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寺尾紗穂コンサート 〜ブルーローズの庭で〜 2025/11/22(土):ライブ情報 / LIVE INFO

デビュー以来、名作を生み出してきたシンガーソングライター・文筆家、寺尾紗穂。
jjazz.netで温故知新のナレーターを務めてきたジョー長岡が企画するコンサートが、今年は11月、サントリーホール 小ホール(ブルーローズ)にて開催となります。

今年はゲストに現代美術家でホーメイ歌手でもある山川冬樹さんを迎えます。
どんなステージになるのかとても楽しみです。ぜひ足をお運び下さい。






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寺尾紗穂コンサート 〜ブルーローズの庭で〜

【日時】
2025/11/22(土)
開場 18:30 / 開演 19:00 

【出演】
寺尾紗穂   
ゲスト 山川冬樹

【場所】
サントリーホール 小ホール(ブルーローズ)
東京都東京都港区赤坂1丁目13−1

【チケット】
6000円 学生3000円
チケットはこちらから⇒ https://t.livepocket.jp/e/36lng

【問い合わせ】
namazu00@iCloud.com(ジョー長岡)

■企画 こほろぎ舎

 

Latest Album

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Title : 『わたしの好きな労働歌』
Artist : 寺尾紗穂
LABEL : こほろぎ舎
RELEASE : 2025年6月25日


【SONG LIST】
01.島根/「佐津目銅山鉱夫歌」(出雲市佐田町)
02.山形/「エンヤマッカゴエン」(最上郡真室川町安楽城)
03.福岡/「ずくぼじょ」(八女市豊福、大牟田市)
04.東京/「ひとつとせ」
05.岩手/「あらぐれ」(和賀郡和賀町山口)
06.愛媛/「浜子歌」(今治市大三島町口総)
07.東京/「田うない」(板橋区徳丸)
08.愛知/「せっせ」(豊田市稲武)
09.東京/「籠の鳥より」
10.兵庫「宍粟の守子歌」(宍粟郡千種町奥西山)
11.高知/「宿毛田植え歌」(宿毛市仲市)
12.沖縄/「月ぬかいしゃ」(八重山地方)
13.東京/「板橋の棒うち歌」(板橋区)

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【寺尾紗穂】
1981年11月7日生まれ。東京出身
大学時代に結成したバンドThousands Birdies' Legsでボーカル、作詞作曲を務める傍ら、弾き語りの活動を始める。2007年ピアノ弾き語りによるメジャーデビューアルバム「御身」が各方面で話題になり,坂本龍一や大貫妙子らから賛辞が寄せられる。大林宣彦監督作品「転校生 さよならあなた」、安藤桃子監督作品「0.5ミリ」(安藤サクラ主演)の主題歌を担当した他、 CM、エッセイの分野でも活躍中。2009年よりビッグイシューサポートライブ「りんりんふぇす」を主催。2019年まで10年続けることを目標に取り組んでいる。2020年3月に最新アルバム「北へ向かう」を発表。坂口恭平バンドやあだち麗三郎、伊賀航と組んだ3ピースバンド 冬にわかれて でも活動中。2021年「冬にわかれて」および自身の音楽レーベルとして「こほろぎ舎」を立ち上げる。
著書に「評伝 川島芳子」(文春新書)「愛し、日々」(天然文庫)「原発労働者」(講談社現代文庫)「南洋と私」(リトルモア)「あのころのパラオをさがして 日本統治下の南洋を生きた人々」(集英社)「彗星の孤独」(スタンドブックス)「天使日記」(スタンドブックス)があり、新聞、ウェブ、雑誌などでの連載を多数持つ。
http://www.sahoterao.com/ 

曽根麻央 Monthly Disc Review2025.09_Ray Bryant : Montreux '77:Monthly Disc Review

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皆さんこんにちは、曽根麻央です。
今日はピアノの名手、レイ・ブライアントによるライヴ録音のソロアルバム『Montreux '77』(Pablo Records, 1977年)をご紹介します。
ブライアントのソロピアノは、一人で演奏しているとは思えないほど厚みがあり、グルーヴは常に強力です。まさに「ジャズ・ソロピアノの教科書」とも呼べる存在ですが、同時に彼の恵まれた体格を活かした奏法は、他のピアニストには簡単に真似できないものとされています。


