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bar bossa vol.81

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vol.81 - お客様:三枝伸太郎さん

【テーマ:自分に影響を与えた10曲】


いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

今月はピアニストの三枝伸太郎さんをゲストに迎えました。


林;こんばんは。早速ですがお飲み物はどうされますか?


三枝;ちょっと個性的な感じの面白い赤ワインをお願いします。


林;かしこまりました。でしたら、アンジュ・ヴィラージュはいかがでしょうか。白檀の香りがしますよ。


三枝;ではそれを。


林;ではこちらになります。三枝さんの簡単なプロフィールと小さい頃の音楽環境を教えていただけますか?


三枝;1985年生まれ、母親の実家近くの病院で生まれたので、一応大阪生まれということになりますが、家は横浜にあったので、生まれてすぐ横浜に帰ってきて、ほぼ横浜育ちですね。母親がピアノの先生をしていたので、自然とピアノには触れていました。練習は嫌いだけど人前で弾くのは好き、という子供だったみたいです。小学校五年生の時に親の転勤で札幌に引っ越しをすることになり、札幌でピアノを習っていた先生が田代慎之介さんというピアニストなのですが、ハンガリーのリスト音楽院で勉強された方で、ベラ・バルトークという作曲家の作品を得意にされていて、そこで僕もバルトークの音楽をたくさん弾くようになって、これは今まで聞いたことがないしかっこいいぞ、と、改めて音楽の魅力というものを感じました。


林;なるほど、お母さんがピアノの先生だったんですね。初めて買ったCDは?


三枝;小学校の時は学校でとんねるず が流行っていて(仮面ノリダーとか)、初めて買ったのはとんねるず のCDだったのですが(笑)、それはノーカウントとすると、最初に買った記憶があるのは矢野顕子さんの「スーパーフォークソング」だったと思います。多分テレビで矢野さんの曲が流れていて、CDショップとかでなんとなく手に取ったのだと思いますが、記憶があんまり。。。今でも矢野顕子さんの中ではこのアルバムが一番好きです。学校ではみんなミスチルとかゆずのシングルを聞いていて、僕は全く意味がわからなかったという記憶があります。ダサいな、と感じたとかじゃなくて、意味がわからない、みたいな感じで、自分がおかしいのかも、と思っていました。(ちなみにこれは高校卒業するくらいまでそうで、みんなが好きなものなんだから良さが分からないってことはないはずだし、頑張って聞こう、と思って、テレビの歌番組とかもきちんとチェックしていました。)


林;そういう環境だとミスチルやゆず、分からないのかもですね。その後は?


三枝;そのうち色々音楽を聴くようになるのですが、The Residentsというバンドがあって、音楽もですがビジュアルがかなり強烈でそれにはまってしまって、そこから急激にアヴァンギャルドよりなものを聴くようになりました。当時札幌には個性的なレコードショップが何件かあって、一番覚えているのはMONTONSONというノイズミュージックと現代音楽を主に扱っていた店なんですが、そこで色々聞かせてもらって、一時期はノイズミュージックばっかり聞いていたりとか。。いわゆる現代音楽みたいなものもたくさん聞きました。

同時にジャズも好きで、ビル・エヴァンスのCDを聞きながら見よう見まねで真似してみたりとかやってました。高校受験を機に横浜に帰ってくることになって、都内の高校を受験しようと思って調べていると、青山学院の付属高校にはモダンジャズ部というのがあるのを知って、そこを受けました。後から聞くと、矢野顕子さんとか桑田佳祐さんとかはそこの出身らしく、結構歴史のある部活だったらしいのですが、僕が入学したころには実質はただの軽音楽部になっていて、みんなMr.Bigとかをやっているような感じでがっかりした記憶があります。でも一応在籍はしていて、ロックって、あんまりキーボーディストは目立たなくて困るので、色々自分で探して友達にプレゼンして、かっこいいオルガンソロがあるディープパープルとか、イエスとかの曲を混ぜてもらってやっていました。あとはブラバンの人たちと一緒に、ちょっとジャズっぽい、当時流行ってたエゴラッピンとかオレンジペコーとかをやったりして。


林;そこ、有名な部ですよね。そんな感じなんですね。さて、高校の後はどういう展開になったでしょうか?


