ。インテリ層に受けの良いリオの人気グループです。この曲で歌っているジョアン・カヴァルカンチはレニーニの息子ですよ。完璧なコーラス・ワークと演奏、楽しそうに踊る観客たち。まさにこれぞリオの夜の楽しみ方って感じですね。Blenでも月1でこんなパーティーやってますので是非。


林;レニーニの息子なんですか。ごめんなさい、ほんと知りませんでした... 確かにクラシカルで僕にも響いてきます。リオですねえ。みなさんも是非、ブレンに!


10: Gilberto Gil (ジルベルト・ジル)「Se eu quiser falar com Deus」



宿口;最後にしっとりと深夜向けのいい曲を。ジルベルト・ジル御大による名曲です。こういう美しいメロディーの曲がブラジルには本当にたくさんあります。それに加えて歌詞もいいんだからもう!ブラジルの深夜のタクシーでこんな曲がかかっちゃったらもうアウトですね。一度ハマると抜け出せないカオスなブラジルへようこそ。


林;おお、この展開で最後に御大! なんか最後にジョルジ・ベンでもカエターノでもミナスでもサンバでもなくジルベルト・ジルを持ってくるのがゴウさんだなあって思います。

ゴウさん、お忙しいところどうもありがとうございました。ゴウさんの知らない顔がたくさん見れました。みなさんもこの10曲に何か感じたら是非、渋谷のブレンに行ってみてください。


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すっかり春ですね。良い音楽、聞いてますか? 音楽を片手に外に出てみませんか。
それではまた来月もこちらのお店でお待ちしております。

bar bossa 林伸次


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■Bar bossa林さんが選曲したコンピレーションアルバムが11/16リリース!

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■タイトル:『Happiness Played In The Bar -バーで聴く幸せ- compiled by bar bossa』
■アーティスト:V.A
■発売日:2016年11月16日
■レーベル: ユニバーサル ミュージック
■品番:UICZ-1646

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【収録曲】
1.Blossom Dearie / It Might As Well Be Spring
2.Bill Evans / Soiree
3.Paul Desmond / Emily
4.Bill Evans Trio / Elegia
5.Quincy Jones and His Orchestra / Dreamsville
6.Gerry Mulligan / Night Lights
7.Vince Guaraldi Trio / Great Pumpkin Waltz
8.Cal Tjader / Just Friends
9.Shirley Scott/Can't Get Over The Bossa Nova
10.Blossom Dearie / Give Him The Ooh-La-La
11.Burt Bacharach / I'll Never Fall In Love Again
12.NICK De CARO and orchestra / I'M GONNA MAKE YOU LOVE ME
13.Blossom Dearie / Sweet Surprise
14.Beach Boys / Caroline No
15.Burt Bacharach / Alfie
16.Milton Nascimento / Catavento
17.Earl Klugh / The April Fools
18.Danilo Perez/Another Autumn


【林 伸次 近著】

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■タイトル:『バーのマスターは「おかわり」をすすめない 飲食店経営がいつだってこんなに楽しい理由』
■著者:林 伸次
■発売日:2016年9月9日
■出版社: DU BOOKS
■金額:¥1,728 単行本

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「このビール、ぬるいんだけど」とお客さまに言われたら、あなたならどう対応しますか?
その都度悩んで、自ら回答を見つけてきた渋谷のバーのマスターの約20年。
楽しく経営を続けられたのには理由がある!

「バーの重たい扉の向こうには、お客さま、店主、お酒......その他たくさんの物語が詰まっています。ぜひ、あなたもその物語に参加してみてください。」
――本文より