そのレビュー前に一つお知らせです。
今月10日ついに私・曽根麻央の4枚目のアルバム『8つの小品』がリリースされました。ジャズとクラシック、そしてワールド・ミュージック、まるで世界旅行をしているような様々な文化、景色詰め込んだ音楽をジャズトリオとオーケストラがお届けします。ぜひお手にとって聴いてください。
【amazon】
https://amzn.asia/d/eIymYNQ
【tower record】
https://tower.jp/item/6932408?srsltid=AfmBOoqThYX9q5nYRtMJUdDHnSX5lFx5wZfqf-e9jvhaQhK9OnIB35b5

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Title : 『Montreux '77』
Artist : Ray Bryant

レイ・ブライアントは1972年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでもソロ演奏を行い、その模様は『Alone at Montreux』(Prestige, 1972)として残されています。これはオスカー・ピーターソンが直前に出演をキャンセルしたため、急遽ブライアントが代役を務めた公演でした。準備不足の中で初のソロ公演を見事に成功させたことで、その後のソロピアニストとしてのキャリアの出発点となった、伝説的なステージです。
今回取り上げる『Montreux '77』は、その5年後に同じフェスティバルで行われたステージで、より洗練されたアレンジと、一般のリスナーにも親しみやすい選曲が並ぶ充実作です。個人的には『Alone at Montreux』以上におすすめしたいアルバムです。


1931年フィラデルフィア生まれ。14歳でプロ活動を開始し、地元クラブ「ブルーノート」のハウスピアニストとして経験を積みました。ニューヨークに拠点を移すまでにすでに多くの一流プレイヤーの信頼を得ており、フィラデルフィア時代の録音にはマイルス・デイヴィス『Quintet/Sextet』(1955)やソニー・ロリンズ『Work Time』(1956)などがあります。
その後はカーメン・マクレエの伴奏者を務め、エラ・フィッツジェラルドやアレサ・フランクリンといった名歌手の録音にも参加しました。
1950年代後半には『Ray Bryant Trio』(1957)などトリオ作品も発表されましたが、やはり彼の真骨頂は、ブギウギやストライドといった伝統的な左手のスタイルを都会的に洗練させ、ブルースやゴスペルと融合させたソロピアノにあります。その到達点のひとつが、この『Montreux '77』と言えるでしょう。


Take the "A" Train(Billy Strayhorn)
有名なイントロに続き、左手の8分音符が強力な推進力を生み出す冒頭曲。ソロはエリントン楽団でのレイ・ナンスの名演を踏まえたフレーズから展開されます。ブライアントは即興よりも、あらかじめ練り上げたアレンジを繰り返し披露するスタイルで知られ、この公演でも完成度の高いソロが聴けます。


Georgia On My Mind(Hoagy Carmichael, Stuart Gorrell)
ストライド奏法を基盤にしたスロー・スウィング。低音で10度をつかむ左手は、彼の大きな手のリーチあってこそ。豊かな響きが魅力です。


Jungle Town Jubilee(Ray Bryant)
短いオリジナル曲ですが、快活なテンポとストライドのリズム感が光ります。ラグタイムの伝統を継承しつつ、現代的なスイングに昇華しています。


If I Could Just Make It To Heaven(Traditional)
ゴスペル/スピリチュアルの伝承曲。ブライアントが好んで取り上げた一曲で、祈りに満ちた美しい演奏です。


Django(John Lewis)
アルバムの白眉。MJQの名曲をピアノソロにアレンジし、ルバートの重厚なイントロからストライドやブギウギを駆使して展開します。彼のレパートリーの中でも特に愛奏された一曲です。


Blues No. 6(Ray Bryant)
オリジナルのブルース。代表作「After Hours」と通じるアレンジが聴け、ブルースピアノの極致といえる演奏です。


Satin Doll(Duke Ellington, Johnny Mercer, Billy Strayhorn)
速めのテンポで演奏される定番曲。左手の4分音符のウォーキングが心地よくスウィングします。


