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2017年12月アーカイブ

ドキュメンタリー映画『私が殺したリー・モーガン』上映中!:ニュース / NEWS

2018年、生誕80周年を迎える天才トランぺッター、リー・モーガンのドキュメンタリー映画
『私が殺したリー・モーガン』が東京、名古屋に続き、順次公開中です。

ご存知の通り、1972年の冬、内縁の妻によって殺されたリー・モーガン。
あの一夜の悲劇の真実に迫るドキュメンタリー作品です。

好評につき、様々な関連企画も決まっています!


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【ドキュメンタリー映画『私が殺したリー・モーガン』】

【詳細】
若干18歳で名門ブルーノート・レコードからデビューするなど稀なる才能で駆け上がったスターダム。ドラッグでの転落。二人三脚で救い出したひと回り歳上の女性ヘレンとの出会い。そんな二人に対するミュージシャン仲間からの温かい眼差し、評価。その関係を崩壊させる新恋人の登場と凶行―。
銃と運命の引き金を引いた内縁の妻ヘレン・モーガンが最晩年に残した唯一のインタビューに、友人や関係者たちの証言を加え、リーとヘレンをとりまく周囲の人間模様と変化が徐々に明らかになる。

【劇場詳細】
『I Called Him MORGAN 私が殺したリー・モーガン』
12/16~ アップリンク渋谷
12/24~ 名古屋シネマテーク
1/13~1/26 横浜シネマリン
1/27~2/9 第七芸術劇場(大阪)
5/15~5/25 神戸アートビレッジセンター
ほか全国ロードショー

公式ホームページ


【『私が殺したリー・モーガン』大ヒット記念】

<企画1>
【来場者プレゼント】 
配布:12月30日(土)~
劇場リーフレット「映画を観る(観た)人の為の、主要アルバムでたどるリー・モーガン」 
※無くなり次第終了

リー・モーガンは劇中に描かれているように、ドラッグの悪癖でライヴ・シーンでの信用と演奏機会を失ってゆきますが、その間もブルーノートのレコーディングは継続的にこなし"名盤"を世に送り続けていた為、その退廃的な一面を知るジャズ・ファンは少なかったのではないでしょうか? 年間3~4作契約(!)というブルーノートの好条件もありますが、ライヴ・パフォーマンスと異なり、演奏も休憩も自分のペースで出来るスタジオ作業は、リーにとって"最後の仕事場"だったかも知れません。
ここではその短い生涯を、驚くべき継続的レコーディング歴と照らし合わせて辿ります。劇中の楽曲や登場人物についての理解も深まる充実の内容で、映画をよりお楽しみいただけます。


<企画2>
スペシャル・ミニライブ付き上映  
出演:類家心平(tp)&栗林すみれ(p)
開催場所 : アップリンク渋谷  
東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル4階
日時 : 1月7日(日)13:40回上映後

【ライブ付き特別料金】
一般・学生・シニア:¥2,200/UPLINK会員¥1,500

国内のライブ&レコーディング・シーンでの活躍目覚ましい新進気鋭ジャズ・ミュージシャンの二人による特別ライブを開催。大名曲「アイ・リメンバー・クリフォード」他、リー・モーガンやジャズ・トランペットにまつわる、ここでしか聴けない特別レパートリーをお届けします。


★出演者プロフィール
類家心平(トランペット)
青森県八戸市出身。10歳で小学校の吹奏楽部でトランペットを始め、高校生のときジャズに傾倒する。卒業後は海上自衛隊音楽隊に入隊。2001年に上京し、2004年メジャーデビュー。自身のバンドや菊地成孔ダブセプテット他多数の著名グループで活躍している。2016年最新作『UNDA』発表。 
http://ruike.daa.jp/infomation.html

栗林すみれ(ピアノ)
長野県出身。2014年4月ハービー・ハンコック提唱の「インターナショナル・ジャズ・デイ」の姉妹イベント「ジャズ・オーディトリア」の記念すべき第一回オープニング・アクトを飾り、5月ブルーノート東京に出演、同年7月CDデビュー。2018年には3RDアルバムを発表予定。
http://sumirekuribayashi.tumblr.com/


【映画 予告編】 私が殺したリー・モーガン

夜ジャズミーティング2017:スタッフの声 / FROM STAFF

ジャズアラウンドの重要人物が集い、その年を振り返りつつベストディスクを発表するという、
年末恒例企画「夜ジャズミーティング」。
昨年に続き、今年も「HMV record shop渋谷」にて公開収録を行いました!!

