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JJazz.Net Blog Title

2024年9月アーカイブ

My First Jazz Vol.78-川上さとみ:My First Jazz

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Title : 『Charlie Parker with Strings』
Artist : Charlie Parker With Strings


ジャズピアニストの川上さとみです。


幼い頃から、いろんな音楽に触れさせてもらいました。
クラシック、ジャズ、オーケストラなども沢山の生音も聴く機会がありました。


今回の一枚は、現在もお気に入りのうちの、ひとつ。として
チャーリー・パーカーの
「Charlie Parker with Strings」
こちらを挙げさせていただきます。


この作品は、
本当に美しいストリングスが重なりあって、
その中で、チャーリー・パーカーが「彼の音」を重ねていき、深く心に残っていきます。


最近は特に、音楽をいろんな聴き方をしてしまうことが、また更に多くなり
このアルバムも、いくつもの録音時の状態の様子が、ますます、勝手に思い浮かんだりすることがあります。
どの様な録音の仕方によるにしても、彼が、たとえ、どの様な体調であったとしても。
あの美しいストリングスの響きの中で、影響を受けながら
「チャーリー・パーカーとしての、あの全ての音、を残していく。」
私なりに、とても彼という人間を感じます。


「音を聴くということは、人生にあらゆる影響がある」
という事を、今、また、改めて感じています。


今回の「Charlie Parker with Strings」
美しく、華やかで、穏やか・・・
心が落ち着きます。


川上さとみ






My First Jazz

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Title : 『Charlie Parker with Strings』
Artist : Charlie Parker With Strings
LABEL : Clef Records
RELEASE : 1955年



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【SONG LIST】
01.April In Paris
02.Summertime
03.If I Should Lose You
04.I Didn't Know What Time It Was
05.Everything Happens To Me
06.Just Friends
07.They Can't Take That Away From Me
08.You Came Along (From Out Of Nowhere)
09.East Of The Sun (West Of The Moon)
10.Easy To Love
11.I'm In The Mood For Love
12.I'll Remember April




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2023年9月13日、ダイレクトカッティングという、演奏を2chでステレオ録音しながら、同時にレコード用カッティングをする失敗の許されない録音現場を生配信。
途中機械トラブルによる中断をものともせず、その実力と度胸を見せつけた、ジャズピアニスト川上さとみ。
2024年1月ついに、そのアナログ盤が発売されたが、1週間で完売。
そんなファンから入手希望の多かった待望の音源が、SACDハイブリッド盤として登場。
DSD11.2MHz/1bit録音マスターからマスタリングされた、未公開の4曲を含む8曲を収録。







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川上さとみ(pianist, composer)   
2歳でピアノを弾き始め、6歳よりクラシックの英才教育を受ける。14歳で指導の経験、16歳でステージに立ち、18歳でTV・ラジオCMの作曲・演奏等、プロ活動を開始。その後ニューヨークでリッチー・バイラークに師事。 ルー・ソロフ、ルイス・ナッシュ、ピーター・ワシントン等、一流ジャズメンと共演。巨匠ハンク・ジョーンズからも絶賛される。
2005年アルバム「ティアラ」にてデビューを果たす。その後スイングジャーナル誌選定ゴールドディスク受賞作品、日本プロ音楽録音賞受賞作品を含む6枚のリーダーアルバムを発表している。 またNHK連続テレビ小説「あぐり」ジャズシーン音楽を担当し、テレビ東京、BSジャパン放送「美の巨人たち」では多くのアルバム収録楽曲が使用されるなど幅広い活動を行っている。
2024年1月17日、ダイレクトカッティングをした4曲を収録したLPを限定数にて発売。1週間で売切れとなる。
http://satomikawakami.com/




Latest Album

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Title : 『Sensibilities』
Artist : 川上さとみ
LABEL : ポニーキャニオン
RELEASE : 2024年9月25日



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【SONG LIST】
01.Essence
02.True Intention
03.Beautiful Solitude
04.All Senses
05.Perspective
06.Everlasting
07.Perceptions
08.Sensibility





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【KKBOX Podcast「My First Jazz」】
JJazz.Netとの連動によるオリジナルコンテンツ。
ジャズ・ミュージシャン本人の音声コメントをお届けしています。
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曽根麻央 Monthly Disc Review2024.09_Camarón De La Isla : Potro De Rabia Y Miel:Monthly Disc Review

