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My First Jazz Vol.95-清水昭好:My First Jazz

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Title : 『Steal Away』
Artist : Charlie Haden / Hank Jones


ベーシストの清水昭好です。


高校生の頃、軽音部でロックを演奏しながら様々な音楽を聴き漁っていました。
エレキベースをやっていたこともあり、Jaco Pastoriusを知ったことをきっかけに段々とフュージョンやジャズを聴くようになりました。
その頃はアドリブなどの華やかな部分に惹かれて聴いていたのではないかと思います。


そんな当時、最近聴いている音楽を共有し合う友人が何人かいて、その中の一人で吹奏楽部でコントラバスを弾いていた友人から、Charlie Haden / Hank Jones の『Steal Away』を薦めてもらいました。
この二人の演奏を言葉で表現するのは本当に難しいですが、あまりに深すぎる音色、、初めて聴いた時に感銘を受けたのを覚えています。
そのあと自分は大学でジャズ研究科に入りウッドベースに転向し、いろいろなジャズミュージシャンを聴いて影響を受けてきましたが、この二人が作る音色はあの頃から今までずっと、頭に焼き付いています。


音楽への向き合い方を教えてくれた作品ですし、今でも自分の音楽に迷いが生じた時は必ず聴く、自分にとっての原点のような大事な作品です。


清水昭好



My First Jazz

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Title : 『Steal Away』
Artist : Charlie Haden / Hank Jones
LABEL : Verve Records
RELEASE : 1995年

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【SONG LIST】
01. It's Me, O Lord (Standin' in the Need of Prayer)
02. Nobody Knows the Trouble I've Seen
03. Spiritual
04. Wade in the Water
05. Swing Low, Sweet Chariot
06. Sometimes I Feel Like a Motherless Child
07. L'amour de Moy
08. Danny Boy
09. I've Got a Robe, You Got a Robe
10. Steal Away
11. We Shall Overcome
12. Go Down, Moses
13. My Lord, What a Mornin'
14. Hymn Medley: Abide with Me/Just As I Am



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ベーシスト清水昭好による室内木管楽器を大きくフィーチャーした異色の編成のオリジナル作品集

ジャズベーシスト清水昭好の2ndアルバム。アメリカの作曲コンテスト「John Lennon Songwriting Contest」のJazz部門でファイナリスト賞の受賞経験もある清水昭好によるオリジナル作品集。
フルート2本、クラリネット、バスクラリネットのアンサンブルを大きくフィーチャーした今作。清水の独特で個性的なオリジナル曲、そこに重なる木管楽器による繊細で時には爆発力のあるハーモニー、そしてピアノトリオの深いうねりと躍動感のあるサウンドは聞き手を新しい世界に導いてくれることだろう。
全曲清水昭好による作曲、アレンジ。

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【清水昭好】
1985年生まれ、福井県出身。 幼少期から作曲に興味を持ち、14歳でエレキベースを開始。Jaco Pastoriusの音楽との出会いを機にジャズの道へ進む。大学進学後にウッドベースへ転向し、独学で習得。2006年から都内でのプロ活動を開始し、世代を問わず多くのミュージシャンから厚い信頼を得る。 演奏活動と並行し、独学で作曲・編曲を追求。2020年にリーダーデビューアルバム『Satya』をリリース。2022年には、同作収録の「Room106」が米国の国際作曲コンテスト『John Lennon Songwriting Contest』Jazz部門でファイナリスト賞を受賞し、作曲家としても国際的な評価を受ける。 2025年、セカンドアルバム『星がうつろう』を発表。2本のフルートとクラリネット、バスクラリネットという木管楽器の独特な響きに焦点を当てたオリジナル作品集は、イタリアのジャズ専門メディア『Jazz In Family』において「ジャズを"再発明"してみせた」と評されるなど、その独創的なアンサンブルが世界的に注目されている。

Latest Album

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Title : 『星がうつろう』
Artist : 清水昭好
LABEL : Vulpse Records
RELEASE : 2025年12月10日

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【SONG LIST】
01. One Sheep,Two Sheep...
02. The Wind Came From No Place At All
03. Ragmas
04. Choro
05. 星が瞬く
06. Conversation With ACA
07. Ballad Between the Inside and Outside
08. Vulpse Vulpse
09. Taruhi
10. 星がうつろう





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曽根麻央 Monthly Disc Review2026.2_Andris Mattson : Flugel:Monthly Disc Review

