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JJazz.Net Blog Title

2024年8月アーカイブ

THE PIANO ERA 2024 開催:ニュース / NEWS

JJazz.Netでも度々ご紹介してきた"THE PIANO ERA(ザ・ピアノエラ)" 


今聴くべき、世界の 「ピアノ音楽の現在」にフォーカスし
多様に発展する世界のピアノ音楽の"今"を体感。
ピアニストの音から滲み出る音楽性、個性、生まれ育った文化までもを感じることができる
世界でも類を見ないコンセプトと内容で、毎回注目を集めるピアノの祭典となっています。


2013年より隔年開催。
第6回目となる今年は、アメリカ(北米)、アルゼンチン(南米)、トルコ(中東)、エストニア (欧州)、そして日本から創造性溢れる音楽家が集います。
初来日のアーティスト3組を含む全員が、ピアノエラ初出演。


世界のピアノ音楽の現在と未来に出会う二日間。
THE PIANO ERAでしか味わえない、純度の高い音楽があります。
ぜひ、ご期待ください。


THE PIANO ERA 2024_Main Visual [5_4].jpg

【THE PIANO ERA 2024】

世界のピアノ音楽の現在と未来に出会う二日間。
ジャンルレスに世界の"今"のピアノ音楽を集めた世界でも類を見ない画期的フェスティバル、
アメリカ(北米)、アルゼンチン(南米)、トルコ(中東)、エストニア(欧州)、日本から
個性豊かで独創的なピアノ音楽家を集め6回目の開催。


【日時】

2024年11月23日(土祝)・11月24日(日)
15:45開場 16:30開演(両日とも)


【出演】

❚ 11月23日(土祝) day1
バルモレイ [Balmorhea / USA]
ハナキフ [Hanakiv / Estonia]
原 摩利彦 feat. 坂本美雨 [Japan]


❚ 11月24日(日)day2
カルロス・アギーレ [Carlos Aguirre / Argentina]
ビュシュラ・カイクチャ [Busra Kayikci / Türkiye]
江﨑文武 [Japan]


【場所】
めぐろパーシモンホール 大ホール
東京都目黒区八雲1-1-1
https://www.persimmon.or.jp/


【料金】
■指定席単日券:8,800円
■自由席単日券:8,300円
■指定席2日通し券:16,800円
■自由席親子券(単日券):13,800円(大人1名+同伴中学生以下1名ご入場できます。)
■車イス席(指定席):8,800円
※未就学児入場不可
※自由席エリアは当日発表
※自由席親子券は大人1名+中学生以下1名ご入場できます。入場時にお子様同伴の確認をさせていただきます席は自由席エリアです。


【プレイガイド】
一般発売日:8月31日(土)10:00
■LivePocket
https://t.livepocket.jp/t/pianoera2024
■めぐろパーシモンホールチケットセンター
https://www.persimmon.or.jp/
03-5701-2904 (10:00-19:00)
※めぐろパーシモンチケットセンターは9月5日10時から販売開始。
単日券(指定席・自由席・親子券)のみ取扱。


【問合せ】
ディスクガレージ 050-5533-0888(平日12:00-19:00)
ノーヴァスアクシス 03-6310-9553


THE PIANO ERA 2024 オフィシャルHP
http://www.thepianoera.com


-Artists-

Day1 | 11.23(sat)


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バルモレイ [Balmorhea / USA]  https://balmorheamusic.com

「私たちの音楽を日本に届けることは、長年の夢でした。バルモレイが結成されて 20 年近く経ち、
ついにこの夢は現実のものとなります。11 月に開催されるザ・ピアノエラで、
特別な機会に皆さんにお会いできることをこれ以上ないほど楽しみにしています。
すぐにお会いしましょう!」  Rob and Michael, Balmorhea

2006年にRob LoweとMichael Mullerで結成。バンド名Balmorheaはテキサスの地名から付けられ、
「アンビエント・アメリカーナとコンテンポラリー・クラシックの見事な融合」と評されるように
、500人弱のテキサス西部の豊かな自然と生活から彼らの音楽は大きな影響を受けている。
室内楽とフィールド・レコーディング、カントリーやフォークとアンビエントやドローンが混じり合う
自然主義的な音楽はピアノが常に中心にあり、友人であるニルス・フラームの音楽とも通じ合う世界。
ギターとピアノをインフォーマルでありながら意図的に重ね、「鮮やかな風景や静かな牧歌的な風景を
イメージさせる」(NPR)。独特の広々としたミニマリズムは、クラシック音楽の伝統や実験的な
アコースティック・フォークとの比較をしながらも、「ゆっくりと燃えるようなアンビエントな
アメリカーナの魅力を持つ」(The New Yorker誌)開放的な感覚を掴んでいる。
2021年にドイツ・グラモフォンと契約。最新作はサム・ゲンデルも参加した傑作『Pendant World』。

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ハナキフ [Hanakiv / Estonia]  https://hanakiv.com