■夜ジャズ.Net
//www.jjazz.net/programs/yorujazz/
(配信期間:2017年12月20日~2018年1月24日)


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参加メンバーは、DJ/プロデューサー、松浦俊夫さんとブラジル音楽のエキスパート、中原仁さん。
ジャズリスナーも見逃せない今のブラジル音楽のシーンについて
詳しくは番組でお楽しみ頂くとしまして、ここでは皆さんの年間ベスト3作品をご紹介。
中原仁さんはアナログリリースしばりによるセレクトです。

公開収録をした「HMV record shop渋谷」にも是非お店にもお立ち寄り下さい。


収録協力:HMV record shop渋谷


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【2017年 年間BEST3アルバム】


selected by 須永辰緒


カマシ・ワシントンのバンドでもキャリアを知られるトロンボーン奏者、RYAN PORTER。LAジャズシーンからは次から次へとワールドワイドな新鋭が登場するけど、カマシは勿論サンダー・キャットやジョセフ・ライムバーグも参加している。つまりは一連のセッションから生まれたリーダーアルバムということです。子どものためのジャズを謳いながら、音楽知を充分堪能できる素晴らしい内容。

YARON HERMANはイスラエル生まれパリ在住のピアニスト。ジャズ、ポストロック、エレクトロを基調としながらも佇まいはクラシカル。ここ数年はポスト・エスビョルン・スベンソンを探す毎日ですが、ESTをアップデートさせたようなこのアルバムに出会えて、それはある程度達成できたような気がします。哲学、数学、物理学を基にしたメソッドを修学。

そして最後は自身コンパイルの『須永辰緒の夜ジャズ・外伝3』。世界がネットで繋がって以降「ダンスフロアを通過した耳で表現するジャズ」という考え方は最早過去のものとなりつつあります。YouTubeやMIXCLOUDなど双方向的に世界中と簡単につながることができるし、最先端の音楽も容易く入手できる。そうなると我が日本からも才能は世界に飛び出せる、ということでそんな才能の一端をキュレーションしています。



2017 Years Best-須永辰緒-

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Title : 『Spangle-Lang Lane』
Artist : Ryan Porter
LABEL : rings
NO : RINC-29
RELEASE : 2017.9.20

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Title : 『Y』
Artist : Yaron Herman
LABEL : Blue Note Records
NO : 5743003
RELEASE : 2017.4.4

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Title : 『須永辰緒の夜ジャズ・外伝3 ~All the young dudes~ すべての若き野郎ども』
Artist : V.A.
LABEL : Playwright
NO : PWT-36
RELEASE : 2017.8.2

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【須永辰緒 プロフィール】
Sunaga t experience =須永辰緒によるソロ・ユニット含むDJ/プロデューサー。 DJとして東京、大阪でレギュラー・パーティーを主宰 。DJプレイでは国内47都道府県を全て踏破。欧州からアジアまで海外公演も多数。MIX CDシリーズ『World Standard』は10作を数え、ライフ・ワークとも言うべきジャズ・コンピレーションアルバム 『須永辰緒の夜ジャズ』は15作以上を継続中。国内から海外レーベルのコンパイルCDも多数制作。多数のリミックスワークに加え自身のソロ・ユニット"Sunaga t experience"としてアルバム5作を発表。最新作『STE』はDJ生活30周年を記念。ゆかりのあるアーティストをジャンルや国境を超えてフィーチャーしBLUE NOTEよりリリース。多種コンピレーションの 監修やプロデュース・ワークス、海外リミックス作品含め関連する作品は延べ200作を超えた。日本一忙しい"レコード番長"の動向を各業界が注目している。

須永辰緒 Official Site  


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selected by 松浦俊夫


今年も大いに悩み、アナログ化していない作品に特に素晴らしい作品があったため今回は縛りをはずした結果このようになりました。

齢80を越えても音楽への情熱が尽きるどころか溢れ出ているラテンジャズ・マエストロ、エディ・パルミエリの最新作。秀抜なのはヴィブラフォン奏者のカル・ジェイダー作で50年前に共に録音したSamba Do Suenhoの再演。テンポを落としてムードが一層増しました。

それに対し若干23歳でありながら既に貫禄十分な2010年代のビート詩人、アーチー・マーシャルによるソロ・プロジェクト、キング・クルールのセカンド。相変わらずのオルタナにジャズ感が増したのは制作にあたって聴き込んだというエンニオ・モリコーネなどの70年代イタリア映画音楽の影響なのでしょうか。

そして昨年亡くなったサックス奏者、宮本大路のラスト・アルバム。プロデューサーである三宅純の盟友宮本への愛と80年代のソリッドなムードを大いに感じた傑作です。





2017 Years Best-松浦俊夫-

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Title : 『Sabiduria』
Artist : Eddie Palmieri
LABEL : AGATE/Inpartmaint Inc.
NO : AGIPI-3591
RELEASE : 2017.5.21

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Title : 『The Ooz』
Artist : King Krule
LABEL : BEAT RECORDS / XL Recordings
NO : XL-872CDJP
RELEASE : 2017.10.13

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Title : 『Last Picture』
Artist : 宮本大路
LABEL : P-VINE
NO : PCD-28037
RELEASE : 2017.6.21

