JJazz.Net Blog Title

My First Jazz Vol.73-小川慶太:My First Jazz

Title : 『Four' & More - Recorded Live In Concert』
Artist : Miles Davis

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ドラマー、パーカッショニストの小川慶太です。
僕の初めてのジャズアルバムは、Miles Davisの『Four' & More - Recorded Live In Concert』。
ジャズをやり始めた頃によく聴いていたアルバムです。

私が専門学校へ行っていた頃に、当時アルバイトをしていたジャズクラブで出会いました。
今はなくなってしまったのですが、神戸の芦屋にあったLeft aloneという老舗のジャズクラブです。たくさんのレコードがあって色々なジャズのレコードを聴く経験ができました。

このレコードを初めて聴いたときに、ドラムのTony Williamsの演奏に度肝を抜かれました。
彼がこの演奏をしたのがまだ19歳くらいかと思いますが、僕がこのレコードと出会ったのも18,19歳。同い年とは思えないほどの自由度の高い演奏でビックリしました。

このアルバムの魅力は、ライブ録音というところ。スリリングな当時の演奏がそのままレコードで聴けることです。
すごく影響を受けたアルバムです!


小川慶太






My First Jazz

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Title : 『Four' & More - Recorded Live In Concert』
Artist : Miles Davis
LABEL : Columbia
発売年 : 1966年



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【SONG LIST】
01.So What
02.Walkin'
03.Joshua/Go-Go
04.Four
05.Seven Steps To Heaven
06.There Is No Greater Love/Go-Go




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スナーキー・パピーのメンバーから成る気鋭トリオが初上陸!


2024年4月、インパートメントの新サブレーベル「森の響(ひびき)」がスタート。
第1弾は、スナーキー・パピーから派生したトリオ、ブロック・ランゼッティ・オガワによるアルバム『ドローイング・ソングス』。
ロックダウン時にスナーキー・パピーのツアーが全てキャンセル、それをきっかけにメンバー3人が立ち上げたというユニット。
ヴァイオリン、ギター、パーカッションが心地よく鳴り響く佳曲がならぶ。










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小川慶太
82年生まれ長崎県佐世保市出身。
15歳のときにドラムをはじめる。
高校卒業後神戸にある甲陽音楽学院で2年間学ぶ。その後東京で2年活動した後2005年渡米。その年の秋にバークリー音楽学院に専攻をドラムセットからハンドパーカッションに変えて入学。バークリでは、ジェイミー・ハダッド、エギー・カストリオロ、ティト・デ・グラシア、デビッド・ロサード、マーク・ウォーカーなどに師事する。
そして2007年ブラジルのリオデジャネイロで3ヶ月、ブラジル音楽シーンにおいて重要なジョルジーニョ・ド・パンデーロ、セルシーニョ・シルバ、キコ・フレイタス、マルシオ・バイーアなどに師事する。
渡米後、ヨーヨーマをはじめ、アサド兄弟、チャーリー•ハンター、レ•ヌビアンズ、エリック・ハーランド、マリア・シュナイダージャズオーケストラ、ジャキス•モレレンバウム、ボストン・シンフォニーオーケストラなどジャンルを超えて現在の音楽シーンを代表する世界のトップアーティストたちと共演し続けている。
現在はスナーキーパピー、セシル•マクロレン•サルヴァント、バンダマグダ、ボカンテ、チャーリー•ハンタートリオ、カミラ•メーザ&ネクターオーケストラのメンバーで、
現在ニューヨークを拠点に、アメリカ国内、カナダ、ヨーロッパ、アジアなどで世界各国で活躍中。
https://keitaogawa.com/




Latest Album

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Title ︓『Drawing Songs』
Artist : Brock, Lanzetti, Ogawa
LABEL : 森の響/Inpartmaint
RELEASE : 2024.4.26



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【SONG LIST】
01.Drawing Song
02.Happy Song
03.Jando
04.Los Caballeros
05.Moro Morocco
06.Snow Claw






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【KKBOX Podcast「My First Jazz」】
JJazz.Netとの連動によるオリジナルコンテンツ。
ジャズ・ミュージシャン本人の音声コメントをお届けしています。
KKBOX Podcast


KKBOX
500以上のメジャー・ローカル音楽レーベル様や権利者様と提携し、9,000万曲の楽曲を配信。
なかでも世界最大数を誇るC-POPを取り揃えているアジア大手の音楽聴き放題サービス。
2022年より日本でも音声コンテンツ/ポッドキャストの提供がスタート!