Sometimes I Feel Like a Motherless Child(Traditional)
スピリチュアルの名曲。重厚な導入から、独特の左手パターンで静かにグルーヴが生まれていきます。


St. Louis Blues(W. C. Handy)
「ブルースの父」W.C.ハンディによる歴史的名曲を、ストライドとブギウギを織り交ぜて独自にアレンジ。途中のテンポチェンジで観客を熱狂させます。ブライアントがライヴで必ず演奏した十八番のひとつです。


Things Ain't What They Used To Be(Mercer Ellington, Ted Persons)
デューク・エリントンの息子マーサー作のブルース。晩年までアンコールでよく弾かれたブライアントの定番レパートリーで、本作の締めくくりにもふさわしい一曲です。


『Montreux '77』は、レイ・ブライアントがソロピアニストとして円熟期に到達した記録です。
ブギウギやストライドといった古い様式を土台にしながらも、モダンで洗練された響きを獲得した彼の音楽は、まさにジャズの伝統と革新の交差点に立っています。
ソロピアノでこれほど豊かなグルーヴと厚みを出せるピアニストは数少なく、今聴いても驚きと感動を与えてくれる名盤です。


文:曽根麻央 Mao Soné



Recommend Disc

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Title :『Montreux '77』
Artist : Ray Bryant
LABEL : Pablo Live
発売年 : 1977年



アマゾン詳細ページへ


【SONG LIST】

01. Take The "A" Train
02. Georgia On My Mind
03. Jungle Town Jubilee
04. If I Could Just Make It To Heaven
05. Django
06. Blues N° 6
07. Satin Doll
08. Sometimes I Feel Like A Motherless Child
09. St. Louis Blues
10. Things Ain't What They Used To Be



曽根麻央『8つの小品』
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ジャズピアニスト兼作曲家・曽根麻央が贈る最新スタジオアルバム『8つの小品』。第一子誕生という人生最大の節目に生まれたこの作品は、家族の愛、日常の輝き、そして音楽への深い探求が織り込まれた45分間の組曲。緻密なオーケストレーション、ジャズとクラシックの垣根を超えた響き、そして親子の時間から生まれた優しくもダイナミックな旋律。新たな旅立ちの予感と共に、音楽の喜びを届ける一枚。

【Songs】
1. Ⅰ. Overture (feat. Ryo Miyachi, Hironori Suzuki)
2. Ⅱ. The Light You'll See
3. Ⅲ. Maria's Eye
4. Ⅳ. When the Angel Cries (feat. May Inoue, Ryo Miyachi, Hironori Suzuki)
5. Ⅴ. Lullaby
6. Ⅵ. Rumba (feat. Kojiro Tokunaga, Ryo Miyachi, Kan)
7. Ⅶ. Love Letter (feat. Edmar Colón)
8. Ⅷ. Finale Part 1 (feat. Kan)
9. Ⅷ. Finale Part 2 (feat. Ryo Miyachi, Hironori Suzuki)

【CD Bonus Track】
10. Waltz for Debby
11. A Song for Jobim
12. Lullaby (Piano Solo ver.)

