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My First Jazz Vol.103-石川紅奈:My First Jazz

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Title : 『By Request』
Artist : Kenny Drew

ベーシスト、シンガーの石川紅奈です。

私の初めてのジャズアルバムは、Kenny Drew Trioの『By Request』です。
アルバムとの出会いはジャズバンド部という部活に入ったばかりの高校一年生の頃、ジャズが大好きな顧問の先生が部活の時間にスピーカーで流してくれて、その時に出会いました。その後、先生からCDを借りてたくさん聴き込んだアルバムです。
私がウッドベースを始めたての時期だったので、たぶん顧問の先生が思う"いいベース、いいベーシスト"を教えようと聴かせてくれたのだと思います。

初めて聴いた時に、とにかくとても気持ちいいなぁと感じたのと、前に進んでいくエネルギーになんとも言えないワクワク感がありました。
それまで私がぼんやりと浮かべていたジャズのベース、というものに対するイメージから「こんなにかっこいいモノだったんだ」と良い意味で変わったのを覚えています。

アルバムの中で特に好きな曲は、ベースの Niels Pedersenがメロディーを弾いている「You'd Be So Nice to Come Home To」という曲です。いつ聴いてもテンションが上がってしまいます。潔くて、推進力があって、本当にかっこいいトリオのサウンドだと思っています。
また、このアルバムとの出会いは同時に Niels Pedersenとの出会いでもあります。ウッドベースを弾き始めたばかりの私は、ベースとしてのメロディーの歌い方や、2ビート、ウォーキング・ベース、全てが新しく衝撃的でした。ジャズ・ベースのかっこよさや、ウッドベースという楽器の素晴らしさも示しているアルバムだと思っています。
高校生の頃に出会ったこのアルバムのトリオ・サウンドや、Pedersenのベースは、ずっと理想のイメージの一つとして私の中にあります。

Kenny Drew Trioの『By Request』皆様もぜひ、聴いてみてください。

石川紅奈

My First Jazz

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Title : 『By Request』
Artist : Kenny Drew
LABEL : Baystate
RELEASE : 1985年

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【SONG LIST】
01. Introduction
02. Misty
03. On Green Dolphin Street
04. Smoke Gets in Your Eyes
05. You'd Be So Nice to Come Home To
06. My Funny Valentine
07. Lover Come Back to Me
08. As Time Goes By
09. Fly Me to the Moon (In Other Words)
10. Round Midnight



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【ジャズ・シーンで唯一無二の存在感を放つベーシスト/ヴォーカリスト=石川紅奈のニュー・アルバム】


世界的ピアニストの小曽根真にその才能を見出され、2023年3月にミニ・アルバム『Kurena』でデビュー。以来3年ぶりとなる新作は初のセルフプロデュース。
かねてからライヴで披露してきたナンバーを中心にした8曲を収録。 大林武司、Taka Nawashiro、ジーン・ジャクソン、Kanといったライヴで共演を重ねてきた信頼を寄せるミュージシャンと録音。
ミニー・リパートン「レ・フルール」やロイ・エアーズ「サーチング」のカバー選曲にも示されているように、ジャズをベースにしつつ70年代のソウル/ソウル・ジャズ、ブラジリアン・ミュージックのエッセンスを強く意識した明るく開放的なサウンドに仕上がっています。


Kurena Ishikawa "Garden" Release Tour (10月20日現在)

■ 10月23日(金) 愛知・名古屋市千種文化小劇場 (ちくさ座)
https://www.cowandmouse.info/kurenaishikawa-garden
■ 10月24日(土) 静岡・FIGARO
完売
■ 11月13日(金) 宮城・LIVE RESTAURANT J'Z
https://www.sendai-jz.jp/liveinfo/2772/
■ 11月14日(土) 茨城・Cafe & Bar アップス
電話:0280-32-4713(営業時間 10:00〜22:00)
■ 12月23日(水) 東京・Blue Note Place
https://www.bluenoteplace.jp/live/kurena-ishikawa-261223/



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【石川紅奈】
高校1年生の夏にウッドベースを始め、国立音楽大学ジャズ専修に入学。2021年、東京・丸の内のコットンクラブで収録された『Off The Wall』(マイケル・ジャクソン)の演奏動画がYouTubeで250万回以上再生され一躍注目を浴びる。 2023年3月、小曽根真のプロデュースのもと、ジャズの名門ヴァーヴ・レコードより1stアルバム『Kurena』でメジャーデビューを果たし、同年6月のリリースライブ(丸の内コットンクラブ)を満員に収める。ソロ活動の傍ら2022年にはピアニスト・壷阪健登とポップスユニット「soraya」を結成。2024年sorayaにて「FUJI ROCK FESTIVAL」に出演し、これまで2枚のアルバムをリリースするなど、ポップスのフィールドでも頭角を現す。2025年にはソロで香港、上海にてライブ。2026年9月16日、セルフプロデュースとなる2ndアルバム『Garden』をリリース。現在、全国を巡るアルバムリリースツアーや各種イベントライブへ出演中。 https://www.kurenaishikawa.com