「bar bossa」アーカイブ

vol.1 「モニカ・サウマーゾ」 ・vol.2 高木洋介 ・vol.3 「クリスマス・ソングのボサノヴァ」 ・vol.4 柳樂光隆 ・vol.5 「1960年代当時のブラジルのボサノヴァ女性シンガー特集」 ・vol.6 松原繁久 ・vol.7 「1970年代から1980年代までのブラジルのボサノヴァ女性シンガー特集」 ・vol.8 中村ムネユキ ・vol.9 「現代のブラジルのボサノヴァ女性シンガー特集」 ・vol.10 江利川侑介 ・vol.11 「エレンコ・レーベル」 ・vol.12 田仲昌之 ・vol.13 「ルミアール・ヂスコス」 ・vol.14 定成寛 ・vol.15 寺田俊彦 ・vol.16 白尾嘉規 ・vol.17 「畠山美由紀『rain falls』 プロデューサー中島ノブユキ インタビュー」 ・vol.18 山本勇樹 ・vol.19 「ジノンさん ルシッド・フォールについて」 ・vol.20 大場俊輔 ・vol.21 「ブラジル人と演奏しているアメリカのジャズ・ミュージシャン特集」 ・vol.22 武藤サツキ ・vol.23 「Lucid Fall (The Best of)」 ・vol.24 筒井奈々 ・vol.25 「THE PIANO ERA2013」 ・vol.26 山上周平 ・vol.27 ジノン ・vol.28 東野龍一郎 ・vol.29 林伸次 ・vol.30 中村智昭 ・vol.31 齊藤外志雄 ・vol.32 染谷大陽 ・vol.33 稲葉昌太 ・vol.34 小嶋佐和子 ・vol.35 石郷岡学 ・vol.36 原田雅之 ・vol.37 松本研二 ・vol.38 塚田耕司 ・vol.39 岩間洋介 ・vol.40 中村信彦&真理子 ・vol.41 白尾嘉規 ・vol.42 田仲昌之 ・vol.43 山本勇樹 ・vol.44 新川忠 ・vol.45 川嶋繁良 ・vol.46 田村示音 ・vol.47 山崎雄康 ・vol.48 上川大助 ・vol.49 町田和宏 ・vol.50 林下英治 ・vol.51 シュート・アロー ・vol.52 高橋悠 ・vol.53 沼田学 ・vol.54 庄野雄治 ・vol.55 山本のりこ ・vol.56 渡部徹 ・vol.57 小栗誠史 ・vol.58 相澤歩 ・vol.59 土田義周 ・vol.60 榎本善一郎 ・vol.61 町田洋子 ・vol.62 影山敏彦 ・vol.63 花田勝暁 ・vol.64 宮川泰幸 ・vol.65 林伸次 ・vol.66 高原一実 ・vol.67 松岡祐子


bar bossa information
林 伸次
1969年徳島生まれ。
レコファン(中古レコード店)、バッカーナ&サバス東京(ブラジリアン・レストラン)、
フェアグランド(ショット・バー)を経た後、1997年渋谷にBAR BOSSAをオープンする。
2001年ネット上でBOSSA RECRDSをオープン。
著書に『ボサノヴァ(アノニマスタジオ)』。
選曲CD、CDライナー執筆多数。
連載『カフェ&レストラン(旭屋出版)』。

bar bossa
bar bossa
●東京都渋谷区宇田川町 41-23 第2大久保ビル1F
●TEL/03-5458-4185
●営業時間/月~土
18:00~24:00 bar time
●定休日/日、祝
お店の情報はこちら

JAZZ ODYSSEY vol.1 feat 石若駿 @ JZ Brat:ライブ情報 / LIVE INFO

ジャズにおける新しい冒険、チャレンジ、旅="JAZZ ODYSSEY"を掲げお送りする
新しいライブシリーズが始動します。

第一回目は日本ジャズの若き至宝、ドラマーの石若駿をフィーチャー。
(石若駿さんについて詳しくはJJazz.Netインタビュー記事にて)

即興セッションを行うのはビート/ポップシーンで引っ張りだこの人気キーボーディスト/
トラックメイカー/プロデューサー、Kan Sano。
そして、ラッパーとして音楽家としてクリエイティブな活動を続ける環ROY。
お二人とも石若駿とはこの日がファーストセッションとなります。

また、当日は石若駿がセルフ・プロデュースした最新作『songbook』を、
石若駿"songbook"プロジェクトバンドとして演奏。

ジャズの即興性、アイデア、スキルを駆使したセッション。
JZ Bratがまさしく16周年を迎える記念日に相応しい、新しいジャズイベント。
貴重な一夜となること間違いありません。