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【松浦俊夫 プロフィール】

1990年、United Future Organization (U.F.O.)を結成。日本におけるクラブカルチャー創世記の礎を築く。12年間で5枚のフルアルバムを世界32ヶ国で発売し、高い評価を得た。独立後も精力的に国内外のクラブやフェスティバルでDJ。さらにイベントのプロデュースやファッション・ブランドなどの音楽監修を手掛ける。
2018年イギリスの若手ミュージシャンらをフィーチャーしたプロジェクトToshio Matsuura Groupのアルバムをワールドワイド・リリース予定。
InterFM897"TOKYO MOON"(毎週水曜17:00)Gilles Peterson's Worldwide FM"WW TOKYO" (第1&3月曜19:00) 好評オンエア中。

松浦俊夫 Official Site

 


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selected by 中原仁


「夜ジャズ.Net」ということで、ブラジル音楽の中でもジャズやフュージョンにもつながるものを"アナログしばり"で選びました。
まずは2016年リリースの話題盤なのですが、アナログは日本のみで2017年に発売したということで。サンパウロの若手、ロウレンソ・ヘベッチスのアルバム。ギル・エヴァンスやマリア・シュナイダーにも通じるジャズのラージ・アンサンブル的なサウンド、そしてディアンジェロやケンドリック・ラマーも大好きということで今のヒップホップ、ビートミュージックにも精通しています。さらにブラジル・バイーアの宗教楽器を取り入れるなど、時空を超えた融合感があります。そしてプロデュースは今はリオに住むアート・リンゼイ!

続いてはそのアート・リンゼイの13年振りのオリジナルアルバム。実はこの作品には先ほど紹介したロウレンソ・ヘベッチスのレコーディング時に自分の作品用に録音した音源も収録されています。この新作ではNY の面白い気鋭ミュージシャンのリズムセクションとバイーアのパーカッション隊をミックス。アート曰く、「ゴスペルとブラジルのカンドンブレの儀式のリズムを融合させた。」ということです。

最後はジョアン・ドナートと息子ドナチーニョとのDUO作品。 ジョアン・ドナートはご存知、ボサノヴァの先駆者といわれるレジェンドで、83歳の今も現役で活躍中なのですが、このアルバムは現在32歳というまだ若い息子、ドナチーニョがプロデュース。親子揃って楽しそうにエレピを弾きまくっています。実はこのドナチーニョ、12歳の時にハービーハンコックの『ヘッドハンターズ』を聴いて音楽に目覚め、そこからキーボードを弾き始めたということで、ハービーが大好き。僕のように70年代後半から80年代前半のフュージョン全盛期に20代を過ごしたものとしては胸がキュンとなるサウダージな音が詰まっています。





2017 Years Best-中原仁-

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Title : 『O CORPO DE DENTRO』
Artist : Lourenco Rebetez
LABEL : SUBURBIA RECORDS
NO : SULP-1001
RELEASE : 2017.7.19

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Title : 『Cuidado Madame』
Artist : Arto Lindsay
LABEL : Northern Spy
NO : NTHS901
RELEASE : 2017.5.19

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Title : 『Sintetizamor』
Artist : JOAO DONATO E DONATINHO
LABEL : THINK! RECORDS
NO : THLP-428
RELEASE : 2017.9.6

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【中原仁 プロフィール】

音楽・放送プロデューサー/選曲家 株式会社アルテニア代表。

1954年・横浜生まれ。77年からFM番組の選曲・構成を始め、並行して84年までジャズ・フュージョン系のマネージメントとプロデュースに従事。88年から現在まで続くブラジル音楽中心の番組 「サウージ!サウダージ」(J-WAVE)のプロデュース/選曲をはじめFM音楽番組の選曲/制作、50タイトルを超えるコンピレーションCDの監修/選曲、空間BGMの監修/選曲、コンサートの企画プロデュース、ステージ構成/演出、ライター、DJ、MC、カルチャーセンター講師としても活動。

制作に関わった新作は『アーキテクト・ジョビン/伊藤ゴロー アンサンブル』(共同プロデューサー/2017年)。監修・選曲を手がけた最新のコンピレーションCDは『ミュージック・オブ・アントニオ・カルロス・ジョビン〜ビーチ・アンド・フォレスト』(2017年)。


中原仁 Official Blog




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Monthly Disc Review2017.12.15:Monthly Disc Review

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Title : 『Oxymoron』
Artist : 吉本章紘・須川崇志



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サックスとベースのデュオ、といって思いつくのはLee KonitzとRed Mitchellによる『I Concentrate On You』だ。Cole Porter作曲のスタンダードを取り上げたトリビュート盤で、リラックスした雰囲気に潜む緊張感がたまらない。派手さはないけれどひそかな名盤だと思っている。今でこそApple Musicでも聴けてしまうけれど、数年前は結構がんばって探して手に入れた記憶がある。今年の4月にはディスクユニオンからCDでも再発された。


今回紹介する吉本章紘と須川崇志による『Oxymoron』を聴いた時にまず感じたのは、Lee KonitzとRed Mitchellによる作品の緊張と緩和のバランスをひっくり返したような不思議な感触だった。