Latest Album

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Title : 『Garden』
Artist : 石川紅奈
LABEL : Universal Music
RELEASE : 2026年9月16日

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【SONG LIST】
01. Les Fleurs
02. Erica
03. Animara
04. In the Rain
05. Searching
06. Time's Lie
07. Witch of the North
08. Oyasumi





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【KKBOX Podcast「My First Jazz」】
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Title : 『Dizzy Gillespie & the Double Six of Paris』
Artist : Dizzy Gillespie



今日は1963年にパリで録音されたアルバム『Dizzy Gillespie & the Double Six of Paris』を一緒に聴いていきましょう。
私自身このアルバムの存在を知らなかったのですが、偶然インスタグラムで見かけて気になり、一気に聴き入ってしまいました。ビ・バップやラテンジャズなど、ディジーにゆかりのあるレパートリーに焦点を当てた完成度の高い名盤ですが、フランスのジャズ・コーラス・グループであるthe Double Six of Paris(Les Double Six)が参加することで、どこか実験的で斬新な、映画音楽のサントラのような雰囲気も漂うユニークな作品です。


実はそれもそのはず、本作のアレンジを手掛けたのは、当時ディジーのバンドで活躍し、のちに映画『スパイ大作戦』や『燃えよドラゴン』などの名サントラを生み出す巨匠ラロ・シフリンなのです。私が直感的にサントラのような雰囲気を感じ取ったのは、まさに歴史的必然だったと言えます。


ディジー・ガレスピーは、これまでもこのMonthly Disc Reviewで何度も取り上げてきたジャズの偉人です。卓越したテクニックを持つトランペッターであり、数々のジャズ・スタンダードを残した作曲家であり、ビ・バップという現代ジャズの基礎を築き上げたパイオニアでもあります。
さらには、いち早くアフロ・キューバンなどのラテン音楽を取り入れてラテンジャズの道を切り拓き、多くのミュージシャンにとって偉大なメンターでもあった人格者でした。
時には自らボーカルを執ることもあり、その人間味あふれる歌声はまさにジャズそのものと言って良いでしょう。


共演しているLes Double Sixは、1959年から1966年にかけてジャニーヌ・"ミミ"・ペランを中心に活動したフランスのジャズ・コーラス・グループです。
彼らが得意としたのは「ヴォーカリース(Vocalese)」というスタイルで、既存のインスト曲の複雑なメロディーや即興ソロに歌詞を当てはめ、見事なアンサンブルで歌い上げます。ちなみに「Double Six」という名は、6人のシンガーが多重録音を駆使して「12人分のビッグバンド・サウンド」を声で再現したことに由来しています。ビ・バップの複雑なパッセージを高精度なピッチとタイトなタイム感で歌いこなし、ガレスピーのトランペットと繰り広げるユニゾンは、まるで最初から歌のために書かれたメロディーのように鮮やかです。


本作が録音された1963年は、個人的にガレスピーのキャリアにおける絶頂期の一つだと感じています。ビ・バップとラテンジャズという2大スタイルを確立し、トランペットの技量、音楽的表現ともに最高潮を迎えていた時期です。


一般的なCDやストリーミング配信のトラック7「Ooh-Shoo-Be-Doo-Bee」とトラック9「Con Alma」に参加しているのは、サックスのジェームス・ムーディー、当時弱冠20歳前後のピアニストのケニー・バロン、ベーシストのクリス・ホワイト、ドラマーのルディー・コリンズという当時のディジーのレギュラー・クインテットで、バンドとしての結束力と完成度が極めて高まっていたことが演奏からも伝わってきます。


そしてそれ以外のトラックでは、同じくビ・バップの語法をピアノで確立したレジェンドであるバド・パウエル、シンバル・レガートを中心に据えてドラミングに革命を起こしたケニー・クラーク、さらにフランス最高峰のベーシストであるピエール・ミシュロが参加している点も見逃せません。
今回知って驚いたのですが、なんと当時この3人はパリに在住しており、「The Three Bosses」と呼ばれ、現地のクラブ「ブルーノート」などで伝説的なトリオとして活躍していたそうです。そんなレジェンドたちがディジーとパリの地で合流しているのです。


ガレスピーの当時のレギュラー・バンドとパリ在住のビバップ創始者たち、Les Double Sixの超絶技巧コーラス、そしてラロ・シフリンの斬新なアレンジが一体となり、ディジーの名曲たちを新たな響きで再構築した名盤『Dizzy Gillespie & the Double Six of Paris』。
今まで体験したことのないビ・バップの新しい表情を、ぜひ皆さんもじっくりと味わってみてください。


文:曽根麻央 Mao Soné



Recommend Disc

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Title :『Dizzy Gillespie & the Double Six of Paris』
Artist : Dizzy Gillespie
LABEL : Philips
発売年 : 1963年