エストニア出身、現在はロンドンを拠点に活動するピアニスト/サウンド・アーティスト/作曲家。
クラシカルで情感溢れる旋律とグランド/アップライト/プリペアド・ピアノやアナログ・シンセを
ベースにエレクトロニカの要素を取り入れて構築されたその音楽は、
同郷の偉人アルヴォ・ペルトを始め、ハウシュカ、ティム・ヘッカー、エイフェックス・ツイン、
ビョーク『ヴェスパタイン』らの影響と、故郷エストニアの聖歌や伝統音楽、
美しい海辺や森といった彼女のルーツを反映する唯一無二の音世界。
2023年、Gondwana Recordsからデビューアルバム『Goodbyes』をリリース。
刺激的な大都市と自然豊かな小さな国という対照的な2つの場所を行き来しながら、
電子音響やサウンド・エンジニアリングを学び身につけた録音手法を駆使した音響と
美しいメロディーと電子音がエモーショナルに融合する唯一無二の音世界を創りあげた。

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原 摩利彦 feat. 坂本美雨 [Japan]  (Vl.:須原杏・銘苅麻野, Vla.:角谷奈緒子)

「約 1 年前より坂本美雨さんと一緒に作曲や演奏を始め、
音楽に限らず、世界で今起こっていることから日々の小さなことまで話し合い、共有を続けてきました。
継続的なコラボレーションの中で、動き続ける私たちの音楽を、
信頼している弦楽奏者 ( 須原杏、銘苅麻野、角谷奈緒子 ) とともにお届けします。
ー 原 摩利彦


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原 摩利彦 https://www.marihikohara.com

京都大学教育学部卒業。同大学大学院教育学研究科修士課程中退。 静けさの中の強さを軸にピアノを中心とした室内楽やフィールドレコーディング、 電子音を用いた音響作品を制作する。2020年にアルバム『PASSION』をリリースし、 その後2021年に『ALL PEOPLE IS NICE』をデジタルリリース。 アーティストグループ「ダムタイプ」へ参加。野田秀樹作・演出の舞台『正三角関係』 『兎、波を走る』『フェイクスピア』『Q』等、ダミアン・ジャレx名和晃平のダンス作品 『VESSEL』、森山未來x中野信子xエラ・ホチルドの舞台作品『Formula』、田中泯x名和晃平の舞台作品『彼岸より』、彫刻家名和晃平のインスタレーション作品、 JUNYA WATANABE COMME des GARÇONSのショー音楽、 東京2020オリンピック開会式追悼パート(森山未來出演)、映画『流浪の月』(監督:李相日 出演:広瀬すず・松坂桃李)、映画『ロストケア』(監督:前田哲 出演:松山ケンイチ・長澤まさみ)、 NHKドラマ『幸運なひと』(出演:生田斗真・多部未華子)、NHKドラマ『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(出演:草なぎ剛)、 NHK『日曜美術館』新テーマソング(坂本美雨と共作)、Apple Japan や Netflix のCM など 多岐にわたって音楽を手がけている。 2024年9月に世界遺産を舞台としたコンサート「音舞台」にて音楽監督を務め、出演も予定している。 令和3年度京都府文化賞奨励賞受賞。Marihiko Hara&Polar M として 2023 年フジロック・フェスティバルへ出演。


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坂本美雨 https://www.miuskmt.com

1980年、音楽一家に生まれ、東京とNYで育つ。
1997年、「Ryuichi Sakamoto feat. Sister M」名義で歌手デビュー。音楽活動に加え、 ラジオテレビ司会、ナレーション、執筆、演劇など表現の幅を広げている。 2011年よりTOKYOFM/JFN系全国ネット『坂本美雨のディアフレンズ』のパーソナリティを担当。 2024年4月よりNHK Eテレ「日曜美術館」司会に就任。 愛猫家として知られ、著書に「ネコの吸い方」がある。自身のSNSでも愛猫"サバ美"や娘との暮らしを 綴っている。
2021年、アルバム「birds fly」をリリース。「東京2020パラリンピック」開会式で パラ楽団のボーカルとして「いきる | LIVE」を歌唱。2022年、活動25周年を迎え、記念シングル 「かぞくのうた」、娘との日々を綴ったエッセイ「ただ、一緒に生きている」(光文社)を上梓。 2023年12月に韓国(ソウル)でワンマンライブを開催した。 最新作はEP『あなたがだれのこどもであろうと』 。


Day2 | 11.24(sun)


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カルロス・アギーレ [Carlos Aguirre / Argentina]  