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Title : 『Flugel』
Artist : Andris Mattson


みなさんこんにちは、ジャズピアニスト、トランペッターの曽根麻央です。
今日はMoonchildのメンバーの一人であり、非常に優れた音楽的センスの持ち主でもあるAndris Mattsonの新作アルバム『Flugel』を取り上げたいと思います。
このアルバムはフィジカルが2025年12月5日リリース、デジタル配信は2026年リリースという形になっています。


『Flugel』というタイトルの通り、本作はトランペッターにとってサブ楽器として扱われることの多い金管楽器、フリューゲルホルンにスポットライトを当てたアルバムです。しかもフリューゲルホルンのソロアルバム。
ただし、いわゆる従来型のソロ作品とはまったく異なり、これは「次世代の管楽器演奏」と言っていい内容だと思います。
非常に革新的でありながら、同時に洗練されていて、音楽としてきちんとおしゃれで成立している。そのバランス感覚がとても印象的です。
フリューゲルホルンは基本的にはトランペットと同じ奏法で演奏されますが、トランペットよりも深く、カップ容量の大きいマウスピースを使用するため、太く柔らかい音色が特徴です。そのため、メロウなバラードやミディアムテンポのジャズで使われることが多く、クラシックの分野でも長く親しまれてきました。
近年では、セルゲイ・ナカリャコフのようなクラシック・トランペットの名手が、独自に改造した4本バルブのフリューゲルホルンを用い、本来の楽器の音域を超えた協奏曲演奏に挑むなど、この楽器の可能性を大きく拡張しています。
そうした流れの中で、Andris Mattsonはフリューゲルホルンという楽器にとどまらず、次世代の金管楽器の演奏法、作曲法、そして表現そのものを提示してしまった。このアルバムは、そんな印象を強く残します。


本作の大きな特徴は、フリューゲルホルンとエフェクトペダルの使い方です。これまで管楽器奏者がエフェクトを使うケースは数多くありましたが、そのアプローチとは明らかに異なり、非常に衝撃的です。
あまりにも完成度が高いため、多重録音ではないかと思ってしまいますが、本人が公開しているレコーディング中の映像を見る限り、これらの演奏はほぼ一発録りで行われているように見えます。演奏は自宅のリビングのような空間で行われており、フリューゲルホルン、エフェクトペダル、マイクが並べられた、非常にリラックスした雰囲気の中で録音されています。
マイキングについては、フリューゲルホルンの生音をSENNHEISERのMD 441で収録しているのは間違いありません。エフェクトペダルを経由した音については、ピックアップマイクを使用していますが、メーカーは不明です。


エフェクトの中でも特に特徴的なのがハーモナイザーです。ハーモナイザーとは、トランペットやフリューゲルホルンのように単音しか同時に演奏できない楽器に対して、指定した音程をリアルタイムで付加するエフェクトのことです。
従来は演奏前に音程を設定する必要があり、使える和音や響きはある程度限定されていました。オクターブユニゾンなどが代表的な使い方です。しかしAndris Mattsonは、手のひらサイズのMIDIコントローラーをハーモナイザーに接続し、それを楽器本体に取り付けています。
フリューゲルホルンを演奏している左手の指で、演奏と同時に和音設定を操作することができ、その瞬間ごとに音楽が求める音の積み重ね方を選択できる。結果として、単音楽器でありながら、極めて自由度の高いハーモニー表現が可能になっています。
本人のYouTubeには「Flugel + MIDI Accordion buttons」と表記されており、アコーディオンの左手部分とフリューゲルホルンが融合した、というコンセプトで捉えると非常に分かりやすいでしょう。


さらに、Gamechanger AudioのPLUS PEDALも使用されています。これはピアノのサステインペダルのように、鳴らした音を無限に伸ばすことができるエフェクトペダルで、音量感や、ペダルを離した後の音の切れ方なども細かく調整できます。
楽曲ごとに適切な伸び方を選ぶことで、単なる持続音ではなく、音楽の流れの中で自然に呼吸するサウンドとして機能しています。