アマゾン 


【SONG LIST】

1. Ow
2. The Champ
3. Emanon
4. Anthropology
5. Tin Tin Deo
6. One Bass Hit
7. Two Bass Hit
8. Groovin' High
9. Oo-Shoo-Be-Doo-Be
10. Hot House
11. Con Alma
12. Blue N' Boogie



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「Monthly Disc Review」アーカイブ曽根麻央
・2020.04『Motherland / Danilo Perez』・2020.05『Color Of Soil /タイガー大越』・2020.06『Passages / Tom Harrell 』・2020.07『Inventions And Dimensions / Herbie Hancock』・2020.08『Birth Of The Cool / Miles Davis』・2020.09『Chet Baker Sings / Chet Baker』・2020.10『SFJAZZ Collective2 / SFJAZZ Collective』・2020.11『Money Jungle: Provocative In Blue / Terri Lyne Carrington』・2020.12『Three Suites / Duke Ellington』・2021.01『Into The Blue / Nicholas Payton』・2021.02『Ben And "Sweets" / Ben Webster & "Sweets" Edison』・2021.03『Relaxin' With The MilesDavis Quintet / The Miles Davis Quintet 』・2021.04『Something More / Buster Williams』・2021.05『Booker Little / Booker Little』・2021.06『Charms Of The Night Sky / Dave Douglas』・2021.07『Play The Blues / Ray Bryant Trio』・2021.08『The Sidewinder / Lee Morgan』・2021.09『Esta Plena / Miguel Zenón』・2021.10『Hub-Tones / Freddie Hubbard』・2021.11『Concert By The Sea / Erroll Garner』・2021.12『D・N・A Live In Tokyo / 日野皓正』・2022.1『The Tony Bennett Bill Evans Album / Tony Bennett / Bill Evans』・2022.2『Quiet Kenny / Kenny Dorham』・2022.3『Take Five / Dave Brubeck』・2022.4『Old And New Dreams / Old And New Dreams』・2022.5『Ella Fitzgerald And Louis Armstrong / Ella And Louis』・2022.6『Live from Miami / Nu Deco Ensemble & Aaron Parks』・2022.7『Oscar Peterson Trio + One / Oscar Peterson Trio Clark Terry』・2022.8『Ugetsu/ Art Blakey & The Jazz Messengers』・2022.9『Sun Goddess / Ramsey Lewis』・2022.10『Emergence / Roy Hargrove Big Band』・2022.11『Speak No Evil / Wayne Shorter』 ・2022.12『The Revival / Cory Henry』・2023.1『Complete Communion / Don Cherry』・2023.2『Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles / Brad Mehldau』・2023.3『Without a Net / Wayne Shorter』・2023.4『LADY IN LOVE / 中本マリ』・2023.5『Songs Of New York / Mel Torme』・2023.6『Covers / James Blake』・2023.7『Siembra / Willie Colón & Rubén Blades』・2023.8『Undercover Live at the Village Vanguard / Kurt Rosenwinkel』・2023.09『Toshiko Mariano Quartet / Toshiko Mariano Quartet』・2023.10『MAINS / J3PO』・2023.11『Knower Forever / Knower』・2023.12『Ella Wishes You A Swinging Christmas / Ella Fitzgerald』・2024.01『Silence / Charlie Haden with Chet Baker, Enrico Pieranunzi, Billy Higgins』・2024.02『Rhapsody in Blue Reimagined / Lara Downes』・2024.03『Djesse Vol. 4 / Jacob Collier』・2024.04『Voyager / Moonchild』2024.05『Evidence with Don Cherry / Steve Lacy』・2024.06『Quietude / Eliane Elias』2024.07『Alone Together / Lee Konitz, Brad Mehldau, Charlie Haden』2024.08『The Rough Dancer And The Cyclical Night (Tango Apasionado) / Astor Piazzolla』2024.09『Potro De Rabia Y Miel / Camarón De La Isla』2024.10『Calle 54 / Various』・2024.11『Trumpets Of Michel-ange / Ibrahim Maalouf』・2024.12『Sings for Only the Lonely / Frank Sinatra』・2025.01『Hero Worship / Hal Crook』・2025.02『Undercurrent / Kenny Drew』・2025.03『Live In Toronto 1952 / Lennie Tristano Quintet』・2025.04『Antidote / Chick Corea & The Spanish Heart Band』・2025.05『Hot Five & Hot Seven / Louis Armstrong』・2025.06『Panamonk / Danilo Pérez』・2025.07『Nat King Cole Sings/George Shearing Plays / Nat King Cole、George Shearing』・2025.08『Clifford Brown and Max Roach / Clifford Brown and Max Roach』・2025.09『Montreux '77 / Ray Bryant』・2025.10『Crystal Silence / Gary Burton & Chick Corea』・2025.11『North Sea Jazz Legendary Concerts / Wayne Shorter』・2025.12『Merry Christmas / Bing Crosby』・2026.01『銀界/山本邦山』・2026.02『Flugel / Andris Mattson』・2026.03『Live at the Piano / Cory Henry』・2026.04『The Melody At Night, With You / Keith Jarrett』・2026.05『Ifrikya / Karim Ziadt』・2026.06『Sonny Side Up / Dizzy Gillespie, Sonny Rollins, Sonny Stitt』・2026.07『Round Midnight / Herbie Hancock』・2026.08『The Art of Excellence / Tony Bennett』・2026.09『After Midnight / Nat "King" Cole』

Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

●曽根麻央Official Site

My First Jazz Vol.102-Nenashi:My First Jazz

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Title : 『Shades of Blue: Madlib Invades Blue Note』
Artist : Madlib


Nenashiです。
僕は幼少期をニューヨークとロサンゼルスで過ごし、学校ではブラスバンド部に所属していたので早い段階からビッグバンドの音楽の影響を受けているように思います。
また、ニューヨーク時代のバンドの先生がなんと Duke Ellingtonの甥、Bill Ellington という方だったので何かとジャズに触れる機会は多かったです。
特に覚えているのは、モータウンのナンバーをブラスバンドにアレンジして演奏したこと。歌モノが中心だったのでアドリブをとるなどはなかったですが、楽しく演奏していた記憶があります。


自身でジャズのアルバムを買ったのは比較的遅く、今回 My First Jazz に選んだのは
Madlib の『Shades of Blue: Madlib Invades Blue Note』。
ヒップホップ・プロデューサーの Madlib がBlue Note labelのソウル、ジャズの音源を素材とした作品です。
Blue Noteにあるの音源ストックをなんでも自由に使用できる、という条件のもと制作されたそうで、Donald Byrd、Bobbi Humphries、Bobby Hutcherson、Horace Silver などの音源を再構築してプロデュースしています。
当時2000年前後。D'Angelo や BILAL がいて、SOUL、R&B、そしてネオソウルというジャンルが流行っていて、僕はそれらを聴くことが多かったのですが、その中でもジャズとヒップホップの組み合わせが気になっていたこともあって、このアルバムを機にヒップホップをより聴くようになり、よりジャズも聴くようになったと思っています。
そんな一枚です。


Nenashi

My First Jazz

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Title : 『Shades of Blue: Madlib Invades Blue Note』
Artist : Madlib
LABEL : Blue Note
RELEASE : 2003年

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【SONG LIST】
01. Introduction
02. Slim's Return
03. Distant Land
04. Mystic Bounce
05. Stormy
06. Blue Note Interlude
07. Please Set Me At Ease
08. Funky Blue Note
09. Alfred Lion Interlude
10. Stepping Into Tomorrow
11. Andrew Hill Break
12. Montara
13. Song For My Father
14. Footprints
15. Peace / Dolphin Dance
16. Outro



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【Nenashi "MOMENT" Album Release Party 2026】


Nenashi史上最大規模で開催!
過去・現在・未来を音で横断する『MOMENT』の世界観をライブで体感できる、特別な一夜をぜひ各会場で味わってほしい。
残すところ、大阪・東京の2公演のみ!

■大阪公演
2026/9/25(金) 大阪・梅田 BANGBOO(trio)
Supported by ORB

■東京公演
2026/10/11(日) 東京・WALL&WALL(trio)
GUEST:GAPPER / Keagan Raphael



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【Nenashi】
シンガー/ラッパー/プロデューサー 歌、ラップ、ビートボックスまでを自由に使いこなすソウルシンガー、プロデューサー、Hiro-a-keyによるプロジェクト。 アジア人としてR&B 、ソウルミュージックを世界に向けて発信することに対するレッテルや先入観をなくし、純粋に音楽だけを聴いてほしいという思いから、共通言語である英語で歌い、国籍や顔などアイデンティティーを一切公表せずに活動を開始。 これまでアメリカ、カナダ、ブラジル、バハマ、アルゼンチン、韓国、香港、タイ、カザフスタン、フランス、イギリス、ドイツ、スイスなど20ヶ国以上の地域を転々と旅しては異文化に触れてきたHiro-a-keyは、自らを"根無し草"と重ね合わせ、アーティスト名をNenashiと名付ける。 2024年4月にリリースしたデビューアルバム『Found in Tokyo』では、Hocus Pocusの20syl (フランス)、J.LAMOTTA すずめ (イスラエル)、Daichi Yamamoto (日本)、FORD TRIO (タイ)、Mike Larry Draw (アメリカ) など世界各国の豪華アーティストをフィーチャー。 ストリーミングで総再生回数が1,100万回を越える。 そして2025年 1st EP『TIME SLIP』、2026年7月に2ndアルバム『MOMENT』をリリース。 1920年代から現在までのSoul / R&B、Jazz、Blues、HipHopを1つにまとめ上げるという壮大なテーマを掲げたEPが世界中の音楽ファンの間で話題となり、FUJI ROCK FESTIVAL、GREENROOM FESTIVALや、アジアのフェスなど国内外の大型フェスに多数出演、タワーレコードの広告シリーズ「NO MUSIC, NO LIFE.@」への登場、さらに中国、タイを巡るアジアツアーを果たすなど注目を集めた。 また、オーディオブランド「Beats」のスペシャルムービーのテーマ曲を担当。 ホセ・ジェイムズ、Chara、加藤ミリヤ、Aile The Shota、Ovall、Sincere、LHRHND、THE SUPER FLYERS、SMOKIN'theJAZZ、maeshima soshi、Snowk、Halia Beamer、Shigge、Mashoe、AVOCADO BOYSなど国内外のアーティストのプロデュース・客演・ソングライディング・コーラスを手がけるなど積極的に活動の場を広げている。 アイデンティティを明かした後もさまざまなジャンルや世界の文化からインスピレーションを得て、作品ごとに進化するNenashiの旅は続く。 https://hiro-a-key.net/profile/