現代アルゼンチン音楽を代表する孤高の存在にして生ける伝説。
ネオ・フォルクローレ・シーンの精神的な支柱として、厚い信頼と幅広い支持を得る
コンポーザー/ピアニスト/シンガーそして詩人。
1965年、アルゼンチンのエントレ・リオス州の小さな村、セギーに生まれ、同州の州都パラナの郊外、
パラナ河のほとりに住み、大自然のなかで創作活動を続ける。
「カルロス・アギーレ・グルーポ」名義での作品は、一つひとつ手描きの水彩画を封入するなど
強い美意識とこだわりを感じさせ、もはや音楽を超えたアート作品の域に達している。
日本でも一部の音楽ファンから熱烈な支持を得ていたが、CDがほとんど輸入されず、
インターネット等で得られる彼についての情報も乏しかったため、知る人ぞ知る伝説的な存在だった。
2010年夏、初来日を果たし全ての公演がソールドアウトとなるなどその人気に一気に火がついた。
今回ソロ名義のツアーとしては、実に7年振りの来日。
彼の音楽に込められているのは、自身の住むエントレ・リオス州だけでなく、
アルゼンチンそして南米全体で進む環境破壊への憂慮、そして先住民族(インディオ)が
汎南米的に残した文化的・音楽的な遺産を背景にした、自身の故郷に伝わる伝統音楽を残し、
継承したいという思い、そして「音楽は人と人をつなぐもの」という彼の信念から発せられる、
深い愛のメッセージ。美しい旋律と滋味深い歌声が聴衆をやさしく包み込むステージ。

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ビュシュラ・カイクチャ [Busra Kayikci / Türkiye]  https://www.busrakayikci.com

ピアニスト・建築家。イスタンブール生まれ。9歳からピアノ、バレエ、美術を学び、
大学でインテリア建築と環境デザインを学ぶ。「建築を学んだことでアートに対する新しい視点が
得られた」というカイクチャは、ジョン・ケージやマイケル・ナイマンらの影響を受け
2019年頃から音楽創作活動を本格化させる。シングル「Doğum(トルコ語で「誕生」)」を
自主リリースし、続いてスケッチを描くように作られた9曲のミニマルなピアノソロ曲を集めた
アルバム「Eskizler(トルコ語で「スケッチ」)」をリリースした。
その後、様々なアイデンティティ、文化、宗教を持つ人々が住んでいたイスタンブール・ガラタ地区に
あるファッションブランドのショールームからインスピレーションを得た「Kuledibi No. 1」を発表、
ニューヨーク・シアター・バレエとのコラボレーション、そしてニルス・フラームが提唱している
Piano Dayのコンピレーションにも曲が収録されるなどし急速に認知度を上げていった。
現在はワーナー・クラシックスと契約、2023年にアルバム『Places』を発表した。
「私はいつもピアノで作曲します」とカイクチャは言います。「そして、曲が完成して
初めて書き留めます。」『Places』の曲も個々のアイデアをすぐに書き留めることはせず
翌朝何を思い出すかを待ちました。「頭の中に何が残っているかによって、曲の続き方が決まります。」
「ある意味で、作曲家として私は場所をデザインし、聴衆はその中を歩き回り、
その建築物の中で動き回ります。歌を聴くとき、私たちは空間から空間へ、
そして時々時間へと旅するのだと私は信じています。メロディーが深く心に響くとき、
心と魂でその場所を体験することができます。」 

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江﨑文武 [Japan]  https://ayatake.co

音楽家。1992年、福岡市生まれ。
4歳からピアノを、7歳から作曲を学ぶ。東京藝術大学音楽学部卒業。東京大学大学院修士課程修了。
WONKでキーボードを務めるほか、King Gnu, Vaundy、米津玄師等、
数多くのアーティスト作品にレコーディング、プロデュースで参加。
映画『ホムンクルス』(2021)、テレビ朝日ドラマプレミアム『黄金の刻~服部金太郎物語~』の
劇伴音楽も手掛けるほか、音楽レーベルの主宰、芸術教育への参加など、
様々な領域を自由に横断しながら活動を続ける。 

森田真奈美ビッグバンド 2024年11月3日&4日:ニュース / NEWS

ピアニスト、作曲家として精力的な活動を続ける森田真奈美が率いるビッグバンドが
豪華ゲストを迎えて贈るスペシャルな2日間!

一日目の公演は、シンガーソングライターの黒木渚をゲストに迎える。彼女の楽曲を森田がアレンジし、ビッグバンド・サウンドで聴かせる。
二日目の公演は、11月23日に誕生日を迎える森田のバースデー・ライヴ。
シンガーの市川愛、スペシャル・ゲストにピアニストの大林武司を迎える、豪華な一夜となります。
どうぞお見逃しなく!



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【森田真奈美ビッグバンド】

テレビ朝日系『報道ステーション』テーマ曲「I am」、ラジオニッポン放送『おしゃべりらぼ〜しあわせSocial Design』テーマ曲、ラジオドラマ、CM等の音楽も手がけてきたピアニスト、作曲家の森田真奈美が、自身のルーツであるビッグバンドを率いて登場する。
11月3日の公演ではシンガーソングライター、黒木渚をゲストに迎え、彼女の楽曲を森田がビッグバンド・ジャズにアレンジして届ける。
11月4日の公演では「-40th Birthday Show-」と題し、11月23日に誕生日を迎える森田のバースデー・ライヴを開催。シンガーの市川愛、スペシャル・ゲストにバークリー音大時代からの音楽仲間であるピアニストの大林武司を迎え、全曲を森田のアレンジで披露する。ビッグバンド~ラージ・アンサンブル・ジャズの"現在"に迫る2日間を見逃すわけにはいかない。