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「Monthly Disc Review」アーカイブ曽根麻央
2020.04『Motherland / Danilo Perez』2020.05『Color Of Soil /タイガー大越』2020.06『Passages / Tom Harrell 』2020.07『Inventions And Dimensions / Herbie Hancock』2020.08『Birth Of The Cool / Miles Davis』2020.09『Chet Baker Sings / Chet Baker』2020.10『SFJAZZ Collective2 / SFJAZZ Collective』2020.11『Money Jungle: Provocative In Blue / Terri Lyne Carrington』2020.12『Three Suites / Duke Ellington』2021.01『Into The Blue / Nicholas Payton』2021.02『Ben And "Sweets" / Ben Webster & "Sweets" Edison』2021.03『Relaxin' With The MilesDavis Quintet / The Miles Davis Quintet 』2021.04『Something More / Buster Williams』2021.05『Booker Little / Booker Little』2021.06『Charms Of The Night Sky / Dave Douglas』2021.07『Play The Blues / Ray Bryant Trio』2021.08『The Sidewinder / Lee Morgan』2021.09『Esta Plena / Miguel Zenón』2021.10『Hub-Tones / Freddie Hubbard』2021.11『Concert By The Sea / Erroll Garner』2021.12『D・N・A Live In Tokyo / 日野皓正』2022.1『The Tony Bennett Bill Evans Album / Tony Bennett / Bill Evans』2022.2『Quiet Kenny / Kenny Dorham』2022.3『Take Five / Dave Brubeck』・2022.4『Old And New Dreams / Old And New Dreams』2022.5『Ella Fitzgerald And Louis Armstrong / Ella And Louis』2022.6『Live from Miami / Nu Deco Ensemble & Aaron Parks』2022.7『Oscar Peterson Trio + One / Oscar Peterson Trio Clark Terry』2022.8『Ugetsu/ Art Blakey & The Jazz Messengers』2022.9『Sun Goddess / Ramsey Lewis』2022.10『Emergence / Roy Hargrove Big Band』2022.11『Speak No Evil / Wayne Shorter』2022.12『The Revival / Cory Henry』2023.1『Complete Communion / Don Cherry』2023.2『Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles / Brad Mehldau』2023.3『Without a Net / Wayne Shorter』2023.4『LADY IN LOVE / 中本マリ』2023.5『Songs Of New York / Mel Torme』2023.6『Covers / James Blake』2023.7『Siembra / Willie Colón & Rubén Blades』2023.8『Undercover Live at the Village Vanguard / Kurt Rosenwinkel』2023.09『Toshiko Mariano Quartet / Toshiko Mariano Quartet』2023.10『MAINS / J3PO』2023.11『Knower Forever / Knower』2023.12『Ella Wishes You A Swinging Christmas / Ella Fitzgerald』2024.01『Silence / Charlie Haden with Chet Baker, Enrico Pieranunzi, Billy Higgins』2024.02『Rhapsody in Blue Reimagined / Lara Downes』2024.03『Djesse Vol. 4 / Jacob Collier』2024.04『Voyager / Moonchild』2024.05『Evidence with Don Cherry / Steve Lacy』2024.06『Quietude / Eliane Elias』2024.07『Alone Together / Lee Konitz, Brad Mehldau, Charlie Haden』2024.08『The Rough Dancer And The Cyclical Night (Tango Apasionado) / Astor Piazzolla』2024.09『Potro De Rabia Y Miel / Camarón De La Isla』2024.10『Calle 54 / Various』2024.11『Trumpets Of Michel-ange / Ibrahim Maalouf』2024.12『Sings for Only the Lonely / Frank Sinatra』2025.01『Hero Worship / Hal Crook』2025.02『Undercurrent / Kenny Drew』2025.03『Live In Toronto 1952 / Lennie Tristano Quintet』2025.04『Antidote / Chick Corea & The Spanish Heart Band』2025.05『Hot Five & Hot Seven / Louis Armstrong』2025.06『Panamonk / Danilo Pérez』2025.07『Nat King Cole Sings/George Shearing Plays / Nat King Cole、George Shearing』2025.08『Clifford Brown and Max Roach / Clifford Brown and Max Roach』

Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

曽根麻央Official Site

富士五湖ジャズフェスティバル2025 クラウドファンディング:ニュース / NEWS

「富士五湖ジャズフェスティバル2025クラウドファンディング」
9月20日の本番に向けて、皆さまのお力をお貸しください。




富士五湖ジャズフェスティバルフライヤー600.jpg


【プロジェクトについて】
「富士五湖ジャズフェスティバル2025」は、若い世代の演奏家と、国内外で活躍するプロフェッショナルなミュージシャンが同じ舞台に立つ特別な音楽祭です。
地域に根ざしながら、世界とつながる音楽の場をつくり、未来の音楽文化を育むことを目指しています。