曽根麻央 Monthly Disc Review2024.04_Moonchild : Voyager:Monthly Disc Review

みなさんこんにちは、マルチインストゥルメンタリストの曽根麻央です。
今日は現代のジャズ/オルタナティヴ/R&Bの名盤 "Voyager"を紹介しようと思います。

このアルバムは聴くとまず音色のクオリティーの高さに驚かされます。音が本当にいい。
みなさんにも是非体感してほしいアルバムです。


その前に一つお知らせです。
4/27(土)は千葉県野田市にある生涯学習センター3F 欅のホールでソロ・コンサートがあります。
昨年9月に発売された『Plays Standards』のリリースコンサートで、アルバムから沢山お届けしようと思います。
なんとそれだけでなく、ライブ収録も兼ねています!ぜひこの機会をお見逃しなく!
東京駅からも約1時間の距離なので都内のオーディエンスの方もぜひ来てみてください。街並みも昔ながらの面影があり、前回仕込みに行った時に観光気分になってしまいました。

チケットはオンラインで購入できます
https://www.gettiis.jp/event/detail/101060/vugPXS5L



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Title : 『Voyager』
Artist : Moonchild


さてMoonchildは2012年ごろから活動を開始した3人組のバンドで、リードボーカルのAmber Navran含めて全員がキーボードやピアノ、シンセサイザー、そしてサックスやフリューゲルホルンなどの吹奏楽器を演奏することができます。まさに多重録音時代に特化したバンドと言えると思います。


例えばアルバムのイントロ 1. Voyager (Intro) をとっても、短いトラックながらも
彼らのこだわりが詰まっていると感じます。
左右に美しく揺れるトレモロがかかったローズピアノの音を中心に、パッドやリードシンセ、ちょっとだけギター、アルペジエーターやシンセベースなどあらゆる楽器が素晴らしいバランスで共存しています。



曲はそのまま 2. Cure に続くのですが、パッドが弾き延ばされている中にギターがリズムを刻み始めます。このギターのリフも細かくパンが振られていて、オーディオ空間の作り方が本当に巧妙です。そしてドラムとシンセベースが入ってくるとグルーヴが一体となり曲が始まります。愛が心の痛みを治すことを見せてあげるという歌で、ふわりと歌っている様に一見すると聞こえるのですが、リズムとイントネーションが素晴らしく、曲全体を歌がリードしています。歌が全体をリードするのは本来あるべき姿ではあるのですがとても難しいことでもあり、シンガー単体でもとても表現力がある事を思い知らされます。



3. 6am
この曲は3-3-2拍子でリズムが構築されてる特徴あるリフの曲です。エンディングにはフルートソロもあります。ソロといってそのままアドリブを乗せているだけではなく、おそらく大枠のソロを録音したのち、必要な部分のハーモニーをオーバーダブしてる様です。楽器の部分にもボーカルの作品作りの様な手が込んだ作風になっています。



4. Every Part (For Linda)
クリスプなドラムビートから始まる楽曲。ボーカルが入ってきた時に急にリバーブが少なくなり乾いた感じになるのがたまらなく素敵です。



5. Hideaway
低音からビート感が強いローズピアノとシンセベースのリフが気持ちよく、しかし歌は囁くようで対照的なMoochildらしい一曲。



6. The List
ローファイなピアノイントロから始まる楽曲。このアルバムの有名曲の一つかなと思います。
その後に続くローズピアノのキックが心地よく、その上でボーカルのハーモニーも見事にアレンジされています。
トランペットとフルートでのホーンセクションアレンジも際立っています。



7. Doors Closing
電車のアナウンスから始まる一曲。カウベルのビートが特徴的。今までローズピアノメインでしたがこちらはウーリッツァーピアノの音色。



そして楽曲は続けて 8. Run Way に突入します。こちらはキックドラムをパッドやシンセベースにコンプレッサーのサイドチェーンというもので繋げて、キックが鳴ると他の楽器の音量が抑えられます。そのダイナミックスと抑揚が作るグルーヴが特徴的です。
最後はマリオのゲームに世界のようなリフに突入して、レコードの回転数を落とすかのようにフィニッシュ。