Latest Album

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Title : 『MOMENT』
Artist : Nenashi
LABEL : origami PRODUCTIONS
RELEASE : 2026年7月29日

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【SONG LIST】
01.Ammonite (Intro)
02.November Moon
03.I'm (Back To Love)
04.PERFECT
05.In This City
06.STAY
07.Eyes On Me feat. GAPPER
08.Total Strangers feat. Malpaca
09.Future Heat feat. Keagan Raphael
10.LIME
[DISC2]
01.D'Angelo - Me And Those Dreamin' Eyes Of Mine
02.Prince - I Wanna Be Your Lover
03.TLC - Waterfalls
04.Otis Redding - (Sittin' On) the Dock of the Bay
05.KAYTRANADA - Intimidated (feat. H.E.R.)





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曽根麻央 Monthly Disc Review2026.9_Nat "King" Cole : After Midnight:Monthly Disc Review

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Title : 『After Midnight』
Artist : Nat "King" Cole



みなさんこんにちは、ジャズピアニスト / トランペット奏者の曽根麻央です。
世界が分断されつつあることを感じるご時世ですが、無事にアメリカのアーティストVisaを獲得して、現在アメリカ横断ツアー中です。
本日まではミズーリ州にあるスプリングフィールドという街でフェスティヴァルに出演したり、地元の高校へ演奏に行ったりしていました。このスプリングフィールドという街は日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、群馬県伊勢崎市と姉妹都市で、至る所で伊勢崎の名前を耳にするという、ちょっと今まで体験したことがないくらい姉妹都市同士の縁を大事にしている街です。
歴史的にも、かの有名なRoute66(国道66号)の発祥の地ということで、私も訪れてみました。


ということで、今日はその国道66号をアイコニックなものにした名曲
「(Get Your Kicks on) Route 66」が収録されている、ナット・"キング"・コールの名盤
『After Midnight』を一緒に聴いていきましょう。


このアルバムは1956年に録音され、翌1957年にリリースされました。
"キング"・コール・トリオのレギュラーメンバーでもあるギターのジョン・コリンズ、ベーシストのチャーリー・ハリスに加え、ドラムのリー・ヤングを中心としたカルテット編成で録音されています。この4人の演奏に加えて、曲ごとにサックス、トランペット、トロンボーン、ヴァイオリン、パーカッションなどの名手たちがゲスト参加しているのが大きな特徴です。
"キング"・コールの歌声を代表的なヒットソングを中心に堪能できるのはもちろんのこと、小編成だからこそジャズとしてのソロの展開も実に充実しています。"キング"・コール・トリオを中心に各楽器の名手が歌心あふれるソロを軽やかに回していく様は、まさにこの作品の聴きどころ。特にトランペットのハリー・"スウィーツ"・エディソンが入った「Route 66」や「Sweet Lorraine」などは、今なお世界中で愛され続けているジャズ史上最も有名な名演の一つと言えるでしょう。


本作はゲストによってアルバムのカラーが鮮やかに変わる作りになっていますので、ゲストごとにご紹介します。


ウィリー・スミス ー アルトサックス
参加曲:Just You, Just Me / You're Looking at Me / Don't Let It Go to Your Head

1910年生まれのサックス奏者で、ハリー・ジェームスやデューク・エリントンなどの楽団をはじめ、ビバップ以前のスウィング期から目覚ましい活躍をしていた名手です。しかし「Just You, Just Me」のようなアップテンポや、「Don't Let It Go to Your Head」のようなミディアムテンポの曲の中でも早いパッセージを聴くと、ビバップに近い洗練されたフレーズが随所に顔を覗かせます。ビバップ以前の世代のミュージシャンも後輩たちの影響を受けてスタイルを進化させていたのか、あるいはビバップの創始者であるチャーリー・パーカーが、こうした先輩たちの研ぎ澄まされたフレーズを抽出し、徹底的に研究することで新たな音楽を生み出していったのか...そんな歴史の連なりに想像を巡らせながら聴いてしまいました。