【資金の使い道】
皆さまからのご支援は、フェスティバルの質を高め、より多くの人に音楽を届けるために大切に使わせていただきます。
基本達成ライン(100万円)
予定通りフェスを開催し、必要最低限の音響・照明・ステージ環境を整えます。
150万円達成で
当日の演奏を高品質な映像として収録。プロによる撮影・編集で、支援者の皆さまに後日お届けします。
200万円達成で
追加コンサートを企画!フェス当日だけでなく、地域に音楽の場を広げます。
250万円達成で
地元の学生や子どもたちと一緒に楽しめるワークショップを開催。プロや海外ミュージシャンと触れ合える特別な機会を実現します。
300万円達成で
フェス全体のドキュメンタリー映像を制作。日本全国、そして海外へも富士五湖から音楽の魅力を発信していきます。


【ご支援のお願い】
音楽は、その場にいる人たちだけでなく、地域の未来、そして次の世代へと受け継がれていきます。
このフェスティバルを「本当に成功した!」と言える形にするために、どうかクラウドファンディングでのご支援をお願いいたします


【リターン内容】
3,000円
感謝メール & 公式ウェブサイトにお名前掲載
5,000円
FJ5オリジナルステッカー+上記
10,000円
FJ5オリジナルハンカチ+上記+ 演奏ダイジェスト映像(オンライン配信・支援者限定)
30,000円
出演者のサイン入りCDセット+上記
50,000円
フェス当日と翌日の打ち上げバーベキューライブへの特別ご招待(ペア)+記録映像(各出演バンド1曲入記念盤)+上記
100,000円
+フェスドキュメンタリー映像(完成版DVD or Blu-ray)贈呈+上記


返礼日配送予定:2025年11月10日~12月20日


「富士五湖ジャズフェスティバル2025クラウドファンディング」
申し込み・振込先はこちら

Pablo Ziegler Tokyo Jazz Tango Ensemble:ライブ情報 / LIVE INFO

アストル・ピアソラの最後の五重奏団の一員として、彼の黄金期を支えたピアニスト、Pablo Ziegler(パブロ・シーグレル)。
日本のミュージシャンと強固なアンサンブルを築いてきた彼が、今年も来日中です。
彼自身がスタジオに入りマンツーマンで感覚を確かて選出したという「日本のクインテット」メンバーをはじめ
今回は、ピアニストでありプライベートでパートナーでもある志和雅恵が参加し、2台ピアノをメインとしたアンサンブルとなっています。
伝統的なタンゴ、現代的なタンゴ、さらにジャズを組み合わせた「ジャズ・タンゴ」を追求した、ユニークで心躍るサウンド。
好評を博した東京公演に次ぎ、残りは水戸公演のみ!
この機会にぜひともご来場ください。






2025東京公演ポスター (ピアソラ五重奏団)_page-0001.jpg


2025年9月23日(火祝)
開場 15:30 / 開演 16:00
【出演】
パブロ・シーグレル(ピアノ、作曲、編曲)
志和雅恵(キーボード)
西嶋徹(コントラバス)
ヤヒロトモヒロ(パーカッション)
【料金】
¥4,000
【会場】
水戸 自由が丘スタヂオ
水戸市東原2-7-39 石田外科裏 
【問合せ】
石田外科 TEL 029-221-5538