そしてそこから回転数をあげたようにスタートするのが 9. Think Back。こういった曲同士の繋ぎもとっても上手なアルバムですね。
この曲はドラムのリズムがトップにいて、ピアノとベースが大分重たく後ろの方にいるネオソウル的グルーヴの曲です。



10. Now And Then
16分音符を刻みながら作る3拍子のグルーヴの曲。ドラムとシンセベース、そして手拍子が作る独自のグルーヴで、手拍子がやたら生っぽいミックスになっているのが逆に聴き手を集中させます。



楽曲はそのまま 11. Change Your Mind に突入します。こちらは一気にトーンダウンしてバラードの曲です。



12. Show The Way
コンガやタンバリン、シェイカーといった楽器が加わり、少しだけセッション感の強い作品になっています。そんな中でもAメロがポップで記憶に残りやすい作品かもしれません。



13. Let You Go
おそらく流れるような水の音やシンセの音が絡み合い神秘的な出だしから始まります。こちらも特徴的な、美しいメロディーラインを繰り返し繰り返し、しかしアレンジは変わりながら演奏されるます。それがLet You Goっていうタイトルですが、頭にはしっかりメロディラインが残ってこのアルバムが幕を閉じます。



それではまた次回。


文:曽根麻央 Mao Soné



Recommend Disc

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Title :『Voyager』
Artist : Moonchild
LABEL : Tru Thoughts
発売年 : 2017年





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【SONG LIST】

01.Voyager (Intro)
02.Cure
03.6am
04.Every Part (for Linda)
05.Hideaway
06.The List
07.Doors Closing
08.Run Away
09.Think Back
10.Now and Then
11.Change Your Mind
12.Show The Way
13.Let You Go
14.Cure (instrumental)
15.The List (instrumental)



曽根麻央『プレイズ・スタンダード』

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トランペット/ピアノの"ジャズ二刀流"として話題の曽根麻央がソロピアノで紡ぐスタンダードソング集が全国発売決定!
往年のジャズの名曲をフレッシュな感性で解釈。
抒情性と気品に彩られた曽根のジャズ・ミュージシャン、ピアニストとしてのアティテュードが表現されている作品に仕上がった。


曽根麻央『プレイズ・スタンダード』


1.Reflections in D
2.Serenade
3.In Your Own Sweet Way
4.The Star-Crossed Lovers
5.Wave
6.Stella by Starlight
7.All The Things You Are
8.Luminous (Piano Solo Ver.)
9.I Loves You, Porgy
10.Lady Luck11.Danny Boy
12.Home (Piano Solo Ver.)
13.Some Other Time
14.Ask Me Now
15.The Days of Wine And Roses
16.What A Wonderful World

Mao Soné (piano, trumpet)


曽根麻央のその他情報はウェブサイトへ

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「Monthly Disc Review」アーカイブ曽根麻央
2020.04『Motherland / Danilo Perez』2020.05『Color Of Soil /タイガー大越』2020.06『Passages / Tom Harrell 』2020.07『Inventions And Dimensions / Herbie Hancock』2020.08『Birth Of The Cool / Miles Davis』2020.09『Chet Baker Sings / Chet Baker』2020.10『SFJAZZ Collective2 / SFJAZZ Collective』2020.11『Money Jungle: Provocative In Blue / Terri Lyne Carrington』2020.12『Three Suites / Duke Ellington』2021.01『Into The Blue / Nicholas Payton』2021.02『Ben And "Sweets" / Ben Webster & "Sweets" Edison』2021.03『Relaxin' With The MilesDavis Quintet / The Miles Davis Quintet 』2021.04『Something More / Buster Williams』2021.05『Booker Little / Booker Little』2021.06『Charms Of The Night Sky / Dave Douglas』2021.07『Play The Blues / Ray Bryant Trio』2021.08『The Sidewinder / Lee Morgan』2021.09『Esta Plena / Miguel Zenón』2021.10『Hub-Tones / Freddie Hubbard』2021.11『Concert By The Sea / Erroll Garner』2021.12『D・N・A Live In Tokyo / 日野皓正』2022.1『The Tony Bennett Bill Evans Album / Tony Bennett / Bill Evans』2022.2『Quiet Kenny / Kenny Dorham』2022.3『Take Five / Dave Brubeck』・2022.4『Old And New Dreams / Old And New Dreams』2022.5『Ella Fitzgerald And Louis Armstrong / Ella And Louis』2022.6『Live from Miami / Nu Deco Ensemble & Aaron Parks』2022.7『Oscar Peterson Trio + One / Oscar Peterson Trio Clark Terry』2022.8『Ugetsu/ Art Blakey & The Jazz Messengers』2022.9『Sun Goddess / Ramsey Lewis』2022.10『Emergence / Roy Hargrove Big Band』2022.11『Speak No Evil / Wayne Shorter』2022.12『The Revival / Cory Henry』2023.1『Complete Communion / Don Cherry』2023.2『Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles / Brad Mehldau』2023.3『Without a Net / Wayne Shorter』2023.4『LADY IN LOVE / 中本マリ』2023.5『Songs Of New York / Mel Torme』2023.6『Covers / James Blake』2023.7『Siembra / Willie Colón & Rubén Blades』2023.8『Undercover Live at the Village Vanguard / Kurt Rosenwinkel』2023.09『Toshiko Mariano Quartet / Toshiko Mariano Quartet』2023.10『MAINS / J3PO』2023.11『Knower Forever / Knower』2023.12『Ella Wishes You A Swinging Christmas / Ella Fitzgerald』2024.01『Silence / Charlie Haden with Chet Baker, Enrico Pieranunzi, Billy Higgins』2024.02『Rhapsody in Blue Reimagined / Lara Downes』2024.03『Djesse Vol. 4 / Jacob Collier』

Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

曽根麻央Official Site

神野美伽が笠置シヅ子の全編カバー曲をリリース。ライブ決定!:ライブ情報 / LIVE INFO

デビュー40周年を迎えた和DIVA、神野美伽。
数年前にジャズと邂逅。NYのジャズクラブで歌い、マンハッタントランスファーのジャニスシーゲル(+大江千里)と共演。ジャズミュージシャンとの演奏も数多く行っています。





4/17にはクリヤ・マコトをバンドリーダーに笠置シヅ子の全編カバー曲をリリース。
総勢20名以上のJAZZ/フュージョン界の凄腕が参加した話題の1枚です。


またCDジャケットは、芸人でありながらマルチな才能を発揮する、野性爆弾くっきー!によるもの。
ポップアート的な弾けるヴィジュアルにも注目!


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『SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE』
このアルバムは全編が笠置シヅ子のナンバーで構成。
NHK連続テレビ小説「ブギウギ」内で披露され、話題を呼んだ幻の楽曲「大空の弟」を始め「買物ブギー」「ラッパと娘」「大阪ブギウギ」「ジャングル・ブギー」など、珠玉の名曲11曲を収録。


神野は以前から笠置シヅ子の自由でエネルギッシュなスタイルに影響を受けており
Web版「婦人公論.JP」では笠置シヅ子をテーマにエッセイを連載するほど。
2019年には音楽劇『SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE~ハイヒールとつけまつげ~』でシヅ子の生涯を演じた。


テレビ番組のほか、コンサートやJAZZイベントに出演する際も笠置シヅ子の歌唱依頼が多い神野。
そんな数々の要望に応え、待望のリリースとなる今作。
クリヤ・マコトをバンドリーダーに、本田雅人、中川英二郎、松井秀太郎といったホーンセクション、JAZZ/フュージョン界のスターが多数参加し、神野のパワフルな歌を支える。


令和の日本にブギウギを響かせる!そんなただならぬエナジーを感じる作品が放たれます。
笠置シヅ子、江利チエミを彷彿とさせるパワフルな歌声を、是非お聴きください!





リリース後は、5月18日(土)Gentle Forest Jazz Bandとのコラボコンサート
6/12(水)リリース記念ライブ@コットンクラブが決定!
今後の動向も見逃せません!