【日時】

2024年11月3日(日)MANAMI MORITA BIG BAND feat.黒木渚
2024年11月4日(月)MANAMI MORITA BIG BAND with AI ICHIKAWA -40th Birthday Show- special guest.大林武司

[1st.show] open 3:00pm / start 4:00pm
[2nd.show] open 6:00pm / start 7:00pm


【出演】
森田真奈美 (p)
辻野進輔 (sax)
岡勇希 (sax)
鈴木圭 (sax)
吉本章紘 (sax)
宮木謙介 (sax)
張替啓太 (tb)
和田充弘 (tb)
上杉優 (tb)
本橋あかり (tb)
村上基 (tp)
赤塚謙一 (tp)
谷殿明良 (tp)
石川広行 (tp)
寺尾陽介 (b)
工藤明 (ds)

<11.3 sun.のみ出演>
黒木渚 (vo)

<11.4 mon.のみ出演>
市川愛 (vo)

【Special Guest】
大林武司 (p)


【場所】
丸の内コットンクラブ
東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルTOKIA 2F
03-3215-1555


【料金】
テーブル席 : ¥7,500
ボックスシート・センター (2名席) : ¥10,000
ボックスシート・サイド (2名席) : ¥9,000
ボックスシート・ペア (2名席) : ¥9,500
ペア・シート (2名席) : ¥8,500
※料金は1名様あたりの金額となります。


【予約/詳細】
COTTON CLUB 予約ページ


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森田真奈美(Manami Morita)

1984年埼玉県さいたま市生まれ。4歳よりクラシックピアノを始め、中学生のときにジャズと出会う。ミシェル・カミロ、ミシェル・ペトル チアーニ、小曽根真などから影響を受ける。上智大学外国語学部英語学科入学後、 2005年に米国バークリー音楽院に留学。在学中からアジアや欧米のコンペで数々の賞を受賞。エスペランサ・スポルディングやホーザ・パッソスなど世界的ミュージシャンとも共演。同校2009年卒業後、自主制作アルバム「COLORS」が、大手レコード店で記録的なセールスとなる。 2011年〜2016年までのテレビ朝日系「報道ステーション」テーマ曲" I am" をはじめラジオニッポン放送「おしゃべりらぼ〜しあわせSocial Design」テーマ曲、ラジオドラマ、コマーシャル等のサウンドトラックなども手がける。2016年より自身のジャズのルーツでもあるビッグバンドを率いてのコンサートも行っている。

公開車庫 2024 西日本ツアー2024年10月4日~10月11日:ライブ情報 / LIVE INFO

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2022年12月に結成され
LIVEのタイトルなのか、バンド名なのか本人たちもわからないままに命名された「公開車庫」。
パーカッショニストのヤヒロトモヒロと、ベースやギターなどをマルチに操る宮田岳によるデュオで
独創的な自作楽曲、多様なリズムで空間を沸かせてきました。

そんな彼らのツアーが10月にスタート。先駆けて渾身の動画が公開されました!
風刺の効いた内容に惹きこまれます。


公開車庫「フィルバスター/Fillbuster」


また、Dos Orientales 4作目CDリリース記念ジャパンツアーや
GAIA CUATRO 結成20周年記念ツアーも年内に控えています。
こちらも是非、チェックしてください!
http://tomohiro.yahiro-blog.main.jp/
 


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【公開車庫 2024 西日本ツアー】


【開催期間】
2024年10月4日(金)~10月11日(金)


【出演】
ヤヒロトモヒロ(perc,vo)
宮田岳(b,g,vo)


■10/4(金) 福岡 UTERO
対バン有り
福岡市中央区清川 2 丁目 6-34-2F
TEL 092-534-5222
http://utero.jp/


■10/5(土) 熊本 Live Bar Green River
開場 18:00 開演 19:00
Music charge 3,000 円 学生 1,000 円(共に要オーダー)
熊本県熊本市上通町 5-6 村上屋ビル 3F
TEL 096-288-3559
Facebook:Live Bar Green River


■10/6(日) 福岡・小倉 LEMON SONG
開場 18:00 開演 18:30
Music Charge 予約 3,000 円 当日 3,500 円 (共に要1drink)
北九州市小倉北区古船場町 9-11
TEL.090-8765-9464
http://www.lemon-song.com/


■10/8(火) 広島・福山 ポレポレ
ゲスト:高瀬大介 vo,g
開場 18:30 開演 19:00
前売 3000 円 当日 3500 円(ドリンク別)
広島県福山市元町 7-6 宮通りマエダ酒店 2F
TEL 084-925-5004 cafe_polepole@ybb.ne.jp
https://www.cafe-polepole.com/


■10/10(木) 岡山·倉敷 ペニーレーン
開場 19:00 開演 19:30
チャージ 3,500 円(1ドリンク付き)
倉敷市阿知 2-19-29
TEL 086-421-3987 http://pennylane-web.com/reserve/#
http://pennylane-web.com/