下北沢のライブハウス:アポロでのライブ録音によるこの作品は、全曲が即興演奏。2分〜4分ほどの短い即興が連なって一つの作品となっている。即興のヒリヒリするような緊張感はずっとあるのに、どこか室内楽や映画音楽的な響きにも聴こえてきて、須川のアルコとサックスの音色が混ざり合う瞬間には心地よささえおぼえる。吉本がクラリネットに、須川がチェロに持ち替えるとまた世界が聴こえてくる。音の鳴り方やプロセスが決して予定調和的でないところ、斬り合いでもプロレスでも無く真摯に音楽を作り上げる絶妙なバランス感覚に、両者の凄みを感じる。ラストの一曲ではトランペット奏者のNiran Dasikaも加わり、アヴァンになるかというこちらの期待を裏切って、より一層アンサンブルは調和へと向かっていくのも印象的だ。


本作が録音された下北沢アポロで繰り広げられているようなクリエイティヴな音楽の世界を、奏者の息づかいまで聴こえてくる録音が空気感までしっかりと伝えている。そういった意味では、この作品は2017年の日本のジャズシーンをしっかりととらえたドキュメンタリー的な作品でもあると言えよう。

文:花木洸 HANAKI hikaru


【Akihiro Yoshimoto × Takashi Sugawa "Oxymoron"】



吉本章紘 Official

須川崇志 Official



Recommend Disc

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Title : 『Oxymoron』
Artist : 吉本章紘・須川崇志
LABEL : MOR Records
NO : MOR1002
RELEASE : 2017.8.23

✴︎限定300枚プレス、各ライブ会場にて販売


【SONG LIST】
01. Walk Around
02. Water Ripples
03. Password 
04. Mokume #1
05. Bass
06. Room
07. Suidokan
08. Mokume #2
09. Wheel 
10. Mokume #3
11. Enpitsu Hiko

Akihiro Yoshimoto - soprano sax, clarinet
Takashi Sugawa - contrabass, cello
Niran Dasika - piccolo trumpet  (only #11)




音楽ライター柳樂光隆氏による人気のムック『Jazz The New Chapter 』の第4弾が2017年3月8日に発売。今回も花木洸が選盤などを担当しています。

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■タイトル:『Jazz The New Chapter 4』
■監修:柳樂光隆
■発売日:2017年3月8日
■出版社: シンコーミュージック

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毎号重版を続ける話題のムック、第4弾が遂に登場!
今や現代の音楽シーンを左右する一大潮流となった"ジャズ"の最突端で今、何が起きているのかを、詳細なテキストと計150枚のディスク評で徹底検証。ジャズを活性化したネオソウルとの蜜月を改めて紐解く一方、ジャズを触媒として生まれた新たな潮流にも目を向け、脈打ち続けるジャズの「今」を深く掘り下げます。


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「Monthly Disc Review」アーカイブ花木 洸

2015.04 ・2015.05 ・2015.06 ・2015.07 ・2015.08 ・2015.09 ・2015.10 ・2015.11 ・2015.12 ・2016.01 ・2016.02 ・2016.03 ・2016.04 ・2016.05 ・2016.06 ・2016.07 ・2016.08 ・2016.09 ・2016.10 ・2016.11 ・2016.12 ・2017.01 ・2017.02 ・2017.03 ・2017.04 ・2017.05 ・2017.06 ・2017.07 ・2017.08 ・2017.09 ・2017.10 ・2017.11




Reviewer information

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花木 洸 HANAKI hikaru

東京都出身。音楽愛好家。
幼少期にフリージャズと即興音楽を聴いて育ち、暗中模索の思春期を経てジャズへ。
2014年より柳樂光隆監修『Jazz the New Chapter』シリーズ(シンコーミュージック)
及び関西ジャズ情報誌『WAY OUT WEST』に微力ながら協力。
音楽性迷子による迷子の為の音楽ブログ"maigo-music"管理人です。

花木 洸 Twitter
maigo-music

夜ジャズミーティング2017 公開収録決定!:ニュース / NEWS

須永辰緒ナビゲート「夜ジャズ.Net」の年末恒例企画、「夜ジャズミーティング」が今年も開催!
(昨年の様子はこちら

毎回ジャズ~クラブシーンの重要人物が集まり、
自身の年間ベスト作品を紹介しながらその年を振り返るというこの人気企画。
今年も「HMV record shop 渋谷」で公開収録を行います。

今年はお馴染みの須永辰緒さん、松浦俊夫さんに加え、
ブラジルといえばこの方、J-WAVEの長寿番組「サウージ!サウダージ」をはじめとする
音楽番組のプロデューサー、そして選曲家として知られる中原仁さん。
拡張するブラジル音楽の最前線についても教えて頂きます。