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Gentle Forest Jazz Band with 神野美伽
『あの頃の、ビッグバンドと、ブギウギと』



【日時】
2024年5月18日(土)
開場15:30 / 開演16:00


【出演】
GENTLE FOREST JAZZ BAND
神野美伽


【場所】
春日井市民会館
愛知県春日井市鳥居松町5丁目44番地


【チケット】
一般¥5,000、PiPi会員¥4,700、U-25 ¥2,500、【学生の特券】小中高生¥500
※税込み、全席指定、当日券同額
※未就学児入場不可、小学生は要保護者同伴


【問い合わせ】
かすがい市民文化財団 0568-85-6868
https://www.kasugai-bunka.jp/archives/39805


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『SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE』リリース記念ライブ


【日時】
2024年6月12日(水)
1st stage 開場 15:30 / 開演 16:30
2nd Stage 開場 18:30 / 開演 19:30


【出演】
神野美伽 (vocal) クリヤ・マコト (piano) 竹中俊二 (guitar) 納浩一 (bass) 大坂昌彦 (drums)
ルイスバジェ (trumpet) 本田雅人 (sax) 中川英二郎 (trumbone)


【場所】
Cotton Club (丸の内) 
東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルTOKIA 2F
https://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/


【チケット】
テーブル席 : ¥10,000
ボックスシート・センター (2名席) : ¥12,500
ボックスシート・サイド (2名席) : ¥11,500
ボックスシート・ペア (2名席) : ¥12,000
ペア・シート (2名席) : ¥11,000
※料金は1名様あたりの金額となります。


【問い合わせ】
Cotton Club  03-3215-1555
予約&お問い合わせ 受付時間 12:00pm - 7:00pm
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Latest Album

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Title ︓『SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE』
Artist : 神野美伽 with ALL STAR JAZZ BAND
LABEL : キングレコード
RELEASE : 2024.4.17

アマゾン詳細ページへ

【SONG LIST】
01.ジャングル・ブギー
02.ラッパと娘
03.センチメンタル・ダイナ
04.ブギウギ時代
05.買物ブギー
06.大阪ブギウギ
07.ホット・チャイナ (SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE Ver.)
08.ヘイヘイブギー
09.オールマン・リバップ
10.東京ブギウギ
11.大空の弟 (音楽劇「SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE ハイヒールとつけまつげ」LIVE録音)





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【神野美伽】
1977年テレビ東京「東西対抗チビッコ歌まね大賞」に出演しスカウトされ 1984年高校の卒業を待ちデビュー。市川昭介門下という事とデビュー年が都はるみさんの休業した時期と重なる事から「都はるみの再来」と話題に。85年3作目となる「男船」が70万枚を超えるヒット。87年にはNHK紅白歌合戦初出場。99年には韓流ブームの先駆けとなる日本人初の韓国デビュー、2001年NHKEテレ「ハングル講座」にレギュラー出演。NHK・民放ラジオ番組の司会もレギュラーで行うなどトークにも定評。歌手活動以外にも、舞台緒形拳追悼公演「王将~坂田三吉の生涯」、「吉本百年物語」、織田作之助作「蛍」、白井演出の音楽劇「SIZUKO!」や映画、ドラマ、講演活動も行う。ニューヨーク公演、海外音楽フェス(SXSW18)、ロックフェス、シャンソン、ジャズなどのイベントにも出演、グラミー賞受賞アーティストとの共演、異ジャンルアーティストとのコラボも積極的に行い活動の幅を広げている。
https://shinno-mika.com/

【スウェーデン・ジャズ・ウィーク2024開催】5月29日~ 5月31日:ニュース / NEWS

ラーシュ・ヤンソン、ウルフ・ワケーニウス、イザベラ・ラングレンを始めとするトップ・アーティストが来日し、スウェーデン・ジャズの魅力を存分に伝えてくれた昨年のイベントが、今年は新しい顔ぶれで実現します。

同国を代表するベテランで、正統派トランぺッターのペーター・アスプルンド。
姉妹トロンボーン・チームのスライディング・ハマーズとして日本で人気を高めたカリン・ハマー。
そして要注目は24歳のシンガー、初来日のエマリーサ・ハランダー。
スウェーデンの正統派シンガーの系譜に連なる清涼感を持ちながら、スキャットを得意とする技巧派でもあります。
スウェーデンで最も将来性が豊かなシンガーを間近で堪能できるこのチャンスをお見逃しなく!