ハリー・"スウィーツ"・エディソン ー トランペット
参加曲:Sweet Lorraine / It's Only A Paper Moon / Route 66

1915年生まれ、カウント・ベーシー・オーケストラの黄金期を支えたことでも名高いトランペッターです。以前この連載でも取り上げたアルバム『Ben and Sweets』の双頭リーダーの一人でもあります。フランク・シナトラとの名演でも知られる彼のミュート・プレイですが、マイルス・デイヴィスとはまた異なる、エディソンならではのオープンで粋なハーマン・ミュート・サウンドは、今も多くのジャズファンを虜にしています。本作でも最重要と言える3曲に参加しており、その演奏はいずれもジャズ史を代表する決定的な名演として親しまれています。



ホアン・ティゾール ー トロンボーン
ジャック・コスタンゾ ー パーカッション

参加曲:Caravan / The Lonely One / Blame It On My Youth(*ホアン・ティゾールのみ)

ティゾールは1900年プエルトリコ生まれのトロンボーン奏者で、デューク・エリントン楽団で活躍し、ここに収録されている「Caravan」をエリントンと共作したことでも有名です。
一方のジャック・コスタンゾは1919年シカゴ生まれのパーカッショニスト。「ミスター・ボンゴ」の異名を取り、スタン・ケントン楽団との共演でも知られますが、"キング"・コールのグループにも長く在籍し、ドラムレスのトリオにコンガやボンゴ1本で加わってグルーヴを生み出している当時の映像が数多く残されています。
二人が揃って参加した「Caravan」と「The Lonely One」はアルバムの中でもひときわラテン色の強いトラックで、「Caravan」は誰もが知るエキゾチックなアフロ・キューバン、「The Lonely One」は哀愁漂う美しいボレロのリズムで演奏されています。



スタッフ・スミス ー ヴァイオリン
参加曲:Sometimes I'm Happy / I Know That You Know / When I Grow Too Old To Dream

1909年生まれのジャズ・ヴァイオリン奏者。ステファン・グラッペリと並び、ジャズにおけるヴァイオリン奏法のスタイルを確立した偉大な先駆者の一人です。エラ・フィッツジェラルドやディジー・ガレスピーから、果てはアヴァンギャルドの巨頭サン・ラーに至るまで、極めて幅広い音楽性や世代のミュージシャンと共演を重ねてきた事実からも、彼の圧倒的なテクニックと音楽性に誰もが絶対の信頼を置いていたことがよく分かります。


文:曽根麻央 Mao Soné



Recommend Disc

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Title :『After Midnight』
Artist : Nat "King" Cole
LABEL : Capitol Records
発売年 : 1957年



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【SONG LIST】

1. Just You, Just Me
2. Sweet Lorraine
3. Sometimes I'm Happy
4. Caravan
5. It's Only A Paper Moon
6. You're Looking At Me
7. The Lonely One
8. Don't Let It Go To Your Head
9. I Know That You Know
10. Blame It On My Youth
11. When I Grow Too Old To Dream
12. Route 66