■10/11(金)
各 Website にて発表



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【公開車庫】
渡辺香津美、山下洋輔、じゃがたら、s-ken との活動をはじめ、自己の企画 Dos Orientales、GAIA CUATRO 等で活動の場を世界に広げているヤヒロトモヒロ。黒猫チェルシーでデビュー後、頭脳警察、Jagatara2020 など日本のルーツロック界で活躍する一方、NHK、Eテレ番組「シャキーン!」の「がっちゃんのドキドキ世界」に出演していた才能あふれる若きベーシスト宮田岳。
2022 年 12 月ヤヒロトモヒロの誘いで宮田岳と Duo「公開車庫」を結成。LIVE のタイトルなのか、Duo 名なのか本人たちもわからないまま、命名される。
初西日本ツアーは、予想外におどろおどろしいサウンドが受けると同時に、彼らの自作の曲や歌声はどこか懐かしいフォークの香りがするロックと好評。多様なリズムと音を満喫、歌は何故か癖になる独特の魅力を秘めている。

My First Jazz Vol.77-森智大:My First Jazz

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Title : 『Free For All』
Artist : Art Blakey & The Jazz Messengers


ドラマーの森智大です。


私のはじめてのジャズアルバムは、Art Blakey Jazz Messangersの『Free For All』です。
このアルバムとはバークリー音楽大学時代に出会いました。
Art Blakey Ensembleという授業を取っていて、このアルバムに収録されている曲を演奏するということで、何度も聞きました。


このアルバムを初めて聴いた時はバンドのエネルギー溢れる演奏に度肝を抜かれました。
音量のダイナミクスの幅が広く、1小節、1打で音楽の景色を変えるのがブレイキーのドラマーとしての魅力です。
また、演奏中拍が裏返っていたとしても細かいことは気にせずにガンガンバンドを引っ張るようなブレイキーのドラムは、正しく演奏するのがすべてではなく、もっと自由に演奏していいんだと感じさせてくれます。


このアルバムに収録されているのは4曲で、それぞれの曲の時間が長く、4曲中3曲はドラムが激しい曲で、バラードのような大人しい曲は入っていません。
料理に例えると全部胃もたれしそうなメニューという感じです。
自分のアルバムでは絶対にしない曲構成ですが、かっこよければなんでもいい、料理だと、おいしけりゃなんでもいい!みたいな感じで個人的にはとても好きです。


収録されている全曲が好きなのですが、Pensativaという曲はジャムセッションでもよく演奏されますし、自分もツアーで演奏したことがあるので思い入れがあります。
ジャズメッセンジャーズはコミュニティや学校でもあり、たくさんのジャズミュージシャンがこのバンドから巣立っています。
このアルバムでもトランペットFreddie Hubbard、トロンボーンCurtis Fuller、テナーサックスWayne Shorter、ピアノCedar Walton、ベースReginald Workman、といった、後にジャズ界のスーパースターになるミュージシャンたちが演奏しています。


楽譜を見ず、耳で覚えて演奏することや流行りに乗らず、ビバップ、ハードバップというスタイルを貫くメンタリティは今のNYのジャズシーンでも受け継がれています。
ブレイキーのメンタリティを学び、自分なりの解釈で今後も様々な表現をしていきたいです。


森智大






My First Jazz

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Title : 『Free For All』
Artist : Art Blakey & The Jazz Messengers
LABEL : Blue Note
RELEASE : 1965年



アマゾン詳細ページへ


【SONG LIST】
01.Free For All
02.Hammer Head
03.The Core
04.Pensativa




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気鋭ドラマー・森智大による、生命力あふれるリーダー作『Prana』
NYを中心に世界で活躍するジャズミュージシャンたちが集結!日本とジャズの本場NYをつなぐドラマー・作曲家、森智大の渾身の一枚。
今回のアルバムのタイトル曲にもなっている『Prana』はエネルギーや生命力といった意味があることから、全体を通して日本とNYそれぞれの場所で、ここ数年様々な学びを得た森によるバイタリティ溢れる作品に仕上がっている。










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森智大
1992年福岡県出身。音楽好きの両親の影響で, 3歳よりドラム, 5歳よりピアノを始める。13歳よりジャズバンドを結成し、様々なギグ、音楽フェスティバルに出演。2011年バークリー音楽大学へ入学。2015年卒業後はNYを拠点に活動し、Smalls, Jazz at Lincoln Center, Minton's PlayhouseなどNYの主要ジャズクラブにも出演。これまで3枚のリーダーアルバムをリリースし、NYのミュージシャンと共に定期的に日本ツアーも行っている。演奏だけではなく、大学ジャズ研でのワークショップ、小中学校での授業、オンラインレッスンなど教育活動にも力を入れている。
https://tomohiromori.com/bio




Latest Album

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Title : 『Prana』
Artist : 森智大
LABEL : INDEPENDENT
RELEASE : 2024年5月15日