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【JAZZ ODYSSEY vol.1 feat 石若駿
 -JZ Brat 16th Anniversary Special-】

ジャズにおける新しい冒険、チャレンジ、旅="JAZZ ODYSSEY"を掲げお送りするライブシリーズ。気鋭のジャズミュージシャンに焦点を当て、様々なスタイルでセッション&コラボレーション。JZ Bratのアニバーサリー当日に迎える、記念すべき第1回目は、各方面から絶大な支持を受けるドラマー石若駿をフィーチャー。


【タイトル】
JAZZ ODYSSEY vol.1 feat 石若駿-JZ Brat 16th Anniversary Special-


【日時】
2017年5月24日(水)
Open 17:30
1st Start 19:30
2nd Start 21:00


【メンバー】
<1st Show>
石若駿(dr)
Kan Sano(key)
環ROY(rap)

<2nd Show>
石若駿"songbook"プロジェクトバンド
石若駿(dr,p)
角銅真美(vo,per)
西田修大(g)
オチ・ザ・ファンク(b)


【会場】
JZ Brat SOUND OF TOKYO
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル2階
URL: http://www.jzbrat.com/access/
JR:渋谷駅 南改札西口より徒歩3分。


【料金】
入替なし 予約¥4,800 当日¥5,300

※未就学児童の入場はご遠慮頂いておりますので、予めご了承くださいませ。
※チャージに飲食代は含まれておりません。
※お一人様一品以上のご注文をお願い致します。


【予約】
ご予約はこちら(JZ Brat)

電話でのご予約(受付時間は平日15:00~21:00)
TEL:03-5728-0168


【主催】
MUSIC ODYSSEY


【公演詳細】(JZ Brat)


Shun Ishiwaka『Songbook』



Kan Sano Live ! 宍戸留美×津田大介 Oil in Life Vol.96より



鎮座DOPENESS×環ROY×U-zhaan / サマージャム'95



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石若駿 http://www.shun-ishiwaka.com/

1992年 北海道清里町生まれ。札幌市出身。幼少からクラシックに親しみ、13歳よりクラシックパーカッションを始める。
2002~2006年まで札幌ジュニアジャズスクールに在籍し本格的にドラムを演奏し始め、その間、Herbie Hancock(p)氏、日野皓正(tp)氏、タイガー大越(tp)氏に出会い多大な影響を受ける。
2004年、日野皓正quintet Live(六本木アルフィ) にゲスト出演。
2006年8月、日豪交流派遣事業によりシドニー「オペラハウス」にて演奏。12月、日野皓正special quintetのメンバーとして札幌にてライヴを行う。2007年金澤英明(b)氏、石井彰(p)氏とトリオを結成し、ツアーを行う。三笠宮寛仁親王主催の「愛のコンサート」に 出演し日野皓正(tp)氏、渡辺香津美(g)氏、山下洋輔(p)氏らと共演。
2008年3月、ボストンバークリー音楽院タイアップの「グルーヴ・キャンプ 」を受講し「バークリーアワード」を受賞。
2009年 夏、奨学生としてバークリー音楽院に留学。10月、横浜ジャズプロムナードコンペティションにて、Takeshi Ohbayashi Trioとして数々の賞を受賞。
2011年5月、「BLUE NOTE TOKYO Special Session supported by 大黒摩季」に出演。
2012年4~7月、フジテレビ 放送 アニメ『坂道のアポロン』 の川渕千太郎役ドラム演奏、モーションを担当。11月、吉松隆作曲「サイバーバード協奏曲」を準ソリストとして東京ニューシティー管弦楽団と共演。
2013年4月、ミニアルバム『石若駿Trio The Boomers ~Live At The Body & Soul~』をタワーレコード限定でリリース。リズム&ドラムマガジン 6月号 "次世代"Jazz Drummer特集に取り上げられる。8月、小澤征爾 総監督による、サイトウキネンフェスティバル 大西順子講師による「サイトウ・キネン・ジャズ勉強会」にサポートミュージシャンとして参加。
2014年2月東京藝術大学打楽器専攻生による有志演奏会のインスペクターを務めIannis Xenakis「Persephassa」を演奏。5月、日野皓正special quintetの北海道ツアーに参加。
9月初頭、森山威男(ds)氏を東京藝術大学に46年ぶりに招き、藝祭にてDrum duoを実現させる。
9月下旬、テイラー・マクファーリン(DJ,vo,key,beatbox)の単独来日公演のドラマーに抜擢され好評を博した。
11月、東京藝術大学モーニングコンサートにて日本人初演ソリストとして、打楽器協奏曲「Frozen in Time」を藝大フィルハーモニアと共演。
2015年3月、J-WAVE V.I.Pにゲスト出演。
2015年9月、東京ジャズ2015においては、沖野修也率いるKyoto Jazz Sextetにて出演し、リチャード・スペイヴン(ds)と披露したツイン・ドラム・ソロがテレビでもOAされ話題となる。
2015年12月、初のフル・リーダー作『Cleanup』を発表。
国内の2大ジャズ誌「JAZZ JAPAN」「Jazz life」より、「JAZZ JAPAN AWARD 2015≪アルバム・オブ・ザ・イヤー≫ニュー・スター賞」「Jazz Life DISC GRAND PRIX ~ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー2015 New Stars賞」をそれぞれ受賞。さらに国内唯一のクリティクス・ポール「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」第28回にてブライテスト・ホープ賞を受賞。 「新人賞トリプル受賞」という快挙を成し遂げた。
2016年6月、ブルーノート東京にて自己のトリオでカート・ローゼンウィンケル(g)と出演。
同年9月、15周年を迎えた「東京JAZZ」にリーダーとしてPROJECT 67名義で出演。