三枝;高校に入ってから作曲の勉強を始めて、大学は青山に行かずに音大の作曲学科に行くことになりました。作曲を学んでいたのですが、同時にピアノも弾いていたし、もし音楽でうまくいかなかったら普通に就職活動しよう、くらいに思っていたのですが、ある時、先輩の紹介でバンドネオン奏者の早川純さんのグループに入ることになって、アルゼンチンタンゴという音楽に出会いました。そのグループで扱っていたのは、タンゴの中でもかなりモダンなもの、ピアソラよりも新しいもの、という感じで、ピアソラ、モサリーニ、ロビーラ、ディエゴスキッシのアレンジなんかもありました。その後、早川さんの師匠にあたる小松亮太さんの現場にも行くようになって、小松さんはタンゴ への愛がとても深い方で、タンゴって何、みたいなことをしばらくみっちり教えて頂きました。

あとは、のちにサンダンス映画祭で短編部門のグランプリを取ることになる長久允くんっていう高校の同級生がいて、彼が映画を撮りたいっていうことで連絡をくれて、映画音楽を初めて作ってみたりとかして、その繋がりで演劇やダンス、映画のための音楽も少しずつ作って行くことになりました。


林;そういう形でタンゴに出会ったんですね。


三枝;大学院まで行かせてもらって、いろんな現場で勉強もしながら、仲間がやっているバンドにも参加したりしながら、のんびりとやっていたのですが、自分のバンドをやりたいな、という思いはずっとあって。アルゼンチンタンゴを演奏する機会がたくさんあったんですが、でも自分はジャズも好きだし、ブラジル音楽も好きだし、映画音楽も書いていたし、好きなものを全部ひっくるめてやれるような音楽を目指してて、キップ・ハンラハンのビューティフルスカーズってバンドとか、ピアソラのコンフントヌエベってバンドとか、要するに大編成のバンドがやりたかったので、実際に動き出すのは大変だなあと思って足踏みしていたのですが、当時よく共演していた沖増菜摘さんというヴァイオリニストが、いいからとりあえずやってみろ、という風に言ってくれて、自分のバンドを作ることになりました。

これは現在でも続いているのですが、まずはピアノ、バイオリン、チェロのトリオ、のちにピアノ+バンドネオン+弦楽四重奏、やがて現在の形の、ピアノ+バンドネオン+弦楽四重奏+ベース+パーカッション+ボーカル、という形に、少しずつ増やして行く形で活動してます。三枝伸太郎 Orquesta de la Esperanzaというグループです。





ピアノもひいて、自分で譜面も書く、メンバーも集める、みたいなことが最近は多いです。映画や舞台の音楽の仕事でもそうだし、歌手のサポートをする、みたいなコンサートでも、そういう形で参加することが多いです。必要に迫られれば、指揮みたいなことも最近はします。けど難しいです。


林;大編成のバンドがやりたいって、現代だとすごくレアな発想ですよね。三枝さん独特ですね。さて、これはみんなに聞いているのですが、これからの音楽はどうなると思いますか?


三枝;これからの音楽がどうなるか、というような大きな話は自分にはなかなかできません。僕はまだ配信では一曲も音楽を買ったことがなく、ずっとCDを買い続けています。けど、仕事の資料集めとかの関係で、今年に入ってからApple Musicを使い始めました。使ってみると確かに便利で、これはCDも買わなくなりそうだな、という気はします。便利になることは悪ではないので、この流れは止められないだろうとは思いますが。

僕がなんとなく思うのは、音楽って、ほかの五感と組み合わさったときに印象がより強くなるっていう気がしていて、例えばその音楽を聞いていた時の季節だったり、パッケージのアートワークとか紙の手触りとか、時間が経ってボロボロになって行く感じだったり、よく行っていたレコードショップへの道のりだったり、あるいは誰から借りたCDだとか、そういう物と一緒になって記憶してたりするのが、フィジカルの良さだとは思うので、そういう配信技術が削ぎ落としている無駄な部分、みたいなものをどうやって残して行くか、みたいな努力は必要かなと思います。まあみんなが言っているような話だとは思いますが。。。

逆に、若い人たちがそういう要素をどこから感じているのかってことは気になります。

あとは、PAの技術の進歩についてはすごく興味があります。僕のバンドはいつもPAを入れずに、完全に生音でやる事が多いのですが、メリットとデメリットがあって、メリットはダイナミクスレンジの広さ、音色のゆたかさ、デメリットは音量の限界やバランスの調整が難しい事、など。僕のバンドでやっている音楽はクラシック音楽みたいな繊細さも、ポップスのような迫力やノリも両方欲しいので、やがて技術的に、どちらもできるようになるといいなあ、と思っています。


林;配信、買ったことないんですか... さて、今後の予定は?