みなさんこんにちは。曽根麻央です。
今日はフラメンコの作品を紹介しようと思います。

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Title : 『Potro De Rabia Y Miel』
Artist : Camarón De La Isla


この作品は1992年の作品でCameron De La Islaというフラメンコを代表するシンガーの作品で、ギターの巨匠、Paco de LucíaやTomatitoが参加している事で知られています。

この作品を僕に紹介してくれたのは、今ではスペインで代表的なフラメンコ・ギター奏者となったYago Santosという友人なのですが、彼から絶対に聞かないといけないフラメンコ作品だと言われました。
また真偽の程は分かりませんが、その友人曰くシンセサイザーでモダンなサウンドを用いた最初のフラメンコ・アルバムであるとのことです。
フラメンコを体験するアルバムとしても素晴らしいのですが、そもそも非常に音楽的でアルバムとしても一瞬で聴き終えてしまう完成度の高い作品ですのでぜひ聴いてみて下さい。


さてTanguillos、Bulerías、Tangos、Rumba、Tarantaの代表的なフラメンコのスタイルで演奏されています。
ちなみにサブスクで聴くと、タイトルの後にこの曲がこのリズムですって()の中に書いてあるので、そこに注目しながら聴けるのもポイントです。

まずフラメンコといって有名なリズムはBuleríasですよね!これぞフラメンコというかっこいいビートです。
通常早い12拍子の場合が多いと思います。
一つ注意として、ここからのリズムについての説明はあくまでジャズやその他のジャンルを演奏している人から見た拍子やリズムの捉え方です。
フラメンコは12拍子を演奏するときに12から数え始めるので、12-1-2-3-4-5-6-7-8-9-10-11と数えるそうですが、そんなこと僕にはできません!普通に1から数えさせてください(笑)。
スペインでフラメンコのレッスンを受けた時もパーカッションの先生はそうやってわかりやすく教えてくれました。
Buleríasをスペインで習った時はひたすらこのリズムを手と足で体に入れ込むところから始まり、これだけで終わるほどこのリズムは難しいです。
というか日本に普通に住んでると身につかないリズム感だと思います。


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このアルバムのBuleríasの楽曲も基本的にはこのグルーヴが使われています。ぜひ楽曲に合わせてやってみてください。最初は難しいですが...


M5 やM9で用いられるRumbaはいわゆるキューバのルンバではなく、スペインのフラメンコのルンバです。といっても19-20世紀初頭のキューバ音楽の影響を多く受けていて、キューバのリズムをフラメンコの奏者が発展させたといって良いでしょう。
有名な曲ではジプシー・キングの「Volare」を想像するとどんなリズムかわかる方が多いかと思います。
キューバに影響を受けたといっても、キューバ音楽のルンバのようにクラーベ・パターンはありません。
基本的には8分音符が3-3-2のグループで演奏されてグルーヴを作ります。
歴史的にはパコ・デ・ルシアがパーカッション(カホン)をフラメンコに使うようになって今のスタイルになったと言って良いと思います。

M5ではブラスシンセが際立っています。



M9ではフラメンコ・ルンバでは珍しく、まるでキューバ・スタイルかのようにピアノでモントゥーノが演奏されます。



M7のTangosは、少しRumbaとにてますが、Rumbaより遅めの3-3-2のグルーヴですね。グルーヴが3-3-2のまとまりで音楽が動いているのはアルゼンチン・タンゴと一緒です。



M1のTanguillosは調べると色々な解釈があるようですが、聴いた感触だとミディアムな3拍子の曲で、しかし、1-2-3-1-2-3とも取れるし、1-2-3-4-5-6で1と3と5にアクセントがついて、大きな3拍子のようにも聴こえる、サイズの違う3拍子が同時存在するリズムかなと思います。



またM3でもあるTarantaはシンガーとギターリストの息の合い方だけで表現される、拍子のない楽曲のスタイルです。



ちなみに話はそれますが、僕のトランペットとこのアルバムを紹介してくれたYago Santosと二人でTarantaを作った音源があるのでぜひ聴いてみてください。1:46ぐらいからです。



文:曽根麻央 Mao Soné



Recommend Disc

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Title :『Potro De Rabia Y Miel』
Artist : Camarón De La Isla
LABEL : Universal Music Spain
発売年 : 1992年