それぞれが選ぶ2017年ベスト作品は何なのか?
当日は皆さんのベスト3作品を聴きながらお送りします。

観覧は無料ですので是非気軽にお越しください。


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【夜ジャズミーティング 公開収録】
ジャズをキーワードにしたインターネットラジオJJazz.Netで須永辰緒がナビゲーターを務める番組「夜ジャズ.Net」。番組では年末の恒例企画として毎回ジャズアラウンドのゲストと共にその年を振り返りつつ、それぞれの年間ベスト作品を紹介する「夜ジャズミーティング」を開催しています。昨年に続き今年も「HMV record shop 渋谷」にて公開収録!ジャズ~クラブシーンの重要人物が会するこの機会をお見逃しなく。

【日時】
12/15(金)18:30~(20:00頃終了予定)

【会場】
HMV record shop 渋谷 1F
東京都渋谷区宇田川町36-2 ノア渋谷1F 渋谷駅ハチ公口改札から徒歩7分 東急ハンズ向かい
HMV record shop 渋谷

【内容】
インターネットラジオ、JJazz.Netで須永辰緒がナビゲーターを務める番組「夜ジャズ.Net」の公開収録

【出演者】
須永辰緒、松浦俊夫、中原仁

【参加方法】
観覧無料


■参考リンク
須永辰緒 Officail Web
松浦俊夫 Officail Web
中原仁
HMV record shop 渋谷 Officail Web
JJazz.Net

bar bossa vol.76:bar bossa

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vol.76 - お客様:金野和磨さん(Gerbera Music Agency)

【テーマ:最近のオススメの日本人アーティスト】


いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

今月はミュージシャンのエージェント会社 Gerbera Music Agencyの代表をしている金野和磨さんをお迎えしました。


林;こんばんは。早速ですがお飲物をおうかがいしますね。


金野;林さんの今日のオススメのワインをお願いします!甘口のものだと嬉しいです。


林;でしたら、今は南仏のミュスカがありますからそちらにしますね。さて、お生まれと小さい頃の音楽環境のことを教えていただけますか。


金野;1987年に宮城県の気仙沼で生まれました。住んでいる地域の周辺にライブハウスもありませんでしたし、習い事もサッカーでしたし、両親も音楽関係の仕事をしているわけではなかったので、小さいころは音楽と無縁な生活でした。両親がよくCDをレンタルしてカセットに入れていたので、自宅では流行りの音楽には触れていましたが。CDも中学に入るまで買いませんでした。


林;気仙沼ですか。畠山美由紀さんと同郷ですね。なるほど、金野さんの世代だとご両親がレンタルCD世代なんですね。その後はどうですか?


金野;中学に入ってからもサッカー三昧だったのですが、音楽に詳しい友人の影響で音楽を自分で聴くようになりました。当時はMD全盛期だったので、『俺ベスト』的なMDをつくって貸し借りしていましたね。1文字1文字楽曲タイトルを入れないといけなかったので、その作業がMDへの愛着に繋がっていた気がします。


林;確かにMDは文字を入力しましたね。懐かしい。最初に買ったCDは?


金野;初めてCDを買ったのは中学1,2年ごろに買ったBUMP OF CHICKENのメジャー1枚目のアルバム『jupiter』でした。このアルバムは当時友人・知人の間でものすごい人気でして。たぶん軽く30回は貸したと思います。最後の方はパッケージも歌詞カードもボロボロになっていて、ディスクも傷がついて再生できなくなっていました。BUMP OF CHICKENの人気の凄まじさを肌で感じましたね。


林;そうかあ、中学でBUMP OF CHICKENのCDを30回は貸すっていうのが、ほんと時代ですね。その後は?


金野;大学進学に合わせて上京したのですが、最初の住むことになった学生会館(いろんな大学の学生が住む男子寮みたいな施設)で知り合った友人に勧められて聴いたのがBLANKEY JET CITYやTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT、THE YELLOW MONKEYでした。


林;お、カッコいいですね。


金野;この3組は周りに合わせて当時の流行りの音楽しか聴いてこなかった自分にとってかなりの衝撃で、そこから初めて音楽を自分で掘るようになります。1950~60年代のロックンロールとか、グラムロックとか、パンクとか。グラムロックやパンクはファッションも特徴的だったので、音楽とファッションのカルチャーについても調べたりしていました。


林;やっぱりみんなそこを通りますよね。


金野;社会人になってからも音楽を自分で掘る楽しみみたいなものに取り憑かれていたんですが、このころ(2010年ごろ)からオリコンの上位がアイドルやジャニーズで埋め尽くされるようになりまして、良い音楽がこれだけ溢れているのになぜそれが反映されないのか疑問に思ったんです。今思うと音楽ビジネスのことを何も知らなかったからこんなこと言えたんだなと思いますが、当時は率直に「日本の音楽業界は終わってる」と思いました。なので、自分で変えてやろうと思い、新卒で入った会社から音楽サービスの会社に転職して音楽の仕事に携わるようになりました。


林;なるほど。今のお仕事はどうでしょうか? 良いことや悪いことなどがあれば教えていただけますでしょうか。


金野;天職だと思っています。やりがいしかないので一生続けたいです。「良いこと」はとんでもないライブに出会う機会が多いこと、自分たちのサポートしているアーティストやチームのメンバーが活躍しているさまを見ることなど、たくさんあります。一方、「悪いこと」は自分の力不足でアーティストが活動休止したり、自分たちのもとを離れてしまうときなどです。これはもう経験や知識を積んでいって減らしていくしかないと思っています。


林;これからの音楽はどうなると思いますか?