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「Monthly Disc Review」アーカイブ曽根麻央
・2020.04『Motherland / Danilo Perez』・2020.05『Color Of Soil /タイガー大越』・2020.06『Passages / Tom Harrell 』・2020.07『Inventions And Dimensions / Herbie Hancock』・2020.08『Birth Of The Cool / Miles Davis』・2020.09『Chet Baker Sings / Chet Baker』・2020.10『SFJAZZ Collective2 / SFJAZZ Collective』・2020.11『Money Jungle: Provocative In Blue / Terri Lyne Carrington』・2020.12『Three Suites / Duke Ellington』・2021.01『Into The Blue / Nicholas Payton』・2021.02『Ben And "Sweets" / Ben Webster & "Sweets" Edison』・2021.03『Relaxin' With The MilesDavis Quintet / The Miles Davis Quintet 』・2021.04『Something More / Buster Williams』・2021.05『Booker Little / Booker Little』・2021.06『Charms Of The Night Sky / Dave Douglas』・2021.07『Play The Blues / Ray Bryant Trio』・2021.08『The Sidewinder / Lee Morgan』・2021.09『Esta Plena / Miguel Zenón』・2021.10『Hub-Tones / Freddie Hubbard』・2021.11『Concert By The Sea / Erroll Garner』・2021.12『D・N・A Live In Tokyo / 日野皓正』・2022.1『The Tony Bennett Bill Evans Album / Tony Bennett / Bill Evans』・2022.2『Quiet Kenny / Kenny Dorham』・2022.3『Take Five / Dave Brubeck』・2022.4『Old And New Dreams / Old And New Dreams』・2022.5『Ella Fitzgerald And Louis Armstrong / Ella And Louis』・2022.6『Live from Miami / Nu Deco Ensemble & Aaron Parks』・2022.7『Oscar Peterson Trio + One / Oscar Peterson Trio Clark Terry』・2022.8『Ugetsu/ Art Blakey & The Jazz Messengers』・2022.9『Sun Goddess / Ramsey Lewis』・2022.10『Emergence / Roy Hargrove Big Band』・2022.11『Speak No Evil / Wayne Shorter』 ・2022.12『The Revival / Cory Henry』・2023.1『Complete Communion / Don Cherry』・2023.2『Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles / Brad Mehldau』・2023.3『Without a Net / Wayne Shorter』・2023.4『LADY IN LOVE / 中本マリ』・2023.5『Songs Of New York / Mel Torme』・2023.6『Covers / James Blake』・2023.7『Siembra / Willie Colón & Rubén Blades』・2023.8『Undercover Live at the Village Vanguard / Kurt Rosenwinkel』・2023.09『Toshiko Mariano Quartet / Toshiko Mariano Quartet』・2023.10『MAINS / J3PO』・2023.11『Knower Forever / Knower』・2023.12『Ella Wishes You A Swinging Christmas / Ella Fitzgerald』・2024.01『Silence / Charlie Haden with Chet Baker, Enrico Pieranunzi, Billy Higgins』・2024.02『Rhapsody in Blue Reimagined / Lara Downes』・2024.03『Djesse Vol. 4 / Jacob Collier』・2024.04『Voyager / Moonchild』2024.05『Evidence with Don Cherry / Steve Lacy』・2024.06『Quietude / Eliane Elias』2024.07『Alone Together / Lee Konitz, Brad Mehldau, Charlie Haden』2024.08『The Rough Dancer And The Cyclical Night (Tango Apasionado) / Astor Piazzolla』2024.09『Potro De Rabia Y Miel / Camarón De La Isla』2024.10『Calle 54 / Various』・2024.11『Trumpets Of Michel-ange / Ibrahim Maalouf』・2024.12『Sings for Only the Lonely / Frank Sinatra』・2025.01『Hero Worship / Hal Crook』・2025.02『Undercurrent / Kenny Drew』・2025.03『Live In Toronto 1952 / Lennie Tristano Quintet』・2025.04『Antidote / Chick Corea & The Spanish Heart Band』・2025.05『Hot Five & Hot Seven / Louis Armstrong』・2025.06『Panamonk / Danilo Pérez』・2025.07『Nat King Cole Sings/George Shearing Plays / Nat King Cole、George Shearing』・2025.08『Clifford Brown and Max Roach / Clifford Brown and Max Roach』・2025.09『Montreux '77 / Ray Bryant』・2025.10『Crystal Silence / Gary Burton & Chick Corea』・2025.11『North Sea Jazz Legendary Concerts / Wayne Shorter』・2025.12『Merry Christmas / Bing Crosby』・2026.01『銀界/山本邦山』・2026.02『Flugel / Andris Mattson』・2026.03『Live at the Piano / Cory Henry』・2026.04『The Melody At Night, With You / Keith Jarrett』・2026.05『Ifrikya / Karim Ziadt』・2026.06『Sonny Side Up / Dizzy Gillespie, Sonny Rollins, Sonny Stitt』・2026.07『Round Midnight / Herbie Hancock』・2026.08『The Art of Excellence / Tony Bennett』

Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

●曽根麻央Official Site

My First Jazz Vol.101-TOKU:My First Jazz

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Title : 『You're Under Arrest 』
Artist : Miles Davis


TOKUです。

僕にとって初めてのジャズアルバム、の前に、初めてのジャズアーティストは Miles Davisです。
今年2026年は Miles Davisの生誕100周年ということもあり、彼についてライブで話したり、コラムを書いたりする機会も多いです。
なんといっても今年6年ぶりにリリースした僕のアルバムは『TRIBUTES』というタイトルで、そんな Miles Davisもトリビュートしたものです。
Miles Davisが僕にとっていかに大きな存在かを話したいと思います。


まず僕の父親が彼の大ファンでした。父親は家業を継ぎながらも音楽人間であり、地元で最初の音楽スタジオを作ったり、その後も色々なジャンルや楽器を経て、本人はブルーグラスという音楽を長くやってきました。聴く音楽はクラシックやジャズ、家にも多くのレコードがありました。そんな中でマイルスが特に大きな存在だったようです。
80年代、地元新潟にコンサートのためにマイルスが訪れた際(最初で最後となりましたが)、僕を含め家族を連れて行ってくれたんですね。僕はその時の熱気を覚えていて、、、音楽のことは覚えてなかったんですけれども、熱気のようなものは体の中に残っていますね。それが小学校の頃。中学で吹奏楽部に入ってコルネットを始めたのも、そんな記憶が残っていたのかなぁ。
それから色々な楽器、ジャンルに手を染め、大学一年の終わり頃にジャズを演奏するようになり、ハマって、改めて Miles Davisという人がいかに偉大かを知ることになるんですね。