【SONG LIST】

01.Una Rosa Pa Tu Pelo
02.Mi Nazareno
03.Se Me Partió La Barrena
04.Potro De Rabia Y Miel
05.La Primavera
06.Yo Vendo Pescaíto
07.Eres Como Un Laberinto
08.La Calle De Los Lunares
09.Un Caballo Y Una Yegua




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「Monthly Disc Review」アーカイブ曽根麻央
2020.04『Motherland / Danilo Perez』2020.05『Color Of Soil /タイガー大越』2020.06『Passages / Tom Harrell 』2020.07『Inventions And Dimensions / Herbie Hancock』2020.08『Birth Of The Cool / Miles Davis』2020.09『Chet Baker Sings / Chet Baker』2020.10『SFJAZZ Collective2 / SFJAZZ Collective』2020.11『Money Jungle: Provocative In Blue / Terri Lyne Carrington』2020.12『Three Suites / Duke Ellington』2021.01『Into The Blue / Nicholas Payton』2021.02『Ben And "Sweets" / Ben Webster & "Sweets" Edison』2021.03『Relaxin' With The MilesDavis Quintet / The Miles Davis Quintet 』2021.04『Something More / Buster Williams』2021.05『Booker Little / Booker Little』2021.06『Charms Of The Night Sky / Dave Douglas』2021.07『Play The Blues / Ray Bryant Trio』2021.08『The Sidewinder / Lee Morgan』2021.09『Esta Plena / Miguel Zenón』2021.10『Hub-Tones / Freddie Hubbard』2021.11『Concert By The Sea / Erroll Garner』2021.12『D・N・A Live In Tokyo / 日野皓正』2022.1『The Tony Bennett Bill Evans Album / Tony Bennett / Bill Evans』2022.2『Quiet Kenny / Kenny Dorham』2022.3『Take Five / Dave Brubeck』・2022.4『Old And New Dreams / Old And New Dreams』2022.5『Ella Fitzgerald And Louis Armstrong / Ella And Louis』2022.6『Live from Miami / Nu Deco Ensemble & Aaron Parks』2022.7『Oscar Peterson Trio + One / Oscar Peterson Trio Clark Terry』2022.8『Ugetsu/ Art Blakey & The Jazz Messengers』2022.9『Sun Goddess / Ramsey Lewis』2022.10『Emergence / Roy Hargrove Big Band』2022.11『Speak No Evil / Wayne Shorter』2022.12『The Revival / Cory Henry』2023.1『Complete Communion / Don Cherry』2023.2『Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles / Brad Mehldau』2023.3『Without a Net / Wayne Shorter』2023.4『LADY IN LOVE / 中本マリ』2023.5『Songs Of New York / Mel Torme』2023.6『Covers / James Blake』2023.7『Siembra / Willie Colón & Rubén Blades』2023.8『Undercover Live at the Village Vanguard / Kurt Rosenwinkel』2023.09『Toshiko Mariano Quartet / Toshiko Mariano Quartet』2023.10『MAINS / J3PO』2023.11『Knower Forever / Knower』2023.12『Ella Wishes You A Swinging Christmas / Ella Fitzgerald』2024.01『Silence / Charlie Haden with Chet Baker, Enrico Pieranunzi, Billy Higgins』2024.02『Rhapsody in Blue Reimagined / Lara Downes』2024.03『Djesse Vol. 4 / Jacob Collier』2024.04『Voyager / Moonchild』2024.05『Evidence with Don Cherry / Steve Lacy』2024.06『Quietude / Eliane Elias』2024.07『Alone Together / Lee Konitz, Brad Mehldau, Charlie Haden』2024.08『The Rough Dancer And The Cyclical Night (Tango Apasionado) / Astor Piazzolla』



Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

曽根麻央Official Site

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ジャズバイオリニスト maikoが、活動25周年記念アルバム「Reminiscence」をリリース。
25年間の音楽活動を振り返り、その豊かな道のり、懐かしさ、原点。
音楽人生そのものを詰め込んだ珠玉の作品集です。

ジャズ・プレイヤーとしてキャリアを重ねながらも、数々の出会いにより変化してきた音楽観。
そして確立された自身のスタイル。
全曲オリジナルで構成された、2018年以来のスタジオ録音フルアルバムです。