金野;まず音楽とリスナーを取り巻く環境の話ですが、主にSpotifyをはじめとしたストリーミングサービスのさらなる普及によって、これからプレイリストを通じて新しい音楽と出会う機会が増えていくと思います。伴って、プレイリストの楽曲を選ぶ「キュレーター」と呼ばれる人たちの存在感も増していくと思います。


林;なるほど。


金野;また、SpotifyやApple musicは海外のリスナーとの接点になりますので、これからそれらのサービスを通じて、国内アーティストの海外進出がより積極的になっていくのだろうと思います。ライブホール「Zepp」がマレーシアやシンガポールなどアジア各都市に展開されていくことをはじめ、環境も整備されていくと思いますし。

ただ1つ補足しておきたいのが、ストリーミングによってCDが急速に淘汰されていくようなイメージは持っていません。現在ストリーミングサービスにはサザンオールスターズやジャニーズの楽曲など、解禁されていない人気アーティストの楽曲がまだまだたくさんあり、普及が思うように進まない要因の1つになっています。これらの楽曲は今後のストリーミングサービスの成長に合わせて少しずつ解禁されていくとは思いますが。そういった事情があるため、ストリーミングの普及とCDの衰退は今後もゆるやかに進んでいくイメージを持っています。また、ハイレゾとアナログはストリーミングとシェアを食い合うようなイメージは持ってませんので、今後も堅調に売上を伸ばしていくんじゃないかなと思います。


林;さすがすごく具体的で面白いです。


金野;最後にアーティストを取り巻く環境については、これからはアーティストがセルフマネジメントするための会社をつくったり、自らマネージャーや宣伝担当者を雇って活動していくケースが増えていくのではないかと思っています。これまでアーティストがのし上がっていくには事務所やレコード会社に所属する以外に選択肢がなく、自らがリスクを取って主体的にチームを動かしていきたいタイプのアーティストにはフィットしないケースが少なからずありました。そうした背景があり、所属している事務所やレコード会社から独立して活動するアーティストが少しずつ増えてきています。僕個人としては、アーティストは自らプロジェクトの責任者として全ての意思決定と実行に主体的に関わっていくべきだと思っているので、この流れをエージェントとしてサポートしていきたいと思っています。

この件に関しては先日ブログを書いたので、ご興味ある方にはぜひご覧になっていただきたいです。

http://gerbera-music.agency/course-of-action-2017/


林;すごくよくわかりました。最前線でやられている金野さんならではのお言葉ですね。さて、今後はどうされる予定でしょうか?


金野;まず、音楽業界でやりたいことをやるためには兎にも角にも実績が必要なため、いま弊社でサポートしているクライアントアーティストが成功できるよう全力を尽くしていきます。「成功」というのは武道館での単独公演やホールツアーをイメージしています。


林;まずそこからということですね。


金野;実績ができ、自社の知名度が上がってからどうするかはまだ決めていないのですが、候補としては2つあります。1つはアーティストのエージェント会社として、クライアントアーティストがより成功しやすいような環境を整備していくこと。例えばレコーディングスタジオを持つとか、ライブ制作事業をはじめるとか、グッズ制作事業をはじめるとか、そういったイメージです。

もう1つは、アーティストが音楽活動をしやすくなるようなプラットフォームをつくること。例えば自主で活動するアーティストがチームをつくりやすくなるよう、クリエイター(デザイナー、映像作家、VJ、照明)をアーティストとマッチングさせるようなプラットフォームですね。この2つのうちどちらの方向に進むかはいま現在では検討もつきませんが、より日本のアーティストが活動しやすくなるような、音楽を続けやすくなるような事業をしたいです。


林;期待しております。それではみんなが待っている選曲ですが、テーマは僕から「最近のオススメの日本人アーティスト」でお願いしたいのですが、いかがでしょうか。


金野;では、8曲、おすすめしますね。


01. ここにしかないって言って / ものんくる



金野;いま知名度を上げている「日本語ポップス×ジャズの新感覚ユニット」です。ベースはポップスでありつつもジャズの要素が自然と溶け込んでいて、身体を揺らしたくなるリズム感、グルーヴ感があります。ものんくるに限らず、最近ポップスとジャズをかけ合わせたアーティストが少しずつ増えてきている気がします。