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パブロ・シーグレル
名門ブエノスアイレス音楽院で金賞を受賞、首席で卒業。14歳でクラシックピアニストとしてデビューする。ガリア・シャルフマンとアドリアン・モレーノにピアノを、ヘラルド・ガンディーニとフランシスコ・クロプルフに作曲法を学んだ。
作曲家として映画 「Tacos Altos」(1985)、ドラマ映画「Adios Roberto」(1985)、演劇 「Polvo de Estrellas」、テレビシリーズ 「La Noche de los Grandes」、バレエ、コマーシャル等の作曲を数々手掛け、演劇「Traición」の作曲でアルゼンチンのアルレキン最優秀作曲賞を受賞する。
当時アルゼンチンで絶賛されていたパブロ・シーグレル・トリオの評判を聞きつけ、クラシックピアニストとしてヴィルトゥオーゾかつジャズの即興の才をもつピアニストを探していたタンゴの革命児アストル・ピアソラに、アストル・ピアソラ五重奏団のメンバーとして招かれる。1978 年から1989年の師の引退まで10年余巨匠を支え、ピアニストとしてヨーロッパを中心とする世界ツアーに参加し、オーケストラとの公演にも出演。ピアソラ五重奏団の音楽的発展に大きな影響を与える。ピアソラの黄金時代にリリースされた「Zero Hour」、「La Camorra」、「The Central Park Concert」、「Live At The Montreal Jazz Festival」[5]等にも参加する。1990年にパブロ・シーグレル四重奏団を立ち上げる。
イタリア人歌手ミルバ、メゾソプラノ歌手デニーズ・グレイブス、テノール歌手・指揮者プラシド・ドミンゴをはじめ、バレエダンサーのフリオ・ボッカ、ポール・テイラー・ダンスカンパニー等バレエ団、ゲイリー・バートン、ブランフォード・マルサリス、パキート・デ・リベラ、レジーナ・カーター、ケニー・ギャレット等ジャズアーティストとの共演を重ねるほか、オルフェウス室内管弦楽団、ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団、シドニー交響楽団、トルコ国立大統領交響楽団、コロラド交響楽団をはじめ世界を代表するオーケストラと共演を果たす。
ロイヤル・アルバート・ホール、ボローニャ市立劇場、カーネギーホール、コロン劇場、シドニー・オペラハウス、オランダハーグ王立劇場、コンセルトヘボウ、リンカーンセンター、ソウル・アーツセンター(韓国)、ラヴェンナ・フェスティバル、ギルモア・ピアノフェスティバル、ブルーノート、バードランドなどで演奏活動を行う。
最新アルバム「タンゴジャズ」で、2018年のグラミー賞最優秀ラテンジャズアルバムを受賞。ヌエボタンゴでラテンジャズ部門の初受賞をもたらした。2013年のラテングラミー賞にノミネートされたアルバム「アムステルダム・ミーツ・ニュー・タンゴ」では、シーグレルの代表作がジャズオーケストラ編成用に編曲がされた。同年には、シーグレルがプロデューサー、ピアニスト、編曲家として監修したサックス奏者フリオ・ボッティのアルバム「タンゴ・ノスタルジア」もラテングラミー賞にノミネートされた。2011年には、ベースバリトンオペラ歌手アーウィン・シュロットのアルバム「ロホタンゴ」でシーグレルは音楽監督、編曲家、ピアニストとして参加し、同作品をエコークラシック賞に導いた。シーグレルの2005年の「バホ・セロ」はラテングラミー賞を受賞し、2008年の「ブエノスアイレス・レポート」は同賞にノミネートされた。
2012年にはシーグレル編曲版「ブエノスアイレスの四季」日本初演が東京オペラシティ文化財団主催にてオーケストラ編成で上演される。2016年には横浜芸術振興財団/横浜能楽堂による委嘱で新作「12 Horas」~重なる瞬間(とき)~を尺八、琴、ピアノ、バンドネオン、弦楽五重奏、和打楽器、ドラムのために作曲し、みなとみらいホールにて藤原道山(尺八)、奥田雅楽之一(箏)をゲストに世界初演。作品は日本伝統音楽とアルゼンチンのヌエボタンゴとの壮大なクロスオーバを遂げたことで絶賛される。同作品は、2018年9月にアメリカ初演された。
2020/2021年シーズンには、リヨン国立管弦楽団、サンパウロ交響楽団、ジュネーブ室内管弦楽団、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団との共演および、モーツァルテウム音楽院におけるマスタークラスの開催が予定されている。
教育者としても、ニューイングランド音楽院、バークリー音楽大学、インディアナ大学、ハーバード大学、イーストマン音楽院等、世界各地で後進の育成にも力を注いでいる。

My First Jazz Vol.89-林正樹:My First Jazz

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Title : 『At The Montreux Jazz Festival』
Artist : Bill Evans


ピアニストの林正樹です。
自分は、ピアノのお稽古を小学校二年生の時に早々と辞めてしまいました。その後、徐々にピアノを「遊びの道具」として触れてゆくようになり、、、それは、自分の好きな曲をピアノで弾くという極めてシンプルな事でした。