ライフワークでもあるソロバイオリンライブを続けたこと、そしてコロナ禍により、自身の心と対話。
「私のジャズ」から「私の音楽」に変化した、という。
温かさ、優しさ、といった癒しの要素と
これからの旅路を示すような希望に満ちた世界観に仕上がっています。


 

アルバム特設ページはこちら
https://www.jvmaiko.com/remi.html


また、リリースライブ、ツアーも決定。
10/10(木)渋谷 JZ Bratのライブは、レコーディングメンバーが全員揃いますので
ぜひ足をお運びください。




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【25周年記念アルバム 「Reminiscence」 リリースライブ】


■9/28(土)
成城学園 CAFE BEULMANS
https://cafebeulmans.com/
20:00~
maiko(バイオリン)、伊藤志宏(ピアノ)、伊東佑季(ベース)


■10/10(木)
渋谷 JZ Brat 
https://www.jzbrat.com/
19:30~
maiko(バイオリン)、伊藤志宏(ピアノ)、伊東佑季(ベース)、藤本一馬(ギター)、黒沢綾(ボーカル・ピアノ)
チャージ:S席7,000円 予約6,000円 当日6,500円 学割3,700円(要学生証提示)


■10/14(月祝)
吉祥寺 Strings
https://www.jazz-strings.com/
18:30~
maiko(バイオリン)、藤本一馬(ギター)


■11/7(木)
浜松 Hermit Dolphin
http://www3.tokai.or.jp/hermitdolphin/
19:30~
maiko(バイオリン)、伊藤志宏(ピアノ)、伊東佑季(ベース)
チャージ:4,000円 ご予約はメールのみ hermitdolphin@gmail.com


■11/8(金)
大津 bochi bochi
http://www.kyu-otsukoukaidou.jp/bochibochi/
19:30~
maiko(バイオリン)、伊藤志宏(ピアノ)、伊東佑季(ベース)
チャージ:4,000円


■11/9(土)
神戸 100BANホール
https://www.100ban.jp/
19:00~
maiko(バイオリン)、伊藤志宏(ピアノ)、伊東佑季(ベース)
チャージ:4,000円(要1ドリンク500円 出店:紅茶喫茶2cups)
【お申し込み】
・ムジカ アルコ・イリス(安田):my2933@i.softbank.jp  080-3853-9363
・100BAN ホール:hall@100ban.jp  078-331-1728


■11/10(日)
名古屋栄 Doxy
https://livedoxy.net/
19:00~
maiko(バイオリン)、伊藤志宏(ピアノ)、伊東佑季(ベース)
チャージ:4,000円


■11/19(火)
南青山 ZIMAGINE
https://zimagine.genonsha.co.jp/
19:30~
maiko(バイオリン)、伊藤志宏(ピアノ)、伊東佑季(ベース)



NEW RELEASE

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Title : 『Reminiscence』
Artist : maiko
LABEL : GardenNotes Music
RELEASE : 2024年9月18日



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【SONG LIST】
01.Mirage
02.Windmill
03.Migratory Bird
04.ふと、
05.Rotating Sphere
06.Reminiscence
07.遠い記憶
08.Far away
09.kiteki




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maiko
神戸市出身。3歳からバイオリンを始める。京都市立芸術大学音楽学部卒業。
ジャズバイオリニスト寺井尚子氏に師事。アシスタントを務めながらジャズ・バイオリンの研さんに励みつつ、2001年からの8年間で2,000回を超える圧倒的な数のライブパフォーマンスを行い、独自のジャズスタイルを確立する。
第19回浅草Jazzコンテストでベストプレイヤー賞を受賞。2001年横濱ジャズプロムナード、ライブ・コンペティション本選大会で向井滋春賞を受賞。2009年9月、洗足学園音楽大学ジャズコース非常勤講師に就任。
現在首都圏のライブハウスを中心に自身がリーダーのライブ活動をするとともに、Painting of Notes、The Tree of Life、Super Jazz Strings他、多くのバンドやセッションに参加。
ジャズをベースに幅広いジャンルにおいて、音色の美しさと熱い演奏が身上。コンポーザーとしての才能も高く、歌心あふれるオリジナルナンバーは好評を博している。
2015年5月、伴奏者のいない完全なソロバイオリンのライブを敢行、以降ライフワークとして取り組んでいる。

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