そのほか、ルーパーの使用も想定されます。
リズミカルな要素については、ループによる反復、あるいはドラムマシン的にバスドラムのような音を一定のパターンで鳴らせる機材を組み合わせている可能性があります。
ここまで来ると多重録音ではダメだったのかと疑問に思う人もいるかもしれませんが、息の揺れ方、ビブラート、ベンディング、音のキレは元の音とピッタリあってるのがエフェクトペダルを使った時の特徴です。そのサウンドが現代的、新しく聞こえるのかと思います。
またエフェクト色の強いアルバムですが、しっかりとピストンの音や息遣いなどの楽器ノイズも聴き取れて、それがAI音楽ではない、人間さを出しています。
フリューゲルホルンというシンプルな単旋律楽器を用いながら、ここまで現代的で、しかもレベルの高い表現に到達している作品は非常に稀です。

『Flugel』は、単なる実験作ではなく、これからの管楽器表現の一つの到達点として記憶されるアルバムになるのではないでしょうか。
ぜひ聴いてみてください。


文:曽根麻央 Mao Soné



Recommend Disc

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Title :『Flugel』
Artist : Andris Mattson
LABEL : Philips
発売年 : 2025年



https://andrismattson.bandcamp.com/album/flugel


【SONG LIST】

1. WING
2. Continuum
3. ALA
4. Still
5. ...Still
6. SPĀRNS
7. aloe



曽根麻央『8つの小品』
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ジャズピアニスト兼作曲家・曽根麻央が贈る最新スタジオアルバム『8つの小品』。第一子誕生という人生最大の節目に生まれたこの作品は、家族の愛、日常の輝き、そして音楽への深い探求が織り込まれた45分間の組曲。緻密なオーケストレーション、ジャズとクラシックの垣根を超えた響き、そして親子の時間から生まれた優しくもダイナミックな旋律。新たな旅立ちの予感と共に、音楽の喜びを届ける一枚。

【Songs】
1. Ⅰ. Overture (feat. Ryo Miyachi, Hironori Suzuki)
2. Ⅱ. The Light You'll See
3. Ⅲ. Maria's Eye
4. Ⅳ. When the Angel Cries (feat. May Inoue, Ryo Miyachi, Hironori Suzuki)
5. Ⅴ. Lullaby
6. Ⅵ. Rumba (feat. Kojiro Tokunaga, Ryo Miyachi, Kan)
7. Ⅶ. Love Letter (feat. Edmar Colón)
8. Ⅷ. Finale Part 1 (feat. Kan)
9. Ⅷ. Finale Part 2 (feat. Ryo Miyachi, Hironori Suzuki)

【CD Bonus Track】
10. Waltz for Debby
11. A Song for Jobim
12. Lullaby (Piano Solo ver.)