三枝;今年3月に小田朋美さんとのデュオのアルバムを出しました。そしてこの秋にはOrquesta de la Esperanzaの2枚目のアルバムを録音します。曲がまだ二曲くらい足りてなくて、書かなきゃ。。な感じです。ホドロフスキーの最近の映画、「リアリティのダンス」「エンドレス・ポエトリー」の二本にすごく感動して、私小説的なんだけどすごく外に開かれている、みたいな組曲を書きたいなと思ってずっと作っています。人の一生を花の成長になぞらえています。しかし僕は今33で、そのあとのことは分からないので、途中からいきなりフィクションになって行く、みたいな構成になっていて、種があって、芽が出て、花が咲く、そこまではいいんだけど、そのあとは鳥になって、宇宙に行って星になって。。。みたいな。

あと、アコーディオンを手に入れる予定があって、アコーディオン始めようと思ってます。ここ数年、日本のシャンソンの女王と言われる越路吹雪さんにまつわるコンサートに関わって、演奏したりアレンジしたり音楽監督みたいなことをやっているのですが、去年、越路さんの事務所を整理していたら、古いアコーディオンが出てきて、越路さんの旦那さんであり音楽監督であった内藤法美さんの遺品だったんです。事務所の方が、自分で直すなら弾いてもいいよ、と言ってくださって。これも何かの縁だと思うので、練習して、やがて人前で演奏できるようになりたいな、と思っています。

決まっていない予定としては、もっと大きな規模のものをやってみたいです。オーケストラもそうだし、舞台作品みたいなものも作ってみたいです。あとは「忘れないと誓った僕がいた」という作品以降長編映画はやっていないので、映画音楽もやりたいです。フェデリコモンポウという作曲家の自作自演のレコーディングが好きで、自分もそろそろソロピアノをやろうかな、という気持ちもあります。とはいえ、思わぬ方向に行く方が面白い人生だとも思うし、今までもそうだったので、変な出会いがあるといいな、と思っています。


林;33歳から新しい楽器を始めるっていいですね。今後も期待しております。それでは選曲ですが、テーマは?


三枝;「自分に影響を与えた10曲」です。肌触りとか、嗅覚とか、そういう感覚に働きかけて来る音楽が好きです。そんな10曲。


林;いいですねえ。面白そうです。


01. Akiko Yano - Super Folk Song - 3. Someday
https://youtu.be/8ZOhp8x9T8U


三枝;ピアノの弾き語りというジャンルで、圧倒的に一番好きなのが矢野顕子さんです。いつ聞いても打ちのめされます。だいたい原曲より先にこのアルバムのバージョンを聴いていて、のちに原曲を聴いてハッとしたりしていました。リハーモナイズの思想とはかくあるべき、という意味でも素晴らしいです。


林;これ、僕はもちろん原曲が先で、矢野顕子ヴァージョンが後だったので、すごく驚きました。素晴らしいですよね。


02. Bill Evans - Symbiosis 2nd Movement (Largo - Andante - Maestoso - Largo) - A



三枝;クラウスオガーマンはとても好きなアレンジャーですが、作曲も素晴らしい。手に入らないアルバムも多いので全てを聴いている訳ではないのですが、聴いた中ではこれが一番好きです。二楽章が特に。トリオとオーケストラでクラシックの曲をやっているアルバムも素晴らしくて、エヴァンスとオガーマンで10枚くらい作ってほしかった、と思います。


林;いやほんと、10枚くらい作ってほしかったですね。激しく同意です!