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~スウェーデン・ジャズ・ウィーク2024~


【概要】
昨年スウェーデンのナショナルデー500周年を記念して行ったスウェーデン・ジャズ・ウイークは北欧の美しいメロディーを満喫できたと好評を博しました。今年もスウェーデンを代表する魅力溢れるアーティストが初夏の日本に集合します。

ペーター・アスプルンドはスウェーデン・北欧を代表するトランペット、ヴォーカル、プロデューサー。今回の来日では彼のバンド"アスピレーション"と共に来日し心地良くスイングする洒脱な演奏を聞かせてくれます。

カリン・ハマーは姉のミミ・ハマーと組んでいたトロンボーン・デュオ、"スライディング・ハマーズ"として日本でも人気が高く2回来日しています。今やヨーロッパを代表するトロンボーン奏者として大活躍をしており、トロンボーン・プレイヤーは必見です。

エマリーサ・ハランダーはスウェーデンのジャズ・ヴォーカルの新星!数々のスターを生んだスウェーデンの女性ジャズシンガーの魅力を受け継いだフレッシュな歌は必見です。

更にイザベラ・ラングレンのアルバムや日本ツアーにも参加し美しい音色のピアニスト、フィリップ・エケスチューベ。去年のスウェーデン・ジャズ・ウイークで熱く、エネルギーに満ち溢れる演奏を繰り広げたビヨーン・アルコ。そして日本在住のジャズ・シンガー、アンナ・ヘグベリが参加します。日本から中村健吾、デニス・フレーゼも参加して今年も北欧の温かなジャズをお届けします。


【開催期間】
2023年5月29日(水)〜5月31日(金)


【会場】
丸の内コットンクラブ、渋谷Body&Soul、吉祥寺Sometime


【企画制作】
株式会社スパイス・オブ・ライフ
スパイス・オブ・ライフ


【共催】
スウェーデン大使館
スウェーデン大使館


【協賛】
アトラスコプコ株式会社、イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパン株式会社、ガデリウス・ホールディングス株式会社、
スカンジナビア・ニッポン ササカワ財団、日本テトラパック株式会社




5月29日 | 水
ペーター・アスプルンド・"アスピレーション"・プレゼンツ・スペシャル・スウェーデンナイト
フィーチャリング:カリン・ハマー&エマリーサ・ハランダー
@COTTON CLUB(丸の内)
[1st Show]開場:17:00 / 開演:18:00
[2nd Show]開場:19:45 / 開演:20:30
¥7500
出演:ペーター・アスプルンド(Tp, Leader)、カリン・ハマー(Tb)、エマリーサ・ハランダー(Vo)、
フィリップ・エケスチューベ(P)、ハンス・アンダーション(B)、ヨーハン・ロフクランツ・ラムセイ(Dr)
https://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artists/sweden-jazz-week/




5月30日 | 木
カリン・ハマー・スペシャル・ウイズ・中村健吾
@吉祥寺Sometime
開場:18:00 / 開演:19:00
¥7000
出演:カリン・ハマー(Tb)中村健吾(B)フィリップ・エケステューベ(P)デニス・フレーゼ(Dr)
スペシャルゲスト:アンナ・ヘグベリ(Vo)ビョーン・アルコ(Ts)
https://www.sometime.co.jp/sometime/




5月31日 | 金
ペーター・アスプルンド・"アスピレーション"・ウイズ・エマリーサ・ハランダー
@渋谷Body & Soul
開場:18:30 / 開演:19:30
¥7000
出演: ペーター・アスプルンド(Tp)、エマリーサ・ハランダー(Vo)、フィリップ・エケスチューベ(P)、
ハンス・アンダーション(B)、ヨーハン・ロフクランツ・ラムセイ(Dr)
スペシャルゲスト:ビョーン・アルコ(Ts)
https://www.bodyandsoul.co.jp

My First Jazz Vol.72-川嶋哲郎:My First Jazz

Title : 『Easy Living』
Artist : Sonny Rollins

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こんにちは。テナーサックス奏者の川嶋哲郎です。
私が最初に始めた楽器は実はピアノです。
小学校の頃はずっとピアノをやっていましたが、譜面を読むのが苦手で、、中学校に入ってからトランペットに転向しました。
ずっと吹いていたかったのですが、今度は高い音が出なくて、、出すのが大変なんですよね。その後サックスに"やむなく"転向しました。
せっかくサックスという楽器を吹くことになったので、一番すごい人を聴いてみたいなと思い、私は富山出身なのでその市に一軒だけあった「ふくろやレコード」というところで、LPを3枚、小遣いで買いました。
J. R. Monteroseと、John Coltraneと、Sonny Rollins。
中でも、Sonny Rollinsの『Easy Living』が気に入って、いつかこんな風に演奏できたらと思って過ごしていました。