これまでにクラシックパーカッションを大垣内英伸,杉山智恵子,藤本隆文の各氏に師事。
クラシック、現代音楽、新曲初演も行っている。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校 打楽器専攻を経て、同大学音楽学部器楽科打楽器専攻を卒業。卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞受賞。


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Kan Sano http://kansano.com/

キーボーディスト/トラックメイカー/プロデューサー。
バークリー音楽大学ピアノ専攻ジャズ作曲科卒業。在学中には自らのバンドでMonterey Jazz Festivalなどに出演。キーボーディスト、プロデューサーとしてChara、UA、大橋トリオ、RHYMESTER、Madlib、Shing02、いであやか、青葉市子、藤原さくら、Seiho、韻シスト、Nao Yoshioka、Ovall、mabanua、須永辰緒、七尾旅人、Monday Michiru、羊毛とおはな、佐藤竹善、片平里菜、Hanah Spring、COMA-CHI、Twigy、アンミカ、Monica、ゲントウキ、Eric Lauなどのライブやレコーディングに参加。

また新世代のビートメイカー、プロデューサーとして国内外のコンピレーションに多数参加する他、LION、カルピス、CASIO、NTT、ジョンソン、日本管理センターのCMやJ-WAVEのジングル、AnyTokyo 2015の会場音楽など各所に楽曲を提供。
さらにSoundCloud上でコンスタントに発表しているリミックス作品やオリジナル楽曲がネット上で大きな話題を生み、累計40万再生を記録。

また、トラックメイカーとしてビートミュージックシーンを牽引する存在である一方、ピアノ一本での即興演奏でもジャズとクラシックを融合したような独自のスタイルで全国のホールやクラブ、ライブハウスで活動中。


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環ROY | Tamaki Roy http://www.tamakiroy.com

1981年宮城県生まれ。これまでに最新作『ラッキー』を含む4枚のCDアルバムを発表し、国内外の様々な音楽祭へ出演する。近年の活動に、パフォーマンス作品『ありか』愛知県芸術劇場(2016)、インスタレーション作品『Types』寺田倉庫 T-Art Gallery(2015)、映画『アズミ・ハルコは行方不明』劇伴音楽の制作(2016)、日清食品『SAMURAI NOODLES』広告音楽の制作(2016)、NHK教育『デザインあ』コーナー音楽の制作(2016)などがある。

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