アマゾン詳細ページへ


【SONG LIST】
01.Genesis
02.Coast
03.Prana
04.Pedalada
05.Let Me Stay
06.Osterville
07.Hazy Game
08.Raccoon
09.Heights [Bonus Track]





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【KKBOX Podcast「My First Jazz」】
JJazz.Netとの連動によるオリジナルコンテンツ。
ジャズ・ミュージシャン本人の音声コメントをお届けしています。
KKBOX Podcast


KKBOX
500以上のメジャー・ローカル音楽レーベル様や権利者様と提携し、9,000万曲の楽曲を配信。
なかでも世界最大数を誇るC-POPを取り揃えているアジア大手の音楽聴き放題サービス。
2022年より日本でも音声コンテンツ/ポッドキャストの提供がスタート!


みなさんこんにちは、曽根麻央です。
実は今月、人生で初めてタンゴというジャンルを、これまた初めて共演する楽器のバンドネオン奏者・三浦一馬さんのグループで演奏する機会がありました。
本当に勉強になりましたし、メロディーは途中で感情溢れて泣きそうになるほど美しく情熱あふれる旋律で、、、大変素晴らしい経験になりました。
この仕事をいただいた時に、そういえば昔ヘビロテしていたタンゴのCDがあったなと思い出し、今回のチャレンジの勉強のために、演目とは全く違うのですが、改めて聴いてみた素晴らしいアルバムがあります。
今日はそのアルバムをご紹介したいなと思います。


その前に一つ宣伝です。
昨年リリースしたアルバム『PLAYS STANDARDS』のリリースコンサートから3曲、ライブ版を映像でリリースしました。
是非見てみてください!



Reflections in D / Serenade / Wave (LIVE at Keyaki No Hall) - Mao Sone


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Title : 『The Rough Dancer And The Cyclical Night (Tango Apasionado)』
Artist : Astor Piazzolla


さて今回紹介するのは、『The Rough Dancer and the Cyclical Night (Tango Apasionado) 』という、タンゴにジャズやクラシックの要素をふんだんに取り入れた Nuevo Tango=新しいタンゴ の生みの親でもあるアストラ・ピアソラのアルバムを紹介します。


バンドネオン奏者、作曲家のアストラ・ピアソラはアルゼンチン生まれですが、4歳から15歳まではアメリカのニューヨークで過ごしたそうで、ジャズもたくさん聴いていたようです。
この頃のジャズ、1925-35ぐらいですかね、といえば、ルイ・アームストロングの26年の「Heebie Jeebies」、28年の「West End Blues」などのヒット・ソングがあります。
デューク・エリントンも「Mood Indigo」(1930)、「Don't Mean A Thing」(1932)、「Sophisticated Lady」(1933)、「Solitude"」(1934)、「In a Sentimental Mood」(1935)などのジャズの名曲を次々と生み出した時期でもあります。


その後アルゼンチンに移住し、ピアソラはタンゴに興味を持ちました。そしてパリに留学するなどしてクラシック音楽の理論なども勉強した様です。
現在ではピアソラの音楽はクラシックの音楽家に取り扱われることが多いので、根本的にラテンやジャズの音楽というよりは、クラシックのように決め事の多い音楽といえます。


ピアソラは自身の有名な五重奏を結成すると、バンドネオン、ヴァイオリン、ピアノ、コントラバス、エレキギターという変わった編成で演奏活動の軸を定めることになります。
エレキギターってこの音楽にいること自体が意外だと思うんです。エレキギターのサウンドがあることが、今聞いてもピアソラの音楽を斬新なものにしている気がします。


参加メンバー
Astor Piazzolla - Bandoneon
Pablo Zinger - Piano
Fernando Suarez Paz - Violin
Andy Gonzales - Bass
Rodolfo Alchourron - Electric Guitar
Paquito D'Rivera - Alto Sax, Clarinet


今回紹介するアルバムはこの五重奏の編成にパキート・デリヴェラというラテンジャズの巨匠が数曲サックスとクラリネットで入っています。
またアンディー・ゴンザレスというラテンジャズのベーシストが参加していて、全体的にベースの音色や音楽のコアがはっきりしていて、とても聞きやすいです。


先ほどエレキギターがピアソラの音楽をユニークなものにしていると言いましたが、ヴァイオリンもクラシックにはない独特でミステリアスなニュアンスで、この音楽をスペシャルなものにしています。
そしてピアソラのバンドネオンの音色はもちろん唯一無二で、メロディーの歌い方は情熱的で完璧です。
時にリズムに正確に、バラードではリズムの線を超えて感情的にと、メリハリが素晴らしいのです。


この音楽は、きちんと作曲されているという点がとても魅力的です。
きちんと、と言うと語弊がありますが、おそらく書き譜の割合がかなり多い気がします。
個人のソロパートは少なく、アンサンブルで勝負しているアルバムな気がします。
もちろんM3の「Street Tango」ではピアソラやピアニストの素晴らしいソロパートがきける場面もあります。





そしてタンゴ独特の不協和音のハーモニーにも注目していただけたらと思います。
M5の「Knife Fight」の出だしなど、まさにそれです。





このアルバムにはラテンジャズの名手、パキートが参加していますが、登場するとある意味ドキっとします。
彼の特徴的な少ししゃくるようなニュアンスはラテンジャズでは聞き覚えがありますが、こういったメロディーや雰囲気の曲をその専門家のバンドで吹くと"異文化交流感" があり、僕なんかはハッとさせられます。


今月は久しぶりにタンゴを聴いて、初めて演奏する機会があり、改めてピアソラの美しい音楽に触れられてとても嬉しかったです。
ぜひみなさんにも共有したく、今回はピアソラのアルバムを紹介しました。
また次回の投稿をお楽しみに!