この作品の一曲目に入っているのが、Stevie Wonderの「Isn't She Lovely」です。私はこの曲がとても気に入って、Sonny Rollinsっていい曲書くな~っていましたが、実はStevie Wonderの曲だったと後から分かりました。
おそらくSonny Rollinsがこの曲をとりあげたことによって、皆が演奏するスタンダードとなっていったと思っています。

ある人から聞いた話では、ジャズは難しい曲や手法が多く勉強も必要だったりするので
Sonny Rollinsの奥さんが「もう少し分かりやすく、皆が知っている曲を」という提案があったとかなかったとか。
ご自身が積極的にこの曲を選曲したかは分かりませんが、この事は、私の制作活動にも影響するほどの逸話ではあります。
自分が最高だと思って選曲・演奏する曲が、自分の良さをすべて伝えられるのか?客観的にリスナー目線で見ると違うのではないかということですね。
ロリンズ本人がひょっとしたら実験的にやってみたような演奏だとして、それを聴いた私が心から感動し、こうやって音楽を続けている。
今、制作活動をしていても、自分本位にならずに人の意見を聞きながら客観的に自分を表現出来るようにしていく。それがとても大事だと思わせてくれる素敵な作品です。
私にとってバイブルで宝物です。皆さんもぜひ聴いてみてください。

川嶋哲郎






My First Jazz

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Title : 『Easy Living』
Artist : Sonny Rollins
LABEL : Ojc
発売年 : 1978年



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【SONG LIST】
01.Isn't She Lovely
02.Down The Line
03.My One And Only Love
04.Arroz Con Pollo
05.Easy Living
06.Hear What I'm Saying




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日本を代表するテナーサックス・プレイヤー川嶋哲郎の作曲、アレンジによるオリジナル作品集


日本を代表するテナーサックス・プレイヤー川嶋哲郎の全曲自作、編曲によるオリジナルアルバム。
「組曲エモーション」を含む全9曲、1時間は弦楽四重奏+木管アンサンブル+パーカッションによる独自の構成。
初めて香月SAYAKAのチャカ・ストリング・カルテットと組み、自身の演奏でフルート、クラリネット、バス・クラリネットをオーバーダビングした壮大なインナー・アンサンブル。
18人の木管ジャズ・オーケストラを擁した前作「ウォーター・ソング」を超えて即興演奏家としての根本を見つめる。
ソロ、デュオ、カルテット、ライブ作品など多彩なライフワークの集大成。






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川嶋哲郎
1966年富山県生まれ。幼少期よりピアノとトランペット、高校時代にサックスを始め、大学在学中に独学でジャズを学ぶ。
27歳の時、会社員からプロに転向し、大坂昌彦、原朋直、日野皓正、大西順子、日野元彦、綾戸智絵など日本を代表する数々の演奏家のグループに在籍した。
現在、森山威男グループ、寺井尚子との共演、フルノーツや、山下洋輔ビッグバンドの活動の他、自己のカルテット、ライフワークのソロ、デュオライブなどを精力的に行っている。
テナーサックス・ソプラノサックス、フルート奏者として、アメリカ、アフリカ、ヨーロッパ、アジア各国で多数の演奏家と共演する等、国際的にも表現の場を広げる。ジャズと様々な日本の伝統文化との融合にも尽力し、ジャズプレイヤーの枠を大きく超え日本人即興音楽家として独特な活動を続けている。
現在、洗足学園音楽大学に講師として講座を受け持つ他、Jazzlife誌にて「気ままにジャズエチュード」を連載中。
最新アルバムは「water song」に引き続き全曲自作・自編曲の、弦楽四重奏+木管アンサンブル+パーカッションによるオリジナル作品集「A WALK IN LIFE」。
https://tetsurokawashima.com/




Latest Album

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Title ︓『A Walk in Life』
Artist : 川嶋哲郎
LABEL : SPACE SHOWER MUSIC
RELEASE : 2024.3.13



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【SONG LIST】
01.Dear Days
02.A Walk in Life
03.Sunrise Flight
04.Suite Emotion Desire
05.Suite Emotion Pathos
06.Suite Emotion Modulation
07.Suite Emotion Aspiration
08.Sunset Voyage
09.Llanos Wind






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