03. Fred Frith Iva Bittova Pavel Fajt Morning Song



三枝;中学の時すごく聴いていたチェコのシンガーソングライターのイヴァビドヴァ。ヴァイオリンやヴィオラを弾き語りするアーティスト。歌声だけでなく、ヴォイスパフォーマンスとしていろんな表現をする人で、しかし常にナチュラルに音楽、というのが素晴らしいです。また元々女優さんですごく美人なのもポイントです。フレッドフリスのドキュメンタリーからのワンシーン。ほっこりします。


林;これ、中学の時ですか。早熟すぎです! でもカッコいいですね。


04. Morton Feldman - For John Cage



三枝;大学の時ずっと聴いていたフェルドマン。ビロードの絨毯をずっと撫でている様な音楽。フェルドマンは、特に後期は長い曲が多く、中には五時間以上かかる曲もあって、演奏者がオムツをつけて演奏したりもするそうです。。触覚的、という言葉が一番似合う音楽だと思います。こういうゾクゾクする響きを自分の音楽でも出したいです。


林;おお、ビロードの絨毯をずっと撫でている様な音楽ですか。すごい表現ですね。


05. Astor Piazzolla - Musica popular contemporanea de la ciudad de Buenos Aires (Vol. 1)



三枝;ブエノスアイレス市の現代ポビュラー音楽、という変なタイトルのアルバム(ちなみに二枚あります。これは一枚目)。
一曲目の弦のトゥッティからもう痺れます。タンゴの弦楽器奏者にしか出せないビブラートというのがあるとずっと思っています。一曲目のタイトル「ドブレアーの悲しみ」のドブレアーとはバンドネオンの有名なブランドの名前だそうです。僕のバンドの楽器編成はこのバンドをモデルにしています。


林;うわ、すごい切ない良い曲ですね。タンゴの弦楽器奏者にしか出せないビブラートですか。そういうのあるんですね。


06. Maria de Buenos Aires ? Astor Piazzolla & Horacio



三枝;ピアソラがオラシオフェレールと一緒に作ったオペラ。アメリータバルタール、地獄から呼んでいるような声。こういう舞台作品をいつか作ってみたいです。


林;もちろん日本語オペラですよね。三枝さん的世界観のオペラ、すごく面白そうです!


07: Mompou: Damunt de tu, nomes les flors.



三枝;スペインの作曲家、フェデリコ・モンポウの自演。間奏が素晴らしい。死の匂いが漂って来るようでゾクゾクします。モンポウには、自作自演のソロピアノ集が4枚あり、どれも素晴らしいです。よく聞くと、楽譜と違うことを平然と弾いていたりして、クラシックだって結局のところは自由なものなんだということを再認識させられます。録音技術が発明される前の作曲家の自作自演はどうだったんだろう、とか想像すると楽しいです。


林;モンポウ自演好きな人、僕の周りにすごく多いです。クラシックの本来の自由さって僕もよく気になるテーマです。その辺りのこと、もっと知りたいです。


08: CINEMA PARADISO -LOVE THEME -Hamilton de Holanda e Andre Mehmari



三枝;アンドレ・メマーリというブラジルのピアニスト。大好きで、来日の際にはよく観にいっているのですが、凄すぎて、年下だと思うとゾッとします。うますぎて鼻につく、というような側面がないこともないですが、タッチの正確さ、ダイナミクスと音色のコントロール、ブラジル音楽ならではのグルーヴ、など、どれを取っても完璧。


林;ああ、三枝さん、メマーリ好きなんですね。すごくわかります。


09: he Residents - One-Minute Movies



三枝;小学校高学年の時はまっていたバンド。PVが変すぎて痺れます。去年二度目の来日をして、やっと生で観れたのですが、もう明らかにおじいちゃんになっていて、こんな変な事を40年以上もやり続けるってすげえなあ、と思いました。音楽的には初期の頃の感じが好きですが。


林;変ですね。こういうのに三枝さん、痺れるんですね...


10: くるり - 琥珀色の街、上海蟹の朝 / Quruli - Amber Colored City, The Morning of The Shanghai Crab (Japanese ver.)



三枝;最近のヒット。スタンディングで盛り上がるような音楽にずっと憧れがありますが、自分がやるのは中々難しいなあ、と感じています。ブラックミュージックのフィールに日本語を普通に乗せるのって結構難しいんだろうなあと思いますが、これはすごくうまくいっていると感じます。


林;クラシックを勉強してきた人にとってポップ・ミュージックって難しいらしいですね。くるり、素晴らしいです。では、最後に三枝さんと小田朋美さんのアルバムについて教えていただけますか?