文:曽根麻央 Mao Soné



Recommend Disc

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Title :『The Rough Dancer And The Cyclical Night (Tango Apasionado)』
Artist : Astor Piazzolla
LABEL : American Clavé
発売年 : 1988年



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【SONG LIST】

01.Prologue (Tango Apasionado)
02.Milonga For Three
03.Street Tango
04.Milonga Picaresque
05.Knife Fight
06.Leonora's Song
07.Prelude To The Cyclical Night (Pt.1)
08.Butchers Death
09.Leijia's Game
10.Milonga For Three (Reprise)
11.Bailongo
12.Leonora's Love Theme
13.Finale (Tango Apasionado)
14.Prelude To The Cyclical Night (Pt.2)




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「Monthly Disc Review」アーカイブ曽根麻央
2020.04『Motherland / Danilo Perez』2020.05『Color Of Soil /タイガー大越』2020.06『Passages / Tom Harrell 』2020.07『Inventions And Dimensions / Herbie Hancock』2020.08『Birth Of The Cool / Miles Davis』2020.09『Chet Baker Sings / Chet Baker』2020.10『SFJAZZ Collective2 / SFJAZZ Collective』2020.11『Money Jungle: Provocative In Blue / Terri Lyne Carrington』2020.12『Three Suites / Duke Ellington』2021.01『Into The Blue / Nicholas Payton』2021.02『Ben And "Sweets" / Ben Webster & "Sweets" Edison』2021.03『Relaxin' With The MilesDavis Quintet / The Miles Davis Quintet 』2021.04『Something More / Buster Williams』2021.05『Booker Little / Booker Little』2021.06『Charms Of The Night Sky / Dave Douglas』2021.07『Play The Blues / Ray Bryant Trio』2021.08『The Sidewinder / Lee Morgan』2021.09『Esta Plena / Miguel Zenón』2021.10『Hub-Tones / Freddie Hubbard』2021.11『Concert By The Sea / Erroll Garner』2021.12『D・N・A Live In Tokyo / 日野皓正』2022.1『The Tony Bennett Bill Evans Album / Tony Bennett / Bill Evans』2022.2『Quiet Kenny / Kenny Dorham』2022.3『Take Five / Dave Brubeck』・2022.4『Old And New Dreams / Old And New Dreams』2022.5『Ella Fitzgerald And Louis Armstrong / Ella And Louis』2022.6『Live from Miami / Nu Deco Ensemble & Aaron Parks』2022.7『Oscar Peterson Trio + One / Oscar Peterson Trio Clark Terry』2022.8『Ugetsu/ Art Blakey & The Jazz Messengers』2022.9『Sun Goddess / Ramsey Lewis』2022.10『Emergence / Roy Hargrove Big Band』2022.11『Speak No Evil / Wayne Shorter』2022.12『The Revival / Cory Henry』2023.1『Complete Communion / Don Cherry』2023.2『Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles / Brad Mehldau』2023.3『Without a Net / Wayne Shorter』2023.4『LADY IN LOVE / 中本マリ』2023.5『Songs Of New York / Mel Torme』2023.6『Covers / James Blake』2023.7『Siembra / Willie Colón & Rubén Blades』2023.8『Undercover Live at the Village Vanguard / Kurt Rosenwinkel』2023.09『Toshiko Mariano Quartet / Toshiko Mariano Quartet』2023.10『MAINS / J3PO』2023.11『Knower Forever / Knower』2023.12『Ella Wishes You A Swinging Christmas / Ella Fitzgerald』2024.01『Silence / Charlie Haden with Chet Baker, Enrico Pieranunzi, Billy Higgins』2024.02『Rhapsody in Blue Reimagined / Lara Downes』2024.03『Djesse Vol. 4 / Jacob Collier』2024.04『Voyager / Moonchild』2024.05『Evidence with Don Cherry / Steve Lacy』2024.06『Quietude / Eliane Elias』2024.07『Alone Together / Lee Konitz, Brad Mehldau, Charlie Haden』



Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

曽根麻央Official Site

BECCA STEVENS Solo "Maple to Paper" 2024年8月24日&25日@BLUE NOTE PLACE:ニュース / NEWS

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ベッカ・スティーヴンスが、4年ぶりにソロ・アルバム『Maple to Paper』をリリース。
近年は、ザ・シークレット・トリオやアタッカ・クアルテット等とのコラボレーション作品が続いていた彼女ですが、今作は、キャリア初の全曲ギター弾き語りによるソロ・オリジナルアルバムとなります。