そして、初めてのアルバムについてですが、Miles Davisの『You're Under Arrest』というアルバムです。
80年代マイルス、Columbia時代の最後のアルバムかな。素晴らしいオリジナル楽曲の他に2曲のカヴァー曲があります。マイケル・ジャクソンの「Human Nature」、シンディ・ローパーの「Time After Time」。この2曲はこのアルバムのマイルスのバージョンで先に知り、後からオリジナルを聴くという流れでした。
今はスタンダードと言われている古い流行歌、80年代のリアルタイムの流行歌を取り上げて、完全に自分のものに仕立て上げる。強烈な個性がいかに大事か、ということを音楽を通して教えてくれた人ですね。とても大きな存在です。


『You're Under Arrest』という僕にとって初めてのジャズアルバム。今聴いても何も色褪せることはなく、古さを微塵も感じさせず、輝き続けています。
僕の中でも大きな存在だと思いますし、世界的にもずっと輝き続けるアルバムだと思います。
Miles Davis、本当にすごいです。


TOKU

My First Jazz

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Title : 『You're Under Arrest』
Artist : Miles Davis
LABEL : Columbia
RELEASE : 1985年

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【SONG LIST】
01. One Phone Call/Street Scenes
02. Human Nature
03. Intro: MD 1/Something's On Your Mind/MD 2
04. Ms. Morrisine
05. Katia Prelude
06. Katia
07. Time After Time
08. You're Under Arrest
09. Medley: Jean Pierre / You're Under Arrest / Then There Were None



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本年生誕100年となるマイルス・デイヴィス、更に盟友であるロイ・ハーグローブや鈴木央紹へ手向けるトリビュート・アルバム!

日本唯一の歌手兼フリューゲルホーン奏者として人気のTOKUの6年ぶりのアルバム。今年生誕100年となるマイルス・デイヴィス、更に盟友であるロイ・ハーグローブや鈴木央紹へのトリビュートの意味を込めて、マイルスのレパートリーを中心にロイや鈴木の曲を取り上げ、また彼らに捧げるTOKUのオリジナル曲も収録。ミュージシャンは石井彰(p)、金澤英明(b)、石若駿(ds)の通称「ボーイズ」のトリオを迎え、曲により小沼ようすけ(g)、吉本章紘(Sax)、ジェイムズ・マコーレイ(tb)、クロエ・キブル(vo)らが参加。久しぶりのストレート・アヘッドなジャズ・アルバムとなっている。



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【TOKU】
日本唯一のヴォーカリスト&フリューゲルホーンプレーヤー。 2000年にアルバム"Everything She Said" でソニー・ミュージックよりデビュー。当時から注目を集め、その年の8月には早くもブルーノート東京に出演。 一躍日本のジャズトップシーンの仲間入りを果たし、ジャズの枠を超えた幅広い音楽性から平井堅、高橋真梨子、今井美樹、大黒摩季、M-flo、久保田利伸、などのアルバムに作曲家、プレイヤーとしても参加。 2008年発売のアルバム「Love Again」では初のDuet SongとしてEXILEのATUSHIを迎え収録。 2010年に発売されたシンディ・ローパーのアルバム「Memphis Blues」のボーナストラックのレコーディングに参加、また2011年3月の東日本大震災直後に行われたシンディ・ローパーの国内ツアーにも参加した。 まさに本籍Jazz、住所不定のTOKUならではの活躍を続けている。近年では欧州、米国、アジア各国と様々な国の音楽やアーティストの共演も行い、ライブやイベントに出演している。 2020年にフランスでレコーディングを敢行したアルバム「TOKU in Paris」をフランス、日本の2ヶ国で発売し、国内外と活動の場を広げている。 2021年に初のセルフプロデュースで作成したオーケストラとのクリスマスEP「Season's Greetings」をリリース。 2022年にキャリア初のベスト・アルバム「BESTOKU」をリリース。 2026年5月、オリジナル・フルアルバムとしては6年ぶりとなる「TRIBUTES」をリリース。 2024年よりパリにも拠点を置き活動。 https://toku.fanpla.jp

Latest Album

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Title : 『TRIBUTES』
Artist : TOKU
LABEL : JUMP WORLD
RELEASE : 2026年5月13日
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【SONG LIST】
01. Skywoman
02. If I Were A Bell
03. Time After Time feat. Chloe Kibble
04. On Green Dolphin Street
05. Come Back Again
06. Herald Square
07. Boplicity(Be Bop Lives) feat. Chloe Kibble
08. All Blues
09. Gaze
10. Divine





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【KKBOX Podcast「My First Jazz」】
JJazz.Netとの連動によるオリジナルコンテンツ。
ジャズ・ミュージシャン本人の音声コメントをお届けしています。
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