林;ものんくる、すごくいいですよね。吉田沙良さん、すごく可愛いですし。


02. めたもるセブン / けもの



金野;女性ジャズ・ヴォーカリスト青羊(あめ)によるソロ・ユニット。80年代のシティ・ポップが好きな方には特にフィットするかもしれません。今年7月にリリースされたアルバムのリード曲で衝撃を受けてすぐにアルバム買ってライブ行きましたがどちらも素晴らしかったです。


林;この人も、僕のTLでみんながよく話題にしていますね。声の耳ざわりもいいですよね。


03. 滲んだ / nica



金野;『Urban Jazzy Pop』を掲げている男女デュオ・バンド。キャッチコピー通り、都会的で心地よいサウンドとグルーヴ感が特徴です。夜終電なくして歩いて家まで帰らないといけなくなったときにコンビニで買った酒飲みながら聴きたいです。


林;金野さんのそのコピーが秀逸です! これ、金野さんにおすすめいただいて、すごく聞いています。すごく売れてほしいですね。


04. Gospel In Terminal / bonobos



金野;6月に彼らのBillboard公演を観て感動したのですが、2017年のbonobosはネオ・ソウルや現代ジャズのグルーヴを纏っており、控えめに言って極上です。無限に聴き続けられます。すでにご存じの方も多いバンドだと思いますが、今観ておくべきだと思います。


林;確かに、控えめに言って極上ですね。曲もすごくいいですよね。


05. Midnight Cruise / WONK



金野;昨年彗星のように現れた、東京発〈エクスペリメンタル・ソウル〉 バンド。ハイエイタス・カイヨーテに代表されるフューチャーソウル/R&Bをこれだけ高いレベルで表現している日本人バンドは他にいないのではないかと思います。最初聴いたときはそのよれたリズムに面食らったんですが、何回も聴いているとそれが気持ち良く感じてくるんですよね。


林;なんか変な表現ですけど、日本人じゃないみたいですね。カッコいいです。


06. my hawaii "Setsuna" live at FEVER 2016.05.09



金野;LAで活動する日本人ミュージシャン鹿野洋平を中心に結成された6人組バンド。彼らに出会うまではこういう土っぽさを感じるゆったりとした音楽に興味を持てないでいたんですが、昨年彼らのライブを観てその魅力に気づきました。音の響きや音色に圧倒的な豊かさを感じられて、ああ、こういう音楽の魅力ってこれだったんだと、しみじみ思いました。この日のmy hawaiiは僕にとって2016年のベストライブでした。


林;へええ、LAで結成で、ジャパン・ツアーなんですね。いいですねえ。


07: ROTH BART BARON "BEAR NIGHT" | FULL SET | Dec 20th 2016



金野;三船雅也(vocal/guitar)と中原鉄也(drums/piano)の二人組からなるインディフォークバンド。昨年『hoshioto』という、星空の綺麗な岡山の野外フェスで彼らのライブを初めて観たのですが、my hawaiiのライブを観たときに近い豊かさ、美しさを感じました。
my hawaiiはメロディとハーモニーの美しさが際立っているバンドだと思っているのですが、ROTH BART BARONは生命力、力強さを感じさせる壮大なサウンドスケープが最大の魅力だと思います。


林;インディーフォークなんですね。たしかに曲はフォークですね。もう全然知らない世界でした。


08: 4AM Mellow Diver(山中さわおRemix) / ArtTheaterGuild



金野;先日チームのメンバーがTwitterでシェアしたのを聴いて知ったバンドです。最近のバンドでthe pillowsやスピッツを想起させるようなバンドに出会うことってほとんどないんですが、このバンドには似た成分を感じました。一生聴けそうなポップス。実際、この楽曲は彼らに惚れ込んだthe pillowsのリーダー、山中さわおさんがリミックスを担当しているようです。


林;おお、いいですね。抑制した感じですが少しづつじわじわ心に響きますね。


●金野さんのtwitter
https://twitter.com/konno108/

●Gerbera Music Agency
http://gerbera-music.agency/


金野さん、お忙しいところどうもありがとうございました。
金野さんの今後のご活躍、期待しております。

みなさん、もうすっかり師走ですね。
街ではクリスマスソングが流れていますが、いい音楽は聴いていますか? 
それではまた来月もこちらのお店でお待ちしております。

bar bossa 林伸次


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■Bar bossa林さんが選曲したコンピレーションアルバムが11/16リリース!