2022年から母親の死、娘の出産という人生における二つの重大な変化が訪れ、
さらに理解者でありコラボレイターでもあったデヴィッド・クロスビーも死去するという境遇も。
アーティストとしての活動と、プライべートな人生の間の葛藤、自分自身への問いかけを赤裸々に綴り、歌へと発展させました。
シンプルなギターの奏法と、ハーモニーを持たない歌唱が、
彼女のメッセージをより力強いものにしています。


このソロアルバム発売を前に、来日公演が決定。
恵比寿BLUE NOTE PLACEにて2日間に渡って行われます。
インティメイトな彼女の世界観を味わえるまたとない機会、ぜひ足をお運びください!






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【BECCA STEVENS Solo"Maple to Paper"】

さらなる進化を遂げる注目のシンガーソングライター、ベッカ・スティーヴンスが
4年ぶりの新作『メイプル・トゥ・ペイパー』発売直前にソロでのプレミアライヴをBNPにて披露!


【日時】
2024年8月24日(土)&25(日)
Open 18:00 / Start 19:00
*1ステージのみ、75分程の公演 
*ライブ以外の時間帯は、ミュージックセレクターによる音楽をお楽しみいただけます


【出演】
ベッカ・スティーヴンス(ギター、ヴォーカル)


【場所】
BLUE NOTE PLACE
東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイス
tel:03-5789-8818
https://www.bluenoteplace.jp/guide/#Access


【料金】
ミュージックチャージ ¥6,600(税込)+テーブルチャージ ¥1,100(税込)
TOTAL ¥7,700(税込)

NEW RELEASE

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Title : 『Maple to Paper』
Artist : Becca Stevens
LABEL : コアポート
RELEASE : 2024年9月4日



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【SONG LIST】
01.Now Feels Bigger than the Past
02.Shoulda Been There for Me
03.I'm Not Her
04.Hey, Bear
05.How to Listen
06.So Many Angels
07.Wild Eyes Open
08.Maple to Paper
09.If I Die Before You
10.Someone Else Again
11.Beast of a Song
12.Payin' to be Apart
13.Rainbow Connection
14.The Fool Will Stay




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Becca Stevens

ノースカロライナ出身のシンガー・ソングライター/マルチ・インストゥルメンタリスト。音楽一家という環境でクラシックとアパラチアン・フォークの素養を持ち、ノースカロライナ芸術学校でクラシック・ギターを専攻したのち、ニューヨークの「The New School for Jazz and Contemporary Music」でジャズ・コンテンポラリー音楽専攻に入学、ジャズと作曲を学ぶ(当時の同級生にホセ・ジェイムズなどがいる)。2006年に学内の友人たちとベッカ・スティーヴンス・バンドを結成、2008年にはデビュー作『Tea By Sea』を発表。当時「ニューヨーク最良の秘宝」と呼ばれ、以降は本格的なプロ・ミュージジャンとしての活動を始める。ジャズ/ポップス/インディー・ロック/フォーク/ワールド・ミュージック等のリズムやハーモニーからインスピレーション受けたリニア感ある独特な楽曲、複数の弦楽器を操る高い技術、そして卓越したヴォーカル技術によって現代ジャズ・シーンの境界を大きく広げていく存在となっている。
 自身のアルバムは、フォーキーで高度なアンサンブルの『Weightless』(2011)、インディー・ロックに接近した『Perfect Animal』(2014)、多重コーラスとスケールアップしたプロダクションを駆使して伝説的女性達をテーマとした『Regina』(2017)、40名以上のミュージシャンを集めてダンサブルなエレクトリック・ポップを作った『WONDERBLOOM』(2020)を発表。コラボ・アルバムとしてはグレッチェン・パーラト&レベッカ・マーティンと組んだ『Tillery』(2016)、中近東~バルカン音楽をとりいれた『Becca Stevens & The Secret Trio』(2021)、弦楽アンサンブルと共にオリジナル曲の再解釈にアプーチした『Becca Stevens | Attacca Quartet』(2022)を発表している。
 また、デビュー以降は数々のミュージシャンのアルバムにゲストとしても呼ばれており、ホセ・ジェイムズ/ビョーケストラ/ブラッド・メルドー/テイラー・アイグスティ/グレッチェン・パーラト/エスペランサ/ローラ・マヴーラ/アントニオ・サンチェス/メトロポール・オルケスト/アンブローズ・アキンムシーレ/ルイス・コール/ジェイコブ・コリアー他その参加作は膨大。2016年頃からスナーキー・パピーのマイケル・リーグが主宰するGroundUpとの繋がりが生まれ、2017年アルバム『Regina』から同レーベルからのリリースが続いている。それによってスナーキー・パピーとの共演、デヴィッド・クロスビーのライトハウス・バンドへの参加と活動領域が大きく広がっている。

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