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「Monthly Disc Review」アーカイブ曽根麻央
2020.04『Motherland / Danilo Perez』2020.05『Color Of Soil /タイガー大越』2020.06『Passages / Tom Harrell 』2020.07『Inventions And Dimensions / Herbie Hancock』2020.08『Birth Of The Cool / Miles Davis』2020.09『Chet Baker Sings / Chet Baker』2020.10『SFJAZZ Collective2 / SFJAZZ Collective』2020.11『Money Jungle: Provocative In Blue / Terri Lyne Carrington』2020.12『Three Suites / Duke Ellington』2021.01『Into The Blue / Nicholas Payton』2021.02『Ben And "Sweets" / Ben Webster & "Sweets" Edison』2021.03『Relaxin' With The MilesDavis Quintet / The Miles Davis Quintet 』2021.04『Something More / Buster Williams』2021.05『Booker Little / Booker Little』2021.06『Charms Of The Night Sky / Dave Douglas』2021.07『Play The Blues / Ray Bryant Trio』2021.08『The Sidewinder / Lee Morgan』2021.09『Esta Plena / Miguel Zenón』2021.10『Hub-Tones / Freddie Hubbard』2021.11『Concert By The Sea / Erroll Garner』2021.12『D・N・A Live In Tokyo / 日野皓正』2022.1『The Tony Bennett Bill Evans Album / Tony Bennett / Bill Evans』2022.2『Quiet Kenny / Kenny Dorham』2022.3『Take Five / Dave Brubeck』・2022.4『Old And New Dreams / Old And New Dreams』2022.5『Ella Fitzgerald And Louis Armstrong / Ella And Louis』2022.6『Live from Miami / Nu Deco Ensemble & Aaron Parks』2022.7『Oscar Peterson Trio + One / Oscar Peterson Trio Clark Terry』2022.8『Ugetsu/ Art Blakey & The Jazz Messengers』2022.9『Sun Goddess / Ramsey Lewis』2022.10『Emergence / Roy Hargrove Big Band』2022.11『Speak No Evil / Wayne Shorter』2022.12『The Revival / Cory Henry』2023.1『Complete Communion / Don Cherry』2023.2『Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles / Brad Mehldau』2023.3『Without a Net / Wayne Shorter』2023.4『LADY IN LOVE / 中本マリ』2023.5『Songs Of New York / Mel Torme』2023.6『Covers / James Blake』2023.7『Siembra / Willie Colón & Rubén Blades』2023.8『Undercover Live at the Village Vanguard / Kurt Rosenwinkel』2023.09『Toshiko Mariano Quartet / Toshiko Mariano Quartet』2023.10『MAINS / J3PO』2023.11『Knower Forever / Knower』2023.12『Ella Wishes You A Swinging Christmas / Ella Fitzgerald』2024.01『Silence / Charlie Haden with Chet Baker, Enrico Pieranunzi, Billy Higgins』2024.02『Rhapsody in Blue Reimagined / Lara Downes』2024.03『Djesse Vol. 4 / Jacob Collier』2024.04『Voyager / Moonchild』2024.05『Evidence with Don Cherry / Steve Lacy』2024.06『Quietude / Eliane Elias』2024.07『Alone Together / Lee Konitz, Brad Mehldau, Charlie Haden』2024.08『The Rough Dancer And The Cyclical Night (Tango Apasionado) / Astor Piazzolla』2024.09『Potro De Rabia Y Miel / Camarón De La Isla』2024.10『Calle 54 / Various』2024.11『Trumpets Of Michel-ange / Ibrahim Maalouf』2024.12『Sings for Only the Lonely / Frank Sinatra』2025.01『Hero Worship / Hal Crook』2025.02『Undercurrent / Kenny Drew』2025.03『Live In Toronto 1952 / Lennie Tristano Quintet』2025.04『Antidote / Chick Corea & The Spanish Heart Band』2025.05『Hot Five & Hot Seven / Louis Armstrong』2025.06『Panamonk / Danilo Pérez』2025.07『Nat King Cole Sings/George Shearing Plays / Nat King Cole、George Shearing』2025.08『Clifford Brown and Max Roach / Clifford Brown and Max Roach』2025.09『Montreux '77 / Ray Bryant』2025.10『Crystal Silence / Gary Burton & Chick Corea』2025.11『North Sea Jazz Legendary Concerts / Wayne Shorter』2025.12『Merry Christmas / Bing Crosby』2026.01『銀界 / 山本邦山』

Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

曽根麻央Official Site

My First Jazz Vol.94-粉川心:My First Jazz

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Title : 『Seven Days of Falling』
Artist : e.s.t.


ドラマーの粉川心です。
私の初めてのジャズアルバムはe.s.t.(Esbjörn Svensson Trio)『Seven Days of Falling』です。
こちらは今から23年前、2003年に発売されたアルバムです。
当時ちょうど二十歳になった頃、ジャズを聴きたいと思っていて、CDショップの視聴機に入っていて出会いました。
それまでジャズは、Elvin Jones や Tony Williams などをドラマー仲間から推薦されて聴いてはいましたが、十代の頃はロック、パンク、ハードコアに傾倒して、ほとんどアコースティックな音楽に触れてこなかった自分にはしっくりこなくて、そんな時に出会ったアルバムです。
ポストロック、ダンスミュージック、エレクトロなどを聴いていた時期でもあったので、このアルバムがドンピシャにハマりました。ジャズの入り口をスムーズに開いてくれたと思っています。


この作品はe.s.t.の中でも名盤とされているもので、いわゆる捨て曲のようなものがなくどれを聴いてもずっと完璧。凄みを持った作品です。
ジャズを難しいと思っている方にも割とスッと入れるような、ずっと美しいアルバムだと思います
ピアノのメロディも綺麗で、ベースもクラブミュージックのようだったり、ドラムはブレイクビーツ、ヒップホップ、ファンクなどを感じられる中でもジャズの匂いがずっとしています。
素晴らしいアルバムだと思うので、ぜひ聴いていただけたらと思います。


粉川心



My First Jazz

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Title : 『Seven Days of Falling』
Artist : e.s.t.
LABEL : Act Music + Vision
RELEASE : 2003年

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【SONG LIST】
01. Ballad for the Unborn
02. Seven Days of Falling
03. Mingle in the Mincing-Machine
04. Evening in Atlantis
05. Did They Ever Tell Cousteau?
06. Believe, Beleft, Below
07. Elevation of Love
08. In My Garage
09. Why She Could't Come
10. O.D.R.I.P



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類家心平、魚返明未とともに畏怖(sublime)をテーマに活動を開始した
【SHIN KOKAWA sublime band】
2/19、duo編成で渋谷HOMEに登場!


夜はいつでも回転している Presents
TWO-MAN SHOW "Counterpoint"


2/19(THU)
at 渋谷Home

Ticket Adv 3000円 / Door 3500円
Open 19:00 / Start 19:30


Line Up
・夜はいつでも回転している
・SHIN KOKAWA sublime band[類家心平 × 粉川心duo-set]
・DJ Prcls

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☆また、ただいま13組のアーティストとそれぞれ3曲ずつ、計39曲という実験的な取り組みのサードアルバムのレコーディング中!

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【粉川心】
ドラムを通じた自己表現を探求する中で日本特有の自然信仰や、禅の持つ崇高観念などの日本的霊性に共鳴し、フリージャズ、スピリチュアルジャズ、民族音楽、環境音楽、ハードコアなどを飲み込んで、楽器が持つ原始的な強く美しいサウンドに、瞬間の感性を落とし込み森羅万象を描く即興芸術家。 1984京都生まれ京都在住。 TAMA/ Bosphorus/ Innovative Percussionエンドーサー。 2006年結成のインストバンドjizueでVictor entertainmentよりメジャーデビュー。7枚のフルアルバムをリリース。『FUJI ROCKFESTIVAL』『朝霧JAM』『東京JAZZ』『GREENROOM FESTIVAL』など各地の大型フェスに出演。カナダ、インドネシア、中国、台湾など、海外ツアーも行う。 14年jizueのドラマーとして活動したのち2019年、京都市交響楽団とのオーケストラ公演を最後に脱退。ソロドラマーへ転身する。翌年2020年には単独アジアツアーを行い、帰国後1stソロアルバム『ANIMA』を石若駿、松下マサナオらと制作、リリース。全国soloツアーを開始する。 2022年Kyoto experimental piano trio「kott」を結成。 2023年1st ALBUM「kott」をリリース。全国40ヶ所以上のハイエースツアーを決行。 結成一年目にして異例のfujirock出演をはじめ、各地フェスへの出演、UKの実力派シンガーKAY YOUNGとのコラボライブや、KYOTOGRAPHIE出演、美術館でのコンセプチュアルなイベントも企画する。 2024年、名だたるトッププレイヤー達が集結したセカンドソロアルバム"touch the sub conscious"をリリース。Shing02、GOMA、山本精一(BOREDOMS)、勝井祐二(ROVO) 、石若駿、類家心平、井上銘、高橋佑成(日野皓正Quintet)、和久井沙良、橋本現輝らが参加。 丸ノ内cottonclubでアルバム参加ミュージシャン達と前代未聞の完全即興リリースライブを成功させる。 2025年キャリア初のリーダーバンド【SHIN KOKAWA sublime band】を結成。類家心平、魚返明未と畏怖(sublime)をテーマに活動を開始する。 同時期にboredomsの山本精一、kottの岡田康孝らと【山本精一Kyoto Alternative Jazz Machine】を結成。

【SHIN KOKAWA HP】
【instagram】
【X】

Latest Album

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Title : 『TOUCH THE SUBCONSCIOUS』
Artist : 粉川心
LABEL : Brilliant Works
RELEASE : 2024年3月6日

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【SONG LIST】
01. moon(feat.Sara Wakui)
02. Kujira(feat.Shing02)
03. cosmic circle(feat.Yuji Katsui/ Shun Ishiwaka / Genki Hashimoto)
04. dense fog(feat.May Inoue)
05. prominence(feat.Shinpei Ruike)
06. karma(feat.Seiichi Yamamoto)
07. deep breath(feat.GOMA)
08. deep sea forest(feat.Yusei Takahashi)





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森田真奈美ビッグバンド feat. ナガシマトモコ (orange pekoe) a.k.a. Tomoko Nia:ライブ情報 / LIVE INFO

ピアニスト/作曲家として精力的な活動を続ける森田真奈美。
全ての作編曲を手がける自身のビッグバンドが4年連続で丸の内Cotton Clubに登場!
今回は、2026年のラストライブをもって活動を満了するorange pekoeのボーカリスト、ナガシマトモコを迎えたスペシャルライヴとなっています。

とびきり華やかなステージとなること間違いなし。どうぞお見逃しなく!



こちらのライブご招待中!
【森田真奈美ビッグバンド feat. ナガシマトモコ (orange pekoe) a.k.a. Tomoko Nia @COTTON CLUB】
2026年2月5日(木)公演2nd show 1組2名様ご招待!
ご応募〆切:2026年1月30日(金)17:00

応募はこちらから




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【森田真奈美ビッグバンド
feat. ナガシマトモコ (orange pekoe) a.k.a. Tomoko Nia】


ピアニスト/コンポーザーの森田真奈美が4年連続で登場!今回は全ての作編曲を手がける自身のビッグバンドに、orange pekoeのナガシマトモコを迎えたスペシャルライヴとなる。森田は米国バークリー音楽院在学中から数々の賞を受賞。エスペランサ・スポルディングなど世界的ミュージシャンとも共演し、テレビやラジオ番組のテーマ曲、サウンドトラックなども手がけて現在に至っている。ナガシマトモコは1998年に藤本一馬とorange pekoeを結成し、2002年メジャーデビュー。現在まで7枚のオリジナルアルバムをリリースし、26年のラストライヴをもって活動満了予定。このコットンクラブ公演では森田のオリジナルやアレンジに加え、orange pekoeの名曲やジャズスタンダードをナガシマが歌い上げる。

【日時】

2026年2月5日(木)

[1st.show] open 5:00pm / start 6:00pm
[2nd.show] open 7:45pm / start 8:30pm


【出演】
森田真奈美 (p,composer,arranger)
ナガシマトモコ (vo)


八巻綾一 (sax)
中園亜美 (sax)
石川周之介 (sax)
吉本章紘 (sax)
辻野進輔 (sax)
張替啓太 (tb)
和田充弘 (tb)
上杉優 (tb)
笹栗良太 (tb)
村上基 (tp)
赤塚謙一 (tp)
谷殿明良 (tp)
石川広行 (tp)
寺尾陽介 (b)
工藤明 (ds)


【場所】
丸の内コットンクラブ
東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルTOKIA 2F
03-3215-1555


【料金】
テーブル席 : ¥7,500
ボックスシート・センター (2~4名席) : ¥10,000
ボックスシート・サイド (2~4名席) : ¥9,000
ボックスシート・ペア (2名席) : ¥9,500
ペア・シート (2名席) : ¥8,500
※料金は1名様あたりの金額となります。


【詳細・予約】
COTTON CLUB


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森田真奈美(Manami Morita)

1984年埼玉県さいたま市生まれ。4歳よりクラシックピアノを始め、中学生のときにジャズと出会う。ミシェル・カミロ、ミシェル・ペトル チアーニ、小曽根真などから影響を受ける。上智大学外国語学部英語学科入学後、 2005年に米国バークリー音楽院に留学。在学中からアジアや欧米のコンペで数々の賞を受賞。エスペランサ・スポルディングやホーザ・パッソスなど世界的ミュージシャンとも共演。同校2009年卒業後、自主制作アルバム「COLORS」が、大手レコード店で記録的なセールスとなる。 2011年〜2016年までのテレビ朝日系「報道ステーション」テーマ曲" I am" をはじめラジオニッポン放送「おしゃべりらぼ〜しあわせSocial Design」テーマ曲、ラジオドラマ、コマーシャル等のサウンドトラックなども手がける。2016年より自身のジャズのルーツでもあるビッグバンドを率いてのコンサートも行っている。

曽根麻央 Monthly Disc Review2026.1_山本邦山 : 銀界:Monthly Disc Review

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Title : 『銀界』
Artist : 山本邦山


あけましておめでとうございます。曽根麻央です。

今日は新年に聴くのにふさわしい一枚として、日本の伝統楽器・尺八の大巨匠、山本邦山のアルバム『銀界』をご紹介します。

僕自身、昨年から多くのご縁に恵まれ、さまざまな尺八奏者の方々と共演する機会がありました。近年の尺八奏者の皆さんは、古典の厳しい稽古によって培われた技術や知識を持ちながら、西洋音楽の音階やリズムにも精通していて、西洋式の譜面を渡すだけで非常に創造的なアンサンブルを可能にしてくれます。
尺八は五孔、つまり5つの穴しか持たない極めてシンプルな構造の楽器です。日本の音階は五音階ですが、西洋音楽では12音階を用います。現代の尺八奏者は、指使いの工夫やメリの角度、場合によっては後孔を使うことで、この12音を自在に操ります。これは非常に感覚的で、同時に高度な修練と優れた音感を要求される技術です。尺八で12音階を完全に使いこなすということ自体が、驚くべきことなのです。
そうした日本と西洋の音楽世界を最初に本格的に橋渡しし、尺八の概念を大きく拡張した人物こそ、人間国宝・山本邦山ではないでしょうか。ジャンルを越えたコラボレーションによって尺八のサウンドを世界へと広めた、最重要人物の一人と言ってよいと思います。


本作『銀界』には、さらに二人の日本ジャズ界を代表する音楽家が参加しています。
一人目はピアニストの菊地雅章。秋吉敏子に次いで世界的評価を得た日本人ジャズピアニストで、日本人特有の「間」をジャズピアノで体現することに成功した稀有な存在です。このアルバムでも、彼の独特の色彩感覚と間合いが、尺八とジャズの間を自然につないでいます。
本来ハーモニーを持たない日本の伝統音楽に、まるで昔から存在していたかのように和声が溶け込んでいるのは驚異的です。
余談ですが、ポール・モチアンの『Broadway No. 5』での演奏もぜひ聴いてほしいところです。


二人目はドラマーの村上寛。現在でも日本のジャズクラブでその演奏を聴くことができる貴重な存在で、ぜひスケジュールを調べて足を運んでほしい演奏家です。
本作では音色の美しさが際立っており、アルバム後半では彼ならではの素晴らしいシンバル・レガートも堪能できます。
さらにベースにはゲイリー・ピーコックが参加しています。


『銀界』はアルバム前半がフリーかつコンテンポラリーな内容で、後半はスウィングを中心に展開されます。
M1「序=Prologue」とM6「終=Epilogue」は同一モチーフで構成されており、C-Gを往復するベースの反復と、菊地雅章が繰り返す不協和音が独特の"間"を生み、その上を山本邦山が自由に尺八で舞います。


タイトル曲M2「銀界=Silver World」は、山本邦山のソロに呼応するようにリズムセクションが定型フレーズを提示し、次第にグルーヴを帯びながらコンテンポラリー・ジャズへと姿を変えていきます。
そのサウンドは、2000年代初期のウェイン・ショーター・カルテットを思わせる瞬間もあり、時代を超えた先見性に驚かされます。


M3「竜安寺の石庭=Stone Garden of Ryoan Temple」は全編フリージャズ的な構成。


M4「驟雨=A Heavy Shower」はスウィング、M5「沢之瀬=Sawanose」はスウィング・ワルツとなっており、いわゆる"ジャズと尺八の融合"をより明確にイメージできる内容です。



文:曽根麻央 Mao Soné



Recommend Disc

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Title :『銀界』
Artist : 山本邦山
LABEL : Philips
発売年 : 1971年



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【SONG LIST】

A1. 序 = Prologue
A2. 銀界 = Silver World
A3. 竜安寺の石庭 = Stone Garden Of Ryoan Temple
B1. 驟雨 = A Heavy Shower
B2. 沢之瀬 = Sawanose
B3. 終 = Epiloguerney



曽根麻央『8つの小品』
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ジャズピアニスト兼作曲家・曽根麻央が贈る最新スタジオアルバム『8つの小品』。第一子誕生という人生最大の節目に生まれたこの作品は、家族の愛、日常の輝き、そして音楽への深い探求が織り込まれた45分間の組曲。緻密なオーケストレーション、ジャズとクラシックの垣根を超えた響き、そして親子の時間から生まれた優しくもダイナミックな旋律。新たな旅立ちの予感と共に、音楽の喜びを届ける一枚。

【Songs】
1. Ⅰ. Overture (feat. Ryo Miyachi, Hironori Suzuki)
2. Ⅱ. The Light You'll See
3. Ⅲ. Maria's Eye
4. Ⅳ. When the Angel Cries (feat. May Inoue, Ryo Miyachi, Hironori Suzuki)
5. Ⅴ. Lullaby
6. Ⅵ. Rumba (feat. Kojiro Tokunaga, Ryo Miyachi, Kan)
7. Ⅶ. Love Letter (feat. Edmar Colón)
8. Ⅷ. Finale Part 1 (feat. Kan)
9. Ⅷ. Finale Part 2 (feat. Ryo Miyachi, Hironori Suzuki)

【CD Bonus Track】
10. Waltz for Debby
11. A Song for Jobim
12. Lullaby (Piano Solo ver.)

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「Monthly Disc Review」アーカイブ曽根麻央
2020.04『Motherland / Danilo Perez』2020.05『Color Of Soil /タイガー大越』2020.06『Passages / Tom Harrell 』2020.07『Inventions And Dimensions / Herbie Hancock』2020.08『Birth Of The Cool / Miles Davis』2020.09『Chet Baker Sings / Chet Baker』2020.10『SFJAZZ Collective2 / SFJAZZ Collective』2020.11『Money Jungle: Provocative In Blue / Terri Lyne Carrington』2020.12『Three Suites / Duke Ellington』2021.01『Into The Blue / Nicholas Payton』2021.02『Ben And "Sweets" / Ben Webster & "Sweets" Edison』2021.03『Relaxin' With The MilesDavis Quintet / The Miles Davis Quintet 』2021.04『Something More / Buster Williams』2021.05『Booker Little / Booker Little』2021.06『Charms Of The Night Sky / Dave Douglas』2021.07『Play The Blues / Ray Bryant Trio』2021.08『The Sidewinder / Lee Morgan』2021.09『Esta Plena / Miguel Zenón』2021.10『Hub-Tones / Freddie Hubbard』2021.11『Concert By The Sea / Erroll Garner』2021.12『D・N・A Live In Tokyo / 日野皓正』2022.1『The Tony Bennett Bill Evans Album / Tony Bennett / Bill Evans』2022.2『Quiet Kenny / Kenny Dorham』2022.3『Take Five / Dave Brubeck』・2022.4『Old And New Dreams / Old And New Dreams』2022.5『Ella Fitzgerald And Louis Armstrong / Ella And Louis』2022.6『Live from Miami / Nu Deco Ensemble & Aaron Parks』2022.7『Oscar Peterson Trio + One / Oscar Peterson Trio Clark Terry』2022.8『Ugetsu/ Art Blakey & The Jazz Messengers』2022.9『Sun Goddess / Ramsey Lewis』2022.10『Emergence / Roy Hargrove Big Band』2022.11『Speak No Evil / Wayne Shorter』2022.12『The Revival / Cory Henry』2023.1『Complete Communion / Don Cherry』2023.2『Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles / Brad Mehldau』2023.3『Without a Net / Wayne Shorter』2023.4『LADY IN LOVE / 中本マリ』2023.5『Songs Of New York / Mel Torme』2023.6『Covers / James Blake』2023.7『Siembra / Willie Colón & Rubén Blades』2023.8『Undercover Live at the Village Vanguard / Kurt Rosenwinkel』2023.09『Toshiko Mariano Quartet / Toshiko Mariano Quartet』2023.10『MAINS / J3PO』2023.11『Knower Forever / Knower』2023.12『Ella Wishes You A Swinging Christmas / Ella Fitzgerald』2024.01『Silence / Charlie Haden with Chet Baker, Enrico Pieranunzi, Billy Higgins』2024.02『Rhapsody in Blue Reimagined / Lara Downes』2024.03『Djesse Vol. 4 / Jacob Collier』2024.04『Voyager / Moonchild』2024.05『Evidence with Don Cherry / Steve Lacy』2024.06『Quietude / Eliane Elias』2024.07『Alone Together / Lee Konitz, Brad Mehldau, Charlie Haden』2024.08『The Rough Dancer And The Cyclical Night (Tango Apasionado) / Astor Piazzolla』2024.09『Potro De Rabia Y Miel / Camarón De La Isla』2024.10『Calle 54 / Various』2024.11『Trumpets Of Michel-ange / Ibrahim Maalouf』2024.12『Sings for Only the Lonely / Frank Sinatra』2025.01『Hero Worship / Hal Crook』2025.02『Undercurrent / Kenny Drew』2025.03『Live In Toronto 1952 / Lennie Tristano Quintet』2025.04『Antidote / Chick Corea & The Spanish Heart Band』2025.05『Hot Five & Hot Seven / Louis Armstrong』2025.06『Panamonk / Danilo Pérez』2025.07『Nat King Cole Sings/George Shearing Plays / Nat King Cole、George Shearing』2025.08『Clifford Brown and Max Roach / Clifford Brown and Max Roach』2025.09『Montreux '77 / Ray Bryant』2025.10『Crystal Silence / Gary Burton & Chick Corea』2025.11『North Sea Jazz Legendary Concerts / Wayne Shorter』2025.12『Merry Christmas / Bing Crosby』

Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

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