三枝;日本語って、しゃべるときは普通にみんなしゃべるのに、歌うと急にみんな変な発音になるのはなんでだろう、と常々思っていて、あとは、桜が舞い散ったりとか、会いたいけど会えないとか、じゃなくて、もっと大人がちゃんと共感できる言葉で歌モノを作りたいなあ、という事で、小田朋美さんという天才アーティストとデュオでアルバムを作りました。テクストとして、主に戦後の文芸詩を扱っています。と、書くとお堅く感じられそうですが、茨木のり子や萩原朔太郎のような先人たちから、僕と同じ1980年代生まれの詩人の三角みづ紀さんや映画監督の長久允くん、まで、あとは僕と小田さんの作詞が一曲ずつ、という感じで、時代やジャンルを超えて同じ言葉を使っていて、それが今の歌モノとして聞 こえる、ということが新鮮に感じられるようなアルバムになりました。皆様ぜひ聞いてみてください。






『わたしが一番きれいだったとき / 三枝伸太郎&小田朋美』

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■タイトル:『わたしが一番きれいだったとき』
■アーティスト:三枝伸太郎&小田朋美
■発売日:2018年3月21日
■レーベル: OTTAVA Records
■品番:OTVA-0022

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http://shintaromieda.jugem.jp
三枝伸太郎Twitter


三枝さん、お忙しいところどうもありがとうございました。
このアルバム、本当に素晴らしいです。
三枝さんのこれまでの音楽体験のことを知ると、もっと楽しめますね。みなさんも是非。

GW真っただ中ですが、みなさん良い音楽は聴いてますか? 良い音楽を。
bar bossa 林伸次


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■Bar bossa林さんが選曲したコンピレーションアルバムが11/16リリース!

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■タイトル:『Happiness Played In The Bar -バーで聴く幸せ- compiled by bar bossa』
■アーティスト:V.A
■発売日:2016年11月16日
■レーベル: ユニバーサル ミュージック
■品番:UICZ-1646

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【収録曲】
1.Blossom Dearie / It Might As Well Be Spring
2.Bill Evans / Soiree
3.Paul Desmond / Emily
4.Bill Evans Trio / Elegia
5.Quincy Jones and His Orchestra / Dreamsville
6.Gerry Mulligan / Night Lights
7.Vince Guaraldi Trio / Great Pumpkin Waltz
8.Cal Tjader / Just Friends
9.Shirley Scott/Can't Get Over The Bossa Nova
10.Blossom Dearie / Give Him The Ooh-La-La
11.Burt Bacharach / I'll Never Fall In Love Again
12.NICK De CARO and orchestra / I'M GONNA MAKE YOU LOVE ME
13.Blossom Dearie / Sweet Surprise
14.Beach Boys / Caroline No
15.Burt Bacharach / Alfie
16.Milton Nascimento / Catavento
17.Earl Klugh / The April Fools
18.Danilo Perez/Another Autumn


【林 伸次 近著】

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■タイトル:『バーのマスターは「おかわり」をすすめない 飲食店経営がいつだってこんなに楽しい理由』
■著者:林 伸次
■発売日:2016年9月9日
■出版社: DU BOOKS
■金額:¥1,728 単行本

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「このビール、ぬるいんだけど」とお客さまに言われたら、あなたならどう対応しますか?
その都度悩んで、自ら回答を見つけてきた渋谷のバーのマスターの約20年。
楽しく経営を続けられたのには理由がある!

「バーの重たい扉の向こうには、お客さま、店主、お酒......その他たくさんの物語が詰まっています。ぜひ、あなたもその物語に参加してみてください。」
――本文より


「bar bossa」アーカイブ

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林 伸次
1969年徳島生まれ。
レコファン(中古レコード店)、バッカーナ&サバス東京(ブラジリアン・レストラン)、
フェアグランド(ショット・バー)を経た後、1997年渋谷にBAR BOSSAをオープンする。
2001年ネット上でBOSSA RECRDSをオープン。
著書に『ボサノヴァ(アノニマスタジオ)』。
選曲CD、CDライナー執筆多数。
連載『カフェ&レストラン(旭屋出版)』。

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