中学時代はいろんな音楽に出会いました。洋楽も聴くようになって、ハードロック、メタルなども好きでした。
そんな中で、エルトン・ジョンを好きになりました。たくさん聴き込んで、彼のピアノを真似したり、弾き語りをしてみたり。。そんなエルトンジョンのライブアルバムにピアノソロの曲があって、それを聴いていると「ジャズ」という音楽を聴いてみようかなという気にさせてもらいました。


高校一年生のとき、近所の図書館に行って何枚かジャズのCDを借りてきた中の一枚 『Bill Evans At The Montreux Jazz Festival』。この中に収録されている「Someday My Prince Will Come」が僕の運命を変えました。
知っている曲のはずなのに、全く聴いたことのないピアノ。。本当に痺れました。音楽を聴いて稲妻に打たれたような感覚、衝撃を受けたのは初めてでしたし、その後もほとんどない経験かもしれません。それだけ自分にとって衝撃的で、ジャズを始めると決意した瞬間でした。


今 Bill Evansを聴いてもたくさんの発見がありますし、大好きな、尊敬するジャズピアニストです。


林正樹



My First Jazz

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Title : 『At The Montreux Jazz Festival』
Artist : Bill Evans
LABEL : Verve Records
RELEASE : 1968年


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【SONG LIST】
01. One For Helen
02. A Sleeping Bee
03. Mother Of Earl
04. Nardis
05. I Loves You Porgy
06. The Touch Of Your Lips
07. Embraceable You
08. Someday My Prince Will Come
09. Walkin' Up




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マリンバ・パーカッション奏者・相川瞳と、ピアニスト・林正樹による初のDuo作品

相川瞳の作曲家としての瑞々しい感性と、『音』『色』『かたち』という多層的な要素のアンサンブルとが響き合う、鮮やかな一枚。美しく極上のサウンドは聴く者の耳を包み込み、『音楽』の生まれる今この瞬間の喜びを体感させてくれる。




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納涼 はやし祭り 2DAYS 公園通りクラシックス 今年も開催!


【日時】
2025年8月29日(金)開場18:30 開演19:00
2025年8月30日(土)開場16:30 開演17:00


【出演】
DAY1 --- 8月29日(金)
間を奏でる:林正樹(pf) 堀米綾(irish harp) 磯部舞子(vn) 小林武文(per)
相川瞳&林正樹DUO


DAY2 --- 8月30日(土)
間を奏でる
藤本一馬&林正樹DUO


【場所】
公園通りクラシックス
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町19-5
東京山手教会B1F
http://koendoriclassics.com/


【チケット】
DAY1 5,000円(当日5,500円)
DAY2 5,500円(当日 6,000円)




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【林正樹】 ピアニスト、作曲家 自作曲を中心とするソロでの演奏や、「林正樹グループ」「間を奏でる」などの自己のプロジェクトの他、小野リサ、椎名林檎、LEO、マレー飛鳥、藤本一馬など様々な音楽家とアコースティックな演奏活動を行なっている。 「Banksia Trio」「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」などのグループにも在籍中。 多種多様な音楽的要素を内包した、独自の諧謔を孕んだ静的なソングライティングと繊細な演奏が高次で融合するスタイルは、国内外で高い評価を獲得している。最近ではNHK大河ドラマ「べらぼう」「光る君へ」、NHK朝ドラ「虎に翼」などのレコーディングにも参加。 作曲家としても2021年公開の映画「すばらしき世界」(監督、脚本:西川美和、主演:役所広司)の音楽を担当し、第76回毎日映画コンクール音楽賞を受賞。 http://www.c-a-s-net.co.jp/masaki/




Latest Album

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Title : 『Ten To Sen』
Artist : 相川瞳・林正樹
LABEL : 相川瞳
RELEASE : 2025年7月30日
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【SONG LIST】
01. Marigold
02. Ambiguous
03. Empty Cages
04. Pulsating
05. Translucent
06. Ten To Sen
07. 紅碧
08. At the Boundary Between Green and Blue
09. 童話で書かれた生態系
10. 日日是好日





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