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■タイトル:『Happiness Played In The Bar -バーで聴く幸せ- compiled by bar bossa』
■アーティスト:V.A
■発売日:2016年11月16日
■レーベル: ユニバーサル ミュージック
■品番:UICZ-1646

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【収録曲】
1.Blossom Dearie / It Might As Well Be Spring
2.Bill Evans / Soiree
3.Paul Desmond / Emily
4.Bill Evans Trio / Elegia
5.Quincy Jones and His Orchestra / Dreamsville
6.Gerry Mulligan / Night Lights
7.Vince Guaraldi Trio / Great Pumpkin Waltz
8.Cal Tjader / Just Friends
9.Shirley Scott/Can't Get Over The Bossa Nova
10.Blossom Dearie / Give Him The Ooh-La-La
11.Burt Bacharach / I'll Never Fall In Love Again
12.NICK De CARO and orchestra / I'M GONNA MAKE YOU LOVE ME
13.Blossom Dearie / Sweet Surprise
14.Beach Boys / Caroline No
15.Burt Bacharach / Alfie
16.Milton Nascimento / Catavento
17.Earl Klugh / The April Fools
18.Danilo Perez/Another Autumn


【林 伸次 近著】

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■タイトル:『バーのマスターは「おかわり」をすすめない 飲食店経営がいつだってこんなに楽しい理由』
■著者:林 伸次
■発売日:2016年9月9日
■出版社: DU BOOKS
■金額:¥1,728 単行本

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「このビール、ぬるいんだけど」とお客さまに言われたら、あなたならどう対応しますか?
その都度悩んで、自ら回答を見つけてきた渋谷のバーのマスターの約20年。
楽しく経営を続けられたのには理由がある!

「バーの重たい扉の向こうには、お客さま、店主、お酒......その他たくさんの物語が詰まっています。ぜひ、あなたもその物語に参加してみてください。」
――本文より


「bar bossa」アーカイブ

vol.1 「モニカ・サウマーゾ」 ・vol.2 高木洋介 ・vol.3 「クリスマス・ソングのボサノヴァ」 ・vol.4 柳樂光隆 ・vol.5 「1960年代当時のブラジルのボサノヴァ女性シンガー特集」 ・vol.6 松原繁久 ・vol.7 「1970年代から1980年代までのブラジルのボサノヴァ女性シンガー特集」 ・vol.8 中村ムネユキ ・vol.9 「現代のブラジルのボサノヴァ女性シンガー特集」 ・vol.10 江利川侑介 ・vol.11 「エレンコ・レーベル」 ・vol.12 田仲昌之 ・vol.13 「ルミアール・ヂスコス」 ・vol.14 定成寛 ・vol.15 寺田俊彦 ・vol.16 白尾嘉規 ・vol.17 「畠山美由紀『rain falls』 プロデューサー中島ノブユキ インタビュー」 ・vol.18 山本勇樹 ・vol.19 「ジノンさん ルシッド・フォールについて」 ・vol.20 大場俊輔 ・vol.21 「ブラジル人と演奏しているアメリカのジャズ・ミュージシャン特集」 ・vol.22 武藤サツキ ・vol.23 「Lucid Fall (The Best of)」 ・vol.24 筒井奈々 ・vol.25 「THE PIANO ERA2013」 ・vol.26 山上周平 ・vol.27 ジノン ・vol.28 東野龍一郎 ・vol.29 林伸次 ・vol.30 中村智昭 ・vol.31 齊藤外志雄 ・vol.32 染谷大陽 ・vol.33 稲葉昌太 ・vol.34 小嶋佐和子 ・vol.35 石郷岡学 ・vol.36 原田雅之 ・vol.37 松本研二 ・vol.38 塚田耕司 ・vol.39 岩間洋介 ・vol.40 中村信彦&真理子 ・vol.41 白尾嘉規 ・vol.42 田仲昌之 ・vol.43 山本勇樹 ・vol.44 新川忠 ・vol.45 川嶋繁良 ・vol.46 田村示音 ・vol.47 山崎雄康 ・vol.48 上川大助 ・vol.49 町田和宏 ・vol.50 林下英治 ・vol.51 シュート・アロー ・vol.52 高橋悠 ・vol.53 沼田学 ・vol.54 庄野雄治 ・vol.55 山本のりこ ・vol.56 渡部徹 ・vol.57 小栗誠史 ・vol.58 相澤歩 ・vol.59 土田義周 ・vol.60 榎本善一郎 ・vol.61 町田洋子 ・vol.62 影山敏彦 ・vol.63 花田勝暁 ・vol.64 宮川泰幸 ・vol.65 林伸次 ・vol.66 高原一実 ・vol.67 松岡祐子 ・vol.68 宿口豪 ・vol.69 石亀政宏 ・vol.70 愛知アンディー有 ・vol.71 三原秀章 ・vol.72 キム・ジノン ・vol.73 花崎章 ・vol.74 洞澤徹 ・vol.75 太田美帆


bar bossa information
林 伸次
1969年徳島生まれ。
レコファン(中古レコード店)、バッカーナ&サバス東京(ブラジリアン・レストラン)、
フェアグランド(ショット・バー)を経た後、1997年渋谷にBAR BOSSAをオープンする。
2001年ネット上でBOSSA RECRDSをオープン。
著書に『ボサノヴァ(アノニマスタジオ)』。
選曲CD、CDライナー執筆多数。
連載『カフェ&レストラン(旭屋出版)』。

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●TEL/03-5458-4185
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18:00~24:00 bar time
●定休